JPH0271597A - 超電導磁気シールド材の製造法 - Google Patents

超電導磁気シールド材の製造法

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JPH0271597A
JPH0271597A JP63222698A JP22269888A JPH0271597A JP H0271597 A JPH0271597 A JP H0271597A JP 63222698 A JP63222698 A JP 63222698A JP 22269888 A JP22269888 A JP 22269888A JP H0271597 A JPH0271597 A JP H0271597A
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JP
Japan
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target
silver
alloy
thin film
coating
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Pending
Application number
JP63222698A
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English (en)
Inventor
Keiji Sumiya
圭二 住谷
Hideji Kuwajima
秀次 桑島
Toranosuke Ashizawa
寅之助 芦沢
Shozo Yamana
章三 山名
Shuichiro Shimoda
下田 修一郎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Resonac Corp
Original Assignee
Hitachi Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は超電導磁気シールド材の製造法に関する。
(従来の技術) 従来磁気シールド材としては0例えば[日経超電導J 
(1988年4月18日発行)の第13頁〜!17頁に
示されるように、鉄、珪素鋼,Ni基合金、 Co系非
晶質合金、 Pa系非晶質合金、パーマロイ、鋼等が知
られており、また超電導磁気シールド材としては1例え
ば上記と同様の「日経超電導J 1988年4月18日
発行の第13頁〜第17頁に示されるように、 NbT
i、 Nb、Sn等が知られている。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら従来の磁気シールド材は1重量が重いとい
う欠点があり、また従来の超電導磁気シールド材は、磁
気シールド材に比較し、軽量でろp地磁気を弱磁界近く
まで落とすことの可能な磁気シールド材として使用でき
るが、材料および冷媒に用いる液体ヘリウムが高価であ
るという欠点がある。
さらにこれらの改良として、上記の磁気シールド材の重
量を軽くするため薄く板状に加工し、その表面に超電導
材料の薄膜を形成する方法を試みたが、この方法では酸
素雰囲気中で行なう熱処理により超電導材料が磁気シー
ルド材と反応して超電導性を失うと共に磁気シールド材
が酸化される欠点がある。
本発明は上記の欠点のない超電導磁気シールド材の製造
法を提供することを目的とするものでめる。
(腺項を解決するための手段) 本発明者らは上記の欠点について糎々検肘した結果、 
NbTj、 Nb!Sn等の金属系の超電導材料に変え
て酸化物の超電導材料を用いれば安価で、しかも冷媒に
液体窒素を用いることができるため経済的であるという
ことを見出し、また鉄、珪素鋼。
Ni基合金、 Co系非晶質合金、Fe系非晶質合金。
パーマロイ、銅等の磁気シールド材を薄く板上忙加工し
た後、その表面に銀皮膜を形成し、さらにこの銀皮膜の
表面に酸化物超電導材料を被覆すれば、酸素雰囲気中で
熱処理を行なっても酸化物超電導材料と磁気シールド材
との反応は生ぜず、また磁気シールド材も酸化されず、
熱歪緩和の効果があることを見出し本発明を完成するに
至った。
本発明は鉄、珪素鋼,Ni基合金、Co系非晶質合金、
 Fe系非晶質合金、パーマロイ又は鋼を板状に加工し
た後、その表面に銀皮膜を形成し、さらに銀皮膜の表面
に酸化物超電導材料を薄膜法で被覆する超電導磁気シー
ルド材の製造法に関する。
本発明で用いる鉄、珪素鋼,Ni基合金、 Co系非晶
質合金、 Fe系非晶質合金、パーマロイ、銅等の厚さ
については特に制限はなく、用いる材料の重さKより適
宜選定される。例えば従来のように上記金属を単体で磁
気シールド材として用いた場合に比較し、1/10〜1
/2oの重さになるような厚さに加工して用いることが
好ましい。
銀皮膜を形成するために用いる銀は、純銀を用いること
が好ましいが、銀を主成分とし、酸化物超電導材料およ
び鉄、珪素鋼、Ni基合金、 Co系非晶質合金、 F
e系非晶質合金、パーマロイ、銅等の磁気シールド材と
反応せず、超電導特性が低下しなければ純度は高くなく
てもよい。
酸化物超電導材料の薄膜の組成については特に制限はな
いが1例えばイツトリウム、ホルミウム。
エルビウム等の希土類酸化物とバリウム化合物および銅
化合物を主成分とし希土類元素:Ba:Cuが原子比で
1:2:3となる酸化物超電導材料の薄膜であれば臨界
温度< T7.ero)および超電導体含有率が高いの
で好ましく、また酸化物超電導材料の薄膜(層)くけ異
方性があり結晶の(ool )面方向に超電導電流が流
れ易いという性質を有するため、この性質を利用して銀
皮膜の表面K(ool)面に沿うように配向させれば、
酸化物超電導材料の薄膜の臨界電流密度が上がシ磁気を
遮へいするマイスナー効果を向上することができるので
好ましい。
銀皮膜の形成済としては1例えば電気めっき。
無電解めっき、溶融バス浸せき、薄膜形成法の応用など
があげられ、ピンホールが発生しない方法で形成するこ
とが望ましい。銀皮膜の厚みは特に制限はないが緩和層
としての働きから0.5μm以上あることが望ましい。
本発明における薄膜法としては9例えば真空蒸着法、ス
パッタリング法、イオンクラスタビーム法、レーザー法
、イオンブレーティング法等がある。
酸化物超電導材料の薄膜の厚さについては特に制限はな
い。
(実施例) 以下本発明の詳細な説明する。
実施例1 酸化イツトリウム(信越化学工業製)1xz9xた。つ
いでこれをジルコニアボールミル内にジルコニアボール
およびメタノールと共に充填し、毎分60回転の条件で
10時時間式混合、粉砕した。
乾燥後、粉砕物をアルミナ焼板にのせ大気中で900″
Cまで50℃/時間の速度で昇温し、900℃で10時
間仮焼成後50℃/時間の速度で冷却し、ついでメノウ
乳鉢で粉砕して仮焼粉を得た。
さらにこの仮焼粉80重量1にバインダー溶液(中京油
脂製、商品名セルナ5E−604>を20重量tlI添
加し、これらを均一に混合した後400 kgf/cn
Fの圧力で成形して直径が30−で。
厚さが7ffi11の成形体を得た。ついで酸素雰囲気
中で900℃の温度で10時間焼成してスパンタ用の酸
化物超電導材料薄膜用ターゲットを得た後。
この酸化物超電導材料薄膜用ターゲットをスパッタ装置
(東京アルバック裂、型式5BH−1304RDE)に
取り付けた。
一方上記と同じスパッタ装置に銀ターゲットを取り付け
、銀ターゲットに200W直流電力を印加して放電させ
1寸法が20X20m+で、厚さが20の鉄板(純度9
9チ)の表面に厚さ0.8μmの銀の皮膜を形成した。
次に銀の皮膜を形成した鉄板を650℃に加熱し、アル
ゴンと酸素を導入してこの混合雰囲気中で先にスパッタ
装置に取り付けた酸化物超電導材料薄膜用ターゲットに
300Wの高周波電力を印加して放電させ、銀皮膜の表
面に(ool )面に沿うように厚さ1.2μmの酸化
物超電導材料を配向状態に被覆し、超電導磁気シールド
材を得た。この超電導磁気シールド材を走査型電子顕微
鏡(日立製作新製X−650型)で観察したところ酸化
物超電導材料の薄膜にはクラック、剥離等は見られなか
った。
この超電導磁気シールド材で密閉したものの中にホール
効果磁束計を入れ超電導磁気シールド材を液体窒素で冷
却しながら磁場の測定を行なった。
その結果、地磁気(全磁力的4.6X10G)は測定さ
れなかった。
比較例1 実施例1と同じ鉄板で密閉したものの中に実施例1と同
じ磁束計を入れ、磁場の測定を行なった。
その結果、地磁気が測定された。
比較例2 実施例1と同様の条件で銀皮膜なしで超電導磁気シール
ド材を得た。この超電導磁気シールド材を実施例1と同
様の方法で観察したところ酸化物超電導材料の薄膜には
無数のクラックが発生し。
また一部剥離していた。さらに鉄板と反応したためと思
われる変色した部分があった。この超電導磁気シールド
材で密閉したものの中に実施例1と同じ磁束計を入れ、
液体窒素で冷却しながら磁場の測定を行なった。その結
果、地磁気が測定された。
実施例2 実施例1と同じスパッタ装置に取シ付けた銀ターゲット
に200W直流電力を印加して放電させ。
寸法が25X25mmで厚さが2−の鉄板(純度99.
9%)の表面に厚さ0.8μmの銀の皮膜を形成した。
次に銀の皮膜を形成した銅板を650℃に加熱し、アル
ゴンと酸素を導入してこの混合雰囲気中で実施例1で用
いたものと同様の酸化物超電導材料薄膜用ターゲットに
300Wの高周波電力を印加して放電させ、銀皮膜の表
面(oolり面に沿うように厚さ164μmの酸化物超
電導材料を配向状態に被覆し、超電導シールド材を得た
。この超電導磁気シールド材を実施例1と同様の方法で
観察したところ酸化物超電導材料の薄膜にクラック、剥
離等は見られなかった。
この超電導磁気シールド材で密閉したものの中に実施例
1と同じホール効果磁束計を入れ超電導磁気シールド材
を液体窒素で冷却しながら磁場の測定を行なった。その
結果、地磁気は測定されなかった。
比較例3 実施例2と同じ銅板で密閉したものの中に実施例1と同
じ磁束計を入れ、磁場の測定を行なった。
その結果、地磁気が測定された。
比較例4 実施例2と同様の条件で銀皮膜なしで超電導磁気シール
ド材を得た。この超電導磁気シールド材を実施例2と同
様の方法で観察したところ酸化物超電導材料の薄膜には
無数のクラックが発生し。
また一部剥離していた。さらに銅板と反応したためと思
われる変色した部分があった。この超電導磁気シールド
材で密閉したものの中に実施例1と同じ磁束計を入れ、
液体窒素で冷却しながら磁場の測定を行なった。その結
果、地磁気が測定された。
(発明の効果) 本発明になる超電導磁気≠−ルド材は、鉄、珪素鋼、N
1基合金、 Co系非晶質合金、 Fe系非晶質合金、
パーマロイ、銅等の磁気シールド材に比較して軽量であ
り、 NbTi、 Nb1Sn等のよう々金属系の超電
導材料を用いた液体He冷却の超電導磁気シールド材に
比較して液体窒素による冷却で使用できるため安価であ
り、経済的な効果は大きく。
また酸素雰囲気中で熱処理を行なっても酸化物超電導材
料と磁気シールド材との反応は生ぜず、クラック、剥離
のない超電導磁気シールド材である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.鉄,珪素鋼,Ni基合金,Co系非晶質合金,Fe
    系非晶質合金,パーマロイ又は銅を板状に加工した後,
    その表面に銀皮膜を形成し,さらに銀皮膜の表面に酸化
    物超電導材料を薄膜法で被覆することを特徴とする超電
    導磁気シールド材の製造法。
JP63222698A 1988-09-06 1988-09-06 超電導磁気シールド材の製造法 Pending JPH0271597A (ja)

Priority Applications (1)

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JP63222698A JPH0271597A (ja) 1988-09-06 1988-09-06 超電導磁気シールド材の製造法

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JP63222698A JPH0271597A (ja) 1988-09-06 1988-09-06 超電導磁気シールド材の製造法

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JPH0271597A true JPH0271597A (ja) 1990-03-12

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ID=16786514

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JP63222698A Pending JPH0271597A (ja) 1988-09-06 1988-09-06 超電導磁気シールド材の製造法

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JP (1) JPH0271597A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03123119U (ja) * 1990-03-27 1991-12-16
US5268530A (en) * 1990-11-30 1993-12-07 Ngk Insulators, Ltd. Superconductive tube for magnetic shielding and manufacturing method therefor

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03123119U (ja) * 1990-03-27 1991-12-16
US5268530A (en) * 1990-11-30 1993-12-07 Ngk Insulators, Ltd. Superconductive tube for magnetic shielding and manufacturing method therefor

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