JPH0253433A - 冷凍食品類の離型剤 - Google Patents
冷凍食品類の離型剤Info
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- JPH0253433A JPH0253433A JP20467288A JP20467288A JPH0253433A JP H0253433 A JPH0253433 A JP H0253433A JP 20467288 A JP20467288 A JP 20467288A JP 20467288 A JP20467288 A JP 20467288A JP H0253433 A JPH0253433 A JP H0253433A
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- mold
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本願発明は、魚介類などの冷凍食品類を容器から離型す
るために用いる趙型剤に関する。
るために用いる趙型剤に関する。
従来の技術
従来、例えば冷凍設備を設置した漁船などにおいて、捕
獲した魚介類を、その新鮮度を確保するために、捕獲直
後に容器に収納し、これを−旦急速冷凍したのち、その
氷塊を、船上乃至船内で容器より離型して、これを冷凍
保存している。
獲した魚介類を、その新鮮度を確保するために、捕獲直
後に容器に収納し、これを−旦急速冷凍したのち、その
氷塊を、船上乃至船内で容器より離型して、これを冷凍
保存している。
発明が解決しようとする課題
ところが、冷凍された魚介類の氷塊は、膨張により容器
に密着するため、その離型は極めて至難であり、通常は
、容器の外周面をハンマーなどにより打圧して離型する
方法が採られている。
に密着するため、その離型は極めて至難であり、通常は
、容器の外周面をハンマーなどにより打圧して離型する
方法が採られている。
しかし、この方法によれば、離型作業に多くの労力を要
し、非能率的であるばかりでなく、魚介類に１員傷を与
える惧れがあり、またこの作業は、船上乃至船内で行わ
れるので、金属衝撃音が発生して魚群の離散現象も誘発
して、漁獲量に支障を与えるなどの不都合があった。
し、非能率的であるばかりでなく、魚介類に１員傷を与
える惧れがあり、またこの作業は、船上乃至船内で行わ
れるので、金属衝撃音が発生して魚群の離散現象も誘発
して、漁獲量に支障を与えるなどの不都合があった。
ところで従来、例えばコンクリート、ダイカスト、或い
はプレス等常温或いは熱間加工において造形物を離型す
る工業分野における離型剤については充分な研究がなさ
れているが、低温加工、特に−１５°Ｃ以下で冷凍され
る魚介類などの食品に関する離型剤に関しては、冷凍食
品の普及にも不拘殆ど研究開発されていない現状である
。
はプレス等常温或いは熱間加工において造形物を離型す
る工業分野における離型剤については充分な研究がなさ
れているが、低温加工、特に−１５°Ｃ以下で冷凍され
る魚介類などの食品に関する離型剤に関しては、冷凍食
品の普及にも不拘殆ど研究開発されていない現状である
。
そこで本願発明は、上記した点に鑑み、出願人は、種々
の研究の結果、急速冷凍に対しても化学的に安定してお
り、離型効果を充分に発揮でき、かつ、無毒性である本
１ｊＪ［離型剤を開発した。
の研究の結果、急速冷凍に対しても化学的に安定してお
り、離型効果を充分に発揮でき、かつ、無毒性である本
１ｊＪ［離型剤を開発した。
課題を解決するための手段
即ち本願は発明は、イソブチレンとｎ−ブテンの反応共
重合物質である液状ポリマーを２０％乃至１００％を含
有することを特徴とするものである。
重合物質である液状ポリマーを２０％乃至１００％を含
有することを特徴とするものである。
作 用
しかして、使用に際し、例えばフロンガスを用いて本願
離型剤を噴霧するなどして、食品類を収納する容器の内
面に薄層の塗布膜を形成し、この容器内に魚介類などの
食品を収納した状態で、冷凍庫内で冷凍するものであり
、冷凍後出庫して容器を逆さにする。
離型剤を噴霧するなどして、食品類を収納する容器の内
面に薄層の塗布膜を形成し、この容器内に魚介類などの
食品を収納した状態で、冷凍庫内で冷凍するものであり
、冷凍後出庫して容器を逆さにする。
すると、冷凍された食品の氷塊は殆ど外力を作用するこ
となく、自重にて落下する。
となく、自重にて落下する。
実 施 例
実験例１
本例は最小氷塊が自重で離型するか否かの離型効果を試
験したもので、離型剤として、イソブチレンとｎ−ブテ
ンの反応共重合の際に、動粘度４０°Ｃ７’７．５〜９
６００ｃｉＬで流動点−６０°Ｃ〜７．５°Ｃの広範囲
で抽出される無毒性の透明液状ポリマーを用い、これを
、第１図で示すように、３８■■Ｘ３８ｍｍＸ３０ｗの
大きさの窪みａを２列に５ケ宛配置して成る一般家庭用
の合成樹脂から成る製氷器（大きさが１０６ｔｍＸ２４
５ｍＸ４０關）Ａの内面に、フロンガスにより噴霧して
約３ミクロンの塗布膜を形成した。
験したもので、離型剤として、イソブチレンとｎ−ブテ
ンの反応共重合の際に、動粘度４０°Ｃ７’７．５〜９
６００ｃｉＬで流動点−６０°Ｃ〜７．５°Ｃの広範囲
で抽出される無毒性の透明液状ポリマーを用い、これを
、第１図で示すように、３８■■Ｘ３８ｍｍＸ３０ｗの
大きさの窪みａを２列に５ケ宛配置して成る一般家庭用
の合成樹脂から成る製氷器（大きさが１０６ｔｍＸ２４
５ｍＸ４０關）Ａの内面に、フロンガスにより噴霧して
約３ミクロンの塗布膜を形成した。
このように、塗布膜を形成した製氷器３個を準備し、こ
れらに所定水量を満たし、１５分後に２５°Ｃの冷凍庫
に入れ、氷結後出庫すると共に、製氷器を逆さにして、
高さ２０ｃ１１の位置からゴム張設板上に、３秒間隔で
落下させ、この落下試験により、１０個の単位氷塊（重
量４０ ｇ）のうちの離型個数を計測した。
れらに所定水量を満たし、１５分後に２５°Ｃの冷凍庫
に入れ、氷結後出庫すると共に、製氷器を逆さにして、
高さ２０ｃ１１の位置からゴム張設板上に、３秒間隔で
落下させ、この落下試験により、１０個の単位氷塊（重
量４０ ｇ）のうちの離型個数を計測した。
これと比較するために、１，２プロパンジオールを塗布
離型剤して使用した場合及びこれらの離型剤を全く使用
しない未処理状態の場合とを夫〜計測した。
離型剤して使用した場合及びこれらの離型剤を全く使用
しない未処理状態の場合とを夫〜計測した。
その結果は、以下の通りであった。
上記において、１．２プロパンジオールを使用した場合
は、若干の離型効果が認められるが、その効果は本願発
明の場合に比し遥かに劣ると共に、親水性であるため持
続性が殆ど期待出来なかった。
は、若干の離型効果が認められるが、その効果は本願発
明の場合に比し遥かに劣ると共に、親水性であるため持
続性が殆ど期待出来なかった。
また本願離型剤の場合、１回の塗布により最低２回の使
用が可能であることを確認した。
用が可能であることを確認した。
実験例２
本例は、魚介類を急速冷凍する実際の場合における有効
性と作業性とを確認するために行ったもので、離型剤は
実験例１の場合と同一であり、容器として漁船などにお
いて使用する第２図に示すように３０４鶴Ｘ４５５ｆｉ
Ｘ９２鳳−の大きさのステンレス製の業務用凍結容器（
氷塊重量７．５ｋｇ）Ｂを用い、その内面にフロンガス
により噴霧して約３ミクロンの塗布膜を形成したのち、
所定水量を満たして一４０°Ｃの冷凍庫に１０時間保管
した。
性と作業性とを確認するために行ったもので、離型剤は
実験例１の場合と同一であり、容器として漁船などにお
いて使用する第２図に示すように３０４鶴Ｘ４５５ｆｉ
Ｘ９２鳳−の大きさのステンレス製の業務用凍結容器（
氷塊重量７．５ｋｇ）Ｂを用い、その内面にフロンガス
により噴霧して約３ミクロンの塗布膜を形成したのち、
所定水量を満たして一４０°Ｃの冷凍庫に１０時間保管
した。
出庫後容器を逆さにしたところ、氷塊は自重によって離
型し、また１回の塗布で、最低２回の有効性が確認され
た。
型し、また１回の塗布で、最低２回の有効性が確認され
た。
この第２実験例は、氷塊に魚介類などの食品を含まない
場合であり、食品を含む実際上の氷塊の場合は、容器と
の密着度は食品などを含まない場合よりも小さくなるの
で、食品などを冷凍した場合における離型作用は、第２
実験例よりも効果的となることは容易に理解し得るとこ
ろである。
場合であり、食品を含む実際上の氷塊の場合は、容器と
の密着度は食品などを含まない場合よりも小さくなるの
で、食品などを冷凍した場合における離型作用は、第２
実験例よりも効果的となることは容易に理解し得るとこ
ろである。
なお本願において、液状ホゾマーが２０％以下の場合は
、離型効果及び作業性の点で実用上有効ではなく、また
冷却温度としては、−１５°Ｃ〜６０°Ｃにおいて有効
である。
、離型効果及び作業性の点で実用上有効ではなく、また
冷却温度としては、−１５°Ｃ〜６０°Ｃにおいて有効
である。
発明の効果
以上のように、本願発明によれば、魚介類などの食品を
冷凍した氷塊を、容器から容易に離型することができて
、その離型作業に極めて有効であると共に、食品に損傷
を与える惧れもないなどの優れた効果を有する。
冷凍した氷塊を、容器から容易に離型することができて
、その離型作業に極めて有効であると共に、食品に損傷
を与える惧れもないなどの優れた効果を有する。
第１図は（イ）、（ロ）及び第２図（イ）。
（ロ）は本願発明における実験例に用いた容器の平面図
と一部切欠した側面図である。 図中、Ａは製氷器、ａは窪み、Ｂは凍結容器である。
と一部切欠した側面図である。 図中、Ａは製氷器、ａは窪み、Ｂは凍結容器である。
Claims (1)
- イソブチレンとｎ−ブテンの反応共重合物質である液状
ポリマーを２０％乃至１００％を含有することを特徴と
する冷凍食品類の離型剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20467288A JPH0253433A (ja) | 1988-08-19 | 1988-08-19 | 冷凍食品類の離型剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20467288A JPH0253433A (ja) | 1988-08-19 | 1988-08-19 | 冷凍食品類の離型剤 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0253433A true JPH0253433A (ja) | 1990-02-22 |
Family
ID=16494384
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20467288A Pending JPH0253433A (ja) | 1988-08-19 | 1988-08-19 | 冷凍食品類の離型剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0253433A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8124153B2 (en) | 2003-08-29 | 2012-02-28 | Nichirei Foods, Inc. | Method for forming film and a film formed by using said method |
-
1988
- 1988-08-19 JP JP20467288A patent/JPH0253433A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8124153B2 (en) | 2003-08-29 | 2012-02-28 | Nichirei Foods, Inc. | Method for forming film and a film formed by using said method |
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| JPH0246061B2 (ja) |