JPH0259164A - ダイカスト鋳造における金型温度制御方法 - Google Patents

ダイカスト鋳造における金型温度制御方法

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JPH0259164A
JPH0259164A JP21208888A JP21208888A JPH0259164A JP H0259164 A JPH0259164 A JP H0259164A JP 21208888 A JP21208888 A JP 21208888A JP 21208888 A JP21208888 A JP 21208888A JP H0259164 A JPH0259164 A JP H0259164A
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秀悟 植林
Shiro Uenishi
上西 始郎
Yoshiki Matsuura
良樹 松浦
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、ダイカスト鋳造において、金型温度が低ダ
−ぎる場合に、この金型温度を速やかに上昇させる金型
温度制御方法に関するものである。
従来の技術 タイカスト鋳造においては、溶湯温度、M込み時間、鋳
込み圧力等の条件が、M物の品質および不良率に大きく
影響する。特に、金型の温度が設定された適正温度より
低すぎると、M物の寸法欠陥や湯回り不良等が光生する
虞れがあった。したがって、詩情不良の発生を防止する
ために金型温度を適正にする方法として、金型温調群あ
るいはガスバーナ等により金型を予熱する方法や、テス
ト鋳込みを行ない、溶湯の熱によって金型温度を上昇さ
せる方法が一般に行なわれている。
発明が解決しようとする課題 しかし、前述した方法のうち、金型温調機等を用いて予
熱するl1fJIの場合には、装置が大型化して場所を
取るとともに、金型温調前等を使用するため設備費が余
計にかかるという問題があった。
また後者のテスト詩込みによる方法の場合には、大型化
せずまた余分な費用もかからないか、鋳造を行なう曲に
予め金型を適温にしておくことができず、そのため、鋳
造作業の開始時には、製品の本鋳込みを行なう前に、先
ずテスト詩込みを行なう必要があった。したがって、こ
のテスト鋳込みを短時間で終了させて本鋳込みに切替え
ることが望ましいが、従来から行なわれている方法の場
合では、鋳造作業がテスト鋳込み時も製品の本鋳込み時
と同じ鋳造条件で行なわれるため、金型が鋳造適温とな
るまでのテスト鋳込みに長い時間がかかるという問題が
あった。また、適正な金型温度に昇温するまでに要する
テスト鋳込みのショット回数が、鋳造条件によって一定
しないことから、テスト鋳込みの終了時期の判断が難し
く、判断を作業者の肋に頼っているのが現状であった。
と口ろが、金型か適温となる時期、すなわちテスト鋳込
みを終了して製品の本鋳込みに切替える時期の判断を誤
り、本鋳込みへの切替え時期が早すぎると、金型が昇温
不足で鋳造不良の発生率が高い状態で本M込みが行なわ
れるため、製品の不良率が高くなるという問題があった
。また逆に、切替え時間が遅すぎると、必要以上に長く
テスト鋳込みをlけることとなり、無用なテスト跡造品
が増加するという問題があった。
この開明は上記した技術的背景の下になされたもので、
テスト鋳込みにより金型温度を速かに上昇させるととも
に、テスト鋳込みの終了時期ガなわら本鋳込みへの切替
え時間を的確に捉えることのできるダイカスト鋳造にお
ける金型温度制御方法を提供することを目的どしている
課題を解決するための手段 上記課題を解決するための手段としてこの発明のダイカ
ストマシンにみける金型温度計測装置は、金型の製品部
のキャビティ以外の場所にダミーのキャビティを形成す
るとともに、このダミーのキャビティへの連通部を開閉
可能としておき、ダイカストM造を行なう際に、金型の
温度を測定し、この測定された金型温度に応じて前記ダ
ミーのキャビティへの連通部を開閉させることによって
全キャビティの容積を変化させるとともに、このキャビ
ティの容積変化に合わせて充填する溶湯の量を増減させ
ることを特徴としている。
作   用 上記の方法を採ることにより、鋳込みを行なう際に、先
ず金型の温度を測定し、この測定値からテスト鋳込みが
必要か否かを判断する。すなわち、金型温度の測定値が
鋳造適温より低い場合には、テスト鋳込みによる金型の
昇温が必要と判断し、金型のダミーキャビティへの連通
部を開くとともに、給?l量を増加させるように制御す
る。したがって、金型内に充填される溶湯の量が増加す
ることにより、金型の温度上昇が速くなってテスト鋳込
みに要する時間が短縮され、金型を′yf造適温まで上
昇させるためのテスト鋳込みを行なう回数も減じること
ができる。 また、祷込みを行なう際に金型温度を毎回
測定してテスト鋳込みが必要が否かの判断を行なうため
、金型温度が上昇して適温となり、テスト鋳込みを終了
する時期となると、その時期を的確に捉えて製品の本鋳
込みに切替えられる。
実施例 以下、この発明の一実施例を第1図ないし第6図に基づ
いて説明する。
第7図はこの実施例の金型温度問罪方法を行なってダイ
カスト詩造を行なうダイカストマシンの構成を示すもの
で、金型1は可動型2と固定型3とからなり、この可v
J型2と固定型3とによってキャビティ4が形成されて
いる。また、固定型3の側面下部には射出用スリーブ5
が、その一端5aが前記キャビティ4の上端に連通して
ほぼ水平に設けられ、このスリーブ5内には射出シリン
ダ6のプランジやチップ7が、軸方向に開動可能に嵌合
しており、このプランジャチップ6を前進(第1図にお
いて右行)させることにより、スリーブ7内の溶湯をキ
ャピテイ4内に圧入するようになっている。また、射出
用スリーブ5の他端5b側の上部には給湯口5cが開口
しており、給湧装置8からこの給湯口5cを介して射出
用スリーブ5内に溶湯が供給される。
また、金型1には金型温度計測装置9の温度センサ9a
がキャピテイ4に近い主要な部分に配設されており、こ
の金型温度計測装置9は温度センサ9aが配設されてい
る部分における金型温度をvt測し、その測定値を出力
するようになっている。
さらに、金型1にはダミーのキャビティである補助湯道
10が形成されている。この補助湯道10は第2図およ
び第3図に示すように、製品部のキャビティ4から外れ
た部分で、かつ可動型2と固定型3の中間に形成されて
おり、この補助湯道10の基端側(第3図において下側
)には開閉ピン11が、油圧シリンダ12に駆動されて
前進〈第3図で左行)すると補助湯道10の入口を閉塞
し、また油圧シリンダに駆動されて後退(第3図におい
て右行)すると補助湯道1oの入口が開いて、全キャビ
ティの容積が増大し、この補助湯)負10内への溶湯の
流入が許容されるようになっている。
一方、ダイカストマシンの制御系は、前記金型温度計測
装置9から入力される金型温度測定値と、予め入力され
ている金型温度設定値との比較を行なってテスト鋳込み
であるか本鋳込みであるかの判断を行なうとともに、こ
の判断の結果に基づく指令を出力する制御ip装@13
と、この制御I装置13から出力された信号に基づいて
給湯量を制rする給湯Φコントロール装@14と、この
ダイカストマシンの起動、停止を制御するとともに、そ
の起動時および停止時に前記制all装置13に対して
信号を送るダイカストマシン制御装置15とから構成さ
れている。
また、制御装置13による判断は、金型の温度が鋳込み
を行なうのに適した温度より低いと鋳造不良の発生率が
高いため、i造されたものをテスト鋳造品として製品か
ら除外させるためにそのショットの鋳込みをテスト鋳込
みと判断する。
そして、テスト鋳込みと判断されると、油圧シリンダ1
2に指令が送られて開閉ピン11を後退させて補助湯道
10の入口を開かせて、キャごティ容積を増大させると
ともに、給湯量コントロール装@14がスリーブ5内に
供給する溶湯Φを、製品の本鋳込み時より所定量、すな
わち、キャビティ容積の増耐した分と同じ両だけ溶湯を
増加させるよう給温装置8を制御し、金型1に充填され
る溶湯のΦを増加させ、補助湯道10の部分にも溶湯が
充填されるようになる。
したがって、増巾した溶湯から金型1に伝達される熱量
が増えることにより、テスト鋳込み1回毎の金型1の昇
温量が増加し、少ない回数のテスト鋳込みによって金型
1が蒋造適濡まで速やかに昇温され、テスト鋳込みに要
する時間もmlされる。
第4図はこの実施例の金型温度制御方法を行なった場合
と、従来のテスト鋳込みの方法で鋳造を行なった場合と
における、ショット回数と金型温度との関係を示すグラ
フで、従来の方法でテスト鋳込みを行なった場合には8
シヨツト目で良品が得られたのに対して、本実施例の場
合には、3シヨツトのテスト鋳込みで金型が充分に昇温
し、4シヨツト目からは良品を得ることができた。
また、第5図は前記制御装置13に搭載されている制御
プログラムのフローチャートを示すもので、このフロー
チャートに基づき鋳造時の制御を説明する。
プログラムがスタートすると、先ずステップ1において
、ダイカストマシンの起動時にダイカストマシン制tt
Il装置15から出力される起動信号の検出を行ない、
起動信号が検出されない場合には、検出されるまで繰返
し検出を行なう。そして、起動信号が検出されるとステ
ップ2に進む。
ステップ2に進むと、金型1に配設された温度センサ9
aを介して金型温度計測装置9による金型温度の計測が
行なわれ、次にステップ3において制御I装@13が、
計測された金型温度測定値Tkと、予め入力されている
金型の適正温度すなわち金型温度設定値Tsとの比較を
行ない、例えば、金型温度が設定温度より高<Tk≧T
Sとなると、テスト鋳込みでなく、製品の本鋳込みであ
ると判断してステップ1へ戻って次の起動信号が出力さ
れるまで待機する。また、金型温度が設定温度より低く
Tk <Tsとなると、テスト鋳込みと判断してステッ
プ4に進む。
ステップ4においては、給湯量@8に給湯量を増加する
ように指令が送られるとともに、ステップ5に進んで、
油圧シリンダ12に指令が送られ、補助湯道1oの入口
を閉塞していた開閉ピン11が後退駆動されて補助湯道
10が連通ずる。
そして、ステップ6に進むとテスト鋳込み信号が出力さ
れ、例えば、この信号により表示灯を点灯させることに
よって現在性なわれている鋳込みがテスト鋳込みである
ことを作業者に知らせ、ステップ1に戻って次の起動信
号が検出されるまで待機する。
また、鋳込みを行なう際に金型温度を毎回測定してテス
ト鋳込みが必要か否かの判断を行なうため、金型温度が
上昇して適温となり、テスト鋳込みを終了する時期とな
ると、その時期を的確に捉えて本鋳込みに切替えられる
。したがって、テスト鋳込みから製品の本訪込みへの切
替え時期を的確に捉えられることにより、切替え時期の
遅れや早すぎを防ぎ、テスト鋳造品を最少中に抑えると
ともに不良品の増加を防止することができる。
発明の詳細 な説明したようにこの発明のダイカスト鋳造における金
型温度制御方法は、金型の製品部のキャビティ以外の場
所にダミーのキャビティを形成するとともに、このダミ
ーのキャビティへの連通部を開閉可能としておき、ダイ
カスト鋳造を行なう際に、金型の温度を測定し、この測
定された金型温度に応じて前記ダミーのキャごティへの
連通部を開閉させることによって全キャとティの容積を
変化させるとともに、このキャピテイの容積変化に合わ
せて充填する溶湯の量を調節するので、少ない回数のテ
スト鋳込みで金型を適正温度まで上昇できるので、テス
ト鋳込みに要する時間を炉縮することができる。また、
テスト鋳込みから本鋳込みへの切替え時期を的確に捉え
ることができるので、製品の不良率を低減できるととも
に、ナス1鋳造造品の量を最少に抑えることができる等
の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第5図はこの発明の方法の一実施例を示す
もので、第1図はダイカストマシンの構成を示す説明図
、第2図は補助渇道の部分の横断面図、第3図は補助湯
道の部分の縦断面図、第4図はショット回数と型温との
関係を示すグラフ、第5図は制御プログラムのフローチ
ャートである。 1・・・金型、 2・・・可動型、 3・・・固定型、
 4・・・キャビティ、 5・・・射出用スリーブ、 
6・・・射出シリンダ、 7・・・プランジャチップ、
 8・・・給湯装置、 9・・・金型温度計測装置、 
9a・・・温度センサ、 10・・・補助間道、 11
・・・開閉ピン、12・・・油圧シリンダ、 13・・
・制i2′l]菰置、 14・・・給IIコントロール
装置、15・・・ダイカストマシン制御ll装置。 第5図 出願人  トヨタ自動車株式会社 代理人  弁理士  豐 1)底入 (ばか1名) 第4図 ンヨシト牧

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 金型の製品部のキャビティ以外の場所にダミーのキャビ
    ティを形成するとともに、このダミーのキャビティへの
    連通部を開閉可能としておき、ダイカスト鋳造を行なう
    際に、金型の温度を測定し、この測定された金型温度に
    応じて前記ダミーのキャビティへの連通部を開閉させる
    ことによつて全キャビティの容積を変化させるとともに
    、このキャビティの容積変化に合わせて充填する溶湯の
    量を増減させることを特徴とするダイカスト鋳造におけ
    る金型温度制御方法。
JP21208888A 1988-08-26 1988-08-26 ダイカスト鋳造における金型温度制御方法 Expired - Lifetime JP2638110B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5924604A (en) * 1995-01-27 1999-07-20 Yoshino Kogyosho Co., Ltd. Liquid jetting pump with passageways for dispensing liquids

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5924604A (en) * 1995-01-27 1999-07-20 Yoshino Kogyosho Co., Ltd. Liquid jetting pump with passageways for dispensing liquids
US7472809B2 (en) 1995-01-27 2009-01-06 Yoshino Kogyosho Co., Ltd. Non-leaking non-dripping liquid jet pump

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