JPH0269363A - ハイアルミナ質キャスタブル耐火物 - Google Patents
ハイアルミナ質キャスタブル耐火物Info
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- JPH0269363A JPH0269363A JP63218943A JP21894388A JPH0269363A JP H0269363 A JPH0269363 A JP H0269363A JP 63218943 A JP63218943 A JP 63218943A JP 21894388 A JP21894388 A JP 21894388A JP H0269363 A JPH0269363 A JP H0269363A
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- PNEYBMLMFCGWSK-UHFFFAOYSA-N aluminium oxide Inorganic materials [O-2].[O-2].[O-2].[Al+3].[Al+3] PNEYBMLMFCGWSK-UHFFFAOYSA-N 0.000 title claims abstract description 36
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Landscapes
- Ceramic Products (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は不定形耐火物に関し、特に各種溶融金属容器
の内張材および高炉出銑用樋材に用いられるハイアルミ
ナ質キャスタブル耐火物に関する。
の内張材および高炉出銑用樋材に用いられるハイアルミ
ナ質キャスタブル耐火物に関する。
現在、各種溶融金属容器は出銑量の増加および脱ガス比
率の増加に伴い、該容器の内張材および高炉出銑用樋材
に使用される耐火物には高耐食性、高耐スポーリング性
が要求されている。
率の増加に伴い、該容器の内張材および高炉出銑用樋材
に使用される耐火物には高耐食性、高耐スポーリング性
が要求されている。
不定形耐火物の主流を占めるアルミナ系キャスタブルに
おいては、これらに対応するためにアルミナの高純度化
、またはアルミナとマグネシアの併用が行われている。
おいては、これらに対応するためにアルミナの高純度化
、またはアルミナとマグネシアの併用が行われている。
尚、特公昭４９−２０３６５号、特開昭５３−１２０７
１４公報には本願が採用しているβ−アルミナを使用す
る不定形耐火物が開示されているが、β−アルミナの使
用量が多く耐食性の面で難点がある。
１４公報には本願が採用しているβ−アルミナを使用す
る不定形耐火物が開示されているが、β−アルミナの使
用量が多く耐食性の面で難点がある。
アルミナ系キャスタブルにおいて、高耐食性を得るため
には、−殻内にアルミナ純度を上げ、純アルミナに近い
組成にすることが望ましい。しかし、純アルミナ質キャ
スタブルは熱衝撃に弱いために繰返し加熱を受ける脱ガ
ス浸漬管等に使用した場合、使用中に構造物の一部が剥
落するという難点がある。また、熱履歴を受けた後の残
存膨張性がないために、使用中に亀裂が発生し、溶銑、
溶鋼の侵入を受けやすい。
には、−殻内にアルミナ純度を上げ、純アルミナに近い
組成にすることが望ましい。しかし、純アルミナ質キャ
スタブルは熱衝撃に弱いために繰返し加熱を受ける脱ガ
ス浸漬管等に使用した場合、使用中に構造物の一部が剥
落するという難点がある。また、熱履歴を受けた後の残
存膨張性がないために、使用中に亀裂が発生し、溶銑、
溶鋼の侵入を受けやすい。
ハイアルミナ質キャスタブルにおいては、前記の問題を
解決するために、上記したようにマグネシアを添加し、
スピネル生成反応の際に発生するマイクロクランクによ
り応力の緩和を図り、耐スポーリング性を付与する方法
が最も一般的で有効である。しかし、マグネシアの添加
はアルミナ純度の低下を意味し、実質的には耐食性の低
下を招く。
解決するために、上記したようにマグネシアを添加し、
スピネル生成反応の際に発生するマイクロクランクによ
り応力の緩和を図り、耐スポーリング性を付与する方法
が最も一般的で有効である。しかし、マグネシアの添加
はアルミナ純度の低下を意味し、実質的には耐食性の低
下を招く。
この発明は上記従来の事情に鑑みて提案されたものであ
って、熱衝撃に強くかつ亀裂が生じ難いハイアルミナ質
キャスタブル耐火物を提供することを目的とする。
って、熱衝撃に強くかつ亀裂が生じ難いハイアルミナ質
キャスタブル耐火物を提供することを目的とする。
本発明は上記目的を達成するために、ハイアルミナ耐火
物中にβ−アルミナを５〜７０重量％含存せしめるよう
にした。β−アルミナを使用することにより、耐食性の
低下を招くことなく、高耐スポーリング性をするキャス
タブルを得た。
物中にβ−アルミナを５〜７０重量％含存せしめるよう
にした。β−アルミナを使用することにより、耐食性の
低下を招くことなく、高耐スポーリング性をするキャス
タブルを得た。
β−アルミナ中には、その構成物として５重量％程度の
Ｎａ、Ｏが含有されている。このＮａ、０は比較的β−
アルミナ中を移動し易いために、熱を受けた際、容易に
周囲のα−アルミナへと溶出していく。α−アルミナは
このＮａＺＯと反応し、β−アルミナとなり、体積膨張
を起こし周囲にマイクロクランクを発生し、熱応力を緩
和することとなる。また、Ｎａ２Ｏが溶出したβ−アル
ミナは形がい化するために、弾性低下を起こし亀裂の進
展を抑制することとなる。
Ｎａ、Ｏが含有されている。このＮａ、０は比較的β−
アルミナ中を移動し易いために、熱を受けた際、容易に
周囲のα−アルミナへと溶出していく。α−アルミナは
このＮａＺＯと反応し、β−アルミナとなり、体積膨張
を起こし周囲にマイクロクランクを発生し、熱応力を緩
和することとなる。また、Ｎａ２Ｏが溶出したβ−アル
ミナは形がい化するために、弾性低下を起こし亀裂の進
展を抑制することとなる。
本発明において、β−アルミナの使用量が５重量％未満
ではＮａｎｏの溶出による上記の効果がほとんど出ない
ため好ましくない。また、β−アルミナの使用量が７０
重量％を越えるとＮａｎ。
ではＮａｎｏの溶出による上記の効果がほとんど出ない
ため好ましくない。また、β−アルミナの使用量が７０
重量％を越えるとＮａｎ。
量が必要以上に増加して耐食性低下が著しくなり、また
、β−アルミナ化による応力緩和効果が減少するため好
ましくない。
、β−アルミナ化による応力緩和効果が減少するため好
ましくない。
本発明では、上記β−アルミナ原料としてＡｔ２０３を
９２〜９５重量％、Ｎａ２Ｏを４〜７重量％含有するも
のを使用できる。β−アルミナの粒度は５龍程度以下、
好ましくは３Ｎ程度以下である。
９２〜９５重量％、Ｎａ２Ｏを４〜７重量％含有するも
のを使用できる。β−アルミナの粒度は５龍程度以下、
好ましくは３Ｎ程度以下である。
β−アルミナ以外の耐火原料としては電融アルミナ、焼
結アルミナ等の高アルミナ質のものを使用する。また、
結合剤としては、各種アルミナセメント、水硬性アルミ
ナが好ましい。
結アルミナ等の高アルミナ質のものを使用する。また、
結合剤としては、各種アルミナセメント、水硬性アルミ
ナが好ましい。
本発明のキャスタブル耐火物はアルミナ含有量が９０重
量％以上とする必要があり、アルミナ含有量が９０重量
％より少ないと耐食性が低下するので好ましくない。
量％以上とする必要があり、アルミナ含有量が９０重量
％より少ないと耐食性が低下するので好ましくない。
本発明では必要に応じて分散剤を使用することができる
。
。
本発明の実施例■■■■■をβ−アルミナを使用しな％
ｚ従来品、及び、β−アルミナ使用量が本発明の範囲外
である比較例■■とともに第１表に示す。β−アルミナ
の使用量が増加するにつれて、残存線変化率がプラスに
なっていき、弾性率が低下していくことが判る。これら
の物性値からも判るように、β−アルミナの使用量が５
重量％未満ではその効果はほとんど見られない。
ｚ従来品、及び、β−アルミナ使用量が本発明の範囲外
である比較例■■とともに第１表に示す。β−アルミナ
の使用量が増加するにつれて、残存線変化率がプラスに
なっていき、弾性率が低下していくことが判る。これら
の物性値からも判るように、β−アルミナの使用量が５
重量％未満ではその効果はほとんど見られない。
β−アルミナ添加による耐スポーリング性の確認を行う
ため、高周波炉において溶鋼浸漬試験を行った。用いた
試料は従来品、実施例■、実施例■のキャスタブル耐火
物を１００龍φＸ２００ｍの円筒に鋳込み、これを脱枠
、乾燥後（１１０℃Ｘ２４ｈ）１６００℃の溶鋼に１５
分間浸漬、１５分間の空冷を４回繰り返して行った。そ
の結果、従来品においては、４回浸漬後に一部剥落が見
られたが、実施例■、■においては剥落は見られず、試
験後の試料を切断し、亀裂の発生状況を観察したところ
、実施例■、■、従来品の順に小さい結果となった（１
龍幅以上の亀裂の長さを合計した値で評価した）。
ため、高周波炉において溶鋼浸漬試験を行った。用いた
試料は従来品、実施例■、実施例■のキャスタブル耐火
物を１００龍φＸ２００ｍの円筒に鋳込み、これを脱枠
、乾燥後（１１０℃Ｘ２４ｈ）１６００℃の溶鋼に１５
分間浸漬、１５分間の空冷を４回繰り返して行った。そ
の結果、従来品においては、４回浸漬後に一部剥落が見
られたが、実施例■、■においては剥落は見られず、試
験後の試料を切断し、亀裂の発生状況を観察したところ
、実施例■、■、従来品の順に小さい結果となった（１
龍幅以上の亀裂の長さを合計した値で評価した）。
＄１５００℃で３Ｉ１者１句戊した詔頗叫について試験
した。
した。
以上説明したようにこの発明はハイアルミナ質原料にβ
−アルミナを添加しているで、該β−アルミナ中のＮａ
、Ｏが作用し、熱応力を緩和して剥落を少なくし、また
弾性低下を引き起こして亀裂の進展を抑制する。
−アルミナを添加しているで、該β−アルミナ中のＮａ
、Ｏが作用し、熱応力を緩和して剥落を少なくし、また
弾性低下を引き起こして亀裂の進展を抑制する。
Claims (1)
- （１）β−アルミナを５〜７０重量％含有することを特
徴としたハイアルミナ質キャスタブル耐火物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63218943A JP2641523B2 (ja) | 1988-08-31 | 1988-08-31 | ハイアルミナ質キャスタブル耐火物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63218943A JP2641523B2 (ja) | 1988-08-31 | 1988-08-31 | ハイアルミナ質キャスタブル耐火物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0269363A true JPH0269363A (ja) | 1990-03-08 |
| JP2641523B2 JP2641523B2 (ja) | 1997-08-13 |
Family
ID=16727761
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63218943A Expired - Lifetime JP2641523B2 (ja) | 1988-08-31 | 1988-08-31 | ハイアルミナ質キャスタブル耐火物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2641523B2 (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102633513A (zh) * | 2012-05-08 | 2012-08-15 | 中国钢研科技集团有限公司 | 一种高炉铁沟用速烘防爆型耐火浇注料 |
| WO2012142348A3 (en) * | 2011-04-13 | 2013-05-10 | Saint-Gobain Ceramics & Plastics, Inc. | Refractory object including beta alumina and processes of making and using the same |
| CN104261848A (zh) * | 2014-09-23 | 2015-01-07 | 郑州瑞泰耐火科技有限公司 | 一种含氧化铬的莫来石砖及其制备方法 |
| US9073773B2 (en) | 2011-03-11 | 2015-07-07 | Saint-Gobain Ceramics & Plastics, Inc. | Refractory object, glass overflow forming block, and process for glass object manufacture |
| CN104961489A (zh) * | 2015-07-23 | 2015-10-07 | 郑州市科源耐火材料有限公司 | 环保节能型铁水包用半轻质耐火浇注料 |
| US9174874B2 (en) | 2011-03-30 | 2015-11-03 | Saint-Gobain Ceramics & Plastics, Inc. | Refractory object, glass overflow forming block, and process of forming and using the refractory object |
| US9902653B2 (en) | 2012-01-11 | 2018-02-27 | Saint-Gobain Ceramics & Plastics, Inc. | Refractory object and process of forming a glass sheet using the refractory object |
| US11814317B2 (en) | 2015-02-24 | 2023-11-14 | Saint-Gobain Ceramics & Plastics, Inc. | Refractory article and method of making |
-
1988
- 1988-08-31 JP JP63218943A patent/JP2641523B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9073773B2 (en) | 2011-03-11 | 2015-07-07 | Saint-Gobain Ceramics & Plastics, Inc. | Refractory object, glass overflow forming block, and process for glass object manufacture |
| US9714185B2 (en) | 2011-03-11 | 2017-07-25 | Saint-Gobain Ceramics & Plastics, Inc. | Refractory object, glass overflow forming block, and process for glass object manufacture |
| US9174874B2 (en) | 2011-03-30 | 2015-11-03 | Saint-Gobain Ceramics & Plastics, Inc. | Refractory object, glass overflow forming block, and process of forming and using the refractory object |
| US9796630B2 (en) | 2011-03-30 | 2017-10-24 | Saint-Gobain Ceramics & Plastics, Inc. | Refractory object, glass overflow forming block, and process of forming and using the refractory object |
| WO2012142348A3 (en) * | 2011-04-13 | 2013-05-10 | Saint-Gobain Ceramics & Plastics, Inc. | Refractory object including beta alumina and processes of making and using the same |
| US9902653B2 (en) | 2012-01-11 | 2018-02-27 | Saint-Gobain Ceramics & Plastics, Inc. | Refractory object and process of forming a glass sheet using the refractory object |
| US10590041B2 (en) | 2012-01-11 | 2020-03-17 | Saint-Gobain Ceramics & Plastics, Inc. | Refractory object and process of forming a glass sheet using the refractory object |
| CN102633513A (zh) * | 2012-05-08 | 2012-08-15 | 中国钢研科技集团有限公司 | 一种高炉铁沟用速烘防爆型耐火浇注料 |
| CN104261848A (zh) * | 2014-09-23 | 2015-01-07 | 郑州瑞泰耐火科技有限公司 | 一种含氧化铬的莫来石砖及其制备方法 |
| US11814317B2 (en) | 2015-02-24 | 2023-11-14 | Saint-Gobain Ceramics & Plastics, Inc. | Refractory article and method of making |
| CN104961489A (zh) * | 2015-07-23 | 2015-10-07 | 郑州市科源耐火材料有限公司 | 环保节能型铁水包用半轻质耐火浇注料 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2641523B2 (ja) | 1997-08-13 |
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