JPH0261143A - 丸編機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は丸編機、すなわち運針装置を具備した〔従来の
技術と発明が解決しようとする課題〕小径丸編機には通
常機械式又は電気式編成プログラム装置によってコント
ロールされる柄出し機構が設けられている。電気式コン
トロール装置ニよってコントロールされる選針装置が、
万能的に広い範囲で用いることができるために、通常好
ましく用いられる。

このようなタイプの選針装置がチェコソロバキア発明者
証第２２３．４５７号に開示されており、この発明者証
では複数の作動位置の１つに針を選択するために、カム
でコントロールされた水平スライドと電磁的にコントロ
ールされたラッチが用いられる。

機械式スライドと電磁石による他の装置が知られている
。このような方法で構成された柄出し機構の主な欠点は
用いることのできる柄の範囲が比較的に狭いこと、そう
でなければ作動頻度が小さいことであり、したがって機
械の生産にマイナスに作用することである。又機構的に
相当複雑であることが欠点であり、柄出しを要求する範
囲が大きければ大きい程、機械が大きくなる。これ以外
にも、前記装置は構造的に相当な高さになるという問題
を有する。

チェコソロバキア発明者証第２２４．１９５号に開示さ
れた他の装置では、弾性的で揺動可能なジャックがそれ
ぞれの編成針に組み合わされ、前記ジャックは中間ジャ
ックのボディ内に配置されている。

共通の電磁コントロールのトランスジューサーが前記複
数の弾性揺動ジャックに組み合わされる。

この装置は機械的に簡単であり、且つ作動頻度が高い点
で有利であるが、同時にこの装置を婦人用靴下を製造す
るための小径丸編機に使用することが非常に困難である
という欠点を有する。なぜならば前記小径丸編機は編成
針を高密度で有するからである。

本発明の目的は、編成針の密度が高密度であった場合で
も高い作動頻度で作動する電子式柄出し装置を用いるこ
とができる編機の配置を提供することにある。

〔課題を解決するための手段〕

前記本発明の目的は、それぞれの編成供給部が少なくと
も２個の電磁トランスジューサーに前後して組み合わさ
れると共に、非作動位置からジャックを選んでいる作動
位置のための複数のカムトラックを分離する切欠部を含
んで成ることを要部とする編機によって達成される。そ
の際第１電磁トランスジューサーにおける切欠部は第２
電磁トランスジューサーにおける切欠部より深くなって
いる。

この解決策の大きな利点は電気機械的トランスジューサ
ーの直列配置を可能にすることである。

かくして低い高さの構造が全ての公知の利点を維持する
と共に同時にそれぞれの電気機械的トランスジューサー
が柄出しジャックの全数の一部分のみをコントロールす
ることになる。その事は編成針シリンダの回転数を増加
させると共に、細いゲージの婦人用靴下の生産のために
設計された小径丸編機において特有である編成針密度が
高い場合であっても本発明の応用の可能１虫を与える。

〔実施例〕

本発明による装置の一例を示す添付図面を参照して本発
明を以下詳述する。

第１図は可撓性柄出しジャックおよび電磁トランスジュ
ーサー（変換器）から成る装置を示す。

編成針シリンダ１内にジャック２があり、ジャック２に
は図示してないカム装置が組み合わされる。

編成針シリンダ１には複数の中間ジャックの本体３があ
り、ジャック中には水平な中間ジャック４と、編成シリ
ンダ１の溝に平行で垂直に延びる可撓性の柄出しジャッ
ク５がある。中間ジャック５の外側端部に押込みカム９
がある。可撓性柄出しジャック５の下側にはカムの本体
６に固定されたカム７がある。電気機械的トランスジュ
ーサー８は可撓性柄出しジャック５に組み合わされる。

可撓性柄出しジャック５は２つの位置、すなわち作動位
置５，１と不作動位置５，２をとることができる。カム
７には２つのトラックがあり、すなわち可撓性柄出しジ
ャック５の作動位置５，１用のトラック７・１に可撓性
柄出しジャック５の不作動位置５．２用のトラック７．
２がある。不作動位置５．２において、可撓性柄出しジ
ャック５は中間ジャックの本体３から外側にカムトラッ
ク７゜２によって揺動され、且つジャック５はその外側
に揺動された位置に前記カムトラック７．２によってお
よび／又は電気機械式トランスジューサー８の作用によ
って保たれる。

第２図は第１図の矢印Ｐの方向で見た時の１個の編成供
給部の可撓性柄出しジャック５のカムトラックの配置図
である。編成針シリンダの回転方向は矢印Ｒで示される
。この一実施例において、互いに前後する２個の電気機
械式トランスジューサー８Ａ、８Ｂが図示されている。

第１電気機械式トランスジューサー８Ａは切欠部１０の
上方に配置されており、第２電気機械式トランスジュー
サー８Ｂは切欠部１２の上方に配置されている。

切欠部１０の深さは値Ｈ１で示され、切欠部１２の深さ
は値Ｈ２で示され、この場合Ｈ１はＨ２より大きい。切
欠部１０．１２は、不°作動位置５，２に置かれた可撓
性柄出しジャック５用トラツク７゜２から作動位置５．
１に置かれた可撓性柄出しジャック５用トラツク７．１
を分離する。トラック７．１内に、切欠部１０，１２の
後に置かれた上げカム１１．１３がある。可撓性柄出し
ジャックは上昇した位置１５あるいは下降した位置１６
の何れか一方に配置される。下降した位置において、可
撓性柄出しジャック５の下方端は切欠部１０又は切欠部
１２の底部の高さにある。第１切欠部１０において奇数
番目の全ての可撓性柄出しジャック５Ａは下降した位置
１６に配置されており、一方第２切欠部１２において偶
数番目の全ての可撓性柄出しジャック５Ｂは切欠部の底
部の高さに配置される。第１切欠部１０において偶数番
目の全ての可撓性柄出しジャック５Ｂは上昇した位置１
５に配置されており、一方第２切欠部１２において奇数
番目の全ての可撓性柄出しジャック５Ａは下降した位置
１６において第１切欠部１０の底部の高さにあるか上昇
した位置の何れかにある。

本発明による装置は次のように作動する。

編成針シリンダ１が回転する間、奇数番目の全ての可撓
性柄出しジャック５Ａは第１切欠部１０における図示し
てないカムトラックによって下降した位置１６に下げら
れ、そしてカムトラック７゜２によってこれら柄出しジ
ャック５Ａは揺動されて不作動位置５．２に入る。切欠
部１０を通過する時に第１電磁式トランスジニーサ−８
Ａの公知の作用によってジャックは不作動位置５．２に
保たれるかあるいは作動位置５．１に移動されて、上げ
カム１１に移動し、その結果上昇した位置１５に上昇す
る。この位置において偶数番目の可撓性柄出しジャック
５Ｂは上昇した位置を通過し、電気機械式トランスジュ
ーサー８Ａによって影響されることがない。

第２切欠部１２において、図示してないカム装置が偶数
番目の可撓性柄出しジャック５Ｂを、切欠部１０にある
時よりもより高い位置である切欠部１２の底部の高さに
下げる。偶数番目の可撓性柄出しジャック５Ａが切欠部
１０の奇数番目の可撓性柄出しジャック５Ａと同様に揺
動されて不作動位置５．２に入る。そして電気機成式ト
ランスジューサー８Ｂの作動によって柄出しジャック５
Ｂは作動位置５，１に移動され、引き続いて上げカム１
３によって上昇した位置１５に上げられる。切欠部１０
の深さＨｌが切欠部１２の深さＨ２より大きいので、電
気機械的トランスジューサー８Ｂの作用にもかかわらず
、必然的に切欠部１２において奇数番目の可撓性柄出し
ジャック５Ｂが不作動位置５，２から作動位置５，１に
切欠部１２内で移動することができない。上昇した位置
において押し込みカム９を通過する可撓性柄出しジャッ
ク５は公知のように中間ジャック４を垂直ジャック２へ
の押し込みを生じさせ、その結果編成針の２つの作動位
置への公知の選択を生じさせる。

本発明による編機の前述の配置は少なくとも２つの電気
機械式トランスジューサー８Ａ、８Ｂを前後して配置す
ることを可能にするので、１個の電気機械式トランスジ
ューサーの場合のように、編成針シリンダの高さを低く
維持することができる。さらに最初に奇数番目の可撓性
柄出しジャックが次に偶数番目の可撓性柄出しジャック
が互いに独立して選択されるので、電気機械式トランス
ジューサーの作動頻度は少なくとも１／２に減少し、且
つ電気機械式トランスジューサーによって選択された時
における可撓性柄出しジャック間の間隔は少なくとも２
倍になる。この事は一方において編成針シリンダの回転
数を増加することを可能にすると共に、他方において高
ゲージの編成針配置で本発明を使用することを可能にす
る。さらに電気機械式トランスジューサーの機能の信頼
性が増加する。

本発明による配置は２個の電気機械式トランスジューサ
ーが前後に配置されている実施例の説明にのみに限定さ
れるものではない。同様に前述の利点を維持させながら
３個以上の電気機械式トランスジューサーを有利に配置
することが可能である。

【図面の簡単な説明】

第１図は可撓性柄出しジャックと電気機械式トランスジ
ューサーの配置を示す図であり、第２図は１個の編成供
給部の可撓性柄出しジャックのカムトラックの配置を示
す図である。 １・・・編成針シリンダー　　２・・・ジャック、４・
・・中間ジャック、 ５・５Ａ・５Ｂ・・・可撓性柄出しジャック、５．１・
・・作動位置、　　　　５．２・・・不作動位置、７・
・・カム、 ７．１・・・作動位置用トラック、 ７．２・・・不作動位置用トラック、 ８．８Ａ、８Ｂ・・・トランスジューサー、９・・・押
し込みカム、　　　１０．１２・・・切欠部、１１．１
３・・・上げカム、　　　　１５・・・上昇した位置、
１６・・・下降した位置。 止の浄書（内容に変更なし） ＦＩ６．１

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、電磁トランスジューサーに組み合わされている可撓
   性柄出しジャックがそれぞれの編成針に組み合わされて
   いる電子式編成針選針装置と、前記柄出しジャックの作
   動位置および不作動位置用カムトラックが設けられてい
   る多給糸丸編機において、それぞれの編成供給部が前後
   に配置された少なくとも２個の電磁トランスジューサー
   （８Ａ、８Ｂ）に組み合わされており、柄出しジャック
   （５）の作動位置（５，１）用カムトラックを不作動位
   置（５，２）から分離する切込部（１０）が第１電磁ト
   ランスジューサー（８Ａ）において、第２電磁トランス
   ジューサー（８Ｂ）における切込部（１２）より深いこ
   とを特徴とする丸編機。