JPH0274246A - 歯科手術装置の水出口への消毒洗浄液の自動連続供給デバイス - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、医用及び特に歯科用装置の水出口に取り付け
、消毒及び又は洗浄液を水の中に自動的且つ連続的に分
配する如くに設計されたデバイスに関する。本発明で用
いている“消毒″は完全滅菌をも含んでおり、本来この
２つは持続性及び使用する洗浄剤の量の点で全く異なる
ものである。

一般的には歯科手術用装置の唾受は皿の消毒（又は滅菌
）は随時手で適当な消毒液に漬けておいた雑巾で単に拭
くことによって行われる。

この様な方法の効果は特に水だけで皿を連続的に洗い流
している場合自ずと限界があり、出来る限り清潔に保つ
ための適当な消毒法とは言えない。

即ち、この様な消毒の持続性と皿の継続使用時間とを比
較してみると、消毒が行われていないのに等しい。

現状で行い得る唯一の方法は患者ごとにこの皿を消毒洗
浄することであるが、この方法は時間の点から全く無理
である。

歯科手術装置は又唾受は皿に並んで患者の含嗽用コップ
を置くスタンド又は１つのコーナーヲ持っており、コツ
プの上に設けられた水口からコツプに水を注ぐようにな
っている。コツプへの水の補充は医師又は助手によって
行われ、いずれにしても水口から出てくるものは水なの
である。従って、消毒又は医学的洗浄の必要がある場合
は、コツプの水に適当な液体又は固体（多くの場合遅溶
解性のタブレット）を別々に添加しなければならない。

本発明の目的は、この唾受は皿及び又はコツプに、必要
に応じて医学的物質を追加した消毒及び又は洗浄液を自
動的及び連続的に供給することの出来るデバイスを提供
することである。

言い換えると、本発明の目的は、歯科手術設備の一部を
形成する既存の水出口に取り付けることの出来るデバイ
スを提供することである。

［課題を解決するための手段及びその作用］この目的が
請求項で記述した特徴を持つデバイスによって達成され
る、即ち、各水出口又は１群の水出口に設けられるデバ
イスが、消毒及び又は洗浄液の入ったタンクと、上記水
出口に接続される配管と、上記タンクから上記配管に液
体を分配する分配手段と、及び上記分配手段を上記水出
口と共に作動させる作動手段と、を含んでいる。この代
わりに固体の消毒剤又は洗浄剤を用いることが出来、こ
の場合は上記のタンク及び配管は必要ない。

［実施例コ 第１図に示す如く、１つのデバイスが、装置２０の腕２
Ｑａに設けられたそれぞれの水出口ｌに設けられ、一方
は唾受は皿７に又一方では含漱用コツプに給水する働き
をする。この双方のデバイスが消毒及び洗浄剤を水出口
に供給する手段を持ち、この手段が、 −消費及び又は洗浄液の入ったタンク２と：−消毒及び
又は洗浄液か分配される配管３と−消費及び又は洗浄液
を上記タンク２から上記配管３に分配する分配手段４と
； 上記分配手段４を対応する上記水出口ｌと共に作動させ
る作動手段５と： を持っている。

最も好ましくは、タンク２が装置の腕２０ａの中に格納
され、その上表面に２つの穴が設けられ、これにより上
記液の補給が行われ、使用しない場合は着脱自由のスト
ッパー９によって閉ざされている。この代わりに、上記
タンクを特定の購入消毒及び又は洗浄液の入った一定の
容器（例えばボトル）にすることが出来る。

各配管３が対応するタンク２の下の部分から立ち上がっ
て、タンクと永久接続され、又は着脱自由のボトルの場
合は、特殊なフィッティングにより取り外し可能にその
接続部に接続される。

第１図に示す如く、配管３は対応する水出口１とは別の
配管で、その最端部は水出口１のそれと同じ位置で終り
、消毒液の配管３と水出口Ｉに続く水配管１１とが互い
に側面を接した水口をそれぞれ持っている。

最も単純な配置の場合は、第２図に示す如く、配管３を
対応する水配管１１にＴ型接続し、水配管■１そのもの
によってＴ接続部から水口に消毒及び又は洗浄液を分配
するようにすることが出来る。

液をタンクから対応する配管３に分配する分配手段４は
配管に設けられたポンプ又はタンク２に空気圧を掛ける
空気ポンプから成り、供給液に圧力を掛け、配管３に押
し出すようにすることが出来る。

参照符号１０は各水出口１に繋がる水配管１■に設けら
れたバルブを示し、ポンプ４と水出口】とが同時に確実
に作動するようにするために、ポンプ４及びバルブ１０
にスイッチを入れる手段を同じものにする。

第２図に示す１つの実施例に於いては、この分配手段が
水出口１に繋がる水配管に沿う又はその端部に設けられ
たベンチュリー式ダクトからなり、これにタンクからの
配管３ｔがベンチュリーの最大狭搾部でＴ型接続されて
いる（第３図参照）。

この例の場合、分配手段を作動させる作動手段５がベン
チュリー４に水を通すことによって与えられ一更に正確
に言えば、この狭搾部を流れるときに、その水が負圧を
作り出し、これにより消毒及び又は洗浄液が水出口に向
かう流れの中に吸い込まれ且つ混合される。この例の場
合は更に水と消毒及び又は洗浄液か同時に水出口に確実
に流れる利点がある。このベンチュリー式ダクトは補助
部材として水配管１１の希望の場所に挿入したり取り付
けたりすることか出来る。

参照符号６はオンオフバルブで、水だけを必要とする場
合、消毒液を遮断するために各配管３に設けることが出
来る。

第４図に示す実施例に於いては、各デバイスが、水配管
１１に沿って対応する水水出ローに設けられるコンテナ
ー１２を含み、遅溶解性の固体消毒剤及び又は洗浄剤、
即ちタブレット１４（第６図参照）、を入れるように設
計されている。このコンテナー１２は、第４図に示す如
く、解放可能型にして消費されたタブレット１４を新し
いものに換えるようにすることも、又は、第５図に示す
如く、水配管１１に着脱自由に一体物として取り付け、
タブレット１４が無くなったとき、−緒に交換するよう
にすることも出来る。

第４図に示す例に於いては、コンテナー１２が水配管１
１に平行に設けられた第２の配管１５に取り付けられ、
これが手で接続分離可能の２つの部品１２ａ及び１２ｂ
（第６図）からなり、その１つ、つまり上の部品１２ａ
が下の部品１２ｂから分離されているときは、これを第
２の配管１５に沿って滑動させ、コンテナー１２の中に
手を入れることが出来るようになっている。

この実施例に、例えばメーターバルブ１６．１７から成
る制御手段を設け、これをそれぞれ第２の配管１５に、
又は第２の配管１５と平行に横たわる水配管１１の範囲
に、配置することが出来る。この形の手段は２つの配管
１１．１５の断面積を変え、変更された断面積により、
水出口が水のみを又は処理及び未処理水の混合物を供給
するようにすることが出来る。最も好ましくは、バルブ
１６をオンオフ制御として機能させ、水のみを必要とす
る場合、第２の配管１５の流れを遮断出来るようにする
。

第５図に示す実施例に於いては、コンテナー１２が水配
管１１の水出口■の水口に直接取り付けられ、取り付は
及び取り外しが自由に出来るようにし、この場合は現存
する歯科装置に何等の変更を加える必要がなく、このデ
バイスが、水口に取り付けるための適宜の手段２２（例
えば押し−引き又は捩子形のファスナー）を持つ簡単な
アクセサリ−となる。

タンク２に入れるタブレット１４又は液に色をつけて、
これが水にとけたときその存在を容易に識別出来るよう
にすることが出来る。色が識別出来なくなったならば、
これは入れ替え又は補充を必要とする信号である。更に
、１つの水出口に分配される個々の固体又は液にそれぞ
れ違った色を付けることにより、タンク２又はコンテナ
ー１２の外観がたとえ同じでも、所定の消毒剤及び又は
洗浄剤を所定の水出口に分配することが可能となる。

例えば、唾受は皿に送る液を消毒及び洗浄液にしたり、
一方含漱用コツブ８に送る水に１種類又はそれ以上の等
張（ｌ５ｏｔｏｎｌｃ）の、麻酔用の、及び又は消毒用
の物質を入れることが出来る。好ましくは、皿に送る液
に特殊な物質を加え、供給水中のカルシュラム及びマグ
ネシュウム塩による“かさぶた”の生成を防ぐことが出
来る。

いずれにしても、この液を調合して、これに装置の使用
目的にあった複合した性質を持たせることが出来る。

各図面に示す如く、水の中への消毒及び又は洗浄剤の流
れは連続的であり、この場合の“連続的“とは性質の連
続性、適宜の装置によって作り出される規則的脈動、水
出口１への処理液の定常的供給、を意味する。

言うまでもないが、これらの実施例を混ぜ合わせ、その
１つを含漱用コツプへの液をタンクから分配するために
用い、また他の１つに器用の連名解性のタブレットを入
れるコンテナーを持たせるようにするか、又はその逆、
にすることが出来る。

この実施例が第７図に示されており、この場合、唾受は
皿７用の水出口Ｉに、第５図に示す固体タブレット１４
を持つコンテナー１２が取り付けられ、コツプ８への水
出口１には、第２図に示すタンク２が設けられている。

更にこの実施例に於いては、分配手段４がベンチュリー
型であり、直径の違う２つの配管３ａ、３ｂがタンク２
からこれに繋げられ、この２つの配管がそれぞれバルブ
３ｃ、３ｄによって制御され、その結果、水に消毒及び
又は洗浄剤を２種類の分配率で分配することが出来る。

このバルブ３ｃ、３ｄを連続的に脈動させ、この間欠的
分配モードと関係なく、水出口１から出る水を連続的に
処理することが出来る。又、この２つのバルブ３ｃ、３
ｄを完全に遮断出来るようにして、第４図の場合と同様
に、必要に応じて、対応する水出口１から未処理水を出
すようにすることが出来る。

【図面の簡単な説明】

第１図は、唾受は皿と含漱用コツプとを持つ歯科手術用
装置の一部と共に、本発明による１つの実施例に於ける
デバイスを、その一部を切り欠いて示す斜視図、 第２図は、第１図と同様に、本発明による別の実施例に
よるデバイスを示す斜視図、 第３図は、第１図のデバイスの作動手段を示す断面図、 第４図は、更に別の実施例を示す斜視図、第５図は、第
４図の実施例の１つの変形態様を示す斜視図、 第６図は、第４図に於ける固形剤用のコンテナーの断面
図、 第７図は、第２図と第５図に示す実施例を複合させた更
に別の実施例を示す斜視図、である。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１）歯科手術装置の水出口への消毒及び又は洗浄液の
   自動連続供給デバイスで、上記各水出口（１）に対し、
   上記水出口（１）の水口の近く又はその場所に、消毒及
   び又は洗浄剤を連続的に水と一緒に吐出する如くに供給
   する手段を持つことを特徴とする、歯科手術装置の水出
   口への消毒及び又は洗浄液の自動連続供給デバイス。 （２）上記の消毒及び又は洗浄剤を供給する手段が： −消毒及び又は洗浄液の入ったタンク（２）と−対応す
   る上記タンク（２）から出発する少なくとも１つの配管
   （３）で、これにより上記液が分配され、その少なくと
   も端末部が各上記水出口（１）と係接している、ものと
   ； −上記液を各タンク（２）から上記配管（３）に分配す
   る分配手段（４）と； −上記分配手段（４）を対応する上記水出口（１）と同
   時に作動させる作動手段（５）と；を含む、請求項１記
   載のデバイス。 （３）歯科手術装置の水出口への消毒及び又は洗浄液の
   自動連続供給デバイスで、このデバイスがそれぞれの水
   出口（１）に対し、 −消費及び又は洗浄液の入ったタンク（２）と；−対応
   する上記タンク（２）から出発する少なくとも１つの配
   管（３）で、これにより上記液が分配され、その少なく
   とも端末部が各上記水出口（１）と係接しているものと
   ； −上記液を各タンク（２）から対応する上記配管（３）
   に分配する分配手段（４）と； −上記分配手段（４）を対応する上記水出口（１）と同
   時に作動させる作動手段（５）と；を含むことを特徴と
   する、歯科手術装置の水出口への消毒及び又は洗浄液の
   自動連続供給デバイス。 （４）歯科手術装置の水出口への消毒及び又は洗浄液の
   自動連続供給デバイスで、このデバイスが、第１の水出
   口（１）に対し、 −消毒及び又は洗浄液の入ったタンク（２）と；−対応
   する上記タンク（２）から出発する少なくとも１つの配
   管（３）で、これにより上記液が分配され、その少なく
   とも端末部が各上記水出口（１）に係接しているものと
   ； −上記液を各タンク（２）から対応する上記配管（３）
   に分配する分配手段（４）と； −上記分配手段（４）を対応する上記水出口（１）と同
   時に作動させる作動手段（５）と；を含み、 又、第２の水出口に対し； コンテナー（１２）で、水を上記第２の水出口に運ぶ上
   記水配管（１１）上に設けられ、又、上記水配管（１１
   ）を流れる水にって溶かされる遅溶解性で固体の消毒及
   び又は洗浄剤（１４）を収容する働きをするもの、 を含む、 ことを特徴とする、歯科手術装置の水出口への消毒及び
   又は洗浄液の自動連続供給デバイス。 （５）上記タンクからの配管（３）が対応する上記水出
   口（１）と別に設けられ、上記水出口の水口に近接する
   点で終わっている、請求項２、３及び４のいずれか１つ
   に記載のデバイス。 （６）上記タンクからの配管（３）が、上記水出口に上
   記水口の上流点で接続される配管である、請求項２、３
   及び４のいずれか１つに記載のデバイス。 （７）上記分配手段（４）が、上記タンク（２）からの
   対応する上記配管（３）上に設けられたポンプから成る
   、請求項２、３及び４のいずれか１つに記載のデバイス
   。 （８）上記分配手段（４）が、上記タンク（２）の出口
   に接続されポンプから成る、請求項２、３及び４のいず
   れか１つに記載のデバイス。 （９）上記分配手段（４）が、上記タンク（２）に空気
   を送る空圧ポンプから成る、請求項２、３及び４のいず
   れか１つに記載のデバイス。 （１０）上記分配手段（４）が上記水出口（１）に水を
   送る水配管（１１）に設けられたベンチュリー式ダクト
   から成り、これにタンク（２）からの配管（３）が上記
   ダクトの最大狭搾点で接続され、又上記作動手段（５）
   が上記水出口（１）への未処理水の流れによって与えら
   れ、この中に消毒及び又は洗浄液が上記ベンチュリーの
   狭搾点を介して発生した負圧により吸引される、請求項
   ２、３及び４のいずれか１つに記載のデバイス。 （１１）上記タンクからの上記配管（３）に設けられ、
   又上記作動手段（５）及び分配手段（４）と無関係に作
   動するオン／オフ手段（６）を含む、請求項２、３及び
   ４のいずれか１つに記載のデバイス。 （１２）上記分配手段がコンテナー（１２）を含み、こ
   れが上記第２の水出口に水を送る水配管（１１）に設け
   られ、又上記水配管（１１）を流れる水によって溶かさ
   れる遅溶解性で固体の消毒及び又は洗浄剤（１４）を収
   容する働きをする、請求項１記載のデバイス。 （１３）上記固体の消毒及び又は洗浄剤（１４）が無く
   なつたとき、上記コンテナー（１２）を開き、これを別
   の代替剤に更新することが出来る、請求項４又は１２記
   載のデバイス。 （１４）上記コンテナー（１２）が上記水配管（１１）
   に取り外し可能に取り付けられ、上記固体の消毒及び又
   は洗浄剤が無くなったとき、これを外して別の代替剤（
   １４）に更新することが出来る、請求項４又は１２記載
   のデバイス。 （１５）上記コンテナー（１２）が上記水配管（１１）
   と平行に接続された二次配管（１５）上に設けられ、又
   上記配管（１１、１５）の平行部分を流れる流量が、断
   面積を変更することの出来る各手段（１７、１６）によ
   って調節される、請求項４又は１２記載のデバイス。 （１６）上記コンテナー（１２）が上記水配管（１１）
   に繋がる上記水出口の水口に置かれ、又これに取り付け
   るための手段（２２）を含む、請求項４又は１２記載の
   デバイス。（１７）上記消毒及び又は洗浄剤が各水出口
   ごとに着色され、色が見える間は消毒剤を区別し、又色
   が見えなくなったときはタンク（２）又はコンテナー（
   １２）の空の状態を示す如くにする、請求項２、３、４
   及び１２のいずれか１つに記載のデバイス。 （１８）個々の水出口（１）に供給されるそれぞれの上
   記消毒又は洗浄剤が異なる色に着色されている、請求項
   ２、３、４及び１２のいずれか１つに記載のデバイス。 （１９）上記固体の消毒及び又は洗浄剤が、水の中のカ
   ルシウムおよびマグネシウムの塩に帰因する外被（かさ
   ぶた）の形成を実質的に防ぐことが出来る物質を含む、
   請求項４から１２のいずれか１つに記載のデバイス。 （２０）−１つの水出口（１）を介し含嗽用コップ（８
   ）に水を供給する水配管（１１）に接続されたタンク（
   ２）と； −唾受け皿（７）に水を供給する別の水出口（１）の水
   口に取り付けられるコンテナー（１２）と； −コップへの水出口（１）に繋がる上記水水配管（１１
   ）にベンチュリー・ダクトとして設けられる分配手段（
   ４）で、タンクからの配管（３）が上記ダクトの最大狭
   搾点で接続されるもの；とを含み、この場合、 上記作動手段（５）が上記水出口（１）に未処理水を流
   すことによって与えられ、この水出口に消毒及び又は洗
   浄液が上記ベンチユリーダクトの狭搾部を介して発生し
   た負圧によって吸引され、又上記固体の消毒剤及び又は
   洗浄剤が無くなったとき上記コンテナー（１２）を開い
   て、これを別の代替剤（１４）に更新することが出来る
   、請求項４記載のデバイス。 （２１）タンク（２）からの配管（３）が少なくとも２
   つの部分（３ａ、３ｂ）に分岐し、これらの部分が上記
   ベンチュリー式ダクトの最大狭搾点に別々に接続され、
   又流れを制御及び又は遮断する手段（３ｃ、３ｄ）をそ
   れぞれ持っている、請求項１記載のデバイス。