JPH0257964A - 管の渦流探傷による内径と内壁状況の測定方法および装置 - Google Patents
管の渦流探傷による内径と内壁状況の測定方法および装置Info
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- JPH0257964A JPH0257964A JP21010988A JP21010988A JPH0257964A JP H0257964 A JPH0257964 A JP H0257964A JP 21010988 A JP21010988 A JP 21010988A JP 21010988 A JP21010988 A JP 21010988A JP H0257964 A JPH0257964 A JP H0257964A
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Landscapes
- Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Magnetic Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、導電性非磁性材料、たとえばアルミニラ11
などの材料から成る管の内径と、その内面に存在する傷
などの内壁状況とを、渦流探傷の手法を用いて測定する
ための方法および装置に関する。
などの材料から成る管の内径と、その内面に存在する傷
などの内壁状況とを、渦流探傷の手法を用いて測定する
ための方法および装置に関する。
従来の技術
典型的な先行技術は、第11図に示されている。
管1の内径D1およびその内面2に存在する傷3などを
検出するために、走行体4は索条6によって引張られて
、管1内を走行される。この走行体4には、弾発力を有
するばね7を介して接触片8が設けられ、接触片8は管
1の内面2内に弾発的に接触する。ばね7の撓み量は、
そのばね7に取付けられているストレンゲージ9によっ
て検出することができる。したがって走行体4を索条6
によって引張って走行し、接触片8が管1の内面2に弾
発的に接触して変位することによって、ストレンゲージ
9の出力に基づいて管1の内径D1および傷3の有無を
測定することが可能である。
検出するために、走行体4は索条6によって引張られて
、管1内を走行される。この走行体4には、弾発力を有
するばね7を介して接触片8が設けられ、接触片8は管
1の内面2内に弾発的に接触する。ばね7の撓み量は、
そのばね7に取付けられているストレンゲージ9によっ
て検出することができる。したがって走行体4を索条6
によって引張って走行し、接触片8が管1の内面2に弾
発的に接触して変位することによって、ストレンゲージ
9の出力に基づいて管1の内径D1および傷3の有無を
測定することが可能である。
発明が解決しようとする課題
このような先行技術では、管1の内径D1および傷3の
大きさなどの測定誤差が比較的大きいという問題がある
。また接触片8が管1の内面2に接触することによって
その接触片8が摩耗し、このことによってもまた誤差が
大きくなる。さらにまたこの先行技術では、管1の内面
2の周方向にわたる傷3の有無を検出することができな
い。
大きさなどの測定誤差が比較的大きいという問題がある
。また接触片8が管1の内面2に接触することによって
その接触片8が摩耗し、このことによってもまた誤差が
大きくなる。さらにまたこの先行技術では、管1の内面
2の周方向にわたる傷3の有無を検出することができな
い。
本発明の目的は、高精度で、管の内壁の全周にわたる測
定を行うことができ、しかも保守が容易である管の渦流
探傷による内径と内壁状況の測定方法および装置を提供
することである。
定を行うことができ、しかも保守が容易である管の渦流
探傷による内径と内壁状況の測定方法および装置を提供
することである。
課題を解決するための手段
本発明は、導電性非磁性材料から成る管内に、絶対コイ
ルを挿入し、 この絶対コイルをブリッジの一辺に接続してそのブリッ
ジの出力の振幅を検出し、この振幅に対応する管の内径
を測定することを特徴とする管の渦流探傷による内径の
測定方法である。
ルを挿入し、 この絶対コイルをブリッジの一辺に接続してそのブリッ
ジの出力の振幅を検出し、この振幅に対応する管の内径
を測定することを特徴とする管の渦流探傷による内径の
測定方法である。
また本発明は、測定すべき管の管軸内に挿入され、管軸
に沿う軸線を有する本体と、 本体に装着される絶対コイルと、 本体に設けられ、前記管の内周面に接触し、本体の軸線
を管軸に一致させるための位置調整手段と、 絶対コイルを一辺に含むブリッジと、 ブリッジの出力の振幅を検出する手段とを含むことを特
徴とする。
に沿う軸線を有する本体と、 本体に装着される絶対コイルと、 本体に設けられ、前記管の内周面に接触し、本体の軸線
を管軸に一致させるための位置調整手段と、 絶対コイルを一辺に含むブリッジと、 ブリッジの出力の振幅を検出する手段とを含むことを特
徴とする。
さらにまた本発明は、導電性非磁性材料から成る管内に
、絶対コイルを挿入し、 この絶対コイルを第1ブリッジの一辺に接続してその第
1ブリッジの出力の振幅を検出し、この振幅に対応する
管の内径を測定し、 管軸方向にずれた位置に配置される一対の差動出力を得
るようにした自己比較コイルを、第2ブリッジに接続し
てその第2ブリッジの出力の位相と振幅を測定し、 第1ブリッジによる管の内径と、第2ブリッジによる位
相と振幅とに基づいて、管の内壁状況を測定することを
特徴とする。
、絶対コイルを挿入し、 この絶対コイルを第1ブリッジの一辺に接続してその第
1ブリッジの出力の振幅を検出し、この振幅に対応する
管の内径を測定し、 管軸方向にずれた位置に配置される一対の差動出力を得
るようにした自己比較コイルを、第2ブリッジに接続し
てその第2ブリッジの出力の位相と振幅を測定し、 第1ブリッジによる管の内径と、第2ブリッジによる位
相と振幅とに基づいて、管の内壁状況を測定することを
特徴とする。
また本発明は、2つのコイルのいずれか一方を絶対コイ
ルとして用い、両コイルを自己比較コイルとして用いる
ことを特徴とする。
ルとして用い、両コイルを自己比較コイルとして用いる
ことを特徴とする。
また本発明は、測定すべき管軸内に挿入され、管軸に沿
う軸線を有する本体と、 本体に装着される絶対コイルと、 本体に設けられ、前記管の内周面に接触し、本体の軸線
を管軸に一致させるための位置調整手段と、 絶対コイルを1辺に含む第1ブリッジと、第1ブリッジ
の出力の振幅を検出する手段と、前記本体に本体の軸線
に沿って間隔をあけて配置される一対の自己比軸コイル
と、 自己比較コイルを含む第2ブリッジと、自己比較コイル
を含むブリッジの出力の位相と振幅を検出する手段とを
含むことを特徴とする。
う軸線を有する本体と、 本体に装着される絶対コイルと、 本体に設けられ、前記管の内周面に接触し、本体の軸線
を管軸に一致させるための位置調整手段と、 絶対コイルを1辺に含む第1ブリッジと、第1ブリッジ
の出力の振幅を検出する手段と、前記本体に本体の軸線
に沿って間隔をあけて配置される一対の自己比軸コイル
と、 自己比較コイルを含む第2ブリッジと、自己比較コイル
を含むブリッジの出力の位相と振幅を検出する手段とを
含むことを特徴とする。
作 用
本発明に&rえば、導電性非磁性材料から成る管の内径
とその内壁状況の測定を行うに当たり、絶対コイルを管
内に挿入し、この絶対コイルをブリッジの一辺に接続し
てそのブリッジの出力の振幅を検出する。このブリッジ
の出力の振幅は、管の内径に対応している。こうして管
の内径を高精度で測定することが可能である。
とその内壁状況の測定を行うに当たり、絶対コイルを管
内に挿入し、この絶対コイルをブリッジの一辺に接続し
てそのブリッジの出力の振幅を検出する。このブリッジ
の出力の振幅は、管の内径に対応している。こうして管
の内径を高精度で測定することが可能である。
本発明に従えば、絶対コイルは管軸に沿う軸線を有する
本体に装着されており、この本体は位置調整手段によっ
て、本体の軸線を管軸に一致させられる。したがって絶
対コイルによる管の内径の測定を高精度で行うことがで
きる。
本体に装着されており、この本体は位置調整手段によっ
て、本体の軸線を管軸に一致させられる。したがって絶
対コイルによる管の内径の測定を高精度で行うことがで
きる。
また、本発明に従えば、絶対コイルだけでなく、さらに
一対の差動出力を得るようにした自己比較コイルが設け
られ、この自己比較コイルを、ブリッジに接続してその
ブリッジの出力の位相と振幅に対応した内壁状況を測定
することができる。こうして管の内壁の全周にわたる海
の有無などの測定を行うことができる。管の内壁の傷の
深さ、すなわち、管の半径方向に沿う傷のくぼみ量は、
自己比較コイルが接続されるブリッジの出力の位相に対
応しており、その潟の容積は振幅に対応している。した
がって傷の深さと広がり具6を把握することができる。
一対の差動出力を得るようにした自己比較コイルが設け
られ、この自己比較コイルを、ブリッジに接続してその
ブリッジの出力の位相と振幅に対応した内壁状況を測定
することができる。こうして管の内壁の全周にわたる海
の有無などの測定を行うことができる。管の内壁の傷の
深さ、すなわち、管の半径方向に沿う傷のくぼみ量は、
自己比較コイルが接続されるブリッジの出力の位相に対
応しており、その潟の容積は振幅に対応している。した
がって傷の深さと広がり具6を把握することができる。
一対の自己比較コイルは、位置調整手段によ′)で管軸
に一致した軸線を有する本体に設けられているので、自
己比較コイルによる渦流探傷の測定を高精度で行うこと
ができる。
に一致した軸線を有する本体に設けられているので、自
己比較コイルによる渦流探傷の測定を高精度で行うこと
ができる。
実施例
第1図は、本発明の一実施例の基本的構成を示す断面図
である。導電性非磁性材料、たとえばアルミニュームな
どの材料から成る管11内には本発明に従う測定装置の
本体12がその軸線13を管11の管軸に位置調整手段
14によって一致され5索条である可撓性ケーブル15
によって矢符16内を引張られて走行され、これによ−
)で管軸に沿う管11の第2図に示される内径D2およ
び減肉率δが測定される。管11の肉j7をdlとし、
その内面17に存在する傷18の深さ、すなわち管11
の半径方向に治う渦18のくぼんでいる長さをd 2と
するとき、減肉率δは として定義される。
である。導電性非磁性材料、たとえばアルミニュームな
どの材料から成る管11内には本発明に従う測定装置の
本体12がその軸線13を管11の管軸に位置調整手段
14によって一致され5索条である可撓性ケーブル15
によって矢符16内を引張られて走行され、これによ−
)で管軸に沿う管11の第2図に示される内径D2およ
び減肉率δが測定される。管11の肉j7をdlとし、
その内面17に存在する傷18の深さ、すなわち管11
の半径方向に治う渦18のくぼんでいる長さをd 2と
するとき、減肉率δは として定義される。
本体12は、自戒樹脂などの材料から成る。この本体1
2に形成されている環状の凹消19には絶対コイルLO
が巻回されて装着される。この本体12にはまた、その
本体12の軸線方向に近接し、かつ間隔をあけて、一対
の自己比較コイルL1、L2が環状溝20,21内に埋
め込まれて装着される。
2に形成されている環状の凹消19には絶対コイルLO
が巻回されて装着される。この本体12にはまた、その
本体12の軸線方向に近接し、かつ間隔をあけて、一対
の自己比較コイルL1、L2が環状溝20,21内に埋
め込まれて装着される。
位置調整手段14は、き成樹脂などの材料から成v)、
本体12の軸線方向の両端部に固定される一対のばね部
材22.23を有する。ばね部材22.23は、半径方
向に広がる複数のばね片22aが、軸線方向に沿う切込
部22bによって周方向に分断され、こうして弾発力が
発揮される。もう1つのばね部材23もまた、ばね部材
22と同様な構成となっている。ばね部材22.23の
外周部は、管11の内周面17に弾発的に接触し、これ
によって本体12の軸線13が911の管軸に一致され
る。本体12には自在継手24を介してケーブル15が
接続される。自在継手24を設けることによって、本体
12とケーブル15との屈曲が容易となり、曲がってい
る管11内に本体12を円滑に走行させることができる
。
本体12の軸線方向の両端部に固定される一対のばね部
材22.23を有する。ばね部材22.23は、半径方
向に広がる複数のばね片22aが、軸線方向に沿う切込
部22bによって周方向に分断され、こうして弾発力が
発揮される。もう1つのばね部材23もまた、ばね部材
22と同様な構成となっている。ばね部材22.23の
外周部は、管11の内周面17に弾発的に接触し、これ
によって本体12の軸線13が911の管軸に一致され
る。本体12には自在継手24を介してケーブル15が
接続される。自在継手24を設けることによって、本体
12とケーブル15との屈曲が容易となり、曲がってい
る管11内に本体12を円滑に走行させることができる
。
第3図は、絶対コイルLOが接続されるブリッジ25の
電気回路を示す。この絶対コイルLOはブリッジ25の
一辺に接続され、また、コイルL3が接続され、さらに
抵抗などのインピーダンス素子Zl、Z2が接続される
。このブリッジ25には、たとえば30kHzの交流電
源2つが接続される、ブリッジ25の出力は、検出手段
27によって検出される。この検出手段27は、ブリッ
ジ25の出力の電圧の振幅を検出する。この振幅は、管
11の内径に対応する。
電気回路を示す。この絶対コイルLOはブリッジ25の
一辺に接続され、また、コイルL3が接続され、さらに
抵抗などのインピーダンス素子Zl、Z2が接続される
。このブリッジ25には、たとえば30kHzの交流電
源2つが接続される、ブリッジ25の出力は、検出手段
27によって検出される。この検出手段27は、ブリッ
ジ25の出力の電圧の振幅を検出する。この振幅は、管
11の内径に対応する。
第4図は、自己比較コイルLl、L2が接続されるブリ
ッジ28の電気回路を示す。自己比較コイルLl、L2
は、相互に逆極性となって差動出力が得られるようにし
て、ブリッジ28の一辺に接続される。ブリッジ28に
は、基準となるコイルL4が接続され、さらにまた抵抗
などのインピーダンス素子23.Z4が接続される。ブ
リッジ28には、たとえば30kHzの交流電源2つが
接続される。ブリッジ28の出力は、検出手段30によ
って検出される。この検出手段30は、(a)管11の
内面17に傷18が存在しな□いときにおける電圧の位
相に比較した位相と、(b)振幅とを検出する。
ッジ28の電気回路を示す。自己比較コイルLl、L2
は、相互に逆極性となって差動出力が得られるようにし
て、ブリッジ28の一辺に接続される。ブリッジ28に
は、基準となるコイルL4が接続され、さらにまた抵抗
などのインピーダンス素子23.Z4が接続される。ブ
リッジ28には、たとえば30kHzの交流電源2つが
接続される。ブリッジ28の出力は、検出手段30によ
って検出される。この検出手段30は、(a)管11の
内面17に傷18が存在しな□いときにおける電圧の位
相に比較した位相と、(b)振幅とを検出する。
第4A図は、本発明の他の実施例の電気回路図を示す、
この実施例は前述の第4図の実施例に類似するけれども
、注目すべきは自己比較コイルL1、L2はブリッジ2
8aの各辺に設けられている。その他の構成は第4図の
実施例と同様である。
この実施例は前述の第4図の実施例に類似するけれども
、注目すべきは自己比較コイルL1、L2はブリッジ2
8aの各辺に設けられている。その他の構成は第4図の
実施例と同様である。
第5図は、ブリッジ25に接続される検出手段27の出
力電圧の振幅と管11の内径との関係を示すグラフであ
る。検出手段27によって検出されるブリッジ25の出
力の電圧の振幅に対応して管11の内径が測定される。
力電圧の振幅と管11の内径との関係を示すグラフであ
る。検出手段27によって検出されるブリッジ25の出
力の電圧の振幅に対応して管11の内径が測定される。
管11の内径”が大きくなるにつれて、検出手段27に
よって検出される電圧の振幅が大きくなる。こうして第
5図のグラフを予め作成しておくことによって、検出手
段27の振幅測定値に基づいて、管11の内径を測定す
ることができる。
よって検出される電圧の振幅が大きくなる。こうして第
5図のグラフを予め作成しておくことによって、検出手
段27の振幅測定値に基づいて、管11の内径を測定す
ることができる。
第6図は、ブリッジ28の検出手段30の出力の位相お
よび振幅と減肉率δとの関係を示すグラフである。第6
図(1)は管11の内径がたとえば15、Orn mφ
のときであり、第611Z(2)では管11の内径が1
5.1mmφのときである。
よび振幅と減肉率δとの関係を示すグラフである。第6
図(1)は管11の内径がたとえば15、Orn mφ
のときであり、第611Z(2)では管11の内径が1
5.1mmφのときである。
第6図(1)におけるラインa1は、検出手段30によ
る電圧の振幅が大きいときを示し、ラインa2はその振
幅が小さいときを示す。同様にして第6図(2)のライ
ンb1は振幅が大きいときにおける検出手段30の出力
を示し、ラインb2はその振幅が小さいときを示す。
る電圧の振幅が大きいときを示し、ラインa2はその振
幅が小さいときを示す。同様にして第6図(2)のライ
ンb1は振幅が大きいときにおける検出手段30の出力
を示し、ラインb2はその振幅が小さいときを示す。
絶対コイルLOおよびブリッジ25を用いて、第5図の
予め準備したグラフから管11の内径を測定し、その管
11の内径の測定結果に基づいて、第6図(1)および
第6図(2)で示されるように各内径苺に予め準備され
たグラフを選択する。
予め準備したグラフから管11の内径を測定し、その管
11の内径の測定結果に基づいて、第6図(1)および
第6図(2)で示されるように各内径苺に予め準備され
たグラフを選択する。
二の2択された第6図(1)または第6図(2)のグラ
フに基づいて、検出手段30によって検出される振幅に
対応してラインa1またはa2を選択し、またはライン
bl、b2を選択する。検出手段30による1% 18
が存在しない標準状態との位相に基づいて、減肉率δを
求めることができる。
フに基づいて、検出手段30によって検出される振幅に
対応してラインa1またはa2を選択し、またはライン
bl、b2を選択する。検出手段30による1% 18
が存在しない標準状態との位相に基づいて、減肉率δを
求めることができる。
検出手段30によって検出される位相は、前述のように
、傷18の深さd2に対応し、その振幅は傷18の容積
に対応している。こうして管11の内面17の状況を把
握することができる。
、傷18の深さd2に対応し、その振幅は傷18の容積
に対応している。こうして管11の内面17の状況を把
握することができる。
第7図は、本発明の他の実施例の位置調整手段31の断
面図である。本体12には、基体32が固定されており
、この基体32には、半径方向に延びて植設された多数
の弾発性を有する細線33が設けられる。このような位
置調整手段31を用いることによって、本体12の軸線
を管11の管軸に一致させることができる。
面図である。本体12には、基体32が固定されており
、この基体32には、半径方向に延びて植設された多数
の弾発性を有する細線33が設けられる。このような位
置調整手段31を用いることによって、本体12の軸線
を管11の管軸に一致させることができる。
第8図は本発明の他の実施例の本体34に設けられる絶
対コイルL3の軸直角断面図であり、第9図は本体34
の一部の側面図である。き成樹脂製本体34には、周方
向に間隔をあけて複数の凹所35が周方向に等間隔をあ
けて形成されており、各凹所35に個別的に絶対コイル
L5が埋め込まれて装着される。第9図のコイルL5は
、第1図のコイルLOの代りに設けられているものであ
る。
対コイルL3の軸直角断面図であり、第9図は本体34
の一部の側面図である。き成樹脂製本体34には、周方
向に間隔をあけて複数の凹所35が周方向に等間隔をあ
けて形成されており、各凹所35に個別的に絶対コイル
L5が埋め込まれて装着される。第9図のコイルL5は
、第1図のコイルLOの代りに設けられているものであ
る。
したがって本体34は、その軸線が管軸と一致するよう
にされている。コイルL5は、管との距離を検出するよ
うに用いられる。このコイルL5の直径が小さいので、
第1図のコイルLOよりも内径の検出精度を向上するこ
とができる。これらのコイルの全て、またはこれらのコ
イルのうちの幾つかは、第3図のようなブリッジに接続
され、第1図のコイルL Oと同様な使い方で、管f)
内径の検出を行う。絶対コイルL3のうちの1つを、前
述の絶対コイルL Oとして用い、管11の内径を測定
することができる。
にされている。コイルL5は、管との距離を検出するよ
うに用いられる。このコイルL5の直径が小さいので、
第1図のコイルLOよりも内径の検出精度を向上するこ
とができる。これらのコイルの全て、またはこれらのコ
イルのうちの幾つかは、第3図のようなブリッジに接続
され、第1図のコイルL Oと同様な使い方で、管f)
内径の検出を行う。絶対コイルL3のうちの1つを、前
述の絶対コイルL Oとして用い、管11の内径を測定
することができる。
第10図は本発明の他の実施例の電気回路図である。こ
の実施例は前述の実施例に類似し、対応する部分には同
一の参照符を付す。この実施例では、2つのコイルL6
.L7が用いられ、いずれか一方のコイルL6は、前述
の絶対コイルLOと同一の機能を有し、ブリッジ回路2
5とともに、管11の内径の測定のために用いられる。
の実施例は前述の実施例に類似し、対応する部分には同
一の参照符を付す。この実施例では、2つのコイルL6
.L7が用いられ、いずれか一方のコイルL6は、前述
の絶対コイルLOと同一の機能を有し、ブリッジ回路2
5とともに、管11の内径の測定のために用いられる。
またこのコイルL6と、もう1−)のコイルL7とは、
前述の自己比較コイルLl、L2と同一の機能を果たし
、これらのコイルL6.L7とブリッジ28とによって
、管11の内壁の状況を前述のように測定することがで
きる。コイルL6は、スイッチ33によってブリッジ2
5またはブリッジ28に切換えられて接続される。
前述の自己比較コイルLl、L2と同一の機能を果たし
、これらのコイルL6.L7とブリッジ28とによって
、管11の内壁の状況を前述のように測定することがで
きる。コイルL6は、スイッチ33によってブリッジ2
5またはブリッジ28に切換えられて接続される。
発明の効果
以上のように本発明によれば、絶対コイルを用いて導電
性非磁性材料から成る管の内径を測定し、一対の自己比
較コイルを用いてその管の内壁に存在する傷などの状況
を測定することができ、この測定を高精度で行うことが
できるとともに、耐久性が良好であり、長期間にわたっ
て使用することができ、しかも管の内壁の全周にわたる
測定が可能である。
性非磁性材料から成る管の内径を測定し、一対の自己比
較コイルを用いてその管の内壁に存在する傷などの状況
を測定することができ、この測定を高精度で行うことが
できるとともに、耐久性が良好であり、長期間にわたっ
て使用することができ、しかも管の内壁の全周にわたる
測定が可能である。
第1図は本発明の一実施例の基本的構成を示す断面図、
第2[2Iは管11の一部の断面図、第31′2Iは絶
対コイルLOが接続されるブリッジ25の電気回路図、
第4[2Iは自己比較コイルLl、L2が接続されるブ
リッジ28f)電気回路図、第4Allは本発明の他の
実施例の自己比較コイルLL、L2が接続されるブリッ
ジ28aの電気回路図、第5図はブリッジ25に接続さ
れる検出手段27の出力電圧の振幅と管11の内径との
関係を示すグラフ、第6図はブリッジ28の検出手段3
0の出力の位相および振幅と減肉率δとの関係と示すグ
ラフ、第7図は本発明の池の実施例の位置調整手段31
の断面図、第8図は本発明の他の実施例の本体34に設
けられる絶対コイルL3の軸直角断面図、第9図は本体
34の一部の側面図、第10図は本発明の他の実施例の
電気回路図、第11[Jは先行技術の断面図である6 11 ・管、12・・・本体、14.31・位置調整手
段、18・・傷、LO,L5・・絶対コイル、LIL2
自己比較コイル 代理人 弁理士 西教 圭一部 第 図 板幅 第 図 イヱ【相 位相 第 図 第10図
第2[2Iは管11の一部の断面図、第31′2Iは絶
対コイルLOが接続されるブリッジ25の電気回路図、
第4[2Iは自己比較コイルLl、L2が接続されるブ
リッジ28f)電気回路図、第4Allは本発明の他の
実施例の自己比較コイルLL、L2が接続されるブリッ
ジ28aの電気回路図、第5図はブリッジ25に接続さ
れる検出手段27の出力電圧の振幅と管11の内径との
関係を示すグラフ、第6図はブリッジ28の検出手段3
0の出力の位相および振幅と減肉率δとの関係と示すグ
ラフ、第7図は本発明の池の実施例の位置調整手段31
の断面図、第8図は本発明の他の実施例の本体34に設
けられる絶対コイルL3の軸直角断面図、第9図は本体
34の一部の側面図、第10図は本発明の他の実施例の
電気回路図、第11[Jは先行技術の断面図である6 11 ・管、12・・・本体、14.31・位置調整手
段、18・・傷、LO,L5・・絶対コイル、LIL2
自己比較コイル 代理人 弁理士 西教 圭一部 第 図 板幅 第 図 イヱ【相 位相 第 図 第10図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (1)導電性非磁性材料から成る管内に、絶対コイルを
挿入し、 この絶対コイルをブリッジの一辺に接続してそのブリッ
ジの出力の振幅を検出し、この振幅に対応する管の内径
を測定することを特徴とする管の渦流探傷による内径の
測定方法。(2)測定すべき管の管軸内に挿入され、管
軸に沿う軸線を有する本体と、 本体に装着される絶対コイルと、 本体に設けられ、前記管の内周面に接触し、本体の軸線
を管軸に一致させるための位置調整手段と、 絶対コイルを一辺に含むブリッジと、 ブリッジの出力の振幅を検出する手段とを含むことを特
徴とする管の内径の測定装置。 (3)導電性非磁性材料から成る管内に、絶対コイルを
挿入し、 この絶対コイルを第1ブリッジの一辺に接続してその第
1ブリッジの出力の振幅を検出し、この振幅に対応する
管の内径を測定し、 管軸方向にずれた位置に配置される一対の差動出力を得
るようにした自己比較コイルを、第2ブリッジに接続し
てその第2ブリッジの出力の位相と振幅を測定し、 第1ブリッジによる管の内径と、第2ブリッジによる位
相と振幅とに基づいて、管の内壁状況を測定することを
特徴とする管の渦流探傷による内径と内壁状況の測定方
法。 (4)2つのコイルのいずれか一方を絶対コイルとして
用い、両コイルを自己比較コイルとして用いることを特
徴とする特許請求の範囲第3項記載の管の渦流探傷によ
る内径と内壁状況の測定方法。 (5)測定すべき管軸内に挿入され、管軸に沿う軸線を
有する本体と、 本体に装着される絶対コイルと、 本体に設けられ、前記管の内周面に接触し、本体の軸線
を管軸に一致させるための位置調整手段と、 絶対コイルを1辺に含む第1ブリッジと、 第1ブリッジの出力の振幅を検出する手段と、前記本体
に本体の軸線に沿つて間隔をあけて配置される一対の自
己比較コイルと、 自己比較コイルを含む第2ブリッジと、 自己比較コイルを含むブリッジの出力の位相と振幅を検
出する手段とを含むことを特徴とする管の内径と内壁状
況の測定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21010988A JPH0257964A (ja) | 1988-08-23 | 1988-08-23 | 管の渦流探傷による内径と内壁状況の測定方法および装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21010988A JPH0257964A (ja) | 1988-08-23 | 1988-08-23 | 管の渦流探傷による内径と内壁状況の測定方法および装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0257964A true JPH0257964A (ja) | 1990-02-27 |
Family
ID=16583960
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21010988A Pending JPH0257964A (ja) | 1988-08-23 | 1988-08-23 | 管の渦流探傷による内径と内壁状況の測定方法および装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0257964A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5329824A (en) * | 1992-07-17 | 1994-07-19 | Niagara Mohawk Power Corporation | Centralizer for internal pipe inspection device |
JP2004251839A (ja) * | 2003-02-21 | 2004-09-09 | Jfe Steel Kk | 管内表面傷検査装置 |
CN103148775A (zh) * | 2011-12-07 | 2013-06-12 | 德州学院 | 一种非接触动、静态测量离散型钢管直径的传感器 |
JP2018136272A (ja) * | 2017-02-23 | 2018-08-30 | 三菱日立パワーシステムズ株式会社 | 渦電流探傷装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5975146A (ja) * | 1982-10-21 | 1984-04-27 | Chugoku X Sen Kk | 金属管の渦流探傷装置 |
JPS62225902A (ja) * | 1986-03-26 | 1987-10-03 | Kobe Steel Ltd | 管内插型渦流測定用プロ−ブ |
-
1988
- 1988-08-23 JP JP21010988A patent/JPH0257964A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5975146A (ja) * | 1982-10-21 | 1984-04-27 | Chugoku X Sen Kk | 金属管の渦流探傷装置 |
JPS62225902A (ja) * | 1986-03-26 | 1987-10-03 | Kobe Steel Ltd | 管内插型渦流測定用プロ−ブ |
Cited By (4)
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---|---|---|---|---|
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JP2004251839A (ja) * | 2003-02-21 | 2004-09-09 | Jfe Steel Kk | 管内表面傷検査装置 |
CN103148775A (zh) * | 2011-12-07 | 2013-06-12 | 德州学院 | 一种非接触动、静态测量离散型钢管直径的传感器 |
JP2018136272A (ja) * | 2017-02-23 | 2018-08-30 | 三菱日立パワーシステムズ株式会社 | 渦電流探傷装置 |
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