JPH0268033A - 生体内情報伝送装置及び生体内情報監視装置 - Google Patents

生体内情報伝送装置及び生体内情報監視装置

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JPH0268033A
JPH0268033A JP22007188A JP22007188A JPH0268033A JP H0268033 A JPH0268033 A JP H0268033A JP 22007188 A JP22007188 A JP 22007188A JP 22007188 A JP22007188 A JP 22007188A JP H0268033 A JPH0268033 A JP H0268033A
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JP
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information
electrical
converting
living body
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JP22007188A
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English (en)
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Hideo Nakazawa
秀夫 中澤
Masao Komata
小俣 政雄
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Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的コ [産業上の利用分野] 本発明は、生体内の情報、例えば血圧、心電図。
血流量、生体内に装着された人工臓器の作動状態を示す
情報等々を生体外に伝送する装置、並びにそれを用いて
生体内の情報を監視する装置に関する。
[従来の技術] 例えば、患者に補助人工心臓を装着する場合、手術の後
しばらくの間は、補助人工心臓が正常に働いているか否
かを監視するのが患者の生命を維持するうえで重要であ
る。ところで、患者の体外に補助人工心臓を装着する場
合には、それを目で見ることができるので、動作状態を
監視するのは容易であるが、補助人工心臓を患者の体内
に埋め込む場合には、埋込後は再び手術をしない限りそ
れを直接具ることができないので、人工心臓自体の不調
などが生じると、それが生じてからその不調を医師等が
気付くまでに長い時間を要することニする。このため、
埋込型の人工心臓については。
体外装着型の人工心臓と比べると、失敗が生じる確率が
高くなる。
しかし、例えば−時的に自然心臓の代用とじて使用され
る補助人工心臓の場合でも、比較的長期間に渡る使用が
考えられるので、それに耐えうるように、人工心臓は患
者の体内に埋め込んで使用するのが望ましい。
[発明が解決しようとする問題点] 従って、埋込型人工心臓などを使用して治療を成功させ
るためには、体内に埋め込まれた人工心臓の状態を常時
監視できるように、各種の検出手段を生体内に装着する
必要がある。ところで、この種の用途に利用できる検出
手段は、一般に、各種の情報を電気信号に変換するトラ
ンスジューサであり、これは電気ケーブルを介して、所
定の電気回路と接続される。つまり、電気回路の一部が
生体の内部に配置されることになる。
しかし、生体の内部は、電気刺激に対して非常に敏感で
あるため、生体内部に装着する電気回路は、生体に対し
て十分に絶縁を施こす必要があり、漏れ電流に対して注
意する必要がある。即ち、この種のME機器(医療用電
気機器)では、一般に漏れ電流を10μA以下に抑える
ように規準化されている。このために、例えば検出手段
と電気回路の本体とを接続する部分には、非常に大型の
絶縁トランスを介在するのが一般的である。しかしその
場合でも、検出手段と絶縁トランスとの間を結ぶ電気ケ
ーブルが生体と接触するので、それの絶縁に対して充分
な注意が必要になる。また、外部から到来する電気ノイ
ズが、誘導によって電気ケーブル上に電圧を誘起し、漏
れ電流として生体に電気刺激を及ぼす恐れもある。
このため、電気ケ゛−プルを使って、生体内の検出手段
と生体外の電気装置とを接続する場合には、生体の安全
性を考慮すると、それらを長期間に渡って生体に装着し
ておくことはできず、従来は1人工心臓の作動状態の監
視などは一時的にしか行なうことができなかった。
本発明は、長期間に渡って生体内の情報を生体外に伝送
できる安全な生体内情報伝送装置を提供するとともに、
その装置を利用して1例えば埋込型人工心臓の作動状態
のような、生体内の情報を自動的に監視する装置を提供
することを目的とする。
[発明の構成] [問題点を解決するための手段] 上記目的を達成するため、本発明の生体内情報伝送装置
においては、生体内に装着される人工物に装着され、生
体内の情報を検出しそれを電気信号として出力する検出
手段;前記検出手段が出力する電気信号を光の情報に変
換する電気−光変換手段;光の情報を電気信号に変換す
る光−電気変換手段;及び前記電気−光変換手段と前記
光−電気変換手段との間に介挿され、電気−光変換手段
が発生した光を前記光−電気変換手段に伝送する光ファ
イバ手段;を設ける。
〔作用] これによれば、検出手段によって検出される生体内の情
報は、電気−光変換手段によって電気信号から光の情報
に変換され、光ファイバ手段によって生体内から生体外
へ導びかれ、光−電気変換手段によって再び電気信号に
復元されるので、生体の外側で生体内の情報を得ること
ができる。この場合、電気−光変換手段の出力から光−
電気変換手段の入力までの間では、電流が全く流れない
ので、その部分の光ファイバ手段が生体と接触していた
としても、生体に漏れ電流が流れる恐れは全くない。ま
た、光ファイバ手段は導電体でないので、それの外側に
電気ノイズが生じても、それによって生体内に電流が導
かれることもなく、極めて安全である。検出手段及び電
気−光変換手段は非常に小さく構成しうるので、その部
分だけを生体から絶縁するのは容易である。また、この
ようにすれば、大型の絶縁トランスは不要になるので、
生体外の装置も小型化できる。
また、本発明の生体内情報監視装置においては、人工心
臓ポンプの作動状態に関連する情報を、前記生体内情報
伝送装置によって生体外に導びき、生体外で得た電気信
号を処理して、人工心臓ポンプの異常の有無を識別し、
異常を検出した場合には自動的にそれを報知する。
これによれば、生体の感電の恐れが全くないので、人工
心臓を生体内に埋め込んだ後でも、長時間に渡って連続
的に人工心臓の動作を監視でき、異常が生じるとそれが
報知されるので、患者の生命が危険にさらされる前に必
要な処置を施こすことができ、人工心臓の使用による治
療の成功率を確実に高めることができる。
[実施例] 第1図に、生体内の情報を監視する装置の構成の概略を
示す、具体的に言えば、第1図の装置は、2図に示した
人工心1110における駆動流体(例えばヘリウ11)
の流体圧と血液サックの変形の状態を監視するように構
成しである。
まず、第2図を参照して人工心Wa1oの部分を説明す
る。この人工心11110は、−時的に人間の自然心臓
に置き換えて使用されるものであり、手術によって生体
内に埋め込まれる。また、自然心臓と同様に、右側のポ
ンプと左側のポンプとが一体に構成されている。即ち、
ケーシング14内に形成された2つの内空間15L及び
15Rには、それぞれ、血液サック12L及び12Rが
変形可能に設けられており、左側の流入口11Liがら
入る血液は、弁13Liを介して血液サック12Lの内
空間を通り、図示しない弁を介して流出口11LOから
生体側に送り出され、また右側の流入口11 Riから
入る血液は、弁13Riを介して血液サック12Rの内
空間を通り1図示しない弁を介して流出口11Roから
生体側に送り出される。
血液サックは、駆動流体口(16R)を介して外部の図
示しない人工心臓駆動装置から印加される駆動流体の圧
力の変化に応じて膨張及び収縮の変形を交互に繰り返し
、それによって血液の循環動作を行なう。
この実施例においては、人工心[10の血液サック12
Lの変形状態を検出するために、血液サック12L上に
小さな永久磁石MGLを固着してあり、またケーシング
14内壁面の永久磁石MGLと対向する位置に、ホール
素子THLを固着しである。つまり、血液サック12L
が変形すると、永久磁石MGLの位置が変わり、その位
置に応じてホール素子THLが検出する磁界の強さが変
ゎるので、T HLが出力する電気信号のレベルは、血
液サック12Lの形状に対応する。
同様に、右側の血液サック12Rには、永久磁石MGR
が固着してあり、それと対向するケーシング14上にホ
ール素子THRが固着しである。また、ケーシング14
の内壁面上には、圧力センサTPL及びTPRが固着し
である。これらの圧力センサTPL及びTPRは、それ
ぞれ、左側の駆動流体圧及び右側の駆動流体圧を検出す
る。
ホール素子THL、THR及び圧力センサTPL。
TPRは、各々、リード線を介して人工心臓10のケー
シング14内に設けられた信号送信ユニット100と接
続されている。また、この信号送信ユニット100の一
端には、光コネクタJ1を介して、光ファイバFBRが
結合しである。この実施例では、光ファイバFBRは、
駆動流体供給チューブ17Rの内空間を通って、生体の
外側に導びかれる。
即ち、ホール素子THL、THR及び圧力センサTPL
、TPRが検出した情報は電気信号として検出されるが
、その信号は信号送信ユニット100の内部で光に変換
され、光ファイバFBRを通って生体の外側に伝達され
る。生体の内側と生体の外側との間で光によって情報の
伝達を行なうのは、電気回路と生体との間の電気絶縁を
確実にし、生体の感電を防止するためである。
つまり、この例では電気回路が生体内の非常に敏感な部
分にあるので、僅かな漏れ電流でもそれが電気回路から
生体に流れると、生命の危険が生じる。なおこの種の装
置において許される漏れ電流は10μAとされている。
なお、駆動流体を人工心臓10に供給するチューブ17
Rは絶縁体であるので、その中にリード線などの電線を
通してもこの例では生体に漏れ電流が生じないように考
えられるが、例えば交流電流であれば、静電結合によっ
て電線内の導体と生体との間に電流が流れるし、リード
線の被覆やチューブにピンホールが存在すれば、直流で
も漏れ電流が生じる恐れがある。比較的大きなチューブ
の全体に渡ってピンホールをなくするのは難しいし、い
ずれにしても許容しうる漏れ電流が非常に小さいので、
漏れ電流が生じる可能性を極限まで小さくするのが安全
性の面で望ましい。
次に、第1図を参照して装置の電気回路の構成を説明す
る。ホール素子THL、THR,圧カセンサTPL及び
TPRが出力する電気信号は、それぞれ、信号送信ユニ
ット100に備わった信号処理回路110,120,1
30及び140 ニ印加され、増幅等の処理を受け、各
々、A/D変換器150のアナログ信号入力端子に印加
される。
マイクロコンピュータ160は、所定のプログラムに従
って、A/D変換器150に印加される4つの信号を順
次に選択し1選択した信号のデジタル値を入力する。
マイクロコンピュータ160の出力ボートには、送(i
すべき情報を゛電気信号から光信号に変換する発光ダイ
オード180が接続されている。光ファイバFBRの一
端は、光コネクタJ1によって。
発光ダイオード180と光学的及び機械的に互いに結合
されている。人工心11110上に配置した各種電気要
素の電源は、信号送信ユニット1ooに内蔵したバッテ
リー170が供給する。
光ファイバFBRの他端は、生体の外側で、光コネクタ
J2を介して、情報識別装置11200と接続されてい
る。つまり、情報識別装置200に設けたPINフォト
ダイオード210が、光コネクタJ1によって、光ファ
イバFBRと光学的及び機械的に互いに結合されている
フォトダイオード210には、光の強渡に応じた電流が
流れる。なお、フォトダイオード210に印加される光
の信号は、光の強度を2値的に変調したものである。こ
のフォトダイオード210に生じる電流信号は、電流−
電圧変換回路220によって電圧に変換され、増幅器2
30で増幅され、波形整形回路240で整形され、レベ
ル変換回路250によってTTLレベルの信号に変換さ
れ、O又は1の二値信号としてマイクロコンピュータ2
60に印加される。
マイクロコンピュータ260の出力ボートには、D/A
変換器270.サンプルホールド回路291゜ブザー2
80及び4つの発光ダイオードLEDが接続されている
。4つの出力端子OPR,○PL。
○SR及び○SLには、それぞれ、圧力センサTPRが
検出した駆動流体圧、圧力センサT P r−が検出し
た流体圧、ホール素子THRが検出し)三サック形状、
及びホール素子T I(Lが検出したサック形状に対応
する信号レベル(瞬時値)が出力されろ。従って、これ
らの端子にXYレコーダやオシロスコープを接続すれば
、人工心臓上における駆動流体圧及び血液サック形状の
変化を波形として見ることができる。
ブザー280は駆動流体圧又は血液サック形状の異常が
検出された時に鳴動し、4つの発光ダイオードLEDは
、センサTHL、THR,TPL及びTPRに対応付け
られており、発生した異常の種類を表示する。
第3図に信号送信ユニット100のマイクロコンピュー
タ160の動作の概要を示し、第4a図及び第4b図に
情報識別装置200のマイクロコンピュータ260の動
作の概要を示す。
まず、第3図を参照して送信側の動作を説明する。
ステップ1では、初期化を行なう、即ち、内部メモリの
クリア、名種モードの初期化、内蔵シリアル通信インタ
ーフェースの初期化9割込みの設定。
タイマの設定等々を行なう。
ステップ2では、内部メモリ上に設定したカウンタCN
をOにクリアする。
ステップ3,4及び5では、それぞれ、カウンタCNの
内容を識別し、情報検出の対象を決定する。
即ち、CNが0なら久テップ6に進んでサック形状信号
SRをサンプリングし、CNが1ならステップ7に進ん
でサック形状信号SLをサンプリングし、CNが2なら
ステップ8に進んで駆動圧力信号PRをサンプリングし
、そうでなければステップ9に進んで駆動圧力信号PL
をサンプリングする。
ステップlOでは、A/D変換器150の変換動作をス
タートする。
ステップ11では、情報の種別を識別するためのIDコ
ードを生成する。具体的には、この信号送信ユニット1
00に予め割り当てたコードと、その時のカウンタCN
の値とを組合せたものをIDコードとして生成する。
ステップ12では、A/D変換器150の変換動作が終
了するまで待つ。変換が終了すると次のステップ13に
進む。
ステップ13.14及び15では、データの送信を行な
う。つまり、ステップ13では8ビツトのIDコードを
、ステップ14ではA/D変換して得た12ビツトデー
タのうち上位の4ビツトを含む8ビツトデータを、ステ
ップ15ではA/D変換して得た12ビツトデータのう
ち下位の8ビツトを、それぞれ所定のシリアル送信レジ
スタにセットして送信を行なう。
シリアル送信レジスタにセットされた各々8ビツトのデ
ータは、その前後にスタートビットとストップとが付加
された後、1ビツト毎のシリアルデータに変換されて、
32008PSの速度でシリアル信号出力端子から出力
される。この信号によって発光ダイオード180が付勢
され、光の強度を二値的に変調した信号が光ファイバF
BRを介して情報識別装置200に送られる。
ステップ16では、カウンタCNをインクリメント(+
L)L、ステップ17ではCNの値をチエツクする。
CNが3を越えると、ステップ18に進んでCNを0に
クリアする。つまり、カウンタCNが0゜1.2,3,
0,1,2,3,0.  ・・・と順次に変化するので
、信号送信ユニット100は、信号SR,SL、PR及
びPLの情報を順次に繰り返し送信することになる。
次に、受信側のマイクロコンピュータ260の動作を説
明する。第4b図に示す割込処理の内容を説明する。こ
の処理は信号送信ユニット100が送信する信号によっ
て、レベル変換回路250が出力するシリアル受信デー
タを、マイクロコンピュータ260が1バイト分受は取
った時に発生するハードウェア割込要求が発生した時に
実行される。
ステップ21では、受信したーバイトのデータを一時的
に保持するレジスタの内容を所定のメモリに退避する。
ステップ22では、一連の全ての受信データ、つまり3
バイトのデータを受は取ったか否かを識別する。3バイ
トのデータがメモリ上に蓄積されると、ステップ23に
進む。
ステップ23では、受信した3バイトのデータに含まれ
るIDコードから、情報の発生源の区分を示す値(第3
図のCNと同様)を生成し、それをメモリ上のカウンタ
CNにストアする。
ステップ24では、受信した3バイトのデータのうち、
IDコードを除いた2バイトのデータを、メモリにスト
アする。ストアするアドレスは、カウンタCNの値に応
じて決定し、情報の発生源別に互いに異なる領域に記憶
する。
ステップ25では、2バイトのデータに含まれる12ビ
ツトの情報を、D/A変換器270に出力し、その情報
の値に応じた電圧を生成する。
ステップ26では、カウンタCNの値に応じてサンプル
ホールド回路291を制御し、D/A変換器270が生
成した信号の出力光を選択する。つまり、カウンタCN
の0.1.2及び3に対応する情報は、それぞれ位置情
報SR,SL、圧力情報PR及びPLであるので、CN
がO,l、2及び3の時には、それぞれ、端子○SR,
OSL。
OPR及びOPLの信号レベルを保持するサンプルホー
ルド回路に、生成したアナログレベルを入力しそれを保
持する。
従って、端子○SR,O8L、OPR及びOPLには、
それぞれ信号送信ユニット100から送られた位置情報
SR,SL、圧力情報PR及びPLの瞬時値が得られる
次に、第4a図を参照して、マイクロコンピュータ26
0のメインルーチンを説明する。
ステップ30では、初期化を行なう。即ち、内部メモリ
のクリア、各種モードの初期化、内蔵シリアル通信イン
ターフェースの初期化9割込みの設定、タイマの設定等
々を行なう。
ステップ31では、信号送信ユニット100から受信し
た最新の右側圧力情報PRをメモリP R。
にストアする。
ステップ32では、タイマをスタートする。
ステップ33では、再び、最新の右側圧力の情報PRを
入力する。
ステップ34では、ステップ31で入力した圧力の値を
保持するメモリPRoの内容と、ステップ33で入力し
た最新の圧力の値との差ΔPを絶対値として求める。
ステップ35では、差ΔP、つまり圧力PRの変化分が
どの程度かを識別するために、それと予め定めた定数K
pとを比較する。
ステップ35でΔPがKp以下の場合には、ステップ3
6を通って再びステップ33に戻って上記処理を繰り返
し、PRの変化がKPを越えるまで待つ。所定時間内に
ΔPがKpを越えた場合には、PRには異常がないもの
とみなすが、タイマがタイムオーバするまでΔPがKP
以下であると、ステップ37及びステップ38を実行す
る。
ステップ37では、ブザー280を1秒間付勢し、ステ
ップ38では、4つの発光ダイオードLEDのうち圧力
PRに対応するものを点灯して、異常の発生を報知する
同様に、ステップ41〜48の処理においては。
左側の圧力PLについての監視を行なう。つまり、ステ
ップ41でメモリPLoに圧力PLの基準値をストアし
、ステップ42でタイマを再スタートし、ステップ43
〜46で圧力の変化ΔPが定数Kpを越えるまで待ち、
タイムオーバする前に条件が満たされればPLは異常が
ないものとみなし、タイムオーバが生じると、異常有に
みなして、ブ+l’−280を1秒間付勢するとともに
、所定ノ発光ダイオードを点灯する。
同様に、ステップ51〜58では、右側の血液サックの
状態に関する監視を行なう。
即ち、ステップ51では信号送信ユニット100から受
信した最新の右側位置情報SRを基準値としてメモリS
Roにストアし、ステップ52でタイマを再スタートし
、ステップ53〜56でサックの位置の変化ΔSを検出
してそれが定数Ksを越えるまで待ち、タイムオーバす
る前に条件が満たされれば右側の血液サックは異常がな
いものとみなし、タイムオーバが生じると、異常有にみ
なして、ブザー280を1秒間付勢するとともに。
所定の発光ダイオードを点灯する。
同様に、ステップ61〜68では、左側の血液サックの
状態に関する監視を行なう。
即ち、ステップ61では信号送信ユニット100から受
信した最新の左側位置情報SLを基準値としてメモリS
Loにス)・アし、ステップ62でタイマを再スタート
し、ステップ63〜66でサックの位置の変化ΔSを検
出してそれが定数Ksを越えるまで待ち、タイムオーバ
する前に条件が満たされれば左側の血液サックは異常が
ないものとみなし、タイムオーバが生じると、異常有に
みなして、ブザー280を1秒間付勢するとともに、所
定の発光ダイオードを点灯する。
以上の処理が終了すると、ステップ31に戻り、上記処
理を繰り返し実行する。つまりこの装置は、信号送信ユ
ニット100が送信する生体内の情報PR,PL、SR
及びSLに基づいて、それらに異常を示す情報が含まれ
ているかどうかを順次に繰り返し調べ、もし異常を検出
したら、それをブザーの音と発光ダイオードの表示によ
って報知する。
第5図に、第4a図の処理の変形実施例を示す。
第5図を参照してこの実施例におけろ処理の内容を説明
する。
ステップ71では初期化を行ない、ステップ72でタイ
マをセットし、それから所定時間を経過するまで、ステ
ップ73〜93の処理を繰り返し実行する。
ステップ73〜93の処理は、情報PR,PL。
SR及びSLの最大値及び最小値を求めろ処理である。
即ち、ステップ73〜77で右側圧力PRの最大値PR
nax及び最小値PRminを求め、ステップ78〜8
2で左側圧力PLの最大値PLIlax及び最小値PL
ainを求め、ステップ83〜87で右側サック位置S
Rの最大値SRmax及び最小値SRminを求め、ス
テップ88〜92で左側サック位置SLの最大値SLm
ax及びSLminを求める。
ステップ93のタイマの値は、通常の駆動圧力変化周期
の時間の数倍(@えば3秒)に設定しである。つまり、
ステップ93からステップ101に進むのは、通常のP
R,PL、SR及びSLの変化周期の数サイクルにおけ
る各々の最大の値と最小の値とが検出された後である。
ステップlotでは、右側圧力の最大値と最小値との差
、即ち圧力PRの変化幅PROを求め、次のステップ1
02で、求めた変化幅PROを予め定めた定数PZと比
較する。圧力PRの変化が小さい場合には、つまりPR
O<PZの時には、圧力PRが異常であるものとみなし
、ステップ103及び104を実行し、ブザー280を
1秒間付勢するとともに、所定の発光ダイオードを点灯
する。
同様に、ステップ105では、左側圧力の最大値と最小
値との差、即ち圧力PLの変化幅PLOを求め、次のス
テップ106で、求めた変化幅PLOを予め定めた定数
Pzと比較する。圧力PLの変化が小さい場合には、つ
まりPLO<PZの時には、圧力PLが異常であるもの
とみなし、ステップ107及び108を実行し、ブザー
280を1秒間付勢するとともに、所定の発光ダイオー
ドを点灯する。
また同様に、ステップ109では、右側サック位置の最
大値と最小値との差、即ちサック位置SRのストローク
SROを求め、次のステップ110で、求めたストロー
クSROを予め定めた定数SZと比較する。ストローク
が通常より小さい場合には、つまりSRO<SZの時に
は、右側の血液サックの動きに異常があるものとみなし
、ステップ111及び112を実行し、ブザー280を
1秒間付勢するとともに、所定の発光ダイオードを点灯
する。
同様に、ステップ1】3では、左側サック位置の最大値
と最小値との差、即ちサック位置SLのストロークSL
Oを求め、次のステップ114で、求めたストロークS
LOを予め定めた定数SZと比較する。ストロークが通
常より小さい場合には、つまりSLO<SZの時には、
左側の血液サックの動きに異常があるものとみなし、ス
テップ115及び116を実行し、ブザー280を1秒
間付勢するとともに、所定の発光ダイオードを点灯する
なお、上記実施例においては、人工心臓に装着した駆動
流体圧を検出するためのセンサ及び血液サックの位置を
検出するセンサが出力する情報を生体内から生体の外に
伝達してその情報を監視する装置を示したが、生体内の
情報を検出する検出手段としては、血圧センサ、血流セ
ンサ等々も利用できる。また、この実施例ではセンサと
電気回路を人工心臓のケーシング内に設けたが、ケーシ
ングの外側に配置してもよいし、また別の医療機器、例
えばカニユーレに設けてもよい。但し、電気回路をケー
シングの外側に設ける場合には、その回路と生体とが完
全に絶縁されるように、特別な絶縁容器でそれらを覆う
必要がある。
【効果] 以上のとおり、本発明の生体内情報伝送装置によれば、
生体内に配置される電気回路と生体の外側に配置される
電気回路とが光ファイバで連結されるので、両方の電気
回路の連結部分では、装置から生体へ僚れる漏れ電流が
生じないし、静電誘導等によって生体が電気ノイズの影
響を受ける恐れもないので極めて安全である。
また、本発明の生体内情報監視装置によれば、生体内に
配置される人工心臓の異常の有無を自動的に検出するこ
とができ、しかも検出手段が生体内に配置されるので、
検出ミスを生じる恐れがなく信頼性が高い。
【図面の簡単な説明】
第1図は、生体内の情報を監視する装置の一実施例を示
すブロック図である。 第2図は、人工心臓ポンプの縦断面図である。 第3図はマイクロコンピュータ160の動作の概略を示
すフローチャートである。 第4a図及び第4b図は、マイクロコンピュータ260
の動作の概略を示すフローチャートである。 第5図は、マイクロコンピュータ260の動作の変形例
を示すフローチャートである。 10:人工心臓 11Li、11Ri :流入口  11 Lo、  1
 ]、Ro :流出口12L、12R:血液サック  
13Li、13Ri :弁14:ケーシング     
  15L、15R:内空間16R:駆動流体口   
   100:信号送償ユニット110.120,13
0,140:信号処理回路150 : A/D変換器 
    160:マイクロコンピュータ170:バッテ
リー 180:発光ダイオード(電気−光変換手段)200:
情報識別装置 210 : PINフォトダイオード(光−電気変換手
段)220:電流−電圧変換回路  230:増幅器2
4o:波形整形回路     250ニレベル変換回路
260:マイクロコンピュータ(異常識別手段)270
 : D/A変換器     280:ブザー291:
サンプルホールド回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)生体内に装着される人工物に装着され、生体内の
    情報を検出しそれを電気信号として出力する検出手段; 前記検出手段が出力する電気信号を光の情報に変換する
    電気−光変換手段; 光の情報を電気信号に変換する光−電気変換手段;及び 前記電気−光変換手段と前記光−電気変換手段との間に
    介挿され、電気−光変換手段が発生した光を前記光−電
    気変換手段に伝送する光ファイバ手段; を備える生体内情報伝送装置。
  2. (2)生体内に装着される人工心臓ポンプに固着され、
    該ポンプの可動部材の動作に関連する情報を検出する検
    出手段; 前記検出手段が出力する電気信号を光の情報に変換する
    電気−光変換手段; 光の情報を電気信号に変換する光−電気変換手段; 前記電気−光変換手段と前記光−電気変換手段との間に
    介挿され、電気−光変換手段が発生した光を前記光−電
    気変換手段に伝送する光ファイバ手段;及び 前記光−電気変換手段の出力する電気信号を処理して異
    常の有無を識別し、異常を検出するとそれを報知する異
    常識別手段; を備える生体内情報監視装置。
  3. (3)前記検出手段は、人工心臓ポンプの可撓性サック
    に固着された永久磁石と、該可撓性サックの周囲を覆う
    ケース上の前記永久磁石の近傍に配置された磁気検出手
    段とを備える、前記特許請求の範囲第(2)項記載の生
    体内情報監視装置。
JP22007188A 1988-09-02 1988-09-02 生体内情報伝送装置及び生体内情報監視装置 Pending JPH0268033A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009165846A (ja) * 2001-06-29 2009-07-30 Boston Scientific Ltd エンドリークおよび/またはプロテーゼの形態変化を検出するための管腔内デバイスおよびモニタリングシステム
JP2010518900A (ja) * 2007-02-16 2010-06-03 ラディ・メディカル・システムズ・アクチェボラーグ 体内の生理的状態を測定する装置

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