JPH027385A - 高周波加熱装置の過電流保護回路 - Google Patents
高周波加熱装置の過電流保護回路Info
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- JPH027385A JPH027385A JP15619888A JP15619888A JPH027385A JP H027385 A JPH027385 A JP H027385A JP 15619888 A JP15619888 A JP 15619888A JP 15619888 A JP15619888 A JP 15619888A JP H027385 A JPH027385 A JP H027385A
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- Control Of High-Frequency Heating Circuits (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、電子レンジ等のようにマイクロ波を用いて誘
電加熱を行う高周波加熱装置において、過電流の発生を
検出してマグネトロンや半導体素子等の破損を防止する
過電流保護回路に関するものである。
電加熱を行う高周波加熱装置において、過電流の発生を
検出してマグネトロンや半導体素子等の破損を防止する
過電流保護回路に関するものである。
高周波加熱装置は、直流電源からインバータ回路を用い
て高周波電力を発生させ、これを昇圧トランスで昇圧す
ることによりマグネトロンを駆動するように構成されて
いる。そして、このマグネトロンのアノード電圧がほぼ
一定であることから、アノード電流を制御することによ
りその出力電力の制御を行っている。
て高周波電力を発生させ、これを昇圧トランスで昇圧す
ることによりマグネトロンを駆動するように構成されて
いる。そして、このマグネトロンのアノード電圧がほぼ
一定であることから、アノード電流を制御することによ
りその出力電力の制御を行っている。
また、この高周波加熱装置は、マグネトロンのアノード
−カソード間の放電短絡や雷サージの侵人等により一時
的に過電流が発生し、マグネトロンや半導体スイッチン
グ素子等を破壊するおそれがある。従って、上記のよう
に構成された高周波加熱装置には、この過電流の発生を
検出して、瞬時にインバータ回路の発振を停止させる過
電流保護回路が設けられて−いる。
−カソード間の放電短絡や雷サージの侵人等により一時
的に過電流が発生し、マグネトロンや半導体スイッチン
グ素子等を破壊するおそれがある。従って、上記のよう
に構成された高周波加熱装置には、この過電流の発生を
検出して、瞬時にインバータ回路の発振を停止させる過
電流保護回路が設けられて−いる。
そして、従来の過電流保護回路は、マグネトロン駆動用
変圧器の1次電流、即ち半導体スイッチング素子のコレ
クタ電流と共振電流の和、又はこのマグネトロン駆動用
変圧器の2次電流、即ちマグネトロンのアノード電流と
倍電圧整流ダイオード電流の和のいずれかより過電流を
検出して、インバータ回路を制御するものであった。
変圧器の1次電流、即ち半導体スイッチング素子のコレ
クタ電流と共振電流の和、又はこのマグネトロン駆動用
変圧器の2次電流、即ちマグネトロンのアノード電流と
倍電圧整流ダイオード電流の和のいずれかより過電流を
検出して、インバータ回路を制御するものであった。
ところが、マグネトロン駆動用変圧器は、1次−2次間
の漏洩インダクタンスが大きいために、一方で過電流が
発生しても、瞬時にこれが他方側に伝わらない。つまり
、マグネトロン駆動用変圧器の1次側電流のみを検出し
ていたのでは、2次側のマグネトロンのアノード−カソ
ード間で放電短絡が発生しても、これを直ちに検知する
ことができない。また、マグネトロン駆動用変圧器の2
次側電流のみを検出していたのでは、1次側への雷サー
ジの侵入があっても、これを直ちに検知することができ
ない。
の漏洩インダクタンスが大きいために、一方で過電流が
発生しても、瞬時にこれが他方側に伝わらない。つまり
、マグネトロン駆動用変圧器の1次側電流のみを検出し
ていたのでは、2次側のマグネトロンのアノード−カソ
ード間で放電短絡が発生しても、これを直ちに検知する
ことができない。また、マグネトロン駆動用変圧器の2
次側電流のみを検出していたのでは、1次側への雷サー
ジの侵入があっても、これを直ちに検知することができ
ない。
従って、従来の過電流保護回路は、マグネトロン駆動用
変圧器を介した反対側で発生する過電流に対して検出が
遅れるために、十分な保護機能を得ることができないと
いう問題点を有していた。
変圧器を介した反対側で発生する過電流に対して検出が
遅れるために、十分な保護機能を得ることができないと
いう問題点を有していた。
本発明に係る高周波加熱装置の過電流保護回路は、上記
課題を解決するために、2次側にマグネトロンを接続し
たマグネトロン駆動用変圧器の1次側にインバータ回路
を形成して高周波電力を供給し、このインバータ回路に
おける半導体スイッチング素子のスイッチングを制御す
ることによりマグネトロンを駆動制御する高周波加熱装
置において、マグネトロン駆動用変圧器の1次側の過電
流を検出する1次側過電流検出手段と、このマグネトロ
ン駆動用変圧器の2次側の過電流を検出する2次側過電
流検出手段と、これら1次側及び2次側過電流検出手段
の少なくともいずれか一方が過電流を検出した場合に、
過電流の発生と判定する論理和判定手段と、この論理和
判定手段が過電流の発生を判定した場合に、前記インバ
ータにおける半導体スイッチング素子のスイッチングを
少なくとも一時的に停止させるスイッチング停止手段と
を有することを特徴としている。
課題を解決するために、2次側にマグネトロンを接続し
たマグネトロン駆動用変圧器の1次側にインバータ回路
を形成して高周波電力を供給し、このインバータ回路に
おける半導体スイッチング素子のスイッチングを制御す
ることによりマグネトロンを駆動制御する高周波加熱装
置において、マグネトロン駆動用変圧器の1次側の過電
流を検出する1次側過電流検出手段と、このマグネトロ
ン駆動用変圧器の2次側の過電流を検出する2次側過電
流検出手段と、これら1次側及び2次側過電流検出手段
の少なくともいずれか一方が過電流を検出した場合に、
過電流の発生と判定する論理和判定手段と、この論理和
判定手段が過電流の発生を判定した場合に、前記インバ
ータにおける半導体スイッチング素子のスイッチングを
少なくとも一時的に停止させるスイッチング停止手段と
を有することを特徴としている。
上記高周波加熱装置の過電流保護回路の動作を第1図の
回路例に基づいて説明する。なお、第1図は本発明の基
本的な回路構成を示すものであるが、具体的に例示した
部分については、これによって上記本発明の構成を限定
するものではない。
回路例に基づいて説明する。なお、第1図は本発明の基
本的な回路構成を示すものであるが、具体的に例示した
部分については、これによって上記本発明の構成を限定
するものではない。
高周波加熱装置におけるマグネトロン駆動用変圧器1は
、1次巻線1aに並列に接続された共振コンデンサCと
この共振回路に直列に接続された半導体スイッチング素
子2とでインバータ回路3を形成している。また、この
インバータ回路3には、交流電源4からの交流を整流・
平滑する整流平滑回路5によって直流電源が供給される
ようになっている。そして、制御回路6が駆動回路7を
介して半導体スイッチング素子2をスイッチングさせる
ことにより、インバータ回路3が働きマグネトロン駆動
用変圧器1の2次側に高周波電力を供給する。
、1次巻線1aに並列に接続された共振コンデンサCと
この共振回路に直列に接続された半導体スイッチング素
子2とでインバータ回路3を形成している。また、この
インバータ回路3には、交流電源4からの交流を整流・
平滑する整流平滑回路5によって直流電源が供給される
ようになっている。そして、制御回路6が駆動回路7を
介して半導体スイッチング素子2をスイッチングさせる
ことにより、インバータ回路3が働きマグネトロン駆動
用変圧器1の2次側に高周波電力を供給する。
マグネトロン8は、アノードとカソードが倍電圧回路9
を介してこのマグネトロン駆動用変圧器lの高圧2次巻
線lbに接続されている。そして、インバータ回路3か
らの高周波電力がマグネトロン駆動用変圧器1及び倍電
圧回路9で昇圧されて供給され、これによって駆動され
る。
を介してこのマグネトロン駆動用変圧器lの高圧2次巻
線lbに接続されている。そして、インバータ回路3か
らの高周波電力がマグネトロン駆動用変圧器1及び倍電
圧回路9で昇圧されて供給され、これによって駆動され
る。
また、この際、マグネトロン8の出力電力は、インバー
タ回路3の半導体スイッチング素子2にスイッチングの
タイミング信号を送る制御回路6によって制御される。
タ回路3の半導体スイッチング素子2にスイッチングの
タイミング信号を送る制御回路6によって制御される。
制御回路6は、出力設定部10の設定に基づいてこの出
力電力を制御する。
力電力を制御する。
つまり、平均電流検知手段11によって検知されたマグ
ネトロン駆動用変圧器1の1次側の平均電流と、電圧帰
還手段12によって検知されたこのマグネトロン駆動用
変圧器1の2次側の電圧とをフィードバックすることに
より、マグネトロン8が設定された出力電力で駆動され
るように制御を行う。平均電流検知手段11は、マグネ
トロン駆動用変圧器1の1次側に設けられたカレントト
ランス13の出力からピーク電流検知手段14を介して
、1次側の平均電流を検出する回路である。
ネトロン駆動用変圧器1の1次側の平均電流と、電圧帰
還手段12によって検知されたこのマグネトロン駆動用
変圧器1の2次側の電圧とをフィードバックすることに
より、マグネトロン8が設定された出力電力で駆動され
るように制御を行う。平均電流検知手段11は、マグネ
トロン駆動用変圧器1の1次側に設けられたカレントト
ランス13の出力からピーク電流検知手段14を介して
、1次側の平均電流を検出する回路である。
電圧帰還手段12は、マグネトロン駆動用変圧器1の2
次側に設けられた補巻線1cの出力から2次側の電圧を
検出する回路である。
次側に設けられた補巻線1cの出力から2次側の電圧を
検出する回路である。
上記動作によって高周波加熱装置は、マグネトロン8を
駆動しその出力電力を制御する。
駆動しその出力電力を制御する。
本発明の過電流保護回路における1次側過電流検出手段
は、前記ピーク電流検知手段14によって構成される。
は、前記ピーク電流検知手段14によって構成される。
このピーク電流検知手段14は、カレントトランス13
の出力により、1次側の電流が所定値を超えたことを検
知することにより過電流を検出する。ただし、この1次
側過電流検出手段は、マグネトロン駆動用変圧器1の1
次側の過電流を検出するものであれば、このようにカレ
ントトランス13の出力をよるものに限定されない。
の出力により、1次側の電流が所定値を超えたことを検
知することにより過電流を検出する。ただし、この1次
側過電流検出手段は、マグネトロン駆動用変圧器1の1
次側の過電流を検出するものであれば、このようにカレ
ントトランス13の出力をよるものに限定されない。
また、2次側過電流検出手段は、2次電流帰還手段15
によって構成される。この2次電流帰還手段15は、マ
グネトロン駆動用変圧器1の高圧2次巻線lbに直列に
接続され、これを流れる電流が所定値を超えたことを検
知することにより過電流を検出する。ただし、この2次
側過電流検出手段も、マグネトロン駆動用変圧器1の2
次側の8N流を検出するものであれば、このように高圧
2次巻線lbに直列接続したものに限定されない。
によって構成される。この2次電流帰還手段15は、マ
グネトロン駆動用変圧器1の高圧2次巻線lbに直列に
接続され、これを流れる電流が所定値を超えたことを検
知することにより過電流を検出する。ただし、この2次
側過電流検出手段も、マグネトロン駆動用変圧器1の2
次側の8N流を検出するものであれば、このように高圧
2次巻線lbに直列接続したものに限定されない。
さらに、論理和判定手段は、論理和回路16によって構
成される。論理和回路16は、こ杵らピーク電流検知手
段14又は2次電流帰還手段15が過電流を検出した場
合に、過電流の発生と判定する。なお、ピーク電流検知
手段14及び2次電流帰還手段15が共に過電流を検出
した場合にも、過電流の発生と判定するのは勿論である
。
成される。論理和回路16は、こ杵らピーク電流検知手
段14又は2次電流帰還手段15が過電流を検出した場
合に、過電流の発生と判定する。なお、ピーク電流検知
手段14及び2次電流帰還手段15が共に過電流を検出
した場合にも、過電流の発生と判定するのは勿論である
。
また、スイッチング停止手段は、前記制御回路6によっ
て構成される。制御回路6は、前記出力電力の制御と共
に、この論理和回路16からの過電流の発生の判定出力
を受けて、半導体スイッチング素子2のスイッチングを
停止させる。半導体スイッチング素子2がスイッチング
を停止するとインバータ回路3が高周波出力を停止する
ので、マグネトロン8や半導体スイッチング素子2自身
が過電流により破損するのを防止することができる。な
お、このような過電流は一時的なものがほとんどなので
、通常は、半導体スイッチング素子2のスイッチングを
一時的に停止して、直りに復帰させるようにしている。
て構成される。制御回路6は、前記出力電力の制御と共
に、この論理和回路16からの過電流の発生の判定出力
を受けて、半導体スイッチング素子2のスイッチングを
停止させる。半導体スイッチング素子2がスイッチング
を停止するとインバータ回路3が高周波出力を停止する
ので、マグネトロン8や半導体スイッチング素子2自身
が過電流により破損するのを防止することができる。な
お、このような過電流は一時的なものがほとんどなので
、通常は、半導体スイッチング素子2のスイッチングを
一時的に停止して、直りに復帰させるようにしている。
〔実施例〕
本発明の一実施例を第2図乃至第4図に基づいて説明す
れば、以下の通りである。
れば、以下の通りである。
本実施例の高周波加熱装置は、第2図に示すように、商
用電源24によって駆動される。この商用電源24は、
電源スィッチ41を介して整流平滑回路25に接続して
いる。整流平滑回路25は、整流ブリッジ回路25aと
チョークコイルL及びコンデンサCI ”Ctよりなる
平滑回路とで構成されている。
用電源24によって駆動される。この商用電源24は、
電源スィッチ41を介して整流平滑回路25に接続して
いる。整流平滑回路25は、整流ブリッジ回路25aと
チョークコイルL及びコンデンサCI ”Ctよりなる
平滑回路とで構成されている。
整流平滑回路25の出力は、インバータ回路23に接続
されている。インパーク回路23は、マグネトロン駆動
用変圧器21、共振コンデンサC3及び半導体スイッチ
ング回路22からなる。マグネトロン駆動用変圧器21
は、1次巻線21 aが共振コンデンサC3と並列に接
続され、共振回路を構成している。そして、半導体スイ
ッチング回路22は、この共振回路に直列に接続されて
いる。半導体スイッチング回路22は、半導体スイッチ
ング素子Trとこの半導体スイッチング素子Trのコレ
クターエミッタ間に逆接続されたダンパーダイオードD
Iとからなる。また、このインバータ回路23には、1
次巻線21aに流れる電流を検出するためのカレントト
ランス33が設けられている。
されている。インパーク回路23は、マグネトロン駆動
用変圧器21、共振コンデンサC3及び半導体スイッチ
ング回路22からなる。マグネトロン駆動用変圧器21
は、1次巻線21 aが共振コンデンサC3と並列に接
続され、共振回路を構成している。そして、半導体スイ
ッチング回路22は、この共振回路に直列に接続されて
いる。半導体スイッチング回路22は、半導体スイッチ
ング素子Trとこの半導体スイッチング素子Trのコレ
クターエミッタ間に逆接続されたダンパーダイオードD
Iとからなる。また、このインバータ回路23には、1
次巻線21aに流れる電流を検出するためのカレントト
ランス33が設けられている。
マグネトロン28は、アノードとカソードが倍電圧回路
29を介して上記マグネトロン駆動用変圧器21の高圧
2次巻線21bに接続されている。倍電圧回路29は、
コンデンサC4及び高圧ダイオードD2からなり、高圧
2次巻線21bの出力を半波倍電圧にする回路である。
29を介して上記マグネトロン駆動用変圧器21の高圧
2次巻線21bに接続されている。倍電圧回路29は、
コンデンサC4及び高圧ダイオードD2からなり、高圧
2次巻線21bの出力を半波倍電圧にする回路である。
マグネトロン28のフィラメント端子には、マグネトロ
ン駆動用変圧器21のヒータ巻線21dが接続されてい
る。また、このマグネトロン28のアノードと各フィラ
メント端子間には、電波漏洩ノイズ防止用のコンデンサ
C5・C6が接続されている。マグネトロン駆動用変圧
器21の2次側には、これら高圧2次巻線21b及びヒ
ータ巻線21dの他に2次側電圧検出用の補巻線21c
が設けられている。
ン駆動用変圧器21のヒータ巻線21dが接続されてい
る。また、このマグネトロン28のアノードと各フィラ
メント端子間には、電波漏洩ノイズ防止用のコンデンサ
C5・C6が接続されている。マグネトロン駆動用変圧
器21の2次側には、これら高圧2次巻線21b及びヒ
ータ巻線21dの他に2次側電圧検出用の補巻線21c
が設けられている。
前記半導体スイッチング回路22における半導体スイッ
チング素子Trのベースには、駆動回路27を介して制
御回路26が接続されている。この制御回路26は、前
記商用電源24から電源スィッチ41を介して交流電源
が供給され、直流電源回路26aによって直流電圧V、
(+5v)を生成するようになっている。また、この制
御回路26には、出力設定部3oが接続されている。さ
らに、この制御回路26には、平均電流検知回路31、
電圧帰還回路32、ピーク電流検知回路34及び2次電
流帰還回路35がそれぞれ接続されている。電圧帰還回
路32には、前記マグネトロン駆動用変圧器21の補巻
線21cが接続されている。2次電流帰還回路35には
、このマグネトロン駆動用変圧器21における高圧2次
巻線21bの一端に直列に接続されている。ピーク電流
検知回路34には、前記カレントトランス33が接続さ
れている。平均電流検知回路31には、こめピーク電流
検知回路34を介して同じくカレントトランス33が接
続されている。
チング素子Trのベースには、駆動回路27を介して制
御回路26が接続されている。この制御回路26は、前
記商用電源24から電源スィッチ41を介して交流電源
が供給され、直流電源回路26aによって直流電圧V、
(+5v)を生成するようになっている。また、この制
御回路26には、出力設定部3oが接続されている。さ
らに、この制御回路26には、平均電流検知回路31、
電圧帰還回路32、ピーク電流検知回路34及び2次電
流帰還回路35がそれぞれ接続されている。電圧帰還回
路32には、前記マグネトロン駆動用変圧器21の補巻
線21cが接続されている。2次電流帰還回路35には
、このマグネトロン駆動用変圧器21における高圧2次
巻線21bの一端に直列に接続されている。ピーク電流
検知回路34には、前記カレントトランス33が接続さ
れている。平均電流検知回路31には、こめピーク電流
検知回路34を介して同じくカレントトランス33が接
続されている。
上記構成の高周波加熱装置の動作を説明する。
商用電源24は、整流平滑回路25で整流・平滑されて
、直流電源としてインバータ回路23に供給される。イ
ンバータ回路23では、制御回路26から駆動回路27
を介して第3図に示す矩形波状のパルス信号を半導体ス
イッチング回路22に入力する。半導体スイッチング回
路22では、このパルス信号を半導体スイッチング素子
Trのベースに入力して、スイッチングを行わせる。こ
のため、第3図に示すように、パルス信号のオフ期間に
は半導体スイッチング素子Trのコレクタに共振電圧が
印加され、パルス信号のオン期間には半導体スイッチン
グ素子Trのコレクタ電流が流れることになる。従って
、マグネトロン駆動用変圧器21は、この1次側のイン
バータ回路23の動作により、2次側に高周波電力を供
給することができる。
、直流電源としてインバータ回路23に供給される。イ
ンバータ回路23では、制御回路26から駆動回路27
を介して第3図に示す矩形波状のパルス信号を半導体ス
イッチング回路22に入力する。半導体スイッチング回
路22では、このパルス信号を半導体スイッチング素子
Trのベースに入力して、スイッチングを行わせる。こ
のため、第3図に示すように、パルス信号のオフ期間に
は半導体スイッチング素子Trのコレクタに共振電圧が
印加され、パルス信号のオン期間には半導体スイッチン
グ素子Trのコレクタ電流が流れることになる。従って
、マグネトロン駆動用変圧器21は、この1次側のイン
バータ回路23の動作により、2次側に高周波電力を供
給することができる。
このマグネトロン駆動用変圧器21の高圧2次巻線21
bに誘起された高周波電力は、倍電圧回路29によって
半波倍電圧され、マグネトロン28のアノード−カソー
ド間に印加される。また、このマグネトロン28のフィ
ラメントは、ヒータ巻線21dからの電流により熱せら
れる。従って、マグネトロン28は、これによって駆動
され、高周波加熱を行うことができる。
bに誘起された高周波電力は、倍電圧回路29によって
半波倍電圧され、マグネトロン28のアノード−カソー
ド間に印加される。また、このマグネトロン28のフィ
ラメントは、ヒータ巻線21dからの電流により熱せら
れる。従って、マグネトロン28は、これによって駆動
され、高周波加熱を行うことができる。
この際、制御回路26は、前記半導体スイッチング回路
22に出力するパルス信号のオン時間幅の長さによって
、マグネトロン28の出力電力を制御する。
22に出力するパルス信号のオン時間幅の長さによって
、マグネトロン28の出力電力を制御する。
まず、出力設定部30と平均電流検知回路31の出力が
この制御回路26の第1比較回路26bに送られる。出
力設定部30は、出力ミノjの基準値が設定されている
。平均電流検知回路31は、カレントトランス33の出
力がピーク電流検知回路34を介して送り込まれる。そ
して、整流ダイオードD、を介して、負荷抵抗R4、抵
抗R3及びコンデンサC6で平滑後、1次側電流の平均
値を示すものとして第1比較回路26bに送られる。第
1比較回路26bは、これらの入力を比較して、出力電
力が基準値となるように第1オン時間幅制御回路26c
でインバータ回路23に送るパルス信号のオン時間幅を
定める。
この制御回路26の第1比較回路26bに送られる。出
力設定部30は、出力ミノjの基準値が設定されている
。平均電流検知回路31は、カレントトランス33の出
力がピーク電流検知回路34を介して送り込まれる。そ
して、整流ダイオードD、を介して、負荷抵抗R4、抵
抗R3及びコンデンサC6で平滑後、1次側電流の平均
値を示すものとして第1比較回路26bに送られる。第
1比較回路26bは、これらの入力を比較して、出力電
力が基準値となるように第1オン時間幅制御回路26c
でインバータ回路23に送るパルス信号のオン時間幅を
定める。
また、電圧帰還回路32の出力がこの制御回路26の第
2比較回路26dに送られる。この第2比較回路26d
には、直流電源回路26aの直流電圧を抵抗R&’R?
で分圧した所定電圧が入力されている。電圧帰還回路3
2は、マグネトロン駆動用変圧器21における1次巻線
21aと相似な電圧出力であるマグネトロン28のオフ
位相(フライバック)の検知電圧を送り込まれる。そし
て、この検知電圧は、抵抗R1を通じて、ダイオードD
6、抵抗R6・RQ、コンデンサC1及びツェナーダイ
オードZDからなる微分回路・オフセット回路を介し、
この第2比較回路26dに送られることになる。従って
、第2比較回路26dでは、この電圧帰還回路32の出
力電圧vc、が前記所定電圧より裔くなると、減算信号
を第2オン時間幅制御回路26eに送る。第2オン時間
幅制御回路26eは、第2比較回路26dから減算信号
が発せられない限り、第1オン時間幅制御回路26cの
出力をそのままオン時間カウンタ26fに送る。しかし
、第2比較回路26dが減算信号を発した場合には、第
1オン時間幅制御回路26Cの定めた時間幅をさらに短
縮して出力する。オン時間カウンタ26fは、第2オン
時間幅制御回、路26eの出力に基づいてオン時間の計
時を行い、パルス発生回路26gに信号を発する。パル
ス発生回路26gは、同期回路26hからの同期信号に
より、パルス信号を立ち上げてオンとし、オン時間カウ
ンタ26fの信号に基づいてこれをオフにする。同期回
路26hは、前記電圧帰還回路32の出力に基づいて同
期信号を生成する。即ち、補巻線21cの検知電圧に基
づき、抵抗R3R2・R5及びクランプダイオードD、
・D、を介して、GND電位を基準にした+■、以下の
パルス信号を同期回路26hに出力することになる。
2比較回路26dに送られる。この第2比較回路26d
には、直流電源回路26aの直流電圧を抵抗R&’R?
で分圧した所定電圧が入力されている。電圧帰還回路3
2は、マグネトロン駆動用変圧器21における1次巻線
21aと相似な電圧出力であるマグネトロン28のオフ
位相(フライバック)の検知電圧を送り込まれる。そし
て、この検知電圧は、抵抗R1を通じて、ダイオードD
6、抵抗R6・RQ、コンデンサC1及びツェナーダイ
オードZDからなる微分回路・オフセット回路を介し、
この第2比較回路26dに送られることになる。従って
、第2比較回路26dでは、この電圧帰還回路32の出
力電圧vc、が前記所定電圧より裔くなると、減算信号
を第2オン時間幅制御回路26eに送る。第2オン時間
幅制御回路26eは、第2比較回路26dから減算信号
が発せられない限り、第1オン時間幅制御回路26cの
出力をそのままオン時間カウンタ26fに送る。しかし
、第2比較回路26dが減算信号を発した場合には、第
1オン時間幅制御回路26Cの定めた時間幅をさらに短
縮して出力する。オン時間カウンタ26fは、第2オン
時間幅制御回、路26eの出力に基づいてオン時間の計
時を行い、パルス発生回路26gに信号を発する。パル
ス発生回路26gは、同期回路26hからの同期信号に
より、パルス信号を立ち上げてオンとし、オン時間カウ
ンタ26fの信号に基づいてこれをオフにする。同期回
路26hは、前記電圧帰還回路32の出力に基づいて同
期信号を生成する。即ち、補巻線21cの検知電圧に基
づき、抵抗R3R2・R5及びクランプダイオードD、
・D、を介して、GND電位を基準にした+■、以下の
パルス信号を同期回路26hに出力することになる。
上記動作の結果、制御回路26は、出力設定部30の設
定値と平均電流検知回路31が検知したマグネトロン駆
動用変圧器2101次側電流の平均値とを比較すること
により、第1オン時間幅制御回路26cでオン時間幅を
定める。
定値と平均電流検知回路31が検知したマグネトロン駆
動用変圧器2101次側電流の平均値とを比較すること
により、第1オン時間幅制御回路26cでオン時間幅を
定める。
このオン時間幅は、第2オン時間幅制御回路26eを介
してオン時間カウンタ26fに送られる。また、パルス
発生回路26gは、同期回路26hからの同期信号に基
づいてパルス信号を立ち上げオンとする。そして、オン
時間カウンタ26fが計時を終了した時点でこのパルス
信号をオフに戻し、この間がオン時間幅となる。このパ
ルス信号は、アイソレートトランス26iを介して前記
駆動回路27に送られ半導体スイッチング回路22の半
導体スイッチング素子Trをオン時間幅の間のみオンさ
せる。
してオン時間カウンタ26fに送られる。また、パルス
発生回路26gは、同期回路26hからの同期信号に基
づいてパルス信号を立ち上げオンとする。そして、オン
時間カウンタ26fが計時を終了した時点でこのパルス
信号をオフに戻し、この間がオン時間幅となる。このパ
ルス信号は、アイソレートトランス26iを介して前記
駆動回路27に送られ半導体スイッチング回路22の半
導体スイッチング素子Trをオン時間幅の間のみオンさ
せる。
従って、インバータ回路23は、このパルス信号により
発振駆動される。この発振周波数は、20kHz〜10
0kHz程度の周波数となる。そして、このパルス信号
のオン時間幅が長いほど、共振電圧の立ち上がりが速く
なって高電圧となることにより、2次側に高出力を供給
することができる。
発振駆動される。この発振周波数は、20kHz〜10
0kHz程度の周波数となる。そして、このパルス信号
のオン時間幅が長いほど、共振電圧の立ち上がりが速く
なって高電圧となることにより、2次側に高出力を供給
することができる。
ただし、この共振電圧は、半導体スイッチング素子Tr
の定格によって制限される。このため、出力設定部30
による設定電力が高い場合には、電源電圧の山部分で、
電圧帰還回路32から出力される2次側電圧を示す電圧
■c3が所定電圧を超えてさらに上昇するので、第2比
較回路26dが減算信号を発する。すると、第2オン時
間幅制御回路26eが先に定めたオン時間幅を徐々に減
少させる。従って、半導体スイッチング素子Trのコレ
クタ電圧は、第4図(a)に示すように、電源電圧の山
部分で制限されて、平坦になるように制御される。しか
し、出力設定部30による設定電圧が低い場合には、電
圧vc、が所定電圧を超えず減算信号も出力されないの
で、第4図(b)に示すように、第1オン時間幅制御回
路26cの定めたオン時間幅がそのままオン時間カウン
タ26fに送られ、このオン時間幅は常に一定となる。
の定格によって制限される。このため、出力設定部30
による設定電力が高い場合には、電源電圧の山部分で、
電圧帰還回路32から出力される2次側電圧を示す電圧
■c3が所定電圧を超えてさらに上昇するので、第2比
較回路26dが減算信号を発する。すると、第2オン時
間幅制御回路26eが先に定めたオン時間幅を徐々に減
少させる。従って、半導体スイッチング素子Trのコレ
クタ電圧は、第4図(a)に示すように、電源電圧の山
部分で制限されて、平坦になるように制御される。しか
し、出力設定部30による設定電圧が低い場合には、電
圧vc、が所定電圧を超えず減算信号も出力されないの
で、第4図(b)に示すように、第1オン時間幅制御回
路26cの定めたオン時間幅がそのままオン時間カウン
タ26fに送られ、このオン時間幅は常に一定となる。
なお、この場合のオン時間幅は、高出力時のものより短
くなる。
くなる。
上記のようにして駆動制御を行う制御回路26の過電流
検知回路26jには、前記ピーク電流検知回路34の出
力が送り込まれる。ピーク電流検知回路34では、カレ
ントトランス33の出力を、抵抗R9を通じて抵抗R1
゜・R1,で分圧し電流制限抵抗R1gを介してこの過
電流検知回路26jに送り込む。また、2次電流帰還回
路35は、マグネトロン駆動用変圧器21の高圧2次巻
線21bの電流を抵抗R1ffで電圧に変え、ダイオー
ドD?を介して、前記ピーク電流検知回路34の分圧抵
抗R1゜・R11間に印加する。すると、このダイオー
ドD、は、ピーク電流検知回路34の信号のマイナス分
をクランプするように働くことになる。
検知回路26jには、前記ピーク電流検知回路34の出
力が送り込まれる。ピーク電流検知回路34では、カレ
ントトランス33の出力を、抵抗R9を通じて抵抗R1
゜・R1,で分圧し電流制限抵抗R1gを介してこの過
電流検知回路26jに送り込む。また、2次電流帰還回
路35は、マグネトロン駆動用変圧器21の高圧2次巻
線21bの電流を抵抗R1ffで電圧に変え、ダイオー
ドD?を介して、前記ピーク電流検知回路34の分圧抵
抗R1゜・R11間に印加する。すると、このダイオー
ドD、は、ピーク電流検知回路34の信号のマイナス分
をクランプするように働くことになる。
従って、マグネトロン28のアノード−カソード間で放
電短絡が発生して、マグネトロン駆動用変圧器21の高
圧2次巻線21bに過電流が流れると、2次電流帰還回
路35の出力電圧が増大して、過電流検知回路26jの
スレッシュレベルを超えることになる。また、雷サージ
の侵入等により、マグネトロン駆動用変圧器21の1次
巻線21aに過電流が流れると、ピーク電流検知回路3
4を介したカレントトランス33の出力電圧が増大して
、過電流検知回路26jのスレッシュレベルを超えるこ
とになる。この過電流検知回路26jは、これらいずれ
かの原因により入力電圧がスレッシュレベルを超えると
、直ちに異常信号を発しパルス発生回路26gのパルス
信号を停止させる。このため、インバータ回路23が直
ちに発振を停止して、マグネトロン28や半導体スイッ
チング素子Trの破損を防止することができる。なお、
このような異常は一時的なものなので、このインバータ
回路23は、一定時間(例えば1m5)後に自動再スタ
ートして、再びマグネトロン28を駆動する。
電短絡が発生して、マグネトロン駆動用変圧器21の高
圧2次巻線21bに過電流が流れると、2次電流帰還回
路35の出力電圧が増大して、過電流検知回路26jの
スレッシュレベルを超えることになる。また、雷サージ
の侵入等により、マグネトロン駆動用変圧器21の1次
巻線21aに過電流が流れると、ピーク電流検知回路3
4を介したカレントトランス33の出力電圧が増大して
、過電流検知回路26jのスレッシュレベルを超えるこ
とになる。この過電流検知回路26jは、これらいずれ
かの原因により入力電圧がスレッシュレベルを超えると
、直ちに異常信号を発しパルス発生回路26gのパルス
信号を停止させる。このため、インバータ回路23が直
ちに発振を停止して、マグネトロン28や半導体スイッ
チング素子Trの破損を防止することができる。なお、
このような異常は一時的なものなので、このインバータ
回路23は、一定時間(例えば1m5)後に自動再スタ
ートして、再びマグネトロン28を駆動する。
また、本実施例では、電圧帰還回路32が補巻線21c
によってマグネトロン駆動用変圧器21の2次側電圧を
検出し、抵抗R14・RISによってこれを分圧して制
御回路26の過電圧検知回路26kに送るようになって
いる。そして、この過電圧検知回路26kがインバータ
回路23の異常発振等により過電圧を検出した場合にも
、パルス発生回路26gに信号が発せられ、このインバ
ータ回路23を一時的に停止させるようになっている。
によってマグネトロン駆動用変圧器21の2次側電圧を
検出し、抵抗R14・RISによってこれを分圧して制
御回路26の過電圧検知回路26kに送るようになって
いる。そして、この過電圧検知回路26kがインバータ
回路23の異常発振等により過電圧を検出した場合にも
、パルス発生回路26gに信号が発せられ、このインバ
ータ回路23を一時的に停止させるようになっている。
本発明に係る高周波加熱装置の過電流保護回路は、以上
のように、2次側にマグネトロンを接続したマグネトロ
ン駆動用変圧器の1次側にインバータ回路を形成して高
周波電力を供給し、このインバータ回路における半導体
スイッチング素子のスイッチングを制御することにより
マグネトロンを駆動制御する高周波加熱装置において、
マグネトロン駆動用変圧器の1次側の過電流を検出する
1次側過電流検出手段と、このマグネトロン駆動用変圧
器の2次側の過電流を検出する2次側過電流検出手段と
、これら1次側及び2次側過電流検出手段の少なくとも
いずれか一方が過電流を検出した場合に、過電流の発生
と判定する論理和判定手段と、この論理和判定手段が過
電流の発生を判定した場合に、前記インバータにおける
半導体スイッチング素子のスイッチングを少なくとも一
時的に停止させるスイッチング停止手段とを有する構成
をなしている。
のように、2次側にマグネトロンを接続したマグネトロ
ン駆動用変圧器の1次側にインバータ回路を形成して高
周波電力を供給し、このインバータ回路における半導体
スイッチング素子のスイッチングを制御することにより
マグネトロンを駆動制御する高周波加熱装置において、
マグネトロン駆動用変圧器の1次側の過電流を検出する
1次側過電流検出手段と、このマグネトロン駆動用変圧
器の2次側の過電流を検出する2次側過電流検出手段と
、これら1次側及び2次側過電流検出手段の少なくとも
いずれか一方が過電流を検出した場合に、過電流の発生
と判定する論理和判定手段と、この論理和判定手段が過
電流の発生を判定した場合に、前記インバータにおける
半導体スイッチング素子のスイッチングを少なくとも一
時的に停止させるスイッチング停止手段とを有する構成
をなしている。
これにより、マグネトロン駆動用変圧器lの1次側又は
2次側のいずれで過電流が発生しても、それぞれの側の
過電流検出手段が直ちにこれを検出し、論理和手段を介
してスイッチング停止手段によりインバータ回路の発振
を停止させることができる。
2次側のいずれで過電流が発生しても、それぞれの側の
過電流検出手段が直ちにこれを検出し、論理和手段を介
してスイッチング停止手段によりインバータ回路の発振
を停止させることができる。
従って、本発明の過電流保護回路は、過電流によるマグ
ネトロンや半導体スイッチング素子等の破損・劣化を確
実に防止し、高周波加熱装置の信軌性を向上させること
ができるという効果を奏する。
ネトロンや半導体スイッチング素子等の破損・劣化を確
実に防止し、高周波加熱装置の信軌性を向上させること
ができるという効果を奏する。
第1図は本発明の高周波加熱装置の基本回路を示す回路
ブロック図である。第2図乃至第4図は本発明の一実施
例を示すものであって、第2図は高周波加熱装置の回路
ブロック図、第3図はインバータ回路の動作を示すタイ
ムチャート、第4図(a)は高出力の場合の半導体スイ
ッチング素子のコレクタ電圧波形を示すタイムチャート
、第4図(b)は低出力の場合の半導体スイッチング素
子のコレクタ電圧波形を示すタイムチャートである。 1はマグネトロン駆動用変圧器、2は半導体スイッチン
グ素子、3はインバータ回路、6は制御回路(スイッチ
ング停止手段)、8はマグネトロン、14はピーク電流
検知手段(1次側過電流検出手段)、15は2次電流帰
還手段(2次側過電流検出手段)、16は論理和回路(
論理和判定手段)である。
ブロック図である。第2図乃至第4図は本発明の一実施
例を示すものであって、第2図は高周波加熱装置の回路
ブロック図、第3図はインバータ回路の動作を示すタイ
ムチャート、第4図(a)は高出力の場合の半導体スイ
ッチング素子のコレクタ電圧波形を示すタイムチャート
、第4図(b)は低出力の場合の半導体スイッチング素
子のコレクタ電圧波形を示すタイムチャートである。 1はマグネトロン駆動用変圧器、2は半導体スイッチン
グ素子、3はインバータ回路、6は制御回路(スイッチ
ング停止手段)、8はマグネトロン、14はピーク電流
検知手段(1次側過電流検出手段)、15は2次電流帰
還手段(2次側過電流検出手段)、16は論理和回路(
論理和判定手段)である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、2次側にマグネトロンを接続したマグネトロン駆動
用変圧器の1次側にインバータ回路を形成して高周波電
力を供給し、このインバータ回路における半導体スイッ
チング素子のスイッチングを制御することによりマグネ
トロンを駆動制御する高周波加熱装置において、 マグネトロン駆動用変圧器の1次側の過電流を検出する
1次側過電流検出手段と、このマグネトロン駆動用変圧
器の2次側の過電流を検出する2次側過電流検出手段と
、これら1次側及び2次側過電流検出手段の少なくとも
いずれか一方が過電流を検出した場合に、過電流の発生
と判定する論理和判定手段と、この論理和判定手段が過
電流の発生を判定した場合に、前記インバータにおける
半導体スイッチング素子のスイッチングを少なくとも一
時的に停止させるスイッチング停止手段とを有すること
を特徴とする高周波加熱装置の過電流保護回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15619888A JPH027385A (ja) | 1988-06-24 | 1988-06-24 | 高周波加熱装置の過電流保護回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15619888A JPH027385A (ja) | 1988-06-24 | 1988-06-24 | 高周波加熱装置の過電流保護回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH027385A true JPH027385A (ja) | 1990-01-11 |
Family
ID=15622512
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15619888A Pending JPH027385A (ja) | 1988-06-24 | 1988-06-24 | 高周波加熱装置の過電流保護回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH027385A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04101387A (ja) * | 1990-08-20 | 1992-04-02 | Sanyo Electric Co Ltd | マグネトロン駆動装置 |
US5700135A (en) * | 1995-02-24 | 1997-12-23 | Nissan Motor Co., Ltd. | Bellows cam plate pump |
US5709197A (en) * | 1995-08-30 | 1998-01-20 | Nissan Motor Co., Ltd. | Fuel pump |
GB2369939A (en) * | 2000-12-06 | 2002-06-12 | Samsung Electronics Co Ltd | Microwave oven power supply with under-voltage, over-voltage and over-current protection for the magnetron |
-
1988
- 1988-06-24 JP JP15619888A patent/JPH027385A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04101387A (ja) * | 1990-08-20 | 1992-04-02 | Sanyo Electric Co Ltd | マグネトロン駆動装置 |
US5700135A (en) * | 1995-02-24 | 1997-12-23 | Nissan Motor Co., Ltd. | Bellows cam plate pump |
US5709197A (en) * | 1995-08-30 | 1998-01-20 | Nissan Motor Co., Ltd. | Fuel pump |
GB2369939A (en) * | 2000-12-06 | 2002-06-12 | Samsung Electronics Co Ltd | Microwave oven power supply with under-voltage, over-voltage and over-current protection for the magnetron |
GB2369939B (en) * | 2000-12-06 | 2003-02-26 | Samsung Electronics Co Ltd | Microwave oven |
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