JPH0268518A - 液晶装置 - Google Patents

液晶装置

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JPH0268518A
JPH0268518A JP63220486A JP22048688A JPH0268518A JP H0268518 A JPH0268518 A JP H0268518A JP 63220486 A JP63220486 A JP 63220486A JP 22048688 A JP22048688 A JP 22048688A JP H0268518 A JPH0268518 A JP H0268518A
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liquid crystal
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ferroelectric liquid
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秀行 河岸
Hirobumi Iwamoto
博文 岩本
Takashi Yamamoto
高司 山本
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、強誘電性液晶を用いた液晶装置、特に、色む
ら発生を抑制した強誘電性液晶装置に関する。
[従来の技術] クラークとラガーウオルは、Applied Phys
icsLetters第36巻、第11号(1980年
6月1日発行)P、899〜901、または米国特許第
4367924号、米国特許第4563059号で、表
面安定化強誘電性液晶(5urface−stabil
izedferroelectric 1iquid 
crystal )による双安定性強誘電性液晶を明ら
かにした。この双安定性強誘電性液晶は、バルク状態の
カイラルスメクチック相における液晶分子のらせん配列
構造の形成を抑制するのに十分に小さい間隔に設定した
一対の基板間に配置させ、かつ複数の液晶分子で組織さ
れた垂直分子層を一方向に配列させることによって実現
された。
しかし、実際の強誘電性液晶セルの透明率は、充分に大
きなものではな(、そのため表示を行なうときには高輝
度の背面光源を用いる必要があった。そして一般に、こ
のような高輝度の光源としては、シャープな比エネルギ
(%)のピークを生じる光源、特に発光波長が異なる少
なくとも2種の蛍光体を用いた蛍光体光源(例えば、第
3図に示すような特性を有する、東芝社製rFL40s
S−EEX37−3J ’)が知られテイル。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、このような光源を前述した強誘電性液晶
パネル(セル)の背面光源として利用すると、液晶層の
膜厚むらに由来する色むらが発生したり、観察方向の変
化に応じてパネル全面での色合に変化を生じるなどの問
題点を惹き起していた。
本発明の目的は、この従来技術の問題点に鑑み、明るい
表示状態を損なうことなく、色むらの発生および色合の
変化を防止した強誘電性液晶装置を提供することにある
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するため本発明では、一対の基板とこれ
らの間に挟持された厚さ5μm以下の強誘電性液晶層と
を有する強誘電性液晶セル、および発光波長が異なる少
なくとも2種の蛍光体を有する蛍光灯光源を備えた強誘
電性液晶装置において、該一対の基板は、互いに光路長
が異なるようにしている。
双方の基板の光路長を異なフたものとするためには、例
えば、それぞれが有するガラス基板の厚さを互いに異な
るものとしたり、あるいは、それぞれが有するガラス基
板の屈折率を互いに異なるようにすることによって実現
される。
[作用コ この構成において、光源から強誘電性液晶セルに入射し
、双方の基板で多重反射した光は、双方の光路差により
、相互に干渉しにくくなり、色むらや色合の変化が従来
の場合より抑制されたデイスプレィが行なわれる。
[実施例] 以下、図面を用いて本発明の詳細な説明する。
第1図は本発明の一実施例に係る強誘電性液晶装置の構
成を示す模式的な断面図である。同図に示すように、こ
の液晶装置は、それぞれ厚さが0.7mmおよび1.1
mmと異なりかつそれぞれ粗い表面1aおよびlb、l
cを有する一対のガラス基板2aと2bおよびこの間に
挟持された厚さ5μm以下の強誘電性液晶層3を含む強
誘電性液晶セル、ならびに基板2bの背後に設けられた
3波長タイプの蛍光灯光源4を備える。ただし、ガラス
基板2aおよび2bは双方とも1.51の屈折率を有す
る。
また、ガラス基板2aおよび2bは、それぞれ強誘電性
液晶の配向を制御するための透明導電体を形成している
ITO(インジウム・ティン・オキサイド)層5aおよ
び5b、絶縁層としての5102層6aおよび6b、強
誘電性液晶層3に接する配向膜7aおよび7bを備える
粗い表面1aおよび1bは、ガラス基板2aおよび2b
の表面を物理的あるいは化学的手段によって粗くした面
である。
また、基板2bはさらにカラーフィルタ8およびパッシ
ベーション層9を備え、光源4はその発する光を液晶セ
ル方向に反射する反射板10を備える。液晶セルの両側
には偏光板11aおよび11bを備える。
このような構成の強誘電性液晶セルにおいては、強誘電
性液晶層3の厚さが1〜5μmと非常に薄いため、外側
のガラス基板面(ガラスと空気との境界面)の間を往復
する光の干渉も問題となりやすい。しかし本実施例にお
いては、ガラス基板2aおよび2bを通過する光路の光
路長は、例えば、第2図に示す光路Aおよび光路Bのよ
うに光路長が0.4mm以上となるため、上述の干渉が
発生しにくくなる。したがって、色むらの発生や色合い
の変化がいっそう抑制され、表示品位の優れたFLC(
強誘電性液晶)デイスプレィが行なわれる。
なお、ここでは、ガラス基板2aおよび2bの厚さを異
なったものとしているが、この代りに屈折率が異なるよ
うにしてもよい。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、強誘電性液晶装置
において、高輝度の複数波長の光源を背面光源としてデ
イスプレィする場合でも、色むらの発生や色合の変化を
抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例に係る強誘電性液晶装置の
構成を示す模式的な断面図、 第2図は、第1図の装置における光路長の変化のようす
を示す模式図、そして 第3図は、強誘電性液晶装置の背面光源として用いられ
る蛍光体光源の特性の一例を示すグラフである。 a、Ib、1c:ffiい表面、 a、2b:基板、 :強誘電性液晶層、 ;光源、 a、5b:170層、 a、8b:5i02層、 a、7b:配向膜、 :カラーフィルタ、 :パッシベーション層、 0:反射膜、 1a、11b:偏光板。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一対の基板とこれらの間に挟持された厚さ5μm
    以下の強誘電性液晶層とを有する強誘電性液晶セル、お
    よび発光波長が異なる少なくとも2種の蛍光体を有する
    蛍光灯光源を備えた強誘電性液晶装置において、該一対
    の基板は、互いに光路長が異なることを特徴とする強誘
    電性液晶装置。
  2. (2)前記一対の基板はそれぞれガラス基板を備え、双
    方のガラス基板は互いに厚さが異なり、これにより該一
    対の基板は互いに光路長が異なる、請求項1記載の強誘
    電性液晶装置。
  3. (3)前記一対の基板はそれぞれガラス基板を備え、双
    方のガラス基板は互いに屈折率が異なり、これにより該
    一対の基板は互いに光路長が異なる、請求項1記載の強
    誘電性液晶装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0663284A2 (en) * 1994-01-17 1995-07-19 Adelfio Zanoni Method for coating transparent materials by means of interferential deposits

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0663284A2 (en) * 1994-01-17 1995-07-19 Adelfio Zanoni Method for coating transparent materials by means of interferential deposits
EP0663284A3 (en) * 1994-01-17 1995-12-20 Adelfio Zanoni Method for coating transparent materials by means of interferometric deposits.

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