JPH0274734A

JPH0274734A - 給水装置

Info

Publication number: JPH0274734A
Application number: JP22480488A
Authority: JP
Inventors: Kazu Yamagata; 山縣　和; Tatsunari Terajima; 寺島　達成
Original assignee: NIPPON KENSETSU KOGYO KK
Current assignee: NIPPON KENSETSU KOGYO KK
Priority date: 1988-09-09
Filing date: 1988-09-09
Publication date: 1990-03-14

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）導水された水を貯水する受水槽と、この受水槽から揚水
された水を貯水する高架水槽と、この高架水槽より下方
に配設され導水された水を吐水する給水口とを備えた給
水装置の改良に関する。

（従来の技術）従来の給水装置としては、例えば第８図に示すようなも
のが知られている。同図において、１０１は水源からの
水が導水されて貯水される受水槽であり、ビル等の高層
建物の地下に設置されている。受水槽１０１と水源との
間の配水管には上流側から順に量水器１０２、定水位弁
１０３が介設されている。受水＄５ｔｏｔに貯水された
水は、揚水ポンプ１０４によって高層建物の屋上に設置
された高架水槽１０５へ揚水されて貯水される。

高架水槽１０５より下方の各階には給水口が配置され、
高架水′Ｗ１１０５に貯水された水は重力により給水口
１０６へ導水されて吐水する。

（発明が解決しようとする課題）しかしながら、このような従来の給水装置にあっては高
層建物の屋上に設置されている高架水槽に揚水して貯水
し、この貯水された水を重力によって各階の給水口１０
６へ導水して吐水していた。このなめ、長期間に亘って
給水口１０６から貯水しない場合、例えば学校の校舎で
夏休み期間中給水口１０６から吐水しない場合には、こ
の装置ｄ内に水が滞留してしまっていた。したがって、
水の活性化が失われてしよい、また、この装置に用いら
れた配水管に錆が生じてしまい、水質が低下してしまう
という課題かあった。

（課題を解決するための手段）このような課題を解決するために、この発明にあっては
、導水された水を貯水する受水槽と、この受水槽と、こ
の受水槽から揚水された水を貯水する高架水槽と、この
高架水槽より下方に配設され導水された水を吐水する給
水口とを供えた給水装置において、前記給水口と前記高
架水槽または前記受水槽とを循環パイプによって接続し
て、給に口と高架水槽との間で水を循環可能とした構成
とするものである。

（作用）学校の校舎等では、夏休み中には給水口からは長期間吐
水しない、ここで５、給水装置の給水口と高架水槽また
は受水槽とを循環パイプによって接続したので、この給
水装置内の水は給水口と高架水槽との間で循環する。し
たがって、水は活性化され、また配水管に錆が生じるの
が防止されて、水質の低下が防止される。

（実施例）以下、この発明を図面に基づいて説明する。

第１図ないし第４図はこの発明に係る給水装（ｄの一実
施例を示す図である６まず、構成を説明する。ビル等の高層建物にあっては、
各１１ｆｔに配置された給水口から水を吐水するには、
各階の給水口より高い所へ水を一旦揚水して貯水し、こ
の水を重力によって給水口へ導水し、この給水口から吐
水している。

そこで、第１図に示すように、まず水源からの水をビル
等の高層建物の地階に設置された受水槽に導水して貯水
している。入水受水槽１と水源との間の配管２には上流
側から順に量水器３、定水位弁４が介設されており、量
水器３は受水槽１へ導水される水の量を計量するもので
あり、定水位弁４は受水槽１に貯水される水位を一定に
保つためのらのである。受水槽１には隣接して揚水ポン
プ５が設置されている。一方、高層建物の屋上には高架
水槽６が設置され、地１９・！の受水ｍｌに貯水された
水は揚水ポンプ５によって高架水槽６へ揚水されて貯水
される。高架水ｍ６より下方の各階には、それぞれ給水
ロアが配置されており、高架水槽６には主配水管８が接
続しており、この主配水管８は一階まで延設されている
。配水管８から配水管９が分岐しており、この完配水管
９は各階の給水ロアに接続されている。高架水槽６に貯
水された水は重力によって各階の給水ロアへ導水されて
吐水される。

主配水管８の下流端側には循環パイプ１０が接続してお
り、この循環パイプ１０は屋上へと延設されて高架水槽
６へと接続している。最上階に配設された循環パイプ１
０には自動エアー抜き弁１０ａが介設され、また屋上へ
配設された循環バイブ１０にはｗ１環水用フィルター１
１、活性濾過器１２、強制循環ボンダ１３が介設されて
いる。このように、主配水管１０の下流端側と高架水槽
６とが循環パイプｌＯによって接続されているので、循
環パイプ１０内の水は高架水槽６の静水頭Ｈまで上昇す
る。このため、強制循環ポンプ１３の揚程は循環水用フ
ィルター１１、活性濾過器１２および配水管８，９．１
０の抵抗の分である。

また、主配水管８または循環パイプ１０と完配水管９と
の間には強制循環用継手１４が介設されている０強制循
環用継手１４は、第２図に示すように完配水管９の同軸
線上に配設された配水本管１５と、この配水本管１５か
ら分岐する配水枝管１６とからなっている。水は配水本
管１５内を第２図中右方向へ流れるが、この流れ方向と
逆方向へ配水本管１５から同径の配水本管１６が蛇行す
る形で分岐している。配水本管１５には配水本管１６の
分岐［１１７が形成されているが、この配水枝管１５の
内壁であって分岐口１７の上流側には、板状のオリフィ
ス１８が垂直に固設され、このオリフィス１８は配水本
管１５の内系の略１／３程度の高さを有している。また
、分岐口１７の上流側には水の流れ方向に向って整流板
１９が延設され、この分岐口１７を部分的に覆う形とな
っている。強制循環継手１４は完配水管９および循環パ
イプ１０にニラグル等によって接続されている。

ここで、循環パイ１１０に介設された循環水用フィルタ
ー１１を第３図に示して説明する。循環水用フィルター
１１は略漏斗状であって内壁面が塩化ビニールでコーテ
ィングされたケーシング２０を有しており、このケーシ
ング２０にはフィルターボックス２１が係止部材２２と
フィ、ルターボックスストッパー２３とによって取り付
けられている。フィルターボックス２１はステンレス製
のメツシュ２４．２５か重ねられており、このメツシュ
２４．２５の間には中空系膜のフィルター２６が介装さ
れている。ケーシング２０には循環パイプ１０の端部が
接続されており、この端部には有孔管の導入管２７がゲ
ージング２０の下方に向（すて延設され、この導入管２
７はゲージング２０とフィルターボックス２１との間に
位置している。

フィルターボックス２１の内部には循環パイプ１Ｏの端
部が位置しており、この先端には集水球２７が取り付け
られている。また、ゲージング２゜の下端部には濾過さ
れた異物を排出するための排出口２８が形成され、上端
部には蓋２９が取り付けられている。

次に循環パイプ１０に介設された活性濾過３１２を第４
図に示して説明する。活性濾過器１２は全体が略漏斗状
であって円筒部分が長いケーシング３０を有しており、
このゲージング３ｏ内の上下部にはそれぞれ集水有孔パ
イプ３１および散水有孔パイプ３２が配設されている。

散水有孔パイプ３２には循環パイプ１０の端部１０ｂが
接続され、集水有孔パイプ３１には循環パイプ１ｏの端
部１０ｃが接続され、散水有孔パイプ３２と集水有孔パ
イプ３１との間には遠赤外線放射セラミックスの層３３
、直径が１５０ｍ／ｍの麦飯石の層３４、直径８０　ｍ
　／　ｍの麦飯石の層３５が三層となって介在されてい
る。遠赤外線セラミックスの層３３、麦飯石の層３４．
３５の各層の内部にはそれぞれ邪魔板３６が配設されて
いる。循環パイプ１０の端部１０ｂへ導水されて散水有
孔パイプ３２から流出してきた水は、遠赤外線放射セラ
ミックスの層麦飯石の層３４．３５を透過する。このと
き、水は遠赤外線放射セラミックスの層３３によって分
子活動が活発化され、麦飯石の層３４゜３５によって沢
過される。

沢過される際に、混入されている塩素までも過剰に沢過
してしまい、このため混入されている塩素は１７生省が
飲料水として規定する量以下になる。

そこで、循環パイプ１０の端部１０ｂから一部の水を遠
赤外線セラミックスの層３３、麦飯石の層３４．３５を
透過しないようにする。すなわち、循環パイプ１０の端
部１０ｂから残留塩素確保給水管３７が分岐しており、
この残留塩素確保給水管３７は遠赤外線放射セラミック
スの層３３、麦飯石の層３４．３５を通過して配設され
、集水有孔パイプ３１が配設されたケーシング３０の上
部に配設された拡散有孔パイプ３７に直かに接続してい
る。一方、循環パイプ１０の端部１０ｂと端部１０ｃと
の間にはバイパス管３８が接続され、バイパス管３８は
残留塩素確保給水管３７としても機能する。また、バイ
パス管３８からはバイパス枝管３つが分岐してゲージン
グ３０の上部と接続している。

次に、作用を説明する。学校の校舎などでは、夏休み中
には給水ロアからは長期間吐水しない。

このとき、給水装置内の水は１４び循環パイプ１０が収
り付けられているので、静水ガ１１まで達する。ここで
、循環水田フィルター１１、活性濾過器１２および配水
管８，９．１０の抵抗があるので、この分だけ強制循環
ポンプ１３によって揚水して、高架水槽６へ導水する。

高架水槽６内の水は主配水管８から完配水管９へ導水さ
れて、この装置内を水は循環する。このように水は給水
装置内を循環するので、水は活性化され、また配水管に
錆が生じるのが防止されて、水質の低下か防止される。

次に、この発明に係る給水装置の第２実施例を第５図に
示して説明する。この実施例にあっては、主配水管８の
下端部と受水槽１とは循環パイプ４０によって接続され
、この循環パイプ４０には循環水用フィルター１１、活
性濾過器１２が介設されている。主配水管８、または循
環パイプ４０と完配水管９との間には強制ｖ５環継手１
４が介設されている。

更に、この発明に係る給水装置の第３実施例および第７
１実施例をそれぞれ第６図および第７図に示して説明す
る。第６図に示す第３実施例は主配水管８の下端部と受
水槽１とは主循環パイプ４２によって接続され、完配水
管９の先＠部と主配水管８、主循環パイプ４２とは従循
環パイプ４３によって接続されている。第７図に示す第
４実施例は、各１ｆ１↑に配設された従来配水管９の先
端部と高架水槽６とは循環パイプ４４によって接続され
、途中に自動エアー抜き弁４５、強制循環ポンプ４６が
介設されている。

［発明の効果コ以上説明したように、この発明によれば、給水口と高架
水槽または受水槽とを循環パイプによって接続して、給
水口と高架水槽との間で水を循環可能としたので、水は
活性化され、また配水管に錆が生じるのが防止されて、
水質の低下が防止される。

【図面の簡単な説明】

第１図ないし第４図はこの発明に係る給水装置の第１実
施例を示す図であり、第１図はこの給水装置の全体図、
第２図はこの装置に用いられた強制循環継手の断面図、
第３図はこの装置に用いられた循環水用フィルターの断
面図、第４図はこの装置に用いられた活性濾過器の断面
図であり、第５図はこの発明に係る給水装置の第２実施
例を示す全体図であり、第６図および第７図はそれぞれ
、この発明に係る給水装置の第３実繕例および第４実施
例を示す全体図である。第８図は従来の給水装置を示す
全体図である。 ■・・・受水槽６・・・高架水槽７・・・給水口１０・・・循環パイプ

Claims

【特許請求の範囲】

（１）導水された水を貯水する受水槽と、この受水槽と
、この受水槽から揚水された水を貯水する高架水槽と、
この高架水槽より下方に配設され導水された水を吐水す
る給水口とを供えた給水装置において、前記給水口と前
記高架水槽または前記受水槽とを循環パイプによって接
続して、給水口と高架水槽との間で水を循環可能とした
ことを特徴とする給水装置。
（２）前記循環パイプに循環水用フィルターを介設して
、給水口と高架水槽との間で循環される水をろ過するよ
うにしたことを特徴とする給水装置。