JPH0274461A

JPH0274461A - ショッピングカート

Info

Publication number: JPH0274461A
Application number: JP63227129A
Authority: JP
Inventors: Eitaro Nishida; 栄太郎西田
Original assignee: Daiwa Sangyo Co Ltd
Current assignee: Daiwa Sangyo Co Ltd
Priority date: 1988-09-09
Filing date: 1988-09-09
Publication date: 1990-03-14
Anticipated expiration: 2012-02-26
Also published as: JP2585075B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕この発明は１、スーパーマーケット等の商品販売店で買
物客が商品を入れた買物能を乗せて移動させるようにし
たショッピングカートに関するものである。

〔従来の技術〕

従来のショッピングカートは、組立作業に手数が掛かる
ため出荷直前又は納品後に組み立てることができなかっ
た。

そこで、従来のショッピングカートは、組み立てた完成
品として保管したり運搬しなければならず、取り扱い状
態が非常に嵩張っていた。

また、左右のフレームには丸パイプが使用されており、
曲げ方向の力に耐えうるように太い径のパイプを使用し
ていた。

〔発明が解決しようとする課題〕

そこでこの発明は、組立作業が容易で、出荷直前に組み
立てることができ、又は、納品した店での組み立ても可
能であり、取り扱いを嵩低く行うことができ、しかも丈
夫で使いやすいショッピングカートを提供しようとする
ものである。

〔課題を解決するための手段〕

そのため、この発明のショッピングカートは、偏平パイ
プの偏平部を縦にして使用した左右のフレーム（１）（
２）　、左右のフレーム（１）（２）間の幅方向の間隔
を保つ間隔保持部材（３）（４）（５）及び車輪（６）
にて台車部（７）を構成し、その台車部（７）に丸パイ
プを使用したハンドル（９）及び籠保持枠（１０）を接
続したものとした。

さらに、左右のフレーム（１）（２）　、ハンドル（９
）、籠保持枠（１０）及び外部に露出する間隔保持部材
（４）にナイロンコーティングを施したり、ハンドル（
９）、及び寵保持枠（１０）の台車部（７）との接続部
及びフレーム（１）（２”）に取付けした車輪（６）取
付は用のブラケット（８）を合成樹脂製カバー（１７）
　（２３）で覆うこともできる。

また、左右のフレーム（１）（２）の前端に設けた間隔
保持部材（５）を合成樹脂製とし、その下に補強部材（
１６）を設けることもできる。

また、この間隔保持部材（５）の上部にネスティング用
のガイド（１３）を形成してもよい。

さらに、左右のフレーム（１）（２）のいづれか一方に
有底の筒状の傘立て（１８）を取付けたり、ハンドル（
９）にＳ字形の吊り具（２２）を取付けたりすることも
できる。

〔作用〕

上記の構成としたショッピングカートでは請求項１の手
段を施したため、ハンドル（９）及び籠保持枠（１０）
を容易に組み立てることができる。

さらに、左右のフレーム（１）（２）は偏平パイプであ
るので台車部（７）の強度が増し、丈夫なものとなるだ
けでなくハンドル（９）が丸パイプであるので持ちやす
い。

さらに、請求項２や請求項３のようにフレーム（１）（
２）等をナイロンコーティングしたり、錆の発生しやす
い溶接部分等を合成樹脂（１７）　（２３）で覆えば錆
が発生する虞れが少なくなり、請求項４のようにフレー
ム（１）（２）の前端にある間隔保持部材（５）を合成
樹脂製とし、その下から補強部材（１６）で補強すれば
ショーケース等に当たってもショーケース等を傷付ける
虞れがないだけでなくショッピングカート前部の強度が
増す。さらに、請求項５のように間隔保持部材（５）の
上面にガイド（１３）を設ければネスティング用のガイ
ドを新たに設ける必要がな（、請求項６乃至請求項７の
ように傘立て（１８）やＳ字形の吊り具（２２）を取り
付ければ使用し易い便利なショッピングカートとなる。

〔実施例〕

以下、この出願の発明のショッピングカートの構成を一
実施例として示した第１図乃至第５図の図面に従って説
明する。

第１図及び第２図において、（１）（２）は左右のフレ
ームであり、（３）（４）（５）は左右のフレーム（１
）（２）間の幅方向の間隔を保つ間隔保持部材であり、
左右のフレーム（１）（２）と間隔保持部材（３）（４
）（５）及び車輪（６）とで台車部（７）を構成してい
る。

車輪（６）は左右のフレーム（１）（２）の後側の下端
に溶接されたブラケット（８）及び左右のフレーム（Ｉ
Ｏ２）の前端に設けた間隔保持部材（５）の下面に取り
付けられている。

左右のフレーム（１）（２）は断面が長丸形の偏平パイ
プを略り字形に曲げ、偏平部が縦になるように使用され
ている。

ハンドル（９）は丸パイプを曲げて成形したものであり
、両端部は偏平に潰して左右のフレーム（１）（２）の
上端に嵌め込みし、着脱自在に接続しネジ（９゛）によ
り締め付は固定されている。この固定方法は着脱自在に
接続できるならば適宜方法に変更することができる。

籠保持枠（１０）は丸パイプを曲げて枠を形成し、その
枠内に買物能を保持するようにしたものであり、その両
端部は上側の間隔保持部材（３）に溶接した保持パイプ
（１１）　（１２）に嵌め込み着脱自在に接続されてい
る。

フレーム（１）（２）の前端に設けた間隔保持部材（５
）は合成樹脂製であり、第３図及び第４図に示すように
左右のフレーム（１）（２）の幅方向の間隔を保ってい
るだけでなく、左右のフレーム（１）（２）の前端を覆
い、カバーの役目もしている。さらに、この上面には山
形のネスティング（重複収納）用のガイド（１３）が形
成され、また中央付近には金属線材を曲げて形成された
ネスティング用のガイド枠棒（１４）の端部（１５）が
挿通されて固定されており、ネスティング時には他のシ
ョッピングカートのガイド（１３）がガイド枠棒（１４
）の間に入り込むようになっている。間隔保持部材（５
）の下には補強のための金属製の補強部材（１６）が設
けられており、その両端は左右のフレーム（１）（２”
）の前端と固定されている。

なお、ブラケット（８）を含めた左右のフレーム（１）
（２）　、間隔保持部材（４）、ハンドル（５）及び龍
保持枠（１０）には錆止めのためにナイロンコーティン
グを施している。

（１７）は、ハンドル（５）及び籠保持枠（１ｏ）を台
車部（７）に接続するための接続部であるフレーム（１
）（２）の上端及び間隔保持部材（３）に溶接した保持
パイプ（１１）　（１２）を覆う合成樹脂製カバーであ
り、子供を乗せる椅子を兼ねている（１８）は傘立てで
あり、第５図に示すように側部に形成した溝（１８”）
にフレーム（１）を嵌合させると共に、当板（１９）を
接合させてネジ等の締付具（２０）により締めつけ固定
している。なお、底部に水抜き穴（２１）を設けること
もできる。

（２２）はＳ字形に形成したフックであり、買物してい
るあいだ買物袋等を吊り提げておくことができる。

なお、第１図で示すように、ブラケット（８）の部分を
合成樹脂製カバー（２３）で覆い、錆が表面にでないよ
うに、また、ショーケース等に当たってもショーケース
等を傷つけることがないようにすることができる。

〔発明の効果〕

この出願の発明のショッピングカートは、以上に述べた
ような構成を有するものであり、従って、組立前の状態
で保管、運搬をし、出荷前や納品後に組み立てることが
でき、嵩低（保管や運搬ができると共に、ハンドル（９
）を押したり引いたりするときに左右のフレーム（１）
（２）にかかる力に対しても、また買物能に入れた商品
による荷重に対しても丈夫になり、さらに、ハンドル（
９）は握りやすい丸パイプになっており握りやすく使用
しやすいショッピングカートになっている。

さらに、請求項２及び請求項３のように、ハンドル（９
）、籠保持枠（１０）及び間隔保持部材（４）にナイロ
ンコーティングしたり、錆の発生しやすいハンドル（９
）及び籠保持枠（１０）の接続部及びブラケット（８）
を外側から合成樹脂製カバー（１７）　（２３）で覆え
ば、表面に錆が出なくなりショッピングカートを水洗い
でき、さらに使用しやすいショッピングカートになる。

請求項４ではフレーム（１）（２）の前端に設けた間隔
保持部材（５）を合成樹脂製とし、その下に補強部材（
１６）を設けているので、ショーケース等に当たっても
ショーケース等を傷つけないだけでな（、強度を保つこ
とができる。

請求項５ではフレーム（１）（２）の前端に設けた間隔
保持部材（５）の上面にネスティングのガイド（１３）
を形成しているので新たなガイドを設ける必要がなくな
る。

さらに、請求項６及び請求項７のように左右のフレーム
（１）（２）のいづれか一方に有底の筒状の傘立て（１
８）を取り付けたり、ハンドル（９）にＳ字形の吊り具
（２２）を取付けたりすれば、層使用し易い便利なもの
となる。

このように、この発明のショッピングカートは優れた効
果を有している。

【図面の簡単な説明】

第１図乃至第５図はこの出願の発明に係るショッピング
カートであり、第１図は使用状態を示す斜視図、第２図
は主要部品のみを組み立てた状態を示す斜視図、第３図
は前端部を裏側より見た要部斜視図、第４図はフレーム
と金属板の取り付は状態を示す要部斜視図、第５図は傘
立ての斜視図である。（１）（２）・・・フレーム（３）（４）（５）・・・間隔保持部材　（６）・・・
車輪（７）・・・台車部　　（９）・・・ハンドル（１
０）・・・態保持枠　（１３）・・・ガイド（１６）・
・・補強部材　（１７）・・・合成樹脂製カバー（１８
）・・・傘立て　　（２２）・・・吊り具（２３）・・
・合成樹脂製カバー第３図第４図第５＠

Claims

【特許請求の範囲】１、偏平パイプの偏平部を縦にして使用した左右のフレ
ーム、左右のフレーム間の幅方向の間隔を保つ間隔保持
部材及び車輪にて台車部を構成し、その台車部に丸パイ
プを使用したハンドル、及び籠保持枠を接続したことを
特徴とするシヨッピングカート。２、左右のフレーム、ハンドル、籠保持枠及び外部に露
出する間隔保持部材にナイロンコーティングを施したこ
とを特徴とする請求項１記載のシヨッピングカート。３、ハンドル及び籠保持枠の台車部との接続部及びフレ
ームに取付けした車輪取付け用のブラケットを合成樹脂
カバーで覆ったことを特徴とするショッピングカート。４、左右のフレームの前端に設けた間隔保持部材が合成
樹脂製であり、その下に補強部材を設けたことを特徴と
する請求項１又は２記載のシヨッピングカート。５、左右のフレームの前端に設けた間隔保持部材の上面
に山形のネスティング用のガイドを形成したことを特徴
とする請求項４記載のシヨッピングカート。６、左右のフレームのいづれか一方に有底筒状の傘立て
を取付けたことを特徴とする請求項１から５のいずれか
に記載のシヨッピングカート。７、ハンドルにＳ字形の吊り具を取付けたことを特徴と
する請求項１から３のいずれかに記載のシヨッピングカ
ート。