JPH0266406A - 自動較正機能付計測装置 - Google Patents

自動較正機能付計測装置

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JPH0266406A
JPH0266406A JP21641688A JP21641688A JPH0266406A JP H0266406 A JPH0266406 A JP H0266406A JP 21641688 A JP21641688 A JP 21641688A JP 21641688 A JP21641688 A JP 21641688A JP H0266406 A JPH0266406 A JP H0266406A
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offset
measurement
gain
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JP21641688A
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Inventor
Yasuke Onari
小斉 弥祐
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Tokyo Keiki Inc
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Tokyo Keiki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は例えば角度、圧力等の所望の計測量を自動較
正して計測する装置、特に計測量に対応して入力するア
ナログ信号を信号増幅後、量子化して計測する場合の自
動較正機能付計測装置に関するものである。
[従来の技術] 従来例えば角度、距離、レベル、温度、圧力等の計測量
を測定する計測装置では、センサからの微少信号を増幅
する増幅器を使用する場合が多く、この増幅器のゲイン
及びオフセットの調整を行なわないと精度の良い計測値
が得られないため、人手による調整がしばしば行われて
いた。
第5図は例えば従来の計測装置内部の増幅器のゲイン及
びオフセットの調整箇所を含む回路図であり、図におい
て21.22は演算増幅器、23は可変抵抗器、24は
ポテンショメータ、25〜28は固定抵抗器、29は入
力端子、30は出力端子′、+Voは正電源、 Vcは
負電源である。いま可変抵抗器23、ポテンショメータ
24、及び固定抵抗器25.2B、 27.28のそれ
ぞれの抵抗値をR23、R24、R25、R2O、R2
7、R28とし、またR 2B−R27−R2gとする
第5図の動作を説明する。同図は演算増幅器21で信号
増幅を行い、演算増幅器22では信号増幅は行なわず、
オフセット電圧の調整のみを行う増幅回路である。従っ
て可変抵抗器23の調整により増幅回路のゲインが調整
され、ポテンショメータ24の調整により増幅回路のオ
フセット電圧が調整される。いまポテンショメータ24
の抵抗値R24に比較し、固定抵抗器27の抵抗値R2
7をきわめて大きく、即ちR24< R27とすると、
第5図の増幅回路のオフセット電圧はポテンショメータ
24の出力電圧に比例する。従って入力端子29よりの
入力電圧をV 、出力端子30よりの出力電圧をv  
1ポi n                outテ
ンショメータ24の両端をそれぞれ正電源+Vc及び負
電源−Vcに接続し、その摺動端子の電圧をV  とす
ると、次の(1)式が得られる。
of’f V   −(R23/R25) −V。
out                      
in(R28/ R2B) ・V   ・・・(1)f
T いまR28−R2Bとしたので(1)式は次のくIA)
式となる。
V   −(R23/R25)  −V、n−Vofr
ut ・・・(IA) (IA)式により増幅回路のゲインは、R23/ R2
4の抵抗比で決定されるので、可変抵抗器R23で調整
できる。またポテンショメータ24の摺動端子の電圧V
  の調整により、増幅回路の内蔵するオo1’r フセット電圧を相殺したり、さらに一定のオフセット電
圧を印加したりすることができる。
[発明が解決しようとする課題] 上記のような従来の増幅器のゲイン及びオフセット調整
手段では、ゲイン及びオフセットの調整に人間の人手と
調整時間を必要とした。
即ち(1)まずポテンショメータ24を調整し、その摺
動端子からの出力電圧V  を零にする。
fT (11)そして入力電圧v1nを零としたとき、出力電
圧V  が零であるかをチエツクする。
out (ili)もし出力電圧V  が零でなければ、out ポテンショメータ24を再調整して出力電圧V  が零
となるようにする。これで演算ut 増幅器2122を含む増幅回路のオフセットを調整した
ことになる。
(iv)次に入力電圧V、に適当な入力値(例えin ば0.I V)を入力し、出力電圧V  か所ut 望の出力値(例えばl0V)となるように可変抵抗器2
3を調整すると、所要のゲイン(前例では100倍)に
調整される。
(V)ゲインの調整が完了してから、再び入力電圧■、
を零として、出力電圧V  か所In        
                 out要のオフセ
ット値になるようにポテンショメータ24を再調整する
上記(i)〜(V)の調整手順により、増幅器のゲイン
とオフセットを調整するための、人間の人手とかなりの
調整時間を必要とした。特に調整用可変抵抗器が装置の
容器内部に設置されている場合は、多くの調整時間を要
するのみならず、環境条件の悪い設置場所では容器を開
けると塵埃が混入し、製品の品質に悪影響を及ぼすこと
がある。
また人手による調整のため、個人差による調整のバラツ
キも存在した。
この発明はかかる問題点を解決するためになされたもの
で、人手と調整時間を要する増幅器のゲインとオフセッ
トの調整を省略し、代りに直接所望の計測量に変換した
測定系の自動較正用ゲイン及びオフセットを初期較正し
、その後は自動的に所望の計Δ;j量による測定ができ
る自動較正機能付測定装置を得ることを目的とする。
[課題を解決するための手段] この発明に係る自動較正機能付測定装置は、計all 
ffiに対応して入力するアナログ信号を、信号増幅後
量子化し、所望の計測量に変換して計測する装置におい
て、前記アナログ信号を所定ゲインで増幅する増幅器と
、該増幅器の出力信号を量子化するアナログ・デジタル
変換器と、該アナログ・デジタル変換器から入力される
少くとも2個の自動較正用量子化データに対応する所望
の計測量である自動較正用計測データを入力するデータ
入力部と、前記アナログ・デジタル変換器から入力され
る自動較正用量子化データ及び前記データ入力部から入
力される自動較正用計測データとにより、前記所望の計
測量に変換したときの自動較正用ゲイン及びオフセット
を算出する演算部と、該演算部が算出した演算結果を記
憶するデータ記憶部と、該データ記憶部に記憶された自
動較正用ゲイン及びオフセットに基づき所望の計111
1Jffiの計測制御を行う計測制御部とを備えたもの
である。
[作用コ この発明においては、例えば角度、温度、圧力等の所望
の計nj量に対応して入力するアナログ信号を所定ゲイ
ンの増幅器により信号増1幅した後、AD変換器を介し
て量子化し、計測特性の基準となる少くとも2個以上の
前記量子化データを自動較正用量子化データとして入力
し、同時に前記自動゛較正用量子化データに対応する所
望の計測量である自動較正用計測データとを入力し、前
記入力された両自動較正用データから所望の計測量に変
換したときの計測系の自動較正用ゲイン及びオフセット
を算出し、該算出値を記憶する初期較正を行い、前記初
期較正終了後は前記記憶された自動較正用ゲイン及びオ
フセットに基づき、入力される前記量子化データから所
望の計測量の計測を可能とするものである。
[実施例] 第1図はこの発明の第1の実施例を示すブロック図であ
り、1は固定ゲインと固定オフセットを有する増幅器、
2はアナログ・デジタル変換器(以下AD変換器という
)、3はマイクロプロセッサ(以下CPUという)、4
はデータの書込み及び読出しが可能なRAM、5は制御
プログラムを内蔵するROM、6はデータ記憶部で、記
憶データの喪失や変更を防止できる記憶部(例えば不揮
発メモリやバッテリでバックアップされたRAM等)と
して使用することを考慮して一般のRAM4と別の記憶
部とした。7は直列データと並列データの相互変換をす
る直列・並列データ変換器、8はデジタルデータを外部
より入力させる外部入力装置、9はケーブル接続用のコ
ネクタ、IOはアナログ信号の入力端子、11は自動較
正機能付計測装置、12は角度発信器として使用される
ポテンショメータで、その一端は正電源に、その他端は
基準電位にそれぞれ接続され、その摺動端子からの電圧
信号が角度信号として用いられる。
第1図の動作を説明する。具体的な例としてポテンショ
メータ12は例えば自動操舵装置の角度発信器として使
用され、その角度発信範囲は0度から90度までとする
。ポテンショメータ12の一端は正電源(例えば+IV
)に、またその他端は基準電位(例えばOV)に接続さ
れ、その摺動端子から電圧信号Vが出力され、入力端子
10を介して増幅器1に入力されている。また説明を容
易にするため、ポテンショメータ12はその操作軸の回
転角と摺動端子の出力電圧とがリニア(直線)の特性を
有するものとする。いま最初に角度発信器であるポテン
ショメータ12の回転軸がある操作角度位置(例えば回
転軸を反時計方向に一杯に廻した固定位置)に設定され
たとき、外部入力装置8がら出力されコネクタ9及び直
列・並列データ変換器7を介してCPU3に入力される
角度データをYl(例えば0度)、そのときのポテンシ
ョメータ12の出力電圧をVl(本例では最小電圧)、
ポテンショメータ12の出力電圧v1が増幅器1を介し
てAD変換器2より出力されるデジタルデータをDlと
し、次にポテンショメータ12の回転軸が別の操作角度
位置(例えば回転軸を時計方向に一杯に廻した固定位置
)に設定したとき、外部入力装置8から出力されCPU
3に入力される角度データをY2(例えば90度)、そ
のときのポテンショメータ12の出力電圧をV2(本例
では最大電圧)、ポテンショメータ12の出力電圧v2
が増幅器1を介してAD変換器2より出力されるデジタ
ルデータをD2とする。またこのときのAD変換器2の
電圧変換係数(単位は1/IIIV)をKとする。
増幅器1の固定ゲインをA1固定オフセット電圧をBと
すると、増幅器1への入力電圧v1、V2とAD変換器
2の出力データD1、D2の間には次の(2) 、(3
)式が成立する。
DI−(A−V1+B)−K     −(2)D2−
 (A −V2+B)−K     −(3)(2) 
、(3)式において電圧変換係数に−1とすると、固定
ゲインA1固定オフセット電圧Bは(4)、(5)式に
より求められる。
p、−(D2−Di)/ (V2−Vl)−(4)B−
D2− (D2−Di)/ (V2−Vl)xv2  
            ・・・(5)具体的な例を示
すと、増幅器1の入力電圧V1− lomV、V 2−
980mV 、A D変換器2の出力データD 1−1
15 、D 2−9815 (もしもAD変換器2/を
二 がデジタル電圧計の場合は単位のmVも表示される。)
とすると、(4) 、(5)式より固定ゲインA耐 −10、固定オフセット電圧B −15mVが求められ
る。
またポテンショメータ12はその操作回転角と出力電圧
Vとがリニアの特性を有するので、外部入力装置8から
の角度データY1、Y2とAD変換器2の出力データD
1、D2とはリニアの関係にあり、−次方程式により両
者の関係を規定できる。
第2図はこの発明の自動較正カーブを示す図であり、同
図(a)は−次直線の場合、同図(b)は非直線を折線
近似する場合を示す。いま第2図(a)に示される一次
直線の勾配を81オフセツト値をbとすれば次の(If
)  (7)式が得られる。
Dl−a−Y1+b        ・・・(6)D 
2 = a−Y 2 +b         −(7)
(6) 、(7)式より勾配a、オフセット値すが(8
)、(9)式により求められる。
a= (D2−DI)/ (Y2−Yl) ・”(8)
b−D2− (D2−DI)/ (Y2−Yl)XY2
             ・・・(9)具体例を示す
と外部入力装置8からの角度データY1−0度、Y2−
90度、AD変換器2の出力データDI−115、D2
−9815とすると、−次直線の勾配a −97079
(=107.777・・・)、オフセット値b −11
5が求められる。またa、bが算出されれば任意のAD
変換器2の出力データDiより対応する角度データY1
が次の°(10)式により求められる。
Yl = (Di −b) / a        =
410)この勾配aとオフセット値すは<8) 、(9
)式より明らかなように、AD変換器2の出力データD
1、D2と外部入力装置8からの角度データY1、Y2
より求められる。またこのAD変換器2の出力データD
1、D2は、(2) 、(3)式に示される増幅器1の
固定ゲインA1固定オフセット81人カアナログ電圧v
1、v2、及びAD変換器2の電圧変換係数Kを主要因
として決定されるので、この勾配aとオフセット値すは
増幅器1のゲインとオフセットに等価な所望の計測量(
本例では角度)に変換した計測系の自動較正用のゲイン
とオフセットと言うことができる。
第2図(b)は計測量、例えば角度、レベル、温度、圧
力等を検出するセンサからの出力電圧が非直線の場合、
複数の一次直線により折線近似を行う例を示している。
即ちAD変換器2からの出力データをDl、D2、D3
、Diとして、それぞれに対〜応する外部入力装置8か
らの入力針41データをYl、Y2、Y3、Y4とする
と、上記説明と同様に3つの区域についてそれぞれ(1
1)、(12)、(13)式を得ることができる。
Dラミ  IIY+bl ■ (但しD1≦D≦D2)     ・・・(11〉D−
1Ia φY+b2 (但しD2≦D≦D3)     ・・・(12)D−
Ia eY+b3 (但しD3≦D≦D4)     ・・・(13)従っ
て3つの区域についてあらかじめ勾配a1、a2、a 
及びオフセット値b  Sb  、b3を算出して記憶
しておけば、任意のAD変換器2の出力データDlより
対応する計測データYiが(10)式にり求められる。
第1図の回路による上記計算動作を説明する。
まず外部入力装置8がコネクタ9により接続された状態
で初期較正動作を行う。第1図のポテンショメーター2
はその操作回転角と摺動端子からの出力電圧がリニアで
あるので、第2図(a)の−次直線の場合に該当する。
まず角度発信器であるポテンショメータ12を第1の基
準信号位置に設定し、CPU3は外部入力装置8よりコ
ネクタ9及び直列・並列データ変換器7を介して入力さ
れる第1の角度データY1と対応してAD変換器2から
出力される第1のデータD1を読取りRAM4に記憶さ
せる。次に角度発信器であるポテンショメータ12を第
2の基準信号位置に変更して前回と同様に、第2の角度
データY2と対応するAD変換器2からの第2のデータ
D2を読取りRAM4に記憶させる。CPU3は(8)
 、(9)式により勾配a及びオフセット値すを算出し
、この算出データをデータ記憶部6に記憶させる。デー
タ記憶部6が不揮発メモリ又はバッテリでバックアップ
されたRAMの場合は、供給電源が停止されても、その
記憶内容は保持される。もしも電源が断のとき記憶デー
タの喪失が許されるなら一般のRA M 4 ニ前記算
出データを記憶させてもよい。第2図(b)の非直線を
折線近似する場合は、センサからの出力電圧をそれぞれ
第1、第2、第3、第4の基準電圧信号V1、v2、V
3、Viとなるように設定し、このそれぞれの場合に対
応する計測データY1、Y2、Y3、Y4と、AD変換
器2がらのそれぞれの出力データD1、D2、D3、D
4をCPU3は読取りRAM4に記憶させる。そしてC
PU3は前記同様に勾配a1、a2、a3及びオフセッ
ト値b 1b2、b3を算出し、この算出データをデー
タ記憶部6に記憶させる。またCPU3は前記RAM4
に記憶させた角度データもしくは他の計測データY1〜
Y4、AD変換器2からの出力データD1〜D4及びデ
ータ記憶部6に記憶させた勾配a  −a3及びオフセ
ット値b1〜b3を図示しない内部表示器に表示させる
ことができる。また外部入力装置8を外部入出力装置に
代えて、直列・並列データ変換器7を介して外部入出力
装置に出力させ又は表示させることもできる。ROM5
は上記初期較正動作及濤その後の計測動作をCPU3が
行うための各棟割・、御プログラムや計算式等を記憶し
ている。
以上の初期較正が終了すると、コネクタ9を非接続とし
て外部入力装置8を取り外し、以後は通常の測定動作に
移る。第1図の角度δIll定の場合は、CPU3は角
度発信器であるポテンショメータ12から任意の角度信
号Viが人力されると、そのときのAD変換器2からの
データDIを読込み、データ記憶部6から勾配a及びオ
フセットbを、またROM5から計算式(10)を読出
して、角度データYiを算出することができる。同様に
非直線センサからの計11PJ ffiを第2図(b)
の折線近似により計71!jする場合は、センサからの
入力電圧信号vlに基づ(AD変換器2の出力データD
iの値により、3つの区域のうちどの区域に該当するか
を判断し、該当する区域に適用する直線の勾配a1及び
オフセットb1から1.計算式(lO)を用いて計測デ
ータYiを算出することができる。
従って本発明は計測系に入力される電気量としての電圧
信号(V)を所望の計測量、例えば角度、レベル、温度
、圧力等(Y)に変換して計測する場合に、少くとも2
個の電圧信号v1、v2を量子化したデジタルff1D
1、D2と、これに対応する計allY1、Y2とを本
装置に入力し、アナログ増幅器を主要因とする計測系の
ゲインとオフセットを算出するのと全く等価な演算、即
ち一次方程式の勾配とオフセットを算出し、この算出値
を記憶する初期較正を行うことにより、以後任意の電圧
信号(Vi )を量子化したデジタル量(Dl)を本装
置に入力し、直接所望の計測量(Yl)を計測可能とす
るものである。
また本発明は電圧計測の場合に必要とされるアナログ増
幅器1のゲインとオフセットの算出及び調整を省略し、
その代りに直接所望の計測量に変換、して測定系のゲイ
ンとオフセットの初期較正を行うものであるということ
ができる。さらに本発明の特徴として、単に増幅器1の
ゲインとオフセットのみならず、例えばポテンショメー
タ12の取付誤差やAD変換器2のオフセット(入力が
ovのとき、出力に発生するデジタル値)等が存在する
場合にも、これらを含んだ計測系全体のゲインとオフセ
ットとを較正していることである。従って計測系全体と
して精度の高い較正が行なわれることになる。
第3図はコネクタ9の結線例を示す図であり、図におい
て3.6.7及び9は第1図と同一の機器である。8A
はデータの入力及び出力が可能な外部入出力装置である
。コネクタ9あ内部の9−1〜9−5はそれぞれ接続プ
ラグとりセブタクルを示している。いま9−1には送信
データ線、9−2には受信データ線、9−3には共通グ
ランド線、9−4及び9−5には書込制御線がそれぞれ
接続されている。
CPU3から出力さ、れる書込制御信号はコネクタ9の
プラグとりセブタクル9−5、外部入出力装置8Aの内
部短絡線及びコネクタ9のプラグとりセブタクル9−4
を介してデータ記憶部6に供給されている。従ってコネ
クタ9のプラグとりセブタクルを非接続とすると、書込
制御信号はデータ記憶部6に供給されないので、−度記
憶された内容が再書込みにより変更されることはない。
この第3図のような結線とすることにより、初期較正動
作終了後に外部入力装置8もしくは外部入出力装置8A
を取り外すと、自動的にデータ記憶部6は書込禁止状態
となる。
第4図はこの発明の第2の実施例を示すブロック図であ
り、1〜6.10及び12は第1図の機器と同一のもの
である。IIAはこの自動較正機能付計測装置、13は
本装置内部のデータ入力部である。
第4図においては、第1図の直列・並列データ変換器7
、コネクタ9及び外部入力装置8を取り除いて、代りに
本装置内にデータ入力部13を内蔵させたものである。
従って外部入力装置8の機能をデータ入力部13が代り
に行う点を除いて総て第1図の動作と同一である。従っ
て第4図の動作説明は省略する。
なお、上記実施例ではCPU3がAD変換器2から出力
データの読取り動作を実行するときに、各データを1回
だけ読取ってRAM4に記憶する例を示したが、この発
明はそれに限定されるものではなく、実際にはアナログ
入力信号Vtの変動や増幅器1の変動によりAD変換器
2の出力データDIも変動することが多いので、この場
合にはAD変換器2の出力データDIを複数回読取って
、その平均値を算出することにより計測誤差を減少させ
るようにしている。
また第2図(b)においては、非直線を折線近似する場
合の例を示したが、一般の非直線の場合は次の(14)
式等の曲線で近似することもできる。
n         o−1 Y i −1−a  D i + a 2 D i  
 +  ・・・+a  D1+an+1−(14) (14)式を用いてセンサが対数特性等の非直線の場合
も同様に自動較正を行うことができる。
また第1図の実施例では外部入力装置8はデジタルデー
タの入力機能のみを有するように説明したが、データの
入力及び出力の両方の機能を有する外部入出力装置8A
に代えても勿論問題はない。
[発明の効果] 以上のようにこの発明によれば、例えば角度、温度、圧
力等の所望の計1113量を計測する場合に、センサか
ら入力されるアナログ信号を増幅器及びAD変換器を介
した自動較正用量子化データと、この量子化データに対
応する自動較正用計測データとにより、計測系の自動較
正用ゲイン及びオフセットを初期較正しておくので、以
後は入力される前記量子化データから所望の計測量の計
flllJが可能となる。従って以下の効果が得られる
(1)増幅器のゲイン及びオフセットの調整が省略でき
、環境条件の悪い場所で容器を開ける必要がな(なり、
装置の保守性及び信頼性が向上した。
(11)所望の計測量に変換した自動較正が可能となり
初期較正の調整時間が短縮された。特に計測量が一次直
線の特性の場合は2点の初期較正ですむから操作性が向
上した。
(Ill)従来人手による可変抵抗器等の調整は個人差
が多かったが、本装置により複数計測値の平均化も自動
的に可能となり、計測精度が向上した。
(iv)データ記憶部に不揮発メモリや、バッテリによ
るバックアップRAMを使用した場合は、自動較正用デ
ータが供給電源が断となっても保存されるので、自動較
正用データの信頼性が保持される。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の第1の実施例を示すブロック図、第
2図はこの発明の自動較正カーブを示す図、第3図はコ
ネクタの結線例を示す図、第4図はこの発明の第2の実
施例を示すブロック図、第5図は従来の計測装置内部の
増幅器のゲイン及びオフセットの調整箇所を含む回路図
である。 図において、1は増幅器、2はAD変換器、3はCPU
、4はRAM、5はROM、6はデータ記憶部、7は直
列・並列データ変換器、8は外部入力装置、8Aは外部
入出力装置、9はコネクタ、1O129は入力端子、1
1、IIAは自動較正機能付針7)TJI装置、12.
24はポテンショメータ、13はデータ入力部、2L 
22は演算増幅器、23は可変抵抗器、25〜28は固
定抵抗器、30は出力端子である。 なお、図中同一符号は同−又は相当部分を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 計測量に対応して入力するアナログ信号を、信号増幅後
    量子化し、所望の計測量に変換して計測する装置におい
    て、 前記アナログ信号を所定ゲインで増幅する増幅器と、 該増幅器の出力信号を量子化するアナログ・デジタル変
    換器と、 該アナログ・デジタル変換器から入力される少くとも2
    個の自動較正用量子化データに対応する所望の計測量で
    ある自動較正用計測データを入力するデータ入力部と、 前記アナログ・デジタル変換器から入力される自動較正
    用量子化データ及び前記データ入力部から入力される自
    動較正用計測データとにより、前記所望の計測量に変換
    したときの自動較正用ゲイン及びオフセットを算出する
    演算部と、 該演算部が算出した演算結果を記憶するデータ記憶部と
    、 該データ記憶部に記憶された自動較正用ゲイン及びオフ
    セットに基づき所望の計測量の計測制御を行う計測制御
    部とを備えたことを特徴とする自動較正機能付計測装置
JP21641688A 1988-09-01 1988-09-01 自動較正機能付計測装置 Pending JPH0266406A (ja)

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