JPH026578B2 - - Google Patents
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- JPH026578B2 JPH026578B2 JP59034769A JP3476984A JPH026578B2 JP H026578 B2 JPH026578 B2 JP H026578B2 JP 59034769 A JP59034769 A JP 59034769A JP 3476984 A JP3476984 A JP 3476984A JP H026578 B2 JPH026578 B2 JP H026578B2
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Landscapes
- Coating Apparatus (AREA)
- Details Or Accessories Of Spraying Plant Or Apparatus (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は粉体塗料回収キヤビネツト付塗装付ブ
ースに係る発明である。
ースに係る発明である。
(従来技術)
従来公知の粉体塗装用の塗装ブースに於ては、
其の装置の規模が割合に大きく亦場合に依つては
粉体回収装置の一部を固定施設の床面以下に設る
等装置の設置に当り大きなスペースを必要とし、
一方では塗料の色替をする場合には塗装ブースの
清掃や回収装置の清掃或は交換に多大の時間と労
力を費すが、にも抱らず色の混入を防止する事は
仲々に困難であつた。而して之等の問題点を解決
する為亦装置の小型化を計る為従来の大型のサイ
クロンに依る方式に替え固定式のフイルター及び
回動可能な邪魔板を使用したものが例えば特公昭
50−31184号公報として公知であるが、此の場合
には塗装ブースの下部に取り外し可能な粉体供給
槽を設け此処に回収した粉体塗料が落下する構造
とし、亦邪魔板をヒンジで軸支して回動させフイ
ルターの清掃を容易にしてあるが、邪魔板とフイ
ルターの間に配備した遮板や固定したフイルター
を完全に清掃する事は困難で結局色替をした場合
色の混入に対する完全な保証は得られない構造で
ある。一方、粉体塗装ブースの後部に多数の濾布
を波形状に内蔵した着脱自在の粉体回収室を設
け、此の回収室の後に濾布の背部から高圧のエア
ーを随時吹き付ける逆洗装置を内蔵した排気室を
回収室と別体又は一体に設け、更に排気室に排風
機を装置した風胴を接続した粉体回収装置を内蔵
した粉体塗装ブースが特公昭54−37011号公報に
記載してある。然乍ら、上記のものでは回収装置
が粉体塗装ブースの後方上部に設置してある上其
の交換の為には一々着脱用のフランジ止金等の回
収室着脱装置を操作して取外し又は取付けを行う
上取外した回収室は其の侭では濾布の部分が露出
しているので濾布に付着している粉体塗料が外部
に飛散し易く高処からクレーン等で降したり上げ
たりする交換作業は能率的に問題が有る上其の構
造上にも粉体塗装ブースで被塗装物に付着しなか
つた粉体塗料の一部bは直接排風機の吸引空気と
共に濾布表面に運ばれるので濾布に付着して貯る
粉体の量も多く目詰りが激しいせいか、其の発明
では、上記濾布の後方から高圧のエアーを随時噴
射する逆洗装置を発明の必須の構成要件としてい
る他、ブースの底部はホツパー型のV字状をし粉
体の取出器又は送り装置が設けてあるのでブース
の高さが高く成りコンパクトにするにはV字状の
ホツパー部を複列にする等工夫を要し且移動式に
するには回収装置が上部に在るので重心が高く成
り勝ちな点からも不適当である。
其の装置の規模が割合に大きく亦場合に依つては
粉体回収装置の一部を固定施設の床面以下に設る
等装置の設置に当り大きなスペースを必要とし、
一方では塗料の色替をする場合には塗装ブースの
清掃や回収装置の清掃或は交換に多大の時間と労
力を費すが、にも抱らず色の混入を防止する事は
仲々に困難であつた。而して之等の問題点を解決
する為亦装置の小型化を計る為従来の大型のサイ
クロンに依る方式に替え固定式のフイルター及び
回動可能な邪魔板を使用したものが例えば特公昭
50−31184号公報として公知であるが、此の場合
には塗装ブースの下部に取り外し可能な粉体供給
槽を設け此処に回収した粉体塗料が落下する構造
とし、亦邪魔板をヒンジで軸支して回動させフイ
ルターの清掃を容易にしてあるが、邪魔板とフイ
ルターの間に配備した遮板や固定したフイルター
を完全に清掃する事は困難で結局色替をした場合
色の混入に対する完全な保証は得られない構造で
ある。一方、粉体塗装ブースの後部に多数の濾布
を波形状に内蔵した着脱自在の粉体回収室を設
け、此の回収室の後に濾布の背部から高圧のエア
ーを随時吹き付ける逆洗装置を内蔵した排気室を
回収室と別体又は一体に設け、更に排気室に排風
機を装置した風胴を接続した粉体回収装置を内蔵
した粉体塗装ブースが特公昭54−37011号公報に
記載してある。然乍ら、上記のものでは回収装置
が粉体塗装ブースの後方上部に設置してある上其
の交換の為には一々着脱用のフランジ止金等の回
収室着脱装置を操作して取外し又は取付けを行う
上取外した回収室は其の侭では濾布の部分が露出
しているので濾布に付着している粉体塗料が外部
に飛散し易く高処からクレーン等で降したり上げ
たりする交換作業は能率的に問題が有る上其の構
造上にも粉体塗装ブースで被塗装物に付着しなか
つた粉体塗料の一部bは直接排風機の吸引空気と
共に濾布表面に運ばれるので濾布に付着して貯る
粉体の量も多く目詰りが激しいせいか、其の発明
では、上記濾布の後方から高圧のエアーを随時噴
射する逆洗装置を発明の必須の構成要件としてい
る他、ブースの底部はホツパー型のV字状をし粉
体の取出器又は送り装置が設けてあるのでブース
の高さが高く成りコンパクトにするにはV字状の
ホツパー部を複列にする等工夫を要し且移動式に
するには回収装置が上部に在るので重心が高く成
り勝ちな点からも不適当である。
(発明の目的)
本発明の目的は、塗装ブース及び排気機構を台
枠上に堅固に立設した竪枠に配置し、塗装ブース
の背面で排気機構の下方部に粉体塗料回収用の容
器及びフイルターバツグを内装した粉体塗料回収
用のキヤビネツトを塗装ブースと排気機構とにド
ツキング及び分離可能に配備する事に依り、装置
全体が極めてコンパクトで色替えの際の操作が簡
単で然も清掃が行届き色の混入の無い粉体塗料回
収キヤビネツト付の粉体塗装ブースを提供する事
に在る。尚亦他の目的として上記粉体塗料回収キ
ヤビネツトを移動型とし色替作業を短時間で労力
を省き実施出来る粉体塗装ブースを提供する事に
も在る。
枠上に堅固に立設した竪枠に配置し、塗装ブース
の背面で排気機構の下方部に粉体塗料回収用の容
器及びフイルターバツグを内装した粉体塗料回収
用のキヤビネツトを塗装ブースと排気機構とにド
ツキング及び分離可能に配備する事に依り、装置
全体が極めてコンパクトで色替えの際の操作が簡
単で然も清掃が行届き色の混入の無い粉体塗料回
収キヤビネツト付の粉体塗装ブースを提供する事
に在る。尚亦他の目的として上記粉体塗料回収キ
ヤビネツトを移動型とし色替作業を短時間で労力
を省き実施出来る粉体塗装ブースを提供する事に
も在る。
(発明の構成)
本発明は上記の目的を達成する為、粉体塗装ブ
ースの前面と背板下部にブースの幅一杯に近い開
口幅を有するスリツトの下縁との間に張設したシ
ユート作用を具備した一枚の傾斜底板に依り、ブ
ース内で落下する粉体塗料をブースの背板に接し
て配置した粉体塗料回収用のキヤビネツトの背面
の下部に穿接して開口した上記開口幅と等しい開
口幅としたスリツトを介して上記キヤビネツト内
の底部に設置した抽出型の粉体塗料回収容器に収
容し、一方ブース内の空気中に浮遊した粉体塗料
をブースの背板下部の前記スリツトから排気機構
の排気扇に依り空気と共に吸引して前記キヤビネ
ツト内の上部に収納配備した濾布状布体を多数並
列状に懸架したフイルターバツグに誘導し該浮遊
状態の粉体塗料をフイルターに付着させ適宜分離
して前記粉体塗料回収容器に収容する構成とし
た。亦上記粉体塗料回収用キヤビネツトの下面に
キヤスターを配備し簡単に床上を移動し得る構成
とした。亦粉体塗装ブースから空気を吸引する排
気機構を上記粉体塗料回収用キヤビネツトの上部
に配置しキヤビネツトの天板の通気口と排気扇の
吸気口とをフレキシブルダクトに依り分離可能に
接続した。亦粉体塗装ブースを形成する前板、側
板、背板を張設する前後の竪枠をH字状又はコ字
状の平行する2本の縦台枠及び之を直角に結ぶ1
本の横台枠から成る台枠上に立設し且上記竪枠の
粉体塗装ブースと反対側の上部に排気機構を附設
した。粉体塗装ブースの背面と粉体塗料回収キヤ
ビネツトの背板とを密接させ分離可能な接合金具
により両者を接続してドツキングさせ或は分離す
る事に依り色替の為別に予め用意した他の色に用
いるキヤビネツトを接合合体出来る構成とした。
ースの前面と背板下部にブースの幅一杯に近い開
口幅を有するスリツトの下縁との間に張設したシ
ユート作用を具備した一枚の傾斜底板に依り、ブ
ース内で落下する粉体塗料をブースの背板に接し
て配置した粉体塗料回収用のキヤビネツトの背面
の下部に穿接して開口した上記開口幅と等しい開
口幅としたスリツトを介して上記キヤビネツト内
の底部に設置した抽出型の粉体塗料回収容器に収
容し、一方ブース内の空気中に浮遊した粉体塗料
をブースの背板下部の前記スリツトから排気機構
の排気扇に依り空気と共に吸引して前記キヤビネ
ツト内の上部に収納配備した濾布状布体を多数並
列状に懸架したフイルターバツグに誘導し該浮遊
状態の粉体塗料をフイルターに付着させ適宜分離
して前記粉体塗料回収容器に収容する構成とし
た。亦上記粉体塗料回収用キヤビネツトの下面に
キヤスターを配備し簡単に床上を移動し得る構成
とした。亦粉体塗装ブースから空気を吸引する排
気機構を上記粉体塗料回収用キヤビネツトの上部
に配置しキヤビネツトの天板の通気口と排気扇の
吸気口とをフレキシブルダクトに依り分離可能に
接続した。亦粉体塗装ブースを形成する前板、側
板、背板を張設する前後の竪枠をH字状又はコ字
状の平行する2本の縦台枠及び之を直角に結ぶ1
本の横台枠から成る台枠上に立設し且上記竪枠の
粉体塗装ブースと反対側の上部に排気機構を附設
した。粉体塗装ブースの背面と粉体塗料回収キヤ
ビネツトの背板とを密接させ分離可能な接合金具
により両者を接続してドツキングさせ或は分離す
る事に依り色替の為別に予め用意した他の色に用
いるキヤビネツトを接合合体出来る構成とした。
以下、図面を参照して本発明の実施例に依つて
本発明の構成及び作用を説明する。第1図に於て
Aは後述する本発明粉体塗装ブース(以下単にブ
ースと略称する)及び該ブースから浮遊粉体塗料
を含む空気を吸引排気する排気機構を搭載するフ
レームで必要に応じ其の下面にキヤスターを配設
する。1,2はフレームAの底部の2本の平行す
る縦台枠、3,4の縦台枠1,2の前端から垂直
に立設した対向する2本の前竪枠、5,6は縦台
枠1,2の後方又は後端で垂直に立設した前竪枠
と仝様の後竪枠、7,8は前竪枠3,4及び後竪
枠5,6を夫々接続する単数又は複数の中間枠、
9は縦台枠1,2の後竪枠5,6の立設部分に於
て縦台枠1,2を接続する横台枠、10は横台枠
9と平行して上記立設部分より手前で縦台枠1,
2を接続する補強横枠、11は後竪枠5,6の上
部に夫等と直角に前竪枠と反対側に附設した排気
機構の支持枠、12は其の補強用の支枠で支持枠
11に排気機構を固設するには更に適宜の横枠或
は鉄板等を張設し亦は支持枠11自体を鉄板製の
枠体で形成する。13は上記台枠1,2の下面に
配設したキヤスターである。第2図及び第6図に
於て、Bは粉体塗料用の塗装ブース、14は上記
の様に形成したフレームAの後竪枠5,6の上部
に張設した磨鋼板等の金属薄板材の塗装ブースB
の背板、15は背板14の下部に塗装ブースBの
略々竪枠の幅一杯に近く開口した高さの小さい横
長のスリツト、16はスリツト15の全面に張設
した塗装ブース内で落下した被塗装物の部品等が
塗装ブース外へ逸失するのを防止する金網等のス
クリーン、17は前竪枠3,4の中間部位と上記
スリツト15の下縁にかけて塗装ブースの前面か
ら張設した傾斜底板で其のスリツト15の先端縁
18は背板14の先の塗装ブースの背面に突出し
ている。19,20は塗装ブース側面を形成する
前竪枠3,4と後竪枠5,6間に張設した金属薄
板材の側板、21は周囲に額縁状の金属薄板材の
前板22を張設した塗装作業用の開口部で0.55m2
乃至2.2m2の大きさとする。第9図a,第9図b
に於て23は塗装ブースBの天板で背板14側板
19,20前板22に接合し熔接等に依り固着す
る。24は塗装ブースBの背面の後竪枠5,6又
は背板14に配設した後述する粉体塗料回収用キ
ヤビネツトと塗装ブースをドツキングさせる際分
離可能に接続する接合金具、第3図、第7図a,
第7図b,第8図a,第8図bに於て、Cは直方
体の金属製の粉体塗料回収用キヤビネツト(以下
単にキヤビネツトCと略称する)、25はキヤビ
ネツトCの後述する底板に配設した移動用のキヤ
スター、Kは通常はパツキング材を介し固着具に
依り密閉状態に置くキヤビネツトCの前板で必要
に応じ点検或は作業用の取外し可能な蓋板を設置
してもよい。27はキヤビネツトCの背面、28
は背面27の下部に設け前記塗装ブースBの傾斜
底板17の下端縁18を受入れるキヤビネツトC
の略々全幅一杯に近く開口した高さの小さい横長
のスリツト、29はキヤビネツトCの左右の両側
板30の上下に設けた塗装ブースBとキヤビネツ
トCを密着してドツキングし接合する為の分離可
能な接合金具、第4図はキヤビネツトCの内部を
示すが31は底板32上に載置した粉体塗料回収
用の回収容器で抽出式に前面板がキヤビネツトC
の前板Kの下部に穿設した出し入れ用の開口より
大きくし回収容器が中へ入り込まず亦気密性を阻
害しない構造にしてある。33は回収容器31の
上方に収容した一枚の面積が1.5乃至1m2のポリ
エステル繊維等の化学繊維製の織布、編布から成
る方形又は長方形のフイルター素子としての濾布
状布体34を20乃至50枚程度並列状又は上記の
2倍の長さを2つ折にしてV字形としたフイルタ
ー素子としての濾布状布体34を仝じく並列状に
小間隔で長方形の横置の枠体35に其の各フイル
ター素子としての濾布状布体34の両端部を懸架
し夫等の間に静電気のアース用の金属線をマツト
状に形成したアースマツトを挟み込んで之等を一
体状態でキヤビネツトCの内側に配設した支持枠
36に係止する。37は上記多数のフイルター素
子34の集合体であるフイルターバツグ33の下
部でキヤビネツトCの幅方向に配設したフイルタ
ーバツク33の揺動棒38を支腕39を介し揺動
するハンドル機構で握り40を持ち左右に往復動
すると揺動棒が上下してフイルター素子を下から
揺さぶる。上記の構成を第5図に示す。41はキ
ヤビネツトCの天板26に穿設したドラフト用の
通気口、再度第7図a,3第7図b,第8図a,
第8図b及び第9図a,第9図bに於てDはフレ
ームAの排気機構支持部で前記の様に支持枠1
1、支枠12或は鉄板等で形成する。Eは上記排
気機構支持部Dに強固に吸振材等を介し固設した
排気機構、42は20乃至80m3/分規模のシロツ
コフアン等の風量型の排気扇、43は排気扇42
を駆動するモーター、44は排気扇42の排気側
に設けたダンパーで此の調整に依りブースBの開
口部21に於ける空気の流入速度を概ね0.6m/
秒に調節する。45は排気扇42の吸気部とキヤ
ビネツトCの天板26の通気口41を分離可能に
接続するフレキシブルダクト、46は排気扇42
の排気側に接続した消音器(サイレンサー)で方
形の箱体の中に邪魔板、吸音材等を内蔵し排気の
吸入口及び排気口を有する47は上記排気口で通
常は排気中に浮遊する残留粉体塗料を完全に除去
する為更に粉体塗料の回収フイルターを内蔵した
フルター函等を介し屋外に通ずる排気ダクトに接
続する。48排気扇42の駆動用モーター制御用
の押しボタン式のスイツチである。尚上記の実施
例の構成に於て塗装ブースBの内面を布地面若し
くは第10図に示す様に吹出空気の面状の通気孔
群面を形成する繊維材の布地を固設した内壁面と
して形成してもよい。之等の場合の布地には素材
の糸の表面にケバの出ない糸で織つたり編んだ布
地が適当であり布地の目の大さも塗装ブース内の
空気の流動状態が0.3乃至0.6m/秒に成る様布地
の内壁に送る送気の風圧、風量と関連して適宜選
択する。第10図に於て49は空気供給源に継が
る送気口、50は送気を通気面に対し平均化する
為の送気調整チヤンバー、51は面状の送気孔群
を形成すると同時に塗装ブースの内壁をも形成す
る通気性の有る繊維材の布地52を上記チヤンバ
ーに張設した塗装ブースの内側面で第10図の実
施例では塗装ブースBの内面をスリツト15を除
く背板14の内面・側板19及び20の内面・前
板22の内面・天板23の内面に上記布地52を
張設したチヤンバー50を配設し夫等の接合部を
隙間の無い様に接触させてある。一方上記の実施
例及び先の金属板に依り金属板面で塗装ブースB
を形成した場合の双方に於て塗装ブースの天板及
び側板にコンベアラインを使用して塗装作業を実
施する際に必要な通過スリツト及び通過開口Sを
設ける事が有り、場合に依つてはベルトコンベア
に被塗装物を載置して塗装ブースB内に粉体塗装
用のガンを下方に向けて塗装する為のベルト通過
用の開口を両側板に穿設開口してもよい。
本発明の構成及び作用を説明する。第1図に於て
Aは後述する本発明粉体塗装ブース(以下単にブ
ースと略称する)及び該ブースから浮遊粉体塗料
を含む空気を吸引排気する排気機構を搭載するフ
レームで必要に応じ其の下面にキヤスターを配設
する。1,2はフレームAの底部の2本の平行す
る縦台枠、3,4の縦台枠1,2の前端から垂直
に立設した対向する2本の前竪枠、5,6は縦台
枠1,2の後方又は後端で垂直に立設した前竪枠
と仝様の後竪枠、7,8は前竪枠3,4及び後竪
枠5,6を夫々接続する単数又は複数の中間枠、
9は縦台枠1,2の後竪枠5,6の立設部分に於
て縦台枠1,2を接続する横台枠、10は横台枠
9と平行して上記立設部分より手前で縦台枠1,
2を接続する補強横枠、11は後竪枠5,6の上
部に夫等と直角に前竪枠と反対側に附設した排気
機構の支持枠、12は其の補強用の支枠で支持枠
11に排気機構を固設するには更に適宜の横枠或
は鉄板等を張設し亦は支持枠11自体を鉄板製の
枠体で形成する。13は上記台枠1,2の下面に
配設したキヤスターである。第2図及び第6図に
於て、Bは粉体塗料用の塗装ブース、14は上記
の様に形成したフレームAの後竪枠5,6の上部
に張設した磨鋼板等の金属薄板材の塗装ブースB
の背板、15は背板14の下部に塗装ブースBの
略々竪枠の幅一杯に近く開口した高さの小さい横
長のスリツト、16はスリツト15の全面に張設
した塗装ブース内で落下した被塗装物の部品等が
塗装ブース外へ逸失するのを防止する金網等のス
クリーン、17は前竪枠3,4の中間部位と上記
スリツト15の下縁にかけて塗装ブースの前面か
ら張設した傾斜底板で其のスリツト15の先端縁
18は背板14の先の塗装ブースの背面に突出し
ている。19,20は塗装ブース側面を形成する
前竪枠3,4と後竪枠5,6間に張設した金属薄
板材の側板、21は周囲に額縁状の金属薄板材の
前板22を張設した塗装作業用の開口部で0.55m2
乃至2.2m2の大きさとする。第9図a,第9図b
に於て23は塗装ブースBの天板で背板14側板
19,20前板22に接合し熔接等に依り固着す
る。24は塗装ブースBの背面の後竪枠5,6又
は背板14に配設した後述する粉体塗料回収用キ
ヤビネツトと塗装ブースをドツキングさせる際分
離可能に接続する接合金具、第3図、第7図a,
第7図b,第8図a,第8図bに於て、Cは直方
体の金属製の粉体塗料回収用キヤビネツト(以下
単にキヤビネツトCと略称する)、25はキヤビ
ネツトCの後述する底板に配設した移動用のキヤ
スター、Kは通常はパツキング材を介し固着具に
依り密閉状態に置くキヤビネツトCの前板で必要
に応じ点検或は作業用の取外し可能な蓋板を設置
してもよい。27はキヤビネツトCの背面、28
は背面27の下部に設け前記塗装ブースBの傾斜
底板17の下端縁18を受入れるキヤビネツトC
の略々全幅一杯に近く開口した高さの小さい横長
のスリツト、29はキヤビネツトCの左右の両側
板30の上下に設けた塗装ブースBとキヤビネツ
トCを密着してドツキングし接合する為の分離可
能な接合金具、第4図はキヤビネツトCの内部を
示すが31は底板32上に載置した粉体塗料回収
用の回収容器で抽出式に前面板がキヤビネツトC
の前板Kの下部に穿設した出し入れ用の開口より
大きくし回収容器が中へ入り込まず亦気密性を阻
害しない構造にしてある。33は回収容器31の
上方に収容した一枚の面積が1.5乃至1m2のポリ
エステル繊維等の化学繊維製の織布、編布から成
る方形又は長方形のフイルター素子としての濾布
状布体34を20乃至50枚程度並列状又は上記の
2倍の長さを2つ折にしてV字形としたフイルタ
ー素子としての濾布状布体34を仝じく並列状に
小間隔で長方形の横置の枠体35に其の各フイル
ター素子としての濾布状布体34の両端部を懸架
し夫等の間に静電気のアース用の金属線をマツト
状に形成したアースマツトを挟み込んで之等を一
体状態でキヤビネツトCの内側に配設した支持枠
36に係止する。37は上記多数のフイルター素
子34の集合体であるフイルターバツグ33の下
部でキヤビネツトCの幅方向に配設したフイルタ
ーバツク33の揺動棒38を支腕39を介し揺動
するハンドル機構で握り40を持ち左右に往復動
すると揺動棒が上下してフイルター素子を下から
揺さぶる。上記の構成を第5図に示す。41はキ
ヤビネツトCの天板26に穿設したドラフト用の
通気口、再度第7図a,3第7図b,第8図a,
第8図b及び第9図a,第9図bに於てDはフレ
ームAの排気機構支持部で前記の様に支持枠1
1、支枠12或は鉄板等で形成する。Eは上記排
気機構支持部Dに強固に吸振材等を介し固設した
排気機構、42は20乃至80m3/分規模のシロツ
コフアン等の風量型の排気扇、43は排気扇42
を駆動するモーター、44は排気扇42の排気側
に設けたダンパーで此の調整に依りブースBの開
口部21に於ける空気の流入速度を概ね0.6m/
秒に調節する。45は排気扇42の吸気部とキヤ
ビネツトCの天板26の通気口41を分離可能に
接続するフレキシブルダクト、46は排気扇42
の排気側に接続した消音器(サイレンサー)で方
形の箱体の中に邪魔板、吸音材等を内蔵し排気の
吸入口及び排気口を有する47は上記排気口で通
常は排気中に浮遊する残留粉体塗料を完全に除去
する為更に粉体塗料の回収フイルターを内蔵した
フルター函等を介し屋外に通ずる排気ダクトに接
続する。48排気扇42の駆動用モーター制御用
の押しボタン式のスイツチである。尚上記の実施
例の構成に於て塗装ブースBの内面を布地面若し
くは第10図に示す様に吹出空気の面状の通気孔
群面を形成する繊維材の布地を固設した内壁面と
して形成してもよい。之等の場合の布地には素材
の糸の表面にケバの出ない糸で織つたり編んだ布
地が適当であり布地の目の大さも塗装ブース内の
空気の流動状態が0.3乃至0.6m/秒に成る様布地
の内壁に送る送気の風圧、風量と関連して適宜選
択する。第10図に於て49は空気供給源に継が
る送気口、50は送気を通気面に対し平均化する
為の送気調整チヤンバー、51は面状の送気孔群
を形成すると同時に塗装ブースの内壁をも形成す
る通気性の有る繊維材の布地52を上記チヤンバ
ーに張設した塗装ブースの内側面で第10図の実
施例では塗装ブースBの内面をスリツト15を除
く背板14の内面・側板19及び20の内面・前
板22の内面・天板23の内面に上記布地52を
張設したチヤンバー50を配設し夫等の接合部を
隙間の無い様に接触させてある。一方上記の実施
例及び先の金属板に依り金属板面で塗装ブースB
を形成した場合の双方に於て塗装ブースの天板及
び側板にコンベアラインを使用して塗装作業を実
施する際に必要な通過スリツト及び通過開口Sを
設ける事が有り、場合に依つてはベルトコンベア
に被塗装物を載置して塗装ブースB内に粉体塗装
用のガンを下方に向けて塗装する為のベルト通過
用の開口を両側板に穿設開口してもよい。
(作用)
上記の構成から成る本発明の実施例はキヤスタ
ー13に依り移動可能なフレームA上に立設した
前後の竪枠間に形成した金属板面又は吹出空気の
通気孔群面を形成する繊維材の布地面の内側平面
で形成した塗装ブースBの前板22を具備する開
口部21を粉体塗装作業に於ける静電粉体塗装ガ
ンからの粉体塗料の吹付部とすると共に粉体塗料
の濃度調整・被塗装物への粉体塗料の付回り調
整・被塗装物に付着せず空気中に浮遊する粉体塗
料の回収等の目的で使用する通気の取入口として
作用し、亦塗装ブースB内の換気の為の空気の取
入口をも兼ね、亦塗装ブースBの傾斜底板17に
落下した粉体塗料を背板14の下部のスリツト1
5からスクリーン16を介し塗装ブースB内の落
下物等を除去してキヤビネツトCの背面27の下
部のスリツト28へ誘導する。之等の構成から成
る塗装ブースBに対し移動用のキヤスター25を
配設したキヤビネツトCを其の全体が塗装ブース
Bの両側の後方に平行して突き出したフレームA
の縦台枠1,2と横台枠9で形成するH字形の台
枠の空間部L(第1図参照)に第7図a,第7図
b,第8図a,第8図bに示す様にすつぽりと入
り込む状態で其の背面を塗装ブースBの背板14
に密着させ分離可能な接合金具24及び29に依
り塗装ブースBとドツキングさせて接続すると両
者はキヤスター13及び25に依り一体的に移動
させる事が出来粉体塗料回収キヤビネツト付の移
動型塗装ブースとして機能する。其の際キヤビネ
ツトCの背面の下方のスリツト28に前面塗装ブ
ースBの傾斜底板17の下縁18を挿入しガスケ
ツト等適宜の気密保持用パツキングを介し接合し
更にキヤビネツトCの天板26に設けた通気口4
1をフレキシブルダクト45に依り排気扇42の
吸気口と接続しさえすれば他に何の作業を要する
事も無く直ちに塗装作業を実施する事が出来る。
そして粉体塗料を使用した塗装作業を行うと静電
塗装ガンで吹付けた粉体塗料の中塗装ブースB内
に固定したハンギングバー又はコンベアラインの
ハンガー若しくはベルトコンベア等に懸架又は載
置した被塗装物に付着しなかつた粉体塗料の多く
は自重に依り塗装ブースB内の傾斜底板17上に
落下し其のシユート状の傾斜面に沿つて背板14
の下部のスリツト15から塗装ブースBを抜け出
てキヤビネツトCの背面27の下部のスリツト2
8からキヤビネツトC内に突き出た前記塗装ブー
スの傾斜底板17の下縁18からキヤビネツトC
の底板32上に載置した抽出式の粉体塗料の回収
容器31内に落下して回収され異常の無い限り再
度被塗装物の塗装に使用される。一方塗料中被塗
装物に付着しなかつた他の粉体塗料は当初塗装ブ
ースB内で開口21から排気扇42の吸引力に依
り流入して来る空気中に浮遊しているが、やがて
上記吸引力に依る吸気作用に依り空気と共に塗装
ブースBのスリツト15キヤビネツトCのスリツ
ト28を通過してキヤビネツトC内に収納された
フイルターバツク33の間を抜ける際殆の浮遊粉
体塗料はフイルターバツク33を形成する濾布状
布体34に付着し極めて微量の粉体塗料を含んだ
空気のみがキヤビネツトCの天板26の通気口4
1からフレキシブルダクト45を通つて排気扇4
2に入り其の排気口から消音器46を通つて其の
排気口47に到るが此の先は通常外気に通るず排
気ダクトに継ぐが移動型として固定化を避ける場
合等には上記排気口47を消音器46上に載置し
た高性能の除塵フイルターを内蔵した粉体塗料回
収器に接続すれば良い。而して上記構成の本発明
の実施例装置を使用し塗装の色替えを行う場合に
は、装置の運転を全て停止した状態の下で先づ塗
装ブースBの内部を空気式の逆洗装置等に依り良
く清掃するが、其の際塗装ブース内面が金属板面
である場合にはブロー空気により一度は金属板面
から吹き離された粉体塗料が静電気による帯電力
により瞬時にして金属板面の他の場所に付着して
清掃が行届かず色の混入の原因に成る支障を起す
ケースが多いが、塗装ブース内面をケバ立の無い
糸で繊つたり編んだ布地張りの内壁面若しくは吹
出空気の面状の通気孔群面を形成する繊維材の布
地の内壁として布地の全面から塗装ブースB内に
向け適度の空気流を与えておくと上記面状の通気
孔群面に依り布地に対する粉体塗料の付着が極め
て微量と成り日常の作業終了時に於ける清掃はも
とより色替作業の際の清掃が至極簡単に且効果的
に実施出来る。次に塗装ブースBとキヤビネツト
Cを接続していた接合金具24及び29のクラン
プを開放して分離し両者が独自の移動を出来る状
態とした後更にキヤビネツトCの天板26の通気
口41とフレキシブルダクト45の接続を解放し
て両者を分離すれば、キヤビネツトCは自由に床
上を移動出来る様に成つているから、之を塗装ブ
ースBから引離して左右の平行する縦台枠1及び
2と塗装ブースBの背板14の形成する空間Lか
ら引出して予め用意した別の色用のキヤビネツト
Cを新らたに空間部Lに引入れて前記した順序と
逆に新らたなキヤビネツトCを塗装ブースB及び
フレキシブルダクト45とドツキングさせ接合金
具に依り接続すれば以後何時でも色替した粉体塗
料に依る塗装作業を実施する事が出来る。
ー13に依り移動可能なフレームA上に立設した
前後の竪枠間に形成した金属板面又は吹出空気の
通気孔群面を形成する繊維材の布地面の内側平面
で形成した塗装ブースBの前板22を具備する開
口部21を粉体塗装作業に於ける静電粉体塗装ガ
ンからの粉体塗料の吹付部とすると共に粉体塗料
の濃度調整・被塗装物への粉体塗料の付回り調
整・被塗装物に付着せず空気中に浮遊する粉体塗
料の回収等の目的で使用する通気の取入口として
作用し、亦塗装ブースB内の換気の為の空気の取
入口をも兼ね、亦塗装ブースBの傾斜底板17に
落下した粉体塗料を背板14の下部のスリツト1
5からスクリーン16を介し塗装ブースB内の落
下物等を除去してキヤビネツトCの背面27の下
部のスリツト28へ誘導する。之等の構成から成
る塗装ブースBに対し移動用のキヤスター25を
配設したキヤビネツトCを其の全体が塗装ブース
Bの両側の後方に平行して突き出したフレームA
の縦台枠1,2と横台枠9で形成するH字形の台
枠の空間部L(第1図参照)に第7図a,第7図
b,第8図a,第8図bに示す様にすつぽりと入
り込む状態で其の背面を塗装ブースBの背板14
に密着させ分離可能な接合金具24及び29に依
り塗装ブースBとドツキングさせて接続すると両
者はキヤスター13及び25に依り一体的に移動
させる事が出来粉体塗料回収キヤビネツト付の移
動型塗装ブースとして機能する。其の際キヤビネ
ツトCの背面の下方のスリツト28に前面塗装ブ
ースBの傾斜底板17の下縁18を挿入しガスケ
ツト等適宜の気密保持用パツキングを介し接合し
更にキヤビネツトCの天板26に設けた通気口4
1をフレキシブルダクト45に依り排気扇42の
吸気口と接続しさえすれば他に何の作業を要する
事も無く直ちに塗装作業を実施する事が出来る。
そして粉体塗料を使用した塗装作業を行うと静電
塗装ガンで吹付けた粉体塗料の中塗装ブースB内
に固定したハンギングバー又はコンベアラインの
ハンガー若しくはベルトコンベア等に懸架又は載
置した被塗装物に付着しなかつた粉体塗料の多く
は自重に依り塗装ブースB内の傾斜底板17上に
落下し其のシユート状の傾斜面に沿つて背板14
の下部のスリツト15から塗装ブースBを抜け出
てキヤビネツトCの背面27の下部のスリツト2
8からキヤビネツトC内に突き出た前記塗装ブー
スの傾斜底板17の下縁18からキヤビネツトC
の底板32上に載置した抽出式の粉体塗料の回収
容器31内に落下して回収され異常の無い限り再
度被塗装物の塗装に使用される。一方塗料中被塗
装物に付着しなかつた他の粉体塗料は当初塗装ブ
ースB内で開口21から排気扇42の吸引力に依
り流入して来る空気中に浮遊しているが、やがて
上記吸引力に依る吸気作用に依り空気と共に塗装
ブースBのスリツト15キヤビネツトCのスリツ
ト28を通過してキヤビネツトC内に収納された
フイルターバツク33の間を抜ける際殆の浮遊粉
体塗料はフイルターバツク33を形成する濾布状
布体34に付着し極めて微量の粉体塗料を含んだ
空気のみがキヤビネツトCの天板26の通気口4
1からフレキシブルダクト45を通つて排気扇4
2に入り其の排気口から消音器46を通つて其の
排気口47に到るが此の先は通常外気に通るず排
気ダクトに継ぐが移動型として固定化を避ける場
合等には上記排気口47を消音器46上に載置し
た高性能の除塵フイルターを内蔵した粉体塗料回
収器に接続すれば良い。而して上記構成の本発明
の実施例装置を使用し塗装の色替えを行う場合に
は、装置の運転を全て停止した状態の下で先づ塗
装ブースBの内部を空気式の逆洗装置等に依り良
く清掃するが、其の際塗装ブース内面が金属板面
である場合にはブロー空気により一度は金属板面
から吹き離された粉体塗料が静電気による帯電力
により瞬時にして金属板面の他の場所に付着して
清掃が行届かず色の混入の原因に成る支障を起す
ケースが多いが、塗装ブース内面をケバ立の無い
糸で繊つたり編んだ布地張りの内壁面若しくは吹
出空気の面状の通気孔群面を形成する繊維材の布
地の内壁として布地の全面から塗装ブースB内に
向け適度の空気流を与えておくと上記面状の通気
孔群面に依り布地に対する粉体塗料の付着が極め
て微量と成り日常の作業終了時に於ける清掃はも
とより色替作業の際の清掃が至極簡単に且効果的
に実施出来る。次に塗装ブースBとキヤビネツト
Cを接続していた接合金具24及び29のクラン
プを開放して分離し両者が独自の移動を出来る状
態とした後更にキヤビネツトCの天板26の通気
口41とフレキシブルダクト45の接続を解放し
て両者を分離すれば、キヤビネツトCは自由に床
上を移動出来る様に成つているから、之を塗装ブ
ースBから引離して左右の平行する縦台枠1及び
2と塗装ブースBの背板14の形成する空間Lか
ら引出して予め用意した別の色用のキヤビネツト
Cを新らたに空間部Lに引入れて前記した順序と
逆に新らたなキヤビネツトCを塗装ブースB及び
フレキシブルダクト45とドツキングさせ接合金
具に依り接続すれば以後何時でも色替した粉体塗
料に依る塗装作業を実施する事が出来る。
(本発明の必須要件)
上記した実施例中本発明の必須の構成要件は、
(1) H字形又はコ字形の台枠と此の台枠上に立設
した竪枠を有するフレームAと、此のフレーム
Aの竪枠間に形成した粉体塗装ブースBと、フ
レームAの粉体塗装ブースBと反対側の上部に
固設した排気機構Eと、粉体塗料回収容器31
及びフイルターバツグ33を内装した粉体塗料
回収キヤビネツトCとから成り、粉体塗料回収
キヤビネツトCを粉体塗装ブースBの背部に配
置し該粉体塗料回収キヤビネツトCの背面27
と粉体塗装ブースBの背部及び天板26の通気
孔41に於て、粉体塗料回収キヤビネツトCを
粉体塗装ブースB及び排気機構Eと分離可能に
接続した粉体塗料回収キヤビネツト付塗装ブー
ス。
した竪枠を有するフレームAと、此のフレーム
Aの竪枠間に形成した粉体塗装ブースBと、フ
レームAの粉体塗装ブースBと反対側の上部に
固設した排気機構Eと、粉体塗料回収容器31
及びフイルターバツグ33を内装した粉体塗料
回収キヤビネツトCとから成り、粉体塗料回収
キヤビネツトCを粉体塗装ブースBの背部に配
置し該粉体塗料回収キヤビネツトCの背面27
と粉体塗装ブースBの背部及び天板26の通気
孔41に於て、粉体塗料回収キヤビネツトCを
粉体塗装ブースB及び排気機構Eと分離可能に
接続した粉体塗料回収キヤビネツト付塗装ブー
ス。
(2) H字形又はコ字形の台枠1,2,9と此の台
枠上に立設した竪枠3,4,5,6を有するフ
レームAと、此のフレームAの上記竪枠間に金
属板面又は布地面若しくは吹出空気の通気孔群
面を形成する繊維材の布地等を固設した内壁面
に依り形成した粉体塗装ブースBと、フレーム
Aの粉体塗装ブースBと反対側の上部に固設し
た排気機構Eと、粉体塗料回収容器31及びフ
イルターバツグ33を内装し底板32にキヤス
ター25を具備した移動型又はキヤスターを具
備しない他動型の粉体塗料回収キヤビネツトC
とから成り、該粉体回収キヤビネツトCの背面
27を粉体塗装ブースBの背部及び天板26の
通気孔41に於て、粉体塗料回収キヤビネツト
Cを粉体塗装ブースB及び排気機構Eと分離可
能に接続した粉体塗料回収キヤビネツト付塗装
ブース。
枠上に立設した竪枠3,4,5,6を有するフ
レームAと、此のフレームAの上記竪枠間に金
属板面又は布地面若しくは吹出空気の通気孔群
面を形成する繊維材の布地等を固設した内壁面
に依り形成した粉体塗装ブースBと、フレーム
Aの粉体塗装ブースBと反対側の上部に固設し
た排気機構Eと、粉体塗料回収容器31及びフ
イルターバツグ33を内装し底板32にキヤス
ター25を具備した移動型又はキヤスターを具
備しない他動型の粉体塗料回収キヤビネツトC
とから成り、該粉体回収キヤビネツトCの背面
27を粉体塗装ブースBの背部及び天板26の
通気孔41に於て、粉体塗料回収キヤビネツト
Cを粉体塗装ブースB及び排気機構Eと分離可
能に接続した粉体塗料回収キヤビネツト付塗装
ブース。
(3) H字形又はコ字形を形成する左右の平行する
縦台枠1,2と両縦台枠1,2を連結する横台
枠9と縦台枠1,2の前端から垂直に立設した
前竪枠3,4と縦台枠の後方又は後端で垂直に
立設した後竪枠5,6とから成るフレームA
と、該フレームAの前竪枠3,4及び後竪枠
5,6に開口部21を有し且上記開口部21の
下部から背板14の下部のスリツト15の下縁
とに張設した粉体塗装ブースBの幅一杯に近い
幅を有し其の下端縁18を背板14から突出し
た傾斜底板17を配設し背面にドツキング用の
分離可能な接合金具24を具備する金属板面・
布地面・吹出空気の通気孔群面を形成する布地
面等を固設した内壁面で形成した粉体塗装ブー
スBと、フレームAの左右の後竪枠5,6の粉
体塗装ブースBと反対側に配置した背面27の
下部に底板17の突出した下端縁18を受入れ
るスリツト28。天板26に通気孔41を具備
し内部の底板32上に粉体塗料回収容器31。
内部の上部に粉体塗料を付着させる方形又は長
方形の多数の濾布状布体34を並列に懸架した
フイルターバツグ33を収容した密閉可能で其
の側板30の外側後部に粉体塗装ブースBとの
ドツキング用の分離可能な接合金具29を有す
る粉体塗料回収キヤビネツトCと、フレームA
の後竪枠5,6に附設した排気機構支持部Dに
固設した排気扇42、モーター43、消音器4
6、排気口47等から成る排気機構Eとから成
り、粉体塗装ブースBの傾斜底板17の下端縁
18を粉体塗料回収キヤビネツトCの背面27
の下部のスリツト28に挿入した状態で粉体塗
装ブースBの背面27を密接させ、両者を分離
可能な接合金具24及び29に依りドツキング
して分離可能に接合し且粉体塗料回収キヤビネ
ツトCの天板26の通気口41をフレキシブル
ダクト45を介しフレームAの後竪枠5,6に
固設した排気支持部Dに設置した排気機構Eの
排気扇42の吸気口に分離可能に接続した粉体
塗料回収キヤビネツト付塗装ブース。
縦台枠1,2と両縦台枠1,2を連結する横台
枠9と縦台枠1,2の前端から垂直に立設した
前竪枠3,4と縦台枠の後方又は後端で垂直に
立設した後竪枠5,6とから成るフレームA
と、該フレームAの前竪枠3,4及び後竪枠
5,6に開口部21を有し且上記開口部21の
下部から背板14の下部のスリツト15の下縁
とに張設した粉体塗装ブースBの幅一杯に近い
幅を有し其の下端縁18を背板14から突出し
た傾斜底板17を配設し背面にドツキング用の
分離可能な接合金具24を具備する金属板面・
布地面・吹出空気の通気孔群面を形成する布地
面等を固設した内壁面で形成した粉体塗装ブー
スBと、フレームAの左右の後竪枠5,6の粉
体塗装ブースBと反対側に配置した背面27の
下部に底板17の突出した下端縁18を受入れ
るスリツト28。天板26に通気孔41を具備
し内部の底板32上に粉体塗料回収容器31。
内部の上部に粉体塗料を付着させる方形又は長
方形の多数の濾布状布体34を並列に懸架した
フイルターバツグ33を収容した密閉可能で其
の側板30の外側後部に粉体塗装ブースBとの
ドツキング用の分離可能な接合金具29を有す
る粉体塗料回収キヤビネツトCと、フレームA
の後竪枠5,6に附設した排気機構支持部Dに
固設した排気扇42、モーター43、消音器4
6、排気口47等から成る排気機構Eとから成
り、粉体塗装ブースBの傾斜底板17の下端縁
18を粉体塗料回収キヤビネツトCの背面27
の下部のスリツト28に挿入した状態で粉体塗
装ブースBの背面27を密接させ、両者を分離
可能な接合金具24及び29に依りドツキング
して分離可能に接合し且粉体塗料回収キヤビネ
ツトCの天板26の通気口41をフレキシブル
ダクト45を介しフレームAの後竪枠5,6に
固設した排気支持部Dに設置した排気機構Eの
排気扇42の吸気口に分離可能に接続した粉体
塗料回収キヤビネツト付塗装ブース。
を特徴とする。
(発明の効果)
本発明は上記の構成及び作用を有するので、装
置全体が非常にコンパクトに無用なスペースを必
要としない形状に形成され、亦移動用のキヤスタ
ーの有無に抱らず其の移動は容易であり装置の重
心も比較的低く安定している他、塗装ブース内の
清掃が極めて簡単に然も完全に実施出来るので色
替えの場合にも色の混入の恐れが無く、且色替え
に際しては粉体塗料回収キヤビネツト全体を速座
に交換する事が出来るので此の部分に於ける色の
混入も絶対的に防止出来る。而して上記粉体塗料
回収キヤビネツトが塗装ブースBのフレームAの
最下部を構成するH字形又はコ字形の台枠と仝じ
く床面に載置され且塗装ブースBと粉体塗料回収
キヤビネツトCとが分離可能な接合金具24及び
29とに依つて作業時には両者を一体にドツキン
グさせて接合してあり、更に排気扇を含む排気機
構EもフレームAの後竪枠に附設した排気機構支
持枠Dに固設されているから移動の場合にも一々
通常の排気機構の様に床上の固設位置から撤去す
る必要も無く塗装ブースと共に其の侭容易に移動
出来、亦粉体塗料回収キヤビネツトCとの間の接
続も分離可能なフレキシブルダクトを粉体塗料回
収キヤビネツトCの天板26の通気口41と分離
可能な接合金具で接合する丈けなので簡単ではあ
るが確実に実施出来る。亦本発明の塗装ブースの
底板17は一方に傾斜した構造で他に整流板とか
遮板等の邪魔な構造物を配設していないので、日
常の清掃及び色替えの際の清掃も極めて簡単で然
も完全である許かりでなく、塗装ブースBの内面
を布地面若しくは吹出空気の通気孔群面を形成す
る布地面等の固定した布地面に依つて形成すれ
ば、金属板面に於て屡々発生する清掃時に付着し
ている粉体塗料をブローして高圧空気で吹き飛し
ても次の瞬間には静電気を帯びた浮遊粉体塗料が
再度塗装ブース内の金属板面に付着して仲々完全
な塗装ブースの清掃の実施が円滑に行なえず多大
の時間と労力を塗装ブースの清掃に消費していた
無駄を省き、静電気に依る帯電の影響の少い繊維
材の布地面には付着する浮遊中の粉体塗料も少
く、亦仮に多少付着していたとしてもブローに依
り除去する事は簡単であり、然も一度内壁面の布
地面からブローにより離れた浮遊粉体塗料が再度
布地面に付着する割合は極めて低いので塗装ブー
ス内部の清掃が飛躍的に効率良く実施出来、日常
の清掃作業又は色替えの場合の能率向上及び経費
節減上有利である。
置全体が非常にコンパクトに無用なスペースを必
要としない形状に形成され、亦移動用のキヤスタ
ーの有無に抱らず其の移動は容易であり装置の重
心も比較的低く安定している他、塗装ブース内の
清掃が極めて簡単に然も完全に実施出来るので色
替えの場合にも色の混入の恐れが無く、且色替え
に際しては粉体塗料回収キヤビネツト全体を速座
に交換する事が出来るので此の部分に於ける色の
混入も絶対的に防止出来る。而して上記粉体塗料
回収キヤビネツトが塗装ブースBのフレームAの
最下部を構成するH字形又はコ字形の台枠と仝じ
く床面に載置され且塗装ブースBと粉体塗料回収
キヤビネツトCとが分離可能な接合金具24及び
29とに依つて作業時には両者を一体にドツキン
グさせて接合してあり、更に排気扇を含む排気機
構EもフレームAの後竪枠に附設した排気機構支
持枠Dに固設されているから移動の場合にも一々
通常の排気機構の様に床上の固設位置から撤去す
る必要も無く塗装ブースと共に其の侭容易に移動
出来、亦粉体塗料回収キヤビネツトCとの間の接
続も分離可能なフレキシブルダクトを粉体塗料回
収キヤビネツトCの天板26の通気口41と分離
可能な接合金具で接合する丈けなので簡単ではあ
るが確実に実施出来る。亦本発明の塗装ブースの
底板17は一方に傾斜した構造で他に整流板とか
遮板等の邪魔な構造物を配設していないので、日
常の清掃及び色替えの際の清掃も極めて簡単で然
も完全である許かりでなく、塗装ブースBの内面
を布地面若しくは吹出空気の通気孔群面を形成す
る布地面等の固定した布地面に依つて形成すれ
ば、金属板面に於て屡々発生する清掃時に付着し
ている粉体塗料をブローして高圧空気で吹き飛し
ても次の瞬間には静電気を帯びた浮遊粉体塗料が
再度塗装ブース内の金属板面に付着して仲々完全
な塗装ブースの清掃の実施が円滑に行なえず多大
の時間と労力を塗装ブースの清掃に消費していた
無駄を省き、静電気に依る帯電の影響の少い繊維
材の布地面には付着する浮遊中の粉体塗料も少
く、亦仮に多少付着していたとしてもブローに依
り除去する事は簡単であり、然も一度内壁面の布
地面からブローにより離れた浮遊粉体塗料が再度
布地面に付着する割合は極めて低いので塗装ブー
ス内部の清掃が飛躍的に効率良く実施出来、日常
の清掃作業又は色替えの場合の能率向上及び経費
節減上有利である。
第1図は本発明のフレームAの斜視図、第2図
は仝じく塗装ブースBの要部の斜視図、第3図は
仝じく粉体塗料回収キヤビネツトCの斜視図、第
4図は前板を取外した粉体塗料回収キヤビネツト
の一部を断面で示した正面図、第5図はフイルタ
ーバツグと其の揺動機構の説明図的斜視図、第6
図は本発明の一実施例の斜視図、第7図aは第6
図の実施例の側面図、第7図bは仝じく後正面
図、第9図aは仝じく平面図、第8図aは第6図
と異る本発明の他の実施例の側面図、第8図bは
仝じく後正面図、第9図bは仝じく平面図、第1
0図は塗装ブースBの内側面を布地面とした本発
明の実施例の説明図的斜視図である。 図の主要な部分を表わす符号の説明、A……フ
レーム、B……塗装ブース、C……粉体塗装回収
キヤビネツト、D……排気機構支持部、E……排
気機構、1,2……縦台枠、3,4……前竪枠、
5,6……後竪枠、9……横台枠、13……(フ
レームAの)キヤスター、14……背板、15…
…スリツト、17……傾斜底板、18……先端
縁、21……開口、22……前板、24……接合
金具、25……(粉体塗装回収キヤビネツトC
の)キヤスター、26……(仝じく)天板、27
……(仝じく)背板、28……スリツト、29…
…接合金具、31……回収容器、32……(同
前)底板、33……フイルターバツグ、34……
フイルター素子、37……ハンドル機構、41…
…通気口、42……排気扇、45……フレキシブ
ルダクト、50……送気調整チヤンバー、51…
…(布地52を張設した塗装ブースの)内側面、
52……布地。
は仝じく塗装ブースBの要部の斜視図、第3図は
仝じく粉体塗料回収キヤビネツトCの斜視図、第
4図は前板を取外した粉体塗料回収キヤビネツト
の一部を断面で示した正面図、第5図はフイルタ
ーバツグと其の揺動機構の説明図的斜視図、第6
図は本発明の一実施例の斜視図、第7図aは第6
図の実施例の側面図、第7図bは仝じく後正面
図、第9図aは仝じく平面図、第8図aは第6図
と異る本発明の他の実施例の側面図、第8図bは
仝じく後正面図、第9図bは仝じく平面図、第1
0図は塗装ブースBの内側面を布地面とした本発
明の実施例の説明図的斜視図である。 図の主要な部分を表わす符号の説明、A……フ
レーム、B……塗装ブース、C……粉体塗装回収
キヤビネツト、D……排気機構支持部、E……排
気機構、1,2……縦台枠、3,4……前竪枠、
5,6……後竪枠、9……横台枠、13……(フ
レームAの)キヤスター、14……背板、15…
…スリツト、17……傾斜底板、18……先端
縁、21……開口、22……前板、24……接合
金具、25……(粉体塗装回収キヤビネツトC
の)キヤスター、26……(仝じく)天板、27
……(仝じく)背板、28……スリツト、29…
…接合金具、31……回収容器、32……(同
前)底板、33……フイルターバツグ、34……
フイルター素子、37……ハンドル機構、41…
…通気口、42……排気扇、45……フレキシブ
ルダクト、50……送気調整チヤンバー、51…
…(布地52を張設した塗装ブースの)内側面、
52……布地。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 H字形又はコ字形の台枠と此の台枠上に立設
した竪枠を有するフレームAと、此のフレームA
の竪枠間に形成した粉体塗装ブースBと、フレー
ムAの粉体塗装ブースBと反対側の上部に固設し
た排気機構Eと、粉体塗料回収容器31及びフイ
ルターバツグ33を内装した粉体塗料回収キヤビ
ネツトCとから成り、粉体塗料回収キヤビネツト
Cを粉体塗装ブースBの背部に配置し該粉体塗料
回収キヤビネツトCの背面27と粉体塗装ブース
Bの背部及び天板26の通気孔41に於て、粉体
塗料回収キヤビネツトCを粉体塗装ブースB及び
排気機構Eと分離可能に接続した粉体塗料回収キ
ヤビネツト付塗装ブース。 2 H字形又はコ字形の台枠1,2,9と此の台
枠上に立設した竪枠3,4,5,6を有するフレ
ームAと、此のフレームAの上記竪枠間に金属板
面又は布地面若しくは吹出空気の通気孔群面を形
成する繊維材の布地等を固設した内壁面に依り形
成した粉体塗装ブースBと、フレームAの粉体塗
装ブースと反対側の上部に固設した排気機構E
と、粉体塗料回収容器31及びフイルターバツグ
33を内装し底板32にキヤスター25を具備し
た移動型又はキヤスターを具備しない他動型の粉
体塗料回収キヤビネツトCとから成り、該粉体塗
料回収キヤビネツトCの背面27を粉体塗装ブー
スBの背板14に密接して配置し、上記背面27
と粉体塗装ブースBの背部及び天板26の通気口
41と排気機構のフレキシブルダクト45の夫々
の間で、粉体塗料回収キヤビネツトCを粉体塗装
ブースB及び排気機構Eとに分離可能に接続して
接合した粉体塗料回収キヤビネツト付塗装ブー
ス。 3 H字形又はコ字形を形成する左右の平行する
縦台枠1,2と両縦台枠1,2を連結する横台枠
9と縦台枠1,2の前端から垂直に立設した前竪
枠3,4と縦台枠1,2の後方又は後端で垂直に
立設した後竪枠5,6とから成るフレームAと、
該フレームAの前竪枠3,4及び後竪枠5,6に
開口部21を有し且上記開口部21の下部から背
板14の下部のスリツト15の下縁とに張設した
粉体塗装ブースBの幅一杯に近い幅を有し其の下
端縁18を背板14から突出した傾斜底板17を
配設し背面にドツキング用の分離可能な接合金具
24を具備する金属板面、布地面、吹出空気の通
気孔群面を形成する布地面等を固設した内壁面で
形成した粉体塗装ブースBと、フレームAの左右
の後竪枠5,6の粉体塗装ブースと反対側に配置
した底板32にキヤスター25を具備した移動型
又はキヤスターを具備しない他動型で背面27の
下部に底板17の突出した下端縁18を受入れる
スリツト28、天板26に通気口41を具備し内
部の底板32上に粉体塗料回収容器31、内部の
上部に粉体塗料を付着させる方形又は長方形の多
数の濾布状布体34を並列に懸架したフイルター
バツグ33を内装した密閉可能で其の側板30の
外側後部に粉体塗装ブースBとのドツキング用の
分離可能な接合金具29を配設した粉体塗料回収
キヤビネツトCと、フレームAの後竪枠5,6に
附設した排気機構支持部Dに固設した排気扇4
2、モーター43、消音器46、排気口47等か
ら成る排気機構Eとから成り、粉体塗装ブースB
の傾斜底板17の下端縁18を粉体塗料回収キヤ
ビネツトCの背面27の下部のスリツト28に挿
入した状態で粉体塗装ブースBの背板14と上記
背面27を密着させ両者を分離可能な接合金具2
4及び29に依りドツキングして分離可能に接合
し且粉体塗料回収キヤビネツトCの天板26の通
気口41を排気機構Eの排気扇42の吸気口に接
続するフレキシブルダクト45と分離可能に接続
した粉体塗料回収キヤビネツト付塗装ブース。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59034769A JPS60179173A (ja) | 1984-02-24 | 1984-02-24 | 粉体塗料回収キヤビネツト付塗装ブ−ス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59034769A JPS60179173A (ja) | 1984-02-24 | 1984-02-24 | 粉体塗料回収キヤビネツト付塗装ブ−ス |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59039422A Division JPS60179166A (ja) | 1984-02-29 | 1984-02-29 | 粉体塗料塗装用ブ−ス |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60179173A JPS60179173A (ja) | 1985-09-13 |
JPH026578B2 true JPH026578B2 (ja) | 1990-02-09 |
Family
ID=12423510
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59034769A Granted JPS60179173A (ja) | 1984-02-24 | 1984-02-24 | 粉体塗料回収キヤビネツト付塗装ブ−ス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60179173A (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60179166A (ja) * | 1984-02-29 | 1985-09-13 | Matsuo Sangyo Kk | 粉体塗料塗装用ブ−ス |
JP3852943B2 (ja) * | 2004-01-09 | 2006-12-06 | 鈴鹿富士ゼロックス株式会社 | 樹脂成形品の生産システム |
US20090151569A1 (en) * | 2005-12-08 | 2009-06-18 | Yi-Chen Hsieh | Exhaust Processor for Coating Machine |
JP5202818B2 (ja) * | 2006-04-22 | 2013-06-05 | 株式会社ウエノコーポレーション | 塗装ブース |
JP6894129B2 (ja) * | 2018-11-12 | 2021-06-23 | 株式会社シロハチ | 卓上型換気ブースおよびその製作用キット |
-
1984
- 1984-02-24 JP JP59034769A patent/JPS60179173A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60179173A (ja) | 1985-09-13 |
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