JPH0261107A - 複合繊維紡糸口金装置 - Google Patents
複合繊維紡糸口金装置Info
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- JPH0261107A JPH0261107A JP20852288A JP20852288A JPH0261107A JP H0261107 A JPH0261107 A JP H0261107A JP 20852288 A JP20852288 A JP 20852288A JP 20852288 A JP20852288 A JP 20852288A JP H0261107 A JPH0261107 A JP H0261107A
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- 229920000642 polymer Polymers 0.000 claims abstract description 23
- 238000007599 discharging Methods 0.000 claims abstract 6
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Landscapes
- Multicomponent Fibers (AREA)
- Spinning Methods And Devices For Manufacturing Artificial Fibers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は複合紡糸用口金装置に係り、特に複数のポリマ
ーが多層構造状に複合した異型断面糸の紡糸口金装置に
関する。
ーが多層構造状に複合した異型断面糸の紡糸口金装置に
関する。
(従来の技術)
従来、複合線維は円形断面が主流であったが、最近は異
形断面の複合繊維も増えている。かかる異形断面複合m
雑用紡糸口金は複合板によって得られたポリマー複合流
をノズル板の円形断面孔で整流し、異形断面オリフィス
から吐出する方式が主流で、時にはオリフィス形状に近
い異形断面整流孔とすることもあった。
形断面の複合繊維も増えている。かかる異形断面複合m
雑用紡糸口金は複合板によって得られたポリマー複合流
をノズル板の円形断面孔で整流し、異形断面オリフィス
から吐出する方式が主流で、時にはオリフィス形状に近
い異形断面整流孔とすることもあった。
例えば、特公昭54−43808号公報には異型紡出孔
と該紡出孔形状と相似形領域内に島成分の吐出孔を設け
た多島複合繊維用紡出装置が開示されている。
と該紡出孔形状と相似形領域内に島成分の吐出孔を設け
た多島複合繊維用紡出装置が開示されている。
(発明が解決しようとする問題点)
異形断面複合RaMの場合、複合板での複合流形成の複
合形状を乱す仁となくポリマーをノズル板のオリフィス
から吐出することには非常に困難がつきまとう。一般的
な方法として、ノズル板の整流孔を円形断面としオリフ
ィスを異形断面にすると複合流は円形から異形への変形
過程で太き(乱れてしまうことが多く、実用的異形断面
複合繊維をつくる場合の大きな障害となっている。又、
特会54−438(1号の如く、ノズル板整流孔をオリ
フィスの形に近い異形断面とする試みも一部行なわれて
いるが、異形整流孔は複合板との複合流形成部で複合形
の乱れを生じることが多い。更には、オリフィスに比べ
面積、長さ共大きい異形断面孔は放電加工などによる加
工製作費がかなり高くなる難点も有している。
合形状を乱す仁となくポリマーをノズル板のオリフィス
から吐出することには非常に困難がつきまとう。一般的
な方法として、ノズル板の整流孔を円形断面としオリフ
ィスを異形断面にすると複合流は円形から異形への変形
過程で太き(乱れてしまうことが多く、実用的異形断面
複合繊維をつくる場合の大きな障害となっている。又、
特会54−438(1号の如く、ノズル板整流孔をオリ
フィスの形に近い異形断面とする試みも一部行なわれて
いるが、異形整流孔は複合板との複合流形成部で複合形
の乱れを生じることが多い。更には、オリフィスに比べ
面積、長さ共大きい異形断面孔は放電加工などによる加
工製作費がかなり高くなる難点も有している。
本発明はこのような従来技術の欠点を解消し、複雑な形
状の異形断面複合繊維も複合形を乱すことな(安定的に
紡糸できる紡糸口金装置を提供しようとするものである
。
状の異形断面複合繊維も複合形を乱すことな(安定的に
紡糸できる紡糸口金装置を提供しようとするものである
。
(問題点を解決するための手段)
本発明は、複数のポリマーよりなる多屑溝造複合異型断
面糸を紡糸するための口金装置であって、複数のポリマ
ーを複合流となして吐出する複数の吐出孔、該吐出孔の
下部にあって、各吐出孔に対応し、集合配置された円形
断面紡糸孔、各吐出孔とこれに対応する紡糸孔とを繋ぐ
円形断面整流孔を有し、各整流孔の延長線が一点で交差
することを特徴とする複合繊維紡糸口金装置にある。
面糸を紡糸するための口金装置であって、複数のポリマ
ーを複合流となして吐出する複数の吐出孔、該吐出孔の
下部にあって、各吐出孔に対応し、集合配置された円形
断面紡糸孔、各吐出孔とこれに対応する紡糸孔とを繋ぐ
円形断面整流孔を有し、各整流孔の延長線が一点で交差
することを特徴とする複合繊維紡糸口金装置にある。
以下、図面を用いて本発明を具体的に説明する。
第1図〜第4図は本発明の典型的な複合、罎維紡糸口金
装置の実施態様を示し、第1図は断面図、第2図は複合
板及びノズル板の部分縦断面図、f!Ss図は複合板下
面の部分平面図、第4図はノズル板下面の部分平面図(
単繊維形成単位オリフィス)である。
装置の実施態様を示し、第1図は断面図、第2図は複合
板及びノズル板の部分縦断面図、f!Ss図は複合板下
面の部分平面図、第4図はノズル板下面の部分平面図(
単繊維形成単位オリフィス)である。
図において、(1)は分配板、(2)は複合板、(3)
はノズル板である。2穏の溶融ポリ7−ム・Bは分配板
で平面的に流路分配される。第1図〜第4図の場合、゛
海形成ポリマー人は中央部と両側壁部に5分され、一方
島形成ポリマーBはポリマーA流路の中間に分配される
。次に両ポリマーは複合板(2)内に入り、ポリマー人
は中央の溜り(4)、環状溝(5)及びバイパス溝(8
)に充満され円弧状溝(7)の両端より溝中央の複合流
形成部へ入る。一方、ポリマーBは整流孔(8)を通り
、細孔(8)から吐出され、円弧状溝より流入したポリ
マー人と複合流を形成する。
はノズル板である。2穏の溶融ポリ7−ム・Bは分配板
で平面的に流路分配される。第1図〜第4図の場合、゛
海形成ポリマー人は中央部と両側壁部に5分され、一方
島形成ポリマーBはポリマーA流路の中間に分配される
。次に両ポリマーは複合板(2)内に入り、ポリマー人
は中央の溜り(4)、環状溝(5)及びバイパス溝(8
)に充満され円弧状溝(7)の両端より溝中央の複合流
形成部へ入る。一方、ポリマーBは整流孔(8)を通り
、細孔(8)から吐出され、円弧状溝より流入したポリ
マー人と複合流を形成する。
複合流は円弧状溝(7)と細孔(9)とからなり、分離
独立したそれぞれの吐出孔(10)を出た後、該吐出(
10)に対応して配置された先端紡糸孔(11)に、向
かって集束される方向に傾斜するようノズル板(3)に
穿設された円形断面整流孔(12)を流れ、3ホールが
近接配列された円形断面紡糸孔(11)から吐出される
。3ホールの紡糸孔から吐出された3本の複合流は、整
流孔(12)が−点に向かって傾斜していること及びバ
ラスト効果により吐出直後1本に融着し、複合異形断面
単繊維を形成する。
独立したそれぞれの吐出孔(10)を出た後、該吐出(
10)に対応して配置された先端紡糸孔(11)に、向
かって集束される方向に傾斜するようノズル板(3)に
穿設された円形断面整流孔(12)を流れ、3ホールが
近接配列された円形断面紡糸孔(11)から吐出される
。3ホールの紡糸孔から吐出された3本の複合流は、整
流孔(12)が−点に向かって傾斜していること及びバ
ラスト効果により吐出直後1本に融着し、複合異形断面
単繊維を形成する。
−点に向った整流孔(12)を通過して、紡糸孔(11
)で衝合する各複合流が安定して融着するためには、左
右整流孔(12)の傾斜角度が等しいことが好ましく、
このため吐出孔(10)を対称に配置するとよく、吐出
孔(10)の数や位置を選択する。又、紡糸孔(11)
、整流孔(12)の横断面は、紡糸を安定させるため
、孔道に沿って大きさは変化しても形状は実質的に同一
となるよう円形断面とする。
)で衝合する各複合流が安定して融着するためには、左
右整流孔(12)の傾斜角度が等しいことが好ましく、
このため吐出孔(10)を対称に配置するとよく、吐出
孔(10)の数や位置を選択する。又、紡糸孔(11)
、整流孔(12)の横断面は、紡糸を安定させるため
、孔道に沿って大きさは変化しても形状は実質的に同一
となるよう円形断面とする。
本発明の単繊維形成単位内での各紡糸孔(11)間の間
隔は、限りなく狭くても又、融着可能範囲であれば少し
離れていてもよい、紡糸安定上好ましい間隔は、o、o
s−o、tsmmの範囲内にあることが多い。
隔は、限りなく狭くても又、融着可能範囲であれば少し
離れていてもよい、紡糸安定上好ましい間隔は、o、o
s−o、tsmmの範囲内にあることが多い。
本発明の装置で紡糸することのできるポリマーは、熱可
塑性ポリマーの多くが含まれ、例えばポリエチレンテレ
フタレート、ポリブチレンテレフタレート、6ナイロン
、66ナイロン及びそれらの変性ポリマー等が好適であ
る。第6因に第1図〜第4図の装置によって得られる複
合1mの断面形状を示す。本発明の紡糸口金装置では、
吐出孔(10)の構造を変えることにより第6図〜第9
図に示すような断面形状の複合自維を容易に得ることが
できる。
塑性ポリマーの多くが含まれ、例えばポリエチレンテレ
フタレート、ポリブチレンテレフタレート、6ナイロン
、66ナイロン及びそれらの変性ポリマー等が好適であ
る。第6因に第1図〜第4図の装置によって得られる複
合1mの断面形状を示す。本発明の紡糸口金装置では、
吐出孔(10)の構造を変えることにより第6図〜第9
図に示すような断面形状の複合自維を容易に得ることが
できる。
(実施例)
次に本発明の装置を用いて複合繊維紡糸を実施した実施
例を示す。
例を示す。
第1図〜第4図に示した紡糸装置を用い、固有粘度0.
80のポリエチレンテレフタレート(ポリマーB)と、
固有粘度0.67の5−ナトリウムスルホイソフタル酸
成分を5.0モル%共重合したポリエチレンテレフタレ
ート系ポリエステル(ボリマーA)とを、21 Occ
Z分及び7.0ccZ分の割合でポリマー導入孔にそれ
ぞれ供給し、O,Stすφの島成分用吐出孔及びO,S
tり幅X 0.51り深さの海成分用円弧状溝とからな
る吐出孔(10)を有する複合板(2)を経て、2ミリ
φ整流孔(12)及びすきま間隔0.11り配列の0.
4Zすφ紡糸孔(11)を有するノズル板から紡出し、
直接巻取延伸により100d/10fの延伸糸を得た。
80のポリエチレンテレフタレート(ポリマーB)と、
固有粘度0.67の5−ナトリウムスルホイソフタル酸
成分を5.0モル%共重合したポリエチレンテレフタレ
ート系ポリエステル(ボリマーA)とを、21 Occ
Z分及び7.0ccZ分の割合でポリマー導入孔にそれ
ぞれ供給し、O,Stすφの島成分用吐出孔及びO,S
tり幅X 0.51り深さの海成分用円弧状溝とからな
る吐出孔(10)を有する複合板(2)を経て、2ミリ
φ整流孔(12)及びすきま間隔0.11り配列の0.
4Zすφ紡糸孔(11)を有するノズル板から紡出し、
直接巻取延伸により100d/10fの延伸糸を得た。
延伸糸の横断面は第5図通りの安定した複合形状をなし
ていた。前記複合繊維を使いタフタ織物となしアルカリ
減量加工により海成分を溶解除去したところ、光沢、風
合い共良好な高級織物が得られた。
ていた。前記複合繊維を使いタフタ織物となしアルカリ
減量加工により海成分を溶解除去したところ、光沢、風
合い共良好な高級織物が得られた。
(発明の効果)
本発明の紡糸口金装置によれば、複雑な形状の異形断面
複合a維も複合形状を乱すことなく安定に紡糸すること
が出来、高級感覚の製品に適した原線を容易に製造する
ことが可能となる。
複合a維も複合形状を乱すことなく安定に紡糸すること
が出来、高級感覚の製品に適した原線を容易に製造する
ことが可能となる。
第1図〜第4図は、本発明の紡糸口金装置の一例の要部
を示す概略図であり、第1図は断面図、第2図は複合板
及びノズル板の部分断面図、第3図は複合板下面の部分
平面図、第4図はノズル板下面の部分平面図である。第
5図〜第8図は、本発明の紡糸装置によって紡出される
複合繊維の一例の横断面図である。 (10)・・・吐出孔、 (11)・・・紡糸孔、
(12)・・・整流孔、 ム ・・・泡形成ポリマー B ・・・島形成ポリマー 出願人 鐘紡株式会社r’:、(:;、、1第1図 第3図 第2図 第4図 第5図
を示す概略図であり、第1図は断面図、第2図は複合板
及びノズル板の部分断面図、第3図は複合板下面の部分
平面図、第4図はノズル板下面の部分平面図である。第
5図〜第8図は、本発明の紡糸装置によって紡出される
複合繊維の一例の横断面図である。 (10)・・・吐出孔、 (11)・・・紡糸孔、
(12)・・・整流孔、 ム ・・・泡形成ポリマー B ・・・島形成ポリマー 出願人 鐘紡株式会社r’:、(:;、、1第1図 第3図 第2図 第4図 第5図
Claims (1)
- (1)複数のポリマーよりなる多層槽造複合異型断面糸
を紡糸するための口金装置であって、複数のポリマーを
複合流としして吐出する複数の吐出孔(10)、該吐出
孔(10)の下部にあって各吐出孔(10)に対応し、
集合配置された円形断面紡糸孔(11)、各吐出孔(1
0)とこれに対応する紡糸孔(11)とを繋ぐ円形断面
整流孔(12)を有し、各整流孔(12)の延長線が一
点で交差することを特徴とする複合繊維紡糸口金装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63208522A JP2579294B2 (ja) | 1988-08-23 | 1988-08-23 | 複合繊維紡糸口金装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63208522A JP2579294B2 (ja) | 1988-08-23 | 1988-08-23 | 複合繊維紡糸口金装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0261107A true JPH0261107A (ja) | 1990-03-01 |
JP2579294B2 JP2579294B2 (ja) | 1997-02-05 |
Family
ID=16557572
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63208522A Expired - Fee Related JP2579294B2 (ja) | 1988-08-23 | 1988-08-23 | 複合繊維紡糸口金装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2579294B2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5766109A (en) * | 1980-10-13 | 1982-04-22 | Tanaka Kikinzoku Kogyo Kk | Spinneret |
-
1988
- 1988-08-23 JP JP63208522A patent/JP2579294B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5766109A (en) * | 1980-10-13 | 1982-04-22 | Tanaka Kikinzoku Kogyo Kk | Spinneret |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2579294B2 (ja) | 1997-02-05 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |