JPH0260822B2 - - Google Patents
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- JPH0260822B2 JPH0260822B2 JP56157715A JP15771581A JPH0260822B2 JP H0260822 B2 JPH0260822 B2 JP H0260822B2 JP 56157715 A JP56157715 A JP 56157715A JP 15771581 A JP15771581 A JP 15771581A JP H0260822 B2 JPH0260822 B2 JP H0260822B2
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- plate
- frame
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Links
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Landscapes
- Impact Printers (AREA)
- Glass Compositions (AREA)
- Exchange Systems With Centralized Control (AREA)
- Connection Of Plates (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、建物の天井、側壁などの内部に配
置された配管、配線、エア・ダクトなどの各種設
備の点検修理のために、その天井、側壁などに設
置される点検口に関する。
置された配管、配線、エア・ダクトなどの各種設
備の点検修理のために、その天井、側壁などに設
置される点検口に関する。
点検口は、天井面あるいは壁面に固定される側
の外枠と、この外枠内に回転可能に支持される内
枠とから構成されるが、この点検口を天井面等に
設置するに際しては、従来、例えば特開昭52−
11623号公報に示されるように、外枠から外方に
向けて天井面の開口部周縁を支持する外向きフラ
ンジを突設しておき、外枠に固定したり吊り金具
のクランプねじ棒と外枠の外向きフランジとによ
り天井板を挟み付け、天井板を支持用基板として
利用することが行われている。
の外枠と、この外枠内に回転可能に支持される内
枠とから構成されるが、この点検口を天井面等に
設置するに際しては、従来、例えば特開昭52−
11623号公報に示されるように、外枠から外方に
向けて天井面の開口部周縁を支持する外向きフラ
ンジを突設しておき、外枠に固定したり吊り金具
のクランプねじ棒と外枠の外向きフランジとによ
り天井板を挟み付け、天井板を支持用基板として
利用することが行われている。
しかし、このような従来の点検口においては、
天井開口等への設置のために外枠の外向きフラン
ジは必須のものであり、壁面等にフランジ部等を
なるべく露出させることなく、すつきりした壁面
等を形成したいというデザイン上の要求に応える
ことができないという欠点を有していた。
天井開口等への設置のために外枠の外向きフラン
ジは必須のものであり、壁面等にフランジ部等を
なるべく露出させることなく、すつきりした壁面
等を形成したいというデザイン上の要求に応える
ことができないという欠点を有していた。
また、従来の点検口における内枠は、該内枠の
枠開口を閉塞するように装着される蓋板を、内枠
の下地に形成した内向フランジにより支持する構
造を取つているために、上述した外枠同様、壁面
等にフランジ部が露出することになり、双方のフ
ランジ部を小さくした点検口が求められている。
枠開口を閉塞するように装着される蓋板を、内枠
の下地に形成した内向フランジにより支持する構
造を取つているために、上述した外枠同様、壁面
等にフランジ部が露出することになり、双方のフ
ランジ部を小さくした点検口が求められている。
本発明は、このような事情に対処してなされた
ものであつて、外枠に外向きフランジを設けなく
とも天井開口等に設置することができるようにす
るとともに、内枠の蓋板を内向フランジを利用せ
ずに固定するようにして、外部に露出するフラン
ジ部分を小さくすることのできる点検口を提供す
ることを目的とする。
ものであつて、外枠に外向きフランジを設けなく
とも天井開口等に設置することができるようにす
るとともに、内枠の蓋板を内向フランジを利用せ
ずに固定するようにして、外部に露出するフラン
ジ部分を小さくすることのできる点検口を提供す
ることを目的とする。
以下、この発明に係る点検口の望ましい具体例
について、図面を参照して説明する。
について、図面を参照して説明する。
第1ないし8図は、天井点検口として具体化さ
れ、建物の天井100に設置されたこの発明の点
検口の具体例10を示している。
れ、建物の天井100に設置されたこの発明の点
検口の具体例10を示している。
その天井点検口10は、天井下地材101に天
井仕上げ材102を接着した天井100の開口1
03に嵌め込まれた方形外枠11と、その方形外
枠11に回転可能に組み付けられるように、その
方形外枠11の枠開口21に配置された方形内枠
12と、その方形内枠12の枠開口22を塞ぐよ
うに、その方形内枠12に配置された蓋板13
と、一方に側に偏らせられて、その内枠12、す
なわち、内枠ウエブ34の左右外側面に突出され
た一対の軸14と、その軸14を回転可能に支持
するように、その外枠11、すなわち、外枠ウエ
ブ23の左右内側面に配置された一対の軸受15
と、その内枠12のための施錠装置16と、その
施錠装置16の一対のロツド56のために、その
外枠ウエブ23の左右内側面に配置された一対の
ロツド・ガイド・プレート17と、その蓋板13
をその内枠12に固定する4個の押え板18と、
その外枠11を架設チヤンネル104に吊り下げ
た4個の吊り金具19とより目地型に構成され、
そのようにして、内枠12および蓋板13の組立
体、すなわち、蓋体は閉じられた位置(第1,
2,6および7図に示す状態)において、施錠装
置16によつて、その外枠11にロツクされ、ま
た、その施錠装置16を解錠するならば、軸14
および軸受15の手段によつて、下方に回転さ
れ、開放される。
井仕上げ材102を接着した天井100の開口1
03に嵌め込まれた方形外枠11と、その方形外
枠11に回転可能に組み付けられるように、その
方形外枠11の枠開口21に配置された方形内枠
12と、その方形内枠12の枠開口22を塞ぐよ
うに、その方形内枠12に配置された蓋板13
と、一方に側に偏らせられて、その内枠12、す
なわち、内枠ウエブ34の左右外側面に突出され
た一対の軸14と、その軸14を回転可能に支持
するように、その外枠11、すなわち、外枠ウエ
ブ23の左右内側面に配置された一対の軸受15
と、その内枠12のための施錠装置16と、その
施錠装置16の一対のロツド56のために、その
外枠ウエブ23の左右内側面に配置された一対の
ロツド・ガイド・プレート17と、その蓋板13
をその内枠12に固定する4個の押え板18と、
その外枠11を架設チヤンネル104に吊り下げ
た4個の吊り金具19とより目地型に構成され、
そのようにして、内枠12および蓋板13の組立
体、すなわち、蓋体は閉じられた位置(第1,
2,6および7図に示す状態)において、施錠装
置16によつて、その外枠11にロツクされ、ま
た、その施錠装置16を解錠するならば、軸14
および軸受15の手段によつて、下方に回転さ
れ、開放される。
殊に、その外枠11とその内枠12との間には
逃げ空間、すなわち、回転隙間20が形成され、
その内枠12が回転しながら開閉される際、その
外枠11に当らないようにしている。勿論、その
回転隙間20は、その外枠ウエブ23の下端にお
いて、その外枠ウエブ23の内側面に突出された
上向きリツプ付きフランジ28と、その内枠ウエ
ブ34の下端において、その内枠ウエブ34の外
側面に突出された上向きリツプ付きフランジ35
とによつて構成されている。
逃げ空間、すなわち、回転隙間20が形成され、
その内枠12が回転しながら開閉される際、その
外枠11に当らないようにしている。勿論、その
回転隙間20は、その外枠ウエブ23の下端にお
いて、その外枠ウエブ23の内側面に突出された
上向きリツプ付きフランジ28と、その内枠ウエ
ブ34の下端において、その内枠ウエブ34の外
側面に突出された上向きリツプ付きフランジ35
とによつて構成されている。
その外枠11および内枠12は、長尺のアルミ
ニウム合金押出し枠形材から所定の長さに切断さ
れた外枠および内枠片から方形に枠組みされてい
る。
ニウム合金押出し枠形材から所定の長さに切断さ
れた外枠および内枠片から方形に枠組みされてい
る。
すなわち、その外枠11は、第2および7図に
示す横断面形状の外枠形材から切断された外枠片
の4本を方形に突き合わせ、突き合わせ部分、す
なわち、コーナ部分において、4個の外枠用コー
ナ・ピース(図示せず)を使用して、互いに方形
に枠組されたもので、平形外枠ウエブ23と、吊
り金具19のための嵌込み溝26,27を形成す
るように、互いに向かい合つてその外枠ウエブ2
3の外側面に突出された上向きおよび下向きリツ
プ付きリブ24,25と、外枠用コーナ・ピース
およびフランジ補強用コーナ・ピース33のため
の嵌込み溝30,31を形成するように、その外
枠ウエブ23の上下端において、その外枠ウエブ
23の内側面に突出された上向きおよび下向きリ
ツプ付きフランジ28,29とより構成されてい
る。
示す横断面形状の外枠形材から切断された外枠片
の4本を方形に突き合わせ、突き合わせ部分、す
なわち、コーナ部分において、4個の外枠用コー
ナ・ピース(図示せず)を使用して、互いに方形
に枠組されたもので、平形外枠ウエブ23と、吊
り金具19のための嵌込み溝26,27を形成す
るように、互いに向かい合つてその外枠ウエブ2
3の外側面に突出された上向きおよび下向きリツ
プ付きリブ24,25と、外枠用コーナ・ピース
およびフランジ補強用コーナ・ピース33のため
の嵌込み溝30,31を形成するように、その外
枠ウエブ23の上下端において、その外枠ウエブ
23の内側面に突出された上向きおよび下向きリ
ツプ付きフランジ28,29とより構成されてい
る。
殊に、その吊り金具19のための上向きおよび
下向きリツプ付きリブ24,25は、外枠ウエブ
23の上下方向において、所定の間隔で、その外
枠ウエブ23の外側面に形成され、しかも、上向
きリツプ付きリブ24は、少なくとも天井100
の天井仕上げ材102の厚さだけ、その外枠ウエ
ブ23の下端から上方に位置されて、その外枠ウ
エブ23の外側面に突出され、その天井仕上げ材
102に開口103を切り抜き易くしている。ま
た、下向きリツプ付きリブ25は外枠ウエブ23
の上端に形成されている。
下向きリツプ付きリブ24,25は、外枠ウエブ
23の上下方向において、所定の間隔で、その外
枠ウエブ23の外側面に形成され、しかも、上向
きリツプ付きリブ24は、少なくとも天井100
の天井仕上げ材102の厚さだけ、その外枠ウエ
ブ23の下端から上方に位置されて、その外枠ウ
エブ23の外側面に突出され、その天井仕上げ材
102に開口103を切り抜き易くしている。ま
た、下向きリツプ付きリブ25は外枠ウエブ23
の上端に形成されている。
さらに、上向きリツプ付きフランジ28には、
傾斜面が上向きリツプに付けられ、そのようにし
て、その上向きリツプの上方部分の肉を落して、
内枠12の回転開閉のための逃げにしている。
傾斜面が上向きリツプに付けられ、そのようにし
て、その上向きリツプの上方部分の肉を落して、
内枠12の回転開閉のための逃げにしている。
他方、その内枠12は、第2および3図に示す
横断面形状の内枠形材から切断された内枠片の4
本を方形に突き合わせ、第2および4図に示すよ
うに、突き合わせ部分、すなわち、コーナ部分に
おいて、4個の内枠用コーナ・ピース41を使用
して、互いに方形に枠組されたもので、その外枠
ウエブ23よりも低い枠高さを有する平形内枠ウ
エブ34と、その内枠用コーナ・ピース41のた
めの嵌込み溝37,38を形成するように、その
内枠ウエブ34の上下端において、その内枠ウエ
ブ34の外側面に突出された上向きおよび下向き
リツプ付きフランジ35,36と、その下向きリ
ツプ付きフランジ36に合わせられて、その内枠
ウエブ34の上端において、その内枠ウエブ34
の内側面に突出された補強フランジ39と、その
補強フランジ39に一体的に形成された補強立上
りフランジ40とより構成されている。
横断面形状の内枠形材から切断された内枠片の4
本を方形に突き合わせ、第2および4図に示すよ
うに、突き合わせ部分、すなわち、コーナ部分に
おいて、4個の内枠用コーナ・ピース41を使用
して、互いに方形に枠組されたもので、その外枠
ウエブ23よりも低い枠高さを有する平形内枠ウ
エブ34と、その内枠用コーナ・ピース41のた
めの嵌込み溝37,38を形成するように、その
内枠ウエブ34の上下端において、その内枠ウエ
ブ34の外側面に突出された上向きおよび下向き
リツプ付きフランジ35,36と、その下向きリ
ツプ付きフランジ36に合わせられて、その内枠
ウエブ34の上端において、その内枠ウエブ34
の内側面に突出された補強フランジ39と、その
補強フランジ39に一体的に形成された補強立上
りフランジ40とより構成されている。
その補強フランジ39は、補強立上りフランジ
40に協働されて、内枠12の強度を向上するこ
とは勿論のこと、内枠12の曲げおよび捩り剛性
を向上し、その結果、蓋板13が重い材料からな
るとしても、そのような蓋板13を容易に支える
内枠12になし、また、その蓋板13が使用中に
反るとしても、その蓋板13の反りを充分に阻止
できる内枠12にする。
40に協働されて、内枠12の強度を向上するこ
とは勿論のこと、内枠12の曲げおよび捩り剛性
を向上し、その結果、蓋板13が重い材料からな
るとしても、そのような蓋板13を容易に支える
内枠12になし、また、その蓋板13が使用中に
反るとしても、その蓋板13の反りを充分に阻止
できる内枠12にする。
その補強フランジ39は、第6図に示されるよ
うに、内枠12が閉じられた状態において、ロツ
ド・ガイド・プレート17の内枠ストツパ67に
当り、内枠12の下端を外枠11の下端に合わせ
ると共に、施錠装置16のロツド56とロツド受
け57とを互いに合わせ、そのロツド56をその
ロツド受け57に差し込み易くしている。また、
その補強立上りフランジ40は、内枠12の内側
にして、しかも、内枠ウエブ34の横断面の中立
軸から遠く離れて配置されるので、外枠11と内
枠12との間に形成せねばならない回転隙間を可
能なかぎり狭く、すなわち、小さくし、その上、
内枠12の曲げおよび捩り剛性をより向上する。
さらに、その補強立上りフランジ40は、第2お
よび6図に示すように、そのロツド56のための
一対のロツド・ガイド孔64を形成している。
うに、内枠12が閉じられた状態において、ロツ
ド・ガイド・プレート17の内枠ストツパ67に
当り、内枠12の下端を外枠11の下端に合わせ
ると共に、施錠装置16のロツド56とロツド受
け57とを互いに合わせ、そのロツド56をその
ロツド受け57に差し込み易くしている。また、
その補強立上りフランジ40は、内枠12の内側
にして、しかも、内枠ウエブ34の横断面の中立
軸から遠く離れて配置されるので、外枠11と内
枠12との間に形成せねばならない回転隙間を可
能なかぎり狭く、すなわち、小さくし、その上、
内枠12の曲げおよび捩り剛性をより向上する。
さらに、その補強立上りフランジ40は、第2お
よび6図に示すように、そのロツド56のための
一対のロツド・ガイド孔64を形成している。
また、上向きリツプ付きフランジ35には、外
枠11の上向きリツプ付きフランジ28の場合と
同様に、傾斜面が上向きリツプに付けられ、その
ようにして、その上向きリツプの上方部分の肉を
落し、内枠12が回転開閉される際の、外枠11
に当らないための逃げにしている。
枠11の上向きリツプ付きフランジ28の場合と
同様に、傾斜面が上向きリツプに付けられ、その
ようにして、その上向きリツプの上方部分の肉を
落し、内枠12が回転開閉される際の、外枠11
に当らないための逃げにしている。
さらに、その内枠12は、第3図に示すよう
に、蓋板13の組み付けを容易にするための複数
の目印線110,111,112が内枠ウエブ3
4の内側面に刻まれている。その目印線110,
111,112は、勿論、市販されている天井仕
上げ材43の厚さに対応されてあり、従つて、使
用する天井仕上げ材43に応じて、先ず、その天
井仕上げ材43の厚さを示す目印線110,11
1,112に合わせて、天井下地材42を内枠1
2に押え板18を使用して取り付け、次いで、天
井仕上げ材43を内枠12に嵌め込みながら、そ
の天井下地材42にその天井仕上げ材43を接着
若しくはクリツプ打ち込みし、そのようにして、
内枠12に蓋板13を極めて容易に取り付け可能
にしている。
に、蓋板13の組み付けを容易にするための複数
の目印線110,111,112が内枠ウエブ3
4の内側面に刻まれている。その目印線110,
111,112は、勿論、市販されている天井仕
上げ材43の厚さに対応されてあり、従つて、使
用する天井仕上げ材43に応じて、先ず、その天
井仕上げ材43の厚さを示す目印線110,11
1,112に合わせて、天井下地材42を内枠1
2に押え板18を使用して取り付け、次いで、天
井仕上げ材43を内枠12に嵌め込みながら、そ
の天井下地材42にその天井仕上げ材43を接着
若しくはクリツプ打ち込みし、そのようにして、
内枠12に蓋板13を極めて容易に取り付け可能
にしている。
蓋板13は、天井100と同じように、天井下
地材42と天井仕上げ材43とよりなり、内枠1
2の枠開口22に合わせて方形に切断されてい
る。その蓋板13は、第6および7図から理解さ
れるように、ビス79およびナツト80で内枠1
2に取り付けられた押え板18に木ねじ44で止
められ、内枠12に固定されている。
地材42と天井仕上げ材43とよりなり、内枠1
2の枠開口22に合わせて方形に切断されてい
る。その蓋板13は、第6および7図から理解さ
れるように、ビス79およびナツト80で内枠1
2に取り付けられた押え板18に木ねじ44で止
められ、内枠12に固定されている。
一対の軸14は、第2,4および7図から理解
されるように、一方の側における左右の内枠用コ
ーナ・ピース41に根元をカシメて固定されてい
る。その軸14は、先端にフランジ頭45を形成
し、軸受15のベアリング・シート47に形成さ
れたフランジ受け段54にそのフランジ頭45を
引つ掛けている。従つて、内枠12は、そのフラ
ンジ頭45がそのフランジ受け段54に引つ掛け
られていることによつて、外枠11から外れ落ち
ないように、その外枠11に確実に組み付けられ
る。
されるように、一方の側における左右の内枠用コ
ーナ・ピース41に根元をカシメて固定されてい
る。その軸14は、先端にフランジ頭45を形成
し、軸受15のベアリング・シート47に形成さ
れたフランジ受け段54にそのフランジ頭45を
引つ掛けている。従つて、内枠12は、そのフラ
ンジ頭45がそのフランジ受け段54に引つ掛け
られていることによつて、外枠11から外れ落ち
ないように、その外枠11に確実に組み付けられ
る。
一対の軸受15は、第2,5および7図から理
解されるように、それぞれ軸受本体46とベアリ
ング・シート47とより構成されている。
解されるように、それぞれ軸受本体46とベアリ
ング・シート47とより構成されている。
その軸受本体46は、鋼板からプレス加工され
たもので、ベアリング・シート47のために、張
出し成形されたポケツト型張出し部分48にU字
状切欠き軸受溝49を形成し、また、その切欠き
軸受溝49の両側において、そのポケツト型張出
し部分48にダボ孔50を形成している。
たもので、ベアリング・シート47のために、張
出し成形されたポケツト型張出し部分48にU字
状切欠き軸受溝49を形成し、また、その切欠き
軸受溝49の両側において、そのポケツト型張出
し部分48にダボ孔50を形成している。
さらに、その軸受本体46は、上向きリツプ付
きフランジ28を補強するために、フランジ補強
用コーナ・ピース33を一端に連続して形成して
いる。勿論、その軸受本体46はベアリング・シ
ート47をそのポケツト型張出し部分48に嵌め
込んで、外枠11、すなわち、外枠ウエブ23の
左右内側面にねじ止めされる。
きフランジ28を補強するために、フランジ補強
用コーナ・ピース33を一端に連続して形成して
いる。勿論、その軸受本体46はベアリング・シ
ート47をそのポケツト型張出し部分48に嵌め
込んで、外枠11、すなわち、外枠ウエブ23の
左右内側面にねじ止めされる。
ベアリング・シート47は、合成樹脂、望まし
くは、滑性と耐摩耗性に優れた合成樹脂、例え
ば、ポリアミド樹脂、弗素樹脂などから成形され
てあり、U字状切欠き軸受溝51を備えている。
くは、滑性と耐摩耗性に優れた合成樹脂、例え
ば、ポリアミド樹脂、弗素樹脂などから成形され
てあり、U字状切欠き軸受溝51を備えている。
さらに、そのベアリング・シート47には、軸
受本体46の切欠き軸受溝49に嵌め込まれるU
字状リブ52がそのU字状切欠き軸受溝51に合
わせられてその表面に突出され、また、そのU字
状リブ52の両側において、ダボ53がその表面
にそれぞれ突出され、そのベアリング・シート4
7が張出し部分48に嵌め込まれたとき、そのダ
ボ53は軸受本体46のダボ孔50に嵌め込ま
れ、軸受本体46とベアリング・シート47とを
互いに位置決めする。
受本体46の切欠き軸受溝49に嵌め込まれるU
字状リブ52がそのU字状切欠き軸受溝51に合
わせられてその表面に突出され、また、そのU字
状リブ52の両側において、ダボ53がその表面
にそれぞれ突出され、そのベアリング・シート4
7が張出し部分48に嵌め込まれたとき、そのダ
ボ53は軸受本体46のダボ孔50に嵌め込ま
れ、軸受本体46とベアリング・シート47とを
互いに位置決めする。
また、そのベアリング・シート47には、フラ
ンジ受け段54がその裏面に形成され、そのフラ
ンジ受け段54はその軸受溝51に嵌め込まれた
軸14のフランジ頭45を収納しながら引つ掛
け、軸14を抜け止めしている。
ンジ受け段54がその裏面に形成され、そのフラ
ンジ受け段54はその軸受溝51に嵌め込まれた
軸14のフランジ頭45を収納しながら引つ掛
け、軸14を抜け止めしている。
さらに、そのベアリング・シート47には、一
対のストツパ55が切欠き軸受溝51の内面に突
出され、そのストツパ55は、その切欠き軸受溝
51の底面に軸14をスナツプ的に嵌め込ませ、
そこに軸14を拘束させる。
対のストツパ55が切欠き軸受溝51の内面に突
出され、そのストツパ55は、その切欠き軸受溝
51の底面に軸14をスナツプ的に嵌め込ませ、
そこに軸14を拘束させる。
施錠装置16は、第2および6図から理解され
るように、他方の側において、内枠12に配置さ
れた一対のロツド56と、そのロツド56を受け
るように、その外枠11に配置された一対のロツ
ド受け57と、そのロツド56を連結した操作板
58と、その操作板58を蓋板13の外側から回
転操作する操作用クランク・シヤフト59と、そ
の操作板58を回転可能に支持する支持ピン60
とを含んでいる。
るように、他方の側において、内枠12に配置さ
れた一対のロツド56と、そのロツド56を受け
るように、その外枠11に配置された一対のロツ
ド受け57と、そのロツド56を連結した操作板
58と、その操作板58を蓋板13の外側から回
転操作する操作用クランク・シヤフト59と、そ
の操作板58を回転可能に支持する支持ピン60
とを含んでいる。
そのロツド56は、根元を操作板58にピン連
結し、また、ロツド・ガイド孔64に先端側を貫
通し、その先端をロツド受け、すなわち、ロツド
受け孔57に出し入れ可能にしている。その操作
板58は、第2および6図に示されるように、縦
断面ハツト形に折り曲げられ、しかも、内枠12
にねじ止めされたブラケツト62に固定された支
持ピン60に回転可能に支持されている。
結し、また、ロツド・ガイド孔64に先端側を貫
通し、その先端をロツド受け、すなわち、ロツド
受け孔57に出し入れ可能にしている。その操作
板58は、第2および6図に示されるように、縦
断面ハツト形に折り曲げられ、しかも、内枠12
にねじ止めされたブラケツト62に固定された支
持ピン60に回転可能に支持されている。
その操作板58は内枠12、すなわち、内枠ウ
エブ34の内側面に伸長し、その伸長部分に長孔
61を形成して、その長孔61に操作用クラン
ク・シヤフト59の一端を嵌め込んでいる。
エブ34の内側面に伸長し、その伸長部分に長孔
61を形成して、その長孔61に操作用クラン
ク・シヤフト59の一端を嵌め込んでいる。
その操作用クランク・シヤフト59は、一端側
にクランク部分を備え、そのクランク部分の先端
を操作板58の長孔61に嵌めている。また、そ
のクランク・シヤフト59は、他端を蓋板13の
表面に露呈させ、軸受としてのクリツプ・バンド
63によつて内枠ウエブ34に取り付けられてい
る。従つて、その施錠装置16は、そのクラン
ク・シヤフト59を蓋板13の表面側から回転操
作することによつて、施錠および解錠動作され
る。すなわち、そのように、クランク・シヤフト
59が回転操作されると、操作板58は支持ピン
60のまわりに揺動的に回転し、その操作板58
の回転動作に伴なつて、そのロツド56は先端を
ロツド受け孔57に出し入れされる。また、その
クランク・シヤフト59を貫通させるために、そ
の蓋板13に形成された切欠き(図示せず)は内
枠ウエブ34に取り付けられた座金90によつて
隠されている。
にクランク部分を備え、そのクランク部分の先端
を操作板58の長孔61に嵌めている。また、そ
のクランク・シヤフト59は、他端を蓋板13の
表面に露呈させ、軸受としてのクリツプ・バンド
63によつて内枠ウエブ34に取り付けられてい
る。従つて、その施錠装置16は、そのクラン
ク・シヤフト59を蓋板13の表面側から回転操
作することによつて、施錠および解錠動作され
る。すなわち、そのように、クランク・シヤフト
59が回転操作されると、操作板58は支持ピン
60のまわりに揺動的に回転し、その操作板58
の回転動作に伴なつて、そのロツド56は先端を
ロツド受け孔57に出し入れされる。また、その
クランク・シヤフト59を貫通させるために、そ
の蓋板13に形成された切欠き(図示せず)は内
枠ウエブ34に取り付けられた座金90によつて
隠されている。
一対のロツド・ガイド・プレート17は、施錠
装置16のロツド56のために、第8図に示され
るように、他方の側において、外枠11、すなわ
ち、外枠ウエブ23の左右内側面に配置されてい
る。
装置16のロツド56のために、第8図に示され
るように、他方の側において、外枠11、すなわ
ち、外枠ウエブ23の左右内側面に配置されてい
る。
そのロツド・ガイド・プレート17は、合成樹
脂から成形されたもので、殊に、第8図から容易
に理解されるように、ガイド・プレート本体65
と、そのガイド・プレート本体65の上端の中央
部分に形成された円弧状のロツド・ガイド面66
と、そのロツド・ガイド面66を挾むようにし
て、そのガイド・プレート本体65の上端の両側
部分に一体的に形成された一対の内枠ストツパ6
7と、そのガイド・プレート本体65の内枠側面
に上下方向に伸長して突出されたストツパ・リブ
68と、そのストツパ・リブ68の下方部分に形
成された内枠ガイド面69と、そのガイド・プレ
ート本体65に形成されたノツク・ピン孔70
と、そのノツク・ピン孔70に合わせられて、そ
のガイド・プレート本体65の外枠側面に突出さ
れたすり割りスリーブ(図示せず)とより構成さ
れている。
脂から成形されたもので、殊に、第8図から容易
に理解されるように、ガイド・プレート本体65
と、そのガイド・プレート本体65の上端の中央
部分に形成された円弧状のロツド・ガイド面66
と、そのロツド・ガイド面66を挾むようにし
て、そのガイド・プレート本体65の上端の両側
部分に一体的に形成された一対の内枠ストツパ6
7と、そのガイド・プレート本体65の内枠側面
に上下方向に伸長して突出されたストツパ・リブ
68と、そのストツパ・リブ68の下方部分に形
成された内枠ガイド面69と、そのガイド・プレ
ート本体65に形成されたノツク・ピン孔70
と、そのノツク・ピン孔70に合わせられて、そ
のガイド・プレート本体65の外枠側面に突出さ
れたすり割りスリーブ(図示せず)とより構成さ
れている。
そのロツド・ガイド面66は、その内枠ストツ
パ67のストツパ面72よりも僅かに上方に位置
され、しかも、内枠側面の縁は面取りされてい
る。
パ67のストツパ面72よりも僅かに上方に位置
され、しかも、内枠側面の縁は面取りされてい
る。
その内枠ストツパ67は、内枠12の補強フラ
ンジ39を受けるように、そのガイド・プレート
本体65の内枠側面に突出され、しかも、下方に
ストツパ面72を形成した楔形にされている。
ンジ39を受けるように、そのガイド・プレート
本体65の内枠側面に突出され、しかも、下方に
ストツパ面72を形成した楔形にされている。
そのストツパ・リブ68は、内枠12が閉じら
れる際、その外枠11に対してその内枠12を位
置決めするもので、また、その内枠ガイド面69
は、内枠12が閉じられる際、その外枠11に対
してその内枠12を円滑に回転させながら、その
内枠12をストツパ・リブ68に案内するもので
あつて、傾斜面にされている。
れる際、その外枠11に対してその内枠12を位
置決めするもので、また、その内枠ガイド面69
は、内枠12が閉じられる際、その外枠11に対
してその内枠12を円滑に回転させながら、その
内枠12をストツパ・リブ68に案内するもので
あつて、傾斜面にされている。
そのように一体的に成形されてなるロツド・ガ
イド・プレート17は、ガイド・プレート本体6
5の下端に段付けされた薄肉舌73を外枠11の
上向きリツプ付きフランジ28に位置しながら、
外枠11の外枠ウエブ23に形成されたスリーブ
孔(図示せず)にすり割りスリーブを差し込み、
その外枠ウエブ23の内側面にガイド・プレート
本体65を添え、次いで、ノツク・ピン(図示せ
ず)をそのノツク・ピン孔70から打ち込み、そ
のスリーブを拡開して、その外枠11に固定され
る。
イド・プレート17は、ガイド・プレート本体6
5の下端に段付けされた薄肉舌73を外枠11の
上向きリツプ付きフランジ28に位置しながら、
外枠11の外枠ウエブ23に形成されたスリーブ
孔(図示せず)にすり割りスリーブを差し込み、
その外枠ウエブ23の内側面にガイド・プレート
本体65を添え、次いで、ノツク・ピン(図示せ
ず)をそのノツク・ピン孔70から打ち込み、そ
のスリーブを拡開して、その外枠11に固定され
る。
そのようにして、そのロツド・ガイド・プレー
ト17が外枠11に取り付けられると、そのロツ
ド・ガイド面66はロツド受け57の下方部分よ
りも僅かに上方に位置され、そのロツド56の先
端をロツド受け57に差し込み易くしている。
ト17が外枠11に取り付けられると、そのロツ
ド・ガイド面66はロツド受け57の下方部分よ
りも僅かに上方に位置され、そのロツド56の先
端をロツド受け57に差し込み易くしている。
押え板18は、第6および7図に示されるよう
に、鋼板をプレス加工して枠固定面18aと下地
材固定面18bとを形成した断面L字状のアング
ル形材を切欠き78の箇所で直角に折り曲げてな
るもので、この下地固定面18bには、木ねじ4
4のためのスロツト76が長さ方向に開口され、
また、枠固定面18aには、ナツト80が螺合さ
れるビス79のための長孔(図示せず)が長さ方
向に直交する方向に開口されている。
に、鋼板をプレス加工して枠固定面18aと下地
材固定面18bとを形成した断面L字状のアング
ル形材を切欠き78の箇所で直角に折り曲げてな
るもので、この下地固定面18bには、木ねじ4
4のためのスロツト76が長さ方向に開口され、
また、枠固定面18aには、ナツト80が螺合さ
れるビス79のための長孔(図示せず)が長さ方
向に直交する方向に開口されている。
そのスロツト76は押え板18の一方の側の上
面に突出された互いに向かい合つた一対の切起し
開口縁77を備え、木ねじ44のねじ山に噛合可
能にしている。
面に突出された互いに向かい合つた一対の切起し
開口縁77を備え、木ねじ44のねじ山に噛合可
能にしている。
そのようにプレス加工された押え板18は、内
枠12内に嵌め込まれる寸法に切断された方形天
井下地材42の四隅にそれぞれ配置され、その天
井下地材42を貫通して木ねじ44をスロツト7
6にねじ込み、その天井下地材42に固定する。
次いでその木ねじ44の頭を埋めるようにして、
その天井下地材42に天井仕上げ材43を接着す
る。そのように天井仕上げ材43が接着されたな
らば、その蓋板13を内枠12に嵌め込み、内枠
12の内枠ウエブ34に形成されたビス孔(図示
せず)に長孔が合わせられているのでビス79お
よびナツト80で押え板18を内枠ウエブ34に
締め付け、そのようにして、その押え板18は蓋
板13を内枠12に取り付ける。殊に、押え板1
8は互いに向かい合つた一対の切起し開口縁77
を有するスロツト76を備えるので、木ねじ44
のねじ込みを容易にする。
枠12内に嵌め込まれる寸法に切断された方形天
井下地材42の四隅にそれぞれ配置され、その天
井下地材42を貫通して木ねじ44をスロツト7
6にねじ込み、その天井下地材42に固定する。
次いでその木ねじ44の頭を埋めるようにして、
その天井下地材42に天井仕上げ材43を接着す
る。そのように天井仕上げ材43が接着されたな
らば、その蓋板13を内枠12に嵌め込み、内枠
12の内枠ウエブ34に形成されたビス孔(図示
せず)に長孔が合わせられているのでビス79お
よびナツト80で押え板18を内枠ウエブ34に
締め付け、そのようにして、その押え板18は蓋
板13を内枠12に取り付ける。殊に、押え板1
8は互いに向かい合つた一対の切起し開口縁77
を有するスロツト76を備えるので、木ねじ44
のねじ込みを容易にする。
吊り金具19は、第1,2および7図に示され
るように、その方形外枠11を架設チヤンネル1
04に吊り下げるキヤリア・プレート81と、そ
のキヤリア・プレート81をその架設チヤンネル
104に固定するクランプ・プレート82と、そ
のクランプ・プレート82に協働して、そのキヤ
リア・プレート81をその架設チヤンネル104
に固定するクランプねじ棒83と、そのクラン
プ・プレート82をそのキヤリア・プレート81
に止めるねじ84および蝶ナツト85とを含んで
いる。
るように、その方形外枠11を架設チヤンネル1
04に吊り下げるキヤリア・プレート81と、そ
のキヤリア・プレート81をその架設チヤンネル
104に固定するクランプ・プレート82と、そ
のクランプ・プレート82に協働して、そのキヤ
リア・プレート81をその架設チヤンネル104
に固定するクランプねじ棒83と、そのクラン
プ・プレート82をそのキヤリア・プレート81
に止めるねじ84および蝶ナツト85とを含んで
いる。
そのキヤリア・プレート81は、嵌込み溝2
6,27に回転させながら嵌合されるプレート状
フツク86を下端に、また、折曲げアーム87を
上端にそれぞれ備えている。そのフツク86は縦
長に、すなわち、縦長さをリブ24,25間の距
離に合わせ、また、横幅をそのリブ24,25の
リツプ間の距離よりも短かくしてそれぞれ構成さ
れ、しかも、一方の対角線上にある上下のコーナ
部分を円形になし、先ず、キヤリア・プレート8
1を水平にして、そのリブ24,25のリツプ間
からそのフツク86を外枠ウエブ23の外側面に
添えながら、図示の位置に、すなわち、垂直の位
置にキヤリア・プレート81を回転し、フツク8
6を嵌込み溝26,27に嵌め込み、ねじ止めさ
れて、そのキヤリア・プレート81を外枠11に
組み付け得るように構成されている。
6,27に回転させながら嵌合されるプレート状
フツク86を下端に、また、折曲げアーム87を
上端にそれぞれ備えている。そのフツク86は縦
長に、すなわち、縦長さをリブ24,25間の距
離に合わせ、また、横幅をそのリブ24,25の
リツプ間の距離よりも短かくしてそれぞれ構成さ
れ、しかも、一方の対角線上にある上下のコーナ
部分を円形になし、先ず、キヤリア・プレート8
1を水平にして、そのリブ24,25のリツプ間
からそのフツク86を外枠ウエブ23の外側面に
添えながら、図示の位置に、すなわち、垂直の位
置にキヤリア・プレート81を回転し、フツク8
6を嵌込み溝26,27に嵌め込み、ねじ止めさ
れて、そのキヤリア・プレート81を外枠11に
組み付け得るように構成されている。
そのキヤリア・プレート81は、また、そのア
ーム87にねじ孔(図示せず)を形成し、そのね
じ孔にクランプねじ棒83を螺合可能にしてい
る。また、そのキヤリア・プレート81はねじ8
4のための長孔88を長さ方向に形成している。
ーム87にねじ孔(図示せず)を形成し、そのね
じ孔にクランプねじ棒83を螺合可能にしてい
る。また、そのキヤリア・プレート81はねじ8
4のための長孔88を長さ方向に形成している。
クランプ・プレート82は、そのキヤリア・プ
レート81に添えて使用されるように構成され、
架設チヤンネル104の下面を受けるアーム89
を下端に形成し、さらに、キヤリア・プレート8
1の長孔88に合わせられてねじ84のための長
孔(図示せず)を長さ方向に形成されている。
レート81に添えて使用されるように構成され、
架設チヤンネル104の下面を受けるアーム89
を下端に形成し、さらに、キヤリア・プレート8
1の長孔88に合わせられてねじ84のための長
孔(図示せず)を長さ方向に形成されている。
上述の天井点検口10は、方形の外枠および内
枠11,12がそれぞれ4個の外枠用および内枠
用コーナ・ピースを使用し、枠組み装置におい
て、4本の外枠および内枠片をそれぞれ枠組みさ
れ、その際、軸14が内枠12に取り付けられ、
また、蓋板13が4個の押え板18を使用して内
枠12に簡単に取り付けられ、さらに、そのよう
にして、枠組された外枠11には一対の軸受15
がねじ止めされ、施錠装置16がまた、内枠12
側に取り付けられ、さらには、一対のロツド・ガ
イド・プレート17がノツク・ピンで外枠11に
取り付けられて、組み立てられる。また、その天
井点検口10は、天井100の開口103に位置
され、次いで、予め、クランプ・プレート82を
仮に組み付けたキヤリア・プレート81のフツク
86を上向きリツプ付きリブ24の切欠き(図示
せず)から嵌込み溝26,27に摺動的に嵌め込
み、そのクランプ・プレート82のアーム89を
架設チヤンネルの下面に押し当ながら蝶ナツト8
5を締め付け、そのクランプ・プレート82をキ
ヤリア・プレート81に固定して、クランプねじ
棒83をキヤリア・プレート81のアーム87の
ねじ孔に螺合しながらそのねじ棒先端を架設チヤ
ンネル104に強く押し付け、天井100の開口
103に設置される。
枠11,12がそれぞれ4個の外枠用および内枠
用コーナ・ピースを使用し、枠組み装置におい
て、4本の外枠および内枠片をそれぞれ枠組みさ
れ、その際、軸14が内枠12に取り付けられ、
また、蓋板13が4個の押え板18を使用して内
枠12に簡単に取り付けられ、さらに、そのよう
にして、枠組された外枠11には一対の軸受15
がねじ止めされ、施錠装置16がまた、内枠12
側に取り付けられ、さらには、一対のロツド・ガ
イド・プレート17がノツク・ピンで外枠11に
取り付けられて、組み立てられる。また、その天
井点検口10は、天井100の開口103に位置
され、次いで、予め、クランプ・プレート82を
仮に組み付けたキヤリア・プレート81のフツク
86を上向きリツプ付きリブ24の切欠き(図示
せず)から嵌込み溝26,27に摺動的に嵌め込
み、そのクランプ・プレート82のアーム89を
架設チヤンネルの下面に押し当ながら蝶ナツト8
5を締め付け、そのクランプ・プレート82をキ
ヤリア・プレート81に固定して、クランプねじ
棒83をキヤリア・プレート81のアーム87の
ねじ孔に螺合しながらそのねじ棒先端を架設チヤ
ンネル104に強く押し付け、天井100の開口
103に設置される。
以上の説明から明らかなように、本発明による
点検口によれば、外枠に固定される吊り金具にク
ランププレートを装着し、このクランププレート
とクランプねじ棒とにより架設チヤンネルを挟持
するようにして天井あるいは壁面開口に固定する
ようにしたので、外枠の外向きフランジを必要と
せず、さらに、内枠の蓋板を押え板を利用して固
定するようにしたので、該蓋板を固定するための
内向フランジも必要なくなり、目地のすつきりし
た点検口を得ることができる。
点検口によれば、外枠に固定される吊り金具にク
ランププレートを装着し、このクランププレート
とクランプねじ棒とにより架設チヤンネルを挟持
するようにして天井あるいは壁面開口に固定する
ようにしたので、外枠の外向きフランジを必要と
せず、さらに、内枠の蓋板を押え板を利用して固
定するようにしたので、該蓋板を固定するための
内向フランジも必要なくなり、目地のすつきりし
た点検口を得ることができる。
さらに、クランププレートは、上下位置調節可
能とされているので、架設チヤンネルを正確に配
設する必要がなく、設置作業を簡単にすることが
できる。
能とされているので、架設チヤンネルを正確に配
設する必要がなく、設置作業を簡単にすることが
できる。
第1図は、建物の天井点検口として具体化され
たこの発明の点検口を下方から見た斜視図、第2
図は、第1図の2−2線に沿つて示した断面図、
第3図は、第1および2図に示す天井点検口の内
枠の部分断面図、第4図は第1および2図に示す
天井点検口の内枠のコーナ部分を外側から見た部
分斜視図、第5図は、第1および2図に示す天井
点検口の軸受を外枠のコーナ部分との関係におい
て示した分解斜視図、第6図は、第1および2図
に示す天井点検口の施錠装置を部分的に示した上
面図、第7図は、押え板と内枠および蓋板との関
係を示す天井点検口のコーナ部分の断面図、およ
び、第8図は、天井点検口のロツド・ガイド・プ
レートを一部切欠いて示した斜視図である。 10……天井点検口、11……方形外枠、12
……方形内枠、13……蓋板、14……軸、15
……軸受、16……施錠装置、17……ロツド・
ガイド・プレート、18……押え板、18a……
枠固定面、18b……下地材固定面、19……吊
り金具、20……逃げ空間、回転隙間、21,2
2……枠開口、23……外枠ウエブ、24……内
枠ウエブ、39……補強フランジ、40……補強
立上りフランジ、100……天井、103……開
口、104……架設チヤンネル、110,11
1,112……目印線。
たこの発明の点検口を下方から見た斜視図、第2
図は、第1図の2−2線に沿つて示した断面図、
第3図は、第1および2図に示す天井点検口の内
枠の部分断面図、第4図は第1および2図に示す
天井点検口の内枠のコーナ部分を外側から見た部
分斜視図、第5図は、第1および2図に示す天井
点検口の軸受を外枠のコーナ部分との関係におい
て示した分解斜視図、第6図は、第1および2図
に示す天井点検口の施錠装置を部分的に示した上
面図、第7図は、押え板と内枠および蓋板との関
係を示す天井点検口のコーナ部分の断面図、およ
び、第8図は、天井点検口のロツド・ガイド・プ
レートを一部切欠いて示した斜視図である。 10……天井点検口、11……方形外枠、12
……方形内枠、13……蓋板、14……軸、15
……軸受、16……施錠装置、17……ロツド・
ガイド・プレート、18……押え板、18a……
枠固定面、18b……下地材固定面、19……吊
り金具、20……逃げ空間、回転隙間、21,2
2……枠開口、23……外枠ウエブ、24……内
枠ウエブ、39……補強フランジ、40……補強
立上りフランジ、100……天井、103……開
口、104……架設チヤンネル、110,11
1,112……目印線。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 方形に枠組みされ、外周部に形成された嵌込
み溝に係止するプレート状フツクと、このプレー
ト状フツクから外枠の裏面側に延設され、その長
手方向に長孔を形成したキヤリア・プレートの上
端部から外枠外方に向けて突出する折曲げアーム
と、この折曲げアームに形成されたねじ孔に螺合
し、天井裏面あるいは壁裏面に配設された架設チ
ヤンネル上に載せられるクランプねじ棒と、上記
キヤリア・プレートの長孔に挿入されるねじによ
り位置調節可能に固定され、一端部に上記クラン
プねじ棒と協働して上記架設チヤンネルを挟持す
るアームを形成したクランププレートとからなる
吊り金具を使用して建物の天井、壁などに形成さ
れた開口の端縁に下端部を衝接させて装着される
外枠と、 この外枠の開口内に回転可能に組み付けられる
内枠の内壁四隅に、枠固定面と、互いに向かい合
つた一対の切起し開口縁を有するスロツトを備え
た下地固定面とを有して断面L字状に形成される
押え板を枠固定面において上下位置調節可能に固
定するとともに、上記押え板のスロツトに螺合す
る木ねじにて内枠の開口内に下地材を固定し、か
つこの下地材に仕上げ材を張着して形成される蓋
体とからなる点検口。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15771581A JPS5858365A (ja) | 1981-10-03 | 1981-10-03 | 点検口 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15771581A JPS5858365A (ja) | 1981-10-03 | 1981-10-03 | 点検口 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5858365A JPS5858365A (ja) | 1983-04-06 |
JPH0260822B2 true JPH0260822B2 (ja) | 1990-12-18 |
Family
ID=15655789
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15771581A Granted JPS5858365A (ja) | 1981-10-03 | 1981-10-03 | 点検口 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5858365A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5841154A (ja) * | 1981-09-01 | 1983-03-10 | 株式会社ナカ技術研究所 | 天井点検口の固定装置 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54144817U (ja) * | 1978-03-31 | 1979-10-08 | ||
JPS5561138U (ja) * | 1978-10-20 | 1980-04-25 |
-
1981
- 1981-10-03 JP JP15771581A patent/JPS5858365A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5841154A (ja) * | 1981-09-01 | 1983-03-10 | 株式会社ナカ技術研究所 | 天井点検口の固定装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5858365A (ja) | 1983-04-06 |
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