JPH0253796A - ペプチド - Google Patents

ペプチド

Info

Publication number
JPH0253796A
JPH0253796A JP63201359A JP20135988A JPH0253796A JP H0253796 A JPH0253796 A JP H0253796A JP 63201359 A JP63201359 A JP 63201359A JP 20135988 A JP20135988 A JP 20135988A JP H0253796 A JPH0253796 A JP H0253796A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
formula
peptide
expressed
group
boc
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP63201359A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2542241B2 (ja
Inventor
Yoshikazu Isowa
磯和 義員
Yoshiaki Sato
芳昭 佐藤
Yoshiharu Nakajima
中島 義春
Mitsuo Mazaki
光夫 真崎
Masahisa Miyake
雅久 三宅
Masaki Uehara
正樹 上原
Kenji Hirate
謙二 平手
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujirebio Inc
Nippon Chemiphar Co Ltd
Original Assignee
Fujirebio Inc
Nippon Chemiphar Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujirebio Inc, Nippon Chemiphar Co Ltd filed Critical Fujirebio Inc
Priority to JP63201359A priority Critical patent/JP2542241B2/ja
Priority to KR1019890011535A priority patent/KR0144005B1/ko
Priority to US07/393,572 priority patent/US5180712A/en
Priority to CA000608306A priority patent/CA1328949C/en
Priority to AU39908/89A priority patent/AU626574B2/en
Priority to AT89308221T priority patent/ATE104314T1/de
Priority to EP89308221A priority patent/EP0354819B1/en
Priority to DK398089A priority patent/DK398089A/da
Priority to DE68914544T priority patent/DE68914544T2/de
Publication of JPH0253796A publication Critical patent/JPH0253796A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2542241B2 publication Critical patent/JP2542241B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/55Design of synthesis routes, e.g. reducing the use of auxiliary or protecting groups

Landscapes

  • Peptides Or Proteins (AREA)
  • Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、向知能作用を有し、従って医薬として有用な
ペプチドに関する。
[従来の技術] パップレシンに向知能作用のあることは古くから知られ
ているが、最近パップレシンの断片とみなし得るペプチ
ド、例えば、 などにもパップレシンと同様に向知能作用があることが
報告された[プレインリサーチ(Brai口e11es
earch 371.17(1986) ]。
[発明が解決しようとする問題点] 本発明は、このようなパップレシン及びパップレシン断
片ペプチドよりも、さらに優れた向知能作用を有する新
規なペプチドを提供することを目的とするものである。
[問題を解決するための手段] 本発明は、式(■): Asn−Cys−Pro−八rg          
         (I  )で表わされるペプチド若
しくはその官能基における誘導体、又はそれらの薬理学
的に許容され得る塩に関する。
上記式(I)のペプチドの官能基における誘導体は、下
記のものを意味する。
a)1〜6個の炭素原子を有する脂肪族カルボン酸、好
ましくは酢酸から誘導されるN−アシル誘導体、 b)アミド又は1〜6個の炭素原子のアルキル基を有す
る千ノーアルキル又はジ−アルキル置換アミド、及び、 c)1〜18個の炭素原子を有するアルコール、好まし
くは1〜6個の炭素原子を有する脂肪族アルコールから
誘導されるエステル。
上記ペプチド若しくはその官能基における誘導体の薬理
学的に許容され得る塩としては、酸付加塩及び塩基性塩
を挙げることができる。このような酸付加塩としては無
機酸(例、塩酸、硫酸、燐酸)又は有機酸(例、酢酸、
プロピオン酸、クエン酸、酒石酸、リンゴ酸、シュウ酸
、メタンスルホンWl)等の塩が挙げられる。また、塩
基性塩としては、ナトリウム塩、カリウム塩、トリエチ
ルアミン塩等が挙げられる。
本明細書において、アミノ酸、ペプチド、保護基、溶媒
等は当該技術分野で慣用されている略号、或いは、IU
PAC−TUBの命名委員会で採用された略号を使用し
ている。例えば下記の略号が使用される。また、アミノ
酸はL型を意味するものとする。
^Sn:アスパラギン へrg:アルギニン Cys ニジスティン Pro  ニブロリン Boc : t−ブトキシカルボニル Z:ペンジルオキシカルボニル MbS:P−メトキシベンゼンスルホニルMBzl:p
−メトキシベンジル 0Bzt :ベンジルエステル O5u:N−ヒドロキシコハク酸イミドエステルDfl
:C: N、N’−ジシクロへキシルカルボジイミドD
CUrea : N、N’−ジシクロへキシルウレアH
OBt: 1−ヒドロキシベンゾトリアゾールNMM:
N−メチルモルホリン TFA  : トリフルオロ酢酸 MSA :メタンスルホン酸 八cOEt :酢酸エチル DMF:N、N−ジメチルホルムアミドMeOH:メタ
ノール THF :テドラヒドロフラン 本発明の化合物は、ペプチド化学において通常用いられ
る方法、例えば、5chr6der and Li1b
ke著「ザ ペプチド(The Peptides)J
第−巻、Acade−txic Press、New 
York、lJ、s、A、(1965年)、泉屋信夫ら
著「ペプチド合成の基礎と実験」丸善■(1985年)
などに記載されている方法によって製造することができ
、液相法及び固相法のいずれによっても製造できる。ペ
プチド結合を形成するための縮合方法として、アジド法
、酸クロライド法、酸無水物法、混合酸無水物法、N、
N’−ジシクロへキシルカルボジイミド法、N、N’−
ジシクロヘキシルカルボジイミド−アディティブ法、活
性エステル法、カルボニルジイミダゾール法、酸化還元
法、ウッドワード試薬にを用いる方法等が挙げられる。
縮合反応を行なう前に、それ自体公知の手段により、反
応に関与しないカルボキシル基、アミノ基等を保護した
り、また反応に関与するカルボキシル基、アミノ基を活
性化してもよい。
カルボキシル基の保護基としては、例えば、メチル、エ
チル、ベンジル、P−ニトロベンジル、t−ブチル、シ
クロヘキシル等のエステルを挙げることができる。
アミノ基の保護基としては、例えば、ベンジルオキシカ
ルボニル基、t−ブトキシカルボニル基、イソボルニル
オキシカルボニル基、9−フルオレニルメチルオキシカ
ルボニル基等を挙げることができる。
グアニジノ基の保護基としては、例えば、ニトロ基、ベ
ンジルオキシカルボニル基、トシル基、p−メトキシベ
ンゼンスルホニル基、メシチレンスルホニル基等を挙げ
ることができる。
メルカプト基の保護基としては、例えば、トリチル基、
アセトアミドメチル基、ベンジル基、p−メトキシベン
ジル基、3−ニトロ−2−ピリジンスルフェニル基等を
挙げることができる。
カルボキシル基の活性化されたものとしては、例えば、
対応する酸無水物、アジド、活性エステル[アルコール
(例、ペンタクロロフェノール、2.4−ジニトロフェ
ノール、シアノメチルアルコール、p−ニトロフェノー
ル、N−ヒドロキシ−5−ノルボルネン−2,3−ジカ
ルボキシイミド、N−ヒドロキシコハク酸イミド、N−
ヒドロキシフタルイミド、1−ヒドロキシベンゾトリア
ゾール)とのエステル]等が挙げられる。アミノ基の活
性化されたものとしては、例えば、対応する燐酸アミド
が挙げられる。
反応は、通常溶媒中で行なわれ、例えば、クロロホルム
、ジクロルメタン、酢酸エチル、N。
N−ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、ピ
リジン、ジオキサン、テトラヒドロフラン、水、メタノ
ール等の溶媒、又は、これらの混合物中で行なうことが
できる。
反応温度は、一般に使用される約−30℃〜約50℃の
範囲で行なうことができる。
本発明のペプチドの保護基脱離反応は、使用する保護基
の種類によって異なるが、ペプチド結合に影響を与えず
、保護基が除かれることが必要である。
保護基の親離方法としては、例えば、塩化水素、臭化水
素、兼水フッ化水素、メタンスルホン酸、トリフルオロ
メタンスルホン酸、トリフルオロ酢酸、又は、これらの
混合物等による酸処理が挙げられるが、この他に、液体
アンモニア中ナトリウム、パラジウム炭素による還元等
も挙げられる。上記酸処理による脱保護基反応において
は、アニソール、フェノール、チオアニソールの如きカ
チオン捕捉剤の添加が有効である。
このようにして製造された本発明のペプチドは、反応終
了後、それ自体公知のペプチドの分離手段、例えば、抽
出、分配、再沈殿、再結晶、カラムクロマトグラフィー
等によって収得することができる。
また、本発明のペプチドは、それ自体公知の方法により
、前記のような、その官能基における誘導体、又は、そ
れらの薬理学的に許容され得る塩にすることができる。
本発明のペプチドは、ラットにおける受動的回避試験に
おいて強い向知能作用を示す。
本発明のペプチドの有用な対象疾病名としては、例えば
、老年痴呆(アルツハイマー型痴呆)、脳血管性痴呆、
ならびに、アルツハイマー病、ピック病、ハンチントン
舞踏病、クロイッフェルト・ヤコブ病、パーキンソン病
、小脳を髄変性症、等に基く痴呆症などが挙げられ、こ
れらの疾病のf防又は治療に用いることができる。
本発明のペプチドの毒性は、極めて低く、薬効有効量を
溝かに上回る投与量でも死亡例はない。
本発明のペプチドは、遊離体、又はその官能基における
誘導体、又はそれらの塩として投与できる。その投与量
は、それらの何れであっても、遊離体の量として、一般
に体重1kg当りlng〜1 mg/日の範囲の量が適
当である。特に、非経口投与、経鼻投与では、10ng
〜100μg/kg・日が好ましく、経口投与、直腸投
与では、非経口投与の10〜100倍投与することが好
ましい。本発明のペプチドは、主として、非経口的に投
与(例、静脈内又は皮下注射、脳室内又はをm腔内投与
、経鼻投与、直腸投与)されるが、場合によっては、経
口投与されてもよい。
剤型としては、例えば、注射剤、坐剤、散剤、点鼻剤、
丸剤、錠剤等が挙げられる。本発明のペプチドは、生理
食塩水の溶液として保存することができるが、マンニト
ール、ソルビトールを添加して凍結乾燥アンプルとし、
使用時に溶解することもできる。
以下に実施例を示す。
実施例において、薄層クロマトグラフィーの展開溶媒は
下記の通りであり、メルク社製TLCプレートシリカゲ
゛ル60 F 254を用いた。
R1′:クロロホルム−メタノール−酢酸−水(80:
20:2.5:5 )下層 R,2:クロロホルムーメタノールー水(70:30:
5 ) R,3:n−ブタノール−酢酸−水(2:1:1 )ま
た、高速液体クロマトグラフィーによる精製は、 カラム: μBondapak  C,81,9Xl5
cm移動相: A)0.05%; TFA、B)アセト
ニトリルを使用して行なった。
[実施例1] H−Asn−Cys−Pro−Δrg−ell酢酸塩(
1)Boc−Pro−Arg(Mbs)−0BzlH−
Arg(Mbs)−0Bzl塩酸塩14.2 gのTH
F200ml溶液にN M M 3.3m l 、 B
oc−Pro−O5u 9.4 gを加え、室温で18
時間攪拌した。
THFを留去し、残留物を^cOEtに溶解後、希塩酸
水、飽和炭酸水素ナトリウム水、水にて洗浄し、無水硫
酸ナトリウムで乾燥した。
溶媒を留去し標記の化合物を油状物で得た。
収量:18g Rr’: 0.69   Rr2: 0.8’6[α]
o ニー29.6°(c=0.5. DMF )(2)
  Boc−Cys(MBzl)−Pro−八rg(M
bs)−0BzlBoc−Pro−八rg(Mbs)−
0Bzl  3.7  g  を 4NIICIAcO
Et 15 m l中に室温で30分間放置後、溶媒を
除去した。残留物を減圧乾燥した後DMF50+nIL
に溶解し、水冷下にNMM 1.4 m 11、Boc
−(:ys(MBzl)−0H2,2g、 HOBt 
O,95g及びD(:C1,3gを加えた。室温で18
時間攪拌した後りにUreaを濾別し、DMFを留去し
た。
残留物を2−ブタノール−0H2(:h (5: 1 
v/v)に溶解し、飽和炭酸水素ナトリウム水、食塩飽
和希塩酸水、及び飽和食塩水にて洗浄し、無水硫酸ナト
リウムで乾燥した。
溶媒を留去した後、CI−+1;+3−Me叶にてシリ
カゲルカラム積装して、標記の化合物を油状物で得た。
収量=4g Rr”:  0 、 82    Rr2:  0 、
 88[α]。 ニー25.0° (c=0.5.  
DMF  )(3) Z−八5n−flys (MBz
l)−Pro−八rg (Mbs)−0BzIBoc−
Cys (MBzl)−Pro−八rg(Mbs)−0
Bzl  1.7  g  を4Nl(CI−へcal
ミしSmfi中で室温で30分間放置後、溶媒を除去し
た。残留物に2−ブタノールe112CI□(5:1v
/v)及び飽和炭酸水素ナトリウム水を加え、有機層を
分取し、飽和食塩水にて洗浄後無水硫酸ナトリウムで乾
燥した。
溶媒を留去し、残留物をDMF30rnJZに溶解し、
水冷下にZ−Asn−OHO,58g、 HOBt: 
0.34 g及びDCG O,45gを加えた。室温で
18時間攪拌した後DGUreaを濾別し、DMFを留
去した。
残留物を2−ブタノール−C12(:h (5: 1 
v/v)に溶解し、飽和炭酸水素ナトリウム水、食塩飽
和希塩酸水、及び飽和食塩水にて洗浄し、無水硫酸ナト
リウムで乾燥した。
溶媒を留去した後、エーテルを加えて、結晶化させ波乗
し、標記の化合物を得た。
収量:1.8g 融点:98〜100℃ R,’:0.7OR,’:0.82 [α]o ニー29.2° (c−0,5、DMF )
(4) 1l−Asn−Cys−Pro−^rg−OH
酢酸塩Z−Asn−Cys (MBzl)−Pro−八
rg(Mbs)−0Bzl  1 0 0mgをMSA
4mffi及びアニソール0.4m l中で、室温で1
.5時間攪拌した後、エーテルを加え、上澄みを除去し
た。沈殿物を水に溶解し、DowexlX2 (アセテ
ート型)処理の後、水を留去した。
残留物を0.05%TF^に溶解し、12m1L1分(
流量)、0から10%B)20分直線グラジェント(移
動相)にて、高速液体クロマトグラフィー蹟製し、Do
wexlX2(アセテート型)処理の後、凍結乾燥して
標記の化合物を得た。
収量:47mg Rf3(含1%エタンジチオール):0.18[ct]
Dニー54.6° (c=0.5 、水)次に、本発明
のペプチドの有効性を示す薬理学的試験例を示す。
[薬理学的試験例] 記憶固定に対する作用はWist、ar系雌雄性ラット
用いて、プルバッハ(llurbach)ら[サイエン
ス(Science)、 221.1310−1312
(1983年)]の方法に準じたー試行受動的回避実験
により検討した。実験装置は、明室と暗室とから成り、
床はステンレス製グリッドでできている。明室に入れら
れたラットは自由に暗室へ移動でき、ラットが暗室に入
った時に一回の電気ショックを経験させる。電気ショッ
クに対する受動的回避行動の保持は、一定時間後に再び
明室に置かれたラットが暗室に入るまでの時間(反応潜
時)によって判定した。
1)記憶促進効果の検討 電気ショック(0,25mA)を経験させた直後に、前
記実施例1で得られた本発明のペプチドまたは生理食塩
水を皮下投与し、24時間後に電気ショックの記憶保持
試験を行フた。生理食塩水のみを投与した対照群のラッ
トは、一般に50秒1air ?&の反応潜時を示した
。各群の試験に使用したラットの数は6〜8匹である。
最大測定時間は600秒とした。
実施例1で得られたペプチドについては、投与a 1 
ng/kgで対照群に対する反応潜時の延長は316%
であった。
2)サイクロへキシミド(cycloheximide
)による実験的逆向性健忘の敗訴効果の検討 本発明のペプチドまたは生理食塩水を皮下役牛し1時間
後C電気ショック(0,5mA)を経験させ、その直後
にサイクロヘキシミド2.7〜3、On+g/kgまた
は生理食塩水を皮下投与し、48時間後に記憶保持試験
を行った。生理食塩水のみを投与したラットは一般に3
00秒前後の反応潜時を示し、サイクロヘキシミドのみ
を投与した対照群のラットは50秒前後の反応潜時を示
し逆向性健忘を発現した。
本発明のペプチド投与群の反応潜時の平均値と対照群の
それとを比較した。各群の試験に使用したラットの数は
6〜8匹である。最大測定時間は600秒とした。
実施例1で得られたペプチドについては、投与遣1 n
g/kgで対照群に対する反応潜時の延長は320%で
あった。
上記の試験結果から、本発明のペプチドは、優れた記憶
促進効果及び逆向性健忘に対する改善効果を示すことが
明らかである。
[製剤例1コ (注射剤) 注射用蒸留水100+njZ中に、実施例1で得られた
ペプチド0.1mg、及び塩化ナトリウム0.9gを含
有させ、pHを水酸化ナトリウムで6.0〜8.0に調
節した水溶液を調製した。これを、細菌濾過後1mJ2
.アンプルに充填、溶閉し加熱滅菌して、注射剤を製造
した。
[製剤例2] (凍乾製剤) 注射用蒸留水100mM中に、実施例1で得られたペプ
チド5mg、及びD−マンニット5gを含有させ、pH
をリン酸緩衝液で6.0〜8.0に調節した水溶液を調
製した。これを、細菌濾過し、バイアル瓶に1mf1分
注した後、凍結乾燥を行ない、凍結乾燥注射剤を製造し
た。
[製剤例3コ (点鼻剤) 生理食塩水100rnjZ中に、実施例1で得られたペ
プチド10mgを含有させ、pHをクエン酸緩衝液で3
.0〜6.0に調節し、1回投与量0.5mJZ中に5
0μg含有する点鼻剤を製造した。
[製剤例4] (平削) ハードファツト(飽和詣肪酸のトリグリセライド)98
.5gに卵黄レシチン0.5gを加え、40〜45℃に
て溶融させた後、実施例1で得られたペプチド5mgを
PEG400の1gに溶解させた液をこれに添加し攪拌
分散させた後、その1gを平削型に注入し、同化後型か
ら分離して平削を製造した。
[発明の効果] 本発明のペプチドは、新規な化合物であり、優れた向知
能性作用をイfしており、医薬として有用である。
特許出願人 富士レビオ株式会社 特許出願人  口本ケミファ株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、式( I ): 【遺伝子配列があります】( I ) で表わされるペプチド若しくはその官能基における誘導
    体、又はそれらの薬理学的に許容され得る塩。
JP63201359A 1988-08-12 1988-08-12 ペプチド Expired - Lifetime JP2542241B2 (ja)

Priority Applications (9)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63201359A JP2542241B2 (ja) 1988-08-12 1988-08-12 ペプチド
KR1019890011535A KR0144005B1 (ko) 1988-08-12 1989-08-12 펩티드 및 항치매제
CA000608306A CA1328949C (en) 1988-08-12 1989-08-14 Peptide and anti-dementia agent
AU39908/89A AU626574B2 (en) 1988-08-12 1989-08-14 Novel peptide and anti-dementia agent
US07/393,572 US5180712A (en) 1988-08-12 1989-08-14 Petide antidementia and nootropic agents
AT89308221T ATE104314T1 (de) 1988-08-12 1989-08-14 Peptid und wirkstoff gegen dementia.
EP89308221A EP0354819B1 (en) 1988-08-12 1989-08-14 Novel peptide and anti-dementia agent
DK398089A DK398089A (da) 1988-08-12 1989-08-14 Peptider og laegemidler mod demens med indhold af saadanne forbindelser
DE68914544T DE68914544T2 (de) 1988-08-12 1989-08-14 Peptid und Wirkstoff gegen Dementia.

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63201359A JP2542241B2 (ja) 1988-08-12 1988-08-12 ペプチド

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0253796A true JPH0253796A (ja) 1990-02-22
JP2542241B2 JP2542241B2 (ja) 1996-10-09

Family

ID=16439743

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63201359A Expired - Lifetime JP2542241B2 (ja) 1988-08-12 1988-08-12 ペプチド

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2542241B2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59155348A (ja) * 1983-02-16 1984-09-04 スミスクライン・ベツクマン・コ−ポレイシヨン オクタペプチドバソプレシン「きつ」抗剤
JPS60231697A (ja) * 1984-04-13 1985-11-18 アクゾ・エヌ・ヴエー ペプチド

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59155348A (ja) * 1983-02-16 1984-09-04 スミスクライン・ベツクマン・コ−ポレイシヨン オクタペプチドバソプレシン「きつ」抗剤
JPS60231697A (ja) * 1984-04-13 1985-11-18 アクゾ・エヌ・ヴエー ペプチド

Also Published As

Publication number Publication date
JP2542241B2 (ja) 1996-10-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0148133B1 (en) Tripeptide compounds containing pyroglutamic acid and tryptophan, process for their production and therapeutic applications
JPH0610184B2 (ja) 非天然アミノ酸
EP0393934B1 (en) Novel peptides, and antidementia agents containing the same
JPS6340199B2 (ja)
CS235072B2 (en) Method of l-tyrosyl-d-alanyl-glycyl-l-phenylalanylamide's new derivatives production
US5312811A (en) Peptide derivatives and antidemetia agents
SE461042B (sv) Peptider med tillvaextbefraemjande aktivitet jaemte veterinaera kompositioner innehaallande naemnda peptider
US5180712A (en) Petide antidementia and nootropic agents
JPH0253796A (ja) ペプチド
JP2640778B2 (ja) ペプチドおよびこれを含有する抗痴呆剤
JP2654673B2 (ja) ペプチド及び抗痴呆剤
JPH0253734A (ja) 抗痴呆剤
EP0004394A2 (en) Psychopharmacological peptides, process for their preparation and their pharmaceutical formulations
JP2590005B2 (ja) 抗痴呆剤
JP2542254B2 (ja) ペプチドおよびこれを含有する抗痴呆剤
JPH02273698A (ja) ペプチドおよびこれを含有する抗痴呆剤
JPH02273699A (ja) ペプチドおよびこれを含有する抗痴呆剤
JPH0826067B2 (ja) ペプチド誘導体、およびこれを含有する抗痴呆剤
JPS62126198A (ja) ペプチドアミドスルフエ−トエステル
JPH0253797A (ja) ペプチド誘導体、およびこれを含有する抗痴呆剤
JPH02273697A (ja) ペプチドおよびこれを含有する抗痴呆剤
EP0015036A1 (en) Psycho-pharmacological peptides, process for their preparation and therapeutical compositions containing them
HU185323B (en) Process for preparing tetrapeptide-carboxylic acid hydrazides
JPS6115080B2 (ja)
GB1568195A (en) Synthetc peptides