JPH026659A - 向上された脱臭性を有する繊維質吸収体 - Google Patents

向上された脱臭性を有する繊維質吸収体

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JPH026659A
JPH026659A JP63306217A JP30621788A JPH026659A JP H026659 A JPH026659 A JP H026659A JP 63306217 A JP63306217 A JP 63306217A JP 30621788 A JP30621788 A JP 30621788A JP H026659 A JPH026659 A JP H026659A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、使い捨ておむつ、生理用品(例えば、タンポ
ン及び生理用ナプキン)、創傷用包帯、包帯、失禁用パ
ッド、拭き物、使い捨て下着、靴中敷き等のような体液
の吸収を目的とした脱臭性を有する繊維質吸収体に関す
る。具体的には、この繊維質吸収体は脱臭性を向上させ
るために結晶ケイ酸質分子篩を含んでいる。
繊維質吸収体はかなり以前から知られており、体液を吸
収、保持するために一体的に配列された多数の繊維を含
んでいる。これらの吸収体に保持された体液は不快な臭
気を強烈に放つ。
体液から放出される臭気は、排泄物、軽液及び汗のよう
に体内で生産され、身体から出るか又は創傷から滲出す
るかのいずれかである広範な種々の化合物によって発生
され、及び/又はその様な体液に微生物が作用すること
によって発生されうる。これらの臭気はアンモニア及び
アンモニウム化合物、アミン、イソ吉草酸のような低級
カルホン酸もしくはエステル、アルデヒド、硫黄化合物
等によって生産されうる。人間か感じる臭覚に対するこ
れらの臭気発生化合物の多くの間濃度は比吉草酸は約1
00ppfr未満で感じることかできる。
従来から、吸収体から発散しうる臭気を覆い隠すために
香料を使用する等これらの臭気を軽減するために種々の
提案がなされた。他の提案には臭気発散化合物を除去す
る物質を使用する方法かある。
臭気発散化合物は幾つかの機構によって除去することが
できる。例えば、臭気発散物質を化学的に反応させて、
化学反応によって臭気を発散しない及び/又は非揮発性
の化合物を生成し、又は非揮発性物質、例えば、固体又
は液体に収着することかできる。特に非常に低い臭覚間
を有すると特徴付けられる体液からの臭気を脱臭するた
めに効果的な収着剤にとっては、収着剤がその環境にお
いて実質的に全ての臭気発散化合物をその化合物の濃度
に係わらず除去できることが必要である。
従って、収着剤は、臭気発散化合物かまったく微量で存
在する場合もその化合物を収着することができねばなら
ないし、それが飽和になりかかる場合でさえ、収着した
臭気発散化合物を保持することができねばならない。
体液の吸収を意図する繊維質吸収体を脱臭するために固
体吸着剤を使用する方法が提案された。
シリカゲル、活性アルミナ、ゲイソウ土、フラー土及び
他の枯木鉱物並びにゼオライトも単独又は組合せて臭気
「吸着剤」として提案されたけれど、臭気を抑制するた
めに提案された固体吸着剤のうちで明らかに最も一般的
なものは活性炭素又は活性木炭である。
昭和52年6月10日に公開された特開昭527020
0号は紙及びほらの繊維のような繊維体を開示している
。この繊維体をまず、例えは、100〜450°Cで1
〜100分間熱処理し、次いでゼオライト(はっ水剤で
処理した)、合成ゼオライト、活性炭又はカルシウム型
ベントナイトで処理する。
昭和58年8月17日に公開された特開昭581384
52号は、その外側表面にゼオライトとアスコルビン酸
又はアラボアスコルビン酸のナトリウムもしくはカリウ
ム塩又はアスコルビン酸又はアラボアスコルビン酸のア
シル誘導体のようなアスコルビン酸化合物を有する吸収
布を含む衛生タオルを開示している。ゼオライトは大き
な細孔を有する七オライドX又はゼオライトYであるの
か好ましい。
脱臭剤を吸水性ポリマーで被覆している池の形態の衛生
タオルが昭和56年3月30日に公開された特開昭56
−31425号に開示されている。
脱臭剤はケイ酸マグネシウム、ケイ酸アルミニウム、ケ
イ酸カルシウム、シリカゲル、クロレラ粉、クロロフィ
ル粉、イオン交換樹脂粉、活性炭又はゼオライトである
分子篩を含むおむつが1981年12月16日に公開さ
れたヨーロッパ特許公開番号第41569号に開示され
ている。このお6つは使用者の皮膚に隣接して着けられ
る側に織物層を及び反対側にゼオライトを組入れた織物
層を設けて構成されている。このゼオライトはゼオライ
トF、W又はA、合成ギスモンダイン型ゼオライト、合
成又は天然モルデン沸石、チャバザイト、フィリップサ
イト又はクリノプチロライトのようなアンモニウムイオ
ンを選択的に取り込むことができる物質であると言って
いる。
昭和61年11月27日に公開された特開昭61−26
8253号は、ホルマイト(holmite)系鉱物を
天然又は合成繊維に分散又は含浸させて製造する衛生用
品を開示している。この公開特許は、ホルマイト(例え
ば、セピオライト)の水分吸収比が天然ゼオライトの約
4倍であり、かっこのホルマイトを用いて製造された製
品か身体から生産される汗、排出物及び臭気を吸着、脱
臭することができると開示している。この衛生用品はお
むつ、生理用ナプキン、タンポン、タオル及び下着用に
使用することができる。
昭和59年5月31日に公開された特開昭599504
2号は20〜70重量%の活性炭、ゼオライト、ゲイソ
ウ土又はクレーのような脱臭用粉末を含むポリマーの二
軸延伸シートを開示ている。この延伸シートは、例えは
、0.1−5ミクロンの微細な孔を有している。シート
に吸収剤を満たして、吸液性、耐液漏性、脱臭性及び通
気性の良好な衛生タオル又は生理用ナプキンとすること
かできる。
昭和54年11月5日に公開された特開昭541418
57号は2枚のシート状物質を積層し、それらの間に活
性炭、ゼオライト、イオン交換樹脂、カルボキシメチル
セルロース又はポリエチレンクリコールのような脱臭用
粉末を固定する方法を開示している。
ゼオライト及び分子篩は脱臭以外の理由でも繊維製品中
に組入れられている。例えば、昭和61年6月26日に
公開された特開昭61−138658号は衛生ブリーフ
又はおむつカバー用の水不透過性のウレタンフィルムを
開示している。このフィルムはゼオライトにイオン交換
される抗菌性金属イオンを含んでいる。このゼオライト
は150 m ” / gより大きい比表面積及び14
以下のシリカ/アルミナ比を有している。抗菌性イオン
は銀、銅又は亜鉛でありうる。同様に、1985年6月
25日に発行された米国特許第4.525410号は、
繊維の少なくとも一部をそれらの交点で互いに固着し、
かつゼオライト粒子をその構造体中に組込み、保持した
繊維構造体を開示している。このゼオライトは少なくと
も150m2/gの比表面積及び14、好ましくは11
より小さいシリカ/アルミナ比を有する必要がある。ゼ
オライトは銀、銅又は亜鉛とイオン交換される。
分子篩か他の臭気抑制用途に提案された。例えば、米国
特許第4,437.429号において、愛玩動物の敷き
わらの臭気を抑えるために特に有効であるとしてクレー
と混合した水和ゼオライトの使用法が提案された。敷き
わら材としてゼオライトだけを使用すると、クレーと比
べてそれらの吸水性が悪いので一般に不成功に終わった
と言っている。米国特許第4,437,429号におい
て、クレーとゼオライトの混合物を使用して動物の敷き
わらからある種の臭気を吸着するために、七オライド成
分が水和状態で使用されるばかりでなく、水和水が最初
の水和水であることか提案されている。予め熱処理して
最初の水和水を追い出したゼオライトに水を添加するの
では不十分であると言っている。
一般に、ゼオライトを臭気抑制のなめに使用する場合、
好ましい種類は低い骨格Si/At比及び水又はアンモ
ニアもしくは硫化水素のような他の高極性分子に対する
高い吸着容量を有するものであった。上記米国特許第4
..437,429号の開示は、テ1へラアルキルアン
モニウムイオンのような有機テンプレート剤(teTl
plating agent)を使用して合成されるい
わゆる高シリカゼオライト類の多くを具体的に説明して
いることが幾分目立つ。
これらには、ZSM−5、ZSM−1123M12及び
ZSIM−23が含まれる。しかしながら、好ましいゼ
オライト頚は約10の名目骨格5102/^1゜03モ
ル比を有する天然鉱物クリノプチロライトである。米国
特許第4.648,977号はシリカ多形体シリカライ
トを含む高シリカ分子篩を使用して、水を精製するため
の水性媒体からメルカプタンを含む毒性有機物質を吸着
する方法を開示している。
本発明によシ、体液吸収用の繊維質吸収体が提供される
。該繊維質吸収体は該吸収体からの臭気の発散を減少さ
せることに対する有効量の分子篩を含有する。該分子篩
は骨格正四面体酸化物単位の少なくとも約90%が5i
Oz正四面体であり、しかも少なくとも5.5オングス
トロームの孔径を有し、かつ本明細曹に記載のような標
準状態下に10重量%よりも大きくない吸着水容量を有
する結晶性珪酸系分子篩より成る。
本発明の繊維質吸収体は第1々の体液からの特有の臭気
を実質的に排除する。この故に該繊維性吸収体は使い捨
ておむつ、月経用具、外傷用包帯、包帯、失禁用パッド
、衛生タオル、使い捨て下着、靴中敷、ノ・ンカチなど
に対して特に魅力的である。
本発明の繊維質吸収体は、結晶性珪酸系分子篩を含有す
る。該結晶性珪酸系分子篩は、5i02正四面体である
骨格正四面体酸化物単位少なくとも90%、好ましくは
少なくとも約95%を有し、かつ標準状態下に水に対し
て10重量%以下の吸着容量を有する。−殻内に分子篩
の水吸着容量は特定された温度、蒸気圧及び時間を基準
にして測定される。本発明の目的に対し、水吸着容量に
ついて記載する場合に「標準状態」とは25℃の温度、
4.6トルの水蒸気圧力、及び2時間の時間をいうアル
ミノ珪酸塩分子篩の場合に本発明の実施において最も屡
々使用されるものは少なくとも約18、例えば約35な
いし無限大、好ましくは200ないし500の骨格S 
i01/Al 20gモル比を有する。好適に使用され
る珪酸ゑ分子篩のすべてが少なくとも5.5オングスト
ローム、好ましくは少なくとも6.2オングストローム
の細孔直径を有する。好ましくは水蒸気に対する吸着容
量は標準状態において6重量%未満である。
本発明の実施に使用される分子篩の効率は、その水熱生
成の結果として微細孔構造の内部空洞に存在する水利水
の存在には左右されない。実際、この水オロ原水の少な
くとも大部分、通常には実質的に合部は、分子篩の合成
時形態中に存在することのある、いかなる細孔ブロッキ
ング(pare −blocking )テンプレート
剤をも除去する過程で屡々除去される。か焼は有愼部分
を効果的に取シ除く。−!た外来の無機合成試薬を細孔
系から除去するために水洗又は苛性アルカリもしくは希
鉱酸の溶液での洗浄が好都合に利用される。アルカリ金
楓特に非ゼオライト物質の含有量、すなわち吸蔵された
アルカリ金属化合物量を低下させることも有益であるこ
とがある。これらの手順は水利原水の除去にも役立つ。
本発明の実施に適切に使用される珪酸系の分子篩には微
細孔結晶性アルミノ珪酸塩すなわちゼオライト系分子篩
ならびにいわゆるシリカ多面体が含まれる。後者の組成
物については、それらの結晶格子Vi完全にSin、正
四面体単位を形成するのが理想的であるが、合成したま
まの形では、合成試薬のアルミニウム不純物から来る少
なくとも微量のアルミニウムが含まれるのが普通である
。アルミノ珪酸塩系の分子面は、多柱類の既知の結晶性
ゼオライトから成っている。これらの高シリカ分子篩は
、市販され1覗るし、直接の水熱合成または成る種の結
晶格子脱アルミニウム化を含む公知の方法によって調製
してもよい。気高’Si/Alゼオライトおよびシリカ
分子篩についての包括的な概説が、E、M、7ラニゲン
によって、1プロシー−ディング・オン・フィツス・イ
ンターナショナル・カンファレンス・オン・ゼオライト
、ネーブルス、1980・#:L、V、C,リース社刊
、ハイトン、ロンドン、760−780頁に@表名れた
。この論文は、ここに文献として引用する。
標準状態のもとで、珪酸系分子篩の水の吸着容量が10
車量%未満と言うのが、本発明の臨界的態様である。結
晶格子のA(LO;正四面体単位が仮にあったとしても
その数は5i02正四面体単位の数よりもずっと少ない
ということが、もう一つの臨界的態様である。骨格5i
Ot/AltOs比と水に対する吸着容量すなわち珪酸
系分子篩の、いわゆる疎水性との間には幾らかの相関が
あるこ−とが観察された。しかし成る場合、例えばゼオ
ライト・ベータの場合には、烏度に珪酸質の結晶骨格′
f:有する分子篩は十分に疎水性でないこと、又は所望
の収着性を有しないことがあり得ることも観察された。
すなわち、約18よシも大きい、特に約35よシも大き
い骨格SiO,/AJvO,モル比を有する多くの分子
篩は本発明に使用するのに必要々程度の疎水性を示すけ
れど、成るものはボさない。成る場合には低い、すなわ
ち無水基準で0.2重量%以下の、分子篩のアルカリ金
属含意を有することもまた有利であることがある。
理由はともかく、上記に定義された、中孔から大孔まで
の珪酸系分子篩の部類は、好ましくは最初からの、合成
時の水和水が丈質的に除去されている形態において体液
からの、臭いを消す点で極めて優れた作用をする。有機
テンプレート剤を使って調製した多くの合成ゼオライト
は、わざとアルミニウムを添加しない反応混合物からで
さえ高シリカの形で容易に得られる。これらのゼオライ
トは、極めて有機親和性であり、少しだけ名前を挙げれ
はZSM−5<米国特許部3,702,886号)、Z
SM−11(米国特許部3,709,979号)、ZS
M−35(米国特許部4.016,245号)、ZSM
−23Ci国特許第4,076,842号)、オヨびZ
SM−38(米国特許部4,046,859号)がある
、シリカライトおよびL−シリカライトとして知られる
シリカ分子篩は本発明への使用に特に適しており、好ま
しいものであることがわかった。これらの物質は、それ
ぞれ米国特許部4,061,724号および第4.o7
3.865号に開示されている。上記の珪酸系篩が35
より大きい5iOt/Al、o、比を持つように合成さ
れる程度において、それらは、しばしば追加の処理なし
にその疎水性の度合を増加させるのに本発明の方法に使
うのに適している。充分に高いSi/Al比およし4た
は疎水性比の度合をもつように直接合成することのでき
ない分子篩は脱アルミニウム法、弗素処理などにかけて
有機親和性ゼオライト製品にできる。ゼオライ)Yを処
理して疎水性製品にする高温蒸気処理が、P、 K、マ
ヘル等の一分子篩ゼオライド〃アドバンスト・ケミスト
リー−シリーズ、101、アメリカン番ケミカル壷ソサ
エティ、ワシントンD、 C,,1971年、266頁
頁に報告されている。ゼオライト種に適用できるずっと
最近報告された方法は、一般に脱アルミニウム化と脱ア
ルミニウム化された格子部位への珪素の置換を含んでい
る。この方法は、スキールスらに1985年3月5日に
与えられた米国特許第4.503,023号に開示され
ている。ゼオライトの疎水性を増すためのそのハロゲン
またはハライド化合物による処理が、米国特許$4,5
69,833号および第4,297,335号に開示さ
れている。
上記の吸着剤に関しては、結晶の内部空洞が臭いの物質
に接近できるように孔の系は開いていなければならない
ことが重要である。テトラアルキルアンモニウムイオン
のような大きい有機テンプレート・イオンを使って造っ
たアルγミノ珪酸塩やシリカ多面体の場合は、臭いの物
質を吸着させるために電荷を平衡させる有愼イオンや吸
蔵されたテンプレート剤を除く必要がある。そのような
除去工程や無機物層の除去においては、水利の原水も除
去される。大気への露出によって水和水の一部は再取得
されるが、これは、分子篩の一般的性能に影響を与えず
、すなわち分子篩は水利された状態でも脱水オロされた
状態でも使用できる。しかし一般に脱水和された状態が
好ましい。上記の脱アルミニウム法の大抵の場合には脱
水和の原水も除かれ、必要ならば同様に置換できる。
重要なのは骨格Sin、/Al、Osモル比であること
を指摘しなければならない、これは必ずしも従来の湿式
化学分析で示されるのと同じ比ではない。
特に、脱アルミニウム化が高温蒸気処理で行われるとき
はそうであり、この場合はゼオライトのアルミニウム含
有正四面体単位は破壊されるが、アルミニウム価は少な
くとも一部分ゼオライド結晶内に残る。このようなゼオ
ライト製品については、X線やNMRのような他の分析
方法の力を借りねばならない、そのような蒸気処理され
たゼオライトY組成物のひとつであるLZ−10は、米
国特許第4.331,694号および1978年2月2
3日に出願された米国特許出願第880,561号(参
考として本明細書に組み入れる)に詳細に記載されてい
る。そのような分子篩をいろいろな比率で組み合わせる
ことによって利益が得られるようであるが、各種類の吸
着剤は、二種類の吸着剤の総重量(水昶重t、b準)に
基すき少なくとも10%の量で存在するのが好ましい。
結晶性珪酸系分子篩は任意の適当な形態であることがで
きる。典型的には分子篩はその粉末形態であるか、又は
大部分の寸法が例えば約0.5ないし500ミクロンも
しくはそれ以上のような大きな粒子に集合していること
もできる。該集合体は例えば球形、円筒形、自由形状な
どのような任意の便宜な形状であることができる。集合
体の形成に当って(はシリカ結合剤又はアルミナ結合剤
のような結合剤を使用することができる。該集合体は本
明細書において後述するように繊維質吸収体用として他
の望ましい成分全含有することができる。
繊維質吸収体 該繊維5I1.吸収体は月経液、尿、汗、外傷からの浸
出液などのような体#を吸収することのてきる繊維質材
料を包含する。吸収剤として提案されている柚々の繊維
質材料としては木毛(wood fluff )。
−2〇− セルロース系誘導体(レーヨン)、綿、合成重合体及び
合成重合体混合物(例えばポリエステル、ポリプロピレ
ン、ナイロン、ポリエチレンなど)が包含される。
該繊維質材料はバラ) (batt )又は織布又は薄
織物又は織物又は開孔フオームの形態であることのでき
る織成構造又は不織構造の形態に配列することができる
。これらの構造は乾式技術及び湿式技術を包含する任意
の便宜な技術によって形成することができる。
該繊維質吸収体は実質的に単成分物品であることができ
、あるいは多成分物品であることができる。特定の配列
は多くの場合に繊維質吸収体の用途及びその他の成分に
よって選択される。単成分物品の例は繊維質材料が、紙
タオル、下着形態の不織布、靴の中敷、及び珪酸系分子
篩が繊維構造中に組み入れられているそれらの類似物の
ような物品を実質的に構成しているものである。多成分
物品は異なる材料又は同一材料の層又は領域を使用する
ことができる。例えば生理用ナプキンは複数の繊維質吸
収織物より成ることができ、あるいはハンカチ(wip
e )は複数の繊維質吸収剤中物を有することができる
。繊維質吸収帯における非類似成分は異なる機能を遂行
することができる。
すなわち、繊維質バットは、生理帯、包帯又は衛生ナプ
キンの構造において、実質的に水不浸透性の外部シート
と、浸透性ではあるけれど非吸収性の身体接触シートと
の間に配置することができる。
また、より強いけれど恐ら(は実質的に非吸収性の材料
の構造用#に物を使用して#繊維質材料を取りつけるた
めの枠を設けることもでき、該構造用織物は、得られる
繊維質吸収体に対して有意の強度を与えることができる
繊維質吸収体中に含有されることのできるその他の成分
としては月経用具、失禁用パッド、タオル及びおむつの
場合における超吸収剤(5uper−absorben
t )が包含される。超吸収剤は大量の、例えば屡々に
はその乾燥重量の10倍まで、又はそれ以上の水を吸収
することができる。超吸収剤は典型的には多糖類、改質
多糖類及び再生多糖類、グラフト化多糖類、ポリアクリ
レート、ポリアクリロニトリル(特にポリビニルアルコ
ール上にグラフトしたポリアクリロニトリル)、ポリビ
ニルアルコール、親水性ポリウレタン、部分的に加水分
解されたポリアクリルアミド、スルボン化ポリスチレン
、スルホン化ポリエーテル、ポリ(アルキレンオキシド
)などのような水膨張性重合体である。該超吸収剤は繊
維、球状物、フィルムの小片、又は繊維質吸収剤中にお
ける他成分上の被覆物のような任意の便宜な形態におい
て供給することができる。
存在することのできる、他の成分としては薬品類s  
(medicants ) 、その他の吸収剤又は吸着
剤(重炭酸ナトリウム、活性炭、粘土及びシリカゲル、
ならびにゼオライトX、 Y%W、 A、クリノプチロ
ライトのような高度の水収着性及び/又はアンモニウム
イオン収着性を有する他の分子篩、及びモルデンフッ石
などを包含する)などを包含する。
香料を使用することができるけれど珪酸系分子篩の収着
性に対して考慮を払わなければならない。
一般的に二大きな分子の1科が好t L、い。
該繊維質吸収体に使用される結晶性珪酸系分子篩の1は
、使用中に吸収されることが意図される体液からの臭気
を、実質的に除去しないとしても、有意に減少させるの
に十分であるべきである。すなわち、組入れが望1れる
結晶性珪酸系分子篩の蓋は該繊維質吸収体の用途によっ
て変動させることができる。実質的な臭気を発生する流
体を保持する必要がめることのあるおむつのような応用
においては包帯のような応用におけるよりも多量が望ま
れる場合がある。本発現の繊維質吸収体において使用さ
れる珪酸系分子篩は比較的に少量を使用し7た場合に非
常に効果的であるとして特徴づけら7’Lる。このこと
は一部はこれら分子篩の吸収活性に起因し、かつ一部は
体液から発散する発臭化合物に対する該珪酸系分子篩の
選択性に起因する。
例えば珪酸系分子篩の0.12のような少量が月経用具
からの臭気を効果的に除去することがわがつた。
繊維質吸収体に使用される珪酸系分子篩の量は種々の手
段、すなわち吸収体当シの基準、容量基準、有効面積基
準などによって特徴づけることができる。繊維吸収体の
材料、構造及び形状ならびに繊維構造の広範囲な多様性
の故に、珪酸系分子篩含量の記述に対する完全な基準を
確立するに当って国難が存在する。しかしながら−殻内
に、珪酸系分子篩含量は非圧縮、乾燥状態における繊維
構造の単位容量当9のグラム数で、又は単位有効面積(
すなわち繊維構造の主要面の面積)当りのグラム数で示
すことができる。−殻内に結晶性珪酸系分子篩の量は繊
維質材料の容量100−当シ、少なくとも約0.001
9.成る場合には約5Ofまで、好ましくは0.0工な
いし251である。屡々には結晶性珪酸系分子篩の量は
容量100i当り約0.052と1(lとの間である。
典型的には、珪酸系分子篩は有効面積1003”当り約
0.01ないし259、例えば約0.05ないし10t
の量において供給される。種々の用途、例えば月経用具
に対して、該結晶性珪酸系分子篩は通常にはパッド又は
タンデフ1個邑シ約o、oiないし10 f、おむつに
対しておむつ1枚当り約005ないし50v1靴用パツ
ドに対してパッド1個当り約0.05ないし10fの量
を使用する。
結晶性珪酸系分子篩は任意の適当な態様で繊維質吸収体
に組み入れることができる。例えば該分子側は繊維質材
料を含有するバット又は薄紙物中にゆるく分散させるこ
とができる。しかしながら−殻内に、分子篩は繊維質吸
収体中に十分に固定されて、それが身体に容易に移動し
ないようにすることが好ましい。例えば分子篩を、該分
子篩が通過することのできない流体浸透性容器内の繊維
質吸収体中に保持することができる。すなわち分子篩は
2枚の、ヒートシール(heat 5eal )された
浸透性熱可塑性プラスチックのシートの間に配置するこ
とができる。該シートは小孔によシ開通させて所望の浸
透性を達成させることができる。
珪酸系分子篩を繊維質吸収体中に固定させるための特に
魅力的な手段は分子篩を、2層の、吸収体である薄織物
(tissue )又は織物の間に配置し、次いで例え
ばニードルパンチングもしくは固定によって機械的に;
例えばラテックスを使用する接着により;又はヒートシ
ーリングによシ各層を一縮に接着することである。該分
子篩含有複合物は切断及び形成、ならびに繊維質吸収体
への組入れを含めて容易に取り扱うことができる。
分子篩を供給するためのもう一つの手段は繊維質材料を
含有するように、又は繊維質吸収体内に組み入れられる
ように意図された高分子フィルム又は紙の形式の材料中
において、例えば少なくとも約1東量%、いわば約1〜
70重量%、例えは約5〜70重量%の量において分子
篩を充てん剤として使用することを包含する。その代シ
に、又はそれに加えて分子篩は、使用される高分子融解
物及び/又は任意の超吸収剤(5uperabsorb
ent)から製造される繊維質材料中に同様にして組み
入れることができる。捷た分子篩は繊維質吸収体の少な
くとも一部分(例えばライニング、繊維質材料、構造要
素など)上に接着剤を使用することによっても、又は分
子篩と熱可塑性プラスチック材料(例えば2イニング、
繊維質材料、構造要素など)とを、該熱可塑性材料が粘
着性であるのに十分な高温にある間に接触させることに
よってさえも組み入れることができる。
第1図は織物オーバーレイ12を有する生理用ナプキン
を説明する。第2図はナプキン10における構造を示す
断面図である。gf32図において、織物オーバーレイ
12は水分浸透性不織布であり、その直接に内部に生理
用ナプキンの側面及び底部を囲む水分不浸i14を有す
る。織物オーバーレイ12及び水分不浸透性層14によ
って定められる容積内に、液を吸収する働きをする繊維
質バット16が含まれる。超吸収剤18の粒子もまたバ
ット16内に示される。図示されるように不織布20及
び22はサンドイッチ構造を形成し、バット16の中間
に示され、かつ流体浸透性である。
布20と22との間に分散された珪酸系分子篩がある。
布20及び22はラテックスにより共に同定されている
。別の態様において布20及び22はナプキン10の内
部の底部又は頂部に直接に隣接して配置することができ
る。
実施例 本発明を以下、実施例によって説明する。例えば、月経
液による体のにおいは、低級カルボン酸及びアミン類を
含むことがらり得る。実施例1〜19は月経液中に代表
的に存在するにおいのある成分であるイソ吉草酸及びト
リエチルアミンを除去するための珪酸質分子篩の効果を
説明するものである。実施例1〜20については、多数
の高級シリカ・アルミノシリケート及びシリカ同質異像
(多形体) (polymorphs )を、種々のに
おいのある物質に、再現性のある、一定の方法で曝して
吸着されたにおいの絶対量または相対量を測定した・こ
の実験には、テフロン張りのシリコーンゴム隔膜を付け
た4 0 wLlのネジ込み蓋のバイアル(ガラス瓶)
を使用した。ガラス瓶は、43.5±0.1mlの容量
であった。
使用した活性化された木炭のV、着剤は、アメリカ合衆
国、コネチカット州、ハムデンのアナラブ・インコーホ
レイテッドからの70/80メツシユのクロマトグラフ
級のものであって、「アナソルプ」という商品名であっ
た。この関心ある吸着剤をガラス瓶に秤量して、瓶に蓋
をした。被吸着物をハミルトン・シリンジで密封したガ
ラス瓶に加えた。
試料を手で振って、液/固/気相を混合し、ガラス瓶の
上部の気相を、秤量および混合のあと5ないし20分以
内にガスクロマトグラフィで分析した。
空気中の揮発性の供試化合物の最大蒸気濃度を測定する
ために、純粋な化合物を43.5隅A’容のガラス瓶に
入れ、分析の前に少な(とも1時間貯蔵した。一般に、
43.5mAl容のガラス瓶の上部からの2マイクロリ
ツトルを分析した。一定の気圧を保つために、2マイク
ロリツトルの室内空気を注入した。
各試料の注入の前後に、シリンジの針を真空((5X 
1O−3Torr以下の圧力と推定)下、200℃のシ
リンジ洗浄器に入れた。熱源として、シリンジの上方工
ないし2インチ離れたところに100ワツトの電球を置
いた。これは、シリンジのテフロン部分に吸着された蒸
気分子からの混在することのある汚染を無くするために
行った。真空加熱は、使用前に約5分間行った。この洗
浄操作の後の室内の空気を分析したところ、シリンジに
汚染のないことを示した。
試料のガラス瓶の上部の臭い成分の濃度を測定するのに
、ガスクロマトグラフ分析法を用いた。
カラムは、内径0.32*mX30メートル、吸着剤と
してポリエチレングリコールの1ミクロンの内部コーテ
ィングを含む溶融シリカ吸着毛細管である。
保持時間を測るのに水素炎イオン化検出器を使用した。
オープン条件は、4分間50℃で、そのあと10℃/分
の速度で150℃に上げた。
実施例1 (a)loマイクロリットルのイソ吉草酸を空の蓋つき
の43.5m/のガラス瓶に入れ、上記の試験法に従っ
て上部の蒸気を測定したところ668ppmの濃度で存
在することがわかった。保持時間は4.83分であシ、
4.22分の所にもう一つの小さいピークを伴った。
(b)  上記(a)の所で使ったイソ吉草酸の入った
ガラス瓶に、0.5グラムの重炭酸ナトリウムを加えた
ガラス瓶上部のイソ吉草酸の濃度は2.2ppmの濃度
に減少していることがわかった。(a)で見られた4、
22分のピークはやはり存在し、さらに4.87分、6
.36分、6.61分および694分に新しいピークが
出た。
(e)  上記(a)の所で使ったイン吉草酸の入った
ガラス瓶に、活性化シリカライトおよびゼオライトLZ
−10の等重量部混合物0.5グラムを加えた。
ガラス瓶上部のイン吉草酸の濃度はガスクロマドグラス
検出器による限度である約0.821)l)mの濃度以
下に減少していることがわかり、さらに4.22分のピ
ークは無くなり、新しいピークは全く入ってこなかった
実施例2〜9 トリエチルアミンおよび種々の動物やヒトの排泄物の一
般的な成分の上の空間を脱臭する能力について、8種の
吸着剤を試験した。試験を行うには、500■の吸着剤
固形分を43.5trclのガラス瓶に入れ、4.37
%のトリエチルアミンが重量装填するのに充分な量のト
リエチルアミンを加えた。比較のために、吸着剤なしで
トリエチルアミンをガラス瓶に入gた。ガラス瓶の上部
の蒸気を前述と同じ方法で分析した。実施例2およびそ
れ以降の実施例にLZ−20として示されている吸着剤
は、蒸気処理条件が過酷でないほかはLZ−10のFJ
A製に用いたと実質的に同じ方法で調製したゼオライト
Yの蒸気安定化タイプであり、標準条件での水吸着能力
は約10重量%、ナトリウム含有量(Na、0として)
は0.2重量%(無水物換算)でりりた。実施例9およ
びそft以降の実施例にLZ−105−5として示され
ている吸着剤は、有機テンプレート剤の存在なしに調製
し、約36.7のS iO,/Al、Osモル比と1.
19のNag/All比をもつ七オライドを造る方法で
得7’CZSM−5タイプのゼオライトである。実施例
5の吸! G+I m酸物は、LZ−10とシリカライ
トの等重量部混合物であった。分析結果は下記に衣で示
す。
第1表 第■表 瓶上郡のTEA なし        470゜ LZ−20,003 LZ−10,010 活性化木炭        、017 LZ−10ニジリカライ)     、033シリカゲ
ル         19.74シリカライト    
    (108゜NaHCOs        < 
108゜LZ−105−5(108゜ 実施例10 残留上部空間考度としてのLZ−10とシリカライトと
の等重量部組成物への負荷の種々の重量%の効果を測定
するために、イソ吉草酸とブチルメルカプタン(ブタン
チオール)との量を種々増加させた組み合わせで使用し
た。結果は下記の通りであった。
吸着剤への負荷 車量% イソ   ブタン 処理後の空気中残存量 イソ なし 0.93 1.86 2.79 3.71 7.43 9.29 なし 0.83 1.67 2.65 3.33 6.67 8.34 1.58 .0012 .0011 .0019 .0014 .0021 ゜0174 ブタン 206゜ 、0011 ゜0011 .0097 .0136 ゜0762 4゜73 実施例11〜18 多数の他の物質について、実施例2〜9と同じ試験を行
った。結果は下記の通りであった。
第■表 実施例 吸着剤 なし LZ−20 LZ−1゜ LZ−105−5 7リカライト シリカゲル シリカライト: LZ−10* LZ−105−5:LZ−20* *=等重重蓋 部ン 吉草酸 1.58 .0104 .0038 .5846 ゜3160 ゜8216 ゜0237 .0111 ブタン チオール 206゜ 、2266 .5768 .0659 4、326 6、386 .2060 ゜0659 実施例19 実施例11〜18で得た試料を、蓋をしたまま室温で放
置して、24時間後に再試験した。下記の結果が得られ
た。
第■表 吸着剤 上部組成  m イソ     ブタ。
なし       1.58   206゜シリカライ
ト        、0458     .1133L
Z−20,0190,7416 LZ−10,07902゜o6 LZ−105−5。4266     2.47シリカ
ライ) :LZ−10,521428,84実施例20 心安な程度の疎水性を欠く成る種の高シリカ分子篩が本
発明に用いる吸着剤としての品質を有しないことを確か
めるために、骨格SiO,/Al、03モル比が25.
4で、標準条件での水吸着能力が14.28車量%であ
るゼオライト・ベータを、イソ吉草酸に接触させた。主
観的な[クンクンJ(sniff)試験によって、イソ
吉草酸による相当量のにおいが吸着剤との接触のおとも
残ることが判った。
実施例21 市場で入手した生理用ナプキン(月経帯)(Johns
on & Johnson社から入手可能な商標名r 
5TAYFREE J (スティフリー)〕を生理期間
中、女性に着用させた。このナプキンを取り外しこの生
理用ナプキンかにおっていたけれども、独特のにおいを
検出した。活性化シリカライトと、ゼオライ)LZ−1
0との等重量部の混合物が汚れた部分に充分に散布され
て、汚れた区域を被っており、そしてにおいは検出され
なかった。
実施例22 セルロースより成る2枚の不織布シートを比較的均一に
分布している珪酸系分子篩を有するラミネート・サンド
イッチ(積層サンドインチ状のもの)の中に組み入れた
。この各シートは、厚さが約11n@で、幅が約12c
rnで、長さが約251?IIIであった。これらのシ
ートをポリエステルを用いて一緒に密接に付着させて、
厚さが約2観観の単一のシートを形成させた。このシー
トには、活性化シリカライトとゼオライトLZ−10と
の等重量部の混合物が約1f含ませた。
このシートを二つ折りにし、市販の生理用ナプキン(J
ohnson & Johnson社から入手可能な商
標名rSTAYFREEJ )の上層の下に入れ、生理
期間中、女性に着用させた。使用後、このナプキンは検
出できる程のにおいが無かった。
【図面の簡単な説明】
第1図は生理用ナプキンの透視図である。 第2図は第1図の線2−2を通しての生理用ナプキンの
断面図である。 特許出願人   ニー・オー・ピー 代理人   高 木 文 失(:iT。 ;(、・1t′・

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.体液を吸収するのに適した構造に形成された繊維物
    質及び骨格四面体酸化物単位の少なくとも約90%がS
    iO_2四面体であり、少なくとも約5.5オングスト
    ロームの孔径を有し、かつ標準条件下に10重量%以下
    の吸水能を有する、体液の臭気を低減するのに有効な量
    の結晶ケイ酸質分子篩から成ることを特徴とする体液を
    吸収するための繊維質吸収体。
  2. 2.前記結晶ケイ酸質分子篩が少なくとも一部活性化さ
    れている請求項1記載の繊維質吸収体。
  3. 3.前記ケイ酸質分子篩が標準条件下に6重量%以下の
    吸水能を有する請求項1記載の繊維質吸収体。
  4. 4.前記ケイ酸質分子篩が35より大きい骨格SiO_
    2/Al_2O_3モル比を有するアルミノケイ酸塩で
    ある請求項1記載の繊維質吸収体。
  5. 5.前記アルミノケイ酸塩が200〜500のSiO_
    2/Al_2O_3モル比を有する請求項4記載の繊維
    質吸収体。
  6. 6.前記ケイ酸質分子篩がシリカ多形体から成る請求項
    1記載の繊維質吸収体。
  7. 7.前記ケイ酸質分子篩がシリカ多形体と200〜50
    0の骨格SiO_2/Al_2O_3モル比を有するア
    ルミノケイ酸塩との混合物から成る請求項1記載の繊維
    質吸収体。
  8. 8.前記ケイ酸質分子篩がシリカ多形体と少なくとも3
    5の骨格SiO_2/Al_2O_3モル比を有するY
    型ゼオライトとの混合物から成り、前記シリカ多形体及
    びY型ゼオライトかそれぞれ標準条件で測定して10重
    量%以下の吸水能を有する請求項1記載の繊維質吸収体
  9. 9.前記シリカ多形体がシリカライトから成り、前記Y
    型ゼオライトがLZ−10である請求項8記載の繊維質
    吸収体。
  10. 10.前記結晶ケイ酸質分子篩が無水基準で0.2重量
    %未満のアルカリ金属を含む請求項1記載の繊維質吸収
    体。
  11. 11.吸収体の体積100cm^3当り約0.01〜5
    0gの前記ケイ酸質分子篩を含む請求項1記載の繊維質
    吸収体。
  12. 12.吸収体の有効域100cm^3当り0.01〜2
    5gの前記ケイ酸質分子篩を含む請求項1記載の繊維質
    吸収体。
  13. 13.前記繊維物質の構造が不織バット状である請求項
    1記載の繊維質吸収体。
  14. 14.前記ケイ酸質分子篩が前記繊維物質中に分散され
    ている請求項1記載の繊維質吸収体。
  15. 15.ケイ酸質分子篩を通過させない液透過性構造中に
    前記ケイ酸質分子篩を含む請求項1記載の繊維質吸収体
  16. 16.生理用品である請求項5記載の繊維質吸収体。
  17. 17.生理用ナプキンである請求項16記載の繊維質吸
    収体。
  18. 18.約0.01〜10gのケイ酸質分子篩を含む請求
    項17記載の繊維質吸収体。
  19. 19.前記生理用ナプキン内に位置するサンドイッチ構
    造の2枚の液透過性シート内に2種のケイ酸質分子篩を
    含む請求項17記載の繊維質吸収体。
  20. 20.超吸収剤を含む請求項19記載の繊維質吸収体。
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