JP2008187907A - 疑似餌用スカート及び疑似餌 - Google Patents

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Abstract

【課題】魚の誘引効果が高い複雑な動きをする疑似餌用スカート及びこのようなスカートを有する疑似餌を提供する。
【解決手段】ラバージグ10は、鉛などで形成されたジグヘッド11、このジグヘッド11に固定された釣り糸用アイ12及びフック13、スカート14から構成される。前記スカート14は、フック13を取り囲むようにジグヘッド11に取り付けられた複数の紐状体15から構成される。紐状体15は断面が長方形状のテープ状に構成されている。一部の紐状体15の表裏面の一方には凸部が設けられている。水中にラバージグ10が投入されると、水流を受けて紐状体15は大きく揺動する。また、凸部を有する紐状体15は両面の流体抵抗が異なるため、水流を受けたときに複雑に動く。
【選択図】図1

Description

本発明は、ルアーフィッシングに用いられる疑似餌用スカート及び疑似餌に関する。
図7及び図8は、ルアーフィッシングに用いられる疑似餌(ルアー)の一種であるラバージグ型疑似餌1(以下、「ラバージグ」という)及びスピナーベイト型疑似餌2(以下、「スピナーベイト」という)の従来構成を示している。ラバージグ1及びスピナーベイト2は、いずれもジグヘッド3に多数の紐状体4からなるスカート5が取り付けられているところに特徴を有する(非特許文献1参照)。ジグヘッド3はフック(釣り針)6を有しており、スカート5は、前記フック6を取り囲むようにジグヘッド3に固定されている。
前記紐状体4は、合成樹脂や天然ゴム、シリコン樹脂等の柔軟性を有する素材から構成されており、正方形状や円形状の断面形状を有している(図8(a)及び(b)参照)。
ラバージグ1やスピナーベイト2は、釣り糸取付部7を介して釣り糸に結びつけられ、水中に投入される。通常、ラバージグ1は水草等が茂る場所に沈められた状態で使用され、スピナーベイト2は主にリールを使って遠投される。いずれの疑似餌も、水中でスカート5が開閉したりヒラヒラと揺れ動くことにより対象となる魚を誘い出して、食いつかせる。使用者は、スカート5に食いついた魚がフック6に引っ掛かかったところで釣り竿を引き上げたりリールを巻き上げたりすることにより当該魚を釣り上げることができる。
常吉ネットショップホームページ[平成19年1月29日検索],インターネット<URL:http://www.tsunekichi-shop.net/11.html>
このように、ラバージグ1やスピナーベイト2におけるスカート5の水中での動きは、対象魚を誘い出し、フック6(スカート5)に食いつかせるための重要な要素となる。
ところが、従来のスカート5は、断面形状が正方形状或いは円形状の細い紐状体4から構成されていたため、水の抵抗が小さく、水に流され易い。このため、例えば図9に示すように、周囲の水流に従ってスカート5が動くことが多く(水流を矢印Aで、スカートの動きを矢印Bで示す)、疑似餌の移動、停止に伴う動きもスカート5を開閉させるといった単純な動きが中心であった。
本発明が解決しようとする課題は、魚の誘引効果が高い複雑な動きをする疑似餌用スカート及びこのようなスカートを有する疑似餌を提供することである。
上記課題を解決するために成された本発明に係る疑似餌用スカートは、フックを有するヘッドを備えた疑似餌の前記ヘッド部に一端が固定された弾性部材からなる多数の紐状体から構成され、前記紐状体の少なくとも一部をテープ状(帯状)にしたことを特徴とする。
この場合、前記テープ状の紐状体の少なくとも一部は、表裏面の流体抵抗が異なるように、例えば、一方の面に多数の凹凸を設けたり、両面に異なる形状の多数の凹凸を設けたりすると良い。
本発明に係る疑似餌用スカートでは、紐状体の少なくとも一部をテープ状に構成したことにより、水中に疑似餌が投入されたときに前記テープ状の紐状体が水流によって大きく揺動する。従って、スカート全体としての動きが複雑になり、対象魚の誘引効果が向上する。
また、テープ状の紐状体の表裏面の流体抵抗を異ならせることにより、紐状体の動きが一層複雑なものとなる。更に、紐状体の表裏面の少なくとも一方に多数の凹凸を設けることにより光を乱反射することができるため、対象魚を視覚的に誘引する効果も得られる。
以下、本発明の具体的な実施例を図面を用いて説明する。
図1ないし図3は、本発明をラバージグ型疑似餌(ラバージグ)に適用した第1の実施例を示している。
本実施例に係るラバージグ10は、鉛などで形成されたジグヘッド11、このジグヘッド11に固定された釣り糸用アイ12及びフック13、スカート14から構成される。前記スカート14は、フック13を取り囲むようにジグヘッド11に取り付けられた複数の紐状体15から構成されている。紐状体15は柔軟性を有する例えばシリコン樹脂製の素材から構成されており、断面が長方形状のテープ状をなしている。
各紐状体15は、幅広な二面が内側面及び外側面となるように針金等の結束具によってジグヘッド11に取り付けられている。
前記スカート14は2種類の紐状体15から構成されている。これら2種類の紐状体15は、互いに混ざり合った状態でスカート14を構成している。2種類の紐状体15は、幅寸法や長さ寸法等はほぼ同じであるが、次の点で異なっている。具体的には、一方の紐状体15は表裏面が平滑な面から構成されている(図2(a)参照)。他方の紐状体15は、幅広な面である表裏面の一方に多数の直方体状の凸部16が設けられている(図2(b)参照)。多数の凸部16は紐状体15の幅いっぱいに延びており、互いに平行に配置されている。
上記ラバージグ10が水中に投入されると、スカート14を構成する紐状体15は周囲の水流によってヒラヒラと揺動する。また、釣り竿を上下に揺動させてラバージグ10を上下動させるとスカート14が開閉するように紐状体15が揺動する。
このとき、凸部16を有する紐状体15は表裏面の流体抵抗が異なるため、例えば図3に示すような上から下に向かう水流Aが周囲に発生したときに、紐状体15の両面に不均等な力が作用する。このため、紐状体15は大きく、且つ、不規則に揺動する。
一方、凸部がない紐状体15は平滑な表裏面にほぼ均等な力が作用するため、上から下に向かう水流によって大きく揺動することなく水流に従う(図9参照)。
このように、動きが異なる2種類の紐状体15からスカート14が構成されているため、水中におけるスカート14の動きが複雑なものとなり、対象魚の誘引効果が向上する。また、いずれの紐状体15も従来の紐状体に比べて幅広であるため、水流を受け易く、スカート14の動きを大きくすることができる。更に、凸部16を有する紐状体15は揺動する際に光を乱反射する。このため、対象魚に対して視覚的誘引効果も得られる。
また、テープ状の紐状体15とすることにより、紐状体15の表裏面に印刷加工することができる。従って、例えばラメ等の光を反射し易い部材を紐状体15の表裏面に印刷することにより、更なる視覚的効果を得ることができる。
図4は本発明の第2の実施例を示している。この実施例では、スカート14の一部を断面形状が円形状や正方形状の紐状体17から構成し、残りを断面形状が長方形状の紐状体17から構成している。このように、細い繊維状の紐状体17と幅広なテープ状の紐状体15とを混ぜ合わせてスカートを構成した場合でも、水中におけるスカート14の動きを複雑なものにすることができる。
また、ラバージグ10が水中を移動しているときは幅広の紐状体15の方が大きく揺れ動き、ラバージグ10が停止したときは、軽量な細い紐状体17の方が素早く揺れ動く。このため、第1の実施例のラバージグ10とは異なるスカート14の動きが得られる。
尚、本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、例えば次のような変形が可能である。
スカートを構成する紐状体の全てを同じテープ状の紐状体から構成しても良い。この場合の紐状体は、凸部を有していなくてもよく、凸部を有していても良い。このような構成においても、従来の細い繊維状の紐状体からなるスカートに比べて複雑な動きを得ることができる。
凸部の形状は、上記した直方体状に限られない。例えば図5の(a)に示すような三角柱状の凸部16や、図5の(b)に示すような多数の扁平な円柱状の凸部16を紐状体15に設けても良い。また、紐状体15の表裏面に異なる形状の凸部16を設けても良い。
テープ状の紐状体の表裏面の一方或いは両方に多数の凹部を設けても良い。要は、テープ状の紐状体の表裏面の一方或いは他方に多数の凹凸が存在していればよい。
テープ状の紐状体の幅寸法や凸部の形状、大きさは、対象魚に応じた動きが得られるような任意の幅に設定することができる。
以上の構成は、いずれもスピナーベイト型疑似餌にも適用できる。
本発明の第1の実施例を示すラバージグの全体構成図 紐状体の構成を示す斜視図 周囲の水流による紐状体の動きを説明するための図 本発明の第2の実施例を示す図1相当図 本発明の変形例を示す紐状体の斜視図 ラバージグの従来構成を示す図 スピナーベイトの従来構成を示す図 スカートを構成する紐状体の断面形状を示す図 従来のスカートの周囲の水流による動きを説明するための図
符号の説明
10…ラバージグ(疑似餌)
11…ジグヘッド
12…釣り糸用アイ
13…フック
14…紐状体
15…スカート
16…凸部

Claims (6)

  1. フックを有するヘッドを備えた疑似餌の前記ヘッドに設けられる疑似餌用スカートにおいて、
    前記ヘッドに一端が固定され、柔軟性を有する多数の紐状体から構成され、
    前記紐状体の少なくとも一部をテープ状にしたことを特徴とする疑似餌用スカート。
  2. 前記テープ状の紐状体の少なくとも一部は、表裏面の流体抵抗が異なるように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の疑似餌用スカート。
  3. 前記テープ状の紐状体の表裏面の少なくとも一方に多数の凹凸が設けられていることを特徴とする請求項2記載の疑似餌用スカート。
  4. 前記テープ状の紐状体の表裏面には異なる形状の多数の凹凸が設けられていることを特徴とする請求項2に記載の疑似餌用スカート。
  5. 前記紐状体には、光を反射するラメ部材が設けられていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の疑似餌用スカート。
  6. a)請求項1ないし5のいずれかに記載の疑似餌用スカートと、
    b)フックを有し、当該フックを取り囲むように前記スカートが取り付けられたヘッドとを備えた疑似餌。
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