JPH0260002B2 - - Google Patents

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JPH0260002B2
JPH0260002B2 JP26259984A JP26259984A JPH0260002B2 JP H0260002 B2 JPH0260002 B2 JP H0260002B2 JP 26259984 A JP26259984 A JP 26259984A JP 26259984 A JP26259984 A JP 26259984A JP H0260002 B2 JPH0260002 B2 JP H0260002B2
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JP
Japan
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pen
circuit
stylus pen
tilt
excitation coils
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JP26259984A
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JPS61139820A (ja
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Yoshuki Morita
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Seiko Instruments Inc
Original Assignee
Seiko Instruments Inc
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Publication of JPS61139820A publication Critical patent/JPS61139820A/ja
Publication of JPH0260002B2 publication Critical patent/JPH0260002B2/ja
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【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野) 本発明は、スタイラスペンに内蔵された励磁コ
イルの発生する交番磁界によつて、タブレツトに
敷設されたセンスラインに誘起される誘導信号
を、これらセンスラインを順次選択することによ
つて検出し、比較・演算して、前記スタイラスペ
ンの位置を検出する、座標読取装置に関するもの
である。 (従来の技術) 手書きによる文字をコンピユータなどのデジタ
ル処理装置に入力する装置として、従来から座標
読取装置が知られている。 従来の座標読取装置について、以下、図を参照
しながら説明する。 第2図は、従来の座標読取装置のブロツク図で
ある。図において1はタブレツトであり、その両
面には、お互いに直交してセンスラインXm,
Ynが多数敷設されている。これらのセンスライ
ンは、X走査回路2a、およびY走査回路2bに
接続されており、これら走査回路により1本ずつ
順次選択されて増幅量子化回路3に接続される。
走査回路2a,2bには、演算・制御回路14か
ら走査アドレス5が与えられる。17は励磁コイ
ルであり、交番磁界を発生する。この交番磁界に
より、励磁コイル近傍のセンスラインには誘導信
号が誘起されるが、各センスラインは、、走査回
路2a,2bによつて1本ずつ選択されて増幅・
量子化回路3に接続されるようになつているた
め、この増幅・量子化回路には、各センスライン
の誘導信号が走査に伴つて順に入力される。この
誘導信号は、増幅・量子化回路により増幅・量子
化された後、演算・制御回路14に入力され、こ
の演算・制御回路内で比較・演算されて、励磁コ
イルの位置を検出するようになつている。 (発明が解決しようとする問題点) しかし、従来の座標読取装置は、励磁コイルを
内蔵したスタイラスペンの位置のみを検出するも
のであつた。他方、これらの座標読取装置を使用
する分野からは、前記のように、手書きによる文
字等をコンピユータに入力する場合、位置情報だ
けではなくを演算する傾き角差演算回路とを備
え、前記2個の励磁コイルの傾きの差を、前記ス
タイラスペンの筆圧情報として検出するように構
成したことを特徴とする、座標読取装置。
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野) 本発明は、スタイラスペンに内蔵された励磁コ
イルの発生する交番磁界によつて、タブレツトに
敷設されたセンスラインに誘起される誘導信号
を、これらセンスラインを順次選択することによ
つて検出し、比較・演算して、前記スタイラスペ
ンの位置を検出する、座標読取装置に関するもの
である。 (従来の技術) 手書きによる文字をコンピユータなどのデジタ
ル処理装置に入力する装置として、従来から座標
読取装置が知られている。 従来の座標読取装置について、以下、図を参照
しながら説明する。 第2図は、従来の座標読取装置のブロツク図で
ある。図において1はタブレツトであり、その両
面には、お互いに直交してセンスラインXm,
Ynが多数敷設されている。これらのセンスライ
ンは、X走査回路2a、およびY走査回路2bに
接続されており、これら走査回路により1本ずつ
順次選択されて増幅量子化回路3に接続される。
走査回路2a,2bには、演算・制御回路14か
ら走査アドレス5が与えられる。17は励磁コイ
ルであり、交番磁界を発生する。この交番磁界に
より、励磁コイル近傍のセンスラインには誘導信
号が誘起されるが、各センスラインは、、走査回
路2a,2bによつて1本ずつ選択されて増幅・
量子化回路3に接続されるようになつているた
め、この増幅・量子化回路には、各センスライン
の誘導信号が走査に伴つて順に入力される。この
誘導信号は、増幅・量子化回路により増幅・量子
化された後、演算・制御回路14に入力され、こ
の演算・制御回路内で比較・演算されて、励磁コ
イルの位置を検出するようになつている。 (発明が解決しようとする問題点) しかし、従来の座標読取装置は、励磁コイルを
内蔵したスタイラスペンの位置のみを検出するも
のであつた。他方、これらの座標読取装置を使用
する分野からは、前記のように、手書きによる文
字等をコンピユータに入力する場合、位置情報だ
けではなく、筆圧情報をも入力したいという要求
がある。更にこの筆圧について詳細に述べると、
筆圧にはスタイラスペンの軸方向に働く分圧と、
タブレツト面、すなわち筆記面と鉛直方向に働く
分圧との2種類が考えられるであろう。このうち
たとえば、文字を毛筆で手書きする状態を代表す
る情報として、特に筆記面に鉛直方向の分圧が重
要であると考えられ、その情報をコンピユータに
入力したいとう要求がある。 (発明が解決しようとする問題点) しかし、従来の座標読取装置では、上記の筆圧
情報を検出することはできない。そこで本発明は
スタイラスペンのペン先を筆圧により自在に曲り
うる弾性体で構成し、その曲りをペン軸との角度
差として検出して、スタイラスペンの筆圧情報と
して得る座標読取装置を構成することを目的とし
ている。 (問題を解決する手段) 上記問題点を解決するために、本発明では2個
の励磁コイルを有し、かつその一方を含むペン先
が筆圧によつて容易に曲りうるようにスタイラス
ペンを構成し、更に、前記2個の励磁コイルがタ
ブレツトとなす角度差を検出する手段を備えた。 (作用) 前記のように構成された座標読取装置におい
て、スタイラスペンのペン先は筆圧を受けると容
易に曲り、そのため内蔵された2個の励磁コイル
は、互いにその軸方向の角度差を生じる。 一方、各励磁コイルのタブレツト面に対する傾
き角は、センスラインに誘起された誘導信号のタ
ブレツト上の分布状態から求められることが、た
とえば特開昭55−094357号に開示されている。す
なわち、この例では誘導信号の2次ピーなる信
号、 V+pxおよびV-pxを検出して、 (θ)=(V+px)−(V-px)/(V+px)+(V-px
(1) なる(θ)を求めると、(θ)が励磁コイルの
傾きの情報を有することを示している。 上記と同様の方法で、傾き角検出回路により、
各励磁コイルのタブレツト面に対する傾き角を求
め、更に傾き角差演算回路に上記傾き角を入力
し、演算すればスタイラスペンのペン先の曲り情
報、すなわち筆圧を検出できるのである。 (実施例) 以下、本発明による座標読取装置の一実施例
を、第1図および第3図を参照しながら説明す
る。 図において1タブレツト、XmXセンスライ
ン、2aX走査回路、3増幅・量子化回路、5走
査アドレスについては、従来の座標読取装置と同
様であるので説明を省略する。なお、図ではYセ
ンスライン、およびY走査回路が描かれていない
が、これらは、Xセンスライン、およびX走査回
路と同様であり、しかも従来の座標読取装置と同
様であるため省略した。 6は、本発明によるところのスタイラスペンで
あり、その詳細を第3図に示す。第3図において
6aはペン軸であり、筆圧によつては容易に曲り
えない剛性体、たとえばプラスチツク等で構成さ
れ、そのペン先に近い一端には7aの励磁コイル
1が取付けられている。6aはペン先であり、筆
圧によつて容易に曲りうる弾性体、たとえばゴム
等で構成され、その内部には7bの励磁コイル2
が取付けられている。2個の励磁コイルは、第1
図に示した励磁コイル切換スイツチ10によつて
時間的に交互に励磁されるようになつている。 第1図において、4は演算・制御回路であり、
従来の座標読取装置と同様に、2つの励磁コイル
のうちの一方、たとえば7aの励磁コイル1の位
置を検出するが、更に走査回路から順次入力され
る誘導信号を、そのまま傾き検出回路8に出力す
るようになつている。 傾き検出回路8は、上記の誘導信号を入力し、
前記2個の励磁コイルの傾き角を検出し、その結
果を傾き角差演算回路9に出力する。傾き角差演
算回路は、前記2個の励磁コイルの傾き角差を演
算し、この情報をスタイラスペンのペン先の曲り
情報、すなわち筆圧情報として出力する。 以上のように構成された座標読取装置の処理内
容について、以下、特に励磁コイルの傾きからス
タイラスペンのペン先の曲り情報、すなわち筆圧
情報を得る動作を中心に第1図,第4図および第
5図を参照して説明する。 図に示した励磁コイル切換スイツチ10によつ
て時間的に交互に2つの励磁コイル7a,7bが
励磁されると、センスライン上には、それに伴つ
て2つの励磁コイルによつて誘起された誘導信号
が交互に発生する。第4図は7aの励磁コイル1
によつてXセンスラインXmに誘起された誘導信
号を、その包絡線とともに示したものである。同
様に第5図は7bの励磁コイル2による誘導信号
を示したものである。上記に示した信号は、時間
的に交互に発生するので、以下に述べる各信号の
処理も交互に行われる。 傾き検出回路8は、上記誘導信号を入力して、
各励磁コイルの傾きを、前記特開昭55−094357号
と同様の方法で求める。たとえば、励磁コイル1
の傾きは (θ)1=(V+px1)−V-px1)/(V+px1)+(
V-px1)(2) によつて求め、同様に励磁コイル2の傾き角は、 (θ)2=(V+px2)−(V-px2)/(V+px2)+
(V-px2)(3) によつて求める。 傾き角差演算回路9は、上記のようにして求め
られた2つの励磁コイルの傾き角を入力して、そ
の差を(4)式によつて求める。 △θ=(θ)2−(θ)1 (4) △θ…2つの励磁コイルの傾き角差以上のよう
にして、筆圧によつて曲げられたスタイラスペン
のペン先の曲り情報が求められ、この情報を、筆
圧情報として利用できるようになるのである。 なお、演算・制御回路4,傾き検出回路8、お
よび傾き角差演算回路9は、マイクロ・プロセツ
サ等で構成し、プログラムによつてその機能を実
現することができる。 (発明の効果) 以上の説明のように、本発明では、スタイラス
ペンに2つの励磁コイルを配置し、その一方を筆
圧によつて容易に曲りうる弾性体で構成したペ先
に内蔵し、更に、上記2つの励磁コイルがタブレ
ツトとなす傾き角を検出し、その角度差を算出す
る回路を設けたため、上記スタイラスペンのペン
先が筆圧によつて曲げられた曲り情報、すなわち
筆圧情報を求めることができた。このことは、手
書き文字をコンピユータに入力し、その認識等を
行う場合、入力文字の特徴量を新たに検出できる
ことになり、この分野への効果が期待できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明による座標読取装置のブロツ
ク図、第2図は、従来の座標読取装置のブロツク
図、第3図は、本発明による座標読取装置のスタ
イラスペンの構造図。第4図、および第5図は、
本発明による座標読取装置のセンスラインに誘起
された誘導信号の説明図である。 1…タブレツト、2a…X走査回路、3…増
幅・量子化回路、4…演算・制御回路、5…走査
アドレス、6…スタイラスペン、7a…励磁コイ
ル1、7b…励磁コイル2、8…傾き検出回路、
9…傾き角差演算回路、10…励磁コイル切換ス
イツチ、Xm…Xセンスライン。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 多数のセンスラインを平板上に敷設したタブ
    レツトと、このセンスラインを順次選択する走査
    回路と、交番磁界を発生する励磁コイルを有する
    スタイラスペンと、前記交番磁界によりセンスラ
    イン上に誘起された誘導信号を増幅・量子化する
    増幅・量子化回路、および、その量子化された誘
    導信号を比較演算して、前記スタイラスペンの置
    かれた位置を検出する演算・制御回路とからなる
    座標読取装置において、前記励磁コイルをスタイ
    ラスペンの軸方向に2個配置し、前記励磁コイル
    のうち1つは筆圧によつては容易に曲りえない剛
    性体で構成したペン軸のペン先に近い一端に取付
    け、他の1つは、筆圧により自在に曲りうる弾性
    体で構成したペン先に取付け、該励磁コイルのタ
    ブレツト面に対する傾きを検出する傾き検出回
    路、およびそれら2個の励磁コイルの傾きの差を
    演算する傾き角差演算回路とを備え、前記2個の
    励磁コイルの傾きの差を、前記スタイラスペンの
    筆圧情報として検出するように構成したことを特
    徴とする、座標読取装置。
JP26259984A 1984-12-12 1984-12-12 座標読取装置 Granted JPS61139820A (ja)

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JP26259984A JPS61139820A (ja) 1984-12-12 1984-12-12 座標読取装置

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JPS61139820A JPS61139820A (ja) 1986-06-27
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JPH08227336A (ja) * 1995-02-20 1996-09-03 Wacom Co Ltd 感圧機構及びスタイラスペン
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