JPH027435Y2 - - Google Patents

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JPH027435Y2
JPH027435Y2 JP6850585U JP6850585U JPH027435Y2 JP H027435 Y2 JPH027435 Y2 JP H027435Y2 JP 6850585 U JP6850585 U JP 6850585U JP 6850585 U JP6850585 U JP 6850585U JP H027435 Y2 JPH027435 Y2 JP H027435Y2
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JP
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tube
temperature
heating
graphite
furnace
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JP6850585U
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 技術分野 本考案はグラフアイトチユーブ自体を発熱体と
する高温加熱用グラフアイトチユーブ炉に関する
ものである。
(ロ) 考案の背景 かかる直熱式のグラフアイトチユーブ炉は高温
下(1500〜3000℃)における加熱を目的とする炉
であり、発熱管の均熱長さは加熱温度によりほぼ
定まつているものである。
この直熱式グラフアイトチユーブ炉は上記の如
く高温にさらされる炉であるため、図示の如くグ
ラフアイトチユーブの保持部7と該チユーブへ通
電するための接続端子8を冷却している。
従つて、発熱管5に通電加熱する場合、発熱管
5の両端からの熱放射に加えて、上述の冷却作用
により、発熱管5の温度は中央部では高く、両端
部に向つて低くなり、第2図に例示するa−b曲
線の如き固定された温度分布となる。
このため、均熱部も短くなり、炉中を速続通過
する処理物の昇温は第2図中a、また降温はbの
温度傾斜部分に従い、温度曲線のパターンが一種
類のみとなつてしまう。
(ハ) 考案の開示 本考案はこれらの問題点を解決し、均熱部を長
くしたり、温度曲線のパターンを任意に変更でき
るようにしたもので、管状の抵抗発熱管の管内を
加熱室とする高温加熱用のグラフアイトチユーブ
炉において、上記発熱管の両端部に寄せた管外の
上下に温度調整ヒーターを該発熱管に直交するよ
うにして設けたことを特徴とするグラフアイトチ
ユーブ炉に関するものである。
以下、図を参照しながら本考案の一実施例を説
明する。
(ニ) 実施例 第1図は本考案の構成を示す断面説明図であ
り、第2図は本考案の効果を説明するための処理
品の温度曲線である。
前記の如く、従来のグラフアイトチユーブ発熱
炉の温度分布あるいは処理物の昇温→保持→→降
温曲線は第2図のa−b曲線に代表される固定さ
れたパターンである。
本考案はこの温度曲線をいくつかのパターンで
選択出来るよう、複数の温度調整ヒーター3を発
熱管5の左右両保持部7に近接した位置に配設
し、かつ該発熱管5と直交させるようにしてその
上下から挾むように設ける。
そして、発熱管5の横側表面の中央と左右両側
の調整ヒーター3の位置の3個所で測温し、発熱
管5と左右の調整ヒーター3の合計3個所で個別
に加熱電流を調整し温度を調整するのである。
この実施例では、調整ヒーター3にはグラフア
イト発熱体を用い、温度測定には放射温度計を用
いたが、これに制約されるものではない。
図中で、1は炉殻、2は該炉殻1をグラフアイ
トボツクス4との間の空間に詰められたグラフア
イト断熱材である。6はグラフアイト発熱管5の
管中に構成される加熱室である。7はグラフアイ
ト発熱管5を炉殻1に固定するための管保持部で
ある。また、8はグラフアイト発熱管5の両端に
設けられた水冷された電極端子であり、9は管保
持部7中に設けられた冷却管である。
(ホ) 考案の効果 在来炉では第1図の如き温度調整ヒーター3を
設けていないので、処理物の昇温−保持−降温の
温度曲線は第2図a−b曲線のパターンのみであ
るのに対し、本考案は上述のように調整ヒーター
3を設けることにより、第2図の温度曲線c−
d,c−e−d,或いはa−f−dなどのように
調整ヒーター3と発熱管5の加熱電流を任意に調
整することにより、種々のパターンの温度曲線を
選択することが出来る。
従つて、上述のように温度曲線を幅広く選択出
来ることは、在来炉と比較して高温加熱処理に新
しい利用分野を開くことができる効果を有するも
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るグラフアイトチユーブ炉
の一実施例を示す断面説明図であり、第2図は本
考案によつて得られる温度曲線を示し、横軸は第
1図と対応する炉の各位置を示している。 符号説明、1……炉殻、3……温度調整ヒータ
ー、5……グラフアイト発熱管。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 管状の抵抗発熱管の管内を加熱室とする高温加
    熱用のグラフアイトチユーブ炉において、上記発
    熱管の両端部に寄せた管外の上下に温度調整ヒー
    ターを該発熱管に直交するようにして設けたこと
    を特徴とするグラフアイトチユーブ炉。
JP6850585U 1985-05-09 1985-05-09 Expired JPH027435Y2 (ja)

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JP6850585U JPH027435Y2 (ja) 1985-05-09 1985-05-09

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JPS61185999U JPS61185999U (ja) 1986-11-20
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