JPH0257487A - 自動車のカバー開閉装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、自動車用塗装ラインシステムに係り、特にカ
バー開閉装置の適切な制御を行うことができる自動車用
塗装ラインシステムに関する。

〔従来技術〕

第４図に本発明の背景となる従来の自動車用塗装ライン
システムの一例を示す。

第４図に示すように、従来の自動車用塗装ラインシステ
ムでは、コンベヤライン２０に乗って搬送されてくる自
動車ボディのカバー類を開閉する場合、そのカバー類に
装着された治具２１，２２をカバー開閉装置２３．２４
の垂直アーム２５゜２６に水平アーム２７．２８を介し
て設けられた治具クランプ２９．３０によって待ち上げ
、前記水平アーム２７．２８を垂直方向へ昇降させるこ
とにより開閉する。

従来の塗装システムでは、上記カバー類の開閉を空間的
に固定されている光電管３１，３２，３３．３４で検出
し、カバー類の開状態及び閉状態を確認している。

〔発明が解決しようとする課題〕

このような従来の自動車用塗装ラインシステムでは、光
電管が固定されているためカバー類の開閉を開動作中、
閉動作中、常に検出することは不可能である。このため
、カバー類の開き始めから開き終りまで、閉し始めから
閉じ終りまでの制御。

あるいは、カバー類を開く場合、自動車ボディの位置ず
れやカバー類のヒンジが固くて開ききらない等の異常を
検出し、ＩｔｌＪ？Ｉすることができない。

また、光電管のセンサ部が直接外気にさらされているた
め塗料で遮光される等検出性が低い。

従って、本発明の主たる目的は、カバー類の開又は閉動
作の途中においてもカバー開閉装置にかかる外力を検出
して開閉制御を正確に行うことができる自動車用塗装ラ
インシステムを提供することである。

〔課題を解決するための手段〕

上記目的を達成するために本発明が採用する主たる手段
は、自動車を搬送しながらそのカバー類を、カバー開閉
装置により開閉し、内部の塗装を行う自動車用塗装ライ
ンシステムにおいて、上記カバー開閉装置の手首部に接
触検出センサを設けると共に、該接触検出センサからの
信号に応して、上記カバー開閉装置によるカバー類の開
閉制御を行うようにした点を要旨とする自動車用塗装ラ
インシステムである。

〔作用〕

本発明によれば、カバー類を開ける場合、カバー類の荷
重により、カバー開閉装置の手首部に設けられた接触検
出センサが作動し、該接触検出センサからの信号により
カバー類の量制御が行われ、カバー類を閉める場合も同
様にして閉制＋７１が行われる。

〔実施例〕

本発明の一実施例に係るシステム装置を第１図乃至第３
図に示す、ここに第１図は、この実施例に用いるカバー
開閉装置の手首部の正断面図、第２図（ａ）は、第１図
に示した手首部の側断面図、第２図ら）は、第２図（ａ
）におけるＢ−Ｂ矢視断面図。

第３図は、このカバー開閉装置を用いたシステム装置の
斜視図である。

この実施例塗装ラインシステムに用いるカバー開閉装置
の手首部Ａには、第１図に示すようにＬ字状の治具クラ
ンプ２が先端に設けられている。

該治具クランプ２は、一端にネジ部８を有するシャフト
３に連結されている。該シャフト３のネジ部８には、下
面に仮バネ５．５を有し、その反対側の上面にブラケッ
ト３５を介して反射式光電管１３が固着されたディスク
３６がナツト３７により取付位置可変に係止されている
。

そして、第２図（ａ）に示すように上記ディスク３６の
下面は、マイクロスイッチ等の接触検出センサ１０に当
接している。この接触検出センサ１０は上下にそれぞれ
穴４６．４７を有するフローティングシャフト４に固着
されている。該フローティングシャフト４は円筒状ケー
シング６の底面に固着されている。また、上記ディスク
３６は、これと上記フローティングシャフト４の下方と
の間に介在する上記仮バネ５により、上方へ付勢されて
いる。

上記フローティングシャフト４の上方の穴４６には、ボ
ルト４日が逆向きに挿入されており、その頭部３８によ
り上記フローティングシャフト４を介して円筒状ケーシ
ング６を吊設し、その他端のネジ部１１には、第２図山
）に示すように、上下方向に摺動自在なディスク３９が
ナン）４０により係止されている。

ディスク３９はガイドビン１７．１７がガイド溝１８に
摺動自在に嵌入されていることにより図の上下方向へ案
内される。

上記ディスク３９と水平アームＩ４に固着された円筒状
ケーシング４１の底面との間にはコイルバネ１２が介在
し、該コイルハネ１２により上記ボルト４日及びフロー
ティングシャフト４を介して、円筒状ケーシング６を上
方に付勢している。

そして、静電塗装時に帯電印可された塗料が付着しない
ように樹脂等の！電性のない材質で形成された円筒状ケ
ーシング１５及びゴムカバー７゜１６が上記手首部を覆
っている。

従って、第３図に示すようにコンベヤラインに乗って自
動車ボディが所定位置まで搬送されてくると、自動車ボ
ディのカバー類に装着された治具１が、カバー開閉装置
４２の垂直アーム４３に水平アーム１４を介して設けら
れた手首部Ａの治具クランプ２によって持ち上げられる
。すると、第１１１１に示すように治具夏を介してカバ
ー類の荷重が治具クランプ２にかかり、シャフト３及び
ディスク３６を介して仮バネ５，５が撓む、この変位を
接触検出センサ１０が検出し、治具１を持ち上げたこと
が確認される。

上記確認後、手首部Ａを更に持ち上げて、カバー類を開
けていくと、更に荷重が治具クランプ２にかかり、板バ
ネ５．５が所定量以上撓むとディスク３６とフローティ
ングシャフト４の下方の凸部４５とが当接する。このよ
うにフローティングシャフト４が引っ張られると、ボル
ト４８及びディスク３９を介して、コイルバネ１２が圧
縮されて、円筒状ケーシング６が下降する。

上記円筒状ケーシング６の下降した距離は反射式光電管
１３で検出される。従って、反射式光電管１３からの出
力により治具クランプ２にかかった外力を測定すること
によりカバー類の開閉制御が行われる。

例えば、外力が大きすぎれば、水平アーム１４の上昇速
度を抑えたり、停止させたりする。また小さすぎる時は
外力が増大する方向へ戻す等の制御を行う。

なお、第１図に示すようにフローティングシャフト４に
と７９を突設し、ディスク３６に挿入することにより治
具り°ランプ２の回転を防止することができる。また、
第２図（ｂ）に示すようにガイドピン１７がガイド溝１
８内を上下方向に摺動し、且つガイドビン１７の軸芯を
回転中心として振り子運動を行いうるようにすることに
より、自動車ボディの位置ずれを吸収することができる
。

また、ボディの位置ずれが大きいためや、カバーｉのヒ
ンジが固くて開ききらない等の異常を検出するための反
射式光電管１３の出力値は、この反射式光電管１３の取
付位置を変えることにより容易に変更することができる
。

〔発明の効果］ 本発明によれば、自動車を搬送しながらそのカバーｉを
、カバー開閉装置により開閉し、内部の塗装を行う自動
車用塗装ラインシステムにおいて、上記カバー開閉装置
の手首部に接触検出センサを設けると共に、該接触検出
センサからの信号に応じて、上記カバー開閉装置による
カバー類の開閉制御を行うようにしたことを特徴とする
自動車用塗装ラインシステムであるから、カバー類の開
閉を開動作中、閉動作中宮に検出、制御することができ
、また異常が発生した場合も、その異常を検出し、制御
することができるので、カバー開閉装置の駆動を正確に
行うことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、この実施例に用いるカバー開閉装置の手首部
の正断面図、第２図（ａ）は、第１図に示した手首部の
側断面図、第２図（ｂ）は、第２図（ａ）におけるＢ−
Ｂ矢視断面図、第３図は、このカバー開閉装置を用いた
システム装置の斜視図である。また第４図は、本発明の
背景となる従来の自動車用塗装ラインシステムの一例を
示す概略側面図である。 〔符号の説明〕 １０・・・接触検出センサ １３・・・反射式光電管 ４２・・・カバー開閉装置。 第３図 （ｂ） 第４１

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）自動車を搬送しながらそのカバー類を、カバー開
   閉装置により開閉し、内部の塗装を行う自動車用塗装ラ
   インシステムにおいて、 上記カバー開閉装置の手首部に接触検出センサを設ける
   と共に、該接触検出センサからの信号に応じて、上記カ
   バー開閉装置によるカバー類の開閉制御を行うようにし
   たことを特徴とする自動車用塗装ラインシステム。