JPH0254753B2 - - Google Patents

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JPH0254753B2
JPH0254753B2 JP62314941A JP31494187A JPH0254753B2 JP H0254753 B2 JPH0254753 B2 JP H0254753B2 JP 62314941 A JP62314941 A JP 62314941A JP 31494187 A JP31494187 A JP 31494187A JP H0254753 B2 JPH0254753 B2 JP H0254753B2
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JP
Japan
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board
prize ball
pachinko machine
attached
electrical
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JP62314941A
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JPS63158086A (ja
Inventor
Shigeru Ichihara
Atsushi Saito
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Daiichi Shokai Co Ltd
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Daiichi Shokai Co Ltd
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Publication of JPH0254753B2 publication Critical patent/JPH0254753B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 この発明はパチンコ機に関するものである。
発明の目的 この発明の目的は、特別な電気知識を要するこ
となく電気機構部間の電気接続処理を容易に行う
ことが可能で、組立作業や交換作業の際の電気機
構部間の誤配線を未然に防止することが可能なパ
チンコ機を提供することにある。
実施例 以下、この発明を具体化した一実施例を図面に
基づいて説明する。はじめに、この実施例のパチ
ンコ機の概略構成を説明すると、パチンコ機の外
枠11の前面には前枠12が開閉可能に取付けら
れ、第2図に示すように、その窓口13の前縁部
には窓枠14が取着されている。その窓枠14に
はその左側においてガラス扉15が前方への開閉
回動可能に取付けられている。ガラス扉15の下
方において、窓枠14にはその左側にて打球供給
器16が前方への開閉可能に支持されている。打
球供給器16の前面を形成するセツト板17には
上皿18が設けられている。
前枠12の下部には下皿19と打球操作用のハ
ンドル20とが配置されている。
又、前枠12の後面には合成樹脂製の基枠21
が固定されており、その基枠21の後面には同じ
く合成樹脂製の基板22がその左側において後方
への開閉回動可能に、かつ取外し可能に支持され
ている。基板22の前面には遊戯盤23が取外し
可能に取付けられている。
そして、前記操作ハンドル20が操作される
と、上皿18上のパチンコ球が打球供給器16に
送出されて、その打球供給器16から打球が打球
部に1個ずつ供給され、それが遊戯盤23上に打
出される。
次に、各部の構成を詳細に説明する。前枠12
の下部において、24は前記下皿19と対応する
賞球通過孔を示す。
第2図から明らかなように、前枠12の後面下
部右側には打球杆25が支持され、前記ハンドル
20の操作に基づいて起動されるモータ(図示し
ない)により連続的に打球動作を行う。第3図に
おいて、ハンドル20の操作により連結紐26を
介して所定角度回動されるように前枠12の後面
下部には作動輪27が支持されるとともに、その
近傍にはマイクロスイツチ28が設けられ、作動
輪27が回動されると、作動片27aによりこの
マイクロスイツチ28がONされる。給出樋29
は上方からの賞球を前記賞球通過孔24を介して
下皿19に導くためのものである。
第1図に示すように前記打球供給器16のセツ
ト板17には上皿18上に開口する賞球給出口4
1が透設されるとともに、第1図および第4図か
ら明らかなように透明カバー42を有する窓口4
3が透設されている。セツト板17の裏面には軸
48により表示レバー44が回動可能に支持さ
れ、その先端表示部44aには「STOP」の表示
が付されている。表示レバー44の基端寄りには
連結レバー45が上端において連結され、第5図
に示すように、その下端には連結孔45aが透設
されるとともに、その連結孔45aに向かつて収
束するガイド面45bが形成されている。又、第
1図に示すように、この打球供給器16には前記
遊戯盤23上の飛走レール46の始端部前面を覆
うレールカバー47が設けられている。
第1図、第2図および第6図に示すように、前
記基枠21は、形状をなす合成樹脂製の上部枠
51と、その上部枠51の下端間に一体状に固着
された同じく合成樹脂製の下部板52とにより構
成されている。前記上部枠51の後部側には前記
遊戯盤23が嵌合される嵌合段差部51aが形成
されている。
第2図に示すように前記下部板52の左右上部
にはそれぞれ肩部53,54が一体形成されてい
る。第7図に示すようにその肩部53,54の後
面53a,54a、前記下部板52の前面52a
および前記嵌合段差部51aの底面51bは同一
平面上に位置している。第2図に示すように、左
側の肩部53には前記賞球給出口41と対応する
賞球通過樋55が一体形成されている。又、両肩
部53,54には固定孔56がそれぞれ透設さ
れ、それらの内周面一側には一点を中心とした等
半径部56aが、上部には直線状部56bおよび
係止段部56cが連続して形成されている。前記
賞球通過樋55の下方において下部板52の前面
には球受け57が固定され、前記ガラス扉15を
開いたときに遊戯盤23上から落下するパチンコ
球を受止めるようになつている。下部板52の中
央下部には前記給出樋29に開口する球通過孔5
8が透設されている。
又、基枠21は前方に開口する断面形状をなし
ていて、その開口部21aが前記窓口13内にわ
ずかに望んでおり、前記窓枠14とガラス扉15
との間から挿入される針金をその開口部から基枠
21の内部に導いて遊戯盤23側へ進入するのを
阻止するようになつている。さらに、前記両肩部
53,54の上部側リブ53b,54bも前記と
同様に針金の侵入を阻止するようになつている。
従つて、このような針金の侵入操作に基づく付勢
行為を未然に防止することができる。
第2図および第7図に示すように、下部板52
の右側前面には合成樹脂製のレール取付板59が
固定され、その下部には斜状をなすレール取付台
59aが突設されており、そのレール取付台59
a上にはステンレス製の発射レール60がレール
取付台59a上部をつつむ状態が側面よりビス着
固定されている。そして、前記打球供給器16か
らのパチンコ球が打球杆25によりこの発射レー
ル60から遊戯盤23側に発射される。
発射レール60の下方において、下部板52に
は軸61により連動レバー62が回動可能に支持
され、その一端には第4図および第5図に示すよ
うに、前記打球供給器16の閉成時に前記連結レ
バー45の連結孔45aに嵌合連結される連結ピ
ン62aが突設されている。第8図にも示すよう
に、下部板52の右側裏面には軸63により連係
レバー64が回動可能に支持され、その一端に連
結した連結リンク67と前記連動レバー62の他
端との間には下部板52に透設した長孔65を通
る連結ピン66が介在されている。連係レバー6
4の他端には連結孔64aが透設されるととも
に、その連結孔64aに向かつて収束するガイド
面64bが形成されている。
従つて、連係レバー64が回動されると、連結
リンク67および連結ピン66を介して連動レバ
ー62が回動され、連結ピン62aと連結孔45
aとの嵌合連結および連結レバー45を介して表
示レバー44が上下いずれかに回動される。この
ため、その表示レバー44の一端の表示部44a
が前記窓口43から透視できる位置とそこから隠
れる位置との間を移動される。
第9図および第10図に示すように基枠21の
左側上下には上向きの軸ピン71aを有する支持
板71が固定されている。又、前記基板22の左
側上下には軸孔72aを有する支承板72が固定
されている。そして、この基板22は、前記軸孔
72aが軸ピン71aに上方から嵌合されること
により、支承板72において基枠21に回動可能
に支持されており、この基板22を持上げて軸孔
72aが軸ピン71aから抜出るようにすれば基
板22を基枠21から取外すことができる。第1
図、第18図および第19図に示すように、遊戯
盤23の背面には引掛突部91が設けられ、これ
が基板22に透設した引掛孔92に挿入取着され
て遊戯盤23は基板22と一体になり、基枠21
に対し前記軸ピン71aを支点として基板22と
ともに開閉および着脱可能となる。
第2図および第7図に示すように、基板22の
前面に着脱可能に取付けられた遊戯盤23の前面
下部両側には前記両固定孔56とそれぞれ対応す
るように段付ねじ73により一対の固定レバー7
4が回動可能に支持され、それらの一端には操作
部74aが、他端には圧接部74bがそれぞれ形
成されている。そして、この固定レバー74が第
2図の2点鎖線位置に回動配置されたときには、
その固定レバー74の固定孔56内外の通過が許
容されて、遊戯盤23の後方への回動が可能にな
る。又、遊戯盤23が前記基枠21内に嵌合さ
れ、固定レバー74が固定孔56内に位置したと
きにおいて、固定レバー74が第2図の2点鎖線
位置から実線位置まで回動されて、圧接部74b
が係止段部56cにて規制されたときには、圧接
部74bが固定孔56の内面の直線状部56bに
圧接する。このため、遊戯盤23には下方への力
が作用して、下部板52の上端面に密着される。
第9図および第11図に示すように、前記基枠
21の後面左右上下位置にはそれぞれ段付ねじ7
5により保持レバー76が回動可能に取付けられ
ている。その保持レバー76は一端に操作部76
aを、他端に押圧部76bを有している。そし
て、この保持レバー76を第9図の実線位置に回
動操作したときには、前記押圧部76bが基板2
2の外周4ケ所に形成した受け部77上の膨み部
77aに係合して、その基板22および遊戯盤2
3が基枠21の嵌合段差部底面51bおよび肩部
53,54の後面53a,54aに向かつて押付
けられ、又、保持レバー76が第9図の2点鎖線
位置に回動されたときには、前記押圧部76bが
受け部77から離脱して、基板22の開放回動が
可能になる。
第9図および第12図に示すように、遊戯盤2
3の後面と対応するように、基板22のほぼ中央
部には、合成樹脂製の点検扉78により開閉され
る大きな点検窓79が透設され、遊戯盤23のチ
ヤツカー等の装置を後方から点検、整備できるよ
うになつている。前記点検扉78は次のようにし
て支持されている。すなわち、基板22の左側上
下3箇所には支持突起80が一体形成され、それ
らには上方に開口する支持孔80aが形成されて
いる。一方、前記点検扉78の左側には取付部8
1が一体状に折曲形成され、その取付部81の上
下3箇所には下向きの軸ピン82aを有する軸支
部82が突設されており、軸ピン82aが前記支
持孔80aに上方から嵌合されるように軸支部8
2を前記支持突起80上に載置することにより、
点検扉78を開閉可能に支持することができる。
又、軸ピン82aが支持孔80aから抜出るよう
に点検扉78から持上げれば、その点検扉78を
基板22から外すことができる。
点検扉78の中央部には縦横に多数の切れ目8
3が入れられており、遊戯盤23の後面に取付け
られる役物等の装置が後方へ大きく突出して点検
扉78と干渉する場合には、各切れ目83間を切
断して適当な部分を切抜くことにより、前記役物
等の装置の後方への突出を許容し得るようになつ
ている。又、点検扉78の各所には円筒状の取付
筒部84が一体形成されている。そして、この取
付筒部84を利用してねじ85により、電動役物
の制御回路ユニツト86等を点検扉78の後面に
取付けることができる。前記軸支部82上の上下
4ケ所には弾性挾持片87が切込み形成され、前
記制御回路ユニツト86等と電動役物等との間の
配線(図示しない)を束ねて挾持し得るようにな
つている。又、第13図に示すように、取付部8
1と基板22との間には、点検扉78の回動位置
にかかわらず、常に一定以上の間隔が形成される
ようになつていて、前記配線の通過を許容する。
第9図および第12図に示すように、点検扉7
8の左側において、基板22は上下3箇所に円形
の透孔88が形成され、下2つの透孔88には線
保持具89が嵌合されている。そして、前記透孔
88には両端にコネクタ(図示しない)を有する
複数本の配線90が保持されている。この配線9
0はそれを要しない場合でもこの位置に保持さ
れ、電動役物の変更等に対処し得るようになつて
いる。
第9図および第14図に示すように、基板22
の後面上端には賞球タンク101が配設されると
ともに、中央部右側には賞球タンク101からの
賞球が誘導樋102を介して送られる賞球放出装
置103(カバー105のみ図示)が配設され、
その賞球放出装置103はセーフ球が1個入るご
とに所定数(10個又は15個)の賞球を第15図に
示す放出路104に放出するようになつている。
なお、点検扉78はこのカバー105の一部との
弾性係合により閉成状態に保持される。
前記賞球タンク101は次のようにして取付け
られている。すなわち、第14図に示すように、
基板22の上端右側には賞球タンク101の底面
を受けるための受面106と賞球タンク101の
左右両側に形成したガイド突条107が上方から
嵌入される嵌入溝108と、賞球タンク101の
上縁に弾性係合する係合片109とが形成されて
おり、前記ガイド突条107を嵌入溝108に嵌
合して、賞球タンク101を受面106に受止め
られるまで押下げれば、係合片109が賞球タン
ク101の上縁に係合して、賞球タンク101が
組付保持される。又、係合片109をその弾性に
抗して彎曲させ、賞球タンク101を上方へ引抜
けばその賞球タンク101を外すことができる。
第15図に示すように、前記賞球放出装置10
3の終端にのぞんでは賞球放出路104が対設さ
れ、又、前記賞球放出路104の終端において基
板22には前記賞球通過樋55と対応する賞球送
出口110が透設され、前記賞球放出装置103
からの賞球が前記上皿18に至るようになつてい
る。又、賞球放出路104と前記賞球給出樋29
との間には賞球導出路111が形成され、上皿1
8および賞球放出路104の終端部に賞球が充溢
した場合に、その溢れた賞球がこの賞球導出路1
11および賞球給出樋29を通つて、前記下皿1
9に至るようになつている。
なお、112,113,114は賞球放出路1
04、賞球送出口110を流化する球がこれと衝
突して衝撃音を発しそれぞれ賞球放出を知らせる
ための発音部材としてのベルを示す。又、第1図
および第9図に示すように、基板22の下側部に
は前記各ベル112〜114の発する音を遊戯盤
23側へ伝達するためのスリツト状の音声伝達用
透孔30が設けられている。そして、前記各ベル
ト112〜114が賞球の衝突により衝撃音を発
することにより、その衝撃音が基板22の裏面側
にて減衰したり、打ち消されたりすることなく遊
戯盤23側に伝達される。この結果、賞球放出を
知らせる効果音を更に有効なものにすることがで
きる。なお、前記音声伝達用透孔30は前記各ベ
ル112〜114の衝撃音の伝達に適用されるば
かりでなく、発音部材としてスピーカー等を基板
22に配設した場合にも、その音の遊戯盤23側
への伝達を有効なものにすることができることは
言うまでもない。
第1図および第9図に示すように、基板22の
前面には遊戯盤23上のチヤツカー等のセーフ球
受入口(図示しない)に受入れられたセーフ球が
転動される斜状のセーフ球通路142が形成され
ている。
前記賞球送出口110の近傍には、前記セーフ
球通路142の終端と対応するセーフ球導出口1
15が開口しており、前記セーフ球受入口からの
セーフ球がこのセーフ球導出口115から下方の
導出路116に導かれる。
第16図に示すように、基板22の前面に固定
されたギヤモータ117はそのモータ軸117a
が基板22の後面側に突出していて、そのモータ
軸117a上には前記セーフ球導出路116の終
端に位置する円形の回転部材118が固定されて
いる。その回転部材118は円板部119と、そ
の円板部119の一側面から突出した突部120
とから構成されており、円板部119の外周には
互いに180度隔てた位置に爪部119aが形成さ
れ、又、突部120の外周部には同じく互いに
180度隔てた位置に半円状の切欠部120aが形
成され、その切欠部120aがセーフ球導出路1
16と対向したときにその切欠部120a内にセ
ーフ球が落下収容される。又、前記ギヤモータ1
17はパチンコ機の電源スイツチ(図示しない)
のONによつて常時入力されるようになつてお
り、このギヤモータ117の回転により回転部材
118は第15図の矢印P方向に回転される。
前記回転部材118の真近上方には軸121に
より円形の放出作動体122が回転可能に支持さ
れ、その内側面には係合片122aと連結突起1
22bとが突設されており、その連結突起122
bは連結ロツド123を介して前記賞球放出装置
103に連結されている。そして、回転部材11
8の切欠部120a内にセーフ球が収容された状
態においてその回転部材118が第15図の位置
から矢印P方向へ回転されると、切欠部120a
内のセーフ球の外方突出部が放出作動体122の
係合片122aに係合してその放出作動体122
が所定量回転され、その動作が連結ロツド123
を介して賞球放出装置103に伝達されて、賞球
放出動作が行われる。この場合、前記係合片12
2aは第15図の位置の前記切欠部120aに近
接していて、回転部材118が回転すると切欠部
120a内のセーフ球と係合片122aとがただ
ちに係合して放出作動体122がただちに回動さ
れる。なお、切欠部120a内のセーフ球は係合
片122aから外れた後に下方に落出し、その落
出後は、放出作動体122はただちに第15図の
位置に復帰する。
回転部材118の上方には軸124によりロツ
ク片125が揺動可能に支持され、その下端には
前記円板部119の爪部119aと係合可能に対
応するかぎ部125aが形成されるとともに、上
端には側方に向かつてアーム125bが突出され
ている。そのアーム125bの下方にはソレノイ
ド126が固定され、励磁することによりコア1
26aが上方に突出される。このソレノイド12
6は前記マイクロスイツチ28がOFFのとき、
すなわち前記操作ハンドル20が操作されておら
ず、前記作動輪27が回動されていないときに励
磁される。従つて、パチンコ機が使用されていな
い通常時は、ソレノイド126が励磁されてコア
126aが上方に突出し、このためそのコア12
6aが前記ロツク片125のアーム125bに下
方から当接してロツク片125が回動され、その
下端のかぎ部125aが前記爪部119aとの係
合範囲外に位置する。又、パチンコ機が使用さ
れ、操作ハンドル20が操作されたときにはソレ
ノイド126が消磁されて、コア126aが下方
に没入し、ロツク片125がその自重により垂下
位置に配置される。この場合にはかぎ部125a
が爪部119aとの係合範囲に位置し、そのかぎ
部125aと一方の爪部119aとが係合したと
きには前記切欠部120aのうちのいずれか一方
が前記セーフ球導出路116と対向した位置にお
いて回転部材118の回転が阻止される。
第15図および第17図に示すように、前記賞
球導出路111の近傍には軸127により感知部
材128がその中間部において回動可能に支持さ
れ、その一端部が前記賞球導出路111の一部を
形成するようになつている。この感知部材128
は通常はスプリング129のばね力によりその一
端がストツパ130に当接した状態で弾性保持さ
れ、その一端部が導出路111側に突出してい
る。感知部材128には遮閉ロツド131がその
基端において支持され、感知部材128が第17
図の位置に回動されることにより、この遮閉ロツ
ド131の先端部が前記回転部材118の直上に
おけるセーフ球導出路116内に進入してセーフ
球の通過を遮断するようになつている。従つて、
通常は前記スプリング129のばね力により感知
部材128の一端部が賞球導出路111内に突出
して、遮閉ロツド131の先端部がセーフ球導出
路116から退き、セーフ球の前記切欠部120
aへの落下が許容される。又、下皿19および賞
球導出路111内に賞球が充溢したときには、そ
の充溢した賞球により感知部材128が第17図
の位置に回動され、遮閉ロツド131の先端部が
セーフ球導出路116内に進入してセーフ球の切
欠部120a内への落下を阻止する。このため、
回転部材118が回転されても放出作動体122
が回転されることはなく、賞球放出装置103に
よる賞球の放出動作が停止される。賞球導出路1
11内の賞球が除去されれば、感知部材128が
第15図の位置に復帰して、遮閉ロツド131が
セーフ球導出路116から退く。
第9図および第15図に示すように、カバー1
32は前述の賞球放出路104、賞球導出路11
1、セーフ球導出口115、セーフ球導出路11
6およびその周辺機構を覆つている。
第9図の左側に示すロツド133は、第8図に
示すように、その下端が前記連係レバー64の連
結孔64aに嵌合連結されていて、賞球タンク1
01内の賞球が払底したときに、バランスウエイ
ト134の作用によりこのロツド133が下がつ
て連結レバー64が回動され、前記表示レバー4
4がSTOP表示方向に回動される。又、前記バラ
ンスウエイト134は前記賞球放出装置103と
別のロツド135を介して連係され、賞球払底時
に賞球放出装置103の放出作動が停止される。
前記ロツド133は基板22を開いたときに前記
連結孔64aから抜出、基板22の閉成によつて
嵌合される。
第9図に示すように、基板22の左側上端のケ
ース136内には右側から順に自動球抜作動用、
前記マイクロスイツチ28作動用、電源用のコネ
クタ137,138,139が配置されている。
このため、特別な電気知識を要することなく、
各種コネクタ137〜139に別の接続用コネク
タを接続するだけで、パチンコ機と遊戯場の電気
設備との間の電気接続処理や、パチンコ機内の電
気機構部との間の電気接続処理を容易且つ正確に
行うことができる。又、各コネクタ137〜13
9がケース136にまとめて配置されているの
で、各配線を分かり易く整理することができ、各
コネクタ137〜139へのリード線の引き回し
や、各コネクタ137〜139に接続される別の
コネクタのリード線の引き回しを極めて合理的に
設定することができる。
また特に、パチンコ機に関する電気的配線処理
作業が基板本体を基準として合理的に行え、容量
の大きな電気的配線は電源線用コネクタによりパ
チンコ機外部との接続可能とされるので、コネク
タの差し込み間違いによる電気的回路の損傷が発
生することがない。また、各種信号線は各々個別
のコネクタにより電気的接続が可能とされるの
で、リード線の接合間違いによるパチンコ機の誤
動作の発生することがなくなる。さらには、コネ
クタ以外の電気的手段はケース内に収容され保護
され露出することがないので電気的故障を減少す
ることができる。
この結果、パチンコ機の製造作業を簡単に行う
ことができると共に、パチンコ機の遊戯場への設
置や交換の作業をより簡単に行うことができ、更
には誤配線を未然に防止することができる。
なお、基板22、点検扉78、カバー105,
132は半透明であり、又、基板22の各所には
賞球タンク101の重量を遊戯盤23の後面に伝
えるためのスランプボルト(図示しない)が螺入
されるようにした筒状部140が形成されるとと
もに、下端には前記作動輪27の外周に圧接して
球発射用のモータによる作動輪27の振動を阻止
するためのローラ141が支持されている。
そして、このパチンコ機においては、遊戯盤を
有する基板を合成樹脂製にするとともに、その基
板を同じく合成樹脂製の基枠に支持したので、パ
チンコ機全体を軽量で構造が簡単なものにし得る
とともに、各部の精度を高くすることができる。
これに対し、従来のパチンコ機は、金属板により
遊戯盤を支持していたので重くなり、又、金属板
では構成部品を一体成型することが難しく、多数
のボルトや構成部品を別途取付けたりする必要が
あつて、構成が複雑になり、しかも金属板による
折曲加工では組付精度、加工精度等において高い
精度を得ることができない。
発明の効果 以上詳述したようにこの発明によれば、外枠
と、その外枠の前面側に開閉自在に装着された前
枠と、その前枠の裏側へ基枠を介して開閉自在に
装着され、その内面側に遊戯盤を脱着自在に装着
させる一方、セーフ球通路および賞球導出路を一
体形成し、更に賞球放出装置、電動役物の制御回
路ユニツト等の一連の裏部品が設けられた合成樹
脂製の基板とを備えたパチンコ機であつて、基板
の裏面側に、パチンコ機内外の電気機構部を互い
に電気的に接続するための複数のコネクタを電気
容量大なる電源用コネクタと電気容量小なる各信
号線用コネクタとを種別毎に各別に区別して取付
けたケースを前記基板の一端部に配設したので、
パチンコ機製造に際して、パチンコ機に関する電
気的配線処理作業が基板本体を基準として合理的
に行える。また、パチンコ機の遊戯場への設置や
交換の作業に際しては、容量の大きな電気的配線
は電源線用コネクタによりパチンコ機外部との接
続可能とされるので、コネクタの差し込み間違い
による電気的回路の損傷が発生することがない。
また、各種信号線は各々個別のコネクタにより電
気的接続が可能とされるので、リード線の接合間
違いによるパチンコ機の誤動作の発生することが
なくなる。よつて、パチンコ機の製造作業、遊戯
場への設置や交換の作業を簡単にすることがで
き、誤配線を未然に防止することができるという
優れた効果を発揮する。
さらに、特許請求の範囲第2項に記載された発
明により、コネクタ配線処理手段の設けられた基
板に対して電気的発音部材に関する音声伝達用透
孔を設けた構成であるので賞球排出樋に個別に音
声透孔を設ける構成と異なりスピーカー等から引
き出されていた配線を合理的に行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明を具体化したパチンコ機を示す
ものであつて、第1図は全体を示す分解斜視図、
第2図は前枠を取除いて示す一部破断正面図、第
3図は前枠の下部を示す一部背面図、第4図は表
示レバー機構を示す正面図、第5図は第4図のA
−A線断面図、第6図はパチンコ機の一部破断縦
断面図、第7図は基板の下部板部分の断面図、第
8図は第4図のB−B線断面図、第9図は基枠お
よび基板を示す背面図、第10図は基板の支持構
成を示す分解斜視図、第11図は保持レバーの部
分を示す断面図、第12図は点検扉の支持構成を
示す分解斜視図、第13図は点検扉の取付部と基
板との間隔を示す断面図、第14図は賞球タンク
の取付構成を示す分解斜視図、第15図は賞球放
出装置の下方機構を示す断面図、第16図は回転
部材の部分を示す断面図、第17図は感知部材の
作動時を示す断面図、第18図は遊戯盤の取付状
態を示す断面図、第19図は引掛突部および引掛
孔を示す一部背面図である。 外枠……11、前枠……12、基枠……21、
基板……22、遊戯盤……23、音声伝達用透孔
……30、制御回路ユニツト……86、賞球放出
装置……103、賞球導出路……111、ベル…
…112〜114、ケース……136、コネクタ
……137〜139、セーフ球通路……142。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 外枠と、その外枠の前面側に開閉自在に装着
    された前枠と、その前枠の裏側へ基枠を介して開
    閉自在に装着され、その内面側に遊戯盤を脱着自
    在に装着させる一方、セーフ球通路および賞球導
    出路を一体形成し、更に賞球放出装置、電動役物
    の制御回路ユニツト等の一連の裏部品が設けられ
    た合成樹脂製の基板とを備えたパチンコ機であつ
    て、 前記基板の裏面側に、パチンコ機内外の電気機
    構部を互いに電気的に接続するための複数のコネ
    クタを電気容量大なる電源用コネクタ139と電
    気容量小なる各信号線用コネクタ137,138
    とを種別毎に各別に区別して取付けたケース13
    6を前記基板の一端部に配設するとともに、パチ
    ンコ機に係わる複数本の各種配線90を収容処理
    する配線処理手段87,88,89を設けたこと
    を特徴とするパチンコ機。 2 前記基板はベルやスピーカー等の電気的発音
    部材からの音声を遊戯盤側へ伝達するための音声
    伝達用透孔を備えたものである特許請求の範囲第
    1項に記載のパチンコ機。
JP31494187A 1987-12-12 1987-12-12 パチンコ機 Granted JPS63158086A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5519618A (en) * 1978-07-25 1980-02-12 Nissan Motor Co Ltd Fixed speed travelling device for car
JPS5532754B2 (ja) * 1972-09-02 1980-08-27

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