JPH0263310A - 端末機器に混入する不要電磁界による誘導電圧を除去する装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 イ、産業上の利用分野 この発明は通信線路の端末に接続する電話機やファック
スなどに不要電磁界が混入することにより生ずるコモン
モード電圧電圧による音声の混信や制御回路の誤動作な
どの障害を防止する装置に関する。

口、従来技術 従来通信回路に無線の不要「Ｅ磁界が混入して生ずる各
種の障害に対しては、例えば、茨木光′貨ｆ回路のノイ
ズと１−ラブル対策（昭和５２年２月ＣＱ出版、ＰＩ７
．２７．２９）があった。

ハ、発明が解決しようとする問題点 熱しながら従来のものは通信線路の２線間に誘導するノ
ーマルモードの不要電圧に対するローパスフィルタの類
でアリコモンモードの不要電圧に対しては減衰効果が小
さく障害は防止出来なかった。

又フィルタに接地を必要とすること、回路のインピーダ
ンスが高くとれないこと、装着に当っては回路に割り込
み接続をすること、そのために工具や技術を要すること
、などの不１更もあった。

二　問題点を解決するための手段 本発明はこれらの欠点を除去するためになされたもので
、第１図に於て（１）はフェライトコアなとの磁心であ
り（ｌａ、ｌｂ）はその２つの辺とする、（２）は二次
巻線であり（３）の同調コンデンサーにより並列同調回
路を形成する。（４）は−次巻線であり一対の通信線と
して２心の線をそのま＼巻込んだものである。

全体として二次側に同調回路を結合した高周波トランス
を形成する。

ホ６作　　用 第２図に於て一次巻線（４）の各心線を流れる通信電流
は１回路となり往復するのでそれにそれによる磁束は打
消され、通信電流には損失をあたえない。これに対し２
心を同方向に流れ大地を帰路とするコモンモード電流に
よる磁束は同方向であるためリアクタンス成分を生じ阻
止効果を生ずる。更に二次側シζは不要電磁界に対する
同調回路が結合されているので並列同調の高いインピー
ダンスで一次測誘−Ｊ置圧を減衰させる作用がある。

へ、実施例 端末に接続された電子ｆヒ電話機に対して２７ＭＨ２の
ＣＢ無線が近接して運用するとその音声が混入する障害
は増加の傾向にある、これに対し二次巻線を２７　ＭＨ
ｚに同調した本装置のフェライトコアに電子化電話機の
機ひも（付属コード）の部分を密結合となる値（８〜１
０回）とし巻込むことにより防止することが出来る。

ト、効　　果 本装置は通信線と大地間シこ生ずるコモンモードの不要
誘導電圧に対して高いインピーダンスの阻止回路となり
端末機器への流入を防止する。

然し通信電流にあたえる減衰は小さい。又装置には接地
が不用であること、通信状態のま＼で一次線を巻込むこ
とが出来ること、通信線に非接触であるため取付に工具
を要することなく、又特定の技術者でなくても容易に利
用することが出来るなどの効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の装置を示す立体図である。 第２図はその配線を示す結線図である。（１）はフェラ
イトコア、（ｌａ、ｌｂ）はコアの２辺、（３）は同調
コンデンサー、（４）は−次巻線、一対の通信線とする
。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　端末機器に混入して障害を生ずる不要電磁界による対
   地誘導電圧（コモンモード電圧）をその通信線路の一対
   を２心のまゝ一次巻線として磁心に巻き、高周波トラン
   スを形成しこの回路に生ずるリアクタンスや、二次側の
   回路を結合しこの回路の同調インピーダンスにより一次
   側の不要コモンモード電圧を除去する装置