JPH027193Y2 - - Google Patents

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JPH027193Y2
JPH027193Y2 JP1983177396U JP17739683U JPH027193Y2 JP H027193 Y2 JPH027193 Y2 JP H027193Y2 JP 1983177396 U JP1983177396 U JP 1983177396U JP 17739683 U JP17739683 U JP 17739683U JP H027193 Y2 JPH027193 Y2 JP H027193Y2
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JP
Japan
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base
insect repellent
repellent member
fin
indoor side
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JP1983177396U
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JPS6084696U (ja
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  • Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)
  • Catching Or Destruction (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、引違い障子などの障子を備えた窓な
どに用いられる網戸に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、第1図に例示するように、上、下框3,
4に左、右竪框2,2を固定した矩形框体内に網
5を張り、前記竪框2,2の室内側面に上下方向
の全長にわたつて虫除け部材7,7を取り付けた
網戸1が引違いサツシなどに用いられている。
前記のように構成された網戸は、通常、窓枠に
嵌合支持された引違い障子などの障子の室外側に
1枚だけ配置され、前記窓枠に横移動可能に嵌合
支持される。
また、前記網戸の虫除け部材7としては、基材
に短織一連に植え込んだモヘアシール、またはゴ
ム、軟質合成樹脂などの一体成形品からなる基材
の室内側面に同材質で一体にひれ部を突出させた
いわゆるビニールシールが一般に用いられ、虫除
け部材7は基部が竪框2の室内側面に設けた竪溝
に嵌合保持され、ひれ部が引違い障子の框体室外
面や窓枠の一部に圧接されている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
以上のように構成された従来の網戸は、網戸自
体が軽量であるのに加えて、虫除け部材の障子室
外側面に対する圧接によつて障子の開閉時の摺動
抵抗が大きいことから、障子の開閉に伴つて網戸
が連動してしまうことが多く、また虫除け部材の
ひれ部に外力が加わると基部が竪框の竪溝から外
れやすいという問題点があつた。
本考案は、前述した問題点を解決しようとする
ものであつて、虫除け部材を改良することによ
り、障子の開閉時の摺動抵抗を小さくして、障子
の開閉に伴つて連動しにくく、また竪框の竪溝か
ら虫除け部材が外れにくい網戸を得ることを目的
としている。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、上、下框に左、右竪框を固定した矩
形框体内に網を張り、前記竪框の室内側面に上下
方向の全長にわたつて虫除け部材を取り付けた網
戸において、比較的硬質の合成樹脂からなる基部
の室内側面左、右側部から室内側に係止突条部を
突出させ、比較的軟質の合成樹脂からなるひれ部
を前記基部の室内側面中央部と一体に形成して室
内側に突出させ、前記ひれ部に虫が侵入しない程
度の幅で所定深さの切欠部をひれ部長手方向に所
定間隔で多数設けた虫除け部材を有し、前記竪框
の室内側面に開口し開口部の幅が狭い竪溝に前記
虫除け部材の基部を嵌合させ、前記係止突条部を
前記竪溝の開口部両側に突出したフランジに圧接
させ、これらのフランジと竪溝の底とによつて基
部を挾着し、竪框に虫除け部材を装着したもので
ある。
〔作用〕
一般に、網戸は、窓や出入口の障子を開いて室
内の風通しをよくするために用いるものであり、
網戸の虫除け部材には、網戸と障子や窓枠との間
の気密を保持する機能、つまりシール性を有する
ことが要求されず、蚊などの虫の室内への侵入を
防止すればよいことに着目して、本考案では虫除
け部材の基部を比較的硬質、ひれ部を比較的軟質
の合成樹脂とし、ひれ部に例えば1mmなど虫が侵
入しない幅で所要深さの切欠部を長手方向に所定
間隔で多数形成したことにより、ひれ部を従来の
基部と同材質のものより軟質にできることと相ま
つて、ひれ部が引違い障子の框体に圧接する力
を、ひれ部に切込部がある従来のシール材に比べ
ても著しく小さくでき、障子の開閉時の摺動抵抗
も十分に小さく、したがつて障子の開閉に伴つて
網戸が連動することを防止できる。また、本考案
は、虫除け部材の基部を、従来のひれ部と同材質
のものより硬質にでき、前記基部の室内側面左、
右側部に係止突条部を設け、これらの突条部を竪
框に設けた竪溝の開口部両側に突出したフミラン
ジに圧接させたことにより、前記突条部がなくま
た基部も比較的軟質の合成樹脂からなるものに比
べ、基部を竪溝内にしつかりと保持させることが
でき、ひれ部に外力が加わつても基部が竪框から
外れにくい。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例につき第2図、第3図
a,bを参照して説明する。
第2図、第3図a,bに示すように、虫除け部
材7は、比較的硬質の合成樹脂からなり断面がほ
ぼ矩形状の基部8の室内側面左、右側部に断面直
角三角形状の係止突条部8a,8aが室内側に突
出され、基部8の室内側面中央部に比較的軟質の
合成樹脂からなるひれ部9が一体に室内側に係止
突条部8a,8aより長く突出されている。ま
た、ひれ部9には、虫が侵入しない1mm程度の幅
とひれ部9の全体に及び深さとを持つ矩形状の切
欠部10が3mm程度の所定間隔で多数形成されて
いる。
第2図に示すように、網戸の竪框2には室内側
面に開口する竪溝6が形成され、竪溝6の開口部
6aは両側からフランジ2a,2aが突出して幅
が狭くされている。
前記竪溝6に虫除け部材7の基部8が嵌合さ
れ、係止突条部8a,8aがフランジ2a,2a
に圧接され、これらと竪溝6の底とによつて基部
8が挾着されていることにより、虫除け部材7が
竪框2の室内側面に上下方向の全長にわたつて装
着されている。
なお、本実施例の前述した以外の構成および使
用は、第1図に示す従来の網戸と同様である。
第4図は本考案の他の実施例による虫除け部材
を示し、この虫除け部材7は、ひれ部9の切欠部
11を基部8の幅が狭く、開口側が広い台形状に
したものである。この虫除け部材7は、第3図
a,bに示す切欠部10に比べ、切欠部11の開
口側部の幅が広いことにより、使用時のひれ部9
と引違い障子の框体との摺動抵抗を小さくでき、
ひれ部9の開口側部は弾性変形して障子の框体、
窓枠に圧接するので切欠部11の幅が若干広くな
つても、蚊などの虫の侵入防止機能を低下させな
い。なお、第4図に示す虫除け部材7の前述した
以外の構成および網戸の竪框への装着は、第2
図、第3図a,bに示す実施例と同様である。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案によれば、虫除け
部材の基部を比較的硬質の合成樹脂とし、ひれ部
を比較的軟質の合成樹脂とし、ひれ部に虫が侵入
しない幅で所要深さの切欠部を長手方向に所定間
隔で多数形成したので、ひれ部を従来のものより
軟質にでき、ひれ部に前記幅の切欠部を設けたこ
とにより、ひれ部が引違い障子などの框体に圧接
する力を基部と同材質のひれ部に切欠部を設けた
従来のシール材に比べて著しく小さくでき、障子
の開閉時におけるその框体とひれ部との摺動抵抗
が十分に小さく、したがつて障子の開閉に伴つて
網戸が連動することを防止できる。また、虫除け
部材の基部を従来のものより硬質にでき、前記基
部の室内側面左、右側部に係止突条部を設け、こ
れらの突条部を竪框に設けた竪溝の開口部両側に
突出したフランジに圧接させたことにより、前記
突条部がなくまた基部も比較的軟質の合成樹脂か
らなるものに比べ、基部を竪溝内にしつかりと保
持でき、ひれ部に外力が加わつても基部が竪框か
ら外れにくい網戸が得られるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の網戸を示す概略正面図、第2図
は本考案の一実施例による網戸の虫除け部材装着
部を示す横断面図、第3図aおよびbは第2図の
虫除け部材を示す横断面図および部分側面図、第
4図は本考案の他の実施例による虫除け部材の部
分側面図である。 1……網戸、2……竪框、2a……フランジ、
3……上框、4……下框、5……網、6……竪
溝、6a……開口部、7……虫除け部材、8……
基部、8a……係止突条部、9……ひれ部、1
0,11……切欠部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上、下框に左、右竪框を固定した矩形框体内に
    網を張り、前記竪框の室内側面に上下方向の全長
    にわたつて虫除け部材を取り付けた網戸におい
    て、比較的硬質の合成樹脂からなる基部の室内側
    面左、右側部から室内側に係止突条部を突出さ
    せ、比較的軟質の合成樹脂からなるひれ部を前記
    基部の室内側面中央部と一体に形成して室内側に
    突出させ、前記ひれ部に虫が侵入しない程度の幅
    で所定深さの切欠部をひれ部長手方向に所定間隔
    で多数設けた虫除け部材を有し、前記竪框の室内
    側面に開口し開口部の幅が狭い竪溝に前記虫除け
    部材の基部を嵌合させ、前記係止突条部を前記竪
    溝の開口部両端に突出したフランジに圧接させ、
    これらのフランジと竪溝の底とによつて基部を挾
    着し、竪框に虫除け部材を装着したことを特徴と
    する網戸。
JP17739683U 1983-11-18 1983-11-18 網戸 Granted JPS6084696U (ja)

Priority Applications (1)

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JP17739683U JPS6084696U (ja) 1983-11-18 1983-11-18 網戸

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JP17739683U JPS6084696U (ja) 1983-11-18 1983-11-18 網戸

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JPS6084696U JPS6084696U (ja) 1985-06-11
JPH027193Y2 true JPH027193Y2 (ja) 1990-02-21

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JP17739683U Granted JPS6084696U (ja) 1983-11-18 1983-11-18 網戸

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5515598U (ja) * 1979-08-16 1980-01-31

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51137841U (ja) * 1975-04-28 1976-11-06

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5515598U (ja) * 1979-08-16 1980-01-31

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JPS6084696U (ja) 1985-06-11

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