JPH0267899A - コンタクトピックアップ - Google Patents

コンタクトピックアップ

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JPH0267899A
JPH0267899A JP1183851A JP18385189A JPH0267899A JP H0267899 A JPH0267899 A JP H0267899A JP 1183851 A JP1183851 A JP 1183851A JP 18385189 A JP18385189 A JP 18385189A JP H0267899 A JPH0267899 A JP H0267899A
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coil
vibration
magnet
pickup
medium
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JP1183851A
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Dennis R Gunn
デニス・ラッセル・ガン
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    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10HELECTROPHONIC MUSICAL INSTRUMENTS; INSTRUMENTS IN WHICH THE TONES ARE GENERATED BY ELECTROMECHANICAL MEANS OR ELECTRONIC GENERATORS, OR IN WHICH THE TONES ARE SYNTHESISED FROM A DATA STORE
    • G10H3/00Instruments in which the tones are generated by electromechanical means
    • G10H3/12Instruments in which the tones are generated by electromechanical means using mechanical resonant generators, e.g. strings or percussive instruments, the tones of which are picked up by electromechanical transducers, the electrical signals being further manipulated or amplified and subsequently converted to sound by a loudspeaker or equivalent instrument
    • G10H3/14Instruments in which the tones are generated by electromechanical means using mechanical resonant generators, e.g. strings or percussive instruments, the tones of which are picked up by electromechanical transducers, the electrical signals being further manipulated or amplified and subsequently converted to sound by a loudspeaker or equivalent instrument using mechanically actuated vibrators with pick-up means
    • G10H3/18Instruments in which the tones are generated by electromechanical means using mechanical resonant generators, e.g. strings or percussive instruments, the tones of which are picked up by electromechanical transducers, the electrical signals being further manipulated or amplified and subsequently converted to sound by a loudspeaker or equivalent instrument using mechanically actuated vibrators with pick-up means using a string, e.g. electric guitar
    • G10H3/181Details of pick-up assemblies
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01HMEASUREMENT OF MECHANICAL VIBRATIONS OR ULTRASONIC, SONIC OR INFRASONIC WAVES
    • G01H11/00Measuring mechanical vibrations or ultrasonic, sonic or infrasonic waves by detecting changes in electric or magnetic properties
    • G01H11/02Measuring mechanical vibrations or ultrasonic, sonic or infrasonic waves by detecting changes in electric or magnetic properties by magnetic means, e.g. reluctance
    • GPHYSICS
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    • G10H2220/00Input/output interfacing specifically adapted for electrophonic musical tools or instruments
    • G10H2220/461Transducers, i.e. details, positioning or use of assemblies to detect and convert mechanical vibrations or mechanical strains into an electrical signal, e.g. audio, trigger or control signal
    • G10H2220/505Dual coil electrodynamic string transducer, e.g. for humbucking, to cancel out parasitic magnetic fields
    • G10H2220/511Stacked, i.e. one coil on top of the other

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Electrophonic Musical Instruments (AREA)
  • Audible-Bandwidth Dynamoelectric Transducers Other Than Pickups (AREA)
  • Details Of Audible-Bandwidth Transducers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はコンタクトピックアップ、特に楽器などの振動
媒体の振動を直接拾い、電気信号に変換するコンタクピ
ックアップに関するものである。
[従来の技術] 従来より、音声信号を電気信号に変換するためにマグネ
チックあるいはダイナミック方式のマイクロフォン(以
下マイクあるいはピックアップと略称する)が用いられ
ている。この種のマイクでは、マグネットの近傍でコイ
ルを振動させ音声信号に対応した電気信号を発生させる
また、振動している物体そのもの、たとえば楽器などの
機械的振動を直接ピックアップするいわゆるコンタクト
ピックアップが知られている。従来のコンタクトピック
アップでは、コイルを共鳴管の端部に設けられたダイヤ
フラムに取り付け、共鳴管の他端を振動物の表面に固定
する。このような従来のコンタクトピックアップは、あ
まり丈夫ではなく、またコスト高であるという問題があ
る。
[発明が解決しようとする課題] 最近では、コンタクトピックアップのコイルおよびマグ
ネットからなる構造は、はとんどピエゾ素子に変わりつ
つある。ピエゾ素子は、機械的なストレスが加えられる
と、変形量に応じて変動する直流電圧を発生するから、
ピエゾ方式のコンタクトピックアップではこの性質を利
用し、検出すべき物体の振動に対応した電気信号を発生
する。
この種のコンタクトピックアップは、簡単安価かつ小型
軽量であるという利点を有する。
一方、ピエゾ方式のコンタクトピックアップでは、出力
が直流オフセットした電圧であるため、一般のダイナミ
ック方式のマイクに使用する音響システムと一緒に用い
る場合には、出力信号を互換性のある交流信号に変換す
るためになんらかのプリアンプが必要である。このため
、プリアンプのコストが必要で、また、楽器などに取り
付ける場合にはその分の取り付はスペースが必要であり
、さらにプリアンプのための電源を供給しなければなら
ない。
また、ピエゾピックアップの周波数特性はフラットでは
ないため、原信号に忠実な電気信号を発生させるのが困
難である。さらに、実際に素子を振動物に固定する場合
、十分な強度を持つ信号を出力させるに足る適切な圧接
力を設定するのが難しかった。また、素子の圧接力を増
大させれば出力は増加するが、逆に振動面の振動特性が
変化するといった問題も生じる。
よく知られているように、発音に電気による増幅を伴わ
ないアコースティック楽器では、楽器の音はその表面全
体から発生する振動成分が合成されたものであり、従っ
て、もしコンタクトピックアップが装着された表面の振
動を忠実に拾うことができても、それを電気的に増幅し
ても訓練された耳をもつ聴者には自然な、また快い楽器
音としては響かないことが多い。
このような問題を解決するには、複数のコンタクトピッ
クアップを楽器上の様々な位置に取り付けることが考え
られる。しかし、現在用いられているピックアップでは
、このような構造はコスト高となりがちである。つまり
、ピックアップが多数必要であるだけでなく、それらの
出力を加算あるいは調整するためのミキサー回路が必要
で、またピエゾピックアップの場合にはその数だけプリ
アンプが必要であるからである。
本発明の課題は、上述のような問題を解決することであ
る。
[課題を解決するための手段] 以上の課題を解決するために、本発明においては、中空
の筒形状に形成されたコイルと、このコイルの内側にコ
イルがなす筒形状の軸方向に移動可能に弾性材を介して
磁場発生手段を懸架し、−ト記コイルを振動媒体に機械
的に直接結合し、前記コイルおよび磁場発生手段の間に
生じる振動媒体の振動に応じた相対運動に対応した電流
変化を前記コイルから出力する構成、あるいは、コイル
および磁場発生手段の相対運動に応じた出力信号を前記
コイルから出力するコンタクトピックアップであって、
前記磁場発生手段を吸音材を介して振動媒体上に機械的
に結合するとともに、この磁場発生手段の近傍に振動媒
体に機械的に直接結合された所定の共振特性を有する共
振部材を介して支持されたコイルを配置し、前記コイル
から前記共振部材を介して入力される振動媒体の振動に
応じた出力信号を出力する構成を採用した。
[作用] 以上のうち1本発明の第1の構成によれば、コイルが機
械的に結合された振動媒体の振動をコイルおよび磁場発
生手段の相互運動により振動媒体の振動に対応する電気
信号を形成できる。また、本発明の第2の構成によれば
、コイルおよび磁場発生手段の相対運動に応じた出力信
号を前記コイルから出力するコンタクトピックアップに
おいて、所定の共振特性を有する共振部材を介して両者
を結合し、共振部材の特性にみあった所望の変換出力信
号を得ることができる。
[実施例] 第1図、第2A図は、本発明のコンタクトピックアップ
1の第1実施例を示している。このコンタクトピックア
ップ1は楽器、その他の振動媒体に直接固定して用いる
ものである。
第1図において、コンタクトピックアップlは円筒形状
に構成されており、その基本構成部材は、コイル2、マ
グネット3およびダイヤフラム6である。コイル2はリ
ード線4により導出されている。
中空円筒形のコイル2は内部に円筒形のマグネット3を
収容する。マグネット3の両端はダイヤフラム6により
支持されている。
ダイヤフラム6は、弾性変形可能で、吸音性を有し、は
とんど共鳴を生じない材質、たとえばプラスチック、ゴ
ム、あるいはそれらによりコーティングされた材料から
形成される。
ダイヤフラム6は、マグネット3がコイル2内部に図の
上下方向に振動できるように、またマグネット3の横方
向の動きを規制しマグネット3がコイル2に衝突しない
ようにマグネット3を支持する。ダイヤフラム6は、そ
れぞれ円筒状のコイル2の上下の端部とマグネット3の
上下の端部を結合する。これらの部材の結合は接着など
所望の方法により行なえる。
コイル2は、不図示のプラスチックボビンなどに巻装す
るか、樹脂などによりコーティングし、剛性を高めたも
のを用いる。
第1図、第2A図に示すように、ダイヤフラム6は環状
の畝を形成してありこれにより弾性を保障している。コ
イル2の内径とマグネット3の外径は、動作時に両者が
接触しない限りできるだけ近い値とし、コイル2から強
力な出力信号を得ることができる。
マグネット3の中心には、図示のように孔5を設けても
よい。楽器などの振動媒体に固着する場合、コイル2が
構成する円筒の端部(第2A図の上端または下端)を振
動媒体に取り付けることになるが、孔5はダイヤフラム
6と振動媒体との間に形成される空間内の空気圧により
マグネット3の動きが阻害されるのを防止するよう作用
する。
以上の構成において、コンタクトピックアップlの上ま
たは下端部(第2A図の上ないし下端部)すなわちコイ
ル2を楽器、その他の振動媒体に固着すると、コイル2
は媒体と同様に振動する。一方、マグネット3はその質
量にみあった慣性を有するから、コイル2と同様には振
動せず、その結果コイル2とマグネット3の間に相互運
動を生じる。コイル2の巻線方向をコイル2の円周方向
とし、マグネット3の極性をN、Sの符号で示す(第2
B図)ように設定してマグネット3の磁束とコイル2を
流れる電流の向きを鎖交させておけば、コイル2から振
動媒体の機械振動に対応した交流信号を得ることができ
る。
マグネット3はダイヤフラム6を介してコイル2に懸架
されており、当然、単振動系を形成し、固有の共振周波
数を有する。このため、出力信号の周波数特性では共振
周波数あるいはその倍音の周波数に強いピークを生じる
可能性があるが、これはマグネット3の質Mおよびダイ
ヤフラム6の弾性係数を調節することにより共振周波数
を振動媒体の振動周波数帯域からずらす、あるいはダン
ピング材(後述)をコンタクトピックアップlの内部に
設けることなどにより解決可能である。
以上の構成によれば、ゴムなどの弾性材からなるダイヤ
フラム6によりマグネット3の中心から均等に張力を与
えてマグネット3を支持するため、マグネット3をコイ
ル2のできるかぎり近傍で振動させることができる。し
たがって、強力な出力信号を得ることができ、ピエゾピ
ックアップなどのようにプリアンプを必要とせず、電気
楽器、たとえば電気ギターなどに使用した場合には装置
全体の製造コストを低減することができる。
また、コイル2の構成は、上記のように非常に簡単であ
り、安価に製造でき、小型軽量化も容易であるのはいう
までもない。特に、素子1つが簡単安価かつ小型軽量で
あるから、楽器などに用いる場合には低コストでスペー
ス効率よく楽器の多数の場所に装着できる。このため、
アコースティック楽器の音を拾う場合には、コンタクト
ピックアップlを多数の位置に装着し、それらの出力を
加算することにより、楽器全体から発生される音響的な
振動に近い特性を有する電気信号を得ることができる。
以上では、コイル2を単一のコイルから構成しているが
、第2B図に示すように逆巻きされた2つのコイル2′
、2−からコイル2を構成してもよい。コイル2′とコ
イル2″は巻き始めと巻き終りを接続しておく。
このような構成においては、コイル2’、2−からはそ
れぞれ位相が反転した信号が得られるので、両者の直列
接続では、コイル2′、2″が全く均質に巻かれており
、それらに作用する磁束の変化が全く等しければ2つの
コイルの出力信号は打ち消しあうが、実際にはコイル2
′、2″の巻き具合、各コイルに対する磁束の変化は均
質ではないため、実際には各コイルから同相の成分が発
生され、これを直列接続により加算することにより機械
的振動に対応した出力信号が得られる。この場合、電圧
成分は倍増するため、通常の電圧増幅器を用いる場合に
は、より強力な信号を増幅器に人力できる。
また、外部的からの電気的なノイズはコイル2′、2″
の両方に均質に作用するため、これらはコイル2′、2
〜の直列接続により完全に打ち消すことができ、S/N
比に優れた出力信号を形成できる。
このようにして、第2B図の構成では、強力かつS/N
比に優れた信号を得ることができる。
第3A図の構造は、第2図のものとほぼ同様であるが、
この場合には、マグネット3とダイヤフラム7を部材8
を介して結合している。また、ダイヤフラム7は、第2
図のように円錐形に張架せず、水平に張っである。この
ような構造によって、正確にマグネット3をコイル2内
に懸架し、また動作時もコイル2の軸方向に正確に振動
させることができる。
第3B図の構造は、第2B図と同様にコイルを直列接続
された逆巻きのコイル2′、2〜から構成したものであ
る。この構成では、第3A図のものよりも強力かつS/
N比に優れた出力信号を形成できる。
第1図から第3図に示したピックアップは振動媒体の表
面に接着テープ、ブチルゴムなどの粘着材あるいは両面
テープなどを用いて取り付けることができる。
しかし、上記のような接着材料の未硬化のものは振動媒
体の表面とピックアップの間で吸音材として働き、効率
的な振動伝達が行なえない場合が考えられる。そこでピ
ックアップに第4図に示すような固定材を設けることが
考えられる。
第4図に示すピックアップは第3図に示したピックアッ
プと同じ内部構造を有している。第4図のピックアップ
はその外周のコイル部分が射出成形されたプラスティッ
クなどからなるケース9内に収納されている。このケー
ス9の端部外周にはフレキシブルな舌片12が一体形成
されている。この舌片12はケース9の端部に図示のよ
うに複数個設けられ、その振動媒体側の面には接着材I
Oが形成されている。この接着材IOは両面テープなど
から構成する。振動媒体にピックアップを取り付ける場
合にはケース9の舌片12を変形さぜ、その接着材10
を振動媒体の表面に接着する。ケース9の振動媒体側の
端部には係止爪9を設け、この係止爪9により、より堅
固にケース9を振動媒体表面に密着させることができる
このようにして、ピックアップを吸音性を有する部材を
介することなく直に振動媒体の表面に固定できる6従っ
て、全帯域にわたり良好な振動伝達効率を得ることかで
き、好ましい周波数特性を得ることができる。
ピックアップの取り付は構造としては第5図のようなも
のも考えられる。
第5図のピックアップは第4図の場合と同様にケース9
に収納されており、このケース9の外周にはリング状の
部材13が摺動自在に支持されている6部材13はプラ
スチックなどから構成し、その−上端部に設けられた弾
性部材14を介してケース9の上端部と結合されている
。リング状の部材13の下端部には両面テープなどの接
着材15が設けられている。取り付は前の状態では未変
形の弾性部材14によりリング状の部材13の下端部は
ケース9の下端部よりも上側に位置している。
ピックアップを振動媒体に取り付ける際には弾・i部材
14の付勢力に抗してリング状の部材13を図の下方に
押圧し、接着材15によりリング状の部材13をFfR
動媒体表面に固定する。これにより1弾性部材14の付
勢力によりピックアップのケース9が図の下方向に付勢
され、この結果ピックアップの下端部が振動媒体表面に
密着される。このような構成によっても、ピックアップ
の振動入力面と振動媒体の間に振動吸収材を介すること
なくピックアップの装着が可能となる。
さらに第6図以降に種々の異なるピックアップの装着構
造を示す。
第6A図では第3図とほぼ同様にマグネット3、コイル
2、ダイヤフラム7から構成されたピックアップは円筒
状のキャップ16内部に収納されている。キャップ16
の下端部はフランジとなっており、このフランジ部分に
は接着材18が取り付けられている。またキャップ16
の内部の高さはピックアップの高さよりも大きくなって
おり、この空間にはフオームラバーなどからなる弾性材
料17が充填される。
弾性材17は未装着の状態ではピックアップのコイル2
がキャップ16の端部より突出する程度十分に充填する
。これにより、接着材18によりキャップ16を振動媒
体100の表面に接着した場合、弾性材17の付勢力に
よりピックアップのコイル2を振動媒体100の表面に
堅固に密着させることができる。この場合にも、ピック
アップと振動媒体100の間には吸音材が介在していな
いため良好な振動伝達特性および周波数特性を得られる
このような構造においても、第6B図のように、コイル
を直列接続された逆巻きのコイルから構成できる。この
構成により、第6A図のものよりも強力かつS/N比に
優れた出力信号を形成できる。
振動媒体が共鳴胴を有する例えばギターなどの楽器であ
って、振動媒体が対向する2つの構造部材を有する場合
には第7図のような取り付は構造を用いることができる
第7A図において符号100,101は楽器の共鳴胴な
どを構成する対向した構造部材で、本実施例ではピック
アップのコイル2及びマグネット3はこれらの構造材1
00,101にそれぞれ固定される。コイル2はリング
19を介して構造材100の内側に固定される。マ→ネ
ット3はリングの内側に配置されるが、マグネット3お
よびコイル2の間の空気抜きのためにリング19、ある
いは構造材lOOに穴19a、あるいは100aを設け
ることが考えられる。
一方、マグネット3はヨーク21の上に取り付けられて
いる。ヨーク21は鉄などの強磁性体から構成される。
ヨーク21はフオームラバーなどからなる吸音材22を
介して構造材101の内側に固定される。吸音材22は
構造材lotの振動マ がアゲネット3に伝達されないようにするためのもので
ある。
穴19a、100aはコイル2およびマグネット3の間
の空気層が両者の間の相互運動を妨げるのを防止するた
めのものであるが、周波数特性などに問題がなければ別
に設けなくてもかまわない。
また、ヨーク21は第7B図に示すように外周部を円筒
状に構成したキャップ形状のものとすることが考えられ
る。この場合にはマグネット3の磁束をヨーク2Iとの
間に集中させることができ、より強力な磁場を構成し出
力信号レベルを増加させることができる。なお、マグネ
ット3はヨーク2Iに対してそれ自身の磁力で吸着させ
るか、あるいは接着材などを用いて結合してもよい。
第7A図、1’?B回の構造は第8図に示すように発展
させることができる。第8図においては、振動媒体は構
造材100.101および102を有しており、構造材
100.102i3よび101の間に複数のコイル2お
よびマグネット3を配置することができる。
コイル2は第7図に示したのと同様の構造(細部不図示
)により構造材100.102に固定し、マグネット3
はそれぞれのコイル2に対して支持部材23上に配置さ
れ、支持部材23は吸音材24を介して構造材101に
固定される。このような構造によれば、振動媒体の異な
る構造材100.102の異なる種々の位置から振動媒
体の表面上の異なる位置における振動成分を別々に取り
出すことができる。各コイル2は直列、並列に接続した
り、あるいは別々の増幅器に接続した上で接続するなど
種々の結線方法が考えられる。
またコイル2をそれぞれ直列あるいは並列に接続する場
合には極性反転スイッチなどを介してコイルを接続し、
所望の位相特性を得るようにもできる。
第1図から第3図に示した基本構造は第9図のような構
造に発展させることができる。第9図では、コイル26
は長方形状に巻装されており、それぞれその長手方向の
辺部においてプラスチックその他からなる共鳴材103
と結合されている。
コイル26の内側に複数個のマグネット24が配置され
るが、これらのマグネット24はコイル26とほぼ同じ
大きさを有する。とい状の強磁性体からなるヨーク25
に支持されている。
ここではヨーク25は連続した形状となっているが、そ
の長手方向に分割されていてもよい。各マグネット24
のサイズは図示のようにどのような向きに配置してもコ
イル26と触れることがないように設定されている。マ
グネット24はヨーク25にそれ自身の磁力により吸着
することにより固定でき、その場合にはマグネット24
の位置を種々変更して任意の周波数特性あるいは信号強
度を得ることができる6ヨーク25の上方に突出した部
分25aはマグネット24がコイル26に近づきすぎな
いようにガイドするとともに、磁路の一部を構成する。
コイル26を支持する共鳴材103は同じく共鳴材とし
て作用する支持部材28を介して振動媒体29の表面に
固定されている。振動媒体29の他の部分、例えば振動
媒体29に結合された振動弦などから発生された振動は
振動媒体29を介して支持部材28、共鳴材103をそ
れぞれ介してコイル26に伝達される。この振動は支持
部材28および共鳴材103によって変調される。
従って、支持部材28、共鳴材103の材質を木やプラ
スチックその他の材料の中で変更することにより好みの
共鳴特性を得ることができ、従ってピックアップの出力
特性もこれにより任意に選択できる。また、2本の共Q
Q材103はそれぞれ別々に振動する。従ってこれらの
2本の共鳴材103の材質、及びその形状を別々に選択
することによりさらに出力特性の調整が可能となる。そ
の場合には一方の共鳴材103に吸音材を取り付けるな
どの変更も可能である。
コイル26の共鳴材103により支持されていない端部
26aの剛性はできる限り小さい方がよい。というのは
上記のように共鳴材103の振動特性を調整する場合に
は両者の振動がこの部分26aで結合されないようにす
るのがよいからである。従って部分26aには吸音材な
どを取り付けることが考えられる。
前記のように第9図ではマグネット24は好みの位置、
あるいは方向でヨーク25上に配置することができる。
従ってコイルとマグネットの距離を調節することにより
出力レベルを変化させたり、マグネット24の極性をお
のおの変更することにより所望の位相特性を得ることが
できる。上記のような種々の調整により容易にビックア
ップの出力特性を実際の音質に近づける、あるいは任意
の音質に変更することが可能となる。
第9図の構造では入力振動は振動媒体29を介して支持
部材共鳴材103に入力され、また支持部材28は直接
振動媒体29に固定されており、第7図、あるいは第8
図に示したような吸音材を用いていない。従って、第9
図の構造では共鳴材103および振動媒体29に共通し
た振動成分は増幅器には入力されない。
このようにキャンセルされる成分を増幅器に入力するに
は第2のピックアップ200を振動媒体29の表面に取
り付けることが考えられる。このピックアップ200は
第1図から第3図に示したように構成することができる
。このような構造によれば、ピックアップの出力特性を
より広範囲に調整することができるようになる。
第9図では共鳴材103は2本設けられているが、これ
らの一方を省略し、コイル26を1本の共鳴材103に
より片側から支持するようにしてもよい。また、第9図
では2本の共鳴材103の支持部材28に支持されてい
ない端部は別の支持部材により振動媒体29に結合して
もよい。
第9図の構成は第1O図に示すような形で楽器に取り付
けることができる。
第1O図において符号500は電気ギターで、そのヘッ
ド部分は簡略化のため図示を省略しである。第9図の共
鳴材103に対応する共鳴材303はギターのブリッジ
30に固定されている。ブリッジ30はギターのボディ
ー32の全長にわたって固定された細長い支持部材31
上に固定されている。支持部材3■をこのような長さで
取り付けるのはボディ−32全体の振動をできるだけ集
めるためのもので、また高音舷側および低音往側の支持
部材31の長さは高域及び低域に適合するように所定の
長さに調節しである。ブリッジ:30に取り付けられた
共鳴材303はギターの後端部側においてボディー32
と離れており、2状に構成されている。共鳴材303の
櫛の歯の間にはコイル26が複数個支持されており、こ
のコイル26に対してマグネット24が第9図に示した
のと全く同様の構造により位置決めされている。共鳴材
303の櫛歯の長さはやはり高音舷側と低音往側でそれ
ぞれ弦の倍音に対応した共鳴を(1られる長さに調節さ
れている。
第9図における第2のピックアップ200はボディー3
2上の所望の位置に配置されている0発明者の実験によ
ればコイル26およびピックアップ200の出力を適当
な増幅器を介して増幅した結果通常のアコースティック
ギターとほぼ同様の音質を得ることができた。
ピックアップ200の他にさらに符号33で示すように
ブリッジ30にピックアップを取り付けてもよい。これ
らのピックアップ33は図示のように共鳴材として作用
するブリッジ30の弦に垂直あるいは平行な方向の振動
成分を検出するように取り付けられる。
さらに公知の電気ギター用のピックアップ(コンタクト
ピックアップではなく、強磁性体からなる弦の振動によ
る磁場の変化を検出するもの)35をボディー32に設
けてもよい。
このような構造によればギター500から様々な特性の
音質を有する出力信号を得ることができる。その場合、
ギター500に設けられた複数のピックアップの出力を
別々に出力できるように出力端子を設けた。また、各ピ
ックアップを所望の方法で直列あるいは並列に接続する
、あるいはその接続を変更するスイッチなどを設け、広
範囲の音質調整を行なうことができるようになる。
第11図および第12図にさらに異なる楽器への応用例
を示す、第it図、第12図の実施例では第8図、第9
図に示したのと同じ原理により構成されたピックアップ
を電気ギター600のトレモロテールピース400に直
接組み込んでいる。
第11図のトレモロテールピースの基本構造は従来のト
レモロテールピースと殆ど同じである。
図示のようにテールピース400はほぼ平面状の基板3
6上に構成されており、この基板36はくさび形断面を
有する部分36aを有し、このくさび状部分36aはボ
ディ39上に植設されたねじ37と係合している。基板
36の角度はこの係合点を中心として弦38のテンショ
ンを変えるために揺動できるようになっている。
第12図に示されるように基板36はギターの内部の方
向に向かって延びる突出部42を有し、この突出部42
とギターの後面に設けられた凹部内にねじ込まれたねじ
43との間に弾装されたスプリング40により付勢され
ている。従ってトレモロテールピースの揺動角度は弦3
8とスプリング40のテンションにより決定される。
基板36には第11図に示すようにトレモロアーム41
が取り付けられている。このアーム41はトレモロテー
ルピース400の角度を調節し1弦のチューニングを変
えたり、トレモロ効果を与えたりするのに使用される。
弦38は基板36の突出部42内部にほぼ垂直方向に設
けられた直径の大きい穴44a、および直径の小さい穴
44bを通りギターの裏側からトレモロテールピースの
上面に貫通される0弦のボールエンド38aは直径の小
さい穴44bの位置で係止される。更に弦は第12図に
示されるように基i31に配置された共鳴板Tpg(金
属などからなる)の開口部46aを通り、更に共鳴板4
6上に配置されたサドル45の開口部45aを通ってブ
リ、フジ上に抜け、その先端部は不図示のヘッドに設け
られたチューニングのための糸巻と結合される。このよ
うな構造により弦をサドル45i3よびネックの先端に
設けられたナツト(不図示)の間に張架すると、サドル
45を介して第12図のほぼ下方向に向かって共鳴板4
6に対するテンションが与えられる。
一一の左右方向に調節できるようになっている。この構
造は弦38の振動部分の全長を弦の太さに応じた値に調
節するためのものである。
共鳴板46は基板36上に浮動支持されている。すなわ
ち共鳴板46の後端部は基板36の後端部の階段状部分
にねじ止めまたは接着される。
従って共鳴板46の前端部はサドル45から与えられた
弦の振動を受容する。共鳴板46の振動特性は主として
その弾性、および形状により決定される。
トレモロテールピース400の共鳴板46にはに対して
第8図、第9図に示したのと同様にマグネット24が配
置される。マグネットは共鳴板46側ではなくブリッジ
の基板36に結合される。マグネット24は第9図に示
したようなチャンネル状のヨークを介して取り付けても
よい。
第11図に示すように弾装される弦の太さなどに応じて
ブリッジ上の異なる位置で高域から低域までの種々の共
振周波数を持つように種々の形状のものを複数設けても
よい、特に第11図の低音往側の共鳴板46の端部はU
字状に屈曲させてあり、より低周波の共振周波数を得る
ようにしである。このようなU字形状によりブリッジ全
体の大きさを著しく増加させることなく部分46bによ
り低い共振周波数を与えることができる。共鳴板あるい
は共鳴部材の共振周波数はその太さあるいは幅が一定の
場合そして均その長さにより決定されるのは言うまでも
ない。
部分46bの0字側の内側には第8図、あるいは第9図
に示したものと同様のコイル26が取り付けである。
また第11図ではさらに2つのU字状の部分が共鳴板4
6の端部に設けられている。例えばブリッジの高音舷側
には足46cが形成され、この足46cの内側の切り欠
き部分内部にはコイル26が取り付けられている。部分
46bより内側にも同様にコイル26が取り付けられて
いる。
第9図、第10図の実施例と同様に、第11図では第り
図から第3図に示した基本構造を有するピックアップ2
00が共鳴板46側ではなく基板36上に取り付けであ
る(第11図のアーム4I近傍)。
46と基板36の間の空間にそれぞれ設けてもよい。
以上のような構造によれば、ブリッジ状に種々の共振周
波数を有する多数の部分からなる共鳴板46を取り付け
ており、これらの部分の振動をコイル26およびマグネ
ット24を介して取り出すことができる。
サドル45はプラスチック、鉄、その他軽金属、骨材、
グラファイトその他の材料から構成することができ、こ
れらの材質の選択により所望の振動伝達特性を得られる
のは言うまでもない。
第11図、第12A図に示したトレモロアームの構造は
公知の種々のトレモロテールピースの構造に置き換える
ことができるのは言うまでもないその場合、ブリッジ上
に弦38のテンションを調整するための各種のファイン
チューナーを設けることも任意である。
第12B図の構造は第12A図のものとほぼ同様である
が、マグネット24をコの字断面の強磁性体からなるヨ
ーク24aを介して基板36に取り付けている5ヨーク
24aは、コイル26を囲むように上方に延長しである
。このような構造によりコイルに大きな磁場変化を与え
、より強力な出力信号を形成できる。
第11図、第12図に示したトレモロテールピースには
第13図、第14図に示すような可変ダンパーを設ける
ことができる。
第13図、第14図のダンパー50は主として次の2つ
の機能を有する。まず、第1にこのブリッジ50は共鳴
板46の振動特性を調節し、各コイル26、マグネット
24からなるピックアップにより得られる信号の周波数
特性を好みに応じて調整するためのものである。また、
ダンパ50は第11図、第12図の構造では、ブリッジ
上で自由振動するが、この振動により弦38の振動エネ
ルギーが減殺されるのを防止し、演奏時に弦の振動を持
続させる診わゆるサスティーン効果を好みに調整するた
めのものである。
上記の2つの機能を実現するため、第13図に示すよう
にU字形の断面を有するチャンネル状のダンパー50は
基板36の前端部にリーフスプリング51を介して揺動
可能に支持されている。後述の付勢機構により付勢され
ていない場合にはダンパー50はリーフスプリング51
の弾性力により第13図のようにそのU字形の溝50a
が共鳴板46の前端部から離間した位置に制御される。
一方ダンパー55は第14図に示すように振動板46の
前端部にその中心から左右に対称な位置に2つ設けられ
ており、またリーフスプリング51の中央部にはブリッ
ジの後方に向かってロッド53が貫通している。ロッド
53は図示のように基板36と共鳴板46の間を通り、
基板36後端部の側壁に設けられた開口部を貫通してブ
リッジ後端部に抜けでいる。ロッド53の先端にはカム
54が係合している。このカム54はレバー54aを有
する偏心カムで、レバー54aを図の矢印方向に回動さ
せることで所望のカム面が基板36後端部の側壁に当接
するようになっている。
カム54のカム面が最も低くなるようにレバー54aを
回動させた場合第14図には、第13図に示すようにダ
ンパー50のバッド55は共鳴板46の先端から離間す
るか、あるいは軽い力で当接する状態となる。一方、カ
ム54のレバー54aを第14図の時計用りに回動させ
、カム面を高くしていくと、ロッド53が第13図にお
いて右方向に引っ張られ、リーフスプリング51の力に
抗してパッド55の共鳴板46に対する押圧力が増加し
ていく。
カム54によりロッド53を介してダンパー50を完全
に締め上げた状態では、共鳴板46の前端部がほぼ完全
に固定されるため、ブリッジは従来のブリッジと同様な
リジットな構造となる。
この状態ではトレモロブリッジは従来と全く同様のブリ
ッジとして使用することができる。この完全に共鳴板4
6をロックした状態をより堅固なものにするためには、
ダンパー50のU字形の溝50aと共鳴板46の前縁の
間に互いに堅固に係合可能なラッチなどを設けることが
考えられる。
ダンパー50は第14図に示すようにほぼ弓形に構成す
ると良い。このような構造により、カム54により徐々
にダンパー50の形状を変化させ、連続的にダンパーの
押圧力を増加させるとともに、共鳴板46を完全にロッ
クした場合の固定力を増加させることができる。
以上の構造によれば、カム54によりダンパー50によ
る共鳴板46の振動の減殺量を好みに調節することによ
りブリッジに取り付けられたピックアップの出力特性を
所望に調節できる6また、共鳴板46を完全にロックし
た状態では従来形のブリッジと同様にブリッジそのもの
が弦の振動を吸収することがなく、良好なサスティーン
を得ることができる。
以上ではダンパーの押圧力をカムにより調節したが1例
えば第13図のロッド53の先端にナツトなどを取り付
け、このナツトの締め付は量によりダンパーの押圧力を
調節するようにすることも考えられる。なお、第14図
に示すように共鳴板46と基板36の間にピックアップ
を設ける場合には破線の位置に2分割してコイルおよび
マグネットを取り付けることができる。
第1I図から第14図に示したトレモロブリッジの実施
例はあくまでも1例であり、種々の設計変更が可能であ
るのは言うまでもない。また、トレモロブリッジ以外の
ブリッジにも上述のような共鳴板を設け、その振動を検
出することも可能である。
続いて第15図以降に本発明による異なるピックアップ
の実施例を示す。ここでは、まず第15A図、第15B
図に示した構成につき説明する6第15A図のピックア
ップ61は振動媒体61の上に取り付けられる。ピック
アップ61は、2本の足61aを有しこれらがそれぞれ
異なる長さを持ち、従って異なる共振特性を有する。こ
れらの足は振動媒体60の表面に平行に配置される。
足61a、61aの内側にはコイル26が配置され、ピ
ックアップ61の足61a、61aにより弾性支持され
ている。またコイル26の内側にはマグネット24が複
数配置されている。
このマグネット24は強磁性体からなるヨーク62上に
配置されている。
第15A図の場合、ヨーク62は第9図と同様の構成を
有し、フェルトその他の吸音材63を介して振動媒体6
0上に配置されている。吸音材63は第9図の場合と同
様に振動媒体60の振動が直接マグネット24に人力さ
れるのを防止するものである6 一方、第15B図の場合には、コイル26に鎖交する磁
束密度をより高めるため、L形のヨーク62aがヨーク
62の上に配置されている6ヨ一ク部材62aはヨーク
部材62aのそばにマグネット24の1つが配置された
場合、その磁束はその近傍のヨーク部材62aを通過す
るように配置することができる。
各マグネット24の磁極には第15B図に示すようにヨ
ークとして作用する鉄板24′を設けてもよい。
第]、 5 B図の構成によれば、複数のマグネット2
4を図示のように配置した場合1個々のマグネットの磁
束は別々のヨークにより導かれるので、個々のマグネッ
トの磁場が他のマグネットの磁場に影響を与えることが
なく個々のマグネットの極性を反対に設定することが可
能となる。
第15A図、第15B図の構成によれば、ピックアップ
61の2本の足61a、61aの振動について考えてみ
ると、ピックアップ61の振動媒体60への取り付は位
置に近い部分では足61aの共振特性に殆ど影響されな
いが2足61aの先端に近づ(に従って足61aの共振
特性の影響が強くなる。このためコイル26から発生さ
れる電気信号の特性はマグネット24の位置を変化させ
る。あるいはマグネット24の個数を変化させることに
より広範囲に調節することができる。
第15A図、第15B図ではマグネット24がコイルの
中で揺れないようにしっかりとヨーク62上に取り付け
るため、ヨーク62のチャンネル上の内側の部分の広さ
は比較的太き(とってあ机 第15A図、第15B図の構成によれば、単一のピック
アップから得られる信号特性を広範囲に調節することが
できる。またその特性やマグネットの位置を選択的に変
更することで調節できる。
足61aの振動特性は振動媒体60との間に適当な大き
さのくさび形の吸音材などを装着し、ダンピングするこ
とにより調節することができる。
また、第15B図の構成によれば、より強力な磁場をコ
イル26に作用させることができ、より大きな出力を得
られる。また、鉄板24′を着脱することにより磁気的
な条件を変更し、所望の音質をもつ出力を得られる。
発明者の実験によれば、第15A図あるいは第15B図
のピックアップを電気ギターのボディ表面に取り付けた
ところ、アコースティックギターとほぼ同様な信号特性
を持つ出力信号を得ることができた。
第15A図、第15B図のピックアップを用いる場合に
は、ピックアップの足61aが特定の周波数に鋭く共振
することがないようにするのは勿論である。
第16図にさらに異なる実施例を示す。
第16図では、コイルを振動媒体の表面に取り付ける代
わりにマグネットを振動媒体の表面に取り付け、コイル
を弾性的に支持している。このような構成によれば、ピ
ックアップを磁力を用いて振動媒体の表面に取り付け、
更にその位置を容易に変更することができる。
第16図のピックアップはマグネット70を有し、この
マグネット70には保護キャップ71がキャップ71の
内側に突出して設けられたロッド76を介して嵌合固定
されている。コイル73はキャップ71の内側にゴムな
どの弾性材から構成されたウェッブ72を介して弾性的
に支持されている。コイル73のリード線74はシール
ド線75を介してキャップ71から導出される。
キャップ71は強磁性材(鉄など)から構成し、それ自
体をヨークとして使用することも可能である。
ウェッブ72は第1図から第3図に示したものとほぼ同
様に構成することができ、これによりコイル73はマグ
ネット70のかなり近傍に配置することができ、また第
16図の上下方向と直角の方向には殆ど移動しないよう
にできる。もし振動媒体78が強磁性材から構成されて
いない場合には例えば図示のように振動媒体78の反対
側からマグネット77を用いてピックアップを振動媒体
78に取り付けることができる。もし振動媒体78が強
磁性材から構成される場合にはマグネット77は必要な
く、直接ピックアップをマグネット70の磁力により装
着できる。
このような構成により、振動媒体78の振動は直接マグ
ネット70、ロッド76i3よびキャップ71に入力さ
れ、コイル73はその慣性によりほぼ同一の位置に静止
しようとするため、コイルおよびマグネット間で相対移
動が生じ、前述の実施例と同様にコイル73から振動に
対応した出力信号を得ることができる。またキャップ7
1はコイルおよびマグネットなどからなる内部構成部材
が破損するのを防止する。
さらに第17図に異なる実施例を示す。
第17図のピックアップはコイルおよびマグネットのう
ち何れか所望の一方を振動媒体84に固定できるように
したものである。第17図の状態ではマグネット81が
第16図の場合と同様に振動媒体84に取り付けられて
いる。マグネット81の中心部にはロッド83、ウェッ
ブ86を介してコイル82が弾性支持されている。
ピックアップのケースはロッド83の先端に形成された
円板状の部材85の上面と係合可能な円錐面を有する。
このような構造により、ピックアップを振動媒体から取
り外す場合にはケースの外側を持って引っ張るだけでデ
ィスク85がケースの内側に嵌合し、マグネット81と
振動媒体84、あるいはその内側に設けられた不図示の
マグネットとの吸着を外すことができる。この時ディス
ク85がケースの内側に取り付けられたコイル82とマ
グネット81およびロッド83との相対移動量を規制す
るため、ウェッブ86とロッド83あるいはコイルとの
結合部を破損するのを防止できる。
また、ケース80の図示の上端面はディスク85よりも
突出しているため、ピックアップ全体を図示の状態にひ
っくり返し、ケース側を振動媒体84に固定することが
できる。この場合にはコイルおよびケースではなくマグ
ネット81がウェッブ86のバネ上重量となる。ケース
80側を振動媒体84に取り付ける場合には接着材など
を用いてもよいが、第4図の場合と同様に舌片80bお
よびその表面に設けられた接着部材80cを用いてもよ
い。
このような構成によれば所望の出力信号特性、あるいは
ピックアップを取り付けたい位置のスペース効率などに
応じてコイル側あるいはマグネット側かのいずれか所望
の一方を振動媒体側に固定できる。
第18A図にさらに異なる実施例を示す、第18A図の
ピックアップは第1図から第3図に示した実施例とほぼ
同様に構成されている。すなわち、ピックアップはコイ
ル90とその内側に弾性材94により支持された円筒形
のマグネット91を有する。第18図ではダイヤフラム
94はコイルおよびマグネットとの間に水密室93を形
成している。この水密室93内部にはごく粘性の低い油
94などの潤滑材が封入されている。このような構成で
はマグネット91はコイル90と接触した状態で移動で
きるようになる。
従ってコイル90およびマグネット91の距離を著しく
小さくでき、より強力な出力信号を出力できる。
また、潤滑材93の粘度を調整することによりピックア
ップの出力特性を調節できるのは言うまでもない。
第18B図の構造は、第18A図の構造において、第2
B図あるいは第3B図のようにコイルを逆巻き、かつ直
列接続のコイル90a、90bから構成している。これ
により前述同様に、より強力かつS/N比に優れた出力
信号を得られる。
第19A図にさらに異なる実施例を示す。第19A図で
は振動媒体97に設けられた開口部内にコイル96が配
置され、このコイル96の中空部分に複数のポールピー
ス98を配置する。ポールピース98は振動媒体97に
弾性材99を介してその表裏に支持された支持部材95
により支持される。ポールピース98の一端は支持部材
95から露出しており、この部分にマグネット24を複
数個それぞれそれ自身の磁力により吸着して取り付ける
ことができる。
このような構成によっても、コイル96が振動媒体97
に取り付けられ、マグネット24及びこれに結合された
ポールピース98を振動媒体97に対して弾性支持して
いるため、コイル96から振動媒体97の振動に応じた
電気信号を取り出すことができる。その場合、マグネッ
ト24は好みのポールピース98に好みの極性で取り付
けることができ、コイル96から得られる出力信号の強
度及び周波数(位相)特性を所望に調節することができ
る。
振動媒体97を貫通してコイル96よりも長いポールピ
ース98を設けず、その半分の長さの部分を第19B図
のように非磁性材からなる部材500に置き換えてもよ
い。
第20図にさらに異なる実施例を示す。
第20A図の実施例ではコイル112の上下の端部にウ
ェッブ113.113を取り付けてあり、このウェッブ
113,113の中央部の穴にはロッド114が上下方
向に摺動自在に支持されている。ロッド114の中央部
には円盤ないし円筒状のマグネットillが固定されて
いる。上下のウェッブ113,113およびマグネット
lllの間には図示のように弾性材115が弾装されて
おり、この弾性材115の勢力によりコイル112およ
びロッド114が図示の中央位置に位置決めされている
このような構成においても、第1図から第3図に示した
基本構成と同様にマグネット111およびコイル112
の相対運動によりコイル112から出力信号を得ること
ができる。さらに、第20A図の場合にはロッド114
によりロッド114に交差する方向へのマグネットIl
lの運動が規制されるため、マグネット111がコイル
112に接触して雑音を発生するなどの問題がない。
この構成についても、第20B図のように、コイルを逆
巻き、かつ直列接続のコイル112a、112bから構
成している。これにより、前述同様に、より強力かっS
/N比に優れた出力信号を得られる。
第21図の実施例は第3B図に示した実施例とほぼ同様
であるが、マグネット3の上下面に強磁性材からなるヨ
ーク3′を設けである。
このヨーク3′によりマグネットの磁束を逆巻きかつ直
列接続のコイル2′、2″の上及び下の端部に集中させ
ることができる。
第22図の実施例では、強磁性材からなるヨーク601
を設けである。ヨーク601は軸状部分601aを有し
、この軸状部分により、マグネット3と互いに結合され
ている。ヨーク601及びマグネット3はコイル603
に弾性材からなるダイヤフラム7を介して弾性支持され
ている。
このような構成においてもヨーク601によりコイル6
03に磁束を集中させることができる。
コイル3は保護用のケース604に固定され、その上下
いずれかの端部が振動媒体に結合される。
[発明の効果] 以上から明らかなように、本発明によれば、中空の筒形
状に形成されたコイルと、このコイルの内側にコイルが
なす筒形状の軸方向に移動可能に弾性材を介して磁場発
生手段を懸架し、上記コイルを振動媒体に機械的に直接
結合し、前記コイル右よび磁場発生手段の間に生じる振
動媒体の振動に応じた相対運動に対応した電流変化を前
記コイルから出力する構成、あるいは、コイルおよび磁
場発生手段の相対運動に応じた出力信号を前記コイルか
ら出力するコンタクトピックアップであって、前記磁場
発生手段を吸音材を介して振動媒体上に機械的に結合す
るとともに、この磁場発生手段の近傍に振動媒体に機械
的に直接結合された所定の共振特性を有する共振部材を
介して支持されたコイルを配置し、前記コイルから前記
共振部材を介して入力される振動媒体の振動に応じた出
力信号を出力する構成を採用している。
したがって、本発明の第1の構成によれば、コイルその
ものの中に磁場発生手段を弾性材を介して懸架するとい
う簡単な構造によりコンタクトピックアップを構成し、
コイルが機械的に結合された振動媒体の振動をコイルお
よび磁場発生手段の相互運動により振動媒体の振動に対
応する電気信号を形成できる。また、本発明の第2の構
成竪よれば、コイルおよび磁場発生手段の相対運動に応
じた出力信号を前記コイルから出力するコンタクトピッ
クアップにおいて、所定の共振特性を有する共振部材を
介して両者を結合し、共振部材の特性にみあった所望の
変換出力信号を得ることができる。また、いずれの構成
においても、従来の:Jコンタクトピックアップように
、プリアンプ回路や、イコライザなどを必要とせず、所
望の特性をイイする振動変換信号を形成できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を採用したコンタクトピックアップの構
造を示す斜視図、第2A図は第1図のコンタクトピック
アップの内部構造を示す断面図、第2B図は第2A図の
コンタクトピックアップの変形例を示した断面図、第3
A図、第3B図は、第1図のコンタクトピックアップの
さらに異なる変形例をそれぞれ示した断面図、第4図、
第5図はそれぞれ異なるコンタクトピックアップの取り
付けHI3造を示した斜視図、第6A図はさらに異なる
コンタクトピックアップの取り付は構造を示した断面図
、第6B図は第6A図のコンタクトピックアップの変形
例を示した断面図、第7A図、第7B図はそれeれ異な
るコンタクトビックア・ンブの構造を示した断面図、第
8図は異なるコンタクトピックアップの配置構成を示し
た断面図、第9図は異なるコンタクトピックアップの構
造を示した斜視図、第10図は本発明のコンタクトピッ
クアップをギターに取り付ける実施例を示した平面図、
第11図はコンタクトピックアップをギターに取り付け
る異なる構造を示した斜視図、第12A図はコンタクト
ピックアップをギターに取り付ける異なる構造を示した
断面図、第12B図は第12A図のコンタクトピックア
ップの変形例を示した断面図、第13図はコンタクトピ
ックアップをギターのブリッジに装着する場合、コンタ
クトピックアップの共振特性を変更する構造を示した断
面図、第14図は第13図の構造の平面図、第15A図
は異なるコンタクトピックアップの構造を示した斜視図
、第15B図は第15A図のコンタクトピックアップの
変形例を示した斜視図、第16図は異なるコンタクトピ
ックアップの装着構造を示した断面図、第17図はさら
に異なるコンタクトピックアップの装着構造を示した断
面図、第18A図は異なるコンタクトピックアップの装
着構造を示した断面図、第18B図は第18A図のコン
タクトピックアップの変形例を示した断面図、第19A
図はさらに異なるコンタクトピックアップの装着構造を
示した断面図、第19B図は第19A図のコンタクトピ
ックアップの変形例を示した断面図、第20A図はさら
に異なるコンタクトピックアップの装着構造を示した断
面図、第20B図は第20A図のコンタクトピックアッ
プの変形例を示した断面図、第21図は異なるコンタク
トピックアップの構造を示した断面図、第22図はさら
に異なるコンタクトピックアップの構造を示した断面図
である。 :J、24.70.81.91.l11・・・マグネッ
ト2、26.73.82.90.96.112・・・コ
イル21.62a  ・・−ヨーク 29.60,78.84.97.100.101−・・
振動媒体46.61.103・・・共振部材 特許出願人 デニス・ラッセル・ガン FIG、1 FIG、3A FIG、3B FIG、4 FIG、5 IG6A IG6B FIG、13 FIG、14 FIG、+6 FIG、+7 FIG、18A FIG、18B FIG、19A FIG、19B FIG、20A FIG、20B

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)中空の筒形状に形成されたコイルと、このコイルの
    内側にコイルがなす筒形状の軸方向に移動可能に弾性材
    を介して磁場発生手段を懸架し、上記コイルを振動媒体
    に機械的に直接結合し、前記コイルおよび磁場発生手段
    の間に生じる振動媒体の振動に応じた相対運動に対応し
    た電流変化を前記コイルから出力することを特徴とする
    コンタクトピックアップ。 2)コイルおよび磁場発生手段の相対運動に応じた出力
    信号を前記コイルから出力するコンタクトピックアップ
    であって、前記磁場発生手段を吸音材を介して振動媒体
    上に機械的に結合するとともに、この磁場発生手段の近
    傍に振動媒体に機械的に直接結合された所定の共振特性
    を有する共振部材を介して支持されたコイルを配置し、
    前記コイルから前記共振部材を介して入力される振動媒
    体の振動に応じた出力信号を出力することを特徴とする
    コンタクトピックアップ。 3)前記共振材料がその全長方向に渡り異なる共振特性
    を有し、この異なる共振特性を有する部分の振動に応じ
    た電気信号を前記コイルから出力させるべく前記コイル
    近傍の磁場発生手段の位置および極性を調節する手段を
    設けたことを特徴とする特許請求の範囲第2項に記載の
    コンタクトピックアップ。 4)前記コイルは巻き方向の異なる複数の部分から構成
    され、それらの部分を電気的に直列接続した構成を有す
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項から第4項ま
    でのいずれか1項に記載のコンタクトピックアップ。
JP1183851A 1988-07-18 1989-07-18 コンタクトピックアップ Pending JPH0267899A (ja)

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