JPH026459A - 4‐グアニジノメチル‐シクロヘキサンカルボン酸の製造方法 - Google Patents

4‐グアニジノメチル‐シクロヘキサンカルボン酸の製造方法

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JPH026459A
JPH026459A JP1092025A JP9202589A JPH026459A JP H026459 A JPH026459 A JP H026459A JP 1092025 A JP1092025 A JP 1092025A JP 9202589 A JP9202589 A JP 9202589A JP H026459 A JPH026459 A JP H026459A
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alkylisourea
acid
cyclohexanecarboxylic acid
mol
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JP1092025A
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Stefan Dr Weiss
シユテフアン・ウアイッス
Helmut Krommer
ヘルムート・クロムメル
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Evonik Operations GmbH
Original Assignee
SKW Trostberg AG
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C277/00Preparation of guanidine or its derivatives, i.e. compounds containing the group, the singly-bound nitrogen atoms not being part of nitro or nitroso groups
    • C07C277/08Preparation of guanidine or its derivatives, i.e. compounds containing the group, the singly-bound nitrogen atoms not being part of nitro or nitroso groups of substituted guanidines
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C2601/00Systems containing only non-condensed rings
    • C07C2601/12Systems containing only non-condensed rings with a six-membered ring
    • C07C2601/14The ring being saturated

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、4−アミノメチル−シクロヘキサンカルボン
酸のグアニル化(アミジン化)による4−グアニジノメ
チル−シクロヘキサンカルボン酸(弐■)の製造方法に
関する。
トランス−4−グアニジノメチル−シクロヘキサンカル
ボン酸は、抗ヒスタミン作用、抗潰瘍作用、抗アレルギ
ー作用、消炎症作用およびトリプシン、キモトリプシン
、トロンビンまたはウロキナーゼのようなタンパク質分
解酵素への抑制作用を有する4−グアニジノメチル−シ
クロヘキサンカルボン酸’XM NJ体の出発物質とし
て使用される (例えばドイツ特許出願公開第3,03
5,086号参照)。
それ自体抗プラスミン作用を有しそして薬剤学的分野に
おいて抗プラスミン剤として使用されるトランス−4−
アミノメチル−シクロヘキサンカルボン酸(トラネキサ
ム酸)から出発して4−グアニジノメチル−シクロヘキ
サンカルボン酸を製造することは知られている。この反
応は、S−メチルイソチオ尿素硫酸塩および濃アンモニ
ア水溶液を用いて行なわれる〔これに関してケミカル・
アフストラクッ第87巻抄録番号53269(Chem
ical Abstracts、 Vol、 87.5
3269参照〕。しかしながら、この製造法は一連の困
難な欠点を存する。かくして収量は75%にすぎない。
出発物質として使用されるトランス−4−アミノメチル
−シクロヘキサンカルボン酸(トラネキサム酸)は、高
価な物質であるため、この収量は4−グアニジノメチル
−シクロヘキサンカルボン酸の経済的な製造にとって十
分ではない。更に、グアニル化剤としてS−メチルイソ
チオ尿素硫酸塩を使用した場合には、生成物1モル当り
少くとも1モルの悪臭のあるメチルメルカプタンが遊離
し、このものは最も低い濃度(ppb範囲)においてさ
え気付かれる。従って、この方法は、人口密度の高い工
業国においては極めて経費のかかるかつ高価な環境保護
手段をとらない限り工業的規模で実施することはできな
い。このことは濃アンモニア水の処理についても当ては
まる。
最後に、この方法に従って製造された4−グアニジノメ
チル−シクロヘキサンカルボン酸は、なおかなりの量の
チオ尿素およびメチルメルカプタンを含有しており、こ
れらは同様に望ましくないものである。
従って、本発明の解決すべき課題は、上記のような従来
技術の欠点を有せず、しかも僅かな工業的手段を用いて
そして環境を汚染せずに、4−グアニジノメチル−シク
ロヘキサンカルボン酸を良好な収量および高い純度にお
いて製造することを可能にする4−グアニジノメチル−
シクロヘキサンカルボン酸の製造方法を開発することで
あった。
この課題は、本発明によれば、4−アミノメチル−シク
ロヘキサンカンボン酸を極性プロトン性溶媒中で0−ア
ルキルイソ尿素誘導体と反応せしめることによって解決
された。
すなわち、驚くべきことには、0−アルキルイソ尿素誘
導体を用いることにより、S−メチルイソチオ尿素塩を
用いた場合に比較して実質的により高い収量が得られる
ことが判明した。
従って、このことは非常に驚くべきことである。
何故ならば、後者は実質的により有効なグアニル化剤と
見なされているからである。更に、0−アルキルイソ尿
素塩は、水性アルカリ性溶液中ではあまり安定ではない
。それは極めて容易に分解して尿素になるからである。
本発明に従う方法においては、4−アミノメチルシクロ
ヘキサンカルボン酸は、0−アルキルイソ尿素誘導体と
反応せしめられる。
本発明の範囲における0−アルキルイソ尿素誘導体とし
ては、O−アルキルイソ尿素塩かまたは0−アルキルイ
ソ尿素塩基自体も使用されうる。
0−アルキルイソ尿素塩としては、好ましくはアルキル
基としてメチル基またはエチル基を有し、そしてその塩
がすぐれた溶解度を示しそして反応中に許容しうるかま
たは容易に分離されうる副生成物をもたらすように選択
された陰イオンを有するような化合物が重要である。こ
の点に関して、なかんずく0−メチルイソ尿素硫酸塩お
よび/または0−メチルイソ尿素硫酸水素塩が特に有利
であることが実証された。もとより、例えば塩酸塩、炭
酸水素塩または酢酸塩のような他の陰イオンの塩もまた
すぐれた結果を伴なって使用されうる。
反応成分としてO−アルキルイソ尿素塩を使用する場合
には、反応を塩基の存在下に実施し、その際通常塩基的
に反応する塩または化合物を使用しうろことが必要であ
る。コストの点から、好ましくは例えばNaOHまたは
KO)Iのようなアルカリ金属水酸化物またはアルコラ
ードが考慮される。
塩基の必要量は、大体において使用されたO−アルキル
イソ尿素塩の種類および量に従う。概ね、1価の0−ア
ルキルイソ尿素塩1モル当り少くとも1モルの塩基を使
用しそして2価の0−アルキルイソ尿素塩1モル当り2
モルの塩基を使用しなければならない。酸性に反応する
O−アルキルイソ尿素塩、例えばO−メチルイソ尿素塩
を使用した場合には、それに従って必要な量は、酸性の
0−アルキルイソ尿素塩1モル当り少くとも2モルに増
大する。
すでに述べたように、0−アルキルイソ尿素塩の代わり
に、0−アルキルイソ尿素塩基、特に0−メチル−また
は0−エチルイソ尿素塩基を使用しうる。
この場合には反応に際して追加的な塩基は、もはや必要
ないことは自明のことである。遊離のO−メチルイソ尿
素塩基の製造は、通常の公知の方法に従って行われる。
0−アルキルイソ尿素誘導体の量は、もっばら使用され
た4−アミノメチル−シクロヘキサンカルボン酸の量に
依存し、その際両方の成分は、少(とも等モル量比(1
:1)において使用されるべきである。4−アミノメチ
ル−シクロヘキサンカルボン酸、特にトラネキサム酸は
、貴重な費用のかかる物質であるので、でき得る限り高
い収量を得るためにはO−アルキルイソ尿素誘導体を過
剰に使用することが推奨される。本発明による方法は、
0−アルキルイソ尿素誘導体を10ないし50重7%過
剰に使用するならば、特に経済的に操作される。
本発明にとって木質的なことは、反応を極性プロトン溶
媒中で行うことである。何故ならば、その場合反応が極
めて急速にかつ選択的に、すなわち副反応を伴うことな
く行われるからである。
費用の理由から本発明による方法は、好ましくは水性相
中で実施される。水の代りに他の極性プロトン性溶媒、
例えばアルコール(メタノール、エタノールその他)を
使用することもできるが、通常全く利益をもたらさない
かまたは実質的な利益をもたらさない。0−アルキルイ
ソ尿素誘導体として遊離の0−アルキルイソ尿素塩基を
使用した場合にのみ、無水の反応媒質中で操作すること
が推奨される。何故ならば遊離の0−アルキルイソ尿素
塩基は、水によって比較的容易に尿素まで分解されるか
らである。
4−アミノメチル−シクロヘキサンカルボン酸と0−ア
ルキルイソ尿素誘導体との反応は、すでに約15ないし
20℃の室温において進行するので、反応バッチは、一
般に加熱する必要はない。好ましい実施態様においては
、反応混合物は、すべての反応成分を精製した後に、1
0ないし50℃において1ないし2時間そして次に室温
(20ないし25℃)において約20ないし24時間撹
拌される。
その進行中に使用された4−アミノメチル−シクロヘキ
サンカルボン酸1モlし当りアルコール1モルが遊離す
る反応は、通常の工業用薬剤を用いて連続的にまたは非
連続的に実施されうる。
反応生成物の精製は、例えば濾過または遠心分離のよう
な公知の方法に従って溶液から固形物を分離することに
よって行われる。
使用された塩基の陽イオンおよび使用された0−アルキ
ルイソ尿素塩の陰イオンからなるなお付着性の塩は一必
要な場合には一洗滌することによって認められる程の収
量の損失を伴なうことなく除去されうる。しかしながら
、通常反応生成物を完全に塩を含まなくなるまで洗滌す
る必要はない。
何となれば、硫酸ナトリウムまたはカリウムのような対
応する塩は、4−グアニジノメチル−シクロヘキサンカ
ルボン酸の薬物学的有効物質へのその後の処理に際して
障害にはならないからである。
本発明による方法に従って製造された4−グアニジノメ
チル−シクロヘキサンカルボン酸は、公知の方法で問題
なく例えば塩酸塩のような対応する誘導体に変喚されう
る。
本発明による方法は、4−グアニジノメチル−シクロヘ
キサンカルボン酸の公害のないそして技術的に簡単な製
造を90%以上の収量をもって高い純度において可能に
し、その際、トランス−ならびにシス−4−グアニジノ
メチル−シクロヘキサンカルボン酸または異性体混合物
がこの方法で製造されうる。従って、本発明による方法
は、現在高い経済性を有する工業的方法に結び付いたす
べての前提を有する。
以下の例は、いかなる方法においても限定することなく
本発明を更に詳細に説明するものである。
炭」 下記の組成を有する工業用線品質のO−メチルイソ尿素
硫酸塩を使用する: 0−メチルイソ尿素硫酸塩:   90.9%0〜メチ
ルイソ尿素硫酸水素塩:6.3%0−メチルイソ尿素の
含量:理論量の95.4%水酸化ナトリウム9.54g
 (0,239モルンを水80rd中に)岩屑する。こ
の?容液にトランス−4−アミノメチル−シクロヘキサ
ンカルボン酸(トラネキサム酸)25g (0,159
モル)を15ないし20℃において撹拌下に混合する。
次に上記の品質の0−メチルイソ尿素硫酸塩30.78
g(=0−メチルイソ尿素0.239モル)を、反応温
度が18℃以上に上昇しないように、撹拌および外部冷
却下に45分間にわたって添加する。
O−メチルイソ尿素硫酸塩の添加が終了した後に、Iイ
ないし18℃において更に1時間撹拌を続ける。
次いで反応混合物を室温(21ないし23℃)において
20時間撹拌する。その後、反応混合物を吸引濾過し、
モして残渣を付着している硫酸ナトリウムを除去するた
めに水8〇−中に懸濁する。30分間撹拌した後、吸引
濾過しそして残渣を更にもう一度水80−中に懸濁する
。30分後に再び吸引濾過し、そして残渣を吸引漏斗上
で更に水50−を用いて後洗滌する。真空乾燥棚中で8
0℃/20ミリバールにおいて乾燥した後、トランス−
4−グアニジノメチル−シクロヘキサンカルボン酸くグ
アニジノトラネキサム酸)29.8g (トラネキサム
酸に関して94.1%)を得る: C911,7NffO□ (199,3g1モル)計算
値 C54,25% 実測値 C54,01%計算値 
H8,60% 実測値 H8,70%計算値 N 21
、O9% 実測値 N 21.15%不純物: 0.6
0%Na25O。
融点:  >360℃ このグアニジノトラネキサム酸29.1gを水10〇−
中に懸濁する。この懸濁物を室温において30分間撹拌
する。吸引濾過しそして残渣を真空中で80℃/20ミ
リバールにおいて乾燥する。硫酸ナトリウム0.2%の
含量を有するグアニジノトラネキサム酸28.63g 
(98,4%)を得る。
融点:362℃ (分解)。
開」 下記の組成を有する工業用線品質のO−メチルイソ尿素
硫酸塩を使用する: 0−メチルイソ尿素硫酸塩:    90.9%0−メ
チルイソ尿素硫酸水素塩二6.3%0−メチルイソ尿素
の含量:理論量の95.4%水酸化ナトリウム9.2g
 (0,23モル)を水100減中に溶解する。この溶
液にトランス−4−アミノメチル−シクロヘキサンカル
ボン酸(トラネキサム酸)31.44g(0,20モル
)を15°Cにおいて撹拌下に混合する。次に上記の品
質の0−メチルイソ尿素硫酸塩28.39g(=0−メ
チルイソ尿素0.22モル)を反応温度が15°C以上
に上昇しないように、撹拌および外部冷却下に10分間
にわたって添加する。0−メチルイソ尿素硫酸塩の添加
が終了した後に、12ないし14℃において更に1時間
撹拌を続ける。次いで、反応混合物を室温において20
時間撹拌する。その後、反応混合物を吸引濾過し、そし
て残渣を付着している硫酸ナトリウムを除去するために
水100m1中に懸濁し、そして30分間撹拌する。吸
引濾過しそして残渣を更にもう一度水100d中に懸濁
しそして30分間撹拌する。再び吸引濾過しそして残渣
を吸引漏斗上で更に水50mfiを用いて後洗滌する。
真空乾燥棚中で80゛C/20ミリバールにおいて乾燥
した後、トランス−4−グアニジノメチル−シクロヘキ
サンカルボン酸(グアニジノトラネキサム酸)37.2
g()ラネキサム酸に関して93.3%)を得る:CJ
+JzO□(199,3g1モル)計算値 C54,2
5% 実測値 C54,40%計算値 H8,60% 
実測値 H8,85%計算値 N 21、O9% 実測
値 N 21.16%不純物:  0.90%Na、S
O。
融点:   >360℃ このグアニジノトラネキサム酸35.4gを水100m
1中に懸濁させる。この懸濁物を室温において30分間
撹拌した。吸引濾過しそして残渣を真空中で80℃/2
0ミリバールにおいて乾燥する。硫酸ナトリウム0.2
%の含量を有するグアニジノトラネキサム酸34.93
g (98,7%)を得る。
実測値 C54,34% 実測値 H8,64% 実測値 N  21.18% 融点:362℃ (分解) 五」 水酸化ナトリウム8、Og (0,20モル)を水10
0戚中に?岩屑する。この?容ン夜にトランス−4−ア
ミノメチル−シクロヘキサンカルボン酸(トラネキサム
酸)31.44g(0,20モル)を15ないし20℃
において撹拌下に混合する。次に純粋なO−メチルイソ
尿素硫酸塩24.62g (0,10モル)を、反応温
度が15°C以上に上昇しないように、撹拌および外部
冷却下に10分間にわたって添加する。純粋な0−メチ
ルイソ尿素硫酸塩の添加が終了した後に、14℃におい
て更に1時間撹拌を続ける。次いで反応混合物を室温度
(23℃)において20時間撹拌する。その後、反応混
合物を吸引濾過し、そして残渣を付着している硫酸ナト
リウムを除去するために水10〇−中に懸濁させそして
1時間撹拌する。吸引濾過しそして残渣を更にもう一度
水100+++ffi中で撹拌する。再び吸引濾過しそ
して残渣を吸引漏斗上で更に水5〇−を用いて後洗滌す
る。真空乾燥棚内で80℃/20ミリバールにおいて乾
燥した後、トランス−4−グアニジノメチル−シクロヘ
キサンカルボン酸くグアニジノトラネキサム6り36.
9g ()ラネキサム酸に関して92.6%)を得る。
CJ+JzOs  (199,3g1モル)計算値 C
54,25% 実測値 C54,29%計算値 8 8
.60% 実測値 H8,59%計算値 N 21、O
9% 実測値 N 21、O6%不純物:  0.50
%Na25O。
融点:   >360℃ このグアニジノトラネキサム酸35.25gを水100
m1中に懸濁させる。この懸濁物を室温において30分
間撹拌した。吸引濾過しそして残渣を真空中で80゛C
/20ミリバールにおいて乾燥する。硫酸ナトリウム0
.2%以下の含量を有するグアニジノトラネキサム酸3
4.85g (98,9%)を得る。
融点:362℃ (分解) 炭」 例3と同様にして操作を行うが、その際水酸化ナトリウ
ムの代りに85%の水酸化カリウム13.2g(0,2
0モル)を使用する。
下記の組成を有するトランス−4−グアニジノメチル−
シクロヘキサンカルボン酸37、Og (92,8%)
が得られる: Cqll+JiOa (199,3g1モル)計算値 
C54,25% 実測値 C54,41%計算値 I+
  8.60% 実測値 8 8.57%計算値 N 
21、O9% 実測値 N 21.20%不純物:<0
.5% K2SO4 融点:358℃ (分解) 炎」 水100mj!中水酸化ナトリウム17.6g(0,4
4モル)の溶液に撹拌下にトラネキサム酸(98%)3
2.1g(0,20モル)を15℃において混合する。
次に0−メチルイソ尿素硫酸水素塩(98%)37.8
8g (0,216モル)を撹拌および外部冷却下に内
部温度が20°C以上に上昇しないように加える。次い
で反応混合物を撹拌下に50℃に2時間加熱する。室温
において更に24時間撹拌を続ける。固体の沈殿物を濾
別し、そして硫酸ナトリウムを除去するために水100
i中でスラリ状にする。この懸濁物を1時間撹拌しそし
て濾過する。固体の残渣を再び水10〇−中でスラリー
状にする。30分間の撹拌後に、吸引濾過しそして固体
の残渣を吸引漏斗上で水50−を用いて後洗滌する。真
空乾燥棚内で80°C/20ミリバールにおいて乾燥し
た後、下記の組成を有するトランス−4−グアニジノメ
チルーシクコヘキサンカルボン酸(グアニジノトラネキ
サム酸)39.1g ()ラネキサム酸に関して98.
1%)を得る:C91117N+lO□(199,3g
1モル)計算値 C54,25% 実測値 C52,3
0%計算値 H8,60% 実測値 H8,50%計算
値 N 21、O9% 実測値 N 20.43%不純
物:  3.44%NazSOa 融点:   >360”C 上記の組成を存するグアニジノトラネキサム酸38.4
1gを水100mf中に懸濁させる。この懸濁物を室温
において30分間撹拌する。吸引濾過し、そして残渣を
真空下に80℃/20ミリバールにおいて乾燥する。グ
アニジノトラネキサム酸36.9g (96,1%)が
得られる: 全収量:  94.3% 計算値 C54,25% 実測値 C54,46%計算
値 H8,60% 実測(!  H8,62%計算値 
N 21、O9% 実測値 N 21.16%NazS
04二〇、5% 融点=345℃ (分解) 週」 水200m1!中水酸化ナトリウム17.6g(0,4
4モル)の溶液に撹拌下にトランス−4〜アミノメチル
−シクロヘキサンカルボン酸(93%)32.1g (
0,20モル)を混合する。次に0−エチルイソ尿素硫
酸水素塩(99%) 41、Og (0,218モル)
を撹拌および冷水を用いる外部冷却下に少量宛添加する
。次いで反応混合物を室温において24時間撹拌する。
固体の沈殿物を吸引濾過し、水350艷を用いて洗滌し
そして真空下に80℃において乾燥する。下記の組成を
有するトランス−4−グアニジノメチル−シクロヘキサ
ンカルボン酸38、Og(95,4%)が得られる二C
qH+□N、Q□(199,3g1モル)計算値 C5
4,25% 実測値 C51,98%計算値 H8,6
0% 実測値 H8,36%計算値 821、O9% 
実測値 N 20.31%不純物:4.2%Na2SO
4 融点:358℃ (分解) 拠」 下記の組成を存する工業用級品質のO−メチルイソ尿素
硫酸塩を使用する: 0−メチルイソ尿素硫酸塩:    92、O%0−メ
チルイソ尿素硫酸水素塩:5.6%0−メチルイソ尿素
含量:     96、O%工業用級品質のO−メチル
イソ尿素硫酸塩30.8g(・0−メチルイソ尿素0.
24モル)を水100mff1中に溶解する。この水溶
液にトランス−4−アミノメチル−シクロヘキサンカル
ボン酸(98%)32.1g (0,20モル)を混合
する。次に撹拌および冷水を用いる外部冷却下に、水酸
化ナトリウム50%水溶液20g(0,25モル)を、
内部温度が20℃以上に上昇しないように滴加する。次
いで反応混合物を室温(23℃)において20時間撹拌
する。その後で反応混合物を吸引濾過し、残渣を付着し
ている硫酸ナトリウムを除去するために水LOOml宛
を用いて2回懸濁させる。
真空乾燥棚内で80℃/20ミリバールにおいて乾燥し
た後、トランス−4−グアニジノメチル−シクロヘキサ
ンカルボン酸くグアニジノトラネキサム酸)38.5g
 ()ラネキサム酸に関して96.6%)を得る。
CqH+J*0□(199,3g1モル)計算値 C5
4,25% 実測値 C53,54%計算値 H8,6
0% 実測値 8 8.48%計算値 N 21、O9
% 実測値 N 20.71%NazSO4:0.8% 融点=360℃ (分解)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、4−アミノメチル−シクロヘキサンカルボン酸を極
    性プロトン性溶媒中でO−アルキルイソ尿素誘導体と反
    応せしめることを特徴とする4−グアニジノメチル−シ
    クロヘキサンカルボン酸の製造方法。 2、O−アルキルイソ尿素誘導体としてO−アルキルイ
    ソ尿素塩を使用する請求項1記載の方法。 3、O−アルキルイソ尿素塩がメチル基またはエチル基
    を有する請求項2記載の方法。 4、O−アルキルイソ尿素塩としてO−メチルイソ尿素
    硫酸塩および/またはO−メチルイソ尿素硫酸水素塩を
    使用する請求項2または3のいずれかに記載の方法。 5、反応を塩基の存在下に行う請求項2ないし4のうち
    のいずれかに記載の方法。 6、1価または2価のO−アルキルイソ尿素塩1モル当
    り塩基少くとも1ないし2モルを使用する請求項2ない
    し5のうちのいずれかに記載の方法。 7、O−アルキルイソ尿素誘導体としてO−アルキルイ
    ソ尿素塩基を使用する請求項1記載の方法。 8、O−メチル−またはO−エチルイソ尿素塩基を使用
    する請求項7記載の方法。 9、4−アミノメチル− シクロヘキサンカルボン酸1
    モル当りO−アルキルイソ尿素誘導体少くとも1モルを
    使用する請求項1ないし8のうちのいずれかに記載の方
    法。 10、O−アルキルイソ尿素誘導体を10ないし50重
    量%の過剰量において使用する請求項9記載の方法。 11、反応を水の中で実施する請求項1ないし10のう
    ちのいずれかに記載の方法。 12、溶媒としてアルコール、特にメタノールおよびエ
    タノールを使用する請求項1ないし10のうちのいずれ
    かに記載の方法。 13、反応を10ないし50℃の温度範囲において実施
    する請求項1ないし12のうちのいずれかに記載の方法
    。 14、室温においてなお約20ないし24時間撹拌を続
    ける請求項13記載の方法。 15、出発化合物としてトランス−4−アミノメチル−
    シクロヘキサンカルボン酸を使用する請求項1ないし1
    4のうちのいずれかに記載の方法。
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