JPH027099A - 過大音声検出装置 - Google Patents

過大音声検出装置

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JPH027099A
JPH027099A JP63158707A JP15870788A JPH027099A JP H027099 A JPH027099 A JP H027099A JP 63158707 A JP63158707 A JP 63158707A JP 15870788 A JP15870788 A JP 15870788A JP H027099 A JPH027099 A JP H027099A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は、過大音声検出装置に関するもので、特に音
声認識装置において、入力音声が過大か過大でないかを
判断するために使用されるものである。
(従来の技術) 従来、入力された音声が過大かどうかの判定をする過大
音声検出装置は、第9図で示すように、入力の音声パワ
ーと、あるしきい値θ1とを比較し、音声パワーがしき
い値θ1より大きくなると過大音声の判定を下すもので
あった。あるいは、第10図で示すように、入力音声の
ダイナミックレンジが0〜θ2と限られているとき、入
力音声がこのレンジを越えオーバーフローを生じたとき
に、過大音声と判定を下すものであった。このため、パ
ルス状のノイズあるいは音声が入力されると、入力音声
の大半が過大でなくても過大音声と判断されてしまうた
め、その判断に従って入カゲインを下げると、全体のパ
ワーが下がり、音声の凹凸の特徴が減少し、音声認識に
おいては、認識率が下がるという欠点があった。
(発明が解決しようとする問題点) この発明は前記のような点に鑑みてなされたもので、パ
ルス状のノイズあるいは音声が入力されると、入力音声
の大半が過大でなくても過大音声と判断される従来の欠
点を改善し、入力音声の過大性の評価を音声認識に対し
て適切に行うような過大音声検出装置を提供することを
目的とする。
[発明の構成] (問題点を解決するための手段) この発明による過大音声検出装置にあっては、音声分析
手段により、入力される音声から特徴パラメータを抽出
し、該特徴パラメータの時系列パターン上で連続した特
徴パラメータが所定時間、一定値を越えていたことを検
出する手段により、入力された音声が過大であるか過大
でないかを判断するようにする。
(作用) このような構成によれば、上記の入力された音声の特徴
パラメータの時系列パターン上で、連続した特徴パラメ
ータがしきい値を越える時間が一定値より短ければ入力
された音声が過大と判断されず、瞬間的にしきい値を越
えるパルス状のノイズ、あるいは音声が入力されても過
大と判断されなくなり、不必要に入力ゲインを下げるこ
となく、音声認識において、認識率がさがるという問題
もなくなる。
(実施例) 以下、この発明の一実施例について、第1図乃至第8図
の図面を参照して説明する。
第1図は、この発明の一実施例の過大音声検出装置の概
略ブロック図である。
第1図において、音声がマイク1より人力され、入力音
声が増幅器2を介して、BPF(BandPass F
 1lter ) 3により、音声の特徴パラメータと
して出力され、この出力をRect(Rectil’i
・e「 整流器)4で整流し、整流した信号をL P 
F (Low  Pa5s Filter ) 5によ
り、低域成分だけとり出し、A/D変換器6でアナログ
から、デジタルに変換する。データ圧縮を必要とする場
合には、必要に応じて標本化回路7で所定の周期でサン
プリングしたものを過大音声検出のために、CPU8に
入力する。データ圧縮が必要ない場合は、直接、A/D
変換器6から信号をCPU8に入力しても良いことは、
勿論である。
このように構成された該過大音声検出装置により入力音
声が過大であると判断された場合、過大音声検知信号S
がCPU8より出力され、増幅器1に入力されて入力ゲ
インを下げるように作用する。
第2図に、CPU8の機能ブロック図を示す。
第2図において、CPU5内に含まれる音声区間検出手
段9によって、入力音声の音声区間を検出し、次に、過
大判断手段10によって、この音声が過大であるか、過
大でないか判断し、過大であると判断した場合に過大音
声検出信号Sを出力する。上記過大音声検出装置の過大
音声の検出方法は、上記音声の特徴パラメータの時系列
バタン上で特徴パラメータが、周波数軸方向にFr)i
zlの幅を持ち、時間軸方向に、T [m5ec]連続
してしきい値θ3を越えた場合、入力音声が過大である
と判断し検出する。
このような過大音声検出の方法によれば、第3図、第4
図で示されるように、しきい値θ3を越える周波数の幅
が小さく、または、時間が短ければ入力音声を過大とは
判断しない。一方、第5図、第6図で示されるように、
ある周波数帯域において、ある時間、しきい値θ3を越
えている音声に対しては過大であると判断される。
音声認識においては、第3図、第4図のように、最大値
が多少、大きすぎても、全体的に、音声波形の特徴が出
ているほうが、最大値がしきい値θ3を越えないように
、入力を小さくした音声よりも、認識しやすい。
第7図(a)は、入力音声の音声区間検出手段9の動作
を説明するためのフローチャートであり、第8図は、入
力音声の過大音声検出手段10の動作を説明するための
フローチャートでアル。
次に、入力音声の音声区間検出方法について、第7図(
a)のフローチャー1・を用いて説明する。
まず、最初のステップ、st、lで入力された音声の始
端候補を発見したか、しないかを判断し、Noの場合、
st、2に進み、マイクから入力された音のエネルギが
、ある基準値X(第7図(b)に示した例ではX−7)
より大きいかを判断する。
Noの場合、次のフレームに進み、st、lから再度始
める。Yesの場合、始端候補を発見したとし、次のフ
レームに進み、s’t、lでYesとなるから、st、
3に進み、始端を決定したか、しないかを判断する。N
oの場合、st、4に進み、入力されたエネルギが、あ
る基準値Xより大きいかを判断する。Noの場合、始端
候補取消とし、次のフレームに進み、st、1から再度
始める。Yesの場合には、st、、5に進み、入力さ
れたエネルギが、ある基準値Y、(第7図(b)に示し
た例ではY−10)よりも大きいものがある基準数Zフ
レーム(第7図(b)に示した例ではZ−5)以上ある
か、ないかを判断する。N。
の場合、次のフレームに進み、st、lから再度始める
。Yesの場合、始端が決定され、次のフレームに進み
、st、1でYes、st、3でYesとなるから、s
t、5に進み、こんどは、終端候補を発見したか、しな
いかを判断する。
Noの場合、st、7に進み、入力されたエネルギが、
基準値Yよりも小さいかをfJI断し、Noの場合、次
のフレームに進み、st、1から再度始める。Yesの
場合、終端候補発見したとし、次のフレームに進み、s
【、1でYes、s t、3でYes、s t、6でY
esであるから、st。
8に進み、終端を決定したか、しないかを判断する。N
oの場合、st、9に進み、入力されたエネルギが、基
準値Yよりも小さいかを判断、N。
の場合、終端候補取消とし、次のフレームに進み、st
、lから再度始める。Yesの場合、st。
10に進み、入力されたエネルギが、基準値Yよりも小
さいものがある基準数Vフレーム(第7図(b)に示し
た例では、V−10)以上あるか、ないかを判断し、N
oの場合、次のフレームに進み、st、1から再度始め
る。Yesの場合、終端を決定し、次のフレームに進み
、St、lでYes、st、3でYes、s t、6で
Yes。
st、8でYesでエンドとなる。第7図(b)に入力
された音声の音声区間の始端および、終端決定の一例を
グラフにより示す。この例では、ある基準値X、、Yの
値を夫々X−7、Y−10とし、ある基準フレーム数Z
1vの数を夫々5、V−10とする。
次に、CPU8における入力音声の過大音声検出方法に
ついて、第8図のフローチャートを用いて説明する。
まず、音声区間検出装置9により、音声区間の始点が決
定され、スタートする。st、11で時間ポインタfp
を1にセットする。ここで、時間ポインタfpとは、音
声区間の始端が決定した音声の時間軸上で、始端から終
端までの離散的にサンプリングした音声特徴パラメータ
のフレーム数である。ステップst、12で、周波数ポ
インタCpを1にセットする。ここで、周波数ポインタ
cpとは、周波数軸上で、音声特徴パラメータをいくつ
かに分割したチャンネル数である。st。
13で、時間カウンタfcおよび、周波数カウンタCC
を1にセットする。ここで、時間カウンタfeおよび、
周波数カウンタCCとは、音声特徴パラメータがあるし
きい値θ3をこえている場合のポインタの数である。次
いで、st、14に進み、音声特徴パラメータのパワー
がしきい値θ3を越えているか、いないか判断する。N
oの場合、st、15に進み、周波数ポインタcpが終
了したか、しないかを判断する。Yesの場合、st。
16に進み、音声終了かどうかの判断をする。音声区間
検出手段9から音声終了の判断が下された場合、Yes
に進み、エンドとなる。Noの場合、st、20に進み
、時間ポインタfpに1をプラスする。ここで、fp+
十とは、fp−fp+1を示す。
st、15に戻り、Noの場合、st、17で、周波数
カウンタccを1にセット、周波数ポインタcpに1を
プラスする。ここで、cp+十とは、cp喝cp+1を
示す。
st、17からは、st、1.4に戻り、ここでYes
の場合、st、18で、周波数カウンタCCが、ある周
波数区間Fを越えているか、いないか判断する。Noの
場合、st、19に進み、周波数ポインタが終了したか
、しないか判断する。
Yesの場合、st、16に進み、音声区間検出手段9
から、音声終了の判断が下された場合、Yesに進み、
エンドとなる。NOの場合、st。
20で、時間ポインタfpに1をプラスする。
st、1.9に戻り、Noの場合、st、21で周波数
カウンタCCおよび、周波数ポインタcpに夫々1をプ
ラスし、st、14から再度始める。
st、18に戻り、YPSの場合、st、22で音声終
了かどうか判断する。音声区間検出手段9から、音声終
了の判断が下された場合、エンドとなる。Noの場合、
st、23で時間ポインタfpに1をプラス、周波数ポ
インタcpから、周波数区間Fを引き算して、その値を
新たに、周波数ポインタcpにセットし、周波数カウン
タCCの1をセットする。次に、st、24で時間カウ
ンタfcがある時間゛rを越えたか、どうか判断する。
Noの場合、st、25で、時間カウンタfcに1をプ
ラス、st、26に進み、音声特徴パラメータのパワー
が第3図および、第5図に示したし5きい値θ3を越え
ているか、越えていないかを判断する。Noの場合、s
t、27で、時間ポインタfpの内容から、時間カウン
タfcの値を引き算し、1をプラスし、その値を新たに
、時間ポインタfpO値とする。st、28で、周波数
ポインタが終了したか、しないかを判断する。
Yesの場合、st、20から再度始める。N。
の場合、st、29で周波数ポインタcpに1をプラス
し、st、13から再度始める。
st、26に戻り、Yesの場合、st、30で、周波
数カウンタがある周波数区間Fを越えているか、いない
か判断する。Noの場合、st。
31で、周波数ポインタcpが終了したか、しないか判
断する。Yesの場合、s t、27に進み、再度始め
る。Noの場合、st、32で、周波数カウンタCCお
よび、周波数ポインタCpに1をプラスし、st、26
から、再度始める。st。
24に戻り、Yesの場合、st、33で、音声過大と
判断し、st、34で過大音声検出信号Sを出力する。
st、35に進み、音声が終了かどうか判断する。No
の場合、st、34に戻り、信号Sが続けて出力される
。音声区間検出手段9から、音声終了の判断が下された
場合、Y e sに進み、エンドとなる。
このような溝底によれば、入力された音声の過大性の評
価が、あるしきい値を越えただけでは、過大とは判断さ
れず、しきい値を越える音声特徴パラメータが、ある周
波数区間で、ある一定時間超えた場合のみ、過大と判断
されるようになる。
よって、瞬間的にしきい値を越えるパルス状の、ノイズ
、あるいは、瞬間的にしきい値を越えるパルス状の音声
が入力されても過大と判断されなくなり、入力ゲインを
下げることなく、音声認識において、認識率が下がると
いう問題もなくなる。
尚、本発明は、上記の実施例において、音声特徴パラメ
ータ抽出法として、BPFによる、周波数分析を行った
ものについて、述べたが、FFT(F ast F o
urier  T ransrors)による周波数分
析でも良いし、ケプストラム、メルケプストラムによる
分析出力、自己相関分析による分析出力でも良い。さら
に、過大音声決定方法において、上記の実施例による、
第6図に示す、周波数方向F、時間軸方向Tの方形でな
く、時間軸上T1周波数方向Fの軸を持つだ円で過大音
声を決定しても良いし、しきい値θ3を越える閉鎖領域
の面積を求め、それが、あるしきい値Sを越える時に過
大音声と判断しても良い。
[発明の効果] 以上のようにこの発明によれば、音声パワーのみならず
音声特徴パラメータを音声過大の判断に用いたため、音
声特徴パラメータによって、音声認識を行う音声認識装
置の認識性能と過大音声の評価との相関が高い。また、
あるひとつの時点のみならず、一定周波数区間の音声特
徴パラメータか、一定時間、あるしきい値を越える、あ
るいは、音声特徴パラメータがオーバーフローした時に
、音声過大の判断を下すために、音声認識性能と過大音
声の評価との相関が高い。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係わる実施例の過大音声検出装置の
概略ブロック図であり、第2図は、第1図中のCPUの
機能ブロック図、第3図は、本発明の過大音声と判断さ
れない音声の周波数分析例で、第4図は、第3図の平面
A−Aに沿って切断した断面図、第5図は、本発明の過
大音声と判断される音声の周波数分析例で、第6図は、
第5図の平面B−Bに沿って切断した断面図、第7図(
a)乃至(b)は、本発明における入力音声の音声区間
検出の方法のフローチャートおよび、線図、第8図は本
発明における過大音声検出の方法のフローチャート、第
9図、第10図は夫々、従来の過大音声の判断の方法を
示したグラフである。 1・・・・・・マイク、2・・・・・・増幅器、3・・
・・・・帯域ろ波器、4・・・・・・整流器、5・・・
・・・低域ろ波器、6・・・・・・アナログ/デジタル
変換器、7・・・・・・標本化回路、8・・・・・CP
U、9・・・・・・音声区間検出手段、10・・・・・
・過大判断手段。 S・・・・・・過大音声検出信号、θ1・・・・・・従
来例のあるしきい値、θ2・・・・・・従来例のあるダ
イナミックレンジの上限、θ3・・・・・・実施例のあ
るしきい値、F・・・・・・実施例のある周波数区間、
T・・・・・・実施例のある一定時間、X・・・・・・
実施例のある第1の音声エネルギの値、Y・・・・・・
実施例のある第2の音声エネルギの値、■・・・・・・
実施例の音声区間の終端を決定する際のXを下回るフレ
ーム数、Z・・・・・・実施例の音声区間の始端を決定
する際のYを上回るフレーム数。 出願人代理人  弁理士 鈴丘゛武彦 第 3 図 周J数↑ 第4図 第 嬉 図 因 時間 第 図 (b)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)音声から特徴パラメータを抽出する抽出手段と、
    上記特徴パラメータの時系列パターン上で連続した特徴
    パラメータが所定時間、一定値を越えていたことを検出
    する手段とを具備したことを特徴とする過大音声検出装
    置。
  2. (2)前記抽出手段は、周波数分析装置を含むことを特
    徴とする請求項1に記載の過大音声検出装置。
  3. (3)前記抽出手段は、メルケプストラム分析装置を含
    むことを特徴とする請求項1に記載の過大音声検出装置
  4. (4)前記抽出手段により抽出された特徴パラメータを
    、時間軸上で離散的にサンプリングする標本化回路を具
    備したことを特徴とする請求項1に記載の過大音声検出
    装置。
JP63158707A 1988-06-27 1988-06-27 過大音声検出装置 Granted JPH027099A (ja)

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EP89111669A EP0348888B1 (en) 1988-06-27 1989-06-27 Overflow speech detecting apparatus
KR1019890008871A KR920009957B1 (ko) 1988-06-27 1989-06-27 과대음성 검출장치
US07/552,325 US5058168A (en) 1988-06-27 1990-07-13 Overflow speech detecting apparatus for speech recognition

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EP (1) EP0348888B1 (ja)
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