JPH027182A - バーコード検出装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はＰＯＳ、物流および生産管理などで利用されて
いるバーコード検出装置に関するものである。

従来の技術 従来のバーコード検出装置は、バーコード検出用の光源
として半導体レーザを使用し、半導体レーザの光をバー
コード上に走査してバーコードを検出していた。

第４図は、従来のバーコード検出装置概略構成図である
。第４図において、１は半導体レーザであり、バーコー
ド検出装置読み取り用のレーザ光線を発生する。２は整
形部であり、半導体レーザ１の光を細長い線形の光線に
整形する。３は走査ミラーであり、整形部２により整形
された光線をバーコード４上に走査させる。５は光な変
換部であり、バーコード４で反射された光線を電気信号
に変換する。６はバーコード信号増幅部であり、光電変
換部５の出力信号を増幅する。７はデコード部であり、
バーコード信号増幅部６により出力されるバーコード信
号を検出しデコードを行う。

８はガイド用光源であり、レーザ光線を走査している。

場所を照らしガイドをする。

発明が解決しようとする課題 しかし、上記従来の構成では、半導体レーザの光は波長
が長く視感度が低いため、走査している場所を示すため
のガイド光が必要であり、また、安全性の面からも、半
導体レーザの光は目に対する影響が大きく失明の恐れも
あるという問題を有していた。

本発明は上記従来の問題を解決するもので、光源として
可視光線である発光ダイオードを使用することにより、
光線の目に与える影響の少ない、安全なバーコード検出
装置を提供することを目的とするものである。

課題を解決するための手段 上記課題を解決するために本発明のバーコード検出装置
は、可視光を発生する発光ダイオードと、上記可視光線
を走査させる可視光線走査手段と、上記可視光線の焦点
位置を調整するための焦点位置調整手段と、上記可視光
線がバーコード上で走査されることによって得られる反
射光を光電変換する光電変換部と、上記光電変換部から
のバーコード信号が最大となるように上記焦点位置調整
手段を制御する焦点位置制御手段とを備えたものである
。

作用 上記構成により、発光ダイオードにより可視光線を発生
させて焦点位置調整手段および可視光線走査手段を経て
バーコード上に可視光線が集光され、この集光された可
視光線が可視光線走査手段によりバーコード上で走査さ
れることによって得られる反射光を光な変換部で光電変
換するが、この際、光電変換部からのバーコード信号が
最大となるように焦点位置制御手段を介して焦点位置調
整手段を制御し、バーコードの位置に関係なく、可視光
線をバーコード上で集光させることができるものであり
、従来のバーコード検出装置の半導体レーザに代えて、
可視光線を使用することができ、目に対する安全性が確
保できる。しがも、レーザ光線を使用したときに必要な
ガイド光も不用となり、簡単な構造にできる。

実施例 以下、本発明の一実施例について第１図〜第３図を参照
しながら説明する。

第１図は、本発明の一実施例を示すバーコード検出装置
の概略構成図である。第１ＵｆＡにおいて、１１は発光
ダイオード（以下ＬＥＤという）であり、バーコード検
出装置読み取り用の可視光線を発生する。１２は集光部
としての集光レンズであり、ＬＥＤの光を集光する。１
３は可視光線走査手段としての走査ミラーであり、集光
レンズ１２により集光された光をバーコード１４上に走
査させる。１５は光電変換部であり、バーコード１４で
反射された光を電気信号に変換する。１６はバーコード
信号増幅部であり、光電変換部１５の出力信号を増幅す
る。１７は焦点位置制御部であり、バーコード信号増幅
部１６により出力されるバーコード信号を検出し、バー
コード信号の振幅が最大となるようにモーター１８を駆
動する。１９は焦点位置調整部であり、焦点位置制御部
１７の指令を受け、モーター１８により集光レンズ１２
を矢印ａのように移動させて、ＬＥＤｌｌからの可視光
線の焦点位置を調整する。２０はデコード部であり、バ
ーコード信号増幅部１６により出力されるバーコード信
号を検出しデコードを行つ。

上記構成により、以下、その動作を説明する。

発光ダイオード１１・により可視光線を発生させて集光
レンズ１２を通し、可視光線を走査ミラー１３で反射さ
せてバーコード１４上にスポット光として集光させる。

このとき、走査ミラー１３を回動させてバーコード１４
上でスポット光を走査させる。バーコード１４上で走査
させたスポット光の反射光を光電変換部で電気信号に変
換し、その出力をバーコード信号増幅部で増幅してバー
コード信号を得る。

このバーコード信号の振幅が最大となるように焦点位置
制御部１７を介してモータ１８を制御し矢印ａの方向に
集光レンズ１２を移動させてスポット光がバーコード１
４上でスポット径が最小になるように可視光線の焦点位
置を調整する。このときのバーコード信号をデコード部
２０で検出しデコードする。

第２図（ａＨｂ）は、光源からの距離に対するスポット
径とバーコード信号を、半導体レーザとＬＥＤのそれぞ
れの場合にわけて示した図である。半導体レーザの場合
は第２図（ａ）に示すように、光を細長く整形すること
ができるため、Ａ地点、Ｂ地点およびＣ地点ともスポッ
ト径を小さくすることができ良好なバーコード信号を得
られるが、ＬＥＤの場合は第２図（ｂ）に示すように光
を細長くできないため、Ｂ地点ではスポット径が小さく
良好なバーコード信号が得られるが、Ａ地点およびＣ地
点ではスポット径が大きくなり、良好な振幅をもったバ
ーコード信号が得られない。

しかしながら、第３図（ａ）〜（Ｃ）を見るとわかるよ
うに、ＬＥＤの場合でも集光レンズの位置を変えること
によりＡ地点、Ｂ地点およびＣ地点のそれぞれの地点で
スポット径を小さくすることができ、すべての地点で良
好な振幅をもったバーコード信号を得ることができる。

そこで、光電変換部１５からのバーコード信号が最大と
なるように焦点位置制御部１７を介して焦点位置調整部
１９を制御することにより、バーコードの位置に関係な
く、ＬＥＤの光をバーコード上に集光することができ、
このため、従来のバーコード検出装置の半導体レーザに
代えて、ＬＥＤを光源として使うことができる。

発明の効果 以上のように本発明によれば、光源としてＬＥＤの可視
光線を使用するため、従来のレーザ光線を使用するとき
に必要な、走査している場所を示すガイド光がいらず、
しかも、従来のレーザ光線に比べて、目に与える影響も
少ないため、失明の恐れもなく安全性が向上するもので
、その工業上における効果は大きい。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示すバーコード検出装置の
概略構成図、第２図（ａ）（ｂ）は光源からの距離に対
するスポット径とバーコード信号を、半導体レーザ光線
とＬＥＤによる可視光線のそれぞれの場合で示す図、第
３図は同バーコード検出装置の集光レンズの位置を変え
てスポット径を小さくすることを説明する図、第４図は
従来のバーコード検出装置の概略構成図である。 １１・・・ＬＦ、Ｄ　（発光ダイオード）、１２・・・
集光レンズ、１３・・・走査ミラー（可視光線走査手段
）、１４・・・バーコード、１５・・・光電変換部、１
７・・・焦点位置制御部、１９・・・焦点位置調整部。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、可視光線を発生する発光ダイオードと、上記可視光
   線を走査させる可視光線走査手段と、上記可視光線の焦
   点位置を調整するための焦点位置調整手段と、上記可視
   光線がバーコード上で走査されることによって得られる
   反射光を光電変換する光電変換部と、上記光電変換部か
   らのバーコード信号が最大となるように上記焦点位置調
   整手段を制御する焦点位置制御手段とを備えたバーコー
   ド検出装置。