JPH0271216A - 自動合焦装置に於けるレンズの駆動装置 - Google Patents

自動合焦装置に於けるレンズの駆動装置

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JPH0271216A
JPH0271216A JP22390788A JP22390788A JPH0271216A JP H0271216 A JPH0271216 A JP H0271216A JP 22390788 A JP22390788 A JP 22390788A JP 22390788 A JP22390788 A JP 22390788A JP H0271216 A JPH0271216 A JP H0271216A
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JP
Japan
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driving
motor
lens
backlash
pulse
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JP22390788A
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Shinichi Matsuyama
眞一 松山
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は自動合焦装置に於けるレンズの駆動装置、特に
カメラ本体あるいはレンズ内に配設された自動合焦検出
装置からの指令に基づいてレンズを移動させ焦点調節を
行う自動合焦装置に於けるレンズの駆動装置に関するも
のである。
〔従来の技術〕
従来、この種の装置として小型モータによりギヤ列を介
してヘリコイド環を回転駆動するものが知られている。
こうした装置においてはレンズの制御の際には数μ単位
の精度が要求され、レンズ駆動量検出機構はレンズの移
動量にして数μ単位の分解能が必要になる。該レンズ駆
動検出機構は通常は前記ギヤ列の初段側に設けられてい
るが、ギヤ噛み合いにおいてはバックラッシュが必然的
に存在するため、レンズを駆動する際に検出駆動量(パ
ルス数)が所定値に達しても、実際のレンズ移動量はギ
ヤのバックラッシュによるガタ分だけ少なくなってしま
うという事態が発生した。更に、レンズ駆動量がガタ量
に相当する程度の微少量の場合、モータは駆動されたが
レンズは全く移動しないという事態も発生した。
これを解決する手段としてレンズ駆動時にバックラッシ
ュ除去動作を予め行わせる方法が提案されている。
〔発明が解決しようとしている問題点〕しかし、これら
提案ではバックラッシュによる駆動量に対する影響は除
去できたが、起動時常に行われるこのバックラッシュ除
去のための動作のため、モータ起動時の駆動の立ち上が
りが遅(、その分カメラの自動合焦に要する時間が長く
なってしまうという欠点を有していた。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は上記事項に鑑みなされたもので、モータにより
ギア列を介してヘリコイド環を回転駆動するようにした
自動合焦装置に於けるレンズの駆動装置に於て、前回の
駆動方向と今回の駆動方向の関係よりバックラッシュ除
去のための動作の有無あるいは動作量を決定することに
より、必要以上のバックラッシュ除去のための動作をな
くし、高速で高精度な自動合焦を可能にしたレンズ駆動
装置を提供せんとするものである。
〔実施例〕
以下本発明の実施例を図面に従って説明する。第1図は
本発明装置の実施例を示す回路図、第2図(a)。
(b)は本発明装置のフローチャートである。
第1図に於いて、1は自動合焦検出制御装置、2はマイ
クロコンピュータ(以下マイコンと称す)、3はへリコ
イド環を駆動するためのモータ、4はモータ3とへリコ
イド環を結ぶギヤ列、5はモータ3と連動して回転し例
えば白黒2種類のパターン部を有するパルス板、6は発
光ダイオード(以下LEDと称す)、7はLED6を定
電流駆動するための電流源、8はLED6のパルス板5
による反射光を受光し、その強弱を電気信号に変換する
ためのフォトトランジスタであり、44はフォトトラン
ジスタに電源を供給するためのプルアップ抵抗である。
9はコンパレータであり、45はスレショルドを決定す
るための調整抵抗であり、フォトトランジスタ8の出力
をマイコン2に与えるためにデジタル信号として波形整
形する。これら5〜9によりモータの回転量をパルス信
号としてマイコン2に与える。
10は発振器であり、クロックパルスをマイコン2他に
与え、マイコン2他はこれに同期して動作する。11は
分周期であり、発振器IOの出力パルスを分周し、モー
タ通電開閉比の基本周波数に分周する。12はD型フリ
ップフロップ(以下DFFと称す)、13. 14はJ
−に型フリップフロップ(以下J−KFFと称す)、1
5はアンドゲートであり、12〜15で同期式カウンタ
を構成する。16はカウンタ12〜15のカウント値の
“0″をデコードする為のノアゲートである。17. 
18. 19はエクスクル−ジブオアゲート、20はそ
の3ゲートの出力を入力とするノアゲートであって、こ
れらによりマイコン2の3ビツトの出力とカウンタ12
〜15のカント値を比較し一致を検出する。21はイン
バータ、22はDFF、23はナントゲートであって、
比較器17〜20にてマイコン2の出力とカウンタ12
〜15のカウント値が一致した状態から不一致の状態に
なったことを検出し発振器10のクロックパルス1周期
間だけ“0”を出力する。24はインバータ、25はD
FF、26はナントゲートであって、ノアゲート16に
てカウンタ12〜15のカウント値が“0”となったこ
とを検出し、それより発振器10のクロックパルス半周
期分遅れて、発振器10のクロックパルス1周期分だけ
“0”を出力する。27と28はともにナントゲートで
あって、この2ゲートにてRSラッチを構成する。この
RSラッチはナントゲート26の“0”出力によって即
ちカウンタ12〜15のカウント値が“0”になった直
後にリセットされ、ナントゲート23の“0“出力によ
って即ちカウンタ12〜15のカウント値がマイコン2
の出力と一致した状態から不一致状態に変化した直後に
セットされる。 RSラッチ27.28はリセット状態
では1″を、セット状態では“0”を出力しDFF29
に与える。DFF29は発振器10のクロックパルスの
立ち上がり同期してRSラッチの出力をゲート30〜3
1に与える。以上のように11〜29は発振器10のク
ロックパルスを分周器11にて適当な周波数のクロック
パルスに分周し、このパルスをカウントしカウント値と
してOから7を繰り返し出力する同期式カウンタの出力
Oからマイコン2が指定した値まで“1”、指定した値
の次の値から再びOに戻る直前までの間“0”を出力す
る(指定した値が“7”の時は出力は連続して“1”状
態のままとなる。)オン/オフ比可変のパルス発生器を
構成する。
30はマイコン2の繰り出し信号がオン(“1”)でか
つ11〜29にて構成されるパルス発生器のパルスがオ
ン状態の時オン信号(“0”)を、その他の場合はオフ
信号(“1″)を出力するナントゲート、31はマイコ
ン2の繰り込み信号がオン(“1”)でかつ11〜29
にて構成されるパルス発生器のパルスがオン状態の時オ
ン信号B(“0”)を、その他の場合はオフ信号(“1
″)を出力するナントゲート、32はマイコン2の繰り
出し信号がオン(“1”)またはブレーキ信号がオン(
“1″)の時オン信号(“l”)を、その他の場合オフ
信号(“0”)を出力するオアゲート、33はマイコン
2の繰り込み信号がオン(“l”)またはブレーキ信号
がオン(“1”)の時オン信号(“1”)を、その他の
場合オフ信号(“0”)を出力するオアゲートであって
、これらのゲート30〜33にてトランジスタ34〜3
7のオン/オフを制御する。34はPNP )ランジス
タで抵抗40を介してベースに接続されたナントゲート
の出力に応じて“0”であればオン状態でコレクターエ
ミッタ間は導通状態になりモータ3の端子に電源を接続
する。35はPNP )ランジスタで抵抗41を介して
ベースに接続されたナントゲートの出力に応じて“0″
であればオン状態でコレクターエミッタ間は導通状態に
なリモータ3の端子に電源を接続する。36はNPN 
)ランジスタであって抵抗42を介してベースに接続さ
れたオアゲート32の出力に応じて“1″であればオン
状態でコレクターエミッタ間は導通状態となりモータ3
の端子を接地する。
37はNPNトランジスタであって抵抗43を介してベ
ースに接続されたオアゲート33の出力に応じて“1″
であればオン状態でコレクターエミッタ間の導通状態と
なりモータ3の端子を接地する。38゜39は環流用ダ
イオードである。
繰り出し動作時マイコン2の信号は繰り出し信号が“l
”、繰り込み信号が“0″、ブレーキ信号は“0”とな
る。これに応じてゲート31.33はオフ信号を出力し
トランジスタ35.37はオフ状態に、ゲート32はオ
ン信号を出力しトランジスタ36はオン状態に、ゲート
30はパルス発生器11〜29の発生するパルスのオン
期間はオン信号を出力しトランジスタ34をオン状態に
、オフ期間はゲート30はオフ信号を出力しトランジス
タ34をオフ状態にする。つまりモータ3にはトランジ
スタ34.36を介してパルス発生器11〜29の発生
するパルスに応じて間欠的に電力が与えられる。
繰り込み動作時マイコン2の信号は繰り出し信号が“0
”、繰り込み信号が“l”、ブレーキ信号は“0”とな
る。これに応じてゲート30.32はオフ信号を出力し
トランジスタ34.36はオフ状態に、ゲート33はオ
ン信号を出力しトランジスタ37はオン状態に、ゲート
31はパルス発生器11〜29の発生するパルスのオン
期間はオン信号を出力しトランジスタ35をオン状態に
、オフ期間はゲート31はオフ信号を出力しトランジス
タ35をオフ状態にする。つまりモータ3にはトランジ
スタ35.37を介してパルス発生器11〜29の発生
するパルスに応じて間欠的に電力が与えられる。
ブレーキ時マイコン2の信号は繰り出し信号が“0″、
繰り込み信号が“0”、ブレーキ信号は“1″となる。
これに応じてゲート30.31はオフ信号を出力しトラ
ンジスタ34.35はオフ状態に、ゲート32.33は
オン信号を出力しトランジスタ36.37はオン状態に
なり、ダイオード38または39、トランジスタ36.
37によりモータ3の両端子間は短絡された状態になり
モータ3はブレーキとして機能する。
次に上記構成から成る実施例の動作を第2図(a)。
(b)のフローチャートに従って説明する。
第2図(a)、  (b)は、距離環駆動時の、第1図
中のマイコン2の動作を示すフローチャートであって、
自動合焦検出制御装置lの測距結果に基づいた指示によ
りこのフローチャートに従い動作を開始する。なお、被
駆動体でありヘリコイド環は十分摩擦抵抗が大きいもの
とする。
ステップ1:既に測距環を駆動しているか否かを判断す
る。既に自動合焦検出制御装置1の指示に従い距離環を
駆動している最中に新たに距離環駆動の指示を受けた場
合、その時点より新たに指示された量駆動すべく駆動す
るが、そのときは既に距離環を駆動中でありアクチュエ
ータとへリコイド環の間に介するギヤ列のバックラッシ
ュはない。
従つて、距離環駆動中であった場合はバックラッシュ除
去のためのステップ2〜16は一切実行せずステップ1
7よりの駆動処理を直ちに実行すべくステップ17に進
む。また距離環駆動中でなかった場合はステップ2に進
む。
ステップ2:開閉比を決定するデータD(第1図中のマ
イコン2からデータ比較器17〜20に対して出力する
データ)に初期値として予め決められた値dINIT 
(少なくとも電源電圧が取り得る値の中で最も高い電圧
時に初めてギヤ列を駆動し得る開閉比ないしは等測的に
それに等しい開閉比、或いはそれより通電期間が短い開
閉比となる値)をセットする。
また、バックラッシュ分のパルスカウント(パルスの変
化(立ち上がり或いは立ち下がり)の回数)Mを0にリ
セットする。
ステップ32:今回の駆動が始めての駆動である場合は
ステップ34よりバックラッシュ除去動作を行う。2回
目以降で有ればステップ33に進む。
ステップ33:前回の駆動時の駆動方向と今回駆動する
方向を比較する。同じ方向で有れば、バックラッシュ除
去動作を行わずステップ17に進む通常の駆動を開始す
る。
逆方向であった場合はステップ34に進み、バックラッ
シュ除去動作を開始する。
上記ステップ1.2.32.33までの動作にて駆動中
における駆動指示及び1度駆動後、再度の駆動時に前回
と同一方向の駆動に際してはステップ34以下のバック
ラッシュ除去動作を省略して、直ちにレンズ駆動動作が
実行される。
尚、ステップ32.33での始めての駆動、駆動方向の
判定はマイコン2内で例えば自動合焦検出制御装置1か
ら駆動時ごとに出力指示される駆動方向信号を検知して
行われるものとする。
今、初めての駆動又は前回と今回の駆動方向が異なって
いるものとする。この場合は、上記の如くしてステップ
34へ進む。
ステップ34:次回駆動時のステップ33での判別のた
めに前回の駆動方向として、今回自動合焦検出制御装置
1から指示された今回の駆動方向を記憶する。
ステップ3:第1図中のコンパレータ9の出力をパルス
板の状態として読み込み、記憶する(パルス板の状態の
記憶値の初期値設定)。
ステップ4:自動合焦検出制御装置1の指示に従い、指
示された方向が繰り出し方向であれば繰り込み信号、ブ
レーキ信号はオフ(“θ″)を出力し、繰り出し信号は
オン(“1”)を出力し、ゲート31゜33はオフ、ゲ
ート32はオン、ゲート30をイネーブル状態とし、パ
ルス発生装置11〜29の発生するクロックパルスに応
じた電力がトランジスタ34゜36を介してモータ3に
与えられるようにし、指示された方向が繰り込み方向で
あれば繰り出し信号、ブレーキ信号はオフ(“0″)を
出力し、繰り込み信号はオン(“1”)を出力し、ゲー
ト30.32はオフ、ゲート33はオン、ゲート31を
イネーブル状態とし、パルス発生装置11〜29の発生
するクロックパルスに応じた電力がトランジスタ35.
37を介してモータ3に与えられるようにする。
尚、上記動作にてモータ3に対する電力供給時マイコン
2からステップ2にて設定されたデータDが送出され、
カンタ12〜15及び回路16〜29にて構成されるパ
ルス発生装置にて上記データDに応じた開閉比による通
電時間制御が実行される。
ステップ5:マイコン2内蔵のプログラマブルカウンタ
(不図示、以下タイマと呼ぶ)をクリアし、起動、計時
を開始する。
ステップ6:パルス板の状態を読み込む。
ステップ7、前ステップにて読み込んだパルス板の状態
と前回読み込み記憶していたパルス板の状態とを比較し
、同じ(即ち 前回の記憶:今回の読み込み値が“1″
:“1パあるいは“0″:“0″のとき)であればステ
ップ8へ進み、違っていれば(即ち 前回の記憶・今回
の読み込み値が“1″:“0″あるいは“0″:“1”
のとき、パルスが立ち上がったとき或いは立ち下がった
とき)ステップ11に進む。
ステップ8:タイマのカウント値が予め決められた値1
0(この時間内にパルス板のパルスが所定量発生すれば
起動したと、発生しなければ起動できなかったと判断て
きる値)に達していればステップ9へ、まだ達していな
ければ再びステップ6に戻る。
ステップ9:開閉比を決定するデータDが所定の値dM
AX (動作が保証された電源電圧範囲内で最も低い電
源電圧時にも、少なくともバックラッシュが残っている
状態では起動し得る最もオン区間の短い開閉比を実現で
きる Dに与えられるべきデータ)に等しければ、バッ
クラッシュ除去動作は終了しステップ17に進み、dM
AXに達していなければデータDの値を増加させるべく
ステップ10に進む。
ステップ10:データDの値を増加させ、開閉比をもう
1段オン区間の長いものにし、ステップ5に戻り、再び
新しい開閉比による起動を試みる。
即ち、ステップ4にて駆動開始指示がなされた後パルス
板の状態が所定時間toの量変化しない時はデータDを
+1し通電時間を増加させながら、上記ステップ5〜1
0を繰り返えし実行し、パルス板の状態が変化した時に
ステップ11以後へ移行する。
ステップ11:先にステップ6にて新たに読み込んだパ
ルス板の状態を次回の比較(立ち上がり立ち下がりの検
出)のために記憶する。
ステップ12:パルスカウント値Mの値を+1増加させ
る。
ステップ13:パルスカウント値Mの値が、所定の値m
(起動したと認識できるパルス数(パルス変化数)に達
したか否か判断する。達していなければステップ6に戻
り、パルスの確認を続け、達していた場合はステップ1
4に進む。
即ち、ステップ13ではパルス板の状態がm回変化して
パルス板が所定量以上回動したことを検出して、モータ
が実際に回動(起動)されたものと判定し、ステップ1
4へ進む。
ステップ14:データDの値を減少させ、開閉比をオン
区間の短いもの(バックラッシュが詰まるまでの状態に
於いて一旦起動した状態では継続して駆動できるに十分
で、且つバックラッシュが詰まりヘリコイド環を実際に
駆動するよな状態ではその負荷により駆動継続不能な設
定となる様に起動時のデータDより所定量d減じた値)
にする。
ステップ15:タイマをクリアし起動、計時を開始する
ステップ16:タイマのカウント値が所定の値tl(バ
ックラッシュ分を駆動するに十分な時間)経過するのを
待つ。経過後ステップ17に進む。これにてモータはス
テップ14にて決定された開閉比データに応じた通電量
にてt1時間駆動されバックラッシュが除去され、その
状態で保持される。
以上ステップ1〜16,32.34はバックラッシュ除
去動作ルーチンであり、以下のステップ17以降は通常
の距離環駆動ルーチンである。
ステップ17:タイマをクリアし起動、計時を開始する
ステップ18:パルス板の状態を読み込む。
ステップ19:前ステップにて読み込んだパルス板の状
態と前回読み込み記憶していたパルス板の状態とを比較
し、同じ(即ち 前回の記憶:今回の読み込み値が“1
”:“1″あるいは“0”:“0″のとき)であればス
テップ20へ進み、違っていれば(即ち 前回の記憶:
今回の読み込み値が“1”:“0”あるいは“0”:“
l”のとき、パルスが立ち上がったとき或いは立ち下が
ったとき)ステップ24に進む。
ステップ20:タイマのカウント値が予め決められた値
t2(この時間内にパルス板のパルスが所定量発生すれ
ば起動したと、発生しなければ起動できなかったと判断
できる値)に達していればステップ21へ、まだ達して
いなければ再びステップ18に戻る。
ステップ21:開閉比を決定するデータDが最大値(“
7”)に達していればステップ22へ、達していなけれ
ばステップ31にてデータDを増加させ、再びステップ
17より繰り返す。
上記ステップ17〜21.31が繰り返されることによ
り通常の距離環駆動ルーチンにてモータが駆動されるま
でステップ14にて決定されたデータから徐々にデータ
を増加し通電時間を増大しデータDが上記最大値7に達
してもパルス板の状態が変化しない時、即ちモータが起
動されない時にはステップ22にて駆動不能と判定しス
テップ23へ進む。
ステップ23:繰り出し信号、繰り込み信号をともにオ
フ(“0”)とし、ブレーキ信号をオン(“l”)にす
る事により駆動を停止させる。その後ブレーキ信号をも
オフし、一連の距離環駆動を全て終了する。
一方、上記ステップ19にてパルス板の状態変化が検知
された時にはモータ駆動が行われたものと判定しステッ
プ24へ進む。
ステップ24:先にステップ18にて新たに読み込んだ
パルス板の状態を次回の比較(立ち上がり立ち下がりの
検出)のために記憶する。
ステップ25:距離環の駆動量を示すパルスカウント値
Nの値を+1増加させる。
ステップ26:パルスカント値Nの値が、自動合焦検出
装置1より指示された目標値に達したか否か判断する。
達していなければステップ27に進み、達していた場合
はステップ23に進み、駆動を終了する。
ステップ27:タイマのカウント値が所定の範囲(t3
より長く、且つt4より短い時間)にあるか否かを判断
する。
ここでのタイマのカウント値はパルスの変化の間隔であ
り、駆動速度の逆数を表わす。即ち、タイマはステップ
17にてクリアされスタートしており、ステップ27に
てタイマカウント値を検知すればパルス板の状態反転ご
との時間間隔を知ることが出来、駆動速度を知ることが
出来る。
上記タイマのカウント値が所定の加減値t3より短いと
き、即ち設定された駆動速度の上限より速いときステッ
プ28に進み、タイマのカウント値が所定の加減値t4
より長いとき、即ち設定された駆動速度の下限より遅い
ときステップ30に進む。
ステップ28:開閉比を決定するデータDが最小値(“
0″)に達していなければステップ29にてデータDを
1減じ、最小値(“0”)に達していればそのまま、再
びステップ17に戻りパルスの検出を行う。
ステップ29:開閉比を決定するデータDの値を減じ、
開閉比のオン区間を短くし、モータ3への電力を減じ、
駆動速度を下げる様にする。その後、再びステップ17
に戻りパルスの検出を行う。
上記ステップを繰り返えすことでデータDを徐々に低減
し通電時間を短くしてゆき駆動速度を低減する。
一方、ステップ27にて低速と判定された時にはステッ
プ30にて開閉比を決定するデータDが最大値(“7”
)に達していなければステップ31にてデータDを増加
させ、最大値(“7”)に達していればそのまま、再び
ステップ17に戻りパルスの検出を行う。
ステップ31:開閉比を決定するデータDの値を増加さ
せ、開閉比のオン区間を長くし、モータ3への電力を増
加させ、駆動速度を上げる様にする。その後、再びステ
ップ17に戻りパルスの検出を行う。
上記ステップを繰り返すことで徐々に通電時間を増大、
駆動速度を増大する。
上述のステップ17〜19→24→26〜31までを繰
り返えすことで、モータの速度はパルス板の反転時間間
隔がt3とt4の間に入る様な駆度に制御され、駆動環
の駆動量が所定値に達した時にステップ26を介してス
テップ23へ進みモータを停止させる。
以上のごとく、本発明では距離環駆動開始時にまず前回
の駆動方向と今回の駆動方向を比較し、被駆動体の摩擦
抵抗が大きいことから前回の駆動の停止時には駆動して
いた方向の後方即ち逆方向にバックラッシュは存在する
と判定し、故に同じ方向で有れば、バックラッシュ除去
動作は行わず、逆方向であればバックラッシュ除去動作
を行う様にしており、不必要なバックラッシュ除去によ
る動作遅れを防止している。
第3図(a)、  (b)は本発明の他の一実施例の動
作フローを示すフローチャートである。該第3図実施例
のフローと第2図実施例のフローとはステップ33にて
駆動方向が前回と今回と同一方向の時にステップ34以
後のバックラッシュ除去動作を行わせ、前回と今回の駆
動方向が異なる時にはバックラッシュ除去動作を行うこ
となく、直ちに通常のレンズ駆動へ移行させた点のみ異
なるので、その説明は省略する。
この様に前回と今回の駆動方向が同一の時にバックラッ
シュが存在すると判定する理由は被駆動体の慣性が大の
場合、前回の駆動の停止時には駆動していた方向の前方
、即ち、同じ方向にバックラッシュが起きるからである
。よって、該第3図実施例は被駆動体が慣性が大のもの
に時に有効に作用する構成である。
第4図(a)、  (b)は本発明の更に他の一実施例
の動作フローチャートを示すフローチャートである。該
実施例では被駆動体の特性として前回の駆動の停止時に
は駆動していた方向の後方、即ち、逆方向にバックラッ
シュは大きく存在し、前方、即ち、同じ方向には小さ(
存在する被駆動体特性を有するものに適用する例を示し
ている。
上記特性の装置に適用するため、ステップ32〜36に
て初めての駆動時及び前回と今回の駆動方向が異なる場
合にバックラッシュ除去動作時間Tとしてtboを設定
し、同一方向の駆動時には動作時間Tとにtb 、 (
tbo>tb 、)を設定するとともに、ステップ16
にてバックラッシュ除去のためのモータ駆動を上記設定
時間Tだけ行わせている。
この様に構成することで上記被駆動体の特性に応じたバ
ックラッシュ量に対応した時間だけバックラッシュ除去
時間とすることができ、動作遅れを小とすることが出来
る。尚、第4図実施例の他のステップ動作は前述の第2
図又は第3図と同一であるためその説明は省略する。
〔発明の効果〕
以上のように本発明によれば、駆動系のバックラッシュ
の的確な除去可能とすると同時にバックラッシュ除去動
作による駆動立ち上がりの不用な遅れをなくし、高速且
つ高精度の自動合焦を可能とするレンズ駆動装置が実現
できる。
尚、モータの駆動力の調整は電源の開閉比の制御に限ら
ず、例えば駆動電圧を制御してもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るレンズ駆動装置の一実施例を示す
回路図、第2図(a)、  (b)は第1図実施例の動
作を説明するプログラムフローを示す説明図、第3図(
a)、  (b)は本発明の他の実施例を構成する動作
フローを示す説明図、第4図(a)、  (b)は本発
明の他の実施例を構成する動作フローを示す説明図であ
る。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)モータの駆動力によりギヤ列を介してレンズを移
    動させ、前記ギヤ列に連動するモータ回転量検出手段の
    発生する信号に基づいてモータの駆動制御を行い、レン
    ズを合焦位置に停止させるようにした自動合焦装置に於
    けるレンズの駆動装置であって、 モータ起動時にバックラッシュを除去ないしは低減する
    ための動作を行うレンズの駆動装置に於て、 前回の駆動方向と今回の駆動方向の関係によって、バツ
    クタツシユ除去ないしは低減のための動作を選択的に行
    うことを特徴とするレンズの駆動装置。
  2. (2)モータの駆動力によりギヤを介してレンズを移動
    させ、前記ギヤ列に連動するモータ回転量検出手段の発
    生する信号に基づいてモータの駆動制御を行い、レンズ
    を合焦位置に停止させるようにした自動合焦装置に於け
    るレンズの駆動装置であって、 モータ起動時にバックラッシュを除去ないしは低減する
    ための動作を行うレンズの駆動装置に於いて、 前回の駆動方向と今回の駆動方向の関係によって、バツ
    クラツシユ除去ないしは低減のための動作の作動量を変
    化させることを特徴とするレンズの駆動装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9835820B2 (en) 2014-08-21 2017-12-05 Ricoh Imaging Company, Ltd. Lens barrel and imaging apparatus

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US9835820B2 (en) 2014-08-21 2017-12-05 Ricoh Imaging Company, Ltd. Lens barrel and imaging apparatus

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