JPH0253333A - 誘導式無線伝送装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は電灯線から電力を供給する機器の誘導式無線伝
送装置に関するものである。

従来の技術 従来の電灯線から電力を供給する機器は、機器本体にの
み、データ出力手段が備え付けられているにすぎなかっ
た。従って、機器に入力された設定条件や機器が実行し
ている動作の進行状況は、機器上でのみ表示等が出力さ
れていた。

発明が解決しようとする課題 ところが周知のように、多くの使用者はひとつの機器が
動いている間中、その機器について進行状況や終了時間
を監視しているのではなく、機器に任せられるところは
機器に任せ、使用者は他の場所で他の作業を並行して行
い、時間の有効活用を図っている。しかし従来の機器で
は、使用者が機器の進行状況や終了時等を的確に把握す
るには機器本体の設置場所まで行って、機器本体に設け
たデータの出力手段をみなくてはならず、かえって非効
率的であった。

具体的に洗濯機を用いて洗濯する場合を例にとって説明
すると、まず洗濯物を洗濯機に入れ、後は洗濯機が洗濯
し終えるのを待って干しさえすればよい。しかし使用者
は洗濯機が洗濯を行っている間中、洗濯機のそばにいて
洗濯具合いをみたりあるいは洗濯が終るのを待っている
のではなく、キッチンで炊事を行ったり、家の掃除をし
たりして、他の場所で他のことを行っている。従って、
洗濯機の進行状況や終了時を的確に把握するにはいちい
ち洗濯機本体を設置している場所まで足を運ばなくては
ならず、時間的なロスが多くかえって非効率的になって
いた。

本発明は上記従来の課題を解決するためのもので、第１
の目的は使用者が現在地のことを行なっている場所に居
ながら機器の進行状況や終了時を的確に把握できるよう
にしたことにある。

第２の目的は機器の状況把握のためのデータがどの機器
から送信されたデータであるか判断できるようにしたこ
とにある。

課題を解決するための手段 上記第１の目的を達成するするために本発明は、機器か
らのデータを出力するデータ出力手段と、このデータ出
力手段から出力された信号を送信用信号に変換し、その
信号を電灯線に重畳する送信手段とからなる送信装置と
、電灯線からのふく射電波を受信し、この信号を出力用
信号に変換する受信手段と、この受信手段から出力され
た信号を出力する出力手段とからなる受信装置とを備え
たものである。

また、第２の目的を達成するために第２の手段は、機器
からのデータを出力するデータ出力手段と、機器コード
を設定するコード設定手段と、電灯線に供給される交流
電圧の０ｖを検知する零ボルト検知手段と、前記データ
出力手段、コード設定手段、および零ボルト検知手段か
ら出力された信号を入力し、機器のデータおよびコード
を合成して送信制御を行う送信制御手段と、この送信制
御手段から出力された信号を電灯線に重畳する送信手段
からなる送信装置と、電灯線からのふく射電波を受信す
る受信手段と、この受信手段からの信号から機器コード
を判定するコード判定手段と、前記受信信号から機器の
データを判定するデータ判定手段を、前記各判定手段か
らの信号を出力する出力手段とからなる受信装置とを備
え、前記送信制御手段は交流電圧の０ｖ検知時を基準と
して半周期あるいは１周期中で送信時期を機器コドに対
応させて決定する構成としたものである。

作用 上記した第１の手段では、使用者が受信装置を携帯して
おけば、他の作業を行なっている場所に居ながらにして
、機器の進行状況や終了時を把握できる。また、第２の
手段では、同一電灯線内での送信データの送信時期を交
流電圧の０ｖ検知時を基準として機器ごとに対応させ、
受信装置の誤動作を防いでいる。

実施例 以下、その実施例を図面を参照して説明する。

第１図はその第１の実施例を示し、■は電灯線から電力
を供給している機器本体、２は機器本体１に設けた入出
力手段、３は機器本体１に設けた送信装置で、この送信
装置３は機器本体１からのデータを出力するデータ出力
手段４と、このデータ出力手段４から出力された信号を
送信用信号に変換し、その信号を電灯線６に重畳する送
信手段５とからなる。７は受信装置で、電灯線６からの
ふく射電波を受信し、この信号を出力用信号に変換する
受信手段８と、この受信手段８から出力された信号を出
力する出力手段９とからなっている。

上記構成においてその動作を説明すると、まず、使用者
は機器本体１に設けた入出力手段２にて設定条件を入力
する。そしてこの入力状態を入出力手段２と受信手段７
の両方に表示し、使用者に入力結果の確認を求める。そ
して表示された内容が意に反するものであれば修正し、
良ければ入出力手段２上に設けたスタートボタン（図示
せず）を押し、機器本体１の動作を開始させ、同時に使
用者は機器本体１から離れ他の場所で別の作業を行なっ
ている。

この時、機器動作の進行状況や終了時を知らせるデータ
は、一方では機器本体１に設けた入出力手段２上で表示
等の出力を行なっている。この出力を行うとともにもう
一方では、前記入出力手段２に出力される信号をデータ
出力手段４から出力し、この出力された信号を送信手段
５によって送信用信号に変換し、電灯線６に重畳してい
る。ところが周知のように、電灯線６からは商用周波数
のふく耐電波が発生している。そして実施例のように電
灯線６に信号を重畳した場合も商用周波−数と重畳され
た信号の周波数のふく耐電波も発生する。そこでこの重
畳された信号の周波数のふ（耐電波を受信手段８が受信
し、この受信手段８がら出力手段９に信号に送ることに
より、受信装置７上に表示等の出力を行なっている。従
って、使用者は機器の進行状況や終了時を機器本体１の
設置している場所と電灯線６からある一定の範囲内の場
所でも把握できる。

第２図は第１の実施例のより具体的な例として、機器が
洗濯機である場合について示している。図において１１
はプラグ、コンセントを介して電灯線に接続された洗濯
機本体、１２は洗濯機本体１１に設けた入出力手段で、
洗たく１２ａ、すすぎ１２ｂ、脱水１２ｃにそれぞれ対
応してＬＥＤ等で表示出力している。１３は受信装置で
、電灯線１４からのふく耐電波を受信し、この受信装置
１３上には、洗た＜１３ａ、すすぎ１３ｂ、脱水１３ｃ
にそれぞれ対応してＬＥＤ等で点滅等の出力表示をし、
さらにブザーで終了報知を行っている。

上記構成において、まず、使用者は洗濯機本体１１に設
けた入出力手段１２にて洗濯方法を入力する。そしてこ
の入力状態を入出力手段１２と受信装置１３の両方に表
示し、使用者に入力結果の確認を求める（例えば使用者
が洗濯のみのコースを設定したとすると、１２ａ、１３
ａのＬＥＤ等が点灯し、残りの１２ｂ、１３ｂ、］２Ｃ
１および１３ｃのＬＥＤ等は消灯とする）。そして表示
された内容が意に反するものであれば修正し、良ければ
入出力手段１２上に設けたスタートボタン（図示せず）
を押し、洗濯を行なわせる（この時、１２ａ、１３ａの
ＬＥＤ等は点滅し、洗濯機が洗濯を行っていることを表
示している）。洗濯機に洗濯をさせている間、使用者は
洗濯機から離れキッチン等地の場所で炊事等別の作業を
行うことができる。

ここで、洗濯機の洗濯進行状況や終了時の報知のデータ
は、洗濯機本体１１に設けた入出力手段１２に出力する
とともにもう一方では電灯線１４に重畳される。さらに
この重畳された信号の周波数のふく耐電波はキッチン等
の場所で使用者が携帯している受信装置１３で受信され
る。従って、使用者は洗濯の進行状況や終了時を洗濯機
１１の設置している場所とキッチンや居間等電灯線１４
からある一定の範囲内の場所で把握できる。

第３図は第２の実施例を示したもので、２］は機器、２
２は送信装置で、この機器２１からのデータを出力する
データ出力手段２３と、機器コードを設定するコード設
定手段２４と、電灯線２５に供給される交流電圧の０ｖ
を検知する零ボルト検知手段２６と、前記データ出力手
段２３、コド設定手段２４および零ボルト検知手段２６
から出力された信号を入力し、機器２１のデータおよび
コードを合成して送信制御を行う送信制御手段２７と、
この送信制御手段２７から出力された信号を電灯線２５
に重畳する送信手段２８からなる。

２９は受信装置で、電灯線２５からのふく耐電波を受信
する受信手段３０と、この受信手段３０からの信号から
機器コードを判定するコード判定手段３１と、前記受信
信号から機器のデータを判定するデータ判定手段３２と
、前記各判定手段３１．３２からの信号を出力する出力
手段３３とからなっている。

上記の構成において、機器２１からのデータはデータ出
力手段２３から送信手段に送られ、電灯線２５に重畳さ
れる。そしてこの電灯線２５からのふく耐電波を受信手
段が受信している。ところが、第４図に示すように家庭
内の電灯＊２５ａ、あるいは第５図に示すように別々の
家屋であっても同一の柱上トランス３４から後の電灯線
２５ｂは、機器２１ａ〜機器２１ｄまで同一電灯線から
電力を供給されているため、各機器２１ａ〜２１ｄから
送信される信号は同一の電灯線２５に重畳され、各信号
が混信してしまう恐れがある。

そこで機器２１のデータとともにコード設定手段２４か
ら出力される機器コードを合成して送信制御手段２７か
ら信号を出力している。この合成信号を送信することに
より、どの機器２１から送信された信号か判断できるよ
うになる。しかし、各機器２１ａ〜２１ｄから同時に信
号が送信された場合、お互いの信号が干渉しあい受信装
置２つは正確な信号を受信できない。そこで電灯線２５
に供給される交流電圧の０ｖを零ボルト検知手段２６に
よって検知し、第６図に示すように前記送信制御手段２
７は交流電圧の０ｖ検知時を基準として（半周期あるい
は）１周期中で送信時期を機器コードに対応させて信号
の送信時期を決定することにより、各機器２１ａ〜２１
ｄから送信される信号の各々の干渉を防いでいろく例え
ば、０ｖ検知時を基準として１周期中で送信時期を各機
器２１ａ〜２１ｄに分割したとすると、機器２１ａはＯ
〜１／４周期、機器２１ｂは１／４〜２／４周期、機器
２１ｃは２／４〜３／４周期、機器ｄは３／４〜１周期
の間を割り当てる）。そして受信装置２９に設けたコー
ド判定手段３１によって受信信号から機器コードを判定
し、機器コードが送信信号と受信装置２９とが一致すれ
ばデータ判定手段３２によってデータを判定し、これら
の信号を出力手段３３から出力している。

発明の効果 以上の説明から明らかなように、本発明では機器本体か
ら分離して受信装置を設けているため、使用者は受信装
置を携帯するだけで、機器置場まで足をはこぶことなく
他の仕事を行なっている場所に居ながらにして、常に機
器の進行状況が把握でき、時間の有効利用が行なえる。

また、送信信号を機器のデータと機器コードの合成信号
とし、かつ交流電圧の０ｖ検知時を基準として送信信号
の送信時期を機器コードに対応させることにより、各機
器から送信される信号の干渉をなくし、正確な信号伝送
を行なうことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す誘導式無線伝送装置の
ブロック図、第２図は同誘導式無線伝送方式を用いた洗
濯機の外観斜視図、第３図は本発明の他の実施例を示す
誘導式無線伝送装置のブロック図、第４図は一家庭にお
ける機器の電灯線への接続例を示す図、第５図は柱上ト
ランス以後に接続される機器の電灯線への接続例を示す
図、第６図は第３図の実施例におけるデータ送信時期の
タイミング図である。 １・・・機器本体、２・・・入出力手段、３・・・送信
装置、４・・・データ出力手段、５・・・送信手段、６
・・・電灯線、７・・・受信装置、８・・・受信手段、
９・・・出力手段、２４・・・コード設定手段、２６・
・・零ボルト検知手段、２７・・・送信制御手段、３１
・・・コード判定手段、３２・・・データ判定手段。 代理人の氏名　弁理士　粟野重孝　ほか１名第 図 ニー ノー　轡、鼠大体 」 第 図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）機器からのデータを出力するデータ出力手段と、
   このデータ出力手段から出力された信号を送信用信号に
   変換し、その信号を電灯線に重畳する送信手段とからな
   る送信装置と、電灯線からのふく射電波を受信し、この
   信号を出力用信号に変換する受信手段と、この受信手段
   から出力された信号を出力する出力手段とからなる受信
   装置とを備えた誘導式無線伝送装置。
2. （２）機器からのデータを出力するデータ出力手段と、
   機器コードを設定するコード設定手段と、電灯線に供給
   される交流電圧の０ｖを検知する零ボルト検知手段と、
   前記データ出力手段、コード設定手段、および零ボルト
   検知手段から出力された信号を入力し、機器のデータお
   よびコードを合成して送信制御を行う送信制御手段と、
   この送信制御手段から出力された信号を電灯線に重畳す
   る送信手段からなる送信装置と、電灯線からのふく射電
   波を受信する受信手段と、この受信手段からの信号から
   機器コードを判定するコード判定手段と、前記受信信号
   から機器のデータを判定するデータ判定手段と、前記各
   判定手段からの信号を出力する出力手段とからなる受信
   装置とを備え、前記送信制御手段は、交流電圧の０ｖ検
   知時を基準として半周期あるいは１周期中で送信時期を
   機器コードに対応させて決定する構成とした誘導式無線
   伝送装置。