JPH025571Y2 - - Google Patents

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JPH025571Y2
JPH025571Y2 JP10020985U JP10020985U JPH025571Y2 JP H025571 Y2 JPH025571 Y2 JP H025571Y2 JP 10020985 U JP10020985 U JP 10020985U JP 10020985 U JP10020985 U JP 10020985U JP H025571 Y2 JPH025571 Y2 JP H025571Y2
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JP
Japan
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main body
lid
groove
electromagnetic shielding
gasket
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JP10020985U
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JPS628684U (ja
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  • Casings For Electric Apparatus (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案の通信機器用筐体は例えばCATV用増
幅器の筐体として利用されるものである。
(従来技術) 従来の通信機器用筐体は第7図に示したよう
に、ダイカスト製の本体aと蓋体bとからなる。
この本体aと蓋体bは形状が全く異なるため従来
は夫々異なる金型で別々に成型されていた。
(考案が解決しようとする問題点) 別々の金型を使用するため金型代が高く、また
金型の製作に時間がかかるという問題があつた。
(問題点を解決するための手段) 本考案の目的は上記の問題を解決するため本体
と蓋体の形状及び寸法を接栓座を除いて同じにし
て一つの金型で本体と蓋体とを成型できるように
することにある。
本考案の通信機器用筐体は接栓座1を有する本
体2と接栓座1を有しない蓋体3とが蝶番4によ
り開閉自在に連結され、本体2と蓋体3の対向縁
5a,5bに防水パツキン溝6と電磁シールド溝
7とが形成され、防水パツキン溝6には防水パツ
キン8が、電磁シールド溝7には電磁シールドパ
ツキン9が嵌入されている筐体において、本体2
の接栓座1を除いた部分の形状及び寸法を蓋体3
の形状及び寸法と同一にし、本体2と蓋体3の一
辺10の幅方向中心O−Oから不等長の位置に二
つの蝶番片11,12が形成されてなる。
(実施例) 本体2を成型するには第5図に示したように分
解自在とした四個の金型A,B,C,Dを使用し
てアルミダイカスチングにより行なう。この場合
金型C,Dは入れ子構造にして第6図に示すよう
な形状の金型E,Fと交換可能とし、接栓座1が
突出されている本体2を成型する場合は金型C,
Dを使用し、接栓座1のない蓋体3を成型する場
合は金型E,Fを使用する。金型C,Dを使用す
れば凹部Gに湯が流れ込んで接栓座1が形成され
る。
本体2、蓋体3を形成する場合、蝶番4を構成
する蝶番片11,12も一体成型される。この蝶
番片11,12は第3図に示したように本体2、
蓋体3の一辺10の左右二個所に二枚ずつ設けら
れている。しかもこの蝶番片11,12は本体
2、蓋体3の幅方向中央部(O−O線の位置)か
ら距離L1,L2の異なる不等長の位置に形成さ
れている。また蝶番片11,12には連結用の横
穴が形成されている。
本体2と蓋体3とは第2図に示したように両者
の蝶番片11,12を互い違いに嵌合し、この状
態で蝶番片11,12の横穴に軸を通して開閉自
在なるよう連結される。
防水パツキン溝6は本体2と蓋体3の夫々の対
向縁5a,5bの全周に形成されている。
電磁シールド溝7は本体2と蓋体3の夫々の対
向縁5a,5bの半周にだけ形成されている。こ
れにより接栓座1を除いた部分の形状及び寸法が
同一である本体2と蓋体3を第2図のように連結
したとき、本体2の電磁シールド溝7と蓋体3の
電磁シールド溝7の位置が左右逆になつて両電磁
シールド溝7で対向縁5a,5bを一周するよう
にしてある。
電磁シールド溝7に嵌入する電磁シールドパツ
キン9としては、例えば従来から使用されている
紐状のスポンジの全周を金属ネツトで被覆したも
のを使用する。
電磁シールド効果を万全にするためには電磁シ
ールド溝7を対向縁5a,5bの半周よりやや長
くし、しかも同溝7の端部にその溝7よりも面積
が広い収容部15を形成するのがよい。このよう
にすれば本体2と蓋体3の両電磁シールド溝7に
電磁シールドパツキン9を嵌入して本体2と蓋体
3を閉じたとき同パツキン9の端部同志が互いに
重なり合つて同パツキン9の端部間に切れ目がで
きず電磁シールド効果が完全になる。この場合重
なり合つた電磁シールドパツキン9の端部は多少
つぶれて横に広がるが、それは電磁シールド溝7
の端部の収容部15に収容され、本体2と蓋体3
とを閉じたとき両者の対向縁5a,5b間に隙間
ができない。
防水パツキン溝6に嵌入される防水パツキン8
としては従来から使用されているゴム製パツキン
とかプラスチツク製パツキン或はその他の適宜の
パツキンを使用し、これを本体2と蓋体3の両方
の防水パツキン溝6に嵌入する。
(考案の効果) 本考案の通信機器用筐体は以下のような各種の
効果を有する。
(1) 本体2の形状及び寸法が接栓座1の部分を除
いて蓋体3の形状及び寸法と同じであるため、
成型に用いる金型のうち接栓座部分の金型C,
Dを交換可能な入れ子構造とし、それを交換す
るだけで他は同じ金型を使用して本体2と蓋体
3を成型することができる。
(2) 本体2と蓋体3を同じ金型で成型できるので
金型代も、金型の製作に要する時間も半減し、
筐体の製造コストが低減され、安価な筐体を提
供することができる。
(3) 本体2と蓋体3の夫々に形成される蝶番片1
1,12が本体2又は蓋体3の幅方向中央から
不等長の位置に形成されているため、第2図の
ように本体の蝶番片11と蓋体の蝶番片12と
を嵌合させて本体2と蓋体3を連結した場合、
本体2と蓋体3が幅方向側方にずれてはみ出す
ことがない。
(4) 実用新案登録請求の範囲第2項に記載のよう
に電磁シールド溝6を本体2と蓋体3の対向縁
5a,5bの半周ずつに形成すれば、本体と蓋
体を第2図のように連結したとき両体の電磁シ
ールド溝7で対向縁5a,5bを一周すること
になる。このため夫々の電磁シールド溝7に電
磁シールドパツキン9を嵌入すれば本体と蓋体
を閉じたとき本体と蓋体の全周が確実に電磁シ
ールドされる。
(5) 実用新案登録請求の範囲第2項に記載のよう
に、電磁シールド溝6の端部に収容部15を形
成すれば、本体と蓋体に嵌入する電磁シールド
パツキン9の端部がオーバラツプしてその端部
がつぶれても、その部分が収容部15に収容さ
れるため本体と蓋体の対向縁5a,5b間に隙
間ができることがない。このため気密が確実に
なる。
(6) 電磁シールド溝6を本体2と蓋体3の対向縁
5a,5bに半周ずつ形成すれば、電磁シール
ドパツキン9が破損した場合破損した半周のパ
ツキンだけを交換すればよいため経済的であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の筐体の一実施例を示す斜視
図、第2図は本考案の筐体の蓋体を開いた状態の
平面図、第3図は筐体の内側平面図、第4図は筐
体にパツキンを嵌入した状態の縦断面図、第5
図、第6図は本体および蓋体の成型説明図、第7
図は従来の筐体の側面図である。 1は接栓座、2は本体、3は蓋体、4は蝶番、
5a,5bは対向縁、6は防水パツキン溝、7は
電磁シールド溝、8は防水パツキン、9は電磁シ
ールドパツキン、11,12は蝶番片。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 接栓座を有する本体と接栓座を有しない蓋体
    とが蝶番により開閉自在に連結され、本体と蓋
    体の夫々の対向縁に防水パツキン溝と電磁シー
    ルド溝とが形成され、防水パツキン溝には防水
    パツキンが、シールド溝には電磁シールトパツ
    キンが嵌入されてなる筐体において、本体の接
    栓座を除いた部分の形状及び寸法を蓋体の形状
    及び寸法と同一にし、本体と蓋体の夫々の一辺
    の幅方向中央から不等長の位置に蝶番片を形成
    してなることを特徴とする通信機器用筐体。 (2) 電磁シールド溝が本体と蓋体の対向縁の少な
    くとも半周に形成され、この溝の端部に収容部
    が形成されている実用新案登録請求の範囲第1
    項記載の通信機器用筐体。
JP10020985U 1985-07-01 1985-07-01 Expired JPH025571Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10020985U JPH025571Y2 (ja) 1985-07-01 1985-07-01

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10020985U JPH025571Y2 (ja) 1985-07-01 1985-07-01

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS628684U JPS628684U (ja) 1987-01-19
JPH025571Y2 true JPH025571Y2 (ja) 1990-02-09

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JPS628684U (ja) 1987-01-19

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