JPH026451B2 - - Google Patents
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- JPH026451B2 JPH026451B2 JP56206816A JP20681681A JPH026451B2 JP H026451 B2 JPH026451 B2 JP H026451B2 JP 56206816 A JP56206816 A JP 56206816A JP 20681681 A JP20681681 A JP 20681681A JP H026451 B2 JPH026451 B2 JP H026451B2
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- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03H—IMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
- H03H9/00—Networks comprising electromechanical or electro-acoustic devices; Electromechanical resonators
- H03H9/46—Filters
- H03H9/64—Filters using surface acoustic waves
- H03H9/6423—Means for obtaining a particular transfer characteristic
- H03H9/6433—Coupled resonator filters
- H03H9/644—Coupled resonator filters having two acoustic tracks
- H03H9/6443—Coupled resonator filters having two acoustic tracks being acoustically coupled
- H03H9/645—Coupled resonator filters having two acoustic tracks being acoustically coupled by grating reflectors overlapping both tracks
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03H—IMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
- H03H9/00—Networks comprising electromechanical or electro-acoustic devices; Electromechanical resonators
- H03H9/02—Details
- H03H9/02535—Details of surface acoustic wave devices
- H03H9/02818—Means for compensation or elimination of undesirable effects
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
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- H03H9/125—Driving means, e.g. electrodes, coils
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は弾性表面波共振器に関するものであ
る。
る。
一般に発振回路の安定化を図るためにフイード
バツク要素が用いられている。このようなフイー
ドバツク要素の一例は、弾性表面波(SAW)共
振器である。SAW共振器に関しては、米国特許
第3886504号、及び第4144507号にも開示されてい
るように、圧電基板上にある間隔をあけて一対の
グレーテイング反射器が配置されている。このグ
レーテイングの間に少くとも1つのSAWトラン
スデユーサを配置すると共に、電気的励振源から
のエネルギーに応答して圧電基板内に弾性表面波
を発生させる。そして前記トランスデユーサによ
つて発生された弾性表面波の反射から定在波共振
状態を得るように、グレーテイング相互間の位置
決めがなされる。SAW共振器の共振状態は、発
振回路を安定化するために使用することができ
る。
バツク要素が用いられている。このようなフイー
ドバツク要素の一例は、弾性表面波(SAW)共
振器である。SAW共振器に関しては、米国特許
第3886504号、及び第4144507号にも開示されてい
るように、圧電基板上にある間隔をあけて一対の
グレーテイング反射器が配置されている。このグ
レーテイングの間に少くとも1つのSAWトラン
スデユーサを配置すると共に、電気的励振源から
のエネルギーに応答して圧電基板内に弾性表面波
を発生させる。そして前記トランスデユーサによ
つて発生された弾性表面波の反射から定在波共振
状態を得るように、グレーテイング相互間の位置
決めがなされる。SAW共振器の共振状態は、発
振回路を安定化するために使用することができ
る。
前記の安定化を最適化し、かつ発振器の信号対
ノイズ比を最大にするためには、高いQ及び低い
挿入損失の特性を維持しながら、周波数安定化フ
イードバツク要素における電力容量を最大にする
ことが必要である。SAW共振器において、電力
容量は音響アパーチヤ、あるいはデバイスの幅に
比例している。ここで音響アパーチヤはトランス
デユーサにおけるすだれ状電極の最大の重なりの
長さとして定義され、デバイスの幅はグレーテイ
ング構造内の各反射器の長さとして定義される。
このように、発振器を安定化するためにSAW共
振器内に大きな音響アパーチヤを備えることは望
ましいことである。しかしながら、アパーチヤの
大きさにはある制限がある。SAW共振器の構成
は実質上二次元導波管であるから、周波数分離度
がアパーチヤ寸法の2乗に反比例する一群の横導
波管モードを共振器が持続させることがある。こ
の現象は、ジヤーナル・アプライド・フイジクス
48(12)1977年12月第4955〜4961頁にハーマン・エ
イ・ハウスによつて「SAWグレーテイング共振
器のモード」という題で紹介されている。該文献
によると、高電力を取り扱うことのできる広いア
パーチヤに対して、基本周波数に非常に近い周波
数でいくつかの横モードが起こり、かつSAW共
振器フイルタの応答特性にかなりのひずみが生じ
る。このひずみは、例えば、共振器におけるQの
減少としてあらわれる。それはまた、共振器が発
振器内に組み合わされたときに位相ノイズを増加
させることになり、これが広いアパーチヤを使用
する利点を打ち消すことになる。上記の理由によ
り、SAW共振器が発振器を安定化するために使
用されるときはいつでも、SAW共振器内におけ
る前記横モードを抑制することが非常に望まし
い。
ノイズ比を最大にするためには、高いQ及び低い
挿入損失の特性を維持しながら、周波数安定化フ
イードバツク要素における電力容量を最大にする
ことが必要である。SAW共振器において、電力
容量は音響アパーチヤ、あるいはデバイスの幅に
比例している。ここで音響アパーチヤはトランス
デユーサにおけるすだれ状電極の最大の重なりの
長さとして定義され、デバイスの幅はグレーテイ
ング構造内の各反射器の長さとして定義される。
このように、発振器を安定化するためにSAW共
振器内に大きな音響アパーチヤを備えることは望
ましいことである。しかしながら、アパーチヤの
大きさにはある制限がある。SAW共振器の構成
は実質上二次元導波管であるから、周波数分離度
がアパーチヤ寸法の2乗に反比例する一群の横導
波管モードを共振器が持続させることがある。こ
の現象は、ジヤーナル・アプライド・フイジクス
48(12)1977年12月第4955〜4961頁にハーマン・エ
イ・ハウスによつて「SAWグレーテイング共振
器のモード」という題で紹介されている。該文献
によると、高電力を取り扱うことのできる広いア
パーチヤに対して、基本周波数に非常に近い周波
数でいくつかの横モードが起こり、かつSAW共
振器フイルタの応答特性にかなりのひずみが生じ
る。このひずみは、例えば、共振器におけるQの
減少としてあらわれる。それはまた、共振器が発
振器内に組み合わされたときに位相ノイズを増加
させることになり、これが広いアパーチヤを使用
する利点を打ち消すことになる。上記の理由によ
り、SAW共振器が発振器を安定化するために使
用されるときはいつでも、SAW共振器内におけ
る前記横モードを抑制することが非常に望まし
い。
従来技術においては、スプリアスモードを抑制
するために種々の方法が提案されていた。最も一
般的な方法の一つは、アポタイズ形電極を用いる
方法である。この技術におけるトランスデユーサ
は、横モードが励起されないように、反射器にお
けるグレーテイングの基本モードに設計される。
しかしながら、SAW共振器の周波数は、約500M
Hz以上に増加するので、この方法による横モード
の抑制は極めて困難である。他方、特別のデバイ
スパラメータに対して横モードを抑制するように
設定することもできるが、しかし通常、トランス
デユーサの金属化又はグレーテイング・デフイニ
シヨンのいずれかが共振器組み立て中に変形した
場合、横モードに関連した問題が再び現われる。
このことについては、1979年及び1980年のウルト
ラソニツク・シンポジウム・ブロシーデイングス
において、タンスキ及びクロスその他により、
「横モードひずみのない最大許容アパーチヤが
SAW共振器に対して存在する」という報告がな
された。
するために種々の方法が提案されていた。最も一
般的な方法の一つは、アポタイズ形電極を用いる
方法である。この技術におけるトランスデユーサ
は、横モードが励起されないように、反射器にお
けるグレーテイングの基本モードに設計される。
しかしながら、SAW共振器の周波数は、約500M
Hz以上に増加するので、この方法による横モード
の抑制は極めて困難である。他方、特別のデバイ
スパラメータに対して横モードを抑制するように
設定することもできるが、しかし通常、トランス
デユーサの金属化又はグレーテイング・デフイニ
シヨンのいずれかが共振器組み立て中に変形した
場合、横モードに関連した問題が再び現われる。
このことについては、1979年及び1980年のウルト
ラソニツク・シンポジウム・ブロシーデイングス
において、タンスキ及びクロスその他により、
「横モードひずみのない最大許容アパーチヤが
SAW共振器に対して存在する」という報告がな
された。
横モードの抑制について従来提案されている第
2の方法は、横モードを減衰させるためのアブソ
ーバを使用することである。しかしながら、この
アブソーバ自体は、必要モードと不必要モードの
両方を通過させるので、共振器固有のQが低下す
る。
2の方法は、横モードを減衰させるためのアブソ
ーバを使用することである。しかしながら、この
アブソーバ自体は、必要モードと不必要モードの
両方を通過させるので、共振器固有のQが低下す
る。
横モードによつて生じるスプリアス周波数は、
SAW共振器の幅すなわちグレーテイング構造に
おける個々の反射器の長さによつて決定される。
幅の狭い共振器は幅の広い共振器の場合よりも、
不必要な横モードが主モードからさらに遠ざかる
けれども、狭い共振器は電力容量が低い。上記の
欠点を除去するために、本発明の一実施例による
SAW共振器は、いくつかの個々の副SAW共振器
すなわちSAWサブデバイスを並列に動作させる。
SAWサブデバイスの並列組み合せによつて、共
振器はより高い電力を取り扱うことが可能とな
る。
SAW共振器の幅すなわちグレーテイング構造に
おける個々の反射器の長さによつて決定される。
幅の狭い共振器は幅の広い共振器の場合よりも、
不必要な横モードが主モードからさらに遠ざかる
けれども、狭い共振器は電力容量が低い。上記の
欠点を除去するために、本発明の一実施例による
SAW共振器は、いくつかの個々の副SAW共振器
すなわちSAWサブデバイスを並列に動作させる。
SAWサブデバイスの並列組み合せによつて、共
振器はより高い電力を取り扱うことが可能とな
る。
この並列支持は従来横モードを抑制又は最少化
するためには使用されなかつた。例えば、SAW
共振器において、単一デバイスを形成するために
サブデバイスを並列に接続することは、共振器の
構成自体が複雑になり、また並列共振器に電気的
接続をするためにより複雑なコネクタを必要とす
るので、過去においては使用されなかつた。
するためには使用されなかつた。例えば、SAW
共振器において、単一デバイスを形成するために
サブデバイスを並列に接続することは、共振器の
構成自体が複雑になり、また並列共振器に電気的
接続をするためにより複雑なコネクタを必要とす
るので、過去においては使用されなかつた。
さらに別の制限は、製造時、あるいは設計時に
おけるわずかな寸法ずれによるサブデバイス間の
相違いよつて振幅あるいは位相応答におけるリツ
プルのようなスプリアス応答を導入する可能性が
あるという点である。これらのスプリアスモード
は、横モードによつて発生したものと同様に、デ
バイスのQを減少させ、かつ発振器の位相ノイズ
を増加させる。本実施例においてこの制限は、共
通サブストレート上に同一のサブデバイスを作る
ことによつて克服される。
おけるわずかな寸法ずれによるサブデバイス間の
相違いよつて振幅あるいは位相応答におけるリツ
プルのようなスプリアス応答を導入する可能性が
あるという点である。これらのスプリアスモード
は、横モードによつて発生したものと同様に、デ
バイスのQを減少させ、かつ発振器の位相ノイズ
を増加させる。本実施例においてこの制限は、共
通サブストレート上に同一のサブデバイスを作る
ことによつて克服される。
デバイスの並列動作におけるこの技術の別の制
限は、本実施例のサブデバイスから成る並列ビー
ム間の接続をするときに困難性が付加されるとい
う点にある。SAW共振器の通常の構成における
接続は、トランスデユーサに付着される広いバー
電極によつてなされる。並列構成において、これ
らのバー電極は個々のサブデバイスを介して交差
しなければならない。バー電極自体は、スプリア
ス共振、及び共振器フイルタ応答特性の低下を生
じさせる。この制限は、本発明による実施例によ
つて克服される。
限は、本実施例のサブデバイスから成る並列ビー
ム間の接続をするときに困難性が付加されるとい
う点にある。SAW共振器の通常の構成における
接続は、トランスデユーサに付着される広いバー
電極によつてなされる。並列構成において、これ
らのバー電極は個々のサブデバイスを介して交差
しなければならない。バー電極自体は、スプリア
ス共振、及び共振器フイルタ応答特性の低下を生
じさせる。この制限は、本発明による実施例によ
つて克服される。
並列構成と共に存在すると考えられたさらに別
の制限は、並列の幅の狭い音響ビームに関連した
回折損失が付加されるという点にある。これらの
損失が存在するけれども、本具体例は、他の損失
が優勢である周波数で最も有用であるので、
SAWサブデバイスの並列接続によつて悪化する
ことが判明しなかつた。
の制限は、並列の幅の狭い音響ビームに関連した
回折損失が付加されるという点にある。これらの
損失が存在するけれども、本具体例は、他の損失
が優勢である周波数で最も有用であるので、
SAWサブデバイスの並列接続によつて悪化する
ことが判明しなかつた。
前述のハートマン他の文献において、マルチ共
振器における個々のSAW共振器の動作を並列に
することがおおまかに示唆されている。それらの
目的は明らかに、マルチポール帯域フイルタと同
様に所定の全体周波数応答特性を構成することで
あつた。しかし実際に並列動作のSAW装置をど
のように実現するか、あるいは横モードの最少化
についてはなんら開示されていない。また、横モ
ードひずみの減少あるいは抑制するための個々の
SAW共振器の並列動作の教示もなかつた。
振器における個々のSAW共振器の動作を並列に
することがおおまかに示唆されている。それらの
目的は明らかに、マルチポール帯域フイルタと同
様に所定の全体周波数応答特性を構成することで
あつた。しかし実際に並列動作のSAW装置をど
のように実現するか、あるいは横モードの最少化
についてはなんら開示されていない。また、横モ
ードひずみの減少あるいは抑制するための個々の
SAW共振器の並列動作の教示もなかつた。
第1図は本発明の一実施例によるSAW共振器
の構成図である。図において、マルチ構成の
SAW共振器100は2つのSAWサブデバイス1
01及び102により構成される。
の構成図である。図において、マルチ構成の
SAW共振器100は2つのSAWサブデバイス1
01及び102により構成される。
各サブデバイスは、入力トランスデユーサ10
5A,B及び出力トランスデユーサ106A,B
共にそれぞれのグレーテイング反射器108A,
Bと109A,B、及び両グレーテイング反射器
間に配置されそしてそれらに関連した電気的接続
部103及び104から構成されている。電気的
接続部103及び104は一塊の金属ストリツプ
にすることもできるが、この方法は周波数応答の
ひずみを導入する恐れがあり、望ましくない。マ
ルチ構成におけるSAW共振器の動作に影響する
ことなく、他の金属化構成又はステツチ結合ワイ
ヤを使つて電気的接続をなすことができる。第1
図の実施例において、これらの接続部は、グレー
テイング108A,Bとトランスデユーサ105
A,Bの間、及びグレーテイング109A,Bと
トランスデユーサ106A,Bの間で形成しなけ
ればならない。この構成の要件は、サブデバイス
101,102の各々が、横モードによつて生じ
たスプリアス応答を、SAW共振器100の共振
周波数から離すのに十分なだけ狭くされるという
点である。
5A,B及び出力トランスデユーサ106A,B
共にそれぞれのグレーテイング反射器108A,
Bと109A,B、及び両グレーテイング反射器
間に配置されそしてそれらに関連した電気的接続
部103及び104から構成されている。電気的
接続部103及び104は一塊の金属ストリツプ
にすることもできるが、この方法は周波数応答の
ひずみを導入する恐れがあり、望ましくない。マ
ルチ構成におけるSAW共振器の動作に影響する
ことなく、他の金属化構成又はステツチ結合ワイ
ヤを使つて電気的接続をなすことができる。第1
図の実施例において、これらの接続部は、グレー
テイング108A,Bとトランスデユーサ105
A,Bの間、及びグレーテイング109A,Bと
トランスデユーサ106A,Bの間で形成しなけ
ればならない。この構成の要件は、サブデバイス
101,102の各々が、横モードによつて生じ
たスプリアス応答を、SAW共振器100の共振
周波数から離すのに十分なだけ狭くされるという
点である。
前記接続部103及び104は、それぞれ入力
トランスデユーサ105A,Bに、そして出力ト
ランスデユーサ106A,Bに電気的接続をす
る。本実施例における各トランスデユーサ105
A,105B,106A、及び106Bは、両手
の指を組み合わせたようなすだれ状電極111で
構成される。これらトランスデユーサのアース部
分は、バー電極107A,107Bによつて接続
される。
トランスデユーサ105A,Bに、そして出力ト
ランスデユーサ106A,Bに電気的接続をす
る。本実施例における各トランスデユーサ105
A,105B,106A、及び106Bは、両手
の指を組み合わせたようなすだれ状電極111で
構成される。これらトランスデユーサのアース部
分は、バー電極107A,107Bによつて接続
される。
本実施例において、電気的接続部103及び1
04は、グレーテイング反射器108(A,B)、
109(A,B)内に周期的に伸びる平行電極1
10で構成される。かくしてトランスデユーサ1
05(A,B),106(A,B)とグレーテイ
ング反射器108(A,B),109(A,B)
の間には波の伝達に対する遮断がほとんど生じな
い。これらの電気的接続部に幅の広い一塊の接続
部材を使用した場合には、グレーテイング反射器
の周期性が阻害され、グレーテイングとトランス
デユーサとの間にスプリアス共振を生じることが
ある。
04は、グレーテイング反射器108(A,B)、
109(A,B)内に周期的に伸びる平行電極1
10で構成される。かくしてトランスデユーサ1
05(A,B),106(A,B)とグレーテイ
ング反射器108(A,B),109(A,B)
の間には波の伝達に対する遮断がほとんど生じな
い。これらの電気的接続部に幅の広い一塊の接続
部材を使用した場合には、グレーテイング反射器
の周期性が阻害され、グレーテイングとトランス
デユーサとの間にスプリアス共振を生じることが
ある。
本実施例によるSAW共振器100を回路内に
使用するときに、その共振周波数近くの所定の周
波数のみがこの回路に結合される。かくしてスプ
リアス周波数は共振周波数から離れているため
に、スプリアスモードからのいかなる悪影響も無
視できるほどのレベルに維持される。さらに、こ
れらの横モードが離れているので、SAW共振器
100の周波数特性は、位相又は振幅において実
質上ひずんでいない。
使用するときに、その共振周波数近くの所定の周
波数のみがこの回路に結合される。かくしてスプ
リアス周波数は共振周波数から離れているため
に、スプリアスモードからのいかなる悪影響も無
視できるほどのレベルに維持される。さらに、こ
れらの横モードが離れているので、SAW共振器
100の周波数特性は、位相又は振幅において実
質上ひずんでいない。
第2図及び第3図は、本発明の他の実施例で4
つのサブデバイスを並列にしたマルチ構成の
SAW共振器の構成図を示す。第2図は、単一の
ポートと、4つのサブデバイス201〜204か
ら成る共振器200を示す。この単一ポートの共
振器200はそのグレーテイング反射器208
(A〜D)と209(A〜D)との間に配置され
た単一トランスデユーサ205を具えている。本
実施例において、トランスデユーサ205への電
気的接続部205A,205Bは、前記グレーテ
イング208,209と共に周期的に伸びる複数
の電極で構成される。
つのサブデバイスを並列にしたマルチ構成の
SAW共振器の構成図を示す。第2図は、単一の
ポートと、4つのサブデバイス201〜204か
ら成る共振器200を示す。この単一ポートの共
振器200はそのグレーテイング反射器208
(A〜D)と209(A〜D)との間に配置され
た単一トランスデユーサ205を具えている。本
実施例において、トランスデユーサ205への電
気的接続部205A,205Bは、前記グレーテ
イング208,209と共に周期的に伸びる複数
の電極で構成される。
第3図は、4つのサブデバイス301〜304
を並列にした2ポート共振器300を示してい
る。この2ポート共振器300は、そのグレーテ
イング308(A〜D),309(A〜D)間に
配置された2つのトランスデユーサ305,30
6を具えている。本実施例において、トランスデ
ユーサ305,306への電気的接続305B,
306Bはそれぞれ、グレーテイング構成30
8,309と共に周期的に伸びる複数の電極で形
成される。残りの電気的接続部305A,306
Aはトランスデユーサ間に置かれた広いストリツ
プでる。
を並列にした2ポート共振器300を示してい
る。この2ポート共振器300は、そのグレーテ
イング308(A〜D),309(A〜D)間に
配置された2つのトランスデユーサ305,30
6を具えている。本実施例において、トランスデ
ユーサ305,306への電気的接続305B,
306Bはそれぞれ、グレーテイング構成30
8,309と共に周期的に伸びる複数の電極で形
成される。残りの電気的接続部305A,306
Aはトランスデユーサ間に置かれた広いストリツ
プでる。
第1図乃至第3図は本発明の各実施例による構
成図である。図において、100,200,30
0はSAW共振器101,102,201〜20
4及び301〜304はSAWサブデバイス、1
03及び104は電気的接続部、105A及び1
05Bは入力トランスデユーサ、106A及び1
06Bは出力トランスデユーサ、107A及び1
07Bはバー電極、108A,B及び109A,
Bはグレーテイング反射器、110及び111は
電極である。
成図である。図において、100,200,30
0はSAW共振器101,102,201〜20
4及び301〜304はSAWサブデバイス、1
03及び104は電気的接続部、105A及び1
05Bは入力トランスデユーサ、106A及び1
06Bは出力トランスデユーサ、107A及び1
07Bはバー電極、108A,B及び109A,
Bはグレーテイング反射器、110及び111は
電極である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ほぼ同一形状の弾性表面波サブデバイスを共
通の圧電基板上に複数個配列した共振器であり、
前記各サブデバイスはそれぞれにおいて、定在波
共振パターンを与えるために配置された一対の第
1、第2グレーテイング反射器と、前記両グレー
テイング反射器の間に配置されそして前記基板の
圧電表面上に弾性表面波を送りだす少なくとも第
1のトランスデユーサとより成る、横モード周波
数を共振周波数から遠ざけるのに充分な狭さの音
響アパーチヤを備えたものであつて、前記各サブ
デバイスにおける前記各第1のトランスデユーサ
を第1共通接続部よつて共通に接続して該第1共
通接続部を介して前記各サブデバイスを並列動作
させることを特徴とする弾性表面波共振器。 2 前記各サブデバイス内における前記第1共通
接続部部分が、少なくとも前記第1グレーテイン
グ反射器と前記第1のトランスデユーサとの間
で、前記第1、第2グレーテイング反射器と共に
周期的に伸びる複数の平行電極を備えて成ること
を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の弾性表
面波共振器。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US06/218,894 US4331943A (en) | 1980-12-22 | 1980-12-22 | Acoustic wave devices having transverse mode distortions eliminated structurally |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57127319A JPS57127319A (en) | 1982-08-07 |
JPH026451B2 true JPH026451B2 (ja) | 1990-02-09 |
Family
ID=22816919
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56206816A Granted JPS57127319A (en) | 1980-12-22 | 1981-12-21 | Surface acoustic wave resonator |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4331943A (ja) |
EP (1) | EP0054723B1 (ja) |
JP (1) | JPS57127319A (ja) |
DE (1) | DE3168823D1 (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2117992B (en) * | 1982-03-24 | 1985-09-18 | Philips Electronic Associated | Parallel-series acoustic wave device arrangement |
JPS587911A (ja) * | 1982-06-17 | 1983-01-17 | Toshiba Corp | 弾性表面波共振子装置 |
USRE33957E (en) * | 1982-07-26 | 1992-06-09 | Toyo Communication Equipment Co., Ltd. | High frequency narrow-band multi-mode filter |
JPS5936412A (ja) * | 1982-08-23 | 1984-02-28 | Toyo Commun Equip Co Ltd | 反射器を備えたidt型共振器又は多重モ−ド・フイルタの電極構造 |
JPS59159025U (ja) * | 1983-04-08 | 1984-10-25 | 株式会社村田製作所 | 表面波装置 |
GB2149253A (en) * | 1983-10-31 | 1985-06-05 | Philips Electronic Associated | Surface acoustic wave device |
JPS60124110A (ja) * | 1983-12-08 | 1985-07-03 | Alps Electric Co Ltd | 弾性表面波素子 |
US4933588A (en) * | 1988-12-23 | 1990-06-12 | Raytheon Company | Higher order transverse mode suppression in surface acoustic wave resonators |
JP2632407B2 (ja) * | 1989-02-14 | 1997-07-23 | 国際電気株式会社 | 単一モード2端子対弾性表面波共振子 |
ES2063378T3 (es) * | 1989-11-14 | 1995-01-01 | Siemens Ag | Filtro reflector de ondas superficiales. |
DE4018784A1 (de) * | 1990-06-12 | 1991-12-19 | Siemens Ag | Oberflaechenwellen-reflektorfilter |
US6384698B1 (en) * | 1999-04-28 | 2002-05-07 | Seiko Epson Corporation | Transverse double mode saw filter |
EP1298797A4 (en) * | 2000-06-27 | 2008-10-01 | Toshiba Kk | ACOUSTIC SURFACE WAVING DEVICE |
US20060094988A1 (en) * | 2004-10-28 | 2006-05-04 | Tosaya Carol A | Ultrasonic apparatus and method for treating obesity or fat-deposits or for delivering cosmetic or other bodily therapy |
DE112014004077B4 (de) * | 2013-09-06 | 2018-11-22 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Resonator für elastische Wellen, Filtervorrichtungfür elastische Wellen, und Duplexer |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3886504A (en) * | 1974-05-20 | 1975-05-27 | Texas Instruments Inc | Acoustic surface wave resonator devices |
GB1490959A (en) * | 1976-02-16 | 1977-11-09 | Mullard Ltd | Electrical oscillators |
US4060777A (en) * | 1976-05-19 | 1977-11-29 | Piezo Technology Inc. | Guided elastic surface wave filter |
US4144507A (en) * | 1976-09-29 | 1979-03-13 | Texas Instruments Incorporated | Surface acoustic wave resonator incorporating coupling transducer into reflecting arrays |
GB1554366A (en) * | 1977-02-04 | 1979-10-17 | Philips Electronic Associated | Acoustic surface wave devices |
JPS53145595A (en) * | 1977-05-25 | 1978-12-18 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | Elastic surface wave oscillator |
GB2030407B (en) * | 1978-09-22 | 1982-12-08 | Philips Electronic Associated | Acustic wave resonators and filters |
GB2033185B (en) * | 1978-09-22 | 1983-05-18 | Secr Defence | Acoustic wave device with temperature stabilisation |
FR2437686A1 (fr) * | 1978-09-29 | 1980-04-25 | Mayer Ferdy | Element electrique a pertes, tel que fil, cable et ecran, resistant et absorbant |
-
1980
- 1980-12-22 US US06/218,894 patent/US4331943A/en not_active Expired - Fee Related
-
1981
- 1981-10-30 EP EP81109343A patent/EP0054723B1/de not_active Expired
- 1981-10-30 DE DE8181109343T patent/DE3168823D1/de not_active Expired
- 1981-12-21 JP JP56206816A patent/JPS57127319A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0054723A1 (de) | 1982-06-30 |
US4331943A (en) | 1982-05-25 |
DE3168823D1 (en) | 1985-03-21 |
JPS57127319A (en) | 1982-08-07 |
EP0054723B1 (de) | 1985-02-06 |
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