JPH026889B2 - - Google Patents

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JPH026889B2
JPH026889B2 JP12024980A JP12024980A JPH026889B2 JP H026889 B2 JPH026889 B2 JP H026889B2 JP 12024980 A JP12024980 A JP 12024980A JP 12024980 A JP12024980 A JP 12024980A JP H026889 B2 JPH026889 B2 JP H026889B2
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JP
Japan
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soil
opening
sled
transport container
horizontal
Prior art date
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Expired
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JP12024980A
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English (en)
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JPS5748040A (en
Inventor
Makoto Naoi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzutec Co Ltd
Original Assignee
Suzutec Co Ltd
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Publication date
Application filed by Suzutec Co Ltd filed Critical Suzutec Co Ltd
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  • Soil Working Implements (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、農用トラクター用の土運搬装置に係
るものである。
本発明は、四輪型の農用トラクターに取付ける
土を運搬する装置に係るものである。
(従来技術) 田畑を耕耘するとき、耕土を、その場で180゜天
地返しをする耕耘と、左右側に掘り返す耕耘とが
ある。例えば、シヤベルで掘つた土を、180゜転倒
させてから元の穴に入れると、左右前後のどの方
向にもずれないで、耕耘できる。
然し、田畑を耕耘するとき、ロータリー耕耘す
ると、土を後方に跳ね飛ばしながら耕耘するか
ら、耕土は1m程後方にずれることになる。
そこで、高い部分の耕土を削つて、低い部分に
運搬する装置が必要となる。
その要求を満たす装置は、いくつか公知であ
る。即ち、犂体で削つた土を、犂体の後方に設け
た容器内に抛り入れて低所に運搬するものであ
る。
(発明が解決しようとする課題) 前記公知例は、いくつかの欠陥がある。欠陥の
一つに、前記土運搬容器は、土以外の物品を運搬
しようとしたとき、突出している犂体を取外すこ
とが簡単にできないこと、又、土が流入する開口
部を閉塞する構成を有していないことである。
(課題を解決するための手段) よつて工夫した本件発明は、 a 土運搬容器1の水平下底に開口部15を形成
すること。
b 水平下底の下側には、複数本の橇体16を設
けること。
c 橇体16と橇体16の間の空間内に、犂体を
取付けること。
d 犂体は後部寄りを左右方向の横軸で軸止し、
その先端が橇体の下面よりも更に下方に突出す
る位置迄回動自在とすること。
e 犂体は、その先端を上動させると、橇体16
と橇体16との間に収納されること。
f 前記土運搬容器1内には、前記開口部15を
開閉する開閉蓋を取付けること。
のa〜f要件の結合を要旨とし、そのため、前記
公知例の持つ欠陥を解決したものである。
(実施例) 本発明の一実施例を図面により説明すると、1
は土運搬容器であつて、四角の箱状であり、上面
2及び後面3は全面全幅に亘り開口している。
4は土運搬容器1の前壁、5,6は土運搬容器
1の左右壁であり、後面3には固定壁は設けられ
ていない。
前壁4は左右両壁5,6より高さを高く形成し
ている。
後面3には、前後揺動自在の後壁7が吊下げら
れている。8は後壁7を吊下げるための左右側に
設けた取付金具であり、該取付金具8には第14
図に拡大図示したごとく、上下に二段の係合孔
9,10を形成し、該上段係合孔9と下段係合孔
10に後壁7の上端部に設けた係合杆11を挿入
して、下端は前後方向に自由に回動する。
後壁7を、下段の係合孔10に係止した場合に
は、その下端12は、土運搬容器1の底壁13上
すれすれに位置し、上部の上段係合孔9に係合さ
せた場合には、その分だけ下端12が底壁13よ
り上昇する。
その理由は、土運搬容器1内に土砂を充満さ
せ、これを所定の場所であけるために、前側を上
動させて全体を傾斜させ、もつて、ダンプしたと
き、前記吊設後壁7は第10図の仮線のように揺
動して間隔Tだけ開くことになり、その間隔Tよ
り土砂が流出するが、これを大きくあけたいため
に、第11図のように後壁7を上動させるもので
ある。
前記後壁7は必要なときだけ前後方向にブラブ
ラ揺動すればよいので、揺動を止めておく目的で
下端にカギ14を取付け、ピンを挿入して、例え
ば、左右側壁5,6に固定する。
前記土運搬容器1の底壁13の中央よりも前側
位置には開口部15を設ける。開口部15の形状
は四角形状で、第3図は全体の分解図を示してい
るが、土運搬容器1の下側にはPなる高さの橇体
16が取付けられる。好適には橇体16は左右両
側に各一個ずつ、その間に等しい間隔をおいて二
本設けるのがよく、橇体16と橇体16の間に前
記開口部15が位置する。橇体16は前後方向で
ある。
17は土運搬容器1側を取付ける取付枠であ
る。取付枠17は第3図のようにL型を呈し、垂
直部18の下端に水平部19が設けられる。水平
部19の後端20は、前記土運搬容器1の前後の
長さの前側寄りの中間位置に達する。水平部19
の上下の高さP′は前記橇体16の高さPより小さ
く形成される。
前記水平部19は複数本前後方向に設けられて
いて、その間に犂体21を軸着する。その構造は
第5図と第6図に示した如くであり、水平部1
9,19の間に左右方向の横軸22を設け、該横
軸22に犂体21の下面側に設けた軸受を挿入し
て、上下方向に回動自在に取付ける。
犂体21はその先端23が前記橇体16の下面
24よりも下方に位置する迄回動する。前記先端
23が所定の位置に下降すると、その状態を保つ
ように突当杆25が設けられる。突当杆25は、
前記横軸22よりも上方位置で犂体21の裏側に
軸着26されており、その突出端部には、ネジ部
27を刻設する。
28は前記水平部19,19の間に取付けた金
具であつて、金具28には前記突当杆25が緩く
嵌合する透孔29を設ける。30はダブルナツト
である。
31は軸着26部の軸に係合することにより、
前記犂体21を前記橇体16の前記高さP内に格
納しうる止具である。
しかして、開口部15は、土運搬容器1内に設
けた開閉蓋32により閉塞されるものである。開
閉蓋32は、その下端が、開口部15の前側部分
で軸着33されており、回動起立させると開口部
15は開口し、回動横倒しすると開口部15は閉
塞される。
土運搬容器1は水平部19の後部に挿入した軸
34によつて軸着される。前記垂直部18の上部
位置にはフツク35を設け、該フツク35を前壁
4の上縁36の上方から係合させて係止する。3
7は手動ハンドル、38は軸である。
土運搬容器1の後端の下面には、自在車輪39
を着脱自在に取付ける。40は水平部19と垂直
部18のコーナーに取付けた台であつて、台40
の上面の高さは、前記土運搬容器1が水平となつ
たとき、その前端の下面が突当る高さに形成され
る。
前記台40はその断面を第15図に示した如
く、上端に至る程幅が小さくなるように形成され
る。即ち、第16図のように仮に40′の形状の
台にすると、その上面に土41が溜つた時、土運
搬容器1の底壁13は土41のため水平でなくな
るからである。
(作 用) 次に作用を述べる。
本発明の前記装置は四輪型の農用トラクターの
後部に取付けて作業するものであつて、二輪型の
トラクターの後部に取付けて作業するものではな
い。即ち、四輪型の農用トラクターの後部には、
リンク機構が取付けられていて、油圧装置を作動
させることにより、重量極めて大なる作業機とい
えども簡単に上下動させ得るものであるが、本発
明の場合も取付枠17にリンク機構を結合するこ
とにより、前記装置を上下動させて、作業を行な
うものである。
土運搬作業は、自在車輪39はこれを取外して
行なう。そして、第8図のように橇体16を直接
地面上に載置し、犂体21の先端23を下動さ
せ、その先端23の下動の割合は、ダブルナツト
30をねじ込むか、緩めるかして定め、前記開閉
蓋32は、垂直に起立させて固定し、そのまま前
進すると、犂体21で削つた土41は開口部15
より土運搬容器1内に流入して貯留される。
適当に貯留された頃を見計つて、油圧機構を操
作し、全体を持上げて圃場の低所に至り、手動ハ
ンドル37を操作して、フツク35を上動させる
と、第9図の如くなつて、橇体16の後端が下動
してダンプされ、土41はあけられるものであ
る。
前記の場合、予め後壁7を上段の係合孔9に掛
け換えておくと、第11図で説明したように、下
端12との間隔Tが大きくあいて円滑に土あけす
ることができる。その状態後、ダンプを元のよう
に戻すと、土運搬容器1の前端部の下面(第9図
で点線矢印イの部分)が台40の上面に載置され
るまで下動するが、このとき、台40の上面に土
41が溜ることがあり、第16図の構造の場合だ
と、その間に土41を噛んで完全に水平にならな
いことがあつたが、本発明の場合は、台40の上
端が第15図の状態だから、土41を噛んだまま
にすることはなく完全に水平となる。
しかして、犂体21を橇体16の高さP内に格
納し、開口部15を土運搬容器1内に設けた開閉
蓋32により閉塞すると、犂体21はそのまま格
納され、開口部15は開閉蓋32により閉塞され
るから、通常の運搬装置となり、各種のものに利
用できる。
(効 果) 本発明は、上述の構成であり、特に、 a 土運搬容器1の水平下底に開口部15を形成
すること。
b 水平下底の下側には、複数本の橇体16を設
けること。
c 橇体16と橇体16の間の空間内に、犂体を
取付けること。
d 犂体は後部寄りを左右方向の横軸で軸止し、
その先端が橇体の下面よりも更に下方に突出す
る位置迄回動自在とすること。
e 犂体は、その先端を上動させると、橇体16
と橇体16との間に収納されること。
f 前記土運搬容器1内には、前記開口部15を
開閉する開閉蓋を取付けること。
のa〜f要件の結合を要旨とするから、土運搬容
器1として使用できるばかりでなく、犂体21を
簡単に格納し、開口部15を開閉蓋32により閉
塞することにより、通常の運搬装置として利用で
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は全体の側面図、第2図は縦断側面図、
第3図は分解図、第4図は要部縦断側面図、第5
図は犂体の先端が下降した状態図、第6図は犂体
が隙間内に格納された状態図、第7図は土運搬容
器の前端を上動させた状態図、第8図は田畑の高
所部分を削り取つている状態図、第9図は第8図
の土を低所にあけている状態図、第10図は後壁
を下段係合孔より吊設した状態図、第11図は後
壁を上段係合孔より吊設した状態図、第12図は
平面図、第13図は正面図、第14図は取付金具
の側面図、第15図は台の縦断面図、第16図は
公知の台の断面図である。 符号の説明、1……土運搬容器、2……上面、
3……後面、4……前壁、5,6……左右両壁、
7……後壁、8……取付金具、9……上段係合
孔、10……下段係合孔、11……係合杆、12
……下端、13……底壁、14……カギ、15…
…開口部、16……橇体、17……取付枠、18
……垂直部、19……水平部、20……後端、2
1……犂体、22……横軸、23……先端、24
……下面、25……突当杆、26……軸着、27
……ネジ部、28……金具、29……透孔、30
……ダブルナツト、31……止具、32……開閉
蓋、33……軸着、34……軸、35……フツ
ク、36……上縁、37……手動ハンドル、38
……軸止部分、39……自在車輪、40……台、
41……土、42……フツク、P,P′……高さ、
T……間隔。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 下記のa〜fの要件の結合からなる農用トラ
    クター用の土運搬装置。 a 土運搬容器1の水平下底に開口部15を形成
    すること。 b 水平下底の下側には、複数本の橇体16を設
    けること。 c 橇体16と橇体16の間の空間内に、犂体を
    取付けること。 d 犂体は後部寄りを左右方向の横軸で軸止し、
    その先端が橇体の下面よりも更に下方に突出す
    る位置迄回動自在とすること。 e 犂体は、その先端を上動させると、橇体16
    と橇体16との間に収納されること。 f 前記土運搬容器1内には、前記開口部15を
    開閉する開閉蓋を取付けること。
JP12024980A 1980-08-30 1980-08-30 Earth-carrying device for agricultural tractor Granted JPS5748040A (en)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12024980A JPS5748040A (en) 1980-08-30 1980-08-30 Earth-carrying device for agricultural tractor

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JP12024980A JPS5748040A (en) 1980-08-30 1980-08-30 Earth-carrying device for agricultural tractor

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Publication Number Publication Date
JPS5748040A JPS5748040A (en) 1982-03-19
JPH026889B2 true JPH026889B2 (ja) 1990-02-14

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JP12024980A Granted JPS5748040A (en) 1980-08-30 1980-08-30 Earth-carrying device for agricultural tractor

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5959241U (ja) * 1982-10-15 1984-04-18 安田工業株式会社 工作機械
JPS6140830U (ja) * 1984-08-20 1986-03-15 功 皆川 圃場管理作業機
JPS62233346A (ja) * 1986-04-02 1987-10-13 Toru Igarashi プラウ装置およびそれを装着した土砂掘鑿、採取用バケツト

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JPS5748040A (en) 1982-03-19

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