JPH0253780A - Δ↑2‐1,2,4‐トリアゾリン‐5‐オン誘導体、その製造法およびそれを有効成分とする抗潰瘍剤 - Google Patents

Δ↑2‐1,2,4‐トリアゾリン‐5‐オン誘導体、その製造法およびそれを有効成分とする抗潰瘍剤

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JPH0253780A
JPH0253780A JP20242288A JP20242288A JPH0253780A JP H0253780 A JPH0253780 A JP H0253780A JP 20242288 A JP20242288 A JP 20242288A JP 20242288 A JP20242288 A JP 20242288A JP H0253780 A JPH0253780 A JP H0253780A
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JP
Japan
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triazolin
carbon atoms
tables
formulas
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Application number
JP20242288A
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Inventor
Toshi Murai
村井 利
Masahiro Fujii
藤井 政博
Tsutomu Nakajima
勉 中島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kaken Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Kaken Pharmaceutical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野] 本発明は一般式(I): (R6は水素原子、ハロゲン原子、トリフルオロメチル
基、炭素数1〜4のアルキル基または炭素数1〜4のア
ルコキシル基を表わす)で示される基、およびnは2ま
たは3の整数を表わす)で示される基、 ノ基、R7は水素原子、炭素数1〜4のアルキル基、−
CH20H,−C1h CH20H,水酸基、ベンジル
基またはフェニル基を表わす)で示される基、(Xは酸
素原子またはイオウ原子を表わす)で示される基、 (Yは酸素原子または”: N−CH2CR20+1を
表わす)で(I?8および1?9はいずれも水素原子、
炭素数1〜6のアルキル基または−CH2Ctlz 0
14を表わし、R8と R9とは同じであってもよく、
異なっていてもよい)で示される基または −NH(CH2)   N(R′0)2■ (Rつは炭素数1〜3のアルキル基、および鵬は2また
は3の整数を表わす)で示される基を表わす)で示され
るΔ2−1..2.4− )リアゾリン5−オン1透導
体またはその薬理学的に許容される酸付加塩、その製造
法およびそれを有効成分として含有する抗潰瘍剤ならび
に一般式(I)で示される化合物またはその薬理学的に
許容される酸付加塩の合成中間体として有用な化合物お
よびその製造法に関する。 本発明の一般式+11で示される新規なΔ2−1.2.
4−トリアゾリン−5−オン誘導体またはその薬理学的
に許容される酸付加塩は消化性潰瘍の攻撃因子の抑制効
果および防禦因子の増強効果を有し、消化性潰瘍の治療
剤として有用な新規化合物である。 なお、本化合物は、トリアゾリン環の41ηの窒素原子
に置換している基に不斉炭素を有し、光学活性体および
そのラセミ体のいずれをも含むものである。 [従来の技術] 消化性潰瘍の発生機序は、攻撃因子と防禦因子の不均衡
で論じられるが、中でも攻撃因子である酸に対しての関
心は強<、゛「酸のないところに潰瘍はない」との格言
は、今日なお生きつづけており、したがって強力な酸分
泌抑制剤であるヒスタミンH2受容体遮断薬が今日広く
使用されているのが現状である。 [発明が解決しようとする課題] しかし、ヒスタミンH2受容体遮断薬の使用を中断した
のちにおこる潰瘍再発においては、強力な酸分泌抑制に
よる消化管粘膜防禦因子の低下が主たる原因ではないか
といわれている。そこで、本発明者らはかかる実情に鑑
み鋭意研究を重ねた結果、攻撃因子および防禦因子の両
面にバランスよく作用する新規な薬剤を見い出し、本発
明を完成するに至った。 [課題を解決するための手段] 本発明は、一般式(I): または炭素数1〜4のアルコキシル基、R2は炭素数1
〜8のアルキル基、R3は水素原子またはメチル基、お
よびR4は (R5は炭素数1〜3のアルキル基、 (Reは水素原子、ハロゲン原子、トリフルオロメチル
基、炭素数1〜4のアルキル基または炭素数1〜4のア
ルコキシル基を表わす)で示される基、およびnは2ま
たは3の整数を表わす)(式中、R1は水素原子、ハロ
ゲン原子、トリフルオロメチル基、炭素数1〜8のアル
キル基)基、R7は水素原子、炭素数1〜4のアルキル
基、−(JI20H,−CH2CH2OH、水酸基、ペ
ンジル(Xは酸素原子またはイオウ原子を表わす)で示
される基、 酸付加塩、 一般式(It) : 基を表わす)で示される基、 (Yは酸素原子またはCN−CH2CI20Hを表わす
)で示される基、 ひ8 (RaおよびR9はいずれも水素原子、炭素数1〜6の
アルキル基または=C112C820Hを表わし、R8
と R9とは同じであってもよく、異なっていてもよい
)で示される基または −NH(CH2)  N CR” )2謹 (R10は炭素数1〜3のアルキル基、および−は2ま
たは3の整数を表わす)で示される基を表わす)で示さ
れるΔ2−1.2.4−1−リアゾリン5−オン誘導体
またはその薬理学的に許容される(式中、!?1は水素
原子、ハロゲン原子、トリフルオロメチル基、炭素数1
〜8のアルキル基または炭素数1〜4のアルコキシル基
、R2は炭素数1〜8のアルキル基およびR3は水素原
子またはメチル基を表わす)で示される化合物と、 一般式(II+) : 数1〜3のアルキル基、−CH2CH2OH、−COO
C2t(5、−CHo、ベンジル基または (I?6は水素原子、ハロゲン原子、トリフルオロメチ
ル基、炭素数1〜4のアルキル基または炭素数1〜4の
アルコキシル基を表わす)で示される基、およびnは2
または3の整数を表わす)で示される基、 ノ基を、R7は水素原子、炭素数1〜4のアルキル基、
−C)+20H,−CH2CH2OH、水酸基、ベンジ
ル基またはフェニル基を表わす)で示される基、/R1
1 N \2゜ (ReおよびR9はいずれも水素原子、炭素数1〜6の
アルキル基、または−〇)(2C)1201(を表わし
、R8とR9とは同じであってもよく、異なっていても
よい)で示される基または −NH(CI2)  N (Rlo h(RIOは炭素
数1〜3のアル■ キル基、および−は2または3の整数を表わす)で示さ
れる基を表わす)で示される化合物を反応させることを
特徴とする一般式(I):(Xは酸素原子またはイオウ
原子を表わす)で示される基、 ミノ基を表わす)で示される基、 (Yは酸素原子または: N−CH2C820Hを表わ
す)で示される基、 (式中、RI   R2F<’およびR4は前記と同じ
)で示されるΔ2 −1.2.4−1−リアゾリン5−
オン誘導体またはその薬理学的に許容される酸付加塩の
製造法、 一般式(I): れる基、およびn で示される基、 は2または3の整数を表わす) ノ基、R7は水素原子、炭素数1〜4のアルキル基、−
CH20H,−CH2CH2OH、水酸基、ベンジル基
またはフェニル基を表わす)で示される基、(式中、R
1は水素原子、ハロゲン原子、トリフルオロメチル基、
炭素数1〜8のアルキル基または炭素数1〜4のアルコ
キシル基、R2は(Xは酸素原子またはイオウ原子を表
わす)で示される基、 ミノ基を表わす) で示される基、 (R5 は炭素数1〜3のアルキル基、 −C)h C)+208 (Yは酸素原子または: N−CH2C820Hを表わ
す)で示される基、 (R6は水素原子、ハロゲン原子、トリフルオロメチル
基、炭素数1〜4のアルキル基または炭素数1〜4のア
ルコキシル基を表わす)で示さ(R11 および はいずれも水素原子、 炭素数 〜6のアルキル基、または−CH2CH2OHを表わし
、R8と R9とは同じであってもよく、異なっていて
もよい)で示される基または −NH(CH2)  N(RlO)2 (R10は炭素数1〜3のアルキル基、およびIは2ま
たは3の整数を表わす)で示される基を表わす)で示さ
れるΔ2 −1.2.4−t−リアゾリン5−オン誘導
体またはその薬理学的に許容される酸付加塩をを効成分
として含有する抗潰瘍剤、一般式(M= (式中、R1は水素原子、ハロゲン原子、トリフルオロ
メチル基、炭素数1〜8のアルキル基または炭素数1〜
4のアルコキシル基、R2は炭素数1〜8のアルキル基
、R3は水素原子またはメチル基、およびR1+は炭素
数1〜4のアルキル基を表わす)で示される一般式(I
)の中間体であるΔ2 −1.2.4−)リアゾリン−
5−オン誘導体、 一般弐M: (式中、R1は水素原子、ハロゲン原子、トリフルオロ
メチル基、炭素数1〜8のアルキル基または炭素数1〜
4のアルコキシル基、およびR2は炭素数1〜8のアル
キル基を表わす)で示される化合物と、 一般式(vD: X−CH−C00Rtl           (VD
(式中、R3は水素原子またはメチル基 R11は炭素
数1〜4のアルキル基、およびXはハロゲン原子を表わ
す)で示される化合物を塩基の存在下に反応させること
を特徴とする一般式Hの中間体である一般弐■: 5−オン誘導体の製造法、 一般式(vlD: (式中、R1は水素原子、/XXロジン子、トリフルオ
ロメチル基、炭素数1〜8のアルキル基または炭素数1
〜4のアルコキシル基 R2は炭素数1〜8のアルキル
基およびR3は水素原子またはメチル基を表わす)で示
される一般式(I)の中間体であるΔ2 −1.2.4
−トリアゾリン5−オン誘導体、および一般式vI: (式中、RI   R2R3オヨヒR” [ii7記ト
同じ)で示されるΔ2 −1.2.4−)リアゾリン(
式中、+<1は水素原子、ハロゲン原子、トリフルオロ
メチル基、炭素数1〜8のアルキル基または炭素数1〜
4のアルコキシル基、R2は炭素数1〜8のアルキル基
、R3は水素原子またはメチル基およびR11は炭素数
1〜4のアルキル基を表わす)で示される化合物を加水
分解剤と反応させることを特徴とする一般式Hの中間体
である一般式(vO): 以下、本発明の詳細な説明する。 本発明の前記一般弐mで示される化合物は以下に示す製
造工程(A) 、(R3)および(C)を経て、製造す
ることができる。 [以下余白] (式中、RI   R2およびR1は前記と同じ)で示
されるΔ2 −1.2.4−トリアゾリン−5−オン誘
導体の製造法に関する。本発明の化合物は消化性潰瘍の
攻撃因子である胃酸の分泌を抑制するだけでなく防禦因
子をも増強するすぐれた抗潰瘍作用を示すという特徴を
有する。 [実施例] (V) (式中、RI   R2R3R4RI1およびXは前記
と同じ) これらの製造工程(A)  (B)および(C)につい
てさらに詳細に説明する。 製造工程A 本発明に用いる一般弐Mで示される化合物は、本出願人
による特願昭83−165700号明細書記載の方法で
合成することができる。また。一般弐■で示される化合
物は試薬として購入可能である。 一般弐Mで示される化合物と一般弐■で示される化合物
を塩基の存在下、不活性溶媒中で反応させることにより
、目的とする一般式■で示される化合物を製造すること
ができる。 本反応で使用できる不活性溶媒としては、この種の反応
を著しく阻害しないものであればとくに限定されないが
、たとえばメチルアルコール、エチルアルコール、プロ
ピルアルコールなどのアルコール類、アセトン、メチル
エチルケトンなどのケトン類、エチルエーテル、テトラ
ヒドロフラン、ジオキサンなどのエーテル類、ベンゼン
、トルエン、キシレンなどの芳香族炭化水素類、ジメチ
ルホルムアミド、ジメチルアセトアミドなどの低級脂肪
族アミド類またはこれらの混合物などが、反応が円滑に
進むので好まし、<、とくにメチルアルコール、エチル
アルコール、ロープロピルアルコールなどのアルコール
類が好ましい。 本反応で使用できる塩基としては、たとえば炭酸ナトリ
ウム、炭酸カリウムなどのアルカリ金属炭酸塩、炭酸水
素ナトリウム、炭酸水素カリウムなどのアルカリ金属重
炭酸塩、水酸化ナトリウム、水酸化カリウムなどのアル
カリ金属水酸化物、水酸化カルシウムなどのアルカリ土
類金属水酸化物、炭酸カルシウムなどのアルカリ土類金
属炭酸塩、水素化す1−リウムなどの水素化アルカリ金
属およびナトリウム、カリウムなどのアルカリ金属のア
ルコラードなどの無機塩基、トリエチルアミン、ピリジ
ン、ジメチルアニリンなどの第3級アミンなどの有機塩
基などが、反応が円滑に進むので好ましく、とくにナト
リウム、カリウムなどのアリカリ金属のアルコラードが
好ましい。 本反応は等モル反応であるので、各反応成分を等モル使
用することによって行なえばよいが、一般式■で示され
る化合物を過剰に使用してもよい。好ましくは一般弐M
で示される化合物1モルに対して一般弐■で示される化
合物を1〜1.5モル用いる。 塩基の量は、一般式Mで示される化合物1モルに対して
等モル以」1使用すればよく、好ましくは1〜1.5モ
ル使用する。 反応温度は室温〜溶媒の沸点の範囲から、好ましくは5
0〜150℃の範囲から、また反応時間は0.5〜24
時間の範囲から適宜選択すればよい。 反応終了後反応液を常法処理することにより目的物を単
離すればよい。 ついで、一般式剪で示される化合物を不活性溶媒中で、
加水分解剤と反応させることにより、D的とする一般式
■で示される化合物を製造することかできる。本反応で
使用できる不活性溶媒としては、この種の反応をいちじ
るしく阻害しないものであればとくに限定されないが、
水または水とメチルアルコール、エチルアルコール、プ
ロピルアルコールなどの混合物を使用するのが反応が円
滑に進むので好ましい。本反応で使用できる加水分解剤
としては水酸化ナトリウム、水酸化カリウムなどのアル
カリ金属水酸化物、塩酸、臭化水素酸、硫酸などの鉱酸
が好ましく、とくに水酸化ナトリウム、水酸化カリウム
が好ましい。加水分解剤の量は、一般式■1モルに対し
て等モル以上使用すればよく、好ましくは1〜lOモル
使用する。本反応は一般に加熱下で行なわれ、反応温度
は40−150”cの範囲から、また反応時間は20分
〜10時間の範囲から適宜選択すればよい。反応終了後
、反応液を常法処理することにより目的物を単離すれば
よい。製造工程(B) 一般式■で示される化合物をクロル化剤でクロル化する
ことにより、目的とする一般式(I)で示される化合物
を製造することができる。 本反応で使用できるクロル化剤は、この種のクロル化反
応に慣用されているものであればとくに限定されないが
、塩化チオニルが反応後の処理が容易なので好ましい。 本反応では一般に溶媒を使用しないで塩化チオニルを過
剰口使用するが、好ましくは本反応で使用する塩化チオ
ニルの量は、一般式■で示される化合物1モルに対して
5〜50モル使用すればよく、さらに好ましくは20モ
ル使用する。 反応は一般に加熱下で行なわれ、反応温度は50℃〜塩
化チオニルの沸点の範囲から、また反応時間は20分〜
lO時間の範囲から適宜選択すればよい。 反応終了後、反応液を常法処理することにより目的物を
単離すればよい。 製造工程(C) 一般式(II)で示される化合物と一般式(III)で
示される化合物を塩基の存在下、不活性溶媒中で反応さ
せることにより、目的とする一般式(I)で示される化
合物を製造することができる。 本反応で使用できる不活性溶媒としてはこの種の反応を
いちじるしく阻害しないものであればとくに限定されな
いが、たとえばアセトン、メチルエチルケトンなどのケ
トン類、エチルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキ
サンなどのエーテル類、クロロホルム、四塩化炭素、ジ
クロロエタンなどのハロゲン化炭化水素類、ベンゼン、
トルエン、キシレンなどの芳香族炭化水素類、トリエチ
ルアミン、ピリジン、ジメチルアニリンなどの第3級ア
ミン類またはこれらの混合物などが反応が円滑に進むの
で好ましく、とくにアセトン、メチルエチルケトン、ジ
オキサンなどが好ましい。 本反応で使用できる塩基としては、たとえばトリエチル
アミン、ピリジン、ジメチルアニリンなどの第3級アミ
ン、炭酸ナトリウム、炭酸カリウムなどのアルカリ金属
炭酸塩、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウムなどの
アルカリ金属重炭酸塩、水酸化ナトリウム、水酸化カリ
ウムなどのアルカリ金属水酸化物、水酸化カルシウムな
どのアルカリ土類金属水酸化物、炭酸カルシウムなどの
アルカリ土類金属炭酸塩などの無機塩基が反応が円滑に
進むので好ましく、とくにトリエチルアミン、ピリジン
、炭酸ナトリウム、炭酸カリウムなどが好ましい。 本反応は等モル反応であるので、各反応成分を等モル使
用することによって行なえばよいが、塩基の不存在下一
般式[111)で示される化合物を2倍モル以上使用し
て行なわれてもよい。好ましくは、一般式(II)で示
される化合物1モルに対して一般式圓で示される化合物
を2〜3モル用いる。 塩基の量は、一般式(II)で示される化合物1モルに
対して等モル以上使用すればよく、好ましくは1〜2モ
ル使用する。一般式(III)で示される化合物を塩基
の代用として使用してもよい。反応温度は、一般に0〜
100℃、好ましくは室温〜50℃の範囲から、また反
応時間は、数分〜lO時間の範囲から適宜選択すればよ
い。 反応終了後、反応液を常法処理することにより目的物を
単離ずればよい。 本発明の一般式(I)の化合物は、強い抗潰瘍作用を有
し、毒性もきわめて低く、抗潰瘍剤の有効成分として有
用なものである。 本発明の一般式(I)で示される化合物のうちでも R
1がp−位に置換したクロル原子、R2が炭とくに、1
−(p−クロロフェニル)−3−エチル−4(4−メチ
ル−1−ピペラジニル)カルボニルメチル−Δ2 −1
.2.4−)リアゾリン−5−オン、1−(p−クロロ
フェニル)  −3−イソプロヒル−4−(4−メチル
−1−ピペラジニル)カルボニルメチルΔ2 −1.2
.4−トリアゾリン−5−オン、1−(p−クロロフェ
ニル)−3−イソブチル−4−(4−メチル1−ピペラ
ジニル)カルボニルメチル−Δ2−1゜2.4−トリア
ゾリン−5−オン、1−(p−クロロフェニル)  −
3−n−ブチル−4−り4−エチル−1−ピペラジニル
)カルボニルメチル−Δ2 −1.2.4−トリアゾリ
ン−5−オン、1−(p−クロロフェニル)−3−イソ
ブチル−4−(4−エチル−1−ピペラジニル)カルボ
ニルメチル−Δ2 −1.2.4−トリアゾリン5−オ
ン、1−(p−クロロフェニル)  −3−n−プロピ
ル−4−[4−(2−ハイドロキシエチル)−1−ピペ
ラジニル]カルボニルメチル−Δ2 −1.2.4−ト
リアゾリン−5−オン、1−(p−クロロフェニル)3
−n−ブチル−4−[4−(2−ハイドロキシエチル)
■−ピペラジニル]カルボニルメチル−Δ21.2.4
−)リアゾリン−5−オン、1−(p−クロロフェニル
)−3−イソブチル−4−[4−(2−ハイドロキシエ
チル)−1−ピペラジニル]カルボニルメチル−Δ2 
−1.2.4−トリアゾリン −5−オンがとくに好ま
しい。 また、一般式(I)で示される化合物のうち、■−(−
一トリフルオロメチルフェニル)−3−エチル−4−(
4−メチル−1−ピペラジニル)カルボニルメチル−Δ
2 −1.2.4−トリアゾリン−5−オンおよび1−
(p−n−ブチルフェニル)−3−エチル−4−(4−
メチル−1−ピペラジニル)カルボニルメチルΔ2 −
1.2.4−トリアゾリン−5−オンが抗潰瘍活性にす
ぐれているので好ましい。 本発明の一般式(I)で示されるΔ2−1.2.4− 
トリアゾリン−5−オン誘導体はR4の種類により、中
性または塩基性を示す。塩基性のばあい、常法により酸
付加塩とすることができる。酸付加塩としては、塩酸塩
、臭化水素酸塩、ヨウ化水素酸塩、硫酸塩、リン酸塩、
酢酸塩、シュウ酸塩、リンゴ酸塩、酒石酸塩、クエン酸
塩、マレイン酸塩、ベンゼンスルホン酸塩、p−トルエ
ンスルホン酸塩など鉱酸または有機酸との塩を広くあげ
ることができる。 本発明の一般式(I)で示されるΔ2−1.2.4− 
トリアゾリン−5−オン誘導体を製造するための有用な
中間体である一般弐N、■および(n)で示される化合
物は、それぞれ文献未記載の新規化合物であり、医薬と
して、また種々の医薬の原料としての可能性が考えられ
る。 本発明の一般式(I,)で示されるΔ2−1.2.4−
1−リアゾリン−5−オン誘導体またはそれらの薬理学
的に許容される酸付加塩はそれ自体単独で抗潰瘍剤とし
て投与してもよいが、公知の製剤手法を利用
【7て各種
の剤形に用いることができる。 たとえば錠剤、顆粒剤、散剤、カプセル剤、シロップ剤
などの経口用剤、注射剤、坐剤などの非経口用剤に用い
ることができる。 投与量は患者の症状、年齢、体重、治療効果、投与方法
、投与期間により異なるが、通常経口投与のばあい成人
1日当り10〜3000mgの投与範囲で投与するのが
好適である。 以下に実施例をあげて本発明の化合物および製造法をさ
らに詳しく説明するが本発明はかかる実施例のみに限定
されるものではない。 実施例1 1−フェニル−3−n−ブチル−4−エトキシカルボニ
ルメチル−Δ2−1.2.4− トリアゾリン−5−オ
ンの製造 ナトリウム1.4gをエチルアルコール150m1に溶
解し、ついで1−フェニル−3−n−ブチル−Δ2−1
.2.4−  トリアゾリン−5−オン12.8g(0
,0589モル)を加えた。続いて、ブロム酢酸エチル
10.1Hg(0,0647モル)を加え、撹拌下、3
時間加熱還流した。反応液を減圧下に濃縮後、残留物に
ベンゼン180m1と0.5%(重量%、以下同様)水
酸化ナトリウム水溶液140 mlを加えかき混ぜたの
ち、ベンゼン層を水洗した。ベンゼンを減圧下に留去し
、残留物を石油エーテルより再結晶して、■−フェニル
ー3−n−ブチルー4−エトキシカルボニルメチル−Δ
2−1.2.4−トリアゾリン−5−オン15.3g(
収率85.6%)をえた。 また、えられた1−フェニル−3−n−ブチル−4−エ
トキシカルボニルメチル−Δ2−1.2.4− トリア
ゾリン−5−オンの融点、MASSスペクトル、IRス
ペクトル、IH−NMRスペクトルを以下に示す。 融  点 = 46〜47℃ )4ASSスペクトル(m/θ): 30B(I4)I
Rスペクトル(KI3r) : 1737cIa −’
  1713011−’ (C−0)IH−NMRスペ
クトル(δ、ppm)、 (CDCJ 3) :0.9
G(3H、t  、  CH2C)120H2CH3)
1.12〜  2.0[i   (4H、麺  、  
CH2Cリ3  CH2CHs  )1.30(3H%
 t  、0CH2CH3)2.55(2H、t  、
CH2CH2C)I2CH3)4.30(2H、Q  
、QC)12CH3)4.48(2H、s  % NC
)12)7.08〜8.21 (5H,■、ベンゼン環
H)実施例2 l−(p−クロロフェニル)−3−イソブチル−4−エ
トキシカルボニルメチル−Δ2−1.2.4− )リア
ゾリン−5−オンの製造 ナトリウム0.8gをエチルアルコール90m1に溶解
し、ついで1−(p−クロロフェニル)−3−インブチ
ル−Δ2−1.2.4− トリアゾリン−5−オン8.
7g(0,0348モル)を加えた。続いて、ブロム酢
酸エチル8.4g(0,0383モル)を加え、撹拌下
、3時間加熱還流した。反応液を減圧下に濃縮後、残留
物にベンゼン200 mlと0.5%水酸化ナトリウム
水溶液100m1を加えかき混ぜたのち、ベンゼン層を
水洗した。ベンゼンを減圧下に留去し、残留物をエチル
アルコールと石油エーテルの混合溶液より再結晶して、
1−(p−クロロフェニル)−3−イソブチル−4−エ
トキシカルボニルメチル−Δ2−1.2.4− )リア
ゾリン−5−オン9.9g (収率84.8%)をえた
。 また、えられた1−(p−クロロフェニル)−3−イソ
ブチル−4−エトキシカルボニルメチル−Δ2−1.2
.4− トリアゾリン−5−オンの融点、MASSスペ
クトル、IRスペクトル、l)l−NMRスペクトルを
以下に示す。 融  点= 81〜83℃ MASSスペクトル(I/G):  337(M  )
IRスペクトル(KBr) : 1748cm ’、1
706cmm−’ (C−0)IH−NMRスペクトル
(δ、pp−)、 (COCl 3) :1.05(8
H,d 5CH(CHJ )2)1.30(3H,t 
5CH2CHs)1.74〜2.5[1(LH,■、C
H)2.43(2H,、d 5C)12c)り4.30
(2H,q 、  C)12 CHs )4.45(2
H,s  S NCH2)7.45(2H%d 、 3
−Hおよび5°−H)8.05(2H,d 、 2’−
Hおよび6°−H)実施例3 l−(p−メトキシフェニル)−3−エチル−4−エト
キシカルボニルメチル−Δ2 −1.2.4−トリアゾ
リン−5−オンの製造 1−(p−クロロフェニル)−3−イソブチル−Δ2−
1.2.4−トリアゾリンー5−オンのかわりに1−(
p−メトキシフェニル)−3−エチル−Δ2 −1.2
.4−トリアゾリン−5−オン8.0 g (0,03
65モル)、ブロム酢酸エチル6.7g (0,040
Lモル)を用いたほかは、実施例2と同様に反応、処理
および精製して、標記化合物9.2g (収率82.8
%)をえた。また、えられた1−(p−メトキシフェニ
ル)−3−エチル−4−エトキシカルボニルメチルΔ2
 −1.2.4−トリアゾリン−5−オンの融点、MA
SSスペクトル、IRスペクトル、1)1−NMRスペ
クトルを以下に示す。 融点=77〜79℃ MASSスペクトルCafe )  :  305(M
” )IRスペクトル(KBr)  ; 1745cm
−11699CI11−1(C−0) IH−NMRスペクトル(δ、ppm)、CCDCl5
 )  :1.30(3HSt 、 0CH2CH3)
1.33(3H,t 、 3位置換のCH3)2.57
(2H,、q 、 3位置換のCH2)3.85(3H
,、s  、  QC)ts  )4.30(2H,Q
  、0CH2CHs  )4.47(2H,s  S
 NCH2)7.01(2HSd 、 3”−Hおよび
5°−H)7.94(2+1、d、2°−Hおよび6°
−H)実施例4 L−(p−クロロフェニル)−3−エチル−4−エトキ
シカルボニルメチル−Δ2 −1.2.4−トリアゾリ
ン−5−オンの製造 ■−(p−クロロフェニル)−3−エチル−Δ2−1.
2.4−1−リアゾリン −5−オン32.3g (0
,1444モル)、ブロム酢酸エチル26.5g(0,
1587モル)を用いたほかは、実施例2と同様に反応
、処理および精製して、標記化合物38.2g (収率
85.4%)をえた。また、えられた1−(p−クロロ
フェニル)−3−エチル−4−エトキシカルボニルメチ
ル−△2 −1.2.4−トリアゾリン−5−オンの融
点、MASSスペクトル、[Rスペクトル、IH−N)
IRスペクトルを以下に示す。 融点:82〜85℃ MASSスペクトル(i/e )  :  309(M
” )IRスペクトル(KBr)  : 1743ca
 −’  1702cm −1(C−0) l・ル(δ、pplll)、(CD(+3) :f、0
CH2CH3) t、3位置換のCH3) Q、3位置換のCH2) q 、 QCぬCH3) s 、 NG)+2) d 、 3’−)1および5’−H) d、2°−Hおよび6’−H) IH−NMRスベク 1.29(3H。 1.32(3H。 2.55(2H。 4.29(2H。 4.47(2)1゜ 7.4!II(2)1゜ 8.07(2H。 実施例5 l−(Ql−トリフルオロメチルフェニル)−3−エチ
ル−4−工トキシカルボニルメチル−Δ2 −1.2゜
4−トリアゾリン−5−オンの製造 1−(m−トリフルオロメチルフェニル)−3−エチル
−Δ2−1.2.4−1−リアゾリン−5−オン5.0
g(0,0194モル)、ブロム酢酸エチル3.6g(
0,0218モル)を用いたほかは、実施例2と同様に
反応、処理および精製して、標記化合物5.4g (収
率81.1%)をえた。また、えられた1−(m−トリ
フルオロメチルフェニル)−3−エチル−4−エトキシ
カルボニルメチル−△2 −1.2.4−トリアゾリン
 −5−オンの融点、MASSスペクトル、IRスペク
トル、IH−NMRスペクトルを以下に示す。 融点=80〜83℃ MASSスペクトル(m/e )  :  343(M
” )IRスペクトル(KBr)  : 1740CI
11−’、1703cm−1(C−O) IH−NMRスペクトル(δ、ppm)、(CDCf3
)  :1.30(3HSt 、 QC)12c脳)1
.35(3)1.、t 、 3位置換のC)+3 )2
.64(2HXq 、 3位置換のC)I2 )4.2
9(21L  q  、0C1hCH3)4.47(2
HS s  、、、NCH2)7.43〜8.59(4
H% m 1ベンゼン環H)実施例6 l−(p−n−ブチルフェニル)−3−エチル−4−エ
トキシカルボニルメチル−Δ2 −1.2.4−トリア
ゾリン−5−オンの製造 1−(p−n−ブチルフェニル〉−3−エチル−Δ2−
1.2.4−トリアゾリン −5−オン 3.4g(0
,0139モル)、ブロム酢酸エチル2.6 g (0
,015Gモル)を用いたほかは、実施例2と同様に反
応、処理および精製して、標記化合物3゜4g (収率
73.8%)をえた。また、えられた1−(p−n−ブ
チルフェニル)−3−エチル−4−エトキシカルボニル
メチル−Δ2 −1.2.4− トリアゾリン−5−オ
ンの融点、MASSスペクトル、IRスペクトル、1)
(−NMRスペクトルを以下に示す。 融点ニア5〜77℃ MASSスペクトル(m/e )  :  331(M
” )!Rスペクトル(K[3r)  : 1739c
m −’  1700cm −’(C−’ 0 ’) ”H−NMIIX ヘ’) トル(6、ppm)、(C
D(+3)0.92(3H,t %CH2CH2CH2
CHJ )1.07〜1.94(4)1. a 、CH
2C11CijlC)lx)1.27(3)1. t 
、 3位置換(7)CH3)1.30(3)1.、t 
、 QC)hcHL)2.53(21(、q 、3位置
換(7)CH2)2、[1l(2)1.、t 5CH2
CH2CH2CHJ)4.29(2H,q 5OCI(
2CH3)4.47(211、s  s  NC)(2
)7.31(2)ISd 13’−Hおよび5−11)
7.94(2H,d 、 2°−Hおよび6“−1;)
実施例7 ■−フェニルー3−n−ブチルー4−カルボキシメチル
−Δ2 −1.2.4−)リアゾリン−5−オンの製造
1−フェニル−a−n−ブチル−4−エトキシカルボニ
ルメチル−Δ2 −1.2.4−トリアゾリン−5−オ
ン(実施例1の化合物) lO,og (0,0334
モル)をエチルアルコール15m1と8%水酸化ナトリ
ウム水溶液140 [+11の混合溶液に加えて、1.
5時間加熱還流した。反応終了後、反応液に塩酸水溶液
を加えて酸性にした。析出結晶を濾取、水洗して、■−
)、ユニルー3−n−ブチル−4−カルボキシメチル−
Δ2 −1.2.4− )リアゾリン−5−オン8、[
ig (収率93.5%)をえた。また、えられたl−
フェニル−3−n−ブチル−4−カルボキシメチル−△
2 −1.2.4−)リアゾリン−5−オンの融点、M
ASSスペクトル、IRスペクトル、IH−NMI?ス
ペクトルを以下に示す。 融点:112〜113℃ MASSスペクトル(alo )  :  275(M
” )IRスペクトル(KBr)  : 1759cm
−11740cm −’1892ea+−1 (C−O) 1N−NMRスペクトル(δ、ppm)、(CD(+3
 )  :0.94(311、t 、 C)13 )1
.11 〜2.04(48%  m  1 CH2C川
C肛用 llj )2.55(2HSt 5CH2C1
12CH2CI+3 )4.52(2)ISs 、 N
G)+2 )7.11〜8.23(511Sm 、ベン
ゼン環II)9.62(ill、  s  、  0l
l)実施例8 ■−(p−クロロフェニル)−3−イソブチル−4−カ
ルボキシメチル−Δ2 −1.2.4−トリアゾリン−
5−オンの製造 ■−フェニルー3−n−ブチルー4−エトキシカルボニ
ルメチル−Δ2 −1.2.4−1−リアゾリン−5−
オンのかわりに1−(p−クロロフェニル)−3−イン
ブチル−4−エトキシカルボニルメチル−Δ2−■。 2.4−1リアゾリン−5−オン(実施例2の化合物)
5.0g (0,0148モル)を用いたほかは、実施
例7と同様に反応、処理および精製して、標記化合物4
.3g (収率93.8%)をえた。また、えられた1
−(p−クロロフェニル)−3−イソブチル4−カルボ
キシメチル−Δ2 −1.2.4−)リアゾリン −5
−オンの融点、MASSスペクトル、IRスペクトル、
IH−NMRスペクトルを以下に示す。 融点:170〜172℃ MASSスペクトル(a+/e )  :  309(
M” )IRスペクトル(KBr)  : 1734c
m−’、1717cm−1(C−0) IH−NMRスペクトル(δ、ppm)、(CD(+3
 )  :1.05(8HSd  、  C)13  
X  2 )1.75〜2.(io(II、s  、C
H)2.4G(21L  d  、   CH2C11
)4.48(2H,s  、NCH2) 7.48(2H,d 、 3−Hおよび5’−H)8.
09(211、d 、 2−11および6°−14)1
0.00(I8% s  、OH) 実施例9 l−(p−メトキシフェニル)−3−エチル−4−カル
ボキシメチル−Δ2 −1.2.4−1−リアゾリン5
−オンの製造 ■−フェニルー3−n−ブチルー4−エトキシカルボニ
ルメチル−Δ2 −1.2.4−)リアゾリン−5−オ
ンのかわりに1−(p−メトキシフェニル)−3−エチ
ル−4−エトキシカルボニルメチル−Δ2 −1.2゜
4−トリアゾリン−5−オン(実施例3の化合物)8.
0g (0,0262モル)を用いたほかは、実施例7
と同様に反応、処理および精製して、標記化合物0.5
g (収率89.5%)をえた。また、えられた1−(
p−メトキシフェニル)−3−エチル−4−力ルボキシ
メチルーΔ2 −1.2.4−)リアゾリン−5−オン
の融点、MASSスペクトル、IRスペクトル、IH−
NMRスペクトルを以下に示す。 融点:  211〜213℃ MASSスペクトルCm/a )  :  277(M
” )IRスペクトル(KI3r)  : 1738c
m −’  1721cm −’l G83 cm −
1(C−O) 1)1−NMRスペクトル(δ、pp鋼)、(CDCf
f3)  :1.33(3HSt 、 CH2C川)2
、[10(2H,、Q 、、CH2CHl )3.86
(3H,s 、 0CHx )4.45(2H,s 、
 NCH2) 7.03(2HSd 、 3°−11および5’−H)
7.92(IH,s 、 0H) 7 、97 (2H1d 、 2−1!およびB’−H
)実施例10 ■−(p−クロロフェニル)−3−エチル−4−カルボ
キシメチル−Δ2 −1.2.4−トリアゾリン−5−
オンの製造 1−フェニル−3−n−ブチル−4−エトキシカルボニ
ルメチル−Δ2 −1.2.4−)リアゾリン−5−オ
ンのかわりに1−(p−クロロフェニル)−3−エチル
−4−エトキシカルボニルメチル−Δ2 −1.2.4
−トリアゾリン−5−オン(実施例4の化合物)20.
0 g (0,0646モル)を用いたほかは、実施例
7と同様に反応、処理および精製して、標記化合物1[
i、4g(収率90.2%)をえた。また、えられた1
−(p−クロロフェニル)−3−エチル−4−カルボキ
シメチル−△2 −1.2.4−1−リアゾリン5−オ
ンの融点、MASSスペクトル、IRスペクトル、IH
−NMRスペクトルを以下に示す。 融点:194〜195.5℃ MASSスペクトル(m/e )  :  Hl(H”
 )IRスペクトル(KBr)  : 173Bcm−
11722cm −’1681cm’ (C−0) IH−NMRスペクトル(δ、ppm)、 (CDCf
3)  :1.33(3H,t 、 CH2CHs )
2.55(2H1q 、 CH2CH3)4.45(2
)1.s  、NCH2)7.52(211、d 、 
3−Hおよび5−H)8.09(2H,d 、 2−1
1および6°−H)9.25(III、s  、、OH
) 実施例11 1−(m−トリフルオロメチルフェニル)−3−エチル
−4−カルボキシメチル−Δ2 −1.2.4−トリア
ゾリン−5−オンの製造 1−フェニル−3−1】−ブチル−4−エトキシカルボ
ニルメチル−Δ2 −1.2,4.−1−リアゾリン−
5−オンのかイ)りに1−(a+−トリフルオロメチル
フェニル)−3−エチル−4−エトキシカルボニルメチ
ルΔ2 −1.2.4−トリアゾリン−5−オン(実施
例5の化合物)  5.0g (0,0146モル)を
用いたほかは、実施例7と同様に反応、処理および精製
して、標記化合物4.2g (収率91.5%)をえた
。 また、えられたl−(m−トリフルオロメチルフェニル
)−3−エチル−4−カルボキシメチル−△21.2.
4−トリアゾリン−5−オンの融点、MASSスペクト
ル、IRスペクトル、IH−NMRスペクトルを以下に
示す。 融点:185〜IH℃ )4ASSスペクトル(m/e )  :  315(
M” )II?スペクトル(K[3r)  : 173
9c+a −’  1722c+n −’1681c、
+n −’ (C−0) II(−NMI?スペクトル(6、ppm)、(CD(
J3)  :1.3B(38%1 、 CH3) 2.64(2M、 q 、  CH2(jlx )4.
49(2H1S 、 NC)12)7゜45〜 B、G
O(4H,m 、ベンゼン環 H)8.78(III、
s 、 0)1) 実施例12 1−(p−n−ブチルフェニル)−3−エチル−4−カ
ルボキシメチル−Δ2 −1.2.4−1−リアゾリン
5−オンの製造 ■−フェニルー3−n−ブチルー4−エトキシカルボニ
ルメチル−Δ2 −1.2.4−トリアゾリン−5−オ
ンのかわりに1−(p−n−ブチルフェニル)−3−エ
チル−4−エトキシカルボニルメチル−Δ2 −1.2
゜4−トリアゾリン−5−オン(実施例6の化合物)3
.0g (0,0091モル)を用いたほかは、実施例
7と同様に反応、処理および精製して、標記化合物2.
5g (収率91.0%)をえた。また、えられた1−
(p−n−プチルフエニ、ル)−3−エチル−4−力ル
ボキシメチルーΔ2 −1.2.4−トリアゾリン−5
−オンの融点、MASSスペクトル、IRスペクトル、
IH−NMRスペクトルを以下に示す。 融点:155〜157℃ MASSスペクトルCtg/e )  :  303(
M” )IRスペクトル(KI3r)  : 1734
ca+ −’  1719cm −11884(J−1
(C−0) ’H−NMRスペクトル(δ、pp@)、(CD(Js
 )  :0.92(3HSt 、 CH2CH2C)
+2cHJ)■、lO〜  1.95(4)(、曹 、
 (:)+2cH2C町CHs  )1.28(3H,
t 、 3位置換のCH3)2.55(2H,q 、 
3位置換のCH2)2、[1l(2H,t 、  CH
2Cl12CH2CI+3 )4.47(2HSs’、
NCH2) 7.33(2HSd 、 3’−Hおよび5°−H)7
.95(2H,d 、 2’−Hおよび6°−H)7.
99(IH,s  、OH) 実施例l3 i−(p−クロロフェニル)−3−メチル−4−カルボ
キシメチル−Δ2 −1.2.4− トリアゾリン−5
−オンの製造 ナトリウム 1.1gをエチルアルコール120 ml
に溶解し、ついで1−(p−クロロフェニル)−3−メ
チル−Δ2 −1.2.4−トリアゾリン−5−オン1
0.1g (0,0482モル)を加えた。続いて、ブ
ロム酢酸エチルL9g (0,0533モル)を加え、
撹拌下、3時間加熱還流した。反応液を減圧下に濃縮後
、残留物にベンゼン 130 mlと0,5%水酸化ナ
トリウム水溶液100 mlを加えかき混ぜたのち、ベ
ンゼン層を水洗した。ベンゼンを減圧下に留去し、残留
物にエチルアルコール10m1と8%水酸化ナトリウム
水溶液110m1を加えて、1.5時間加熱還流した。 反応終了後、反応液に塩酸水溶液を加えて酸性にした。 析出結晶を濾取、水洗して、1−(p−クロロフェニル
)−3−メチル−4−カルボキシメチル−Δ2 −1.
2.4−トリアゾリンづ−オン12.0g(収率93.
1%)をえた。 また、えられたL−(p−クロロフェニル)−3−メチ
ル−4−カルボキシメチル−Δ2 −1.2.4−トリ
アゾリン−5−オンの融点、MASSスペクトル、IR
スペクトル、IH−NMRスペクトルを以下に示す。 融点:229〜230℃ )IAssスペクトル(m/e )  :  267(
M” )II?スペクトル(KBr)  : 1740
cm −’  167[icm −1(C−0) ’H−NMRスヘ’y ) ル(6、ppm)、(CD
(J3 )  :2.30(3)1.s  、CH3) 4.47(2H,s  、NCH2) 7.45(2H,d 、 3’−Hおよび5°−H)8
.0θ(2)1. d 、 2’−)1および6°−)
l)9.37(I8S s  、、OH) 実施例14 ■−(p−クロロフェニル)−3−エチル−4−(l−
カルボキシエチル)−Δ2 −1.2.4−)リアゾリ
ン−5−オンの製造 ナトリウム2.1gをエチルアルコール220 mlに
溶解し、ついで1−(p−クロロフェニル)−3−エチ
ル−Δ2 −1.2.4−トリアゾリン−5−オン20
.0 g (0,0894モル)を加えた。続いて、2
−ブロムプロピオン酸エチル17.8 g (0,09
83モル)を加え、撹拌下、6時間加熱還流した。反応
液を減圧下に濃縮後、残留物にベンゼン250m1と 
0.5%水酸化ナトリウム水溶液200m1を加えかき
混ぜたのち、ベンゼン層を水洗した。ベンゼンを減圧下
に留去し、残留物にエチルアルコール20m1と8%水
酸化ナトリウム水溶;l&150m1を加えて、1時間
加熱還流した。反応終了後、反応液に塩酸水溶液を加え
て酸性にした。析出結晶を濾取、水洗して、1−(p−
クロロフェニル)−3−エチル−4−(l−カルボキシ
エチル)−Δ21.2.4−トIJ 7ゾリンー5−オ
>20.4g (収率77.1%)をえた。また、えら
れた1−(p−クロロフェニル)−3−エチル−4−(
l−カルボキシエチル)−△2 −1.2.4−)リア
ゾリン−5−オンの融点、MASSスペクトル、IRス
ペクトル、IH−NMRスペクトルを以下に示す。 融点=135〜137℃ )IAssスペクトル(+10 )  :  295(
M+)IRスペクトル(KBr)  : 17410m
+ −’  1690cm −’(C−O) IN−NMRスペクトル(δ、pp■)、(CD(J3
)  :1.35(3)ISt  5CII2CH3)
1.7B(311,d  5C1ICI+3  )2.
135(2H,q  、CH2) 4.90(LH,q  、MCI+) 7.51(2H1d、3°−11および5°−)1)8
.09(2H,d 、 2°−11およびG’−11)
9、GO(I)1.  s  、  01l)実施例1
5 1−(p−クロロフェニル)−3−ローへキシル−4−
力ルボキシメチルーΔ2 −1.2.4−トリアゾリン
−5−オンの製造 ナトリウム0.9g:をエチルアルコール100m1に
溶解シ、ついで1−(p−クロロフェニル) −3−n
−へキシル−Δ2 −1.2.4− )リアゾリン−5
−オン10.0 g (0,0357モル)を加えた。 続いてブロム酢酸エチル9.8 g (0,0395モ
ル)を加え、撹拌下、3時間加熱還流した。反応液を減
圧下に濃縮後、残留物にエチルアルコール20m1と1
0%水酸化ナトリウム水溶液100m1を加えて、3時
間加熱還流した。反応終了後、反応液に塩酸水溶液を加
えて酸性にした。析出結晶を濾取、水洗して、1−(p
−クロロフェニル)−3−n−へキシル−4−カルボキ
シメチル−Δ2 −1.2.4−トリアゾリン−5−オ
ン11. 、4 g (収率94,4%)をえた。 また、えられた1−(p−クロロフェニル)−3−n−
へキシル−4−カルボキシメチル−Δ2 −1.2.4
−トリアゾリン −5−オンの融点、MASSスペクト
ル、IRスペクトル、IH−N)4Rスペクトルを以下
に示す。 融点:141−143℃ MASSスペクトル(i/e )  :  337(M
” )IRスペクトル(KBr)  : 1734cm
−117Llcn+ −’(C−O) 1)1−NHRスペクトル(δ、ppm)、CCDCI
y )  :0.90(3H,t 、 C)+3 )1
.09〜2.10(8H,m 。 C)I 2C1i2CLIC出C肚CHs )2.57
(2H,t  5CLICH2CH2CH2CH2CH
3)4.55(2HS s  、NC)12 )7.5
1(2)1. d 、 3°−Hおよび5’−H)8.
08(2HSd 、 2°−Hおよび6°−旧9.00
(IH,s  、OH) 実施例16 t−(p−n−へキシルフェニル>  −a−メチル−
4−カルボキシメチル−Δ2 −1.2.4−)リアゾ
リン−5−オンの製造 1−(p−n−ヘキシルフェニル)−3−エチル−Δ2
 −1.2.4−)リアゾリン −5−オン 2.0g
(0,0073モル)、ブロム酢酸エチル2.6g(0
,015ftモル)および炭酸カリウム3.5gをメチ
ルエチルケトン 100 mlに加え、撹拌下、5時間
加熱還流した。冷後、不溶物を濾去し、濾液を減圧下に
濃縮後、残留物にエチルアルコール2 mlと8%水酸
化ナトリウム水溶液15m1を加えて3時間加熱還流し
た。反応終了後、反応液に塩酸水溶液を加えて酸性にし
た。析出結晶を濾取、水洗して、1−(p−n−へキシ
ルフェニル)−3−エチル−4−カルボキシメチル−Δ
2 −1.2゜4−トリアゾリン−5−オン1.7g 
(収率70.3%)をえた。また、えられた1−(p−
n−ヘキシルフェニル)−3−エチル−4−カルボキシ
メチル−△21.2.4−トリアゾリン−5−オンの融
点、)IAssスベク1−ル、IRスペクトル、1N−
NHI?スペクトルを以下に示す。 を辻点:153〜155°C ト1^SSスペクトル(a+10 )  :  331
(H” )11ンスペクトル(Kllr)  : 17
33cm −’  1719cm −’1G81c+i
 −’ (C−0) 1)1−N)II?INクトル(δ、ppm)、(CD
Cl2 )  :0.90(3N%t 、 CH2CH
2C)+2C)h CIhCHJ )1505〜1.9
8(I185m 、Cll2C+(2CLIC止C瓜C
113) 1.32(3HSt 、 3位置換のC113)2.8
0(211Sq 、 3位置換のCHz )2、BI3
(211、t 、  CH2Cll2C82C112C
H2CH3)4.5ti(2N%s 、 N(I:)1
2 )7.39(2B%d、3°−Hおよび5°−11
)8.01(2H,d 、 2°−Hおよび6−H)8
.08(lH,s  、OH) 実施例17〜25 さらに、■−(p−クロロフェニル)−3−メチル−Δ
2 −1.2.4−トリアゾリン −5−オンのがわり
に1−フェニル−3−メチル−Δ2 −1.2.4− 
トリアゾリン−5−オン10.0g (0,0571モ
ル) 、ブロム酢酸エチル11.i (0,0659モ
ル)(実施例17) 、1−フェニル−3−エチル−Δ
2−1.2.4−トリアゾリンー5−オン8.5g (
0,0449モル)、ブロム酢酸エチル8.3 g (
0,0497モル)(実施例18) 、1−フェニル−
3−n−プロピル−Δ21.2.4−1− ’J 7ゾ
!J シー5−オン12.0g  (0,0590モル
)、ブロム酢酸エチル11.8g (0,0707モル
)(実施例19) 、l−フェニル−3−イソブチル−
Δ2 −1.2.4−) !J 7ゾ’) ン−5−,
t ン12.Og(0,0552モル)、ブロム酢酸エ
チルtt、tg(0,0B[i5 モル)(実施例20
) 、 L−(s−クロロフェニル)−3−エチル−Δ
2 −1.2.4−トリアゾリン−5−オン1.0g 
(0,0313モル)、ブロム酢酸エチル5.8 g 
(0,0347モル)(実施例21)、1−(p−クロ
ロフェニル)−3−n−プロピル−Δ21.2.4−1
−リアゾリン −5−オン 8.Og (0,0337
モル)、ブロム酢酸エチル8.3 g (0,0377
モル)(実施例22) 、L−(p−クロロフェニル)
−3−イソプロピル−Δ2 −1.2.4−)リアゾリ
ン−5−オン8.0 g (0,0337モル)、ブロ
ム酢酸エチル[i、3 g (0,0377モル)(実
施例23) 、1−(p−クロロフェニル)−3−n−
ブチル−Δ2 −1.2.4−トリアゾリン−5−オン
lO,Or (0,0397モル)、ブロム酢酸エチル
8.0 g (0,0479モル)(実施例24) 、
1−(p−フルオロフェニル)−3−エチル−Δ2 −
1.2.4−トリアゾリン −5−オン10.0g(0
,0483モル)、ブロム酢酸エチル9.7g(0,0
581モル)(実施例25)をそれぞれ用いたほかは、
実施例13と同様に反応、処理および精製して、以下の
化合物をそれぞれえた。 1−フェニル−3−メチル−4−カルボキシメチル−Δ
2 −1.2.4−トリアゾリン −5−オン 9.9
g(収率74,3%)(実施例17) 融点:225〜227℃ MASSスペクトル(+/e): 223(M” )I
Rスペクトル(KBr) : 1734cm−1,18
69cm−1(C−0)1)1−NORスペクトル(δ
、ppm)、(CD(J3 )  :2.28(311
、s  、、CI+3  )4.48(2H1s  、
  CH2)7.10〜8.19(585m 、ベンゼ
ン環H)9.21(L)lSs  、  011)[−
フェニル−3−エチル−4−カルボキシメチル−Δ2 
−1.2.4−1−リアゾリン −5−オン 9.1g
(収率82.0%)(実施例18) 融点:214〜216℃ MASSスペクトル(ilo): 247(M” )I
Rスペクトル(KBr):1740ca+−”  18
83cm−1(C−0)1N−NMRスペクトル(δ、
ppm)、 (CD(J3 )  :L、34(31S
t 、 CH3) 2.83(2H,Q 、  CLZCHs )4.48
(2H,s 、 NCH2) 7.11〜8.19(5H、m 、ベンゼン環H)8.
52(IH,s  、OH) ■−フェニルー3−n−プロピルー4−カルボキシメチ
ル−Δ2 −1.2.4−)リアゾリン−5−オン12
.3g(収率79.8%)(実施例19) 融点:168〜169℃ MASSスペクトル(a/θ): 261()l” )
IRスペクトル(KI3r) :1740cm −’ 
、 1690ca+−1(C−ロ)IH−NORスペク
トル(δ、ppm)、(CDCl2)  :0.9g(
38%t 、 C113) 1.35〜1.98(2H、謂、CH2CH2C113
)2.53(21(、t 、 CH2Cl(2C1h 
)4.48(2HSs 5NCH2) 7.13〜8.17(51! 、麿、ベンゼン環11)
9.12(ill、s 、 OH) ■−フェニルー3−イソブチルー4−カルボキシメチル
−Δ2 −1.2.4−1−リアゾリン−5−オン11
.7g(収率77.0%)(実施例20) 融点=132〜133℃ MASSスペクトル(m/e):  275(M” )
IRスペクトル(KBr) : 1745cm−118
83CIl −1(C−0) IH−NMI?スペクトル(δ、ppIll)、(CD
+J3 )  :1.03(6+1、d  、、Cl1
3X 2)1.74〜2.65(IH、ta  、CI
)2.45(211、d、  C町C)I)4.47(
211、S  、NCH2)7.10〜11.17(5
11、m 、ベンゼン環11)9.82(IH,s  
、0H) 1−(i−クロロフェニル)−3−エチル−4−カルボ
キシメチル−Δ2 −1.2.4−)−リアゾリン−5
−オンfi、Og  (収率74.9%)(実施例21
)融点二191〜192℃ MASSスペクトル(i/e): 28HM” )IR
スペクトル(KBr) : 1740clI+ −” 
 1725cm −11892cIO−’ (C−0) IH−NMRスペクトル(δ、ppm)、(CD(J3
 )  :[32(3H,t 、 CH3) 2.57(2)1. (+ 、  C町CHs)4.4
6(2H,s 、 NCH2) 7.13〜8.07(411、層、ベンゼン環11)J
53(IH1!E  、  0H) L−(p−クロIJ 7 、、cニル)=:トト プ暑
、・(−゛);、・ −4−カルボキシメチル−Δ2−
1.2.4−)リアゾリン5−オン8.9g  (収率
89゜3%)(実施例22)融点:187〜188℃ MASSスペクトル(m/e);295(H” )IR
スペクトル(KBr):1739cs−’  l[i8
1cm−’(C−0) ’H−NHRスヘクl−ル(6、ppIll)、(CD
(Jx )  :0.99(311,t 、 Cll3
)1.36〜1.99(211、cm 、CthCfh
CII3)2.52(211、t 、  CH2Cll
2C)+3 )4.4G(2H,s 、 NCH2) 7.49(2H,d 、 3’−11および5’−11
)8.10(211、d 、 2’−11および13’
−I+)9.36(LH,s 、 0H) 1〜(p−クロロフェニル)−3〜イソプロピル−4−
カルボキシメチル−Δ2−1.2.4−1−リアゾリン
−5−オンg、eg(収率86.3%)(実施例23)
融点=2o2〜205℃ MASSスペクトルCafe’) :  295(M”
 )IRスペクトル(KI3r) : 1739cm 
−’  1B75es+ −’(C−0) IH−NMRスペクトル(δ、ppm)、(CD(J3
):1.30  (ell、d 、 Cll3  X 
2)2.55〜3.33  (Ill、 m 、C11
)4.47  (2+1、s 、  NCH2)7.4
7  (211、d 、 3’=11および5−11)
8.09  (2+1、d 、 2−11および6−1
1)9.74  (ill、s  SOiり■−(p−
クロロフェニル)−3−n−ブチル−4−カルボキシメ
チル−Δ2−1.2.4−トリアゾリンー5−オン10
.1g  (収率82.1%)(実施例24)融点;1
B1〜184°C MASSスペクトル(m/e):  309(I4” 
)+Rスペクトル(KBr) : 1744ca+ −
’  1885cll −’(C−0) IH−NMRスペクトル(δ、ppm)、(CDC# 
s) :0.95  (311、t  、 Ct13)
1.11〜2.05  (4!1.、m 、 Cl12
CH2C112CH3)2.57  (2)1.  t
 、  CI(2CH2CH2CH3)4.50  (
2)1.  s  、  NCH2)7.48  (2
H,d 、 3’−Hおよび5°−H)8.08  (
2)1. d 、 2°−Hおよび6°−旧9.41 
  (l)1% s  、OH)■−(p−フルオロフ
ェニル)−3−エチル−4−カルボキシメチル−Δ2 
−1.2.4−トリアゾリン−5〜オンio、eg  
(収率82,7%)(実施例25)融点:201〜20
3℃ MASSスペクトル(m/e) :  2f35(M”
 )IRスペクトル(KBr) : 1737cm −
’  1721cm −’1681c+n −’ (C
−C− 0)IH−ILスペクトル(δ、ppm)、(CD(J
 3) :1.28  (3HSt 、 C1(3)2
.62  (2H,Q 、 Cム(:H3)4.4B 
 (2H,s 、 NCH2)7.17  (IH,d
 、 3°−Hまたは5°−)1)7.32  (LH
,d 、 3’−Hまたは5°−)1)8.04  (
IL d 、 2’−Hまたは8’−H)8、F3  
(l)l、 d 、 2°−Hまたは6°−H)8.8
5  (IH,s  、OH) 実施例2B 1−<p−フルオロフェニル)−3−エチル−4−(4
−メチル−■−ピペラジニル)カルボニルメチルΔ2−
1.2.4−)リアゾリン−5−オン塩酸塩および酢酸
塩の製造 1−(p−フルオロフェニル)−3−エチル−4−カル
ボキシメチル−Δ2 −1.2.4−)リアゾリン5−
オン2.00g (0,0075モル)を塩化チオニル
10m1に加えて、撹拌下、2時間加熱還流した。 塩化チオニルを減圧下に留去して、1−(p−フルオロ
フェニル)−3−エチル−4−クロロカルボニルメチル
−Δ2 −1.2.4−トリアゾリン−5−オン2.1
4g (収率100%)をえた。 N−メチルピペラジン0.88 g (0,0088モ
ル)をメチルエチルケトン20m1に溶解し、室温にて
撹拌しながら、前記酸クロライド1.oOg(0,00
35モル)をメチルエチルケトン15m1に溶解した溶
液を滴下した。室温で2.5時間撹拌したのち、減圧に
て溶媒を留去し、残留物に水を加え生成物を濾取、水洗
して、1−(p−フルオロフェニル)−3−エチル−4
−(4−メチル−1−ピペラジニル)カルボニルメチル
−Δ2 −1.2.4−トリアゾリン−5−オン1.0
2 g (収率83.9%)をえた。融点;180〜1
62℃ ついで、1−(p−フルオロフェニル)−3−エチル−
4−(4−メチル−1−ピペラジニル)カルボニルメチ
ル−Δ2 −1.2.4−)リアゾリン−5−オン0.
8gをエチルアルコール 塩酸水溶液1.8mlを滴下した。減圧乾固し、残留物
をアセトンに懸濁して、濾取して、塩酸塩をえた。また
、えられたl−(p−フルオロフェニル)−3−エチル
−4−(4−メチル−■ーピペラジニル)カルボニルメ
チル−Δ2  −1.2.4−トリアゾリン−5−オン
塩酸塩の融点, MASSスペクトル、IRスペクトル
、IH−NMRスペクトルを以下に示す。 融点:270℃以上 MASSスペクトル(m/e )  :  347(M
” )IRスペクトル(KBr)  : 1720cm
 −’  1882cm −1(C−0) 1)1−N14Rスペクトル(δ、ppll)、( D
MSO−ds )  :1、21(3HS t  、C
H2Cih)2、57(2H,Q  S cL2C)+
3 )2、80(3H,s  、NCHs )4、83
(2H,s  、CH2CO  )7、28(IHSd
 、 3“−Hまたは5−H)7、43(LH, d 
、 3″−Hまたは5°−H)7、95(IH, d 
、 2°−HまたはG’−)1)11、03(IL d
 、 2°−Hまたはθ°−H)また、l−(p−フル
オロフェニル)−3−エチル−4−(4−メチル−■ー
ピペラジニル)カルボニルメチル−Δ2  −1.2.
4−トリアゾリン−5−オン( 0.2g)を等モルの
酢酸を含むエチルアルコール溶液に溶解し、減圧乾固し
て、、酢酸塩をえた。 融点:225〜2 2 & ’C 実施例27 1−(p−クロロフェニル)−3−メチル−4−(4−
メチル−■ーピペラジニル)カルボニルメチル−Δ2ー
1.2.4ートリアゾリンー5−オン塩酸塩の製造1−
(p−フルオロフェニル)−3−エチル−4−カルボキ
シメチル−Δ.2  −1.2.4−トリアゾリン5−
オンのかわりに1−(p−クロロフェニル)−3−メチ
ル−4−カルボキシメチル−Δ2  −1.2.4−ト
リアゾリン−5−オン1.00 g ( 0.0037
モル)、N−メチルピペラジ:/ 0.94 ir (
 0.0094 モル)を用いたほかは、実施例26と
同様に反応、処理および精製して、標記化合物1.03
 g (収率72、1%)をえた。 また、えられた1−(p−クロロフェニル)−3=メチ
ル−4−(4−メチル−■ーピペラジニル)カルボニル
メチル−Δ2  −1.2.4−トリアゾリン−5−オ
ン塩酸塩の融点、MASSスペクトル、IRスペクトル
、IH−NMRスペクトルを以下に示す。 融点=270℃以上 MASSスペクトル(m/e )  :  349(M
” )IRスペクトル(KI3r)  : 1714c
m−’ Sl[t70an−’16460ど1 (C−
0) IH−NMRスペクトル(δ、ppm)、(DMSO−
ds )  :2.22(3H,s 、 3位置換のC
H3)2.81(3H,s  、NCH3) 4.84(2)1% S % C)12CO)?、BO
(2H,d 、 3°−Hおよび5’−H)8.05(
2H,(I、2°−Hおよび6−H)実施例28 ■−(p−クロロフェニル)−3−エチル−4−(4−
メチル−1−ピペラジニル)カルボニルメチル−Δ2 
−1.2.4−1−リアゾリン−5−オン塩酸塩の製造 1−(p−フルオロフェニル)−3−エチル−4−カル
ボキシメチル−Δ2 −1.2.4−1−リアゾリン5
−オンのかわりに1−(p−クロロフェニル)−3−エ
チル−4−カルボキシメチル−Δ2 −1.2.4−ト
リアゾリン−5−オン2.00 g (0,0071モ
ル)、N−メチルビペラジン172 g (0,017
2モル)を用いたほかは、実施例2Bと同様に反応、処
理および精製して、標記化合物2.21 g (収率7
7.8%)をえた。 また、えられた1−(p−クロロフェニル)−3−エチ
ル−4−(4−メチル−1−ピペラジニル)カルボニル
メチル−Δ2 −1.2.4− )リアゾリン−5−オ
ン塩酸塩の融点、MASSスペクトル、IRスペクトル
、11(−NMRスペクトルを以下に示す。 融点:270℃以上 MASSスペクトル(ilo )  :  3[i3(
M” )IRスペクトル(KI3r)  : 1723
cIn−11[iGOcm −1(C−0) IH−NMI?スペクトル(δ、ppm)、(D20)
1.33(3H,t 、 CH2CHs )2.65(
2H,Q 、 C)12C83)3.15(3H% s
  、、NCH3)4.82(2H,s  5C)12
CO)7.45(2HSd 、 3−Hおよび5’−)
1)7.87.(2)1. d 、 2’−Hおよび1
3゛−H)実施例29 1−(p−クロロフェニル)−3−イソプロピル−4−
(4−メチル−1−ピペラジニル)カルボニルメチル−
Δ2 −1.2.4− トリアゾリン−5−オン塩酸塩
の製造 ■−(p−フルオロフェニル)−3−エチル−4−カル
ボキシメチル−へ2 −1.2.4−1−リアゾリン5
−オンのかわりに1−(p−クロロフェニル)−3−イ
ソプロピル−4−カルボキシメチル−Δ2−1゜2.4
−トリアゾリン−5−オン1.0Or (0,0034
モル)、N−メチルビペラジン0.116 g (0,
0080モル)を用いたほかは、実施例26と同様に反
応、処理および精製して、標記化合物1.12 g (
収率79.5%)をえた。 また、えられた1−(p−クロロフェニル)−3−イソ
プロピル−4−(4−メチル−1−ピペラジニル)カル
ボニルメチル−Δ2 −1.2.4−トリアゾリン−5
−オン塩酸塩の融点、MASSスペクトル、IRスペク
トル、IH−N)IRスペクトルを以下に示す。 融点:270℃以上 !4ASSスペクトル(I/G )  :  377(
)l” )+Rスペクトル(KBr)  : 1719
cm −’  1658cm −1(C−O) ll(−NMI?スペクトル(δ、ppm)、(DMS
O−ds )  :1.23(OH,d 、 CH<C
虫)2)2.82(3H,s  、NCH3) 4.84(2)IS s  、CH2CO)7.57(
2)1%d、3°−Hおよび5’−H)8.03(2O
%d、2°−Hおよび8°−H)実施例30 1−(p−クロロフェニル)−3−イソブチル−4−(
4−メチル−■−ピペラジニル)カルボニルメチル−Δ
2−1.2.4−)リアゾリン−5−オン塩酸塩の製造 1−(p−フルオロフェニル)−3−エチル−4−カル
ボキシメチル−Δ2 −1.2.4−トリアゾリン5−
オンのかわりに1−(p−クロロフェニル)−3−イソ
ブチル−4−カルボキシメチル−Δ2 −1.2゜4−
トリアゾリン−5−オン2.25 g (0,0073
モル)、N−メチルピペラジン1.83 g (0,0
1113モル)を用いたほかは、実施例2Gと同様に反
応、処理および精製して、標記化合物2.23 f (
収率71.3%)をえた。 また、えられた1−(p−クロロフェニル)−3−イソ
ブチル−4−(4−メチル−1−ピペラジニル)カルボ
ニルメチル−Δ2 −1.2.4− トリアゾリン5−
オン塩酸塩の融点、MASSスペクトル、IRNスペク
トルIH−NORスペクトルを以下に示す。 融点:265〜267℃(分解) )IAssスペクトル(m/e )  :  391(
)l” )IRNスペクトルKBr)  : 1719
c+n−n−11Blli1−1(C−0) 1)1−NORスペクトル(δ、pp量)、(D14S
O−ds )  :0.99(6H,d 、 CM(C
H3)2 )■、73〜2.44(IH,m  % C
H)2.43(2H,d  5CL2CH)2.82(
3H,s  % NCHJ)4JQ(2HS s  、
CH2C0)7.56(2H,d 、 3°−Hおよび
5°−旧8.01(2H,d 、 2°−Hおよび6°
−H)実施例31 1−(p−クロロフェニル)−3−エチル−4−[1−
(4−メチル−1−ピペラジニルカルボニル)エチル]
−Δ2−1.2.4−)リアゾリン−5−オン塩酸塩の
製造 実施例26と同様にして、1−(p−クロロフェニル)
−3−エチル−4−(I−力ルボキシエチル)−Δ2−
1.2.4−)リアゾリン −5−オンlO,Oi(0
,0338モル)より1−(p−クロロフェニル)−3
−4チル−4−(I−クロロカルボニルエチル)Δ2 
−1.2.4−トリアゾリン−5−オンto、eg (
収率100%)をえた。 N−メチルピペラジン0.80 g (0,0080モ
ル)をメチルエチルケトン20m1に溶解し、室温にて
撹拌しながら、前記酸クロライド1.00 g(0,0
032モル)をメチルエチルケトン15m1に溶解した
溶液を滴下した。室温で2時間撹拌したのち、減圧にて
溶媒を留去し、残留物にベンゼン20m1と水20m1
を加えかき混ぜたのち、ベンゼン層を水洗した。ベンゼ
ンを減圧下に留去し、残留物をエチルアルコール20m
1に溶解して、10%塩酸水溶液1.8mlを滴下した
。減圧乾固し、残留物をアセトンに懸濁して、濾取して
、1−(p−クロロフェニル)−3−エチル−4−[1
−(4−メチル−1−ピペラジニルカルボニル)エチル
]−Δ2−1.2.4−)リアゾリン−5−オン塩酸塩
0.91 g(収率B8.6%)をえた。 また、えられた1−(p−クロロフェニル)−3−エチ
ル−4−[1−(4−メチル−■−ピペラジニルカルボ
ニル)エチル]−Δ2 −1.2.4−トリアゾリン5
−オン塩酸塩の融点、MASSスペクトル、IRスベト
ルを以下に示す。 (分解) )  :  377(M” ) 1710cm ’  lI3[19cm −’(C−C
− 0)1)1−Nスペクトル(δ、ppll)、(DMS
O−ds )  :1.25  (3H,t 5CH2
CHJ )1.80  (381d 、 CHCHI)
2、[io  (2H,Q SC!LICH3)2.7
8  (38,s 5NCH3)クトル、IH−NMR
スベク 融点:245〜247℃ MASSスペクトル(Ille IRNスペクトルKI3r): 5.37  (IH,q  % NCI  )7.53
  (2H,d 、 3−Hおよび5°−H)7.98
  (2L d 、 2’−Hおよび6°−)1)実施
例32 1−(−クロロフェニル)−3−エチル−4−(4−メ
チル−1−ピペラジニル)カルボニルメチル−Δ2−1
.2.4−トリアゾリンー5−オン塩酸塩の製造1−(
p−フルオロフェニル)−3−エチル−4−カルボキシ
メチル−Δ2 −1.2.4−)リアゾリン5−オンの
かわりに1−(n−クロロフェニル)−3−エチル−4
−カルボキシメチル−Δ2 −1.2.4−トリアゾリ
ン−5−オン1.01 g (0,003Gモル)、N
−メチルビペラジンQ、90g (0,0090モル)
を用いたほかは、実施例26と同様に反応、処理および
精製して、標記化合j勿1.08g (収率74.9%
)をえた。 また、えられたt−(m−クロロフェニル)−3−エチ
ル−4−(4−メチル−1−ピペラジニル)カルボニル
メチル−Δ2 −1.2.4−トリアゾリン−5−オン
塩酸塩の融点、)(ASSスペクトル、IRスペクトル
、IH−NMRスペクトルを以下に示す。 融点:2G1〜262℃ )IASSスペクトル(m/e )  :  [3(M
” )IRスペクトル(KBr) : 1721cm 
−”  1680cm −’(C−0) IH−NMRスペクトル(δ、ppm)、(DMSO−
da )  :L、22  (3)1. t 、、CH
2C瓜)2.57   (2!I 、 q  、  C
!!−ン(: H3>2.79  (3)1.  s 
 、  NC)13)4、BO(ZH,s  、  C
)12cO)7.13〜8.07  (4H,園、ベン
ゼン環H)実施例33 1−(m−トリフルオロメチルフェニル)−3−エチル
−4−(4−メチル−1−ピペラジニル)カルボニルメ
チル−Δ2 −1.2.4−1−リアゾリン−5−オン
塩酸塩の製造 1−(p−フルオロフェニル)−3−エチル−4−カル
ボキシメチル−Δ2 −1.2.4−1−リアゾリン5
−オンのかわりに1−(m−トリフルオロメチルフェニ
ル)−3−エチル−4−カルボキシメチル−Δ2−1.
2.4−)リアゾリン −5−オン2.00 g  (
(I,OH3モル)、N−メチルビペラジン1.GOg
(0,01cOモル)を用いたほかは、実施例26と同
様に反応、処理および精製して、標記化合物を1.52
g (収率55,6%)をえた。 また、えられたl−(m−hリフルオロメチルフェニル ル)カルボニルメチル−Δ2  −1.2.4−トリア
ゾリン ー5−オン塩酸塩の融点、MASSスペクトル
、IRスペクトル、IH−NMRスペクトルを以下:こ
示す。 融点−、239〜241℃ MASSスペクトル(m/e )  :  397(M
” )IRスペクトル( KBr) : 1730cm
 ’  l [409cm −1(C−0) IH−NMRスペクトル(δ、ppm)、(DMSO−
 ds )  +1、24  (3H,  t %CH
2C 83 )2、80  (2H, Q 、 CL2
C 83 )2、H  (3H, s  、  NCH
i)4、87  (2H, s 、  C)hco)7
、50〜8.47  (4)1.、s 、ベンゼン環H
)実施例34 1−(p−n−ブチルフェニル)−3−エチル−4−(
4−メチル−1−ピペラジニル)カルボニルメチル−Δ
2  −1.2.4−トリアゾリン−5−オン塩酸塩の
製造 ■−(p−フルオロフェニル)−3−エチル−4−カル
ボキシメチル−Δ2  −1.2.4− 1−リアゾリ
ン5−オンのかわりに1−(p−n−ブチルフェニル)
3−エチル−4−カルボキシメチル−Δ2  −1.2
.4−トリアゾリン −5−オン0.72g  (0。 0024モル)、N−メチルビペラジン0.56 g 
( 0.005Bモル)を用いたほかは、実施例2Gと
同様に反応、処理および精製して、標記化合物を0.8
3g (収率G2.2%)をえた。 また、えられたl−(p−n−ブチルフェニル)−3−
エチル−4−(4−メチル−1−ピペラジニル)カルボ
ニルメチル−Δ2  −1.2.4−トリアゾリン−5
−オン塩酸塩の融点、MASSスペクトル、IRスペク
トル、IH−NMRスペクトルを以下に示す。 融点:270℃以上 MASSスペクトル(m/e )  :  385(M
” )IRNスペクト ルH−NMRスペクトル 1.04  (3H%t 1.20〜2,00 1.39  (3HSt 2.30〜4.60 1718cm−’ 、1[i60cm−’(C−0) (δ・ ppm)、(C20)  : 、CH2CH2CH2Clx ) C4NSa 、 CH2CH2C)12CH3)、3位
置換のC)lx) (I2H,m、3位置換の CH2、 (KBr): 3.23  (3H,s  S’ NCH3)4.91
  (2H,s  % CH2C0)7.32  (2
)1. d 、 3°−Hおよび5’−H)8.01 
 (2H,、d 、 2°−HおよびB−H)実施例3
5 1−(p−クロロフェニル)−3−n−ブチル−4−(
4−エチル−1−ピペラジニル)カルボニルメチル−Δ
2 −1.2.4−)リアゾリン−5−オン塩酸塩の製
造 実施例2Bと同様にして、1−(p−クロロフェニル)
  −3−n−ブチル−4−カルボキシメチル−Δ2−
1.2.4−)リアゾリン −5−オン3.50 g 
(0,0113モル)より1−(p−クロロフェニル)
−3−n−ブチル−4−クロロカルボニルメチル−Δ2
 −1.2.4−トリアゾリン−5−オン3.71g 
(収率100%)をえた。N−エチルピペラジン0.8
7g (0,0078モル)をメチルエチルケトン20
m1に溶解し、室温にて攪拌しながら、前記酸クロライ
ド1.00g(0,0030モル)をメチルエチルケト
ン15m1溶解した溶液を滴下した。室温で2時間撹拌
したのち、減圧にて溶媒を留去し、残留物に水を加え生
成物を濾取した。エチルアルコール20m1に溶解して
、10%塩酸水溶液1.8mlを滴下し、減圧乾固した
。残留物をアセトンに懸濁して、濾取して、1−(p−
クロロフェニル)−3−n−ブチル−4−(4−エチル
−1−ピペラジニル)カルボニルメチル−Δ2 −1.
2.4−)リアゾリン−5−オン塩酸塩0.99g (
収率74.6%)をえた。 また、えられた1−(p−クロロフェニル)−3−n−
ブチル−4−(4−エチル−I−ピペラジニル)カルボ
ニルメチル−Δ2 −1.2.4−)リアゾリン−5−
オン塩酸塩の融点、MASSスペクトル、IRNスペク
トルIH−NMRスペクトルを以下に示す。 融点:250〜252℃(分解) MASSスペクトル(m’10 )  :  405(
M” )IRNスペクトル’KBr):1719(J+
−’  1678cm−’(C−C− 0)lH−Nスペクトル(δ、ppm)、(DMSO−
ds )  :0.92  (3HSt 、 CH2C
82CH2C83)1.30  (3)1. t 5N
CH2CH3)1.10〜1.95  C4HSm%C
H2C!!2 C!LIC83)2.55  (2H,
t 、  CH2CH2CH2CHs)4.82  (
2)f、s  、、CH2C0)7.58  (2HS
d 、 3°−Hおよび5°−H)11.01  (2
)1. d 、 2°−Hおよび6°−H)実施例3B 1−(p−クロロフェニル)−3−イソブチル−4−(
4−エチル−1−ピペラジニル)カルボニルメチル−Δ
2−1.2.4−トリアゾリンー5−オン塩酸塩の製造 1−(p−クロロフェニル)  −3−n−ブチル−4
−カルボキシメチル−Δ2−1.2.4− トリアゾリ
ン5−オンのかわりに1−(p−クロロフェニル)−3
−イソブチル−4−カルボキシメチル−Δ2 −1.2
゜4−トリアゾリン −5−オン0.94g (0,0
030モル)、N−エチルピペラジン0.87g(0,
0076モル)を用いたほかは、実施例35と同様に反
応、処理および精製して、標記化合物1.15g (収
率8G、7%)をえた。 また。えられた1−(p−クロロフェニル)−3−イソ
ブチル−4−(4−エチル−1−ピペラジニル)カルボ
ニルメチル−Δ2 −1.2.4−)リアゾリン5−オ
ン塩酸塩の融点、MASSスペクトル、IRNスペクト
ルIH−NMRスペクトルを以下に示す。 融点:270〜272℃(分解) MASSスペクトル(m/e )  :  405(M
” )1Rスペクトル(KBr) : L724ci−
11[iGOem −’(C−C− 0)IH−Nスペクトル(δ、ppm)、(DMSO−
ds )  :1.00  (eHSd  、  CI
(C瓜)2)1.29  (3HSt  、  Cl4
2CH3)1.70〜2.BD  (l)I、  錫 
、0H)2.45  (2H,d  、  CHlCH
)4.78  (2H,s  、   CH2C0)7
.52  (211,d 、 3−)1および5°−H
)7.97  (2H,d 、 2°−HおよびG’−
H)実施例37 1−(p−クロロフェニル)−3−エチル−4−[1−
(4−メチル−■−ホモピペラジニルカルボニル)エチ
ル] −Δ2 −1.2.4−トリアゾリン−5−オン
塩酸塩の製造 1−(p−クロロフェニル)−3−エチル−4−(l−
カルボキシエチル)−Δ2 −1.2.4−)リアゾリ
ン5−オン1.00g (0,0034モル)、N−メ
チルビペラジンのかわりにN−メチルホモピペラジン0
.97 g(0,0085モル)を用いたほかは、実施
例31と同様に反応、処理および精製して、標記化合物
0.94g (収率64,5%)をえた。 また、えられた1−(p−クロロフェニル)−3−エチ
ル−4−[1−(4−メチル−1−ホモピペラジニルカ
ルボニル)エチル] −Δ2 −1.2.4− トリア
ゾリン−5−オン塩酸塩の融点、MASSスペクトル、
IRNスペクトルIH−N旧?スペクトルを以下に示す
。 融点:197〜199℃ MASSスペクトル(m/c )  :  3.91(
M” )IRNスペクトル KBr) : 1704c
m −’  1655cm −1(C−0) IH−NMRスペクトル(δ、ppm)、(DMSO−
ds )  :1.29  (3H,t  、CH2C
H3)1.62  (3L  d  S  CHCH3
)2.58  (2L  q  、 C12CHx)2
.83  (3H,s  、NCH3)5.43  (
LH,Q  、、NC)I)7.59  (21(、d
 、 3“−Hおよび5−H)8.10  (2HSd
 、 2°−Hおよび6−H)実施例38 1−フェニル−3−n−ブチル−4−[4−(2−ハイ
ドロキシエチル)−1−ピペラジニル]カルボニルメチ
ル−Δ2 −1.2.4−トリアゾリン−5−オン塩酸
塩の製造 実施例26と同様にして、■−フェニルー3−n−ブチ
ルー4−カルボキシメチル−Δ2 −1.2.4− )
リアゾリン−5−オン3.00 g (0,0109モ
ル)よりl−フェニル−3−n−ブチル−4−クロロカ
ルボニルメチル−Δ2 −1.2.4−トリアゾリン 
−5−オン3.20g (収率100%)をえた。 1−ピペラジンエタノール0.97g (0,0075
モル)およびトリエチルアミン1.03g (0,01
02モル)をアセトン40m1に溶解し、室d1にて撹
拌しながら、前記酸クロライド2.0g  (0,00
68モル)をアセトン30 mlに溶解した溶液を滴下
した。室温で3時間撹拌したのち、減圧にて溶媒を留去
し、残留物に水を加え生成物を濾取した。 エチルアルコール40m1に溶解して、10%塩酸水溶
液3.6mlを滴下し、減圧乾固した。残留物をクロロ
ホルムに懸濁して、濾取して、■−フェニルー3−n−
ブチルー4−[4−(2−ハイドロキシエチル)−1−
ピペラジニル]カルボニルメチル−Δ21.2.4−1
−リアゾリン−5−オン塩酸塩2゜32g(収率80.
5%)をえた。 また、えられた1−フェニル−3−n−ブチル−4−[
4−(2−ハイドロキシエチル)−1−ピペラジニル]
カルボニルメチル−Δ2 −1.2.4−1−リアゾリ
ン−5−オン塩酸塩の融点、MASSスペクトル、Il
’lスペクトル、IH−NMRスペクトルを以下に示す
。 融点:202〜203℃ MASSスペクトル(imlo )  :  387(
M” )IRNスペクトル KI3r) : 1715
cm−11G70cm −’(C−0) ’H−NMRスペクトル(6、ppH)、(DMSO−
ds )  :0.92  (3H,t  、CH3)
1.10  −   1.98    (4H,m  
 、  CH2CjiCJCHa)2.55  (2H
,t 、、CH2CH2CI2 CH3)2.78〜4
.83  (I2H,謂 、4.80  (2HS s
  、CH2C0)7.07〜8.12  (5H,m
 、ベンゼン環H)11.40  (l)l、brs 
 、OH)実施例39 1−(p−クロロフェニル)−3−n−プロピル−4−
[4−(2−ハイドロキシエチル)−1−ピペラジニル
1カルボニルメチル−Δ2 −1.2.4−)リアゾリ
ン5−オン塩酸塩の製造 1−(p−クロロフェニル)−3〜ローブチル−4〜カ
ルボキシメチル−Δ2 −1.2.4−1−リアゾリン
−5−オンのかわりに1−(p−クロロフェニル)−3
−n−プロピル−カルボキシメチル−Δ2−1.2.4
−)リアゾリン−5−オンを1.oOg(0,0034
モル)、N−エチルピペラジンのかわりに1−ピペラジ
ンエタノール1.10g(0,0084モル)を用いた
ほかは、実施例35と同様に反応、処理および精製して
、標記化合物0.94g (収率B2.6%)をえた。 また、えられた1−(p−クロロフェニル) −3−n
−プロピル−4−[4−(2−ハイドロキシエチル)−
1−ピペラジニル]カルボニルメチル−Δ2 −1.2
.4−トリアゾリン−5−オン塩酸塩の融点、MASS
スペクトル、IRNスペクトルIH−NMRスペクトル
を以下に示す。 融点=238〜239°C MASSスペクトル(m/e) :  407(M” 
)IRNスペクトル KBr) : 1715cm−1
1665cm −’(C−C− 0)IH−Nスペクトル(δ、ppm)、(DMSO−
ds )  :0.99  (3H,t 、、CH3)
1.37〜1.98  (2H,m 、 CH2CI2
 CH3)2.52  (2HSt 、  C町CH2
CI3)2.75〜4.65 (I2H,ts 。 4.1110  (211Ss  5C112CO)7
.55  (211,d 、 3’−11および5°−
11)8.00  (211、d 、 2−11および
G−11)11.30  (I,+1、brs  、 
 01l)実施例40 1−(p−りooフェニル)−3−n−ブチル−4−[
4−(2−ハイドロキシエチル)−1−ピペラジニル]
カルボニルメチル−Δ2 −1.2.4−1リアゾリン
−5−オン塩酸塩の製造 ■−(p−クロロフェニル)−3−n−ブチル−4−カ
ルボキシメチル−Δ2 −1.2.4−トリアゾリン−
5−オン1.50g (0,0048モル)、N〜エチ
ルピペラジンのかわりに1−ピペラジンエタノール1.
56g(0,0120モル)を用いたほかは、実施例3
5と同様に反応、処理および精製して、標記化合物1.
62g (収率73.0%)をえた。 また、えられた1−(p〜クロロフェニル)−3−n−
ブチル−4−[4−(2−ハイドロキシエチル)−1−
ピペラジニル]カルボニルメチル−Δ2−1.2.4−
 トリアゾリン−5−オン塩酸塩の融点、MASSスペ
クトル、IRNスペクトルll(−NMRスペクトルを
以下に示す。 融点:  218〜220’C MASSスペクトル(m/e) :  421 (M”
 )IRNスペクトル KBr) : 1720ca 
−’  IB[1gcm −’(C−0) ’H−NMRスペクトル(6、ppm)、(DMSO−
d6)  :0.92  (311,t 、 C113
)1、lO〜1.93(411,m 、 ClI2CH
2C82C113)2.53  (211St 、  
CH2C112CI20113)2.80〜4.50 
(I21L膳、 4.78  (211,s  5CII2CO)7.5
2  (211,d 、 3°−11および5’−11
)7.95  (211,d 、 2°−IIおよび6
°−11)11.35  (Ill、brs  、  
0ff)実施例41 ■−(p−クロロフェニル)−3−イソブチル−4−[
4−(2−ハイドロキシエチル)−1−ピペラジニル]
カルボニルメチル−Δ2 −1.2.4−トリアゾリン
5−オン塩酸塩の製造 1−(p−クロロフェニル)−3−n−ブチル−4−カ
ルボキシメチル−Δ2 −1.2.4−トリアゾリン−
5−オンのかわりに1−(p−クロロフェニル)−3−
インブチル−4−カルボキシメチル−Δ2 −1.2.
4−トリアゾリン−5−オン1.OOg (0,003
2モル)N−エチルピペラジンのかわりに1−ピペラジ
ンエタノール1..05g (0,0081モル)を用
いたほかは、実施例35と同様に反応、処理および精製
して、標記化合物1.07g (収率72.3%)をえ
た。 また、えられた1−(p−クロロフェニル)−3−イソ
ブチル−4−[4−(2−ハイドロキシエチル)−1−
ピペラジニル]カルボニルメチル−Δ2 −1.2.4
−トリアゾリン−5−オン塩酸塩の融点、MASSスペ
クトル、IRスペクトル、IH−NMRスペクトルを以
下に示す。 融点=227〜228℃ MASSスペクトル(m/e):  421(M” >
IRスペクトル(KBr) ; 1700cm −’ 
 lHOcm −’(C−C− 0)IH−N?スペクトル(δ、ppi)、(DMSO
−ds )  :0.99  (611Sd 、、CH
I X 2)1.70〜2.70  (ill、 m 
5C1l)2.4.5  (211、d 、  C+2
CII)2.70〜4.83 (I,211、m1\C
H2Cl12/ 4.81  (211,s  %Cl12CO)7.5
7  (21L d 、 3°−I+および5°−11
)8.01  (211、d、2°刊Iおよび6−11
)11.42   (IllS brs  、  0f
f)実施例42 ■−(p−クロロフェニル)−3−n−ヘキシル−4−
[:4−(2−ハイドロキシエチル)−1−ピペラジニ
ル]カルボニルメチル−Δ2 −1.2.4−1−リア
ゾリン5−オン塩酸塩の製造 1−(p−クロロフェニル)−3−n−ブチル−4−カ
ルボキシメチル−Δ2 −1..2.4−トリアゾリン
−5−オンのかわり(こ1−(p−クロロフェニル) 
−3−n−へキシル−4−カルボキシメチル−Δ2 −
1.2.4−トリアゾリン−5−オン1.00g (0
,0030モル)、N−エチルピペラジンのかわりに1
−ピペラジンエタノール0.97g (0,0075モ
ル)を用いたほかは、実施例35と同様に反応、処理お
よび精製して、標記化合物1.05g (収率72.9
%)をえた。 また、えられた1−(p−クロロフェニル)−3−n−
ヘキシル−4−[4−(2−ハイドロキシエチル)−1
−ピペラジニル]カルボニルメチル−Δ2 −1.2.
4−トリアゾリン−5−オン塩酸塩の融点、MASSス
ペクトル、IRスペクトル、IH−NMRスペクトルを
以下に示す。 融点:205〜209℃ MASSスペクトル(o+/e) :  449(M”
 )IRスペクトル(KIlr) : 171Bcm−
11[161cm −’(C−0) IH−NMRスペクトル(δ、ppgl)、(DMSO
−da )  :0.8g  (311,t  、  
 CH3)1.09〜1.94  (81L  tp 
 、Cl12C)+2  C曵 C虫 C用Cl1x)
2.55  (211,t  5CH2Cll2C+2
 Cll2C)+2 CI+3)2.75 〜4.[+
5  (I211、m1C也Cむ 4.82  (2]1.  s  、  Cll2CO
)7.55  (2+1. d 、 3’−11および
5’−11)8.01  (2+1. d 、 2°−
11および6°−11)11.30  (III、br
s  s  0ff)実施例43 ■−(p−ローへキシルフェニル)−3−エチル−4−
[4−(2−ハイドロキシエチル)−1−ピペラジニル
]カルボニルメチル−Δ2 −1.2.4−トリアゾリ
ン5−オン塩酸塩の製造 1−(p−クロロフェニル)−3−n−ブチル−4−カ
ルボキシメチルーΔ2 −1.2.4−)リアゾリン−
5−オンのかわりに1−(p−ローへキシルフェニル)
−3−エチル−4−カルボキシメチル−Δ2 −1.2
.4−トリアゾリン−5−オン1.QOg(Q、0G3
0モル)、N−エチルピペラジンのかわりにL−ピペラ
ジンエタノール0.98g (0,0075モル)を用
いたほか(よ、実施例35と同様に反応、処理および精
製して、標記化合物0.89g (収率61,4%)を
えた。 また、えられた1−(p−n−へキシルフェニル)−3
−エチル−4−[4−(Z−ハイドロキシエチル)−1
−ピペラジニル]カルボニルメチル−Δ2 −1.2.
4−トリアゾリン−5−オン塩酸塩の融点、HASSス
ペクトル、IRNスペクトルIH−NMRスペクトルを
以下に示す。 融点=201〜204℃ MへSSスペクトル(gl/e) :  443(M”
 )IRスペクトル(KBr) : 17013cm−
11ffθDeIn−1(C−C− 0)11(−Nスペクトル(δ、ppIll)、(DM
SO−ds )  :0.84  (311、t 、 
Cll2C82C112CH2Cll2C曳)1.01
 − 1.8G(811,11CII2C力C力C町C
川CI!3> 1.20 (311、t 、 3位置換のCI+3)2
.54  (211、q、3位置換のC112)2.6
0  (211、t %G)12  CH2C112C
)+2 Cll2C13)2.82〜4.62 4.78  (2+1、S、  Cll2CO)7.2
8  (211、d 、 3’−IIおよび5’−11
)?、83  (21L d 、 2’−11および6
’−11)LL、3G  (III、br  s、  
01l)実施例44 1−(p−クロロフェニル)−3−エチル−4−(4−
フェニル−1−ピペラジニル)カルボニルメチルΔ2−
1.2.4−トリアゾリン−5−オンの製造実施例2B
と同様にして、1−(p−クロロフェニル)−3−エチ
ル−4−カルボキシメチル−Δ21.2.4〜トリアゾ
リン −5−オンio、Og(0,0355モル)より
1−(p−クロロフェニル〉−3−エチル−4−クロロ
カルボニルメチル−Δ2 −1.2.4−)リアゾリン
 −5−オンlO,7g(収率 100%)をえた。 N−フェニルピペラジン1.33g(0,0082モル
)をメチルエチルケトン20m1に溶解し、室温にて撹
拌しながら、前記酸クロライド t、oog(0,00
33モル)をメチルエチルケトン15m1に溶解した溶
)fkを滴下した。室温で2.5時間撹拌したのち、減
圧にて溶媒を留去し、残留物に水を加え生成物を濾取、
水洗して、■−(ρ−クロロフェニル)−3−エチル−
4−(4−フェニル−1−ピペラジニル)カルボニルメ
チル−Δ2 −1.2.4−トリアゾリン−5−オン1
.35g (収率95.1%)をえた。 また、えられたI−(p−クロロフェニル)−3−エチ
ル−4−(4−フェニル−1−ピペラジニル)カルボニ
ルメチル−Δ2 −1.2.4−)リアゾリン−5−オ
ンの融点、MASSスペクトル、IRNスペクトル’H
−NMRスペクトルを以下に示す。 融点:193〜195℃(分解) MASSスペクトル(a+/e) :  390(M”
 )1Rスペクトル(I3r) : 1711cm −
’  lG59cm −1(C−C− 0)Ill−N?スペクトル(δ、ppm)、(CDC
Is>:1.35  (311、t  、  CI+3
)2.62  (211、q  、  C)12CI+
3  )4.55  (2+1、s  、  Cl−1
2CO)6.81〜7.43  (5+1、■ 、N−
ベンゼン環 II) 7.43  (211、d 、 3’ −IIおよび5
’ −II)B、G3  (211,d 、 2’−I
IおよびG’−11)実施例45 1−(p−クロロフェニル)−3−エチル−4−(4−
エトキシカルボニル−1−ピペラジニル)カルボニルメ
チル−Δ2 −1.2.4−)リアゾリン−5−オンの
製造 t−(p−vロロフェニル)−3−エチル−4−クロロ
カルボニルメチル−Δ2 −L、2.4−トリアゾリン
−5−オン1.00g (0,0033モル)、N−フ
ェニルピペラジンのかわりに1−ピペラジンカルボン酸
エチル1.32g (0,0083モル)を用いたほか
は、実施例44と同様に反応、処理および精製して、標
記化合物1.23g (収率87,5%)をえた。 また、えられた1−(p−クロロフェニル)−3−エチ
ル−4−(4−エトキシカルボニル−1−ピペラジニル
)カルボニルメチル−Δ2 −1.2.4−1−リアゾ
リン −5−オンの融点、 MASSスペクトル、IR
Nスペクトルl)I−NMRスペクトルを以下に示す。 融点:142〜143°C MASSスペクトル(a+10):  386(M” 
)IRNスペクトル K13r) : 1709cm 
−’  1G81cs −11854(2)−1(C−
0) IH−NMRスペクトル(δ、ppa+)、(CDCl
2):1.28  (3H,s 、  0CH2C1−
13)1.33  (311、ss3位置換のCH3)
2、Bl  (2)1. q 、3位置換のCl−12
)4.21  (2tl、  Q  、0CH2C13
)4.51  (211,、s  5CH2C0)7.
43  (21+、 d 、 3’−11および5°−
11)8.03  (2+1Sd 、 2’−11およ
び6°−I+)実施例46 1−(p−クロロフェニル)−3−メチル−4−(4−
ホルミル−1−ピペラジニル)カルボニルメチルΔ2 
刊、2.4−)−リアゾリン −5−オンの製造1−(
p−クロロフェニル)−3−エチル−4−カルボキシメ
チル−Δ2 −1.2.4− トリアゾリン−5−オン
のかわりに1(p−クロロフェニル)−3−メチル−4
−カルボキシメチル−Δ2 −1.2.4−1−リアゾ
リン−5−オン 1.00g(0,0037モル)、N
−フェニルピペラジンのかわりにN−ホルミルピペラジ
ン1.07g(0,0094モル)を用いたほかは、実
施例44と同様に反応、処理および精製して、標記化合
物1.23g (収率90,5%)をえた。 また、えられた1−(p−クロロフェニル)−3−メチ
ル−4−(4−ホルミル−■−ピペラジニル)カルボニ
ルメチル−Δ2 −1.2.4−トリアゾリン−5−オ
ンの融点、)IAssスペクトル、IRNスペクトルI
H−NMRスペクトルを以下に示す。 融点:247〜249°C M A、S Sスペクトル(m/e):  32g(M
” )!RNスペクトル KI3r) : 1716c
111−11878(J −’18[11cm −’ 
(C−C− 0)lH−N?ススへyトル(δ、ppm)、(DMS
O−ds) :2.22  (3H,s 5CH3) 4.75  (2H,s  、CH2C0)7.48 
 (211,、d 、 3’−Hおよび5°−H)8.
03  (2H,d 、 2°−Hおよび6°−旧8.
17  (IH,s  、CHO)実施例47 1−(p−クロロフェニル)−3−エチル−4−(■−
ピペリジノ)カルボニルメチル−Δ2−1゜2.4−ト
リアゾリン−5−オンの製造 1−(p−クロロフェニル)−3−エチル−4−クロロ
カルボニルメチル−Δ2 −1.2.4− )リアゾリ
ン−5−オン1.OOg (0,0033モル)、N−
フェニルピペラジンのかわりにピペリジン071g(0
,0083モル)を用いたほかは、実施例44と同様に
反応、処理および精製して、標記化合物1.02g (
収率87.8%)をえた。 また、えられた1−(p−クロロフェニル)−3−エチ
ル−4−(l−ピペリジノ)カルボニルメチルΔ2 −
1.2.4− トリアゾリン−5−オンの融点、MAS
Sスペクトル、IRNスペクトルIH−NMRスペクト
ルを以下に示す。 融点:167〜168℃ MASSスペクトル(m/e) :  348(M” 
)IRNスペクトル KBr) : 1725cm −
’  1654cm −”(C−C− 0)IH−Nスペクトル(δ、pp■)、(CD(J 
3) :1.32  (30%t  、  CH3)2
.58  (211、q 5CHzCIi)4.49 
 (21L  s 、  Cll2CO)7.41  
(211Sd 、 3−11および5°−H)8.03
  (211、d、2°−11および6’−11)実施
例48 ■−(p−クロロフェニル)−3−エチル−4−(4−
メチル−1−ピペリジノ)カルボニルメチル−Δ21.
2.4−トリアゾリン−5−オンの製造1−(J)−ク
ロロフェニル)−3−エチル−4−夕a0ロカルポニル
メチルー2−1.2.4−トリアゾリン−5−オン1.
00g(0,0033モル) 、N−7x−ルビペラジ
ンのかわりに4−メチルピペリジン0.83g(0,0
084モル)を用いたほがは、実施例44と同様に反応
、処理および精製して、標記化合物0.98g (収率
81.1%)をえた。 また、えられた1−(p−クロロフェニル)−3−エチ
ル−4−(4−メチル−1−ピペリジノ)カルボニルメ
チル−Δ2 −1.2.4−トリアゾリン−5〜オンの
融点、MASSスペクトル、IRNスペクトルIH−N
MRスペクトルを以下に示す。 融点:1GB−187℃ MASSスペクトル(m/e) :  382(M” 
)!RNスペクトル KBr) : 172’4(Jl
−1,1850c+n−1(C−C− 0)IH−Nスペクトル(δ、ppIg)、(CDCN
3):0.97  (3HSd 、  CHCHL)1
.33  (3H,t  、CH2CH3)2.58 
 (2H% q  、   CH2CH3)4.49 
 (2H,s  5CII2CO)7.42  (2H
,d 、 3−Hおよび5’−H)8.04  (2H
,d 、 2’−Hおよび6°−H)実施例49 ■−(p−クロロフェニル)−3−エチル−4−[4−
(2−ハイドロキシエチル)−1−ピペリジノコカルボ
ニルメチル−Δ2 −1.2.4−トリアゾリン−5−
オンの製造 1−(p−クロロフェニル)−3−エチル−4−クロロ
カルボニルメチル−Δ2 −1.2.4−)−リアゾリ
ン−5−オン1.OOg(0,0033モル)、N−フ
ェニルピペラジンのかわりに4−ピペリジンエタノール
1.12g(0,008−7モル)を用いたほかは、実
施例44と同様に反応、処理および精製して、標記化合
物1.03g (収率78.7%)をえた。 また、えられた1−(p−クロロフェニル)−3−エチ
ル−4−[4−(2−ハイドロキシエチル)−1−ピペ
リジノコカルボニルメチル−Δ2 −1.2.4−トリ
アゾリン −5−オンの融点、MASSスペクトル、I
RNスペクトル1)1−NMRスペクトルを以下に示す
。 融点=144〜14B’c MASSスペクトル(m/e) :  392(M” 
)IRNスペクトル KBr) : 1711cm −
’  1849cm −1(C−0) IH−NMR7,ヘクトル(δ、pplll)、(CD
CI!3):0.83〜2.18  (7H,a 。 1.33  (3H,t  、CH3)2.59  (
2H,q  、 CH2CH3)3.71  (2H,
t 、、C町0H)4.48  (2HS s  S 
CH2C0)4.63  (LH,br  s、OH)
7.41  (2H,d 、 3°−■および5°−1
1)8゜03  (211,、d 、 2°−Hおよび
6°−11)実施例50 1−(p−クロロフェニル)−3−エチル−4−モルホ
リノカルボニルメチル−Δ2 −1.2.4−トリアゾ
リン−5−オンの製造 1−(p−クロロフェニル)−3−エチル−410ロカ
ルボニルメチルーΔ2 −1.2.4−トリアゾリン−
5−オン1.00g (0,0033モル)、N−フェ
ニルピペラジンのかわりにモルホリン0.73g(0,
0084モル)を用いたほかは、実施例44と同様に反
応、処理および精製して、標記化合物1.05g (収
率89.8%)をえた。 また、えられた1−(p−クロロフェニル)−3−エチ
ル−4−モルホリノカルボニルメチル−Δ21.2.4
−)リアゾリン−5−オンの融点、MASSスペクトル
、IRスペクトル、IH−NORスペクトルを以下に示
す。 融点:195〜t [+8 ”C MASSスペクトル(m/e):  350(M” )
IRスペクトル(KBr) ; 1708c+n −’
  1.670cID −1(C−0) IH−NORスペクトル(δ、ppm)、(CDCIJ
3);1.33  (3H,t  、  C113)2
.60  (2H,、Q  、  0142 CL)4
.49  (2H,s  SC)+2co)7.44 
 (2H,d 、  3°刊(および5°−H)8.0
4  (211、d、2°−Hおよび6゛−H)実施例
51 1−(p−クロロフェニル)−3−エチル−4−モルホ
リノアミノカルボニルメチル−Δ2 −1.2.4−ト
リアゾリン−5−オンの製造 1−(p−クロロフェニル)−3−エチル−4−クロロ
カルボニルメチル−Δ2 −1.2.44リアゾリン−
5−オンi、o口g(0,0033モル)、N−フェニ
ルピペラジンのかわりにN−アミノモルホリン 0.8
5g(0,0083モル)を用いたほかは、実施例44
と同様に反応、処理および精製して、標記化合物0.9
7g (収率79,6%)をえた。 また、えられた1−(p−クロロフェニル)−3−エチ
ル−4−モルホリノアミノカルボニルメチルΔ2 −1
.2.4− トリアゾリン−5−オンの融点、MASS
スペクトル、IRスペクトル、IH−NORスペクトル
゛を以下に示す。 融点:224〜227℃(分解) MASSスペクトル(Il/e) :  3fi5(M
+)IRスペクトル(KBr) : 1729cs −
”  1870cm −’(C−0) !)1−NORスペクトル(δ、pp@)、 < CD
Cl5);1.33  (3H,t 、 CH3)2、
H(28,qSC)+2 CI(3)\CH2CH2” 4.32  (LHls  、NH) 4.68  (2H1s  、CH2C0)7.43 
 (2]L d 、 3−11および5”−H)8.0
5  (2H,d 、 2°−Hおよび6°−11)実
施例52 1−(p−クロロフェニル)−3−二−1−ルー4−ジ
エチルアミノカルボニルメチル−Δ2−1.2.4− 
トリアゾリン−5−オンの製造 1−(p−’70口フェニル)−3−エチル−4−クロ
ロカルボニルメチル−Δ2−1.2.4−1− I+ア
ゾリン−5−オン1.00g (0,0033モル)、
N−フェニルピペラジンのかわりにジエチルアミン0.
83g(0,0086モル)を用いたほかは、実施例4
4と同様に反応、処理および精製して、標記化合物0.
85g (収率75,7%)をえた。 マタ、エラレタ1−(p−クロロフェニル)−3−エチ
ル−4−ジエチルアミノカルボニルメチルΔ2 −1.
2.4−トリアゾリン−5−オンの融点、MASSスペ
クトル、IRスペクトル、IH−NORスペクトルを以
下に示す。 融点=127〜128℃ MASSスペクトル(m/θ’) :  338(I4
” )II?スペクトル(KBr)  ; 1720c
m−’、1850c+++−’(C−0) ’H−NMRスヘクト/I/ (6、ppo+ )、(
CDC#3):1.15(6H、t 、 N(CH2C
)+3)2)1.34(3H、t 1.3位置換17)
 CHI)2.81(2H、q 、 3 位ftfA)
cH2)3.45(4H、q 、 N(CI2 CH3
)2)4.48<211 、s 、 CH2C0)7.
41(2H、d 、 3°−Hおよび5°−H)8.0
2(2HSd 、 2’−Hおよび6−H)実施例53 ■−(p−クロロフェニル)−3−エチル−4−ジ(2
−ハイドロキシエチル)アミノカルボニルメチル−Δ2
−1.2.4− トリアゾリン−5−オンの製造!−(
p−クロロフェニル)−3−エチル−4−クロロカルボ
ニルメチル−Δ2 −1.2.4−トリアゾリン−5−
オン1.00g (0,0033モル)、N−フェニル
ピペラジンのがゎりにジェタノールアミン0.87g 
(0,001113モル)を用いたほかは、実施例44
と同様に反応、処理および精製して、標記化合物0.8
9g (収率72.4%)をえた。 また、えられた1−(p−クロロフェニル)−3−エチ
ル−4−ジ(2−ハイドロキシエチル)アミノカルボニ
ルメチル−Δ2 −1.2.4−トリアゾリン5−オン
の融点、MASSスペクトル、IRスペクトル、IH−
NMRスペクトルを以下に示す。 融点=212〜214℃ MASSスペクトル(m/e) :  3Gg(M” 
)IRスペクトル(KBr)  : 1700ca+−
11639cm−1(C−0) 1)1−NMRスペクトル(δ、ppm )、 (DM
SO−da) :1.2G(3H、t 、 CH3) 2.55(2!l 、q、 (C)12CH3)2.9
7〜3.90(8H、ts、CH2CH2O1) 2)
4.77(2H、brs 、 0IIX 2)4.79
(2H、s 、 Cl−2CO)7.49(2H、d 
、 3’−Hおよび5°−H)8.08(2HSd 、
 2’−Hおよび6°−H)実施例54 1−(p−クロロフェニル)−3−n−ブチル−4−(
2−ジエチルアミノエチル)アミノカルボニルメチル−
Δ2−1.2.4− )リアゾリン−5−オンの製造1
−(p−クロロフェニル)−3−エチル−4−カルボキ
シメチル−Δ2−1.2.4− トリアゾリン−5−オ
ンのかわりに1−(p−クロロフェニル)−3−n−ブ
チル−4−カルボキシメチル−Δ2−1.2.4− )
リアゾリン−5−オン1.00g (0,0Q32 モ
ル) 、N−フェニルピペラジンのかわりにN、N−ジ
エチルエチレンジアミン0.94g (0,0081モ
ル)を用いたほかは、実施例44と同様に反応、処理お
よび精製して、標記化合物0.90g (収率68.3
%)をえた。 また、えられた1−(p−クロロフェニル)−3−n−
ブチル−4−(2−ジエチルアミノエチル)アミノカル
ボニルメチル−Δ2 −1.2.4−)リアゾリン5−
オンの融点、MASSスペクトル、II?スペクトル、
IH−NMRスペクトル、を以下に示す。 融点=109〜111℃ MASSスペクトル(m/ e) :  407(M”
 )IRスペクトル(KBr)  : 1701cu+
−11878cm−’(C−O) IH−NMRスペクトル(δ、ppm )、CCDCl
5):0.94(911、t  50113  X 3
)1.13〜2.23(411、m  、  CH2C
)+2 C112CI3 )2.30〜3.48(IO
H,m  、  CH2C1(2c I2 C113N
HCH2C央N(CびHs )2 )4.34(2HS
 s  、Cll2CO)8.86(IHS brs 
 、NH)7.44(2H、d 、 3”−1(および
5°−11)8.04(2H、d 、 2°−Hおよび
6−H)つぎに本発明の一般式(I)で示される化合物
の抗潰瘍作用について、水浸拘束ストレス潰瘍試験、イ
ンドメタシン潰瘍試験、幽門結紮マウスの胃酸分泌抑制
試験および血管収縮による粘膜抵抗減弱を発症原因とす
るセロトニン潰瘍試験の方法および結果を詳細に説明す
る。 (水浸拘束ストレス潰瘍試験) 18時間絶食した雄性ddYマウス(体重20〜25g
)をストレスケージに入れ、23℃の水槽内に胸部まで
浸し、ストレスを負荷した。7時間後に、水槽よりマウ
スを引き揚げ直ちに頚椎脱臼により致死せしめ、胃を取
り出した。10%ホルマリン溶液1mlを胃内に注入し
、固液の中に10分浸し固定した。大弯に沿って胃を開
き、実体顕微鏡下(X 10)で腺胃部に発生する潰瘍
の長さを測定し、−匹当りのその合計を潰瘍係数とした
。 被験化合物として第1表に示す実施例においてえられた
一般式(I)で示される化合物および比較化合物として
のシメチジンを用い、各化合物を1群8匹の前記マウス
にloo+++g/kg体重の割合でストレス1負荷前
15分に経口投与し、それぞれ被験化合物投与群とした
。また、コントロールとして0.5%カルボキシメチル
セルロースナトリウム(以下、Na−CMCという)水
溶液を1群8匹の前記マウスに1 ml / 100g
体重の割合でストレス負荷前15分に強制経口投与しコ
ントロール群とした。えられた結果を潰瘍形成抑制率(
%)として下記の式により計算した。式中、被験化合物
投与群およびコントロール群の潰瘍係数はそれぞれ各群
のマウスの潰瘍係数の平均値である。 潰瘍形成抑制率(%)− コントロール群の潰瘍係数 結果を第1表に示す。 第1表より、本発明の化合物はいずれも水浸拘束ストレ
ス潰瘍試験において強い抗潰瘍作用を示すことがわかる
。 [以下余白] 第 表 (インドメタシン潰瘍試験) 18時間絶食した雄性ddYマウス(体重20〜25g
)にツイン8〇−生理食塩液に懸濁したインドメタシン
101g/kg体重を皮下投与した。5時間放置(絶食
、結水)後、頚椎脱臼により致死せしめ、胃を取り出し
た。水浸拘束ストレス潰瘍試験のばあいと同様に処理し
、潰瘍係数および潰瘍形成抑制率を求めた。なお、被験
化合物としては第2表に示す実施例においてえられた一
般式mで示される化合物および比較化合物としてシメチ
ジンを用い、それぞれ100a+g/ kg体重および
300mg/ kg体重の割合でインドメタシン皮下投
与前15分に経口投与した。また、コントロールとして
は0,5%Na−CMC水溶液を用い、l ml/ l
ong体重の割合でインドメタシン皮下投与前15分に
強制経口投与した。 結果を第2表に示す。 第2表より、本発明の化合物はいずれもインドメタシン
潰瘍試験において強い抗潰瘍作用を示すことがわかる。 オ1 表 (幽門結紮マウスの胃酸分泌抑制試験)18時間絶食し
た雄性ddYマウス(体重20〜23g)を、常法にし
たがってエーテル軽麻酔下に胃幽門部を結紮した。6時
間放置(絶食、結水)後にエーテル致死せしめ、胃を取
り出し胃内に貯留した胃液の酸度を自動滴定装置を使用
して、0.1NNaOHでpl+7.0まで滴定し酸排
出量を求めた。 被験化合物として実施例28でえられた化合物を用い、
1群8匹の前記マウスに30mg/kgおよび100m
g/kgの割合で幽門結紮直後に十二指腸投与し、被験
化合物投与群とした。また、コントロールとして0.5
%Na−CMC水溶液を8匹の前記マウスに1 ml 
/ 100g体重の割合で幽門結紮直後に十二指腸投与
し、コントロール群とした。えられた結果を酸排出量の
抑制率(%)として下記の式により求めた。式中、被験
化合物投与群およびコントロール群の酸排出量は、それ
ぞれ各群のマウスの酸排出量の平均値である。 酸排出澁の抑制率(%)− コントロール群の酸排出量 結果を第3表に示す。 第3表より本発明の化合物は、幽門結紮マウスにおいて
胃酸の分泌を抑制することがわかる。 川 表 せしめ、胃を取り出した。水浸拘束ストレス潰瘍試験の
ばあいと同様に処理し、潰瘍係数および潰瘍形成抑制率
を求めた。なお、被験化合物としては、実施例2aでえ
られた化合物を用い、それぞれ301g/ kg体重お
よびloomg/ kg体重の割合でセロトニン皮下投
与前15分に経口投与した。また、コントロールとして
0.5%Na−CMC水溶液を用い、1 ml / I
 OOg体重の割合でセロトニン皮下投与前15分に強
制経口投与した。 結果を第4表に示す。 第4表より本発明の化合物はセロトニン潰瘍試験におい
て抗潰瘍作用を示すことがわかる。 第    4    表 (セロトニン潰瘍試験) 20時間絶食した雄性ddYマウス(体重18〜22g
)にセロトニン−クレアチニン硫酸10a+g/kg体
重を生理食塩液に溶解して皮下投与した。7時間放置(
絶食、結水)後に類推脱臼により致死(負性i;、i 
ill; ) 実 紐禽 ソil−ゝ、 1群5匹の雄性ddYマウス(5週齢、体重2t、Q 
〜27.5g )に、0.5%Na−CMC水溶液に懸
濁、にたは溶解した被験化合物1000+ag/ kg
体重を強制的に経口投与した。投与後70目まで1日1
回生死を観察した。 実験結果 実施例26〜54の化合物すべてについて死亡例はまっ
たく認められず、LDω値(経口)はioo。 iig/kg体重以上であり、本発明のΔ2〜1,2.
4−トリアゾリンー5−オン誘導体がきわめて毒性の低
い薬物であることが証明された。 (製剤例) 本発明によってえられたΔ2−1.2.4−トリアゾリ
ンづ一オン誘導体またはその薬理学的に許容される酸付
加塩は抗7′Q瘍剤として用いることができる。つぎに
、錠剤、カプセル剤、注射剤としての処方を下記に示す
。 ■下記の処方にしたがって1錠あたりを助成>  2 
i) I)・・す:  ’:i  含 er−也:゛、
う:)  ”Ql:  j”i’j  を □74  
;三i、J  t   、ノ  9゜(成 分)   
    (ζ1.i: )1−(p−クロロフェニル)
−3−n−200ブチル−4−[4−(2−〕Aイドロ
キシエチル)−1−ピペラジニル] カルボニルメチル−Δ2−1..2. 4−トリアゾリン−5−オン塩酸 塩 結晶セルロース          50カルボキシメ
チルセルロース    10カルシウム ラウリル硫酸ナトリウム      1メチルセルロー
ス         3ステアリン酸カルシウム   
   4■下記の処方にL7たがって有効成分110m
gを含有する200mgの混合成分をカプセルに充填し
てカプセル剤を調製した。 (成 分)        (mg) 1−(p−クロロフェニル)−3−n−1,10ブチル
−4−(4−エチル−1−ピペ ラジニル)カルボニルメチル 一Δ2−1.2.4−  トリアゾリン−5−オン塩酸
塩 ラクトース            45コーンスター
チ          35結晶セルロース     
     8ステアリン酸カルシウム      2■
下記の処方にしたがって有効成分1.0%を含有する注
射剤を調製した。 (成 分)       (%) 1−(p−クロロフェニル)−3−イ    1.0ソ
プロピル−4−(4−メチル−1− ピペラジニル)カルボニルメ チルーΔ2−1.2.4−トリアゾ リン−5−オン塩酸塩 日周ブドウ糖注射液       適量なお前記処方は
その1例を示したものであって処方はこれに限定された
ものではない。 [発明の効果] 以上に述べたように、本発明の一般式(I)で示される
化合物は、文献未記載の新規化合物であり、すぐれた抗
潰瘍作用を示すことから有用な化合物である。 また、一般式(I)で示される化合物は、水浸拘束スト
レス潰瘍試験およびインドメタシン潰瘍試験において、
強い抗潰瘍作用を示すとともに幽門結紮マウスの胃酸v
1出抑制作用を有する。 また、血管収縮による粘膜抵抗減弱を発症原因とするセ
ロトニン潰瘍において強い抑制を有することから、細胞
保護作用(消化管粘膜防禦因子増強作用)をも有する。 さらに、急性毒性が低いことから、急性、慢性の胃潰瘍
、十二指腸潰瘍および胃炎に対し、その予防および治療
用の医薬として有用である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一般式( I ): ▲数式、化学式、表等があります▼(I) (式中、R^1は水素原子、ハロゲン原子、トリフルオ
    ロメチル基、炭素数1〜8のアルキル基または炭素数1
    〜4のアルコキシル基、R^2は炭素数1〜8のアルキ
    ル基、R^3は水素原子またはメチル基、およびR^4
    は ▲数式、化学式、表等があります▼ (R^5は炭素数1〜3のアルキル基、 −CH_2CH_2OH、−COOC_2H_5、−C
    HO、ベンジル基または▲数式、化学式、表等がありま
    す▼ (R^6は水素原子、ハロゲン原子、トリフルオロメチ
    ル基、炭素数1〜4のアルキル基または炭素数1〜4の
    アルコキシル基を表わす)で示される基、およびnは2
    または3の整数を表わす)で示される基、 ▲数式、化学式、表等があります▼ (▲数式、化学式、表等があります▼は炭素数4〜6の
    5〜7員の環状アミノ基、R^7は水素原子、炭素数1
    〜4のアルキル基、−CH_2OH、−CH_2CH_
    2OH、水酸基、ベンジル基またはフェニル基を表わす
    )で示される基、 ▲数式、化学式、表等があります▼ (Xは酸素原子またはイオウ原子を表わす)で示される
    基、 ▲数式、化学式、表等があります▼ (▲数式、化学式、表等があります▼は炭素数4〜6の
    5〜7員の環状アミノ基を表わす)で示される基、 ▲数式、化学式、表等があります▼ (Yは酸素原子または■N−CH_2CH_2OHを表
    わす)で示される基、 ▲数式、化学式、表等があります▼ (R^8およびR^9はいずれも水素原子、炭素数1〜
    6のアルキル基または−CH_2CH_2OHを表わし
    、R^8とR^9とは、同じであってもよく、異なって
    いてもよい)で示される基または −NH(CH_2)_mN(R^1^0)_2(R^1
    ^0は炭素数1〜3のアルキル基、およびmは2または
    3の整数を表わす)で示される基を表わす)で示される
    Δ^2−1,2,4−トリアゾリン−5−オン誘導体ま
    たはその薬理学的に許容される酸付加塩。 2 R^1がp−位に置換したクロル原子、R^2が炭
    素数2〜6のアルキル基、R^3が水素原子、およびR
    ^4が▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化
    学式、表等があります▼、 ▲数式、化学式、表等があります▼または▲数式、化学
    式、表等があります▼ である請求項1記載のΔ^2−1,2,4−トリアゾリ
    ン−5−オン誘導体またはその薬理学的に許容される酸
    付加塩。 3 1−(p−クロロフェニル)−3−エチル−4−(
    4−メチル−1−ピペラジニル)カルボニルメチル−Δ
    ^2−1,2,4−トリアゾリン−5−オンである請求
    項1または2記載のΔ^2−1,2,4−トリアゾリン
    −5−オン誘導体またはその薬理学的に許容される酸付
    加塩。 4 1−(p−クロロフェニル)−3−イソプロピル−
    4−(4−メチル−1−ピペラジニル)カルボニルメチ
    ル−Δ^2−1,2,4−トリアゾリン−5−オンであ
    る請求項1または2記載のΔ^2−1,2,4−トリア
    ゾリン−5−オン誘導体またはその薬理学的に許容され
    る酸付加塩。 5 1−(p−クロロフェニル)−3−イソブチル−4
    −(4−メチル−1−ピペラジニル)カルボニルメチル
    −Δ^2−1,2,4−トリアゾリン−5−オンである
    請求項1または2記載のΔ^2−1,2,4−トリアゾ
    リン−5−オン誘導体またはその薬理学的に許容される
    酸付加塩。 6 1−(p−クロロ6ェニル)−3−n−ブチル−4
    −(4−エチル−1−ピペラジニル)カルボニルメチル
    −Δ^2−1,2,4−トリアゾリン−5−オンである
    請求項1または2記載のΔ^2−1,2,4−トリアゾ
    リン−5−オン誘導体またはその薬理学的に許容される
    酸付加塩。 7 1−(p−クロロフェニル)−3−イソブチル−4
    −(4−エチル−1−ピペラジニル)カルボニルメチル
    −Δ^2−1,2,4−トリアゾリン−5−オンである
    請求項1または2記載のΔ^2−1,2,4−トリアゾ
    リン−5−オン誘導体またはその薬理学的に許容される
    酸付加塩。 8 1−(p−クロロフェニル)−3−n−プロピル−
    4−[4−(2−ハイドロキシエチル)−1−ピペラジ
    ニル]カルボニルメチル−Δ^2−1,2,4−トリア
    ゾリン−5−オンである請求項1または2記載のΔ^2
    −1,2,4−トリアゾリン−5−オン誘導体またはそ
    の薬理学的に許容される酸付加塩。 9 1−(p−クロロフェニル)−3−n−ブチル−4
    −[4−(2−ハイドロキシエチル)−1−ピペラジニ
    ル]カルボニルメチル−Δ^2−1,2,4−トリアゾ
    リン−5−オンである請求項1または2記載のΔ^2−
    1,2,4−トリアゾリン−5−オン誘導体またはその
    薬理学的に許容される酸付加塩。 10 1−(p−クロロフェニル)−3−イソブチル−
    4−[4−(2−ハイドロキシエチル)−1−ピペラジ
    ニル]カルボニルメチル−Δ^2−1,2,4−トリア
    ゾリン−5−オンである請求項1または2記載のΔ^2
    −1,2,4−トリアゾリン−5−オン誘導体またはそ
    の薬理学的に許容される酸付加塩。 11 1−(m−トリフルオロメチルフェニル)−3−
    エチル−4−(4−メチル−1−ピペラジニル)カルボ
    ニルメチル−Δ^2−1,2,4−トリアゾリン−5−
    オンである請求項1記載のΔ^2−1,2,4−トリア
    ゾリン−5−オン誘導体またはその薬理学的に許容され
    る酸付加塩。 12 1−(p−n−ブチルフェニル)−3−エチル−
    4−(4−メチル−1−ピペラジニル)カルボニルメチ
    ル−Δ^2−1,2,4−トリアゾリン−5−オンであ
    る請求項1記載のΔ^2−1,2,4−トリアゾリン−
    5−オン誘導体またはその薬理学的に許容される酸付加
    塩。 13 一般式(II): ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R^1は水素原子、ハロゲン原子、トリフルオ
    ロメチル基、炭素数1〜8のアルキル基または炭素数1
    〜4のアルコキシル基、R^2は炭素数1〜8のアルキ
    ル基およびR^3は水素原子またはメチル基を表わす)
    で示される化合物と、 一般式(III): H−R^4(III) (式中、R4は▲数式、化学式、表等があります▼(R
    ^5は炭素 数1〜3のアルキル基、−CH_2CH_2OH、−C
    OOC_2H_5、−CHO、ベンジル基または▲数式
    、化学式、表等があります▼(R^6は水素原子、ハロ
    ゲン原子、トリフルオロメチル基、炭素数1〜4のアル
    キル基または炭素数1〜4のアルコキシル基を表わす)
    で示される基、およびnは2または3の整数を表わす)
    で示される基、 ▲数式、化学式、表等があります▼ (▲数式、化学式、表等があります▼は炭素数4〜6の
    5〜7員の環状アミノ基を、R^7は水素原子、炭素数
    1〜4のアルキル基、−CH_2OH、−CH_2CH
    _2OH、水酸基、ベンジル基またはフェニル基を表わ
    す)で示される基、 ▲数式、化学式、表等があります▼ (Xは酸素原子またはイオウ原子を表わす)で示される
    基、 ▲数式、化学式、表等があります▼ (▲数式、化学式、表等があります▼は炭素数4〜6の
    5〜7員の環状 アミノ基を表わす)で示される基、 ▲数式、化学式、表等があります▼ (Yは酸素原子または■N−CH_2CH_2OHを表
    わす)で示される基、 ▲数式、化学式、表等があります▼ (R^8およびR^9はいずれも水素原子、炭素数1〜
    6のアルキル基、または−CH_2CH_2OHを表わ
    し、R^8とR^9とは同じであってもよく、異なって
    いてもよい)で示される基または −NH(CH_2)_mN(R^1^0)_2(R^1
    ^0は炭素数1〜3のアルキル基、およびmは2または
    3の整数を表わす)で示される基を表わす)で示される
    化合物を反応させることを特徴とする一般式( I ):
    ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中、R^1、R^2、R^3およびR^4は前記と
    同じ)で示されるΔ^2−1,2,4−トリアゾリン−
    5−オン誘導体またはその薬理学的に許容される酸付加
    塩の製造法。 14 R^1がp−位に置換したクロル原子、R^2が
    炭素数2〜6のアルキル基、R^3が水素原子、および
    R^4が▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、
    化学式、表等があります▼、 ▲数式、化学式、表等があります▼または▲数式、化学
    式、表等があります▼である請 求項13記載のΔ^2−1,2,4−トリアゾリン−5
    −オン誘導体またはその薬理学的に許容される酸付加塩
    の製造法。 15 一般式( I ): ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中、R^1は水素原子、ハロゲン原子、トリフルオ
    ロメチル基、炭素数1〜8のアルキル基または炭素数1
    〜4のアルコキシル基、R^2は炭素数1〜8のアルキ
    ル基、R^3は水素原子またはメチル基、およびR^4
    は ▲数式、化学式、表等があります▼ (R^5は炭素数1〜3のアルキル基、 −CH_2CH_2OH、−COOC_2H_5、−C
    HO、ベンジル基または▲数式、化学式、表等がありま
    す▼ (R^6は水素原子、ハロゲン原子、トリフルオロメチ
    ル基、炭素数1〜4のアルキル基または炭素数1〜4の
    アルコキシル基を表わす)で示される基、およびnは2
    または3の整数を表わす)で示される基、 ▲数式、化学式、表等があります▼ (▲数式、化学式、表等があります▼は炭素数4〜6の
    5〜7員の環状アミノ基、R^7は水素原子、炭素数1
    〜4のアルキル基、−CH_2OH、−CH_2CH_
    2OH、水酸基、ベンジル基またはフェニル基を表わす
    )で示される基、 ▲数式、化学式、表等があります▼ (Xは酸素原子またはイオウ原子を表わす)で示される
    基、 ▲数式、化学式、表等があります▼ (▲数式、化学式、表等があります▼は炭素数4〜6の
    5〜7員の環状 アミノ基を表わす)で示される基、 ▲数式、化学式、表等があります▼ (Yは酸素原子またはN−CH_2CH_2OHを表わ
    す)で示される基、 ▲数式、化学式、表等があります▼ (R^8およびR^9はいずれも水素原子、炭素数1〜
    6のアルキル基、または−CH_2CH_2OHを表わ
    し、R^8とR^9とは同じであってもよく、異なって
    いてもよい)で示される基または −NH(CH_2)_mN(R^1^0)_2(R^1
    ^0は炭素数1〜3のアルキル基、およびmは2または
    3の整数を表わす)で示される基を表わす)で示される
    Δ^2−1,2,4−トリアゾリン−5−オン誘導体ま
    たはその薬理学的に許容される酸付加塩を有効成分とし
    て含有する抗潰瘍剤。 16 一般式(IV): ▲数式、化学式、表等があります▼(IV) (式中、R^1は水素原子、ハロゲン原子、トリフルオ
    ロメチル基、炭素数1〜8のアルキル基または炭素数1
    〜4のアルコキシル基、R^2は炭素数1〜8のアルキ
    ル基、R^3は水素原子またはメチル基、およびR^1
    ^1は炭素数1〜4のアルキル基を表わす)で示される
    一般式( I )の中間体であるΔ^2−1,2,4−ト
    リアゾリン−5−オン誘導体。 17 一般式(V): ▲数式、化学式、表等があります▼(V) (式中、R^1は水素原子、ハロゲン原子、トリフルオ
    ロメチル基、炭素数1〜8のアルキル基または炭素数1
    〜4のアルコキシル基、およびR^2は炭素数1〜8の
    アルキル基を表わす)で示される化合物と、 一般式(VI): ▲数式、化学式、表等があります▼(VI) (式中、R^3は水素原子またはメチル基、R^1^1
    は炭素数1〜4のアルキル基、およびXはハロゲン原子
    を表わす)で示される化合物を塩基の存在下に反応させ
    ることを特徴とする一般式( I )の中間体である一般
    式(IV):▲数式、化学式、表等があります▼(IV) (式中、R^1、R^2、R^3およびR^1^1は前
    記と同じ)で示されるΔ^2−1,2,4−トリアゾリ
    ン−5−オン誘導体の製造法。 18 一般式(VII): ▲数式、化学式、表等があります▼(VII) (式中、R^1は水素原子、ハロゲン原子、トリフルオ
    ロメチル基、炭素数1〜8のアルキル基または炭素数1
    〜4のアルコキシル基、R^2は炭素数1〜8のアルキ
    ル基およびR^3は水素原子またはメチル基を表わす)
    で示される一般式( I )の中間体であるΔ^2−1,
    2,4−トリアゾリン−5−オン誘導体。 19 一般式(IV): ▲数式、化学式、表等があります▼(IV) (式中、R^1は水素原子、ハロゲン原子、トリフルオ
    ロメチル基、炭素数1〜8のアルキル基または炭素数1
    〜4のアルコキシル基、R^2は炭素数1〜8のアルキ
    ル基、R^3は水素原子またはメチル基およびR^1^
    1は炭素数1〜4のアルキル基を表わす)で示される化
    合物を加水分解剤と反応させることを特徴とする一般式
    ( I )の中間体である一般式(VII):▲数式、化学式
    、表等があります▼(VII) (式中、R^1、R^2およびR^3は前記と同じ)で
    示されるΔ^2−1,2,4−トリアゾリン−5−オン
    誘導体の製造法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5486625A (en) * 1994-07-08 1996-01-23 Schering Corporation Process for the preparation of chiral intermediates useful for the synthesis of antifungal agents
KR100343948B1 (ko) * 1999-11-16 2002-07-24 한국과학기술연구원 피페라지닐에틸 트리아졸 화합물 및 그 제조방법
WO2009145286A1 (ja) 2008-05-30 2009-12-03 武田薬品工業株式会社 複素環化合物

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US8338622B2 (en) 2008-05-30 2012-12-25 Takeda Pharmaceutical Company Limited Heterocyclic compound

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