JPH0272542A - マグネトロン - Google Patents
マグネトロンInfo
- Publication number
- JPH0272542A JPH0272542A JP22210588A JP22210588A JPH0272542A JP H0272542 A JPH0272542 A JP H0272542A JP 22210588 A JP22210588 A JP 22210588A JP 22210588 A JP22210588 A JP 22210588A JP H0272542 A JPH0272542 A JP H0272542A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electric field
- frequency electric
- vanes
- vane
- anode
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 230000005684 electric field Effects 0.000 abstract description 18
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- ATJFFYVFTNAWJD-UHFFFAOYSA-N Tin Chemical compound [Sn] ATJFFYVFTNAWJD-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 239000012141 concentrate Substances 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000005672 electromagnetic field Effects 0.000 description 1
- 239000000284 extract Substances 0.000 description 1
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 description 1
- 238000004088 simulation Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Microwave Tubes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明はマグネトロンに間するものであり、特に、その
Illll部構造する。
Illll部構造する。
従来の技術
従来のマグネトロン構造を第4図および第5図に示す。
第4図および第5図において、1はllll同極、2は
陽極円筒と同心状に配された陰極部、3は陽極円筒内に
放射状に配設されたベインである。また各ベインはスト
ラップリング4.5によって互い違いに接続されている
。各ベイン3と陰極部2とで囲まれた空間が電子作用空
間6である。
陽極円筒と同心状に配された陰極部、3は陽極円筒内に
放射状に配設されたベインである。また各ベインはスト
ラップリング4.5によって互い違いに接続されている
。各ベイン3と陰極部2とで囲まれた空間が電子作用空
間6である。
この電子作用空間6に印加される直交電磁場によって陰
極部2から電子を引きだし所定の電子運動をさせている
。このときの電場は、ベイン3と陰極部2の間に印加さ
れる直流的な電圧によって生成される。この直流電場の
形成に対して従来のマグネトロンにおけるベイン3の先
端形状は、第4図に示すように、ベイン3の板厚が大き
い場合にはなめらかな弧状形状7が用いられτいた。一
方第5図に示すように、ベイン3の板厚が小さい場合に
は、はぼ水平形状8が用いられていた。
極部2から電子を引きだし所定の電子運動をさせている
。このときの電場は、ベイン3と陰極部2の間に印加さ
れる直流的な電圧によって生成される。この直流電場の
形成に対して従来のマグネトロンにおけるベイン3の先
端形状は、第4図に示すように、ベイン3の板厚が大き
い場合にはなめらかな弧状形状7が用いられτいた。一
方第5図に示すように、ベイン3の板厚が小さい場合に
は、はぼ水平形状8が用いられていた。
発明が解決しようとする課題
ところで、マグネトロンの発振メカニズムを考えたとき
、隣接するベイン3の間に生ずる高周波電界が重要な因
子である。高周波電界分布に基づいて電子作用空間6に
周知のごとき電子雲が形成される。この電子雲は理想的
には、その形状を保ったまま陰極部2のまわりを周回す
る。この周回速度を決めるのが直流71M場と考えてよ
い。
、隣接するベイン3の間に生ずる高周波電界が重要な因
子である。高周波電界分布に基づいて電子作用空間6に
周知のごとき電子雲が形成される。この電子雲は理想的
には、その形状を保ったまま陰極部2のまわりを周回す
る。この周回速度を決めるのが直流71M場と考えてよ
い。
マグネトロンを効率よく動作させるには、電子雲の輪郭
を明確にすることが重要である。従来のマグネトロンは
、電子雲の輪郭をつけるために(換言すれば隣接する電
子雲を分離するために)、隣接したベイン間に生じるす
きまと、ベイン間ピッチとの比率の最適化をはかった設
計が行なわれていた。この比率は経験的に0.3〜0.
4が選択されていた。
を明確にすることが重要である。従来のマグネトロンは
、電子雲の輪郭をつけるために(換言すれば隣接する電
子雲を分離するために)、隣接したベイン間に生じるす
きまと、ベイン間ピッチとの比率の最適化をはかった設
計が行なわれていた。この比率は経験的に0.3〜0.
4が選択されていた。
この方法は高周波電界分布のすそ野を狭くしてその分布
形状を尖鋭化するものであった。しかし、この方法では
高周波電界分布のすそ野は狭くなっただけで、電子雲の
輪郭を明確化することはできなかった。
形状を尖鋭化するものであった。しかし、この方法では
高周波電界分布のすそ野は狭くなっただけで、電子雲の
輪郭を明確化することはできなかった。
本発明は上記課題を解決するもので、電子雲の輪郭を明
確にしたマグネトロンを提供することを目的とする。
確にしたマグネトロンを提供することを目的とする。
課題を解決するための手段
上記H題を解決するために本発明は、1Iji4f1円
筒と、この陽極円筒と同心状に配置された陰極部と、前
記陽極円筒内に放射状に配設され、前記陰極部との対向
面が凹形状に形成された複数のベインとを備えた構成と
したものである。
筒と、この陽極円筒と同心状に配置された陰極部と、前
記陽極円筒内に放射状に配設され、前記陰極部との対向
面が凹形状に形成された複数のベインとを備えた構成と
したものである。
作用
上記した構成によって、隣接したベイン間のすきまに高
周波電界分布を集中させて、高周波電界分布のすそ野を
なくすことができ、しかも上記集中により明確な輪郭を
もった電子雲を形成することができる。
周波電界分布を集中させて、高周波電界分布のすそ野を
なくすことができ、しかも上記集中により明確な輪郭を
もった電子雲を形成することができる。
実施例
以下、本発明の実施例を図面にもとづいて説明する。
第1図および第2図において、11は陽極円筒、12は
陽極円筒と同心状に配された陰極部、13は陽極円筒内
に放射状に配設された複数のベイン、14゜15はスト
ラップリングであり、ベイン13を互い違いに接続して
いる。また、ベイン13の陰極部12との対向面はその
弧状形状の中央部が凹形状16に加工された形状となり
、その両端縁部は、従来の弧状形状とは異なり、鋭閉的
に突出している。
陽極円筒と同心状に配された陰極部、13は陽極円筒内
に放射状に配設された複数のベイン、14゜15はスト
ラップリングであり、ベイン13を互い違いに接続して
いる。また、ベイン13の陰極部12との対向面はその
弧状形状の中央部が凹形状16に加工された形状となり
、その両端縁部は、従来の弧状形状とは異なり、鋭閉的
に突出している。
マグネトロンの動作点を決めるときは、第2図に示すよ
うな陽極円筒11の管軸と陰極部12に対向したベイン
13の端面との距離CJX下陽極半径)において、実動
作より逆算すると、等価的なγaは約4.3.であった
。凹形状加工されたベイン13を有するマグネトロンの
動特性解析には、等価的なγaを用いることにより従来
手法が適応できることもわかった。
うな陽極円筒11の管軸と陰極部12に対向したベイン
13の端面との距離CJX下陽極半径)において、実動
作より逆算すると、等価的なγaは約4.3.であった
。凹形状加工されたベイン13を有するマグネトロンの
動特性解析には、等価的なγaを用いることにより従来
手法が適応できることもわかった。
ベイン13の端面形状による高周波電界分布シミュレー
ションの結果例を第3図に示す。第3図は高周波電界の
周方向成分の大きさを等高線表示したものである。ここ
で、第3図(a)〜(C)はそれぞれ第1図および第4
図、第5図のものの高周波電界分布を示し、第3図(a
)の高周波電界分布は隣接ベイン間すきまに集中し、す
そ野がなくなっていることがわかる。
ションの結果例を第3図に示す。第3図は高周波電界の
周方向成分の大きさを等高線表示したものである。ここ
で、第3図(a)〜(C)はそれぞれ第1図および第4
図、第5図のものの高周波電界分布を示し、第3図(a
)の高周波電界分布は隣接ベイン間すきまに集中し、す
そ野がなくなっていることがわかる。
このような高周波電界分布の効用は、第1図に示すよう
な陽極共振空胴を49もったマグネトロンを電子雲の数
6錫で動作させてf[認できた。
な陽極共振空胴を49もったマグネトロンを電子雲の数
6錫で動作させてf[認できた。
なお、ベイン13の端面の凹形状はこの実施例の形状に
限定されるものではなく、ベイン13の枚数やその板厚
に応じて変形対応しV*わない。また、マグネトロンを
数10ワット出力で使用する場合、ストラップリング1
4.15は設けなくても構わない。
限定されるものではなく、ベイン13の枚数やその板厚
に応じて変形対応しV*わない。また、マグネトロンを
数10ワット出力で使用する場合、ストラップリング1
4.15は設けなくても構わない。
発明の効果
以上のように、本発明のマグネトロンによれば、ベイン
端面を凹形状にすることにより、隣接したベイン間のす
きまに高周波電界分布を集中させ、分布のすそ野をなく
すことができる。しかも、このような高周波電界分布に
よって輪郭が明確な電子雲を形成でき、マグネトロンの
動作特性を大幅に向上できる。
端面を凹形状にすることにより、隣接したベイン間のす
きまに高周波電界分布を集中させ、分布のすそ野をなく
すことができる。しかも、このような高周波電界分布に
よって輪郭が明確な電子雲を形成でき、マグネトロンの
動作特性を大幅に向上できる。
第1図は本発明一実施例を示すマグネトロンの陽極円筒
断面図、第2図は第1図の要部拡大図、第3図(a)、
(b)、 (C)はベイン先端形状に関する高周波電
界分布図、第4図および第5図はそれぞれ従来のマグネ
トロンの陽極円筒断面図である。 11・・・陽極円筒、12・・・陰極部、13・・・ベ
イン、16・・・凹形状。 代理人 森 本 義 弘 第 図 第4図 第j図
断面図、第2図は第1図の要部拡大図、第3図(a)、
(b)、 (C)はベイン先端形状に関する高周波電
界分布図、第4図および第5図はそれぞれ従来のマグネ
トロンの陽極円筒断面図である。 11・・・陽極円筒、12・・・陰極部、13・・・ベ
イン、16・・・凹形状。 代理人 森 本 義 弘 第 図 第4図 第j図
Claims (1)
- 1、陽極円筒と、この陽極円筒と同心状に配設された陰
極部と、前記陽極円筒内に放射状に配設され、前記陰極
部との対向面が凹形状に形成された複数のベインとを備
えたマグネトロン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22210588A JPH0272542A (ja) | 1988-09-05 | 1988-09-05 | マグネトロン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22210588A JPH0272542A (ja) | 1988-09-05 | 1988-09-05 | マグネトロン |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0272542A true JPH0272542A (ja) | 1990-03-12 |
Family
ID=16777220
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22210588A Pending JPH0272542A (ja) | 1988-09-05 | 1988-09-05 | マグネトロン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0272542A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6222319B1 (en) * | 1997-04-11 | 2001-04-24 | Matsushita Electronics Corporation | Magnetron apparatus having a segmented anode edges and manufacturing method |
-
1988
- 1988-09-05 JP JP22210588A patent/JPH0272542A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6222319B1 (en) * | 1997-04-11 | 2001-04-24 | Matsushita Electronics Corporation | Magnetron apparatus having a segmented anode edges and manufacturing method |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7696696B2 (en) | Magnetron having a transparent cathode and related methods of generating high power microwaves | |
Nguyen et al. | Electron gun and collector design for 94-GHz gyro-amplifiers | |
CA2345627A1 (en) | Method of reducing axial beam focusing | |
US4583021A (en) | Electron gun with improved cathode and shadow grid configuration | |
Kostov et al. | Space-charge-limited current in cylindrical diodes with finite-length emitter | |
US4621219A (en) | Electron beam scrambler | |
JPH0272542A (ja) | マグネトロン | |
JPS59133370A (ja) | マグネトロンスパツタ−装置 | |
JPS59232420A (ja) | ドライエツチング装置 | |
GB1512934A (en) | Dual mode gridded gun | |
US8324811B1 (en) | Magnetron having a transparent cathode and related methods of generating high power microwaves | |
EP0975002B1 (en) | Transverse field collector | |
Süsskind | Electron guns and focusing for high-density electron beams | |
Asai et al. | Computer simulation of ion beam extraction from a free plasma surface | |
JPH1064437A (ja) | イオンビーム発生装置 | |
RU1766201C (ru) | Источник ионов | |
JPS60262333A (ja) | マルチパクタ−荷電粒子源 | |
JPS60264031A (ja) | マルチパクタ−陰極 | |
JPH0241584B2 (ja) | ||
JPS5855560Y2 (ja) | マグネトロン | |
SU59213A1 (ru) | Электронно-лучева лампа дл микроволн | |
Barroso et al. | Generation of helical electron beams by a non-adiabatic gun | |
JPH03138899A (ja) | 高調波抑制型加速空洞 | |
US3164742A (en) | High frequency energy interchange device | |
JPH06101394B2 (ja) | 高速原子線源 |