JPH0257707A - ロータリーアクチユエーター - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 本発明は圧力流体で作動されるロータリーアクチュエー
ターに関するものである。

（ロ）従来の技術 従来、この種のロータリーアクチュエーターは円筒の両
端を端板で閉塞し、その端板の中心に軸支された回転軸
に半径方向のベーンを固着し、円筒の内面に半径方向の
固定壁を固着し、ベーンと固定壁により円筒内をλ室に
仕切り、一方の室に圧力流体を供給すると同時に他方の
室の圧力流体を排出することにより、ベーンが固定壁に
当接するまで回転軸が回転されるようになっている。

（ハ）発明が解決しようとする課題 上記従来のアクチュエーターではベーンが固定壁に当接
することにより回転軸が停止するようになるので、回転
軸の回転角度は７種類の大きさに限られており、回転軸
の停止位置は２個所であった。ところで、最近は産業用
ロボットその他の産業機械に精度のよい能率的な作業を
させるために回転軸を多点で停止させることができるロ
ータリーアクチュエーターの出現が望まれている。

本発明は回転軸が≠点で停止することができるロータリ
ーアクチュエーターを提供しようとするものである。

（ニ）課題を解決するための手段 本発明は円筒を閉塞する端板の中心に軸支される回転軸
に頂面が円筒内面に密接する半径方向のベーンが設けら
れ、円筒内面に固着した半径方向の固定壁の頂面が回転
軸に達せずに適当な間隔が設けられ、その間隔に嵌合さ
れて円筒内面に密接しながら回転軸心を中心として回転
することができ、円筒内をベーンのある扇形室と固定壁
のある扇形室に仕切る回転仕切壁が備えられ、圧力流体
源からの≠本の圧力流体通路がベーンの基部両側と固定
壁の基部両側に夫々／個ずつ開口されていて、各流体通
路における圧力流体の正逆流を選択制御することにより
回転仕切壁とベーンを選択回転させてベーン従って回転
軸の停止位置を≠点に定めることができるロータリーア
クチュエーターである。

（ホ）実施例 金 以下水→明の実施例を図面について説明する。

円筒／が端板コ、３で閉塞され、円筒ｌと同軸心の回転
軸≠が端板２，３の中心にベアリンゲタ、乙を介して回
転自在に軸支されている。回転軸≠には半径方向のベー
ン７が固着され、ベーン７は頂面を円筒／内面に両端面
を両端板コ、３内面に夫々摺動自在に密接しており、ペ
ー７７の回転軸≠軸心に平行な両面ざ、りの中央部は少
し凹んでいる。回転軸≠に軸心方向に設けられた圧力流
体通路ｉｏ　、ｉｉはペー７７の基部両側に夫々開口／
２．／３している。円筒／内面に半径方向の固定壁／４
＋！−が固着され、固定壁／≠の頂面と回転軸≠の間隔
に回転仕切壁／夕が嵌合されている。

回転仕切壁／ｊは回転軸≠と同心で回転軸≠面に摺動自
在に密接する凹円弧面／ｌと固定壁／≠頂面に摺動自在
に密接する凸円弧面／７を有し、両翼／ｇ、／りが円筒
ｌ内面に摺動自在に密接している。円筒／内は回転仕切
壁／ｊによりベー７７のある室Ａと固定壁／≠のある室
Ｂとに仕切られる。端板３に設けられた２本の圧力流体
通路が固定壁／≠の基部両側に夫々開口λ０，２／して
いる。２２．２３は両翼／す、／りの回転軸≠に近接す
る部分に設けた切欠であって開口／、２　、　／３に夫
々対応し、２≠、２夕は両翼／Ｉ、／りの固定壁ｌｌＡ
に当接させられる面に設けた切欠であって開口２０，２
／に夫々対応するものである。上記したび本の圧力流体
通路は各切換弁（例えば２ポジシヨン電磁弁など）を介
して同一の圧力流体源につながっている。

なお、第２図においては回転仕切壁／ｊが回転すること
ができる角度がタグに、回転仕切壁／ｊに対しベーン７
が回転することができる角度が／ｌグになるように作図
されているが、りｏ”、ｉｔＯｏに限定されるものでは
なく、他の適当な角度であってよい。第３図〜第６図で
は回転仕切壁ｌ！の回転角度ばかタグより小さく、回転
仕切壁／Ｊ″に対するペー７７の回転角度βが／　ｒ　
Ｏ’より大きく作図されている。第３図〜第６図により
本発明の詳細な説明する。

第３図において圧力流体が室Ａと室Ｂに作用していて回
転軸≠が停止している。今、圧力流体が開口２０から供
給され室Ｂの圧力流体が開口２１から排出されると、切
欠２ｊ″内の圧力が高くなシ室Ｂの圧力が低くなるが、
室Ａ内の圧力は変化がないので、回転仕切壁／！とべ一
７７は一体となって時針方向に回転し、回転仕切壁／ｊ
の翼／♂が固定壁／≠に当接して止まる（第≠図参照）
。

従って回転軸≠は改角度時針方向に回転した位置に止ま
ることができる。

第≠図の状態で、圧力流体が開口／３，２／から供給さ
れ室Ａの圧力流体が開口／２から排出され、室Ｂの圧力
流体が開口２０から排出されると、切欠２２．２ＩＩ−
内の圧力が高くなり室Ａ、Ｂの圧力が低くなるので、回
転仕切°壁／ｊは反時針方向に回転し翼ｌりが固定壁ｌ
弘に当接して止まりペー７７は時針方向に回転し回転仕
切壁／ｊの翼１ｇに当接して止まる（第３図参照）。従
って回転軸≠は第３図の位置から時針方向にβ角度回転
した位置に止まることができる。

第５図の状態で、圧力流体が開０．２０から供給され室
Ｂの圧力流体が開口２／から排出されると、切欠２夕内
の圧力が高くなり室Ｂの圧力が低くなるが室Ａの圧力は
変化がないので、回転仕切壁／ｊとべ一７７は一体とな
って時針方向に回転し、回転仕切壁／ｊの翼／ざが固定
壁／≠に当接して止まる（第６図参照）。従って回転軸
≠は第３図の位置から時針方向に仄十ρ角度回転した位
置に止まることができる。

第を図の状態で、圧力流体が開口／２，２／から供給さ
れ室Ａの圧力流体が開口／３から、室Ｂの圧力流体が開
口２０から排出されると、切欠λ３、−≠内の圧力が高
くなり室Ａ、Ｂの圧力が低くなるので、ベーン７と回転
仕切壁／！ｒは夫々反時針方向に回転し、回転仕切壁／
Ｊ″は翼／りが固定壁／≠に当接して止まり、ベーン７
は翼／りに当接して止まり第３図の状態になる。

以上は回転軸≠が第３図の状態を基準にして医＊ｐ、ｃ
ｃｔβの３回転角度位置に順次停止することができるこ
とを説明したが、例えば第≠図の状態を基準とし、ある
いは第３図の状態から直ちに第５図の状態に即ち■角度
を飛び越してρ角度の回転位置で止めることもできる。

また、医＝りＯ１／３＝／♂Ｏに設計すればタグずつの
回転角度で回転軸が停止することができるようになる。

なお、第２図には円筒に端板をボルトで締めつけた構造
が示されているが、第７図に示すように円筒の左半分／
ａに端板λａが一体に形成され、円筒の右半分／ｂに端
板３ａが一体に形成され、左半分／ａと右半分／ｂとを
ボルトで締めつけた構造であってもよい。

また、第ｒ図および第り図に示すように回転仕切壁に、
回転軸≠に嵌合支持されるボス２乙、２７を設けてもよ
い。

（ホ）発明の効果 本発明は以上に説明したとおりで、円筒内が回転仕切壁
によシ、回転軸に固着されたベーンのある室と円筒内面
に固着された固定壁のある室とに仕切られ、その回転仕
切壁が固定壁に当接することにより止められ、ベーンが
回転仕切壁に当接することにより回転軸が止められるよ
うになっているので、回転軸を円周上の≠位置で停止さ
せることができ、ロータリーアクチュエーターの利用範
囲を広げることができる。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の実施例を示し、第１図は横断面図、第２
図は第１図の■−■線縦線面断面図３図〜第６図は本発
明の詳細な説明する説明図、第７図は円筒の変形構造の
縦断面図、第ｇ図は回転仕切壁の変形例を説明するだめ
の縦断面図、第り図は同上の横断面図である。／・・・
・円筒、λ、３・・・端板、弘・・・・回転軸、７・・
・・ベーン、／２．／３・・・・開口、／Ｉｌ−・・・
・固定壁、／夕・・・・回転仕切壁、／ｆ、／り・・・
・翼、２０．２／・・・・開口。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、円筒の両端を閉塞する両端板の中心に軸支される回
   転軸に頂面が円筒内面に密接する半径方向のベーンが設
   けられ、円筒内面に半径方向の固定壁が その頂面と回転軸との間に間隔をあけて固着され、回転
   軸を中心として回転することができ円筒内を前記ベーン
   のある室と前記固定壁のある室とに仕切る回転仕切壁が
   前記間隔に摺動自在に密接して嵌合され、前記ベーンの
   基部両側と前記固定壁の基部両側に圧力流体通路の開口
   が設けられていることを特徴とするロータリーアクチュ
   エーター。