JPH0260211A - 発振回路および発振回路の発振周波数の安定度を確認する方法 - Google Patents

発振回路および発振回路の発振周波数の安定度を確認する方法

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JPH0260211A
JPH0260211A JP21216988A JP21216988A JPH0260211A JP H0260211 A JPH0260211 A JP H0260211A JP 21216988 A JP21216988 A JP 21216988A JP 21216988 A JP21216988 A JP 21216988A JP H0260211 A JPH0260211 A JP H0260211A
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JP
Japan
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oscillation
frequency
resonance
resonant element
oscillation circuit
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Pending
Application number
JP21216988A
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English (en)
Inventor
Tomosuke Takada
友介 高田
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Alps Alpine Co Ltd
Original Assignee
Alps Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
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  • Surface Acoustic Wave Elements And Circuit Networks Thereof (AREA)
  • Testing Electric Properties And Detecting Electric Faults (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野1 本発明は、5AWR(弾性表面波共振素子)を含んで成
る発振周波数の安定化された発振回路ならびにその発振
回路の安定度を確認する方法に関する。 〔従来の技術1 第1図は例えばUHF帯の低域周波数の300MHz付
近の発振周波数により搬送波を形成し送信信号を送信す
るためのリモコンなどに使用される発振回路の回路図で
ある0発振回路10は増幅器としてのNPNトランジス
タ1、S A W (5urfaceAcoustic
 Wave )共振素子2が設けられている。 この発振回路10による発振は、まずトランジスタ1の
ベースBとエミッタE間に抵抗R1を介してバイアス電
圧v1を印加する。これによって図示のコイル3、コン
デンサ4、SAW共振素子2のストレー容量などによっ
て構成される共振回路の容量によりトランジスタ1が発
振し、所定の発振周波数が得られる。 ところで、良好な発振周波数を得るためにはSAW共振
素子2の発振が安定してなされる必要がある。 従来、発振回路にSAW共振素子2を組み込む際に、コ
イル3、コンデンサ4などによって構成される共振回路
(以下、単に共振回路と記す)の発振状態が良好な否か
は考慮されておらず、その後の検査によって良好な発振
ができるようにしている。 〔発明が解決しようとする課題] 上記の検査法としてSAW共振素子を発振回路に組み込
んだ状態で温度サイクルなどのサイクル試験を行ないS
AW共振素子が正常に発振するか否かを検査することが
従来よりなされている。しかしながら、このような検査
は長時間を要し、作業能率が増大するという不都合があ
る。また、検査に長時間を要するため、検査の並行処理
が望まれ、検査のための装置を大量に配置しなければな
らないという不都合がある。 また、SAW共振素子の発振状態が検、査の段階でのみ
確認され、取り付ける段階で発振の安定化のための手段
が何ら施されていないため、発振回路の信頼性が充分で
あるとはいえなかった。 本発明は上記従来の課題に着目してなされたものであり
、発振回路の安定度の確認が短時間で行なえるような発
振回路の安定度の確認方法を提供することにある。 さらに、本発明の目的は、発振周波数の安定した、信頼
性の高い発振回路を提供することにある。 [課題を解決するための手段] 本発明は、発振用トランジスタと、弾性表面波共振素子
と、共振素子とを含んだ発振回路であって、前記共振素
子の共振周波数が弾性表面波共振素子の共振周波数より
数MHz〜数十MHz程度の範囲内にて低くされている
ことを特徴とするものである。 さらに本発明は、発振回路の電源をスイッチングして、
電源がON状態における弾性表面波共振素子の発振の瞬
間の過渡状態の出力レベルを表示装置に表示して発振回
路の安定度を確認することを特徴とするものである。 〔作用] 上記した手段によれば、共振素子の共振周波数を弾性表
面波共振素子の共振周波数より略20MHzを中心とし
た数MHz〜数十MHz程度の範囲内にて低くすること
により、弾性表面波共振素子の発振が発振不能となった
り、共振素子による共振が続く不安定な状態となるのを
回避できるようになり、発振回路の発振が安定して行な
えるようになる。 さらに、このようにすれば、発振回路の検査の前段階で
発振回路の安定化が図れるため、その後の検査によって
発振状態を再検査できるようになり、発振回路の信頼性
が向上する。 さらに本発明によれば、発振回路の発振の安定度の確認
が電源がON状態における弾性表面波共振素子の発振の
瞬間の過渡状態の出力レベルを表示し、共振素子の共振
ポイントと、弾性表面波による出カポインドとを比較す
ることによって、確認できるようにしたため、従来のサ
イクル試験のような長時間にわたって検査をする必要が
なくなる。
【実施例】
以下、本発明の実施例を図面によって説明する。 第1図は本発明の一実施例に係る発振回路の回路図、第
2図は共振素子ならびに弾性表面波共振素子の出力レベ
ルを示すグラフ、第3図は時間の経過に伴う共振素子に
よる発振(LC発振)ならびに弾性表面波共振素子によ
る発振状態の説明図、第4図は本発明に係る発振周波数
の安定度を確認する方法を説明するための図である。 第1図に示す発振回路は従来の技術の欄で説明したもの
と、SAW共振素子2と、コイル3、コンデンサ4なら
びにSAW共振素子2のストレー容量などによって構成
される共振素子(以下、共振素子と記す)と発振周波数
との関係が問題とされている点が異なっている。すなわ
ち、第1図において符号1は発振器としてのNPNトラ
ンジスタであり、そのコレクタCはコイル3を介して電
源V、に接続されている。また、トランジスタ1のエミ
ッタEは、バイアス抵抗R3を介して接地されている。 これによって、トランジスタ1のコレクタCとエミッタ
Eとの間にはコレクタ・工ミッタ電圧■3が印加される
ようになっている。 また、トランジスタ1のベースBはバイアス抵抗R1を
介して電源Vsに接続されており、トランジスタ1のペ
ース電流工6などの動作点を設定できるようになってい
る。そして、トランジスタ1のベースBとエミッタEと
の間にはバイアス抵抗R1に基づいたバイアス電圧■、
が印加されるようになっている。 符号2はS A W (5urface Acoust
ic Wave )共振素子を示しており、帰還容量と
してトランジスタ1のコレクタCとエミッタEとの間に
接続されている。SAW共振素子2は後述するLC発振
(共振素子による発振)に関与するストレー容量が設け
られている。そして、前述のようにこのストレー容量と
コイル3、コンデンサ4などによって共振回路が構成さ
れている。そして、SAW共振素子2の共振周波数f1
は前記共振素子2の共振周波数f0よりも略20MHz
程度高くなっている(第2図参照)。 例えば、共振周波数で、が309MHzである場合には
、foは285〜299MHzとなるようになっている
。なお、第2図においては、foが289MHzの場合
が記されている。 次に第3図によって、発振回路1oの発振について説明
する。 なお、第3図は時間の経過に伴って発振がどのように移
行するかを示す図である。 電源■、がON(第3図のa点)、すなわち、トランジ
スタ1にバイアス電圧V□が印加されるとともに、入力
端子Vアを介して信号波が入力され゛ると、共振素子の
静電容量が変化し、共振素子の共振点すに達し、LC発
振が生じる(第3図0、)、その後SAW共振素子2の
共振点への移行過程(第3図0□)を経てSAW共振点
Cで安定した発振を続けるようになる。第2図に示すよ
うにSAW共振素子2の共振周波数f、が共振素子2の
共振周波数f0よりも略20MHz高く設定されている
と、共振回路による共振からSAW共振素子の共振へ安
定して移行するようになることが確認されている。とこ
ろで、共振点f0とで1との幅Δfが狭すぎたり、又は
広すぎたりfoがf、に対してプラス側に行った場合は
、共振回路による発振がSAW共振・素子の領域に引き
込まれないため、発振しなかったり、共振回路による発
振(LC発振)のままの不安定な発振状態となる。 本実施例は上記のようなことをふまえて、共振素子の共
振周波数がSAW共振素子の共振周波数より数MHz〜
数十MHz好ましくは略20LIHz低くなるように設
定されているため、上記した理由により発振回路10の
発振が安定になる。共振周波数f、とfoとの関係がf
 o −f I420MHzの関係にないような場合は
、コイル3の誘導リアクタンスやコンデンサ4の容量リ
アクタンスの大きさを変えることでf 0− f + 
#20MHzなる関係を満たすようにすればよい。 次に第4図によって、発振回路の発振周波数の安定度を
測定する方法について説明する。 図中符号1は、第1図におけるトランジスタであり、ベ
ースB・エミッタE間にバイアス電圧VIEが印加され
るようになっている。また、トランジスタ1のコレクタ
C・エミッタE間にはパルス発生回路20より所定周期
且つ所定レベルのパルス波が印加されるようになってい
る。これによって、トランジスタlがらはパルス波2o
に基づいたパルス波形の電源電圧が出力されるようにな
っている。この場合、LC発振から5AWR発振への移
行(例えば数μsec )がパルス源形の電源電圧のパ
ルスの1周期(例えば0.5sec) 内ニ起こるよう
になっている。そして、SAW共振素子2はパルス波形
の電源電圧に基づいて間欠的に発振動作がなされるよう
になっている。そして1発振状態とされると第2図に示
すようなスペクトルが、例えばスペクトラムアナライザ
のような表示装置に表示されるようになっている0表示
装置21に表示されるスペクトルは常に電源ONの瞬間
のSAW共振素子2の過渡状態に基づくものとなってお
り、したがって、LC発振がら5AWR発振への良好な
移行が可能となるが確認できるようになっている。 発振回路の発振周波数の安定度の確認は、スペクトラム
アナライザに表示された、第2図のようなスペクトルに
おいてΔfが略2GMHzであるかどうか確認すること
で行なえる。略20MHzの場合(ただしfl>fO)
は発振回路が良好な発振を行ない得る状態と判断され、
 20MHzを大巾に超えた場合、又は20MHzより
極端に少ない場合、あるいはfl <fOなる関係とな
った場合には発振回路による発振が不良と判断される。 なお、上記実施例ではトランジスタlよりパルス波形の
電源電圧がSAW共振素子に供給されるようになってい
るが、所定の周期のパルス波形の電源電圧が供給可能な
手段なら特に上記に限定されるものでないことは勿論で
ある。 〔発明の効果〕 以上のように本発明によれば、共振素子の共振周波数を
弾性表面波共振素子の共振周波数より略20MHz程度
の範囲内にて低くすることにより、弾性表面波共振素子
の発振が発振不能となったり、共振素子による共振が続
く不安定な状態となるのを回避できるようになり、発振
回路の発振が安定して行なえるようになるという効果が
得られる。 さらに、このようにすれば、発振回路の検査の前段階で
発振回路の安定化が図れるため、その後の検査によって
発振状態を再検査できるようになり、発振回路の信頼性
が向上するという効果が得られる。 さらに本発明によれば、発振回路の発振の安定度の確認
が電源がON状態における弾性表面波共振素子の発振の
瞬間の過渡状態の出力レベルを表示し、共振素子の共振
ポイントと、弾性表面波による出カポインドとを比較す
ることによってできるようにしたため、従来のサイクル
試験のような長時間にわたって検査をする必要がなくな
るという効果が得られる。したがって、通常の工程検査
で発振状態の安定度の確認が行なえるようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る発振回路の回路図、第
2図は共振素子ならびに弾性表面波共振素子の出力レベ
ルを示すグラフ、第3図は時間の経過に伴う共振素子に
よる発振(LC発振)ならびに弾性表面波共振素子によ
る発振状態の説明図、第4図は本発明に係る発振周波数
の安定度を確認する方法を説明するための図である。 l・・・トランジスタ、2・・・SAW共振素子、3・
・・コイル、4・・・コンデンサ。 電看ON

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.発振用トランジスタと、弾性表面波共振素子と、共
    振素子とを含んだ発振回路であって、前記共振素子の共
    振周波数が弾性表面波共振素子の共振周波数より数MH
    z〜数十MHz程度の範囲内にて低くされていることを
    特徴とする発振回路
  2. 2.発振回路の電源をスイッチングして、電源がON状
    態における弾性表面波共振素子の発振の瞬間の過渡状態
    の出力レベルを表示装置に表示して発振回路の安定度を
    確認することを特徴とする発振回路の発振周波数の安定
    度を確認する方法
JP21216988A 1988-08-25 1988-08-25 発振回路および発振回路の発振周波数の安定度を確認する方法 Pending JPH0260211A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7394180B2 (en) 2003-10-31 2008-07-01 Murata Manufacturing Co., Ltd. Oscillator circuit including surface acoustic wave sensor and biosensor apparatus

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4945671A (ja) * 1972-09-04 1974-05-01

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