JP2006158967A - 医療、又は歯科医療用作業ステーション用流体作業物質供給設備 - Google Patents

医療、又は歯科医療用作業ステーション用流体作業物質供給設備 Download PDF

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Abstract

【課題】医療、又は歯科医療用治療ステーションで用いられる作業物質を規則に対応して容易な方法で使用できる可能性を示すこと。
【解決手段】作業ステーションで用いるために提供される液状作業物質(12、32、52、72)を収容する少なくとも2つの供給容器(11、31、51、71)、を有する医療、特に歯科医療用作業ステーション(100、100a〜100e)用供給設備(1)。更に、作業物質(12、32、52、72)の取り扱いを容易にするために作業物質(12、32、52、72)を供給容器(11、31、51、71)から取り出す取り出し手段、及び作業ステーション(100、100a〜100e)の所要の位置(14、34、54、74)で使用可能にするための送出手段が提供される。
【選択図】図4

Description

本発明は、医療、特に歯科医療用作業ステーションに流体作業物質を供給するために提供される設備に関する。
医療又は歯科医療用治療ステーションにおいて、患者、治療を行う医者/歯科医、又は他の者に対する感染の危険性を最小限に維持するために衛生規則の順守は必須である。また、用いる治療装置の価値を維持するために作業者が行う治療ステーション、又は個別の装置、及び要素の定期的な洗浄、手入れ、又は消毒において、様々な作業物質が使用できなければならない。そもそも、これらの作業物質は流体状で利用される。
例えば、歯科治療装置では、非常に多様な作業物質又は流体が使用されており、これらは、とりわけ衛生規則を順守するために必要なものである。ここでは、用水の殺菌、及び微生物のいない水路を維持するための薬剤、洗口水に添加可能な洗口剤が関係する。更に、吸引ホース、フィルタ、アマルガム分離機等の洗浄、及び手入れ用にケア剤が提供され、作業ステーションのこれらの繊細な領域を衛生的に完璧な状態に維持するために定期的に用いることが必要とされる。最終的に、作業ステーションの表面も更に洗浄、又は消毒剤を用いて繰り返し洗浄、又は消毒される。
今日までの慣習では、歯科医療用治療ステーションにおける毎日の仕事に関与する作業者は、概して様々な場所に位置する各種薬剤を使用する。例えば、吸引機器の手入れ及び消毒用薬剤の供給容器は、通常、洗面器、又は洗浄台の下、又は別室に配置され、その一方で、水消毒剤は治療ユニットに直接配置される。表面消毒、及び詰め物の手入れのためのケア剤は、例えば、診療器具の作業面に置いてある一方、洗浄水を調製するための洗口剤は、更に遠い戸棚に配置される。各種作業剤が分散して配置されていることが、作業ステーションの多様な要素を繰り返し洗浄しなければならず作業を複雑にしている主な原因の1つである。このため衛生規則を順守することがより困難となっている。
本発明の目的は、医療、又は歯科医療用治療ステーションで用いられる作業物質を規則に対応して容易な方法で使用できる可能性を示すことである。
前記課題を解決するための手段としては、以下の通りである。
<1> 医療、特に歯科医療用作業ステーション(100、100a〜100e)用供給設備(1)であって、作業ステーションで用いるために提供される液状作業物質(12、32、52、72)を収容する少なくとも2つの供給容器(11、31、51、71)、作業物質(12、32、52、72)を供給容器(11、31、51、71)から取り出す取り出し手段、及び作業ステーション(100、100a〜100e)の所要の位置(14、34、54、74)で使用可能にするための送出手段を有することを特徴とする医療、特に歯科医療用作業ステーション(100、100a〜100e)用供給設備(1)である。
<2> 個別の医療、又は歯科医療用作業ステーション(100、100a〜100e)と接続される<1>に記載の供給設備である。
<3> 複数の医療、又は歯科医療用作業ステーション(100、100a〜100e)と接続される<1>に記載の供給設備である。
<4> 取り出し手段は、供給容器(11、31、51、71)に接続するための結合要素(17、56)を有する<1>から<3>のいずれかに記載の供給設備である。
<5> 個別の結合要素(17、56)は、各供給容器の種類に関連する<4>に記載の供給設備である。
<6> 結合要素(17、56)は、回転可能か、又はばねが取り付けられる<4>及び<5>のいずれかに記載の供給設備である。
<7> 結合要素(17、56)は、ガス抜き、及び通気孔(18a)を有する<4>から<6>のいずれかに記載の供給設備である。
<8> 結合要素(17、56)は、供給容器(11、31、51、71)に接続するためのばね封止要素、特に、マイクロベローズ(18)を有する<4>から<7>のいずれかに記載の供給設備である。
<9> 供給容器(11、31、51、71)は、取り出し手段と接続可能な吸引ホース、又は吸引プローブ(16、44a、55)を有する<1>から<8>のいずれかに記載の供給設備である。
<10> 吸引ホース、又は吸引プローブ(16、44a、55)は、取り出し手段から離れた端部が供給容器(11、31、51、71)の底で終端する<9>に記載の供給設備である。
<11> 吸引ホース、又は吸引プローブ(16、44a、55)の端部は、波形、又は斜めである<10>に記載の供給設備である。
<12> 吸引ホース、又は吸引プローブ(16、44a、55)は、取り出し手段から離れた端部が供給容器(11、31、51、71)の底から所定の間隔(a)をあけて配置される<9>に記載の供給設備である。
<13> 吸引プローブ(55)は、保持器(59)に懸架取付される<12>に記載の供給設備である。
<14> グリップ要素(57)は、吸引プローブ(55)に取り付けられて一体化する媒体ラインである<13>に記載の供給設備である。
<15> 媒体ラインは、柔軟なホース、特に螺旋状ホース(58)として形成される<14>に記載の供給設備である。
<16> 吸引プローブ(55)に供給容器(11、31、51、71)を閉じるための可調カバーが配置される<13>から<15>のいずれかに記載の供給設備である。
<17> 送出手段は、圧力ホース(75)を有し、該圧力ホースの端部にはスプレーノズル(74)及び該スプレーノズル(74)を作動するための作動要素が配置される<1>から<16>のいずれかに記載の供給設備である。
<18> 圧力を印加するためのポンプ(73)が圧力ホース(75)に接続される<17>に記載の供給設備である。
<19> ポンプ(73)は、自動で作動して貯蔵器から圧力ホース(75)を介して作業物質を取り出す<18>に記載の供給設備である。
<20> 送出手段は、作業物質(12、32、52、72)を中間保存するための中間容器(20、40)を有する<1>から<19>のいずれかに記載の供給設備である。
<21> 中間容器(20、40)は、通気ホース(22)を経て供給容器(11、31、51、71)に接続される<20>に記載の供給設備である。
<22> ポンプ(21、44)は、中間容器(20、40)を補充するために提供される<20>及び<21>のいずれかに記載の供給設備である。
<23> 中間容器(20、40)は、作業物質を自動で補充するために中間容器(20、40)の補充状態を検知し、及びポンプ(21、44)を制御するセンサを有する<22>に記載の供給設備である。
<24> 洗浄されるホース(35a、35b)を送出手段と接続するための接続機器(34)を有し、該接続機器(34)を経て水及び/又は作業物質としてのケア剤(32)が使用可能となる<1>から<23>のいずれかに記載の供給設備である。
<25> ケア剤(32)は、吸引ホース(44a)を経て水と常時混合する<24>に記載の供給設備である。
<26> ケア剤(32)は、水と選択的に混合可能である<24>に記載の供給設備である。
<27> ケア剤(32)用送出ライン(40a)は、水用送出ライン(41a)へ開口する<26>に記載の供給設備である。
<28> 水用送出ライン(41a)は、ケア剤(32)用送出ライン(40a)の入口領域にサイホン(45)として構成される<27>に記載の供給設備である。
<29> 2つの送出ライン(40a、41a)の間の接続点に多方弁(42)が配置される<27>に記載の供給設備である。
<30> 作業物質(12、32、52、72)が供給容器(11、31、51、71)内に位置するか、又は送出手段を経て運ばれ、該作業物質(12、32、52、72)を識別するセンサ(66)を有する<1>から<29>のいずれかに記載の供給設備である。
<31> センサは、供給容器(11、31、51、71)の補充状態を検知する<30>に記載の供給設備である。
<32> 消毒剤の再補充のための供給容器(11)は、これまでの供給装置において提供されるか、又は使用可能である<1>から<31>のいずれかに記載の供給設備である。
本発明の核心は、様々な液体作業物質を組織的及び移送上の観点で空間的に組み立てることである。様々な物質の取り扱いは、できる限り自動化して容易に使用可能とする。
これに関して、前記<1>では、医療、特に、歯科医療用作業ステーション用供給設備が提案されている。この供給設備は、治療ステーションで用いるために提供される液状作業物質を収容する供給容器を少なくとも2つ有し、更に、供給設備は作業物質を供給容器から取り出す取り出し手段、及び作業ステーションの所要の位置で使用可能にするための送出手段を有する。
作業物質の集中保存、及び作業物質を自動化して使用可能にすることで、洗浄、及び手入れ作業用の様々な洗浄、ケア及び消毒剤の使用が極めて単純化される。作業者は、各種薬剤を取り出すために、もはや様々な場所を探す必要がない。代わりに、作業物質の物流の組立てにより、極めて単純化された作業方法が達成される。更に、本発明の利点の更なる展開により、必要な薬剤がいつでも十分な量で使用可能であることもまた確実にできる。取り出し機器、又はこれに適切なセンサについて下記に詳細を記載する。
本発明の供給設備は、いわゆる「流体センタ」と以下に示し、液状作業物質の供給のための個別の作業ステーションに使用可能であり、また複数の作業ステーションへの集中的な供給のために用いることも可能である。そのような拡張に際して、所望の液状、又は作業物質が適切な作業ステーションの所要の位置でも使用可能であることを確実にするために、取り出し、及び送出手段を相応に個別に設定する必要がある。
本発明の更なる展開は、特に、流体センタの各種要素の具体的な構造に関する。
使用可能とする作業物質によっては、非常に多様な手段を提供することができ、作業物質を供給容器から整然と、衛生的に完璧な状態で、確実に取り出すことができる。ここで、この手段は、所望の作業物質だけが対応する所要の位置に確実に送出されるために、特別な役割を果たす。例えば、消毒剤が洗口水と偶発的に混ざってしまうと致命的な結果となるため、作業ステーションの各種要素には、間違いなく適切な薬剤だけが確実に供給されなければならない。
本発明の利点の更なる展開により、供給容器の接続に対して特殊な連結要素が提供され、各供給容器の種類は、正しい供給容器とだけ接続可能な個別の連結要素と関連付けられている。この使用法における更なる措置は、供給容器内にある薬剤を一義的に特定する特別なセンサを提供することにあろう。これにより、センサは、システムに対して適切な物質が用いられるかどうかを認識するので、例えば、供給容器に元来とは異なる作業物質が誤って補充されるのを防ぐ。
本発明の他の更なる展開は、供給容器から作業物質の信頼できる安定した取り出しが確実である手段に関する。従って、供給容器は関連する連結要素で接続可能な吸引ホースを有し、該吸引ホースは、特に、連結要素とは反対側の端部が供給容器の底に配置され、好ましくは、斜めに、又は波形に構成されて備わる。供給容器に接続する連結要素は、例えば、ばね封止要素、マイクロベローズ等であり、本発明の好適な実施形態による連結要素が、回転可能に、又はばね入り様式で取り付けられる。これにより、供給容器の交換、及び取り出し手段への接続が特に単純に構成される。
もし、本発明の供給設備により使用可能である作業物質が、用水の消毒及び微生物のいない水路の維持のために使われるのであれば、この薬剤が対応する水路に直接運ばれずに、初めは、供給容器から中間容器に向かうように提供されるのが好ましい。これにより、容器内の量が最低量以下に減少するとすぐに中間容器を自動的に補給するためのセンサを備え得る。従って、中間容器は、好ましくは、供給容器よりも高位置に配置されることで、洗浄に必要な、正確な量の洗浄剤を確実に送出することができる。
本発明の供給設備により、表面消毒剤もまた作業物質として使用可能である。ここで、送出手段は、好ましくは、端部に例えばハンドピースの形態のスプレーノズルを有する圧力ホース、スプレーノズルを作動させるための作動要素が配置される。圧力ホースに加圧用ポンプが備わり、作業ステーションの部材が洗浄される場合、作業者は単にスプレーノズルを使い、作動要素により消毒剤を噴霧可能である。
本発明の流体センタの一部である更なる構成要素は、作業ステーションのホースの洗浄に関係する。この目的のために、洗浄されるホースを接続するための接続機器が備わり、水及び/又はケア剤が接続機器を経て使用可能となる。ここで、一方では、ケア剤は吸引ホースを経て水に常時加えられる可能性があるが、また他方では、ケア剤は水と選択的に混合可能であり、又は水とは独立して単独でホースにポンプで通すことも可能でもある。この目的のため、例えば、特殊なバルブの配備又は同様のものが送出ライン内に提供され得る。
最後に、本発明の流体センタもまた、洗口剤を洗口水に自動的に加えるために用いることができる。この場合も先と同様に、ここで提供される手段は、一方で供給容器から洗口剤の取り出しを確実にし、他方で供給容器を単純で迅速な方法で交換可能にする。
本発明によると、従来における諸問題を解決でき、使用される液状作業物質が結び付けられることで、医療、又は歯科医療用作業ステーションにおける多様な処理のやり方が極めて単純化できるような設備が提供される。これにより、より高い品質基準を確実にすると同時に、衛生要件を確実に順守することができる。
まず、図1は本発明の一般的な設備1を示す。これは、液状作業物質を用いる医療、又は歯科医療用作業ステーションへの補給用である。図1の概略図に関して、本発明の流体センタ1は、4つの異なる液状作業物質を使用可能にするための、4つの異なるいわゆる供給要素、つまり、ユニット10、30、50、70、及び正確な作業物質の在庫をその都度確認するためのモニタリング要素90から構成される。
第1供給要素10は、用水の消毒、及び微生物のいない水路を維持するために提供される機器である。第2供給要素30の役割は、吸引ホース、フィルタ、アマルガム分離機等の洗浄及びケア用洗浄剤を使用可能にすることである。第3の供給要素50により、洗口剤を洗口水に確実に加えることができ、第4の供給要素70により、作業ステーションの表面の洗浄、及び消毒のための消毒剤を使用できる。最後の要素90は、流体を直接提供するためのものではなく、所望の薬剤が使用されていることや、又は使用可能であることを認識するためのものである。特に、この最後の要素90を用いて液状作業物質の自動検出、及び識別が可能であり、作業ステーションの各種所要な位置での、誤った作業物質の偶発的な使用を確実に回避できる。
本発明の流体センタ1に図示する構造は、具体的には歯科医療用作業ステーションでの使用を目的としている。しかしながら、もちろん、本発明の供給設備は、他の医療用作業ステーションでの適用も可能である。その場合には、適切であれば他の機器が使用されたり、又は他の作業媒体が使用可能である。共通要因は、流体センタの供給要素により、供給容器から作業物質を取り出すことが可能な限り自動化され、且つ作業物質を所望の位置に必要な場合に使用できることである。
供給設備の各種システム要素10、30、50、70、及び90は、できる限り自動制御され、装置中において分散して配置されてもよく、又は、適切であれば診療とは別領域に集中して配置される。図2a及び図2bに示すように、本発明の流体センタ1を個別の治療ユニット100に個別に供給するために使用する可能性もある(図2aの実施形態の場合は、本発明の流体センタ1が治療ユニット100と一体化され、対照的に、図2bの実施形態の場合には、流体センタ1は治療ユニット100に対して別個の機器を表す)。しかし、他方では、また、流体センタ1を複数の治療ユニットへ同時に供給するために使用することも考えられる。この場合を図3に示し、流体センタ1は中央領域にあり、3つの異なる治療ユニット100a、100b、及び100cへの供給を実施する。この場合、図4及び図5から理解されるように液状作業物質の送出手段の拡張が必要である。
図4もまた、歯科医療用ステーションの単一治療ユニット100内の本発明の供給機器1の配置を概略的に示す。上記で既に説明した通り、機器1は4つの供給要素10、30、50、及び70で構成され、それぞれが対応する供給容器11、31、51、又は71を有し、供給容器内に液状作業物質12、32、52、又は72を収容する。概略だけ図示する取り出し、及び送出手段13、33、53、及び73を経て異なる作業物質が、対応する受器、例えば、水を排出するための機器14、ホースの手入れ用吸引機器34、洗口水を利用可能にするための機器54、又は、消毒又はケアスプレーを噴出するための機器74に送出される。
図4の実施形態の場合、個別の治療ユニット100と関連する本発明の流体センタ1において、送出手段13、33、53、及び73は、対応する受器14、34、54、及び74に直接通じる。対照的に、図5における実施形態の場合に本発明の供給ユニット1は、合計5つの治療ユニット100aから100eへ供給するために備わり、対応する作業剤を目下必要としている治療ユニット100aから100eにおいて作業剤をその都度有効な場合に、追加的に提供する必要がある。この変形に対応するために、分配/制御ブロック2もまた備えられ、各種流体12、32、52、及び72の、治療ユニット100aから100eへの分配に関与する。
流体センタ1の供給ユニット10、30、50、及び70の役割は、適切な使用者又は受器に対して適切な作業物質を所望の量だけ確実に送出することである。作業物質が提供される、又は使用される方法が異なるため、これは、各種供給ユニットについて同様に考慮すべきである。以下に、構造、及び4つの異なる供給ユニット10、30、50、及び70の特徴をより詳細に説明する。
まず初めに、図6から図10は、用水の殺菌用消毒剤を使用可能にすることや及び微生物のいない水路の維持に関与する、第1供給ユニット10を示す。ここで特筆すべきことは、薬剤12を高精度で加えられるという点であり、いつでも十分な量の薬剤を確実に使用可能である。更に、作業物質12用供給容器11は、容易に交換可能でなければならない。
第1供給ユニット10の重要な要素は、供給容器11を接続するための接続要素、媒体12を供給容器から取り出す取り出し手段、及び所望の方法で正確な用量を受器に与える送出手段である。
まず初めに、接続要素、及び取り出し手段を説明するが、図8a及び図8bから特に理解できる。重要な特徴は、まず、ガス抜き機能のために必要とされる供給容器11の出口15が、細い吸引ホース16に加えて備わり、吸引ホースの端部は、例えば、図6から理解されるように一端が出口15のマッシュルーム弁15aにおいて開口し、他端は供給容器11の底で最も深い位置に配置される。吸引ホース16は、供給容器11の壁、又は底側に位置する下端が、好ましくは、波形、又は斜めに切断され、密閉されないようにする。
接続アダプタ17は、ばね封止要素18を含み、供給容器11の出口マッシュルーム弁15aを塞いで吸引接続を安全に密封するように備わる。図7から分かるように、接続アダプタ17は、回転の軸となるように取り付けられ、ばねは対応する供給容器11用収容器80の一部であるホルダ19に適合し、供給容器11の速やかな交換を可能にする。供給容器11から薬剤12の吸引に際する圧力補正、及び予想される消毒剤12のガス抜きは、ガス抜き要素(不図示)と共に備えられる接続アダプタ17の通気孔としてのノッチ18aを経て達成される。
消毒剤12を作業ステーションの水路へ一定して常時送出できるようにするために、消毒剤12は供給容器11から所要の位置へ直接送られず、代わりに、中間容器20が備わり、消毒剤12が小さなポンプ21、特に振動薄膜ポンプにより供給容器11から中間容器20の中に移送される。中間容器20も同様に通気孔を設けなければならず、このため、接続ホース22を介して接続アダプタ17に接続され、治療中に供給容器11が空になった場合でもまだ十分な予備が存在するため、補充による一時的な妨害で作業が中断されないことを確実にする。中間容器20の更なる機能は、集中的な殺菌の場合の補給として役立ち、十分な消毒剤12を確保するので、集中的な殺菌は補充のために中断されることなく通常通りに自動で実行可能である。中間容器20と供給容器11の間の接続ホース22は、通気と共に、機能が休止した場合に中間容器20があふれる可能性をなくすためにも役立つ。
中間容器20は、消毒剤12を水にほぼ非加圧で混合可能であるように、供給容器よりも高位置に配置される。この目的のため接続ライン23が備わり、ポンプ24に水を運ぶ。圧力差は充填量に依存し、中間容器20においては極僅かであるため、この好適な構造及び第1供給ユニット10の各種要素の配置により消毒剤12を常に正確に加えることができる。
図9に図示する補充状態センサ25を介し、またポンプ21を制御することで、中間容器20は、消毒剤12が所定の最低量に達しなければ直ぐに自動で補充される。更に、センサ25はまた、供給容器11が空であることを示すインジケータとして用いることができる。なぜならば、ポンプ21の一定の揚水時間後に、センサ25によりインジケータが空から満杯になったかをチェックするからである。この時間を過ぎたならば、供給容器11は空であることが仮定できる。この場合、適切な信号が出されるため、作業者が供給容器11を交換できる。
しかしながら、個別センサで供給容器の補充状態を監視することも考えられる。例えば、ライト・バリアを介して、又は誘導的方法で重量を決定することで補充状態を決定するセンサを用いることもできる。圧力ホース、又は吸引ホースにおける陽圧又は陰圧スイッチにより、供給容器を補充すべきかどうかを監視することも可能である。
第1供給ユニット10の構造の利点は、消毒剤の手配が、供給容器を交換するという単純な配備で可能となることにある。特に、接続アダプタは、容器を接続手段、及び取り出し手段に簡単に繋ぐのに差し支えないように構成されている。その上、送出路、及び中間容器は、消毒剤を一定に正確に加えることができるように構成されている。更に、補充状態センサを用いて供給容器が空であることを単純な方法で認識可能である。
更に、本発明の供給容器11の構造は、容器11もまた今まで用いられた供給装置における消毒剤の補充に使用可能であることを意識して選択されていることに注目すべきである。よって、出口15により他の装置の補充が手動で可能になるため、本発明のシステムの汎用性が更に向上する。
本発明の流体センタの第2の供給要素は、吸引ホース、及び歯科医療用作業ステーションの更に機能的な要素、例えば、フィルタ、アマルガム除去機、分離機、ブロック弁等を洗浄するための洗浄及びケア剤を提供することに関する。これらの要素の定期的な洗浄により、特に生物膜の形成(Biofilmbildung)を防ぐ。
生物膜の形成を防ぐために、通例、治療後に、吸引システムを毎日整備、及び洗浄しなければならない。このため、水、洗浄剤、及び消毒剤の混合体を吸引ホースに通過させる。今日までこの手法は、正確な取り扱い手順に従う場合に限ってシステムの確実な洗浄が達成できるので、原則的に正確な取り扱い手順に従い、通例、手作業で定量を混合した。
本発明の流体センタの第2供給要素30は、システム要素の洗浄をできる限り自動化可能にする。それに関して原則は、歯科業務で既にある程度使用されているチューブ洗浄システムに基づく。ここでは、多くの汚染物質、及び血液成分を有する歯科医療用作業ステーションの吸引ホース、及びアマルガム除去機をプログラム制御により浄水を勢いよく流して洗浄する。更に、吸引ハンドピースによる小出し調節が可能で、水を勢いよく噴出させることで洗浄可能である。また、これらの手段により、ホースの洗浄が達成できる。
本発明の流体センタの第2供給要素30の役割は、流体、特に水及び適切な洗浄剤を上記の要素の洗浄に自動化して供給できるようにすることである。適切に構成された供給ユニット30の第1の変形を図11a及び図11bに示す。
ここで、まず、ポンプ44を備え、消毒及びケア剤32を供給容器31から吸引ホース44aを経て中間容器40にくみ上げる。従って、中間容器40は、貯水タンク41よりも高い場所に位置し、貯水タンク41は、供給弁43を用いて得られるより多くの給水で常に充填されている。ホースを洗浄するための流体を貯水タンク41及び中間容器40から吸引してくみ上げることが出来る。この目的のために適切な弁42が制御され、流体は、一方では中間容器40から、又は他方では貯水タンク41から吸引されてくみ上げられる。図示する3/2方弁42に代わり、2つの並行に接続される2/2方弁が使用可能であるので、ここでも水とケア剤32を同時に吸引してくみ上げることができる。吸引ライン40a及び41aの横断面を調節することで、この場合、2つの流体を規定した混合比で混合できる。
バルブ42を経て供給される流体は、洗浄が必要なホース35aから35b用各接続部34aから34cを有する分配点34に更に取り入れられる。図示する実施形態の場合、分配点は作業ステーションにおいて2つの側面留め具34dにより取外し可能に構成されている。しかしながら、作業ステーションに分配点34を固定して配置することも考えられる。
ここで、歯科医療用作業ステーションのホース35a又は35bが洗浄されるが、分配点34のプラグ接続部34aから34cに単に差し込まれなければならない。相応の吸引力により流体は弁42を経て使用可能となり、水、洗浄又はケア剤32、又は両者の混合流体のいずれかが、吸引によりくみ上げられ、その結果、ホース35a、35bが洗浄される。ホース35a、35b用逆止め弁36a、36bを通過した後、流体は排水路37を通過して排出可能である。
ポンプ44は設定された時間間隔で作動し、中間容器40は適切な時期に定期的に補充される。ポンプ44は特にホースポンプ、又は膜ポンプである。この種のポンプは一定の吐出量を有するため、この方法は、提示された類の使用においては十分正確である。
しかしながら、供給容器31が空でくみ上げられれば、ポンプ44は空気を運ぶだけであり、結果として回転速度が増加する。適切な論理回路により回転速度を検出することで供給容器31が空であることが認識され、作業者に対して視聴覚信号で知らせることが可能である。作業者はその信号に対応して、ケア媒体容器31を交換又は補充する。
概して、所望の洗浄流体を使い、ホース35a、35bを介して作業ステーションを洗い流すことが可能な限り自動化される可能性が見出された。同時に、その都度、十分な洗浄剤32が使用可能であり、正確な用量で送出される。図11aは、弁42により水がホース35a又は35bを経てくみ上げられる場合を示し、また、図11bは、中間容器40内にある洗浄剤でのホースの洗浄を示す。
図11a及び図11bに図示する第2供給ユニット30の第2の変形は、同じ要素を同じ符号で規定する図12a及び図12bに図示する。この第2の変形の構造は、図11a及び図11bの実施形態に非常に似ているが、しかし水、又は洗浄剤を選択的に送出する弁が除かれている。代わりに、ポンプ44は洗浄液を中間液だめに送出する。この中間液だめは、分配点34に直接接続されており、図示する実施形態はサイホンホース45として実現される。第2の変形の機能様式に対しては、ポンプ44が圧力に対して安全な構成であることが前提であり、これは例えば、ホースポンプ又は膜ポンプの場合である。
図示する設備により、多様な操作状態が実現可能である。例えば、ポンプは液状作業物質としてのケア媒体濃縮物32が洗浄ユニット、より正確には、サイホン45に送出するようにしておき、同時に水を送出すると、最終的には2つの流体混合体が洗浄しようとしているホース35a及び35bを経て吸引される。もし、他方でケア媒体32がサイホン、つまり中間液だめ45に移送されれば、ホース35a及び35bを経由した吸引が行わなければ、続く吸引の際には、図12aに示すように、最初にケア剤32だけが吸引される。よって、ホース35a及び35bに対して特に効果的で強力な洗浄が実行可能である。もし、ポンプ44が最終的に停止状態になれば、図12bに相当するように供給容器41から水だけを吸引してくみ上げる。この場合、ポンプ44は逆止め機として作動するため、洗浄剤32がホース35a及び35bに入らないことが保証される。
第2の変形を用いて最も多様な洗浄手順が非常に単純な方法で実行可能であり、これにはポンプ44の適切な制御だけが必要である。
図13は、最終的な、特に単純な第3の変形を示し、水と同時に洗浄剤32がホース35a及び35bを経て常時移送される。この場合、ポンプが除かれ、代わりに、洗浄剤32用送出ライン40aが吸引ライン44aに直接接続され、分配点34においてホース35a及び35bが接続する場合、洗浄剤32も自動的に吸引によりくみ上げられる。送出ライン40aに逆止め弁46が備わるため、水が供給容器31に偶発的に入らないことが確実になる。洗浄剤32用移送ライン41aに追加された弁により(不図示)、更に目的どおりに洗浄剤32の混合が達成できる。
概して、流体センタの第2供給要素30は、ホースの洗浄に必要な流体を適切な量且つ確実な方法で提供可能である。その時点で、必要とされる洗浄剤が十分な量でいつでも確実に使用できるような措置を取ることができる。更に、第2供給要素30の接続手段は、第1供給要素10の接続手段と同じように供給容器の単純な交換を可能にするために構成されることに注目すべきである。
本発明の流体センタの第3供給要素は、図14から図17に図示する。これらは、歯科医療用治療ステーションにおいて洗口剤を加える設備に関する。今日まで、そのような洗口剤は、正確な量の洗口剤又は口内殺菌剤を助手が手で調合し患者に提供しなければならなかった。本発明の流体センタの第3供給要素は、そのような薬剤が自動的に提供される設備を備える。しかし、ここでは、使用する製品を決定する自由はシステムの使用者にあるべきなので、非常に多様な形状のびんの使用可能性を規定する。衛生的な理由のため、特に薬剤を所望の割合で水と混合する可能性もあるはずなので、使用するグラスに個別に媒体が送出されることがさらに望ましい。
図14から図17に示す流体センタの第3の要素50で、上記のさまざまな目的が達成できる。ここでは、洗口剤52が入った供給容器51が台51aに保持され、吸引プローブ55を経て洗口剤52が吸引されてくみ上げられる。この配置は、図16に示すように吸引プローブ55の下端が供給容器51の底から常にaだけ間隔をあけたときに成立する。更に図16から理解できるが、この手段では、供給容器51の大きさ、又は形状、同一の設置又は取り扱い条件は無関係である。更に、供給容器51を確実に覆うために、カバー56が吸引プローブ55に配置され、動かすことができるので、供給容器51の上側開口の大きさに関係なく適用できる。
吸引プローブ55は、緩衝器59において人間工学的に成形されたグリップ要素57を介して抑止されており、図17に上面図で示す。媒体はグリップ要素57内を通過し、プローブ55は継続する柔軟な螺旋状ホース58に接続でき、同時にたわませることもできる。図15から理解されるように、螺旋状ホース58の柔軟な構造により非常に自由に変形できるため、供給容器51が快適に変更又は交換できる。その上、供給容器51が元の場所に戻るとき、螺旋状ホース58の自己張力によりその動作が妨げられない。つまり、図15の左側の図示に相当するように緩衝器に対してホース58自らが収縮する。
洗口剤52は供給容器51からポンプ60を介して移送される。ポンプ60の上流側に逆止め弁61が設置され、衛生的な理由で望ましくない洗口剤52の供給容器51への逆流を防いでいる。送出ライン63を経由し、排出点54に至るまでの洗口剤52の経路は、2つの流体に望ましくない影響が無いように、貯水タンク64及び対応する制御弁65で構成される他の用水設備から離されている。
必要に応じて、水、洗口剤、又は2つの流体混合体のいずれかのみが排出可能である。更に、任意で、センサ機器62、62aを設置し、補充又は空の状態を監視することができ、そのセンサ機器を用いて洗口剤52をまだ移送できるかどうか、又は供給容器51が空ではないかどうかを自動で認識する。また、本発明の流体センタの他の要素を用いて供給容器51が空になると直ぐに作業者に自動で知らせるようにすることができる。
第3供給要素50は、ライン63を経て運ばれる薬剤を識別するためのセンサ機器66を設置することで更に拡張される。供給設備1の監視ユニット90の要素であるこのセンサ66の役割は、他の薬剤が偶発的に導入されると致命的な結果となり得るため、洗口剤だけが確実に分配点に達するようにすることである。センサ66は運ばれた流体の特定の特徴を認識し、もし意図した薬剤ではなく誤った流体が送出ライン63を通過すると、薬剤を運ぶのを中断するか、又は警告を出す。例えば、電気伝導度の測定、光屈折の手法、濃度の認識、色の認識、又はイオンの認識により、薬剤の移送可否が判断される。
他の場合でも、意図した薬剤を供給容器に確保しなければならないため、上記のような化学的、光学的、又は電気的センサを用いた拡張は、もちろん本発明の流体センタのほかの供給容器にも応用できる。
更なる拡張により、多様な作業物質がより確実に使用可能となるが、供給容器への接続用の取り出し手段の連結要素は、例えば、第1供給ユニット10の接続アダプタ17、又は第3供給ユニット50のカバー56などであるが、それぞれが、適切な作業物質が入っている供給容器のみと接続可能であるように構成されている。この単純な手段は、各種の供給容器が個別の連結要素と関連付けられているが、本発明の供給設備の全ての供給ユニットにおいて使用可能であり、供給容器の意図しない誤った接続を防ぐので、システムの安全性が更に高められる。
本発明の流体センタの第3の要素により、従来の処理方法と比較して、洗口剤を自動で小出し調節可能となり、同時に補足的な措置を行えば正確な計量が確実となり、実際に洗口剤だけが排出点54に送られる。更に、供給容器が空であることもまた自動的に認識されるため、洗口剤用供給容器を即座に交換可能である。
本発明の流体センタの第4の供給ユニット70に関して、最終的にはまた図4を基に説明する。この供給ユニット70の役割は、洗浄しようとする医療、又は歯科医療用作業ステーションの表面で消毒剤を使用可能にすることである。今日まで、この目的のために、消毒剤を収容したポンプスプレーびんだけが使用されており、その結果、そのようなびんを使用する者は、手動でくみ上げ動作をし、消毒剤をびんから噴霧器を介して消毒する面に噴霧しなければならなかった。
また、供給びん71において第1供給ユニット10の場合のように、吸引ホースが配置されるので薬剤が自動で使用可能になる。また、この端部も、システムの接続アダプタにおいて一端が開口し、もう一端は、供給容器の底で最も深い位置に配置される。ホースは、容器の壁に接して密閉されるのを防ぐために、斜めに切断されるか又は波形であるのが好ましい。
接続アダプタはばね封止要素を含み、第1供給ユニット10に関連して説明したように、接続部分において吸引接続を確実に密閉する。好ましくは、アダプタもまた回転の軸となるように取り付けられ、ばねを有し、供給容器71が簡単に交換できる。
供給容器71内にある消毒剤72が、圧力ホース75を経て圧力ホース75端部に位置するスプレーノズル74に送られ、適切な作動要素により作動できる。ホース75が容器から外されると自動的に作動する。ポンプが自動的に作動し、ホース75を介して消毒剤を取り出す。例えば、振動膜ポンプなどのポンプを用いて、ホース75を加圧下に置く。作動要素を単に押すだけで、消毒剤がスプレーノズル74から噴出する。本発明により、ポンプを用いて、消毒剤72の一定の噴出が可能となるため、システムの取り扱いが非常に単純化できる。
産業上の利用の可能性
本発明の医療、特に歯科医療用作業ステーション用供給設備は、全般的に見て、非常に多様な流体を医療、又は歯科医療用作業ステーションに供給するための設備が提供され、設備は、流体が意図した用途に対応して適切な方法で確実に使用可能となるように構成される。適切な措置により、事実上、所望の薬剤だけを正確な用量で確実に使用可能とする。また、多様な薬剤を含む供給容器の交換も極めて単純に構成される。
図1は、本発明の供給設備の概略図であり、供給設備の多様な要素の一例を示す。 図2a及び図2bは、本発明の供給設備が個別の作業ステーションで用いられた場合の様々な可能性の一例を示す。 図3は、本発明の単一供給設備による複数の作業ステーションに対する供給の可能性の一例を示す。 図4は、歯科医療用作業ステーションの個別の治療ユニット内における本発明の供給設備の概略構成図の一例を示す。 図5は、図4と比較するための、複数の治療ユニットが単一供給設備から供給を受ける場合の概略構成図の一例を示す。 図6は、供給設備に使用される送出手段、及び結合要素の一実施形態を示す。 図7は、供給容器の交換手順を説明する概略図の一例である。 図8a及び図8bは、結合要素の供給容器への接続部分の拡大図の一例である。 図9は、図6の実施形態の場合の送出手段の多様な要素の一例を示す。 図10は、第1実施形態の送出手段の全体的な設備の一例を示す。 図11a及び図11bは、医療用作業ステーションの吸引ホースを手入れするためのユニットの第1実施形態の一例を示す。 図12a及び図12bは、該ユニットの第2実施形態の一例を示す。 図13は、該ユニットの第3実施形態の一例を示す。 図14は、洗口剤を洗口水に加えるための供給設備の更なるユニットの一例を示す。 図15は、図14に図示するユニットのための接続要素の構造の一例を示す。 図16は、異なる大きさの供給容器の場合における接続ユニットの機能様式の一例を示す。 図17は、接続要素用ホルダの上面図の一例を示す。
符号の説明
1 供給設備
100、100a〜100e 作業ステーション
11、31、51、71 供給容器
12、32、52、72 作業物質
14、34、54、74 所要の位置
16、44a、55 吸引ホース、又は吸引プローブ
17、56 結合要素
18a 通気孔
18 マイクロベローズ
20、40 中間容器
22 通気ホース
34 接続機器
35a、35b 洗浄されるホース
40a、41a 送出ライン
42 多方弁
45 サイホン
57 グリップ要素
58 螺旋状ホース
59 保持器
66 センサ
73、21、44 ポンプ
74 スプレーノズル
75 圧力ホース

Claims (32)

  1. 医療、特に歯科医療用作業ステーション(100、100a〜100e)用供給設備(1)であって、
    作業ステーションで用いるために提供される液状作業物質(12、32、52、72)を収容する少なくとも2つの供給容器(11、31、51、71)、
    作業物質(12、32、52、72)を供給容器(11、31、51、71)から取り出す取り出し手段、及び
    作業ステーション(100、100a〜100e)の所要の位置(14、34、54、74)で使用可能にするための送出手段、
    を有することを特徴とする医療、特に歯科医療用作業ステーション(100、100a〜100e)用供給設備(1)。
  2. 個別の医療、又は歯科医療用作業ステーション(100、100a〜100e)と接続される請求項1に記載の供給設備。
  3. 複数の医療、又は歯科医療用作業ステーション(100、100a〜100e)と接続される請求項1に記載の供給設備。
  4. 取り出し手段は、供給容器(11、31、51、71)に接続するための結合要素(17、56)を有する請求項1から3のいずれかに記載の供給設備。
  5. 個別の結合要素(17、56)は、各供給容器の種類に関連する請求項4に記載の供給設備。
  6. 結合要素(17、56)は、回転可能か、又はばねが取り付けられる請求項4及び5のいずれかに記載の供給設備。
  7. 結合要素(17、56)は、ガス抜き、及び通気孔(18a)を有する請求項4から6のいずれかに記載の供給設備。
  8. 結合要素(17、56)は、供給容器(11、31、51、71)に接続するためのばね封止要素、特に、マイクロベローズ(18)を有する請求項4から7のいずれかに記載の供給設備。
  9. 供給容器(11、31、51、71)は、取り出し手段と接続可能な吸引ホース、又は吸引プローブ(16、44a、55)を有する請求項1から8のいずれかに記載の供給設備。
  10. 吸引ホース、又は吸引プローブ(16、44a、55)は、取り出し手段から離れた端部が供給容器(11、31、51、71)の底で終端する請求項9に記載の供給設備。
  11. 吸引ホース、又は吸引プローブ(16、44a、55)の端部は、波形、又は斜めである請求項10に記載の供給設備。
  12. 吸引ホース、又は吸引プローブ(16、44a、55)は、取り出し手段から離れた端部が供給容器(11、31、51、71)の底から所定の間隔(a)をあけて配置される請求項9に記載の供給設備。
  13. 吸引プローブ(55)は、保持器(59)に懸架取付される請求項12に記載の供給設備。
  14. グリップ要素(57)は、吸引プローブ(55)に取り付けられて一体化する媒体ラインである請求項13に記載の供給設備。
  15. 媒体ラインは、柔軟なホース、特に螺旋状ホース(58)として形成される請求項14に記載の供給設備。
  16. 吸引プローブ(55)に供給容器(11、31、51、71)を閉じるための可調カバーが配置される請求項13から15のいずれかに記載の供給設備。
  17. 送出手段は、圧力ホース(75)を有し、該圧力ホースの端部にはスプレーノズル(74)及び該スプレーノズル(74)を作動するための作動要素が配置される請求項1から16のいずれかに記載の供給設備。
  18. 圧力を印加するためのポンプ(73)が圧力ホース(75)に接続される請求項17に記載の供給設備。
  19. ポンプ(73)は、自動で作動して貯蔵器から圧力ホース(75)を介して作業物質を取り出す請求項18に記載の供給設備。
  20. 送出手段は、作業物質(12、32、52、72)を中間保存するための中間容器(20、40)を有する請求項1から19のいずれかに記載の供給設備。
  21. 中間容器(20、40)は、通気ホース(22)を経て供給容器(11、31、51、71)に接続される請求項20に記載の供給設備。
  22. ポンプ(21、44)は、中間容器(20、40)を補充するために提供される請求項20及び21のいずれかに記載の供給設備。
  23. 中間容器(20、40)は、作業物質を自動で補充するために中間容器(20、40)の補充状態を検知し、及びポンプ(21、44)を制御するセンサを有する請求項22に記載の供給設備。
  24. 洗浄されるホース(35a、35b)を送出手段と接続するための接続機器(34)を有し、該接続機器(34)を経て水及び/又は作業物質としてのケア剤(32)が使用可能となる請求項1から23のいずれかに記載の供給設備。
  25. ケア剤(32)は、吸引ホース(44a)を経て水と常時混合する請求項24に記載の供給設備。
  26. ケア剤(32)は、水と選択的に混合可能である請求項24に記載の供給設備。
  27. ケア剤(32)用送出ライン(40a)は、水用送出ライン(41a)へ開口する請求項26に記載の供給設備。
  28. 水用送出ライン(41a)は、ケア剤(32)用送出ライン(40a)の入口領域にサイホン(45)として構成される請求項27に記載の供給設備。
  29. 2つの送出ライン(40a、41a)の間の接続点に多方弁(42)が配置される請求項27に記載の供給設備。
  30. 作業物質(12、32、52、72)が供給容器(11、31、51、71)内に位置するか、又は送出手段を経て運ばれ、該作業物質(12、32、52、72)を識別するセンサ(66)を有する請求項1から29のいずれかに記載の供給設備。
  31. センサは、供給容器(11、31、51、71)の補充状態を検知する請求項30に記載の供給設備。
  32. 消毒剤の再補充のための供給容器(11)は、これまでの供給装置において提供されるか、又は使用可能である請求項1から31のいずれかに記載の供給設備。
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