JPH0256099B2 - - Google Patents

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JPH0256099B2
JPH0256099B2 JP60120103A JP12010385A JPH0256099B2 JP H0256099 B2 JPH0256099 B2 JP H0256099B2 JP 60120103 A JP60120103 A JP 60120103A JP 12010385 A JP12010385 A JP 12010385A JP H0256099 B2 JPH0256099 B2 JP H0256099B2
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JP
Japan
Prior art keywords
air
hollow pipe
laser
water
treatment device
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP60120103A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61279240A (ja
Inventor
Yuzuru Doi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pentax Corp
Original Assignee
Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd filed Critical Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
Priority to JP60120103A priority Critical patent/JPS61279240A/ja
Publication of JPS61279240A publication Critical patent/JPS61279240A/ja
Publication of JPH0256099B2 publication Critical patent/JPH0256099B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 a 技術分野 この発明は、医療用として患部組織を凝固させ
て治療するレーザ治療装置の送気、送水機構、即
ちレーザフアイバの先端部より汚物防止用の送
気、又は主に血液排除用の送水を行なう機構の改
良技術に関する。
b 従来技術及びその問題点 医療用レーザ治療装置では、周知のように、患
部へのパワーレーザ光の照射時に、患部の飛散物
や破壊物等の異物がレーザフアイバの先端に付着
すると、そのことが原因でレーザフアイバ先端部
に熱破損が生じるため、上記異物を従来よりガス
ジエツト又は空気流等で飛散させることにより、
レーザフアイバ先端部への異物の付着防止を行な
つている。
また、患部組織に出血が生じた時などには、レ
ーザフアイバの先端部より流水して血液除去を行
なうことで、視野域の確保を図つている。
このように、レーザ治療装置には従来よりレー
ザフアイバの先端部の保護及び血液や汚物の排除
を日的として、中空パイプ内にレーザフアイバを
挿入して、レーザフアイバと中空パイプの内壁と
の間隙を利用して、送気や送水を行なう工夫がな
されている。
しかしながら、一般のレーザ治療(メス)装置
には、レーザフアイバの先端部からガスジエツト
を噴射するための送気機構は備わつていても、送
水を行なう特別の機構は備わつておらず、例えば
蒸留水をレーザフアイバの先端部より噴出させる
ためには、レーザフアイバの導入口までの送気経
路に送水ポンプ乃至は送水タンクなど大掛りな送
水機構を設置して送水を行なわなければならず面
倒であつた。
また、一度中空パイプに蒸留水を通すと、どう
しても水滴が残るため、例えば5m以上の長いレ
ーザフアイバを使用するときなどには、中々水滴
を排除出来ず、ガス或は空気を噴射するための切
換を行なつた時に不都合が生じるばかりか、消毒
作業にも悪影響を及ぼし、非常に問題であつた。
c 目的 この発明は、このような問題点を解消するため
になされたものであり、レーザフアイバ先端部よ
り例えばエアジエツト及び流水を行なう時、エア
ジエツトの場合には従来方法を採り、流れの場合
には送水ポンプなどの大掛りな送水機構を用いず
に従来よりある送気機構を利用して送水を簡単に
行ない得るようにしたレーザ治療装置の送気、送
水機構を提供しようとするものである。
d 実施例の構成 以下、この発明の実施例を添付図面の第1図乃
至第3図を参照しながら説明する。
第1図は、この発明の一実施例を示すレーザ治
療装置の外観図である。
同図において、1はレーザ治療装置本体であ
り、パワーレーザ光を発振される装置や各種制御
装置が内蔵されている。2は取付具であり、後述
するレーザフアイバを挿通させた中空パイプ3を
レーザ治療本体1に接続する役目を果す。
なお、この取付具2によつて中空パイプ3を接
続すると、内挿したレーザフアイバの端部からパ
ワーレーザー光が入射し得る状態になると共に、
中空パイプ3の内壁とレーザフアイバとの間隙に
送気を行ない得る状態となるようになつている。
4は送気、送水切換機構であり、連結環5と切
換環6とからなり、切換環6には送気用チユーブ
7、液体槽としての蒸留水タンク8、及び流水用
チユーブ9が直列に接続されている。
この送気、送水切換機構の詳細を第2図及び第
3図を参照して説明すると、連結環5は中途で2
つに分割した中空パイプ3の両分割端部を図示の
ように所定量離間させた状態で固定しており、そ
の離間空間は中空パイプ3に挿通させたレーザフ
アイバ10を中央部に挿通させた閉塞部材として
の例えばゴム製のパツキング11によつて第1室
12及び第2室13に気密及び水密に分割されて
いる。
また、この連結環5は、端部に抜け止用のフラ
ンジ部を有する第1の環5aと第2の環5bとを
互いに螺合して形成してあり、第1の環5a側に
は夫々第1室12及び第2室13と外部とを連通
させる孔5c,5dを穿設してある。
次に、切換環6は、連結環5の外周にOリング
を介して気密及び水密な状態で摺動自在に装着し
てある。そして、この切換環6には、内周面を所
要の幅で切り欠いた連絡溝6aと、内周面まで貫
通する空気用ニツプル14と、、連結溝6aに連
通する水用ニツプル15とを設けてある。
但し、連絡溝6aの幅は、第1の環5aに穿設
した孔5c,5dを連通させるに足る幅で且つ切
換環6の摺動ストローク以上の幅とし、その切欠
位置は、切換環6を第2図に示すように第1の環
5aのフランジ部側に当接させた時に孔5c,5
dを連通させる位置とする。
また、空気用ニツプル14の貫通位置は、切換
環6を第3図に示すように第2の環5bのフラン
ジ部側に当接させた時に第1の環5aに穿設した
孔5cと連通する位置とする。
このようにすれば、切換環6を第2図に示す第
1の摺動位置、即ち切換環6の一端が第1の環5
aのフランジ部に当接する位置に位置させると、
空気導入側の第1室12と第2室13とが孔5
c、連絡溝6a、及び孔5dを介して直接連通
し、且つ空気用ニツプル14が閉塞されるように
なると共に、切換環6を第3図に示す第2の摺動
位置、即ち切換環6の他端が第2の環5bのフラ
ンジ部に当接する位置に位置させると、空気導入
側の第1室12が空気用ニツプル14と連通し、
且つ他方の第2室13が孔5d及び連絡溝6aを
介して水用ニツプル15と連通するようになる。
次に、送気用チユーブ7は、一端が空気用ニツ
プル14に接続され、他端が密閉した蒸留水タン
ク8における蒸留水16の水面上の空間17に連
通する送気管18に接続されている。
また、流水用チユーブ9は、一端が水用ニツプ
ル15に接続され、他端が蒸留水タンク8におけ
る蒸留水16中と連通する流水管19に接続され
ている。
したがつて、切換環6が第3図に示す第2の摺
動位置に位置している時には、第1室12が蒸留
水タンク8の空間に連通すると共に、第2室13
が蒸留水16中と連通する。
なお、両図中において、20はセンタリング金
具であり、中空パイプ3の先端部においてレーザ
フアイバ10をその中心部に固定し、且つその外
周に多数設けた溝20aを介して中空パイプ3の
内壁とレーザフアイバ10との間隙から送られて
くる空気又は蒸留水16を外部に噴出するように
なつている。
e 実施例の作用 先ず、従来より装備されている図示しない送気
機構を操作して、中空パイプ3の先端から空気
(又は所要のガス)を噴出させる場合は、予め送
気、送水切換機構4の切換環6を第2図に示すよ
うに、第1の摺動位置に切り換えておく。
このようにしておけば、中空パイプ3を通つて
来た空気は、先ず第1室12に導入され、その導
入された空気は孔5cから連絡溝6aを通つて孔
5dから第2室13に達し、再び中空パイプ3を
通つて、その先端へと導かれる。
中空パイプ3の先端部には、フアイバセンタリ
ング用のセンタリング金具20が固設されてい
て、上記空気はセンタリング金具20の溝20a
を介して中空パイプ3の先端から噴射する。
なお、この時、空気の一部は水用ニツプル15
から流気するが、空気用ニツプル14の端部が閉
塞されているため、空気漏れは起らない。
次に、中空パイプ3の先端から蒸留水16を噴
出させる場合には、送気、送水切換機構4の切換
環6を第3図に示すように、第2の摺動位置に切
り換える。
このようにすれば、中空パイプ3を通つて来た
空気(又はガス)は、第1室12に導入された
後、孔5cから空気用ニツプル14を通り、送気
用チユーブ7及び送気管18を介して蒸留水タン
ク8の空間17に送り込まれるようになる。
そして、送り込まれた空気は、蒸留水タンク8
内の蒸留水16の水面に圧力を掛けることになる
から、その圧力量に応じた蒸留水16が流水管1
9から押し出される。
そして、その押し出された蒸留水16は、流水
用チユーブ9及び水用ニツプル15を介して連絡
溝6aに達し、そこから孔5d及び第2室13を
介して中空パイプ3に流入して、その先端部に導
かれ、センタリング金具20の溝20Aを介して
外部に流出する。
このように、この実施例によれば非常に簡単な
構造の送気、送水切換機構4における切換環6を
スライドさせるだけで、送気と送水の切り換えが
できる。
f 発明の効果 以上のように、この発明によれば、従来のレー
ザ治療装置に備わつている送気機構を利用して、
レーザフアイバ先端部からの送気と送水の切り換
えをワンタツチ操作で簡単にできる。
したがつて、特に近年よく用いられる接触型ロ
ツドの瘉着防止用の蒸留水の流水を行なう場合に
効果が大きい。
また、大掛りな送水ポンプを用いないで済むこ
ともあつて、消毒が非常に簡単にできて、しかも
製作費が低廉で済むなど、その効果は極めて大き
い。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の一実施例を示すレーザ治
療装置の外観図、第2図及び第3図は、夫々第1
図における送気、送水切換機構4まわりの詳細構
造を異なる切換状態で示す拡大断面図である。 1……レーザ治療装置本体、2……取付具、3
……中空パイプ、4……送気、送水切換機構、5
……連結環、6……切換環、7……送気用チユー
ブ、8……蒸留水タンク(液体槽)、9……流水
用チユーブ、10……レーザフアイバ、11……
パツキング、(閉塞部材)12……第1室、13
……第2室、16……蒸留水、17……空間。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 パワーレーザ光を伝送して患部に照射するレ
    ーザフアイバと、このレーザフアイバを挿通させ
    た中空パイプと、この中空パイプと前記レーザフ
    アイバとの間隙を介して送気を行なつて、前記中
    空パイプの先端より気体を噴出させるレーザ治療
    装置において、 中途で2つに分割した前記中空パイプの両分割
    端部を所定量離間させた状態で固定すると共に、
    その離間空間が前記レーザフアイバを中央部に嵌
    挿させた閉塞部材によつて2室に分割されている
    連結環と、 この連結環の外周に摺動自在に装着され、前記
    分割された2室を第1の摺動位置で直接連通させ
    ると共に、第2の摺動位置で液体槽を介して連通
    させる切換環とを設けて構成したことを特徴とす
    るレーザ治療装置の送気、送水機構。 2 前記切換環を前記第2の摺動位置に位置させ
    ている時に、前記分割された2室のうちの気体導
    入側の一方が密閉された液体槽における液面上の
    空間に連通し、他方が液体槽の液中と連通してな
    る特許請求の範囲第1項記載のレーザ治療装置の
    送気、送水機構。
JP60120103A 1985-06-03 1985-06-03 レ−ザ治療装置の送気,送水機構 Granted JPS61279240A (ja)

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JP60120103A JPS61279240A (ja) 1985-06-03 1985-06-03 レ−ザ治療装置の送気,送水機構

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Publication Number Publication Date
JPS61279240A JPS61279240A (ja) 1986-12-10
JPH0256099B2 true JPH0256099B2 (ja) 1990-11-29

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