JPH0257509A - パッケージを形成し充填し密封する方法及び装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は立型の形成／充填／密封式包装作業に於て可撓
性を有するシート材にて形成されたチューブを計量され
た長さ分づつ間欠的に送給する方法及び装置に係る。

従来の技術 本発明は、１９８１年９月１５日付にて発行された米国
特許節４，２８８．９６５号に記載されており、本願出
願人であるヘイセン・マニュファクチュアリング・カン
パニーよりＵＬＴＩＭＡなる商標にて世界的に販売され
ている立型の形成／充填／密封式包装機に於てマンドレ
ルの周りに於て可撓性を有するシート状の包装材料にて
形成されたチューブを一つのパッケージの長さ分づつ下
方へ間欠的に送給することに特に関連している。かかる
包装機に於ては、可撓性を有する包装材料、例えばプラ
スチックフィルムのウェブが下方へ延在するマンドレル
の周りにてチューブに成形され、チューブはマンドレル
に沿ってその下端より下方へ一つのパッケージの長さ分
間欠的に送給され、マンドレルの下端より下方の位置に
於て一つのパッケージの長さ毎にシールされ、包装され
るべき製品がマン・ドレルを経てチューブ内へ供給され
る。

チューブを下方へ間欠的に送給することはマンドレルの
両側に配置されチューブに係合する一対のベルトによっ
て行われ、これらのベルトは各送給サイクル毎に始動さ
れ、所定時間駆動され、しかる後停止される。

上述のυＬＴＩＭＡ包装機に於けるベルトの始動及び停
止は商業的には非常に満足し得るものであるが、始動及
び停止が非常に臨界的であり、特にパッケージの長さを
許容し得る商業的公差（例えば±１／３２インチ（±０
．７９ａｖ））内に維持しつつ高い生産性が必要とされ
る場合があり、更には包装材料にパッケージの長さ毎に
印刷マークが予め印刷され、適当な印刷位置を検出しベ
ルトを停止させる信号を伝送すべく電気アイによってチ
ューブのシールに対し印刷マークの整合が行われる場合
がある。高い生産性（単位時間当りに製造されるパッケ
ージの数が多いこと若しくはチューブの送給速度が高い
こと）が必要とされる場合には、パッケージの長さが不
正確になる可能性が高くなる。

立型の形成／充填／密封作業に於てマンドレルに沿って
チューブを下方へ送給するためにベルトを使用すること
により生じる問題に関する特許として、米国特許節４，
５７８，９３１号及び同第４．６２０．４０９号を参照
されたい。前者の米国特許に於ては連続的に駆動される
真空ベルトが使用されており、ベルトとチューブとを摩
擦係合させてチューブを送給すべくベルトのための吸引
ボックス内に真空が導入され、チューブの送給を停止す
べく吸引ボックス内の真空が排除されるようになってお
り、後者の米国特許に於ては平行四辺形のリンク機構上
のベルトが使用されており、各リンク機構の三つのリン
クが変位されることによりベルトのリーチを駆動してチ
ューブに係合させたりチューブとの係合状態より解除さ
せるようになっており、ベルトを始動し停止させるため
にクラッチ及びブレーキシステムが使ｍされている。

この後者の米国特許はベルトの始動や停止及びこれに付
随するベルトの加減速に起因する問題を有しているだけ
でなく、リンク機構の三つのリンクの慣性に起因する問
題を有している。また上述の前者の米国特許によればベ
ルトの加減速に起因する問題の発生を回避することはで
きるが、比較的高いイニシャルコストが必要であり（比
較的高い容量の真空ポンプが必要であり）、比較的高い
運転コストが必要であり（比較的高い動力のポンプが必
要であり）、比較的高いメンテナンスコストが必要であ
る。

従って本発明の目的は、立型の形成／充填／密封法によ
りパッケージを形成する場合に於て、生産性を高くシシ
かもパッケージの長さを所要の公差（±１／３２インチ
（±０．７９１ｍ））内に維持すべく、チューブを一つ
のパッケージの長さ分づつマンドレルに沿って下方へ間
欠的に送給する改善された方法及び装置を提供すること
、チューブの送給が連続的に駆動されるベルトによって
行われ、包装材料又はチューブを正確に送給すべく包装
材料又はチューブに対するベルトの係合及びこれよりの
係合の解除を単純に且効果的・に且信頼性よく制御し得
るよう改善された上述の如き方法及び装置を提供するこ
と、イニシャルコストが比較的低廉であり、必要動力が
比較的低く、メンテナンスコストが比較的低廉である上
述の如き方法及び装置を提供することである。

本発明の方法は、パッケージを形成し充填し密封する場
合であって、可撓性を有する包装材料のウェブが供給源
よりウェブを下方へ延在するマンドレルの周りにてチュ
ーブに成形する装置上へ移動し、チューブはマンドレル
の外側にて下方へ延在する複数個のエンドレスベルトの
リーチにより一つのパッケージの長さ分前記マンドレル
に沿って前記マンドレルの下端より下方へ間欠的に送給
される場合に適用され得るものであり、特に前記リーチ
を含むエンドレス経・路に沿って移動するよう各ベルト
を案内する工程であって、上端と下端との間の前記リー
チの部分は前記マンドレルに対向する面が前記チューブ
より離れる後退した位置より前記面が前記チューブに係
合する前進した位置まで変位可能である工程と、前記ベ
ルトを連続的に駆動して前記リーチを連続的に下方へ移
動させる工程と、各ベルトの前記リーチの前記部分を前
記チューブより離れる前記後退した位置より前記マンド
レルへ向けて前記チューブに係合する前記前進した位置
まで間欠的に駆動し、前記マンドレルに沿って前記チュ
ーブを一つのパッケージの長さ分下方へ送給するよう前
記ベルトの直線運動に関連付けられた送給時間前記部分
を前記チューブに係合した状態に維持する工程と、前記
リーチの前記部分を前記送給時間の終了時に前記後退し
た位置へ戻す工程とを含んでいる。

またパッケージを形成し充填し密封する本発明の装置は
、下方へ延在するマンドレルと、可撓性を有する包装材
料のウェブを前記マンドレルの周りにてチューブに成形
する装置と、前記マンドレルを経て前記マンドレルの下
端より下方へ前記チューブを一つのパッケージの長さ分
間欠的に送給するチューブ送給装置とを有し、前記チュ
ーブ送給装置は、前記マンドレルの外側に配置されそれ
ぞれ下方へ延在し前記マンドレルに対向するチューブ送
給リーチを有する複数個のエンドレスベルトと、前記リ
ーチを含むエンドレス経路に沿って移動するよう各ベル
トを案内する装置であって、上端と下端との間の前記リ
ーチの部分は前記マンドレルに対向する面が前記チュー
ブより離れる後退した位置より前記面が前記チューブに
係合する前進した位置まで変位可能である装置と、前記
ベルトを連続的に駆動して前記リーチを連続的に下方へ
移動させる装置と、各ベルトの前記リーチの前記部分を
前記チューブより離れる前記後退した位置より前記マン
ドレルへ向けて前記チューブに係合する前記前進した位
置まで間欠的に駆動し、前記マンドレルに沿って前記チ
ューブを一つのパッケージの長さ分下方へ送給するよう
前記ベルトの直線運動に関連付けられた送給時間前記部
分を前記チューブに係合した状態に維持する装置と、前
記リーチの前記部分は前記送給時間の終了時に前記後退
した位置へ戻ることとを含んでいる。

以下に添付の図を参照しつつ、本発明を実施例について
詳細に説明する。

実施例 添付の第１図に於て、可撓性を有する包装材料のウェブ
Ｗが供給源より引張られ、ウェブをチュ。

−ブＴに成形する装置３上へ送給され、包装されるべき
製品が種々の好適な周知の方法の何れかにてチューブ内
へ供給され、符号５にて全体的に示されている如く種々
の好適な周知の方法の何れかにてチューブにシールが形
成されてチューブが密封され、これによりパッケージが
形成される立型の形成／充填／密封装置が符号１にて全
体的に示されている。包装材料は例えば低密度のポリエ
チレンフィルムであってよく、その供給源は支持装置７
により適宜に支持されたフィルムのロールＲにより構成
されていてよい。成形装置、即ち成形肩部３は長手方向
の縁部９及び１１が互いに重ね合された状態にて包装材
料のウェブＷをチューブＴに成形し、チューブを垂直に
延在する中空のマンドレル１３の周りにて下方へ導く。

図示の如く、縁部９はチューブの内側に位置し、縁部１
１は外側に位置する。ウェブの互いに隔置され互いに重
ね合された縁部９及び１１をシールしてチューブの長子
方向のシームを形成するシール装置が第１図に於て符号
１５にて示されている。製品は適当な従来の要領にて中
空のマンドレル１３を経てチューブＴ内へ供給され、チ
ューブはマンドレルの下端より下方に設けられたシール
装置５によりパッケージの長さの間隔にて横断方向にシ
ールされる。シール装置５は例えばマンドレルの下端よ
りも下方の一定の水平平面内にて作動し、完成されるパ
ッケージのための上端シール及び次に形成されるパッケ
ージのための下端シールを形成する符号１７にて示され
た一対のシールバーを含んでいてよい。シールバーには
従来の場合と同様シール装置５により形成されたシール
の間にてチューブを横断方向に切断し、これによりチュ
ーブより完成したパッケージＰを分離する切断装置が組
込まれていてよい。チューブはシールバー１７が開かれ
た状態にあるときに一つのパッケージの長さ分子力へ間
欠的に送給される。チューブは一連の各送給サイクルの
間に於て停滞し、シールバーは各停滞中横断方向のシー
ル工程を行うべくチューブ上に閉じられる。完全に従来
の構造のものであり当技術分野に於てよく知られたもの
であってよい好適な装置がシールバーを互いに近付く方
向及び互いに離れる方向へ駆動するために使用されてい
る。

ウェブＷは供給ロールＲより間欠的に引張られ、シール
装置５によりシールされるよう計ｎノされ、供給ロール
と成形肩部との間に配置され符号Ｆにて全体的に示され
た装置により成形肩部３へ向けて前方へ送給される。こ
の装置Ｆは供給ロールと成形肩部との間の位置に於てウ
ェブに前方への力を与えるよう間欠的に作動し、これに
より成る与えられた時間の間にウェブを一つのパッケー
ジの長さ分前方へ送給する。かくしてこの装置Ｆはウェ
ブ送給及び計測装置として作用する。図示の如くこの装
置はロアロール１９及びアッパ・ロール２１を含み、こ
れらのロールを形成されるべきパッケージの所要の長さ
に対応する所定の時間間欠的に駆動してウェブを一つの
パッケージの長さ分前方へ送給する符号２３にて全体的
に示された装置を含んでいる。

ウェブＷは送給及び計測ロール１９及び２１よリガイド
ロール３８の下方を経て上方へ移動し、成形肩部３の周
りを通過する。送給及び計測ロール１９及び２１により
前方へ送給されたウェブＷは、成形肩部３の下方に配置
されマンドレル１３の両側に設けられた一対のエンドレ
スベルト４１を含む第１図に於て符号３９にて示された
チューブ送給装置により引張られ、引張り状態にて成形
肩部３上へもたらされる。

上述の如く、この立型の形成／充填／密封装置１は基本
的には前述の米国特許第４，２８８．９６５号に記載さ
れたものと同一である。ロール１９及び２１のための駆
動装置２３は米国特許第４゜２８８．９６５号に記載さ
れた駆動装置２３と同一であってよい。但し従来の装置
のベルト４１はチューブＴを一つのパッケージの長さ分
毎に下方へ間欠的に送給すべく間欠的に駆動されるのに
対し、本発明に於けるベルト４１は下方へ運動するイン
ナリーチを連続的に駆動すべく連続的に駆動され、一つ
のパッケージの長さ分毎にチューブを下方へ間欠的に送
給することは各ベルトの下方へ運動するインナリーチの
部分をチューブに係合する前進した位置へ間欠的に駆動
し、一つのパッケージの長さ分のチューブをマンドレル
上へ下方へ送給するようベルトの線形運動と関連付けら
れた送給時間の間インナリーチの前記部分をチューブと
係合した状態に維持することにより行われ、前記リーチ
は前記時間の終了時にチューブより離れる後退位置へ戻
るようになっている。

各エンドレスベルト４１はマンドレル１３に面し、従っ
てマンドレル上のチューブＴに面するインナリーチ４１
ａと、マンドレルより離れた側に位置するアウタリター
ンリーチ４１ｂとを含むエンドレス経路に沿って移動す
るよう案内されるようになっている。インナリーチ４１
ａはマンドレル上のチューブＴの送給方向に下方へ移動
し、アウタリターンリーチ４１ｂは上方へ移動する。各
ベルトを前記エンドレス経路に沿って移動するよう案内
する装置は、装置１のフレーム（図示せず）に対しマン
ドレルの両側に於て適宜に固定された支持体４７上に装
着されたアッパプーリ４３及びロアプーリ４５を含んで
いる。支持体４７は段差部５１を有する背壁と呼ばれる
実質的に長方形の垂直壁４９と上壁５３と下壁５５と側
壁５７とを有し、背壁４９とは反対の側の開口部５９に
於て開口する実質的に箱形の形態をなしている。支持体
４７の背壁の外面には支持体４７を装置のフレームに装
着するためのブラケット構造体６１が設けられている。

ロアプーリ４５はベルトのための駆動ブーりであり、支
持体４７の下端に設けられ下壁５５と一体に形成された
軸受６５により背壁４９に垂直な水平軸線の周りに回転
可能に支承された駆動軸６３上に適宜に固定されている
。軸６３は支持体４７の前面に於て軸受６５より前方へ
延在しており、プーリ４５は支持体の開口部５９の外側
の垂直平面であってマンドレルの両側にてマンドレルに
対し径方向に延在する垂直平面内に配置されている。軸
６３はチューブＴのためのベルトを所要の速度にて連続
的に駆動すべく、第６図に於て解図的に示されたモータ
式駆動装置６７により所定の速度にて連続的に駆動され
るようになっている。駆動装置６７は種々の大きさのマ
ンドレルに合せて支持体４７を種々の位置に調節し得る
よう自在継手にて連結された駆動トレインを含んでいて
よい。アッパプーリ４３はベルトに張力を与えるアイド
ルプーリであり、駆動軸６３に平行でありこれよりすぐ
上方（その垂直平面内）に位置する軸線に沿って延在し
円柱形の摺動部材７１より延在する軸６９上に装着され
ている。摺動部材７１はガイドブロック７５に設けられ
た垂直ボア７３丙に垂直方向に摺動可能に配置されてお
り、ブロック７５は支持体４７の背壁４９に設けられた
アッパウェブ７９及びロアウェブ８１に対し第７図に示
されている如くねじ７７により固定され、ロアウェブ８
１の延長部８３上に着座している。アッパプーリ４３の
軸６９はその内端部に於て摺動部材７１に設けられた孔
８５内に固定されており、支持部材４７より前方へ延在
し、ガイドブロック７５に設けられた垂直溝８９内を摺
動可能な正方形の拡大部８７を有している。ボア７３内
には圧縮コイルばね９１が配置されており、このばねは
ウェブ８１の延長部８３より摺動部材７１の下端部に対
し上方へ作用し、これにより摺動部材、軸６９、及びプ
ーリ４３を上方へ付勢してベルト４１に張力を与えるよ
うになってる。

各ベルトのインナリーチ４１ａのうちその上端と下端と
の間の部分４１ｃは、マンドレル１３（チューブＴ）に
対向する面４１ｆがそれがチューブより離れた状態を確
保するに充分な比較的短い距離、例えば１／４インチ（
６，３５ｏ＋ｍ）チューブＴより隔置される第５図に示
された後退した位置より、面４１ｆがマンドレル１３に
より支持されたチューブＴに係合す、る第２図乃至第４
図に示された前進した位置まで変位可能である。これに
対応してアウタリターンリーチ４１ｂの上端と下端との
間の部分４１ｄは、第５図に示された外方へ前進した位
置より第２図乃至第４図に示された後退した位置（内側
の位置）まで変位可能である。かくしてインナリーチの
部分４１ｃが前進した位置にあるときにはアウタリター
ンリーチの部分４１ｄは後退した位置にあり、逆に部分
４１ｃが後退した位置にあるときには部分４１ｄは前進
した位置にあり、ベルトの長さは常に一定である。

各ベルト４１のインナリーチ４１ａの部分４１Ｃの後退
した位置より前進した位置への運動は、ベルト４１のイ
ンナリーチ４１ａとアウタリターンリーチ４１ｂとの間
であってアッパプーリ４３とロアプーリ４５との間、従
ってベルトのエンドレス経路の内側に配置されたシフタ
９５を含む駆動装置９３により行われる。シフタ９５は
その外面を構成する一方の面に十字形の強化リブ９９を
有するプレート９７を含んでおり、このプレートはベル
ト４１のインナリーチ４１ａの側の垂直方向のエツジに
隣接して垂直方向に整合されインナリーチの内側面（よ
り詳細にはインナリーチの部分４１ｃの内側面）に係合
可能な一組の四つのローラ１０１と、プレートの他方の
側の垂直方向のエツジに隣接して垂直方向に整合されベ
ルトのアウタリターンリーチ４１ｂの内側面（詳細には
アウタリターンリーチの部分４１ｄの内側面）に係合可
能な一組の二つのローラ１０３とをその外側面に担持し
ている。かくしてベルトのインナリーチ４１ａの内側面
に係合する四つのローラ１０１及びベルトのアウタリタ
ーンリーチ４１ｂの内側面に係合する二つのローラ１０
３とを担持するシフタ９５は、それがインナリーチの部
分４１ｃをマンドレル１３により支持されたチューブＴ
に係合する前進した位置に保持する第２図乃至第４図に
示された第一の位置、即ちインチ位置と、部分４１ｃが
チューブより離れる後退した位置にあり且アウタリター
ンリーチ４１ｂの部分４１ｄが前進した位置に位置する
第５図に示された第二の位置、即ちアウタ位置との間に
水平方向に移動可能である。シフタの移動は軸線が支持
部材４７の一方の側より他方の側まで水平に延在する状
態にて支持部材４７に装着された空気圧シリンダ１０７
を含む駆動装置１０５により行われ、空気圧シリンダ１
０７は内部に細長いピストン１０９を有し、該ピストン
の両端部に隣接した位置には環状シール１１１が設けら
れており、ピストンの長手方向中央に於てピストンより
横方向に延在するビン１１３がシリンダの外面（支持部
材４７の開口部の側）に設けられた細長い水平の溝１１
５内に延在している。このビン１１３の外端部はプレー
ト９７に形成された十字形のリブ９９の中央に形成され
た孔内に嵌込まれたブッシング１１７内に受入れられて
おり、ビン及びプレートはねじ１１９により互いに固定
されいる。空気圧シリンダ１０７は支持部材の背面に設
けられた支柱１２３に対しねじ１２１により固定されて
いる。電気的に駆動される空気弁１２５が空気圧シリン
ダ１０７の上端にてそれに隣接して装着されており、こ
の空気弁はピストン１０９を駆動してシフタ９５をその
第一の位置と第二の位置との間に前後方向に駆動すべく
、適当な供給源（図示せず）より空気圧シリンダ１０７
の両端部へ加圧された空気を供給すること及び空気圧シ
リンダの両端部より空気を排出することを制御するよう
に・なっている。弁１２５は第５図に於ては供給源より
空気が供給される入口ボート１２７及び空気を大気中へ
排出させる排気ポート１３１を有するものとして図示さ
れている。空気弁の制御によって空気圧シリンダの両端
部へ空気を供給しまた両端部より空気を排出させること
が、第５図に於て空気圧シリンダの外端部については符
号１３３により、また内端部については符号１３５によ
り解図的に図示されている。

チューブ送給時間の間の各停滞時間中チューブＴがマン
ドレル１３に沿って移動することがないようチューブを
保持する装置が第３図及び第６図に於て符号１３７によ
り全体的に示されている。

この装置は図示の如くそれぞれ対応する支持部材４７の
上端の延長部に装着されピストンロッド１４１を有する
二つの空気圧シリンダ１３９を含んでおり、ピストンロ
ッドはチューブがマンドレルに沿って運動しないようチ
ューブを拘束すべくピストンロッドが押出された場合に
チューブに係合する加圧パッド、即ちブレーキシュー１
４３を担持している。各空気圧シリンダ１３９は対応す
る支持部材の上端に於てマンドレル１３の半径方向の平
面内に配列されており、そのピストンロッド１４１はピ
ストン１４５よりシリンダの内端部（マンドレルに近い
側の端部）を経て外部へ延在している。各空気圧シリン
ダ１３９の作動は対応する空気弁１２５によって制御さ
れるようになっており、各空気圧シリンダ１３９の作動
が対応する空気圧シリンダ１０７の作動とは反対になる
よう、空気圧シリンダ１３９の外端部は導管１４７によ
り通路１３５と接続され、空気圧シリンダ１３９の内端
部は導管１４９により通路１３３と接続されている。か
くして対応するベルト４１のインナリーチ４１ａの部分
４１ｃがチューブＴを下方へ送給すべく前進せしめられ
るとブレーキシュー１４３が後退せしめられ、インナリ
ーチ４１ａの部分４１ｃが後退せしめられるとブレーキ
シューがチューブに押付けられてその送給を停止させる
。

第６図に解図的に示されている如く、各空気弁１２５は
前述の米国特許節４，２８８，９６５号に於て符号３５
にて示されたプログラマブルコントローラに実質的に対
応するプログラマブルコントローラ１５１により制御さ
れるようになっており、コントローラ１５１は各空気弁
１２５を間欠的に作動させて空気圧シリンダ１０７の細
長いピストン１０９を駆動し、これにより各ベルト４１
のインナリーチ４１ａの部分４１ｃがチューブＴより離
れた後退した位置に位置する前述の第二の位置（第５図
）より、各ベルトの部分４１ｃを前進させてマンドレル
１３により支持されたチューブＴに係合させる前述の第
一の位置（第２図乃至第４図）ヘシフタ９５を移動させ
る。これと同時に各空気圧シリンダ１３９が駆動されて
対応するブレーキシュー１４３が後退せしめられ、これ
によりチューブが解放される。ベルト４１は連続的に運
動しているので、下方へ運動するインナリーチ４１ａは
チューブに係合してこれをマンドレル１３に沿って下方
へ移動させる。所要の一つのパッケージの長さ分のチュ
ーブを下方へ送給すべく、シフタはプログラマブルコン
トローラにより決定される所定の時間チューブを下方へ
駆動するよう前述の第一の位置に維持され、しかる後空
気弁１２５の作動が解除されてピストン１０９が戻され
、これによりベルト４１のインナリーチ４１ａがチュー
ブより離れる前述の第二の位置ヘシフタ９５が戻される
。これと同時に空気圧シリンダ１３９が駆動されてブレ
ーキシューがチューブに押付けられ、これによりチュー
ブのシール及び切断が行われるチューブの停滞中チュー
ブが移動することが阻止される。各シフタ９５がそのア
ウタ位置にあるときには、対応するベルトのアウタリタ
ーンリーチ４１ｂは前進した位置にあり、インナリーチ
４１ａは後退した位置にある（第５図参照）。

各シフタ９５がそのインナ位置へ移動すると、対応する
ベルトのアウタリターンリーチ４１ｂは後退した位置に
位置し、インナリーチの部分４１ｃは前進した位置に位
置する（第２図乃至第４図参照）。各ベルトのインナリ
ーチ４１ａの部分４１の前進はベルトを過剰に伸張する
ことなく行われ、ベルトの長さは実質的に一定であり、
ベルトはアッパプーリ４３がばね９１によって上方へ付
勢されることにより引張り状態に維持される。

上述の如き本発明の連続運動型ベルト装置によれば、チ
ューブ駆動ベルトを駆動し停止させる装置に於ける慣性
が完全に排除される。駆動及び停止時の慣性が排除され
ることにより、ベルトのプーリの直径が増大され、ベル
トの長さが増大され、ベルトの厚さが増大される（これ
らはすべてベルトの寿命を増大させる）よう、ベルト装
置を設計することができる。更にブーりの直径を増大す
ることにより、ベルトのブーりとの摩擦接触を増大させ
てブーりとベルトとの間の滑りの虞れを低減することが
できる。

以上の説明より、本発明の幾つかの目的が達成され、他
の有利な結果が得られることが理解されよう。

以上に於ては本発明を特定の実施例について詳細に説明
したが、本発明はかかる実施例に限定されるものではな
く、本発明の範囲内にて他の種々の実施例が可能である
ことは当業者にとって明らかであろう。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による連続運動型ベルト装置が組込まれ
た立型の形成／充填／密封装置を示す斜視図である。 第２図は第１図に示された一部を第１図よりも大きい尺
・度にて示す正面図であって、チューブをマンドレルに
沿って下方へ送給すべくベルトのチューブ送給リーチが
マンドレルに支持されたチューブに係合する前進したチ
ューブ送給位置にあり、ベルトのリターンリーチが後退
した位置にある状態にてマンドレルの両側に設けられた
ベルトを示す正面図である。 第３図は第２図よりも大きい尺度にて一方のベルトを示
す正面図である。 第４図は幾つかの部材を破断し空気圧シリンダを断面に
て示す第３図と同様の射口である。 第５図は空気圧シリンダを立面図として示し、ベルトの
チューブ送給リーチを後退した位置にて示し、ベルトの
リターンリーチを前進した位置にて示し、幾つかの空気
通路を射口的に示す第４図と同様の射口である。 第６図は幾つかの部材を破断して示す第５図の線６−６
に沿う矢視図である。 第７図は一方のベルト組立体を示す分解斜視図である。 １・・・形成／充填／密封装置、３・・・成形装置、５
・・・シール装置、７・・・支持装置、９．１１・・・
縁部。 １３・・・マンドレル、１５・・・シール装置、１７・
・・シールバー、１９．２１・・・ロール、２３・・・
駆動装置。 ３９・・・送給装置、４１・・・ベルト、４３．４５・
・・プーリ、４７・・・支持体、４９・・・背壁、５１
・・・段差部。 ５３・・・上壁、５５・・・下壁、５７・・・側壁、５
９・・・開口部、６１・・・ブラケット構造体、６３・
・・駆動軸。 ６５・・・軸受、６７・・・駆動装置、６９・・・軸、
７１・・・摺動部材、７３・・・ボア、７５・・・ガイ
ドブロック。 ７７・・・ねじ、７９．８１・・・ウェブ、８３・・・
延長部。 ８５・・・孔、８９・・・溝、１・・・ばね、９３・・
・駆動装置。 ９５・・・シフタ、９７・・・プレート、９９・・・リ
ブ、１０１．１０３・・・ローラ、１０５・・・駆動装
置、１０７・・・空気圧シリンダ、１０９・・・ピスト
ン、１１１・・・シール、１１３・・・ビン、１１５・
・・溝、１１７・・・ブッシング、１１９．１２１・・
・ねじ、１２３・・・支柱、１２５・・・空気弁、１２
７・・・人口ポート、１３１・・・排気ポート、１３７
・・・保持装置、１３９・・・空気圧シリンダ、１４１
・・・ピストンロッド、１４３・・・ブレーキシュー　
１４５・・・ピストン、１５１・・・コントローラ ＦＩＧ、１ 特許出願人　　ヘイセン・マニュファクチュアリング・
カンパニ 代　　理　　人　　　弁　　理　　士　　　明　　石　
　昌　　毅Ｆ　ｌ　６．２ 、・／３ ＦＩＧ、４

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. （１）パッケージを形成し充填し密封する方法であって
   、可撓性を有する包装材料のウェブが供給源より下方へ
   延在するマンドレルの周りにてウェブをチューブに成形
   する装置上へ移動し、前記チューブは前記マンドレルの
   外側にて下方へ延在する複数個のエンドレスベルトのリ
   ーチにより一つのパッケージの長さ分前記マンドレルに
   沿って前記マンドレルの下端より下方へ間欠的に送給さ
   れる方法にして、 前記リーチを含むエンドレス経路に沿ってアッパ及びロ
   ア案内装置の周りに移動するよう各ベルトを案内する工
   程であって、前記リーチは前記アッパ案内装置より前記
   ロア案内装置まで下方へ延在し、前記リーチの上端及び
   下端は前記材料の厚さよりも僅かに大きい距離だけ前記
   マンドレルの外面より隔置され、これにより前記マンド
   レル上の前記チューブの外面より僅かに隔置され、前記
   案内装置は前記リーチの前記上端及び前記下端が前記チ
   ューブの前記外面より隔置された状態に維持されるよう
   実質的に前記マンドレルに対し相対的に水平方向に変位
   することがないよう保持される工程と、 前記上端と前記下端との間の前記リーチの中間部は実質
   的に前記案内装置を水平方向に変位させることなく前記
   マンドレルに対向する面が前記チューブより離れる後退
   した位置より前記面が前記チューブに係合する前進した
   位置まで変位可能であることと、 前記ベルトを連続的に駆動して前記リーチを連続的に下
   方へ移動させる工程と、 実質的に前記アッパ案内装置及び前記ロア案内装置を水
   平方向に変位させることなく各ベルトの前記リーチの前
   記中間部を前記チューブより離れる前記後退した位置よ
   り前記マンドレルへ向けて前記チューブに係合する前記
   前進した位置まで間欠的に駆動し、前記マンドレルに沿
   って前記チューブを一つのパッケージの長さ分下方へ送
   給するよう前記ベルトの直線運動に関連付けられた送給
   時間前記中間部を前記チューブに係合した状態に維持す
   る工程と、 前記リーチの前記中間部を前記送給時間の終了時に前記
   後退した位置へ戻す工程と、 を含む方法。
2. （２）パッケージを形成し充填し密封する方法であって
   、可撓性を有する包装材料のウェブが供給源より下方へ
   延在するマンドレルの周りにてウェブをチューブに成形
   する装置上へ移動し、前記チューブは前記マンドレルの
   外側にて下方へ延在する複数個のエンドレスベルトの送
   給リーチによりーつのパッケージの長さ分前記マンドレ
   ルに沿って前記マンドレルの下端より下方へ間欠的に送
   給される方法にして、 前記送給リーチを含むエンドレス経路に沿って移動する
   よう各ベルトを案内する工程であって、上端と下端との
   間の前記送給リーチの部分は前記マンドレルに対向する
   面が前記チューブより離れる後退した位置より前記面が
   前記チューブに係合する前進した位置まで変位可能であ
   る工程と、前記ベルトを連続的に駆動して前記送給リー
   チを連続的に下方へ移動させる工程と、 各ベルトの前記送給リーチの前記部分を前記チューブよ
   り離れる前記後退した位置より前記マンドレルへ向けて
   前記チューブに係合する前記前進した位置まで間欠的に
   駆動し、前記マンドレルに沿って前記チューブを一つの
   パッケージの長さ分下方へ送給するよう前記ベルトの直
   線運動に関連付けられた送給時間前記部分を前記チュー
   ブに係合した状態に維持する工程と、 前記送給リーチの前記部分を前記送給時間の終了時に前
   記後退した位置へ戻す工程と、 前記送給リーチの前記部分が前記前進した位置へ駆動さ
   れ前記部分が前記後退した位置へ戻る場合にも各ベルト
   の長さが実質的に一定に維持されることと、 各ベルトの前記送給リーチの前記部分は前記エンドレス
   経路の内側より前記前進した位置へ駆動されることと、 を含み、各ベルトが案内される前記エンドレス経路は前
   記ベルトのうち前記送給リーチとは反対側のリターンリ
   ーチを含み、該リターンリーチは前記送給リーチの前記
   部分が前記後退した位置にあるときには前進した位置に
   位置し、前記送給リーチの前記部分が前記前進した位置
   へ移動すると後退した位置へ移動する方法。
3. （３）パッケージを形成し充填し密封する装置であって
   、下方へ延在するマンドレルと、可撓性を有する包装材
   料のウェブを前記マンドレルの周りにてチューブに成形
   する装置と、前記マンドレルを経て前記マンドレルの下
   端より下方へ前記チューブを一つのパッケージの長さ分
   間欠的に送給するチューブ送給装置とを有する装置にし
   て、前記チューブ送給装置は、 前記マンドレルの外側に配置されそれぞれ下方へ延在し
   前記マンドレルに対向するチューブ送給リーチを有する
   複数個のエンドレスベルトと、前記リーチを含むエンド
   レス経路に沿って移動するよう各ベルトを案内するアッ
   パプーリ及びロアプーリであって、前記リーチは前記ア
   ッパプーリより前記ロアプーリまで下方へ延在し、それ
   ぞれ前記アッパプーリ及び前記ロアプーリに於ける前記
   リーチの上端及び下端は前記材料の厚さよりも僅かに大
   きい距離だけ前記マンドレルの外面より隔置され、これ
   により前記マンドレル上の前記チューブの外面より僅か
   に隔置され、前記プーリは前記リーチの前記上端及び前
   記下端が前記チューブの前記外面より隔置された状態に
   維持されるよう実質的に前記マンドレルに対し相対的に
   水平方向に変位することがないよう保持されたアッパプ
   ーリ及びロアプーリと、 前記上端と前記下端との間の前記リーチの中間部は実質
   的に前記アッパプーリ及び前記ロアプーリを水平方向に
   変位させることなく前記マンドレルに対向する面が前記
   チューブより離れる後退した位置より前記面が前記チュ
   ーブに係合する前進した位置まで変位可能であることと
   、 前記ベルトを連続的に駆動して前記リーチを連続的に下
   方へ移動させる装置と、 実質的に前記アッパプーリ及び前記ロアプーリを水平方
   向に変位させることなく各ベルトの前記リーチの前記中
   間部を前記チューブより離れる前記後退した位置より前
   記マンドレルへ向けて前記チューブに係合する前記前進
   した位置まで間欠的に駆動し、前記マンドレルに沿って
   前記チューブを一つのパッケージの長さ分下方へ送給す
   るよう前記ベルトの直線運動に関連付けられた送給時間
   前記中間部を前記チューブに係合した状態に維持する装
   置と、 前記リーチの前記中間部は前記送給時間の終了時に前記
   後退した位置へ戻ることと、 を含む装置。
4. （４）パッケージを形成し充填し密封する装置であって
   、下方へ延在するマンドレルと、可撓性を有する包装材
   料のウェブを前記マンドレルの周りにてチューブに成形
   する装置と、前記マンドレルを経て前記マンドレルの下
   端より下方へ前記チューブを一つのパッケージの長さ分
   間欠的に送給するチューブ送給装置とを有する装置にし
   て、前記チューブ送給装置は、 前記マンドレルの外側に配置されそれぞれ下方へ延在し
   前記マンドレルに対向するチューブ送給リーチを有する
   複数個のエンドレスベルトと、前記送給リーチを含むエ
   ンドレス経路に沿って移動するよう各ベルトを案内する
   装置であって、上端と下端との間の前記送給リーチの部
   分は前記マンドレルに対向する面が前記チューブより離
   れる後退した位置より前記面が前記チューブに係合する
   前進した位置まで変位可能である装置と、前記ベルトを
   連続的に駆動して前記送給リーチを連続的に下方へ移動
   させる装置と、 各ベルトの前記送給リーチの前記部分を前記チューブよ
   り離れる前記後退した位置より前記マンドレルへ向けて
   前記チューブに係合する前記前進した位置まで間欠的に
   駆動し、前記マンドレルに沿って前記チューブを一つの
   パッケージの長さ分下方へ送給するよう前記ベルトの直
   線運動に関連付けられた送給時間前記部分を前記チュー
   ブに係合した状態に維持する装置と、 前記送給リーチの前記部分は前記送給時間の終了時に前
   記後退した位置へ戻ることと、 各ベルトに対応して設けられ、前記送給リーチの前記部
   分が前記前進した位置へ駆動され前記部分が前記後退し
   た位置へ戻る場合にも前記ベルトの長さを実質的に一定
   に維持する装置と、 各ベルトの前記送給リーチの前記部分を間欠的に駆動す
   る前記装置は前記ベルトの前記エンドレス経路の内側に
   設けられていることと、 各ベルトを案内する前記装置は前記送給リーチとは反対
   側のリターンリーチを含むエンドレス経路に沿って前記
   ベルトを案内する装置と、前記送給リーチの前記部分が
   前記後退した位置にあるときには前記リターンリーチを
   前進した位置に保持し前記送給リーチの前記部分が前記
   前進した位置にあるときには前記リターンリーチを後退
   した位置に保持する装置とを含んでいることと、 を含む装置。