JPH0258843B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0258843B2 JPH0258843B2 JP53134937A JP13493778A JPH0258843B2 JP H0258843 B2 JPH0258843 B2 JP H0258843B2 JP 53134937 A JP53134937 A JP 53134937A JP 13493778 A JP13493778 A JP 13493778A JP H0258843 B2 JPH0258843 B2 JP H0258843B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mounting base
- hole
- wires
- lead
- lower box
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Description
【発明の詳細な説明】
一般に分電盤はスイツチ取付台の直下のスペー
スを利用する上で、下函にその取付台と同じ大き
さ又はそれより小さい電線の引込孔を形成し、且
つこの取付台を下函より空間ができるよう持ち上
げて四隅を下函にネジ止めしていた。従つて電線
の引込接続作業は先ず四隅のネジを外した後下函
を壁面に固定し、電線を引込孔より引込んだ後取
付台を更にネジ止し、その取付台と下函との空間
を通つて取付台上の各スイツチまで折り曲げ、各
スイツチに接続している。従つて取付台の四本の
ネジ脱着作業に手間が掛つた。勿論、この四本の
ネジの脱着作業のみをとれば、例えば実開昭55−
4686号によつて改善されているが、取付台と電線
引込孔とは引込孔の方が小さく、引込孔から取付
台の上面まで電線を折り曲げる際、その折り曲げ
距離が長く、特に太い電線とか細くとも本数が多
い場合は作業が容易でない。又、本数が少い場合
でも折り曲げ距離が長いからその度取付台を開閉
する必要があり、作業性が悪かつた。
スを利用する上で、下函にその取付台と同じ大き
さ又はそれより小さい電線の引込孔を形成し、且
つこの取付台を下函より空間ができるよう持ち上
げて四隅を下函にネジ止めしていた。従つて電線
の引込接続作業は先ず四隅のネジを外した後下函
を壁面に固定し、電線を引込孔より引込んだ後取
付台を更にネジ止し、その取付台と下函との空間
を通つて取付台上の各スイツチまで折り曲げ、各
スイツチに接続している。従つて取付台の四本の
ネジ脱着作業に手間が掛つた。勿論、この四本の
ネジの脱着作業のみをとれば、例えば実開昭55−
4686号によつて改善されているが、取付台と電線
引込孔とは引込孔の方が小さく、引込孔から取付
台の上面まで電線を折り曲げる際、その折り曲げ
距離が長く、特に太い電線とか細くとも本数が多
い場合は作業が容易でない。又、本数が少い場合
でも折り曲げ距離が長いからその度取付台を開閉
する必要があり、作業性が悪かつた。
又、下函から取付台を開閉できない一体成型し
たものもあるが、上記電線の本数が多いものは折
り曲げが容易でなかつた。
たものもあるが、上記電線の本数が多いものは折
り曲げが容易でなかつた。
本発明は上記の様な点に鑑みて成したものであ
つて、細い電線或は少い本数の場合は取付台を開
けずして引込孔の開口を通して引き出しが行え且
つ太い電線又は本数が多い場合は取付台を開けて
引込孔を大きな孔として引き出しが行えるように
して使用する電線に応じて引込作業が容易に行え
るようにすると共に電線の曲げ部を少くして作業
能率を向上させることを目的としたものである。
つて、細い電線或は少い本数の場合は取付台を開
けずして引込孔の開口を通して引き出しが行え且
つ太い電線又は本数が多い場合は取付台を開けて
引込孔を大きな孔として引き出しが行えるように
して使用する電線に応じて引込作業が容易に行え
るようにすると共に電線の曲げ部を少くして作業
能率を向上させることを目的としたものである。
以下本発明を一実施例として掲げた図面に基づ
いて説明すると、１は前方が開口し且つ下方が底
壁１ａにて閉塞された下函であつて、この底壁１
ａの右半分に電線Ｔの引込孔２を設けている。３
はスイツチ、４は取付台であつて、前面に左右方
向に並設したスイツチ３を取付けている。而して
この取付台４は右端４ａを回転自在に下函１の右
端に蝶着し、且つ左端４ｂを取外し自在に下函１
の中央に固定している。５は取付台４の右端４ａ
に形成した軸孔、６は下函１の右端に形成した軸
孔５を枢支する支軸であつて、取付台４の右端４
ａを蝶着するのである。勿論、軸孔５を下函１
に、支軸６を取付台４に設けてもよい。又、この
両者５，６の関係は第２図の単なる回転、更には
第３図及び第４図の取外しとしてもよい。７は取
付台４の左端４ｂを取外し自在に固定する止ネジ
である。而も下函１に設けた電線Ｔの引込孔２の
上下方向の長さは取付台４の上下方向の長さより
長くなつており、従つて引込孔２を取付台４が閉
塞した際、閉塞と同時にこの取付台４より食み出
した引込孔２の一部が開口２ａとして残るのであ
る。この一部の開口２ａにより、細い電線Ｔは取
付台４の他端４ｂを固定したままで引き出すこと
が出来、而も電線Ｔの曲げも少くてすむのであ
る。この開口２ａを実施例では下方としている
が、上方でもよく、要は取付台４の支軸６と止ネ
ジ７とを結ぶ線と直交する方向、即ち上下であ
る。従つてこの上下、左右は実施例での説明上の
問題で支軸６、止ネジ７を上下に、開口２ａを左
右としてもよい。
いて説明すると、１は前方が開口し且つ下方が底
壁１ａにて閉塞された下函であつて、この底壁１
ａの右半分に電線Ｔの引込孔２を設けている。３
はスイツチ、４は取付台であつて、前面に左右方
向に並設したスイツチ３を取付けている。而して
この取付台４は右端４ａを回転自在に下函１の右
端に蝶着し、且つ左端４ｂを取外し自在に下函１
の中央に固定している。５は取付台４の右端４ａ
に形成した軸孔、６は下函１の右端に形成した軸
孔５を枢支する支軸であつて、取付台４の右端４
ａを蝶着するのである。勿論、軸孔５を下函１
に、支軸６を取付台４に設けてもよい。又、この
両者５，６の関係は第２図の単なる回転、更には
第３図及び第４図の取外しとしてもよい。７は取
付台４の左端４ｂを取外し自在に固定する止ネジ
である。而も下函１に設けた電線Ｔの引込孔２の
上下方向の長さは取付台４の上下方向の長さより
長くなつており、従つて引込孔２を取付台４が閉
塞した際、閉塞と同時にこの取付台４より食み出
した引込孔２の一部が開口２ａとして残るのであ
る。この一部の開口２ａにより、細い電線Ｔは取
付台４の他端４ｂを固定したままで引き出すこと
が出来、而も電線Ｔの曲げも少くてすむのであ
る。この開口２ａを実施例では下方としている
が、上方でもよく、要は取付台４の支軸６と止ネ
ジ７とを結ぶ線と直交する方向、即ち上下であ
る。従つてこの上下、左右は実施例での説明上の
問題で支軸６、止ネジ７を上下に、開口２ａを左
右としてもよい。
かように本発明は、左右方向に並設したスイツ
チを前面に取付けた取付台と、この取付台の左右
端の一方を回転自在に蝶着し且つ他方を取外し自
在に固定すると共にこの取付台の後方に位置する
底壁にこの取付台の上下方向の長さより長い上下
方向の幅をもつ電線引込孔を設けた下函とで構成
したから、細い電線或は少い本数を引込む際は取
付台にて引込孔を閉塞したままでその引込孔の開
口から引き出すことが出来、且つ太い電線或は本
数が多い場合は取付台を開けて引込孔を開口させ
大きな孔として引き出すことが出来、その電線の
太さ、本数、配線状態等その現場に応じて対応使
い分けが出来て極めて容易に引込接続作業が行な
え、さらに電線引込後取付台を回転させた場合に
その電線引込孔が電線の曲げ加工及び電線からの
反発力を減少しもつて取付台に加わる力を小さく
して取付台の回転を容易にすると共に無理な回転
による蝶着部分の破損を少なくでき、而も従来の
四本のネジで止めていたものは必らず取付台を下
函より外さなければならず置き場所に困り、高所
作業に適さないが、本発明に於いてはその必要性
に応じて外せばよく作業性が一層向上する効果が
ある。
チを前面に取付けた取付台と、この取付台の左右
端の一方を回転自在に蝶着し且つ他方を取外し自
在に固定すると共にこの取付台の後方に位置する
底壁にこの取付台の上下方向の長さより長い上下
方向の幅をもつ電線引込孔を設けた下函とで構成
したから、細い電線或は少い本数を引込む際は取
付台にて引込孔を閉塞したままでその引込孔の開
口から引き出すことが出来、且つ太い電線或は本
数が多い場合は取付台を開けて引込孔を開口させ
大きな孔として引き出すことが出来、その電線の
太さ、本数、配線状態等その現場に応じて対応使
い分けが出来て極めて容易に引込接続作業が行な
え、さらに電線引込後取付台を回転させた場合に
その電線引込孔が電線の曲げ加工及び電線からの
反発力を減少しもつて取付台に加わる力を小さく
して取付台の回転を容易にすると共に無理な回転
による蝶着部分の破損を少なくでき、而も従来の
四本のネジで止めていたものは必らず取付台を下
函より外さなければならず置き場所に困り、高所
作業に適さないが、本発明に於いてはその必要性
に応じて外せばよく作業性が一層向上する効果が
ある。
図面は本発明分電盤の一実施例を示し、第１図
は斜面図、第２図は使用状態の斜面図、第３図及
び第４図は分解斜面図である。 １……下函、２……引込孔、３……スイツチ、
４……取付台、５……軸孔、６……支軸、７……
止ネジ。
は斜面図、第２図は使用状態の斜面図、第３図及
び第４図は分解斜面図である。 １……下函、２……引込孔、３……スイツチ、
４……取付台、５……軸孔、６……支軸、７……
止ネジ。
Claims (1)
- １ 左右方向に並設したスイツチを前面に取付け
た取付台と、この取付台の左右端の一方を回転自
在に蝶着し且つ他方を取外し自在に固定すると共
にこの取付台の後方に位置する底壁にこの取付台
の上下方向の長さより長い上下方向の幅をもつ電
線引込孔を設けた下函とでなる分電盤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13493778A JPS5561204A (en) | 1978-10-31 | 1978-10-31 | Distribution branch board |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13493778A JPS5561204A (en) | 1978-10-31 | 1978-10-31 | Distribution branch board |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5561204A JPS5561204A (en) | 1980-05-08 |
| JPH0258843B2 true JPH0258843B2 (ja) | 1990-12-10 |
Family
ID=15140033
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13493778A Granted JPS5561204A (en) | 1978-10-31 | 1978-10-31 | Distribution branch board |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5561204A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5918510U (ja) * | 1982-07-27 | 1984-02-04 | 進興電器株式会社 | 分電盤 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS554686B2 (ja) * | 1975-08-12 | 1980-01-31 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5628809Y2 (ja) * | 1978-06-24 | 1981-07-09 |
-
1978
- 1978-10-31 JP JP13493778A patent/JPS5561204A/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS554686B2 (ja) * | 1975-08-12 | 1980-01-31 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5561204A (en) | 1980-05-08 |
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| JPH0416479Y2 (ja) |