JPH0274779A

JPH0274779A - カーテン付き扉

Info

Publication number: JPH0274779A
Application number: JP22726588A
Authority: JP
Inventors: Takeshi Kokubu; 國分　武; Masato Kamiaka; 正人上赤; Mayumi Kitajima; 北島　真弓
Original assignee: Tostem Corp
Current assignee: Tostem Corp
Priority date: 1988-09-10
Filing date: 1988-09-10
Publication date: 1990-03-14
Anticipated expiration: 2010-07-05
Also published as: JPH0762425B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は、ガラス製あるいは合成樹脂製の透光性パネル
を有する扉において、カーテンか取付けられる扉に関す
る。

（従来の技術）ガラス板等透光性パネルを有する扉（以下ガラスドアと
称す）は、従来、勝手口に使用されており、扉にカーテ
ンを取付ける必要はあまりなかった。しかし１例えばテ
ラスもしくはバルコニーへの出入口、ニーテリティール
ームの出入口のように、日あたりの良い部屋でガラスド
アを使用する場合には、カーテンまたはブラインドのよ
うに、日よけを取付ける必要にせまられる。同様に、普
通の居間の外部との開口部においても、洋風建築の増加
や、起伏の多い壁を使用している等の理由により、従来
より使用されていた引違い戸の代わりに、ガラスドアが
使用される頻度が高まっている。そして、このようなガ
ラスドアにおいては、カーテンを取付けるのが普通であ
る。また、室内ドアの場合も、意匠性を配慮してカーテ
ンを取付けることがある。

従来、ガラスドアにカーテンを取付ける場合、まず框型
材に孔をあけ、框型材にねし孔付き裏板を挿入し、該裏
板に螺合するねじにより左右のカーテンレール取付はピ
ースを取付ける構造か採用されていた。

（発明か解決しようとする課題）しかし、上記従来構造によると、框型材にねじを挿通ず
る孔を正確にあける必要かあり、取付けか容易ではない
という問題点があった。また、カーテンレール取付はピ
ースを取り外した場合に、框型材にねじ挿通孔か残り、
また、カーテンレール取付はピースの位置をずらす場合
、前のねじ挿通孔が残り、いずれの場合も美感を損なう
という問題点があった。

本発明は、上記問題点に鑑み、カーテンレール取付はピ
ースの取付けが容易て、取付は位置の調整も容易に行な
え、カーテンレール位置変え等の際にも、框型材等にね
じ挿通孔が残る等の問題が生しることのないカーテンレ
ール取付はピースの取付は構造を有するカーテン付き扉
を提供することを目的とする。

（課題を解決するための手段）本発明のカーテン付き扉は、上記の課題を解決するため
、扉の少なくとも片面に取付はピースを介してカーテン
レールを取付ける扉において、扉の縦框型材または縦額
縁型材の少なくとも片面に長手方向に一部が開口された
取付はピース被嵌合部を形成し、一方、取付はピースは
、カーテンレールの端部な固定する固定部と、前記被嵌
合部への嵌入支持部とにより構成し、前記取付はピース
の前記嵌入支持部を前記被嵌合部に前記開口部より嵌入
して前記取付はピースを前記縦框型材または縦額縁型材
に取付ける構造を有することを特徴とする。

また、本発明において、前記被嵌合部を縦框型材と縦額
縁型材との間の接合部に設けても良い。

（実施例）以下本発明の一実施例を図面により説明する。

第１図は本発明によるカーテン付き扉の一実施例を示す
横断面図、第２図はカーテンレール取付はピースを示す
第１図のＡ矢視図、第３図は第１図の要部拡大図である
。第１図において、１．２はそれぞれ扉の外枠を構成す
る縦框型材および横框型材、３，４はそれぞれ縦框型材
ｌおよび横框型材２間に形成された枠内に組み込まれた
縦額縁型材および横額縁型材であり、これらの型材１〜
４はアルミニウム合金あるいは合成樹脂製押し出し型材
でなり、それぞれ縦横の型材を突き合わせ、ねじ（図示
せず）によって結合することにより。

方形に組み立てられる。５は縦横の額縁型材３．４間に
組み込まれたガラスあるいは合成樹脂製の透光性パネル
である。

６はカーテンレール、７．８はカーテンレール６の両端
部を結合する固定部ａと嵌入支持部すとからなる合成樹
脂製の取付はピース、９．１０は取付はピース７．８の
嵌入支持部すをそれぞれ嵌入し固定する被嵌合部であり
、左右端部の縦框型材ｌと縦額縁型材３との間の結合部
の室内側に長手方向に形成されている。該被嵌合部９、
ｌＯは一部に開口部１１か形成された構造を有する。

本例におけるカーテンレール６は、内部に圧縮ばね１２
を収容した伸縮式て円筒形のものを示し、また、取付は
ピース７．８には、固定部ａに、該カーテンレール６の
端部を嵌め込む穴１３．１４（第２図参照）を有し、カ
ーテンレール６を一方の取付はピース８に設けられてい
る深い方の穴１４に一端を挿入して縮め、この状態で他
端を他方の取付はピース７に設けられている浅い穴１３
に嵌め込む方式のものについて示しているが、この取付
はピース７．８とカーテンレール６との結合構造は、取
付はピース７．８側に圧縮ばねを内蔵する方式、ねじ付
け、取付はピース７．８の弾性を利用した嵌入方式、カ
ーテンレール６と取付はピース７．８との間に保持金具
を介在させる方式等、他の構造を採用できる。また、カ
ーテンレール６にカーテン布を取付ける構造としては、
布の上部に吊輪を取付けてその吊輪をカーテンレール６
に摺動自在に嵌める構造、カーテンレール６に長手方向
に溝を設けてその溝にカーテンレール６の支持具を摺動
自在に嵌め込む構造、カーテン布の上に円形筒部を設け
てその円形筒部にカーテンレール６を通す構造等、種々
の構造か採用され、また、カーテン布としては、意匠工
種々のものが採用され、カーテンレール６がカーテン布
の上下に設けられる場合もある。

取付はピース７．８には、第３図に一方の取付はピース
７で代表して示すように、固定部ａの一端部に対して嵌
入支持部すかＬ字形に突出して形成された平面形状を有
し、また、嵌入支持部すの室内側面と室外側面にそれぞ
れ突起１５．１６を設け、嵌入支持部すのコーナ一部ｃ
、ｄをＲ面に形成している。一方、被嵌合部９を構成す
る縦額縁型材３には、前記突起１６を嵌合する溝１７を
形成している。なお突起１６を型材ｌまたは３に設け、
溝１７を取付はピース７に設けても良い。

取付はピース７は、第３図の２点鎖線に示すように、嵌
入支持部すを扉に対してほぼ直角をなすようにして開口
部１１より被嵌合部９内に挿入し、取付はピース７を２
点鎖線の状態から矢印ｅて示すように回しなから被嵌合
部９内に嵌入支持部すを嵌入する。最終的には、突起１
６か溝１７内に嵌合される。

なお、取付はピース７．８の材質としては、ポリカーボ
ネート、ポリアセタール、ＡＡＳ、ＡＢＳか、耐候性、
耐久性、着色性、復元性の面から好ましいが、他の材質
を用いることもできる。

このように取付はピース７を被嵌合部９内に取付けた状
態においては、嵌入支持部すの両端ｆ、ｇはそれぞれ縦
額縁型材３、縦框型材ｌの壁面ｉ、ｊに当接するので、
取付はピース７の矢印に方向の動きが阻止され、また、
突起１５が壁面立に当接し、突起１６が溝１７内に嵌合
されるので、矢印ｍ方向の動きが防止され、さらに突起
１６か溝１７に嵌合されているので、矢印ｅの反対方向
の回動か防止され、がたつきが防止される。

また、カーテンレール６に内蔵の圧縮ばね１４による押
圧力は、固定部ａの一面か縦框型材１の面ｎに圧接する
と同時に嵌入支持部すの一端部が縦框型材ｌの面ｊに圧
接し、かつ前記突起１５か縦額縁型材３の両立に圧接す
ることにより受けられる。また、カーテンレール６やカ
ーテン布等の荷重は、突起１５の面立に対する圧接、突
起１６の溝１７に対する圧接、嵌入支持部すの端部ｆ、
　ｇのそれぞれ面ｉ、ｊに対する圧接による摩擦によっ
て受けられる。また、前記圧縮ばね１２の力によって取
付はピース７．８をそれぞれ被嵌合部９．１０に圧接す
ることにより１強固に固定することも考えられる。また
、取付はピース７．８を前記と逆の動作で取り外し、再
び取付けることにより、高さ方向の位置調整が可能であ
る。

第４図は本発明の他の実施例であり、縦額縁型材１８の
パネル装着側でかつ室内側にコ字形の被嵌合部１９を型
材１８の全長にわたって形成し。

被嵌合部１９内壁に対向する係止突起２０．２１を形成
し、取付はピース２４に設けた一対の係止爪２２．２３
を、矢印Ｐ方向に押し込むことにより、係止爪２２．２
３を係止突起２０．２１に弾発的に係止させるようにし
たものである。

このような被嵌合部１９は、開口部が室内側面に向いた
構造としても良く、また、被嵌合部１９は、縦框型材に
設けても良い。また、カーテンレール６は室内側でなく
室外側に設けても良く、両側に設けても良い。また、扉
の意匠性を向上させるため、被嵌合部となる溝を左右に
設けるのみでなく、上下にも設けても良く、さらに意匠
性の向上とよごれ防止のため、取付はピース７．８を取
付けた部分以外の被嵌合部に目かくし用ゴムあるいは合
成樹脂製バッキングを取付けても良い。

その他、本発明を実施する場合は、本発明の要旨を逸脱
しない範囲において、縦框型材ｌ、縦額縁型材３．カー
テンレール６、取付はピース７゜８あるいは被嵌合部９
の構造、形状、組合わせ等について種々の変更、付加が
可能である。

（発明の効果）本発明によれば、縦框型材または縦額縁型材もしくは両
者の結合部に設けた被嵌合部に、取付はピースの嵌入支
持部を嵌入して取付けるようにしたので、扉の任意の高
さにカーテンレールな取付けることが可能となり、また
、従来のねじ付けに比較し、取付けが容易となり、その
と取外しも容易となる。また、カーテンレールの取外し
、あるいは高さ変更を行なう場合、従来のねじ付けによ
る場合のように、ねじ挿通孔が型材に残ることがなく、
美観か損なわれることかない。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す扉の横断面図、第２図
は該実施例の取付はピースを示す第１図のＡ矢視図、第
３図は第１図の拡大図、第４図は本発明の他の実施例を
示す横断面図である。特許出願人　トーヨーサッシ株式会社

Claims

【特許請求の範囲】１、扉の少なくとも片面に取付けピースを介してカーテ
ンレールを取付ける扉において、扉の縦框型材または縦
額縁型材の少なくとも片面に長手方向に一部が開口され
た取付けピース被嵌合部を形成し、一方、取付けピース
は、カーテンレールの端部を固定する固定部と、前記被
嵌合部への嵌入支持部とにより構成し、前記取付けピー
スの前記嵌入支持部を前記被嵌合部に前記開口部より嵌
入して前記取付けピースを前記縦框型材または縦額縁型
材に取付ける構造を有することを特徴とするカーテン付
き扉。２、請求項１において、前記被嵌合部を、縦框型材と縦
額縁型材との間の接合部に設けたことを特徴とするカー
テン付き扉。