JPH0272672A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体装置およびその製造方法

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JPH0272672A
JPH0272672A JP63223802A JP22380288A JPH0272672A JP H0272672 A JPH0272672 A JP H0272672A JP 63223802 A JP63223802 A JP 63223802A JP 22380288 A JP22380288 A JP 22380288A JP H0272672 A JPH0272672 A JP H0272672A
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Japan
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floating gate
gate
voltage
control gate
semiconductor substrate
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JP63223802A
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Yasushi Ema
泰示 江間
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B69/00Erasable-and-programmable ROM [EPROM] devices not provided for in groups H10B41/00 - H10B63/00, e.g. ultraviolet erasable-and-programmable ROM [UVEPROM] devices

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  • Non-Volatile Memory (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [概要] 半導体装置およびその製造方法に係り、特にフローティ
ングゲートを有するEPROMやE2PROM等の不揮
発性メモリおよびその製造方法に関し、 低電圧を用いて、書込みあるいは消去を容易に行なうこ
とができる半導体装置およびその製造方法を提供するこ
とを目的とし、 半導体基板上にゲート絶縁膜を介して設けられたフロー
ティングゲートと前記フローティングゲート上に絶縁膜
を介して形成されたコントロールゲートとを有する半導
体装置において、前記フローティングゲート側面に溝が
形成され、前記溝内部が前記絶縁膜を介して前記コント
ロールゲートによって埋め込まれているように構成する
[産業上の利用分野] 本発明は半導体装置およびその製造方法に係り、特にフ
ローティングゲートを有するEPROMやE2PROM
等の不揮発性メモリおよびその製造方法に関する。
[従来の技術] 従来のフローティングゲートを有する不揮発性メモリ、
例えばEPROMを第4図に示す。
半導体基板2上にフィールド酸化膜4が形成され、素子
領域を分能している。この素子領域の半導体基板2表面
には、n++ソース領域6およびn+型トドレイン領域
8形成されている。これらn++ソース領域6およびn
+型トドレイン領域8挟まれた半導体基板2上には、ゲ
ート酸化膜10を介して、多結晶シリコン層からなるフ
ローティングゲート24が形成されている。このフロー
ティングゲート24表面には、シリコン酸化膜26が形
成されている。そしてこのシリコン酸化膜26上には、
多結晶シリコン層からなるコントロールゲート28か形
成されている。
さらに、図示はしないが、全面に絶縁層が形成されてお
り、この絶縁層の所定の位置に開口されたコンタクトホ
ールを介して、n++ソース電極6、n+型トドレイン
電極8およびコントロールゲート22は、それぞれソー
ス電極、トレイン電極、およびコントロールゲート電極
に接続されている。こうしてEPROMが形成されてい
る。
次に、第4図に示したEPROMの動作を、第5図を用
いて説明する。
いま、半導体基板32表面に形成されたn+型ソース領
域34にソース電圧VS=OV、n+型トドレイン領域
36ドレイン電圧■。=7V、さらにまなn++ソース
領域34とn+型トドレイン領域36に挟まれたチャン
ネル領域の半導体基板32上にフローティングゲート3
8を介して設けられたコントロールゲート4oにコント
ロールゲート電圧V ca= 12 Vがそれぞれ印加
されるとする。
こうした条件においては、n++ソース電極34からn
+型トドレイン領域36向かって電子が走行し、この加
速された電子がn+型トドレイン領域36近傍高電場に
おいて格子と衝突して電子空孔対を生成する。このよう
にして生成された電子または衝突直前の電子は高いエネ
ルギーを有しており、これらの電子の一部はコントロー
ルゲート40に印加されたコントロールゲート電圧V 
co”= 12 Vによって吸引されてフローティング
ゲート38に注入される。こうしてEPROMをコント
ロールゲート40からみて閾値電圧が高い状態にする、
すなわちEPROMの書込みか行なわれる。
ところで、フローティング38への電子の注入効率は、
フローティングゲート38とチャンネル領域の半導体基
板32との間の電圧に大きく依存するため、注入効率を
高めるためにはコントロールゲート電圧V coを高電
圧にする必要がある。
次に、上記EPROMと同様にフローティングゲートを
有する不揮発性メモリであるE2PROM、の動作を、
第6図を用いて説明する。
いま、半導体基板42表面に形成されたメモリトランジ
スタのn++ソース領域44にソース電圧■5−Ov、
メモリトランジスタのn++ソース領域44とn+型ト
ドレイン領域46に挟まれたチャンネル領域の半導体基
板42上にフローティングゲート48を介して設けられ
たコントロールゲート50にコントロールゲート電圧V
 c a ”” 20■、メモリトランジスタに隣接し
て設けられたセレクトトランジスタのn+型トドレイン
領域52ドレイン電圧■。=0■、またメモリトランジ
スタのn+型トドレイン領域46セレクトトランジスタ
のn+型ヒトレイン領域52に挟まれたチャンネル領域
の半導体基板42上に設けられたセレクトゲート54に
セレクトゲート電圧Vsa−20■がそれぞれ印加され
るとする。こうした条件においては、フローティングゲ
ート48とn+型トドレイン領域46の間に電圧が印加
され、フローティングゲート48とn+型トドレイン領
域46の間のゲート酸化膜の一部に設けられたトンネル
絶縁膜56にファウラーノードハイム(Fowler−
Nordheil) トンネル電流が流れ、電子がn+
型トドレイン領域46らフローティングゲート48に注
入される。こうしてE2PROMをコントロールゲート
50からみて閾値電圧が高い状態にする、すなわちE2
PROMの消去を行なう。
次いで、メモリトランジスタのn”型ソース領域44に
ソース電圧V、=OV、コントロールゲート50にコン
トロールゲート電圧V co−OV、セレクトトランジ
スタのn+型トドレイン領域52ドレイン電圧Vo =
 20 V−、セレクトゲート54にセレクトゲート電
圧V so” 20 Vがそれぞれ印加されるとする。
こうした条件においては、フローティングゲート48と
n十型ドレイン領域46との間に、上記消去の場合と逆
向きに電圧が印加され、フローティングゲート48とn
+型トドレイン領域46の間のトンネル絶縁膜56にフ
ァウラーノードハイム(Fowler−Nordhei
m  ) )ンネル電流が流れ、電子がフローティング
ゲート48からn+型トドレイン領域46放出される。
こうしてE2PROMをコントロールゲート50からみ
て閾値電圧が低い状態にする、すなわちE’ FROM
の書込みを行なう。
ところで、フローティングゲート48への電子の注入の
場合と同様に、フローティングゲート48から電子を放
出する場合も、ファウラーノードハイム(Fowler
−Nordhein  ) ) ンネル電流はフローテ
ィングゲート48とn+型トドレイン領域46の間の電
圧に大きく依存するため、放出効率を高めるためにはn
+型トドレイン領域52ドレイン電圧■。を高電圧にす
る必要かある。
このように従来のEPROMやE2PR,OM等の不揮
発性メモリにおいては、書込みあるいは消去を容易に行
なうために、高電圧を必要としていた。
しかしながら、その一方において、半導体装置の集積化
の進展と共に絶縁層が薄膜化されて絶縁耐圧が小さくな
るために、書込みあるいは消去に必要な電圧を低電圧に
することが要求されている。
また、素子の微細化と共に寄生MO3)ランジスタとの
素子分離領域におけるリーク電流が発生しやくなり、こ
のリーク電流を防止するためにも、書込みあるいは消去
に必要な電圧を低電圧にすることが要求されている。
[発明が解決しようとする課題] 従来の半導体装置においては、集積化の進展に伴って薄
膜化された絶縁層の絶縁耐圧が破壊されないようにする
ために、また素子の微細化に伴って発生しやくなる素子
分離領域のリーク電流を防止するためにも、書込み電圧
あるいは消去電圧を低電圧にすることが求められている
が、そうした低電圧ではフローティングゲートと半導体
基板との間の電圧が減少して、書込みあるいは消去を行
なうことが困難になるという問題があった。
そこで本発明は、低電圧を用いて、書込みあるいは消去
を容易に行なうことができる半導体装置およびその製造
方法を提供することを目的とするものである。
[課題を解決するための手段] 上記課題は、半導体基板上にゲート絶縁膜を介して設け
られたフローティングゲートと前記フローティングゲー
ト上に絶縁膜を介して形成されたコントロールゲートと
を有する半導体装置において、前記フローティングゲー
ト側面に溝が形成され、前記溝内部が前記絶縁膜を介し
て前記コントロールゲートによって埋め込まれているこ
とを特徴とする半導体装置によって達成される。
また、半導体基板上にゲート絶縁膜を介して第1の導電
層を成長させる第1の工程と、前記第1の導電層上に選
択的に所定の物質膜を形成する第2の工程と、前記第1
の導電層上および前記所定の物質膜上に第2の導電層を
成長させる第3の工程と、前記第1および第2の導電層
を所定形状にパターニングしてフローティングゲートを
形成すると共に、前記第1および第2の導電層の間に挟
まれた前記所定の物質膜を除去して前記フローティング
ゲート側面に溝を形成する第4の工程と、前記溝を有す
る前記フローティングゲート表面に絶縁層を介して対向
するコントロールゲートを形成する第5の工程とを有す
ることを特徴とする半導体装置の製造方法によって達成
される。
[作 用] すなわち本発明は、フローティングゲートの側面に溝を
形成し、絶縁膜を介してフローティングゲートとコント
ロールゲートとが対向する面積を増大することにより、
フローティングゲートとコントロールゲートとの間の容
量を大幅に増加させフローティングゲートとチャンネル
領域との間の電圧を相対的に高くする。
[実施例] 以下、本発明を図示する実施例に基づいて具体的に説明
する。
第1図<a>は本発明の第1の実施例による半導体装置
の平面を示す平面図、第1図(b)。
(c)はそれぞれそ第1図(a)のX−X線断面および
Y−Y線断面を示す断面図である。
半導体基板2上にフィールド酸化膜4が形成され、素子
領域を分離している。この素子領域の半導体基板2表面
には、n++ソース領域6およびn+型トドレイン領域
8形成されている。これらn++ソース領域6およびn
+型ドレイン頭域8に挟まれた半導体基板2上には、膜
厚300人のゲート酸化膜10を介して、膜厚2000
〜2500人の多結晶シリコン層からなるフローティン
グゲート12が形成されている。
そしてこのフローティングゲート12の側面には、第1
図(c)に示されるように、半導体基板2表面にほぼ平
行方向に幅500人の凹形状の溝が形成されている。こ
のような凹形状の溝を側面に有するフローティングゲー
ト12の全表面には、膜厚400人のシリコン酸化膜1
4が形成されている。そしてこのシリコン酸化膜14上
には、膜厚4000人の多結晶シリコン層からなるコン
トロールゲート16が形成されている。このときこのコ
ントロールゲート16は、フローティングゲート12の
側面の凹形状の溝内部を絶縁膜14を介して埋め込むよ
うに形成されている。
さらに、図示はしないが、全面に絶縁層が形成されてお
り、この絶縁層の所定の位置に開口されたコンタクトホ
ールを介して、n++ソース領域6、n+型トドレイン
領域8およびコントロールゲート16は、それぞれソー
ス電極、トレイン電極、およびコントロールゲート電極
に接続されている。こうしてEPROMか形成されてい
る。
このように第1の実施例によれば、フローティングゲー
ト12側面に凹形状の溝が形成されているために、その
表面積が大幅に増大する。そしてシリコン酸化膜14を
介してフローティングゲート12とコントロールゲート
16とが対向する面積が通常の3倍弱と広くなっている
。このために、フローティングゲート12とコントロー
ルゲート16との容量が大幅に増加する。従って、コン
トロールゲート16とフローティングゲート12との間
の容量とフローティングゲート12とチャンネル領域の
半導体基板2との間の容量との容量比すなわちC比が大
きくなり、コントロールゲート電圧Vcaか一定であっ
てもあるいは低電圧であっても、フローティングゲート
12とチャンネル領域の半導体基板2との間の電圧は相
対的に高くなり、容易に書込みを行なうことができる。
次に、本発明の第2の実施例による半導体装置を、第2
図に示す。
第2図<a)は本発明の第2の実施例による半導体装置
の平面を示す平面図、第2図(b)。
(c)はそれぞれそ第2図(a)のX−X線断面および
Y−Y線断面を示す断面図である。
第1図に示す第1の実施例においてはフローティングゲ
ート12のY−Y線方向の側面にのみ凹形状の溝が形成
されているが、この第2の実施例による半導体装置は、
第2図(a)、(b)。
(C)にそれぞれ示されるように、フローティングゲー
ト18のY−Y@力方向みならずX−X線方向の側面に
も凹形状の溝が形成されていてる。
その他は上記第1の実施例と同様な構成となっている。
このようにして第2の実施例による半導体装置は、上記
第1の実施例と比較して、フローティングゲート18の
表面積がさらに増大し、シリコン酸化膜20を介してフ
ローティングゲート18とコントロールゲート22とが
対向する面積がさらに広くなって、フローティングゲー
ト18とコントロールゲート22との間の容量がさらに
増加し、従って書込みはより一層容易に行なわれる。
次に、第1図に示す半導体装置の製造方法を、第3図を
用いて説明する。
半導体基板2上にフィール゛ド酸化膜4を形成し、素子
領域を分離する。そしてこの素子領域の半導体基板2表
面に、熱酸化法を用いて膜厚300へのゲート酸化M1
0を形成する。続いてCVD(化学的気相成長)法を用
いて、全面に膜厚100〇への多結晶シリコン層12a
を成長させる。
さらに多結晶シリコン層12aに、POCl 3をソー
スガスとする熱拡散法を用いてリンPを導入し、低抵抗
化を行なう(第3図(a)参照)。
次いで、CVD法により膜厚500Aのシリコン酸化膜
13を成長させる。そしてフォトリソグラフィ技術を用
いてこのシリコン酸化膜13のパターニングを行ない、
所定部分の多結晶シリコン層12aを露出させる(第3
図(b)参照)。
次いで、多結晶シリコン層12a上およびシリコン酸化
膜13上に、CVD法により膜厚100〇への多結晶シ
リコン層12bを成長させる。そして熱拡散法によりこ
の多結晶シリコン層12bにリンPを導入する。(第3
図(C)#照)。
次いで、フォトリソグラフィ技術により、全面に塗布さ
れたレジスト15を所定形状にバタ一二ングする。そし
てこのパターニングされたレジスト15をマスクとし、
RIE (反応性イオンエツチング)法によりCC14
/ 02雰囲気中において多結晶シリコン層12bのエ
ツチングを行なう(第3図(d)参照)。
次いで、HF/H20溶液を用いて、等方性エツチング
によりシリコン酸化膜13を完全に除去する(第3図(
e)参照)。
次いで、再びレジスト15をマスクとして、RIE法に
より多結晶シリコン相12aのエツチングを行なう。そ
してレジスト15を除去する(第3図(f>参照)。
こうして多結晶シリコン層12aと多結晶シリコン層1
2bとに挟まれていたシリコン酸化膜13が除去される
ことにより、その除去された部分に空洞が生じる。すな
わち多結晶シリコン層12aと多結晶シリコン層12b
とを一体のものとしてみると、多結晶シリコン層12a
、12bの側面に半導体基板2表面にほぼ平行な凹形状
の溝が形成されたことになる。そしてこの側面に凹形状
の溝を有する多結晶シリコン層12a、12bがフロー
ティングゲートを構成する。
次いで、熱酸化法により、多結晶シリコン層12a、1
2bの露出している表面全体に400Aのシリコン酸化
膜14を成長させる。
続いて、CVD法により4000人の多結晶シリコン層
16aを成長させる。そして熱拡散法により多結晶シリ
コン層16aにリンPを導入した後、フォトリングラフ
ィ技術により所定の形状にパターニングする。このとき
この多結晶シリコン層16aは、多結晶シリコン層12
a、12bの側面の凹形状の溝内部を埋め込むように形
成される(第3図(g)参照)。
こうして側面に凹形状の溝を有するフローティングゲー
トとしての多結晶シリコン層12a、12bに膜厚40
0人のシリコン酸化膜14を介して対向する多結晶シリ
コン層16aがコントロールゲートを構成する。
次いで、図示はしない力板多結晶シリコン層12a、1
2b、16a等をマスクとして素子領域の半導体基板2
表面に不純物イオンを注入してソース領域およびドレイ
ン領域を形成し、全面に絶縁層を形成した後、所定の位
置にコンタクトホールを開口し、さらに金属配線層を形
成して、EPROMを作製する。
このように本実施例によれば、フローティングゲートと
しての多結晶シリコン層12a、12b側面に凹形状の
溝を形成するために、その表面積が大幅に増大する。そ
してシリコン酸化膜14を介してフローティングゲート
12とコントロールゲート16とが対向する面積が通常
の3倍弱と広くなっている。従って、フローティングゲ
ート12とコントロールゲート16との容量が大幅に増
加する。
なお、上記製造方法は、CVD法によりシリコン酸化膜
13を成長させた後フォトリソグラフィ技術を用いてこ
のシリコン酸化膜13のパターニングを行なっているが
、この工程において、シリコン酸化膜13のパターンを
他の所定の形状に変えることによって、第2図に示され
る第2の実施例による半導体装置を作製することができ
る。
また、上記製造方法において、多結晶シリコン層12a
上にシリコン酸化膜13を選択的に成長させ、さらに多
結晶シリコン層12bを成長させた後、このシリコン酸
化膜13をHF/H20溶液を用いて完全に除去してい
るが、このシリコン酸化膜13の代わりにシリコン窒化
膜SiNを選択的に成長させてもよい。
このシリコン酸化膜13の代わりにシリコン窒化膜Si
Nを用いる場合、第3図(d)に示されるレジスト15
をマスクとしてRIE法により多結晶シリコン層12b
のエツチングを行なう工程に連続して、同じレジスト1
5をマスクとしてRIE法によるシリコン窒化膜SiN
および多結晶シリコン相12aのエツチングを順に行な
う。その後、多結晶シリコン層12aと多結晶シリコン
層12bとに挟まれているシリコン窒化膜SiNを等方
性エツチングにより除去する。このシリコン窒化膜Si
Nを除去するエッチャントとしてはリン酸を用いる。そ
してその除去された部分か、フローティングゲートとし
ての多結晶シリコン層12a、12bの側面の凹形状の
溝となる(第3図(f)参照)。
なお、上記変形例におけるシリコン窒化W14siNの
代わりにタングステンシリサイドWSiを用いてもよい
。この場合は、タングステンシリサイドWSiを除去す
るエッチャントとしてはN H40H/H2O2を用い
る。
さらにまた、上記第1および第2の実施例による半導体
装置およびそれらの製造方法は全てEPROMの場合で
あるが、本発明はE2PROMの場合にも同様に適用さ
れる。
[発明の効果] 以上のように本発明によれば、フローティングゲートの
側面に溝を形成し、コントロールゲートとの間の容量が
大きくなるようにすることにより、フローティングゲー
トと半導体基板との間の電圧を相対的に高くすることが
できる。
これによって、書込み電圧あるいは消去電圧が低電圧で
あっても、容易に書込みあるいは消去を行なうことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)は本発明の第1の実施例における半導体装
置を示す平面図、第1図(b)、(c)はそれぞれ第1
図(a)の断面図、 第2図(a>は本発明の第2の実施例における半導体装
置を示す平面図、第2図(b)、(c)はそれぞれ第2
図(a)の断面図、 第3図は第1図に示す半導体装置の製造方法を示す工程
図、 第4図(a)は従来の半導体装置を示す平面図、第4図
(b)、(c)はそれぞれ第4図(a)の断面図、 第5図および第6図はぞれぞれ半導体装置の動作を説明
するための図である。 図において、 2.32.42・・・・・・半導体基板、4・・・・・
・フィールド酸化膜、 6,34.44・・・・・・n++ソース領域、8.3
6,46.52・・・・・・n+型トドレイン領域10
・・・・・・ゲート酸化膜、 12、.18,24,38.48・・・・・・フローテ
ィングゲート、 12a、12b、16a・・・・・・多結晶シリコン層
、13.14,20.26・・・・・・シリコン酸化膜
、15・・・・・・レジスト、 16.22,28,40.50・・・・・・コントロー
ルゲート、 54・・・・・・セレクトゲート、 56・・・・・・トンネル絶縁膜。 代理人 弁理士   井  桁  貞 ×

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、半導体基板上にゲート絶縁膜を介して設けられたフ
    ローティングゲートと前記フローティングゲート上に絶
    縁膜を介して形成されたコントロールゲートとを有する
    半導体装置において、前記フローティングゲート側面に
    溝が形成され、前記溝内部が前記絶縁膜を介して前記コ
    ントロールゲートによって埋め込まれている ことを特徴とする半導体装置。 2、半導体基板上にゲート絶縁膜を介して第1の導電層
    を成長させる第1の工程と、 前記第1の導電層上に選択的に所定の物質膜を形成する
    第2の工程と、 前記第1の導電層上および前記所定の物質膜上に第2の
    導電層を成長させる第3の工程と、前記第1および第2
    の導電層を所定形状にパターニングしてフローティング
    ゲートを形成すると共に、前記第1および第2の導電層
    の間に挟まれた前記所定の物質膜を除去して前記フロー
    ティングゲート側面に溝を形成する第4の工程と、前記
    溝を有する前記フローティングゲート表面に絶縁層を介
    して対向するコントロールゲートを形成する第5の工程
    と を有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
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Cited By (11)

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