JPH0257980A - 測定装置 - Google Patents
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- JPH0257980A JPH0257980A JP20872088A JP20872088A JPH0257980A JP H0257980 A JPH0257980 A JP H0257980A JP 20872088 A JP20872088 A JP 20872088A JP 20872088 A JP20872088 A JP 20872088A JP H0257980 A JPH0257980 A JP H0257980A
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- 230000004907 flux Effects 0.000 abstract description 6
- 238000001228 spectrum Methods 0.000 abstract description 5
- 238000002604 ultrasonography Methods 0.000 description 7
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- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000007664 blowing Methods 0.000 description 1
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Landscapes
- Indicating Or Recording The Presence, Absence, Or Direction Of Movement (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、電磁波と超音波を用い、特に広い範囲の気温
と風速のいずれか一方、若しくは気温と風速の両方を測
定する測定装置に関する。
と風速のいずれか一方、若しくは気温と風速の両方を測
定する測定装置に関する。
従来の技術
グラウンド、広い畑、ホールなどでは、その広い範囲の
気温と風速を測定する必要があり、特に両方を同時に測
定する必要がある場合が多い。例えば、陸揚競技を行な
うグラウンドでは、トラック全体の気温や風速を測定す
る必要があり、畑では、霜が降りるか否かを判断するた
めに気温と風速が非常に重要となる。また、ホールでは
、暖冷房を管理するためにホール内部の送風状態を示す
気温と風速のデータが要求される。このような目的のた
め、従来、気温の測定の場合には、水銀温度計やサーミ
スタ温度計、風速の測定の場合には、小型ロビンソン風
速計などを用い、測定したい多数個所でそれぞれ気温と
風速を測定していた(参考文献二片岡、柴田、高橋、山
崎 共編 「センサーハンドブック」 培風館)。
気温と風速を測定する必要があり、特に両方を同時に測
定する必要がある場合が多い。例えば、陸揚競技を行な
うグラウンドでは、トラック全体の気温や風速を測定す
る必要があり、畑では、霜が降りるか否かを判断するた
めに気温と風速が非常に重要となる。また、ホールでは
、暖冷房を管理するためにホール内部の送風状態を示す
気温と風速のデータが要求される。このような目的のた
め、従来、気温の測定の場合には、水銀温度計やサーミ
スタ温度計、風速の測定の場合には、小型ロビンソン風
速計などを用い、測定したい多数個所でそれぞれ気温と
風速を測定していた(参考文献二片岡、柴田、高橋、山
崎 共編 「センサーハンドブック」 培風館)。
発明が解決しようとする課題
しかし、上述した従来の気温と風速の測定方式では、広
い範囲の気温や風速を測定するには、多数の温度計や風
速計を設置するか、少数の温度計や風速計を多数箇所に
移動して各場所で測定するが、広い面積では複数箇所の
測定値によりかなシ広い範囲の分布を推定しなければな
らず、広い面積の全面データを得ることができなかった
。また、気温と風速を広範囲測定するためには、多数の
温度計と風速計のデータをケーブルなどで信号として集
めて分析するため、大きな設備が必要であった。
い範囲の気温や風速を測定するには、多数の温度計や風
速計を設置するか、少数の温度計や風速計を多数箇所に
移動して各場所で測定するが、広い面積では複数箇所の
測定値によりかなシ広い範囲の分布を推定しなければな
らず、広い面積の全面データを得ることができなかった
。また、気温と風速を広範囲測定するためには、多数の
温度計と風速計のデータをケーブルなどで信号として集
めて分析するため、大きな設備が必要であった。
本発明は、上記のような従来の課題を解決するもので、
広範囲の気温と風速の一方、若しくは両方を簡単に、か
つ確実に測定する仁とができるようにした測定装置を提
供することを目的とするものである。
広範囲の気温と風速の一方、若しくは両方を簡単に、か
つ確実に測定する仁とができるようにした測定装置を提
供することを目的とするものである。
課題を解決するための手段
本発明は、上記目的を達成するため、空中の様々な方向
に周波数の異なる超音波を送波する可変周波数超音波送
波装置と、空中の様々な方向に電磁波を送波する電磁波
送波装置および上記超音波により散乱された散乱電磁波
を受波する電磁波受波装置と、上記送波した電磁波と受
波した散乱電磁波の周波数偏差を測定する周波数偏差測
定装置と、この周波数偏差と超音波の周波数より気温と
風速の少なくともいずれか一方を算出する換算装置とを
備えたものである。
に周波数の異なる超音波を送波する可変周波数超音波送
波装置と、空中の様々な方向に電磁波を送波する電磁波
送波装置および上記超音波により散乱された散乱電磁波
を受波する電磁波受波装置と、上記送波した電磁波と受
波した散乱電磁波の周波数偏差を測定する周波数偏差測
定装置と、この周波数偏差と超音波の周波数より気温と
風速の少なくともいずれか一方を算出する換算装置とを
備えたものである。
作 用
本発明は、上記構成により次のような作用を有する。
可変周波数超音波送波装置より、空中に超音波を送波す
ると共に、電磁波送波装置より空中に電磁波を送波する
と、この電磁波の一部は超音波により散乱される。超音
波は音速と風速の和の速度で移動しているため、上記散
乱電磁波は一般にドツプラーシフトを生じ、送波した電
磁波に対して周波数の偏移を伴っている。この散乱電磁
波を電波装置により受波し、周波数偏差測定装置により
、周波数偏差を測定する。この周波数偏差と超音波の周
波数より換算装置で算出する。すなわち、周波数偏差量
は電磁波の速度および超音波の音速と超音波の伝播方向
の風速の和により決まるが、電磁波の速度は一定である
ので、周波数偏差量より音速と風速の和を求めることが
できる。また、超音波により最も電磁波の散乱される条
件は、超音波の波長の2倍が電磁波の波長となる時で、
この時の超音波の周波数と電磁波の波、長より音速を単
独に求めることができるので、この音速を上記電磁波の
速度および超音波の音速と超音波の伝播方向の風速の和
より引くことにより風速を求めることができる。また、
上記音速は一般に気温と一定の関係が成立するため、こ
の音速より気温を測定することができる。そして、上記
の超音波および電磁波を空中の様々な方向に向けて送波
して上記の測定を行うことにより広い範囲の気温と風速
のいずれか一方、若しくは両方を測定することができる
。
ると共に、電磁波送波装置より空中に電磁波を送波する
と、この電磁波の一部は超音波により散乱される。超音
波は音速と風速の和の速度で移動しているため、上記散
乱電磁波は一般にドツプラーシフトを生じ、送波した電
磁波に対して周波数の偏移を伴っている。この散乱電磁
波を電波装置により受波し、周波数偏差測定装置により
、周波数偏差を測定する。この周波数偏差と超音波の周
波数より換算装置で算出する。すなわち、周波数偏差量
は電磁波の速度および超音波の音速と超音波の伝播方向
の風速の和により決まるが、電磁波の速度は一定である
ので、周波数偏差量より音速と風速の和を求めることが
できる。また、超音波により最も電磁波の散乱される条
件は、超音波の波長の2倍が電磁波の波長となる時で、
この時の超音波の周波数と電磁波の波、長より音速を単
独に求めることができるので、この音速を上記電磁波の
速度および超音波の音速と超音波の伝播方向の風速の和
より引くことにより風速を求めることができる。また、
上記音速は一般に気温と一定の関係が成立するため、こ
の音速より気温を測定することができる。そして、上記
の超音波および電磁波を空中の様々な方向に向けて送波
して上記の測定を行うことにより広い範囲の気温と風速
のいずれか一方、若しくは両方を測定することができる
。
実施例
以下、図面を参照しながら本発明の実施例について説明
する。
する。
まず、本発明の第1の実施例について説明する。
第1図は本発明の第1の実施例における測定装置を示す
構成図である。第1図において、1は発振器、2はサー
キュレータ、3はアンテナであシ、これら発振器1とサ
ーキュレータ2とアンテナ3により電磁波送波装置が構
成されている。4は増幅器であり、上記アンテナ3とサ
ーキュレータ2と増幅器4によりミ磁波受波装置が構成
されている。5は周波数偏差を測定するスペクトラムア
ナライザ、6は測定−された周波数偏差と超音波の周波
数により気温と風速を算出する気温・風速換算装置であ
る。7はRFパルス発生器、8は超音波発生器である。
構成図である。第1図において、1は発振器、2はサー
キュレータ、3はアンテナであシ、これら発振器1とサ
ーキュレータ2とアンテナ3により電磁波送波装置が構
成されている。4は増幅器であり、上記アンテナ3とサ
ーキュレータ2と増幅器4によりミ磁波受波装置が構成
されている。5は周波数偏差を測定するスペクトラムア
ナライザ、6は測定−された周波数偏差と超音波の周波
数により気温と風速を算出する気温・風速換算装置であ
る。7はRFパルス発生器、8は超音波発生器である。
上記アンテナ3と超音波発生器8は実線と点線で示すよ
うに首振シ可能に構成されている。9は電磁波、10は
超音波束、11は散乱電磁波である。
うに首振シ可能に構成されている。9は電磁波、10は
超音波束、11は散乱電磁波である。
上記の構成において、以下、その動作について説明する
。
。
発振器1で周波数fの安定な発振を行ない、アンテナ3
より空中に電磁波9を送波する。一方、RFパルス発生
器7で高周波のパルスを発生させ、これに基づき、超音
波発生器8で超音波束10として、上述の電磁波9と同
方向に送波する。電磁波9は超音波束10により散乱(
反射)され、散乱電磁波11となってアンテナ3により
受波され、サーキュレータ2により増幅器4に送られ、
ここで増幅されてスペクトラムアナライザ5により送波
した電磁波9の周波数偏差△fを測定する。ここで、超
音波10の音速をVsとし、超音波10の伝播方向の風
速をVwとすると、超音波10は和の速度Vs + V
Wで遠ざかるため、ドツプラー効果より上記周波数偏差
△fは次の(1)式で与えられる。
より空中に電磁波9を送波する。一方、RFパルス発生
器7で高周波のパルスを発生させ、これに基づき、超音
波発生器8で超音波束10として、上述の電磁波9と同
方向に送波する。電磁波9は超音波束10により散乱(
反射)され、散乱電磁波11となってアンテナ3により
受波され、サーキュレータ2により増幅器4に送られ、
ここで増幅されてスペクトラムアナライザ5により送波
した電磁波9の周波数偏差△fを測定する。ここで、超
音波10の音速をVsとし、超音波10の伝播方向の風
速をVwとすると、超音波10は和の速度Vs + V
Wで遠ざかるため、ドツプラー効果より上記周波数偏差
△fは次の(1)式で与えられる。
△t =t −tt =2(vS +Vw) 、、、、
、、、、、、、、、、、(、+ただし、Cは電磁波の速
度である。
、、、、、、、、、、、(、+ただし、Cは電磁波の速
度である。
例えば、電磁波9の周波数fを30GHz、超音波10
の音速Vsを340m/s、電磁波9の速度Cを3X1
08m/s、超音波10の伝播方向の風速を−30m/
8〜+ 30 m/ sとすると、周波数偏差△fは
上記(1)式よ、962KH2〜74KHzとなり、こ
の周波数偏差を十分にスペクトラムアナライザ5などで
測定することができる。
の音速Vsを340m/s、電磁波9の速度Cを3X1
08m/s、超音波10の伝播方向の風速を−30m/
8〜+ 30 m/ sとすると、周波数偏差△fは
上記(1)式よ、962KH2〜74KHzとなり、こ
の周波数偏差を十分にスペクトラムアナライザ5などで
測定することができる。
次に超音波束10による電磁波9の散乱(反射)につい
て検討する。電磁波9が超音波束10により散乱される
のは超音波束10によって空気の誘電率ε(χ)が空間
的に変化するためである。すなわち、超音波の圧力△P
(χ)に対する誘電率の変化分を△ε(χ)とすると、
との△ε(χ)は次ツ(2)式で与えられる。
て検討する。電磁波9が超音波束10により散乱される
のは超音波束10によって空気の誘電率ε(χ)が空間
的に変化するためである。すなわち、超音波の圧力△P
(χ)に対する誘電率の変化分を△ε(χ)とすると、
との△ε(χ)は次ツ(2)式で与えられる。
△ε(χ)=α△P(χ)・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・(2)ただし、αは比例
係数である。
・・・・・・・・・・・・・・(2)ただし、αは比例
係数である。
上記誘電率の変化分△ε(χ)と電磁波9の波動性より
電磁波9の超音波束10による反射率Rは次の(3)式
で与えられる。
電磁波9の超音波束10による反射率Rは次の(3)式
で与えられる。
λe χ
Rαf△ε(χ)e’ dχ ・・・・・・・
・・・・・・・・(3)ここで、積分は超音波の波束1
0が存在する距離χの領域で行なう。また、λeは電磁
波の波長である。
・・・・・・・・(3)ここで、積分は超音波の波束1
0が存在する距離χの領域で行なう。また、λeは電磁
波の波長である。
上記(2)、(3)式より電磁波9の反射率Rは△P(
χ)で表わされ、次の(41式となる。
χ)で表わされ、次の(41式となる。
4π
Rαaf△P(χ)e′λ0′dχ・・・・・・・・・
・・・・・・(4)この(4)式は超音波束10の圧力
変化△P(χ)の波長の2倍が電磁波9の波長λeと等
しい時に電磁波9の反射率Rが大きくなることを示して
いる。
・・・・・・(4)この(4)式は超音波束10の圧力
変化△P(χ)の波長の2倍が電磁波9の波長λeと等
しい時に電磁波9の反射率Rが大きくなることを示して
いる。
すなわち、超音波100波長λSの2倍が電磁波9の波
長と等しいことが超音波束10による電磁波9の散乱条
件となる。これより、超音波の周波数をfsとすると次
の(51式が成立する。
長と等しいことが超音波束10による電磁波9の散乱条
件となる。これより、超音波の周波数をfsとすると次
の(51式が成立する。
2立=2λS=λe=−
fs f
−’、Vs =旦国
f
したがって、周波数可変な超音波送波装置として、RF
パルス発生器7の周波数を変化させ、超音波束10の周
波数を変化させて最も強く電磁波9が散乱され、散乱電
磁波11となって最も強く受波される超音波束10の周
波数fsを求めることにより上記(5)式を用いて音速
Vsを決定することができる。すなわち、超音波束10
の周波数を変化させ、散乱電磁波9が最も強ぐ受波され
る超音波束10の周波数をfsとする。上記(1)式に
よりドツプラー周波数Δfより音速Vaと風速Vwの和
が次の(11′式で求められるので、風速Vwは次の(
6)式で与えられる。
パルス発生器7の周波数を変化させ、超音波束10の周
波数を変化させて最も強く電磁波9が散乱され、散乱電
磁波11となって最も強く受波される超音波束10の周
波数fsを求めることにより上記(5)式を用いて音速
Vsを決定することができる。すなわち、超音波束10
の周波数を変化させ、散乱電磁波9が最も強ぐ受波され
る超音波束10の周波数をfsとする。上記(1)式に
よりドツプラー周波数Δfより音速Vaと風速Vwの和
が次の(11′式で求められるので、風速Vwは次の(
6)式で与えられる。
Vs + ’Vw −’l!−!二
f
(1)′
Vw = Vs + Vw −Vs =m −=工L2
f 2f 以上のように、風速は周波数偏差△fと最も電磁波が散
乱される超音波の周波数fsより上記(61式を用いて
求めることができる。
f 2f 以上のように、風速は周波数偏差△fと最も電磁波が散
乱される超音波の周波数fsより上記(61式を用いて
求めることができる。
次に気温は超音波束10の音速Vsの温度依存性より求
めることができる。すなわち、超音波束10の音速Vs
は絶対温度で測定した気温Tから次の(7)式で与えら
れる。
めることができる。すなわち、超音波束10の音速Vs
は絶対温度で測定した気温Tから次の(7)式で与えら
れる。
Vs=20.067[「(rn/5)
Vs 2
T=(2o、。67)〔°K〕・・・・・・・・・・・
・・・・(7)上記(6)、(7)式より電磁波9の最
も散乱される超音波10の周波数fsより気温Tは次の
(8)式で与えられる。
・・・・(7)上記(6)、(7)式より電磁波9の最
も散乱される超音波10の周波数fsより気温Tは次の
(8)式で与えられる。
T = (−コ1−) ・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・(8140,134f 具体的には気温20°C(293,2°K)として、電
磁波9の周波数fを30GH2、電磁波9の速度3X1
0m/sとすると、超音波10の周波数f。
・・・・・・・・・・・・・・(8140,134f 具体的には気温20°C(293,2°K)として、電
磁波9の周波数fを30GH2、電磁波9の速度3X1
0m/sとすると、超音波10の周波数f。
は上記(8)式よ、!l) 68.72KHzとなり、
気温−20°C〜+500Cの範囲でも超音波10の周
波数f、は63.86KHz 〜72.15KHzであ
シ、十分に通常の圧電振動子を用いた超音波発生器8な
どで周波数を可変できる範囲である。
気温−20°C〜+500Cの範囲でも超音波10の周
波数f、は63.86KHz 〜72.15KHzであ
シ、十分に通常の圧電振動子を用いた超音波発生器8な
どで周波数を可変できる範囲である。
広い範囲の様々な場所の気温と風速を測定するには、第
1図におけるアンテナ3と超音波発生器8を上記のよう
に実線と点線で示すように首振り可能に構成し、超音波
束10と電磁波9を様々な方向に送波できるようにすれ
ばよい。また、距離方向の分解能を得るため、超音波束
10が測定したい場所を通過する期間だけ、発振器1を
発振させ、この場所での散乱電磁波11の周波数f′を
測定することにより、任意の距離の場所の気温と風速が
測定可能となる。なお、当然ながら、電磁波9を連続し
て送り、受信する散乱電磁波11の信号を必要な部分だ
けスイッチングで抜出して測定しても同様に距離の分解
能が得られる。そして、上記(8)式や(6)式で与え
られる気温Tや風速Vwは気温・風速換算装置6で周波
数偏差△fや超音波周波数fsを用いて換算する。
1図におけるアンテナ3と超音波発生器8を上記のよう
に実線と点線で示すように首振り可能に構成し、超音波
束10と電磁波9を様々な方向に送波できるようにすれ
ばよい。また、距離方向の分解能を得るため、超音波束
10が測定したい場所を通過する期間だけ、発振器1を
発振させ、この場所での散乱電磁波11の周波数f′を
測定することにより、任意の距離の場所の気温と風速が
測定可能となる。なお、当然ながら、電磁波9を連続し
て送り、受信する散乱電磁波11の信号を必要な部分だ
けスイッチングで抜出して測定しても同様に距離の分解
能が得られる。そして、上記(8)式や(6)式で与え
られる気温Tや風速Vwは気温・風速換算装置6で周波
数偏差△fや超音波周波数fsを用いて換算する。
本実施例では、超音波束10の周波数f9を10KH2
〜IMHzと想定すると、電磁波9の周波数fは4GH
z 〜400GHz程度となる。
〜IMHzと想定すると、電磁波9の周波数fは4GH
z 〜400GHz程度となる。
次に本発明の第2の実施例について説明する。
第2図は本発明の第2の実施例における測定装置を示す
構成図である。
構成図である。
上記第1の実施例においては、風速は超音波束10が伝
播する方向の風速しか測定できなかった。
播する方向の風速しか測定できなかった。
−船釣に風速は風向Oと風速の絶体値Vwoを持つベク
トルである。そこで、本実施例では、風の方向Oと風速
の絶体値V W Oを測定するようにしたものであり、
上記第1の実施例と同様の測定装置を2組備えたもので
ある。第2図において、3aは第1のアンテナ、8aは
第1の超音波発生器、3bは第2のアンテナ、8bは第
2の超音波発生器であり、その他の構成については図示
省略しである。第2図においては、A地点の風向0と風
速の絶体値Vwoを求めるように2組の測定装置を配置
している。
トルである。そこで、本実施例では、風の方向Oと風速
の絶体値V W Oを測定するようにしたものであり、
上記第1の実施例と同様の測定装置を2組備えたもので
ある。第2図において、3aは第1のアンテナ、8aは
第1の超音波発生器、3bは第2のアンテナ、8bは第
2の超音波発生器であり、その他の構成については図示
省略しである。第2図においては、A地点の風向0と風
速の絶体値Vwoを求めるように2組の測定装置を配置
している。
上記の構成において、以下、その動作について説明する
。
。
第1のアンテナ3aと第1の超音波発生器8a等を用い
、A地点における角度01方向の風速Vw1を上記第1
の実施例と同様に求める。次に第2のアンテナ3bと第
2の超音波発生器8b等を用い、A地点における角度0
2方向の風速Vw2を上記第1の実施例と同様に求める
。
、A地点における角度01方向の風速Vw1を上記第1
の実施例と同様に求める。次に第2のアンテナ3bと第
2の超音波発生器8b等を用い、A地点における角度0
2方向の風速Vw2を上記第1の実施例と同様に求める
。
第3図は真の風向Oと風速の絶対値Vwoと測定した方
向o1.o2の風速Vw1とV w 2の関係をベクト
ルで示したものである。これより次の(91式が成立つ
。
向o1.o2の風速Vw1とV w 2の関係をベクト
ルで示したものである。これより次の(91式が成立つ
。
この(9)式を風速の絶対値Vwoと風向Oについて解
くことによって真の風向Oと風速の絶対値Vw。
くことによって真の風向Oと風速の絶対値Vw。
は次の(テ)式により求められる。
このように、風向Oと風速の絶対値Vwoを持つ風のベ
クトルは、上記第1の実施例における測定装置を2組使
用し、三角測量的に角度をつけて2方向から風速を測定
することにより上記(t])式より求めることができる
。
クトルは、上記第1の実施例における測定装置を2組使
用し、三角測量的に角度をつけて2方向から風速を測定
することにより上記(t])式より求めることができる
。
なお、本実施例のように2組の測定装置を使用すること
なく、上記第1の実施例に示す1組の測定装置を移動さ
せて異なる2箇所より測定しても良い。
なく、上記第1の実施例に示す1組の測定装置を移動さ
せて異なる2箇所より測定しても良い。
上記各実施例においては、気温と風速を同時に測定する
場合について説明したが、気温と風速のいずれか一方の
みを測定するようにしても良い。
場合について説明したが、気温と風速のいずれか一方の
みを測定するようにしても良い。
発明の効果
以上述べたように発明によれば、可変周波数超音波送波
装置より空中の様々な方向に超音波を送波し、電磁波送
波装置により空中の様々な方向に電磁波を送波し、超音
波により散乱された散乱電磁波受波装置により受波し、
送波した電磁波と受波した散乱電磁波の周波数偏差を周
波数偏差測定装置により測定し、この周波数偏差と超音
波周波数を用いて換算装置により気温と風速のいずれか
一方、若しくは両方を求めるようにしているので、広い
範囲の気温と風速のいずれか一方、若しくは両方を簡単
に、かつ確実に求めることができる。
装置より空中の様々な方向に超音波を送波し、電磁波送
波装置により空中の様々な方向に電磁波を送波し、超音
波により散乱された散乱電磁波受波装置により受波し、
送波した電磁波と受波した散乱電磁波の周波数偏差を周
波数偏差測定装置により測定し、この周波数偏差と超音
波周波数を用いて換算装置により気温と風速のいずれか
一方、若しくは両方を求めるようにしているので、広い
範囲の気温と風速のいずれか一方、若しくは両方を簡単
に、かつ確実に求めることができる。
第1図は本発明の第1の実施例における測定装置を示す
構成図、第2図は本発明の第2の実施例における測定装
置を示す構成図、第3図は第2の実施例における動作説
明用の風の速度ベクトル図である。 1・・・発振器、3,3a、3b・・・アンテナ、4・
・・増幅器、5・・・スペクトラムアナライザ(周波数
偏差測定装置)、6・・・気温・風速換算装置、7・・
・RFパルス発生器、8.8a、8b・・・超音波発生
器、9・・・電磁波、10・・・超音波束、11・・・
散乱電磁波。
構成図、第2図は本発明の第2の実施例における測定装
置を示す構成図、第3図は第2の実施例における動作説
明用の風の速度ベクトル図である。 1・・・発振器、3,3a、3b・・・アンテナ、4・
・・増幅器、5・・・スペクトラムアナライザ(周波数
偏差測定装置)、6・・・気温・風速換算装置、7・・
・RFパルス発生器、8.8a、8b・・・超音波発生
器、9・・・電磁波、10・・・超音波束、11・・・
散乱電磁波。
Claims (1)
- 空中の様々な方向に周波数の異なる超音波を送波する可
変周波数超音波送波装置と、空中の様々な方向に電磁波
を送波する電磁波送波装置および上記超音波により散乱
された散乱電磁波を受波する電磁波受波装置と、上記送
波した電磁波を受波した散乱電磁波の周波数偏差を測定
する周波数偏差測定装置と、この周波数偏差と超音波の
周波数より気温と風速の少なくともいずれか一方を算出
する換算装置とを備えた測定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20872088A JPH0257980A (ja) | 1988-08-23 | 1988-08-23 | 測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20872088A JPH0257980A (ja) | 1988-08-23 | 1988-08-23 | 測定装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0257980A true JPH0257980A (ja) | 1990-02-27 |
Family
ID=16560967
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20872088A Pending JPH0257980A (ja) | 1988-08-23 | 1988-08-23 | 測定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0257980A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05220341A (ja) * | 1991-12-03 | 1993-08-31 | Martin Gmbh Fuer Umwelt & Energietech | 燃焼過程の排ガス中の窒素酸化物含量を減らすため処理剤の装入量を制御する方法 |
-
1988
- 1988-08-23 JP JP20872088A patent/JPH0257980A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05220341A (ja) * | 1991-12-03 | 1993-08-31 | Martin Gmbh Fuer Umwelt & Energietech | 燃焼過程の排ガス中の窒素酸化物含量を減らすため処理剤の装入量を制御する方法 |
US5425928A (en) * | 1991-12-03 | 1995-06-20 | Martin GmbH fur Umwelt- und Energietechnik & Techform Engineering AG | Procedure for regulating the quantity of a processing medium that is used to reduce the nitrogen monoxide content in the exhaust gases generated by combustion processes |
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