JPH0253044B2 - - Google Patents

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JPH0253044B2
JPH0253044B2 JP62135625A JP13562587A JPH0253044B2 JP H0253044 B2 JPH0253044 B2 JP H0253044B2 JP 62135625 A JP62135625 A JP 62135625A JP 13562587 A JP13562587 A JP 13562587A JP H0253044 B2 JPH0253044 B2 JP H0253044B2
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JP
Japan
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extraction
cartridge
extracted
liquid
chamber
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JP62135625A
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JPS63300719A (ja
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Hirotatsu Takeuchi
Akira Takanaka
Masanori Nishigori
Nobuyuki Nozawa
Toshiro Sato
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KIMURA KOOHIITEN KK
NITSUTO KOKI KK
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KIMURA KOOHIITEN KK
NITSUTO KOKI KK
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Publication date
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Priority to CA000567739A priority patent/CA1280903C/en
Priority to AU16737/88A priority patent/AU591044B2/en
Priority to GB8812712A priority patent/GB2205229B/en
Priority to US07/199,786 priority patent/US4829889A/en
Priority to KR1019880006291A priority patent/KR910005039B1/ko
Publication of JPS63300719A publication Critical patent/JPS63300719A/ja
Publication of JPH0253044B2 publication Critical patent/JPH0253044B2/ja
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  • Beverage Vending Machines With Cups, And Gas Or Electricity Vending Machines (AREA)
  • Apparatus For Making Beverages (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はコーヒー、紅茶、緑茶等(以下、コー
ヒー等という)を全自動的に抽出するデイスペン
サに関する。
〔従来技術とその問題点〕
近年の自動販売機の普及に伴い、コーヒー等を
手軽に抽出するデイスペンサが多数出回つている
が、従来のデイスペンサは、例えば多量のコーヒ
ー粉と熱湯を貯留タンクに個別の貯留し、抽出に
際してコーヒー粉を計量した上でフイルタ上に導
びき、続いてこのコーヒー粉へ上から1カツプ相
当量の熱湯を貯留タンクから導びいて注ぎ込み、
ドリツプ式にコーヒーを抽出するもので、コーヒ
ーの抽出後は、出がらしとなつたコーヒー粉をフ
イルタと一緒に自動的に廃棄するように構成され
ている。
斯る従来のデイスペンサは、前述の如くドリツ
プ抽出方式を採つて一応利用に供しているが、欠
点がないわけではなく、次のような問題点があつ
た。
先ず、コーヒー粉をそのまま貯留しているの
で、メインテナンスに当つてコーヒー粉が取扱い
難い上、抽出に際して行なわれる取出し・計量に
時間を要し、また、出がらしの廃棄処理に不便が
強いられた。また、多量のコーヒー粉を貯留タン
クに貯留する方式ではコーヒー粉の酸化を早め、
味の低下を余儀なくされていた。更に、機構上の
問題点として、従来のデイスペンサは種々の原因
からコンパクトにまとめることができず、機構も
複雑で、生産コストを引き下げることが困難であ
つたし、例えば真空ポンプを使用したデイスペン
サによつては、一層機構を複雑としていた。
また、コスト上、サイフオン抽出方式を採るデ
イスペンサが見られないのが現状で、消費者の嗜
好を満足させることができなかつたが、自動的な
ドリツプ抽出方式ではコーヒーの抽出効率が悪く
なるため、濃いコーヒーを抽出するためには多量
のコーヒー粉を使用しなければならないという不
経済な面があつた。
〔発明の目的〕
本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであ
り、予めカートリツジ方式により定形化したコー
ヒー粉等で、抽出時、あるいはメインテナンス時
の取扱いを容易にし、被抽出物の酸化も可能な限
り抑えて、味の低下を防止して、比較的少量の被
抽出物で風味佳良な抽出物を効率良く短時間で得
ることができ、また、カートリツジの採用により
コーヒー粉等の給排機構を平面化して、機構のコ
ンパクト化を可能とし、ひいては全機構の簡略化
を期待することができる動作の確実性と信頼性の
極めて高いデイスペンサを提供することを目的と
する。
〔発明の概要〕
本発明のデイスペンサにおいては、外周部を非
通液性としフイルタでコーヒー粉等を包装してな
る定形性を有する被抽出物カートリツジを用いて
コーヒー等を自動抽出するもので、前記被抽出物
カートリツジを積重ねて収容するホツパーと、同
ホツパーの下方に位置させて設けられ、前記ホツ
パー内のカートリツジの補給、同カートリツジの
抽出機構への供給、抽出終了後のカートリツジ排
出等、カートリツジ給排の一連の工程を、順次行
なう間歇的に水平回転するロータリーデイスクを
主要部とするカートリツジ給・排機構と、前記被
抽出物カートリツジの供給を横方向から受け、上
下に対設した抽出チヤンバ間で同カートリツジを
挟着支持する抽出機構とからなり、該抽出機構
は、下部抽出チヤンバに気・液の給排部および加
熱部を、上部抽出チヤンバには少くとも気体の給
排部を設け、上下の抽出チヤンバの前記気・液の
給排部には、切換弁を通じて気・液を個別に抽出
チヤンバに圧送する加圧機構と、液体の計量機構
を連設し、定量の湯を上下の抽出チヤンバ間で往
復させて、被抽出物カートリツジ内の被抽出物を
湯で抽出するものである。
〔発明の実施例〕
以下、本発明の実施例を第1図ないし第12図
に基づいて説明する。
第1図は本発明の一実施例の全体を示してい
る。
本発明のデイスペンサは、被抽出物カートリツ
ジ1を複数の位置へ移動させる供給系Aと、被抽
出物カートリツジ1からコーヒー等を抽出する抽
出系Bとによつて構成されている。
供給系Aは被抽出物カートリツジ1を積重ねて
収容するホツパー22、同ホツパー22より1個
ずつ受領した被抽出物カートリツジ1を所定の位
置に間歇的に水平に移動させるカートリツジ給・
排機構7と、出がらしとなつた被抽出物カートリ
ツジ1を排出する排出箱21を主要部としてお
り、前記被抽出物カートリツジ1は、第2図およ
び第3図に示すように構成されている。
すなわち、硬質プラスチツクで作られた円形の
環状枠体2の上下の両開口部2a,2bを不織
布、濾布、濾紙等の適宜のフイルタ3a,3bで
内部に扁平空間4を形成するようにして塞ぎ、こ
の扁平空間4内に、被抽出物として中挽のコーヒ
ー粉5が充填されている。なお、環状枠体2は角
形であつてもよいが、外周縁部のシール性を考慮
すると通常の場合は円形に形成される。
次に、被抽出物カートリツジ1を所定の位置に
移動させるカートリツジ給・排機構7は、第1図
および第4図に示すように構成されている。
このカートリツジ給・排機構7は、ロータリー
デイスク8を主要部としてなり、このロータリー
デイスク8は1の実施例では外周部に複数(本実
施例では4個)のカートリツジ保持部8aが2箇
所のカートリツジ受領位置9または9aと上下方
向に相対するとき、抽出位置10およびカートリ
ツジ排出位置11と同様に相対するような等間隔
をもつて上下方向に貫通する切欠き状態に形成さ
れている。また、各カートリツジ保持部8aはロ
ータリーデイスク8の回転方向と反対側の内周部
8bが、第2図および第3図に示す被抽出物カー
トリツジ1,1aの外周形状に合せて(本実施例
では円弧)形成されカートリツジの補捉部となつ
ている。更に、カートリツジ保持部8aには、補
捉部8bに対峙する内周部分8cを広げているた
めに、被抽出物カートリツジ1,1aの形状より
も大きく削り、カートリツジ1,1bの補給を受
けやくしている。また、カートリツジ保持部8a
の外周縁の切欠部には、後述するように、ロータ
リーデイスク8が間歇回転するときに生ずる遠心
力によつてカートリツジ1,1aが外方に飛び出
さないように、補捉部8bを延長して抑え部8d
を形成している。
前述したロータリーデイスク8は支持軸12を
中心として第4図の矢印A方向に回転可能に水平
に設置されており、デイスク駆動機構13によつ
て、カートリツジ保持部8aはカートリツジ受領
位置9および9a、抽出位置10、カートリツジ
排出位置11に来た時に一時停止する間歇回転を
反復して行なうように構成されている。このデイ
スク駆動機構13には、ギヤ伝動機構、ベルト伝
動機構、チエン伝動機構などが採用されている
が、本実施例は下記のようなベルト伝動機構を採
つている。而して、支持軸12に固定された従動
プーリ14と、モータ15の出力軸に固定された
原動プーリ16との間にエンドレスベルト17を
かけ亘し、エンドレスベルト17にはテンシヨン
プーリ18を対設して、たるみを除去している。
ロータリーデイスク8の下方には、カートリツ
ジ受領位置9aから抽出位置10にかけての部分
と、相隣れるカートリツジ受領位置9の間にカー
トリツジ支承板19が該ロータリーデイスク8に
対向させて水平に固定されている。両カートリツ
ジ受領位置9および9aの上方には被抽出物カー
トリツジ1,1aを個別に積み重ねて収容するホ
ツパー22が設けられている。ホツパー22は底
なしの円筒状に形成され、ホツパー22の開口下
端はロータリーデイスク8によつて閉鎖された状
態を維持するが、カートリツジ保持部8aが前記
カートリツジ受領位置9,9aの抽出位置10、
カートリツジ排出位置11のいずれとも対向して
いるときにはホツパー22の当該下端は開かれ
て、例えばカートリツジ受領位置9においてホツ
パー22に収容されている被抽出物カートリツジ
1の中、最下位置にあるものが、カートリツジ支
承板19の上面に載るようになつている。抽出位
置10には、後述する抽出系Bの抽出機構20の
主要部が配設され、その中、上方に位置させて設
けた上部抽出チヤンバ43が上下動するように装
置され、下方に位置させて設けた下部抽出チヤン
バ25はロータリーデイスク8を挟むようにして
上部抽出チヤンバ43と対向し、抽出位置10に
到達したカートリツジ1,1aを上下の抽出チヤ
ンバ25,43で挟着するように構成されてい
る。また、カートリツジ排出位置11にはロータ
リーデイスク8の下方に排出箱21が設けられて
いる。
なお、本実施例でカートリツジ受領位置を2箇
所に分けたのは、レギユラーコーヒー抽出用の被
抽出物カートリツジ1とアメリカンコーヒー抽出
用の被抽出物カートリツジ1aを、個別のホツパ
ー22に収容するためである。
抽出系Bは、前記被抽出物カートリツジ1を上
下方向から挟着して抽出作用を行なう抽出機構2
0を主要部としてなり、それに、抽出に使用する
水を計量供給する液体計量機構23と、水と空気
を個別に抽出機構20に向けて圧送し、次いで排
出する加圧機構を具えている。
次に、これらの機構を個別に説明する。
抽出機構20は被抽出物カートリツジ1に対し
て熱湯を上下方向に往復させるために、上部抽出
チヤンバ43と下部抽出チヤンバ25によつて構
成されている。
すなわち、この抽出機構20はロータリーデイ
スク8の下方に先ず、下部抽出チヤンバ25を有
している。この下部抽出チヤンバ25は金属等の
熱伝導性を有する材料によつて形成されている有
底の円筒状の抽出槽26を主体としてなり、開口
部26aを上向きにして設けられている。この抽
出槽26の底部中央には、凹部27が形成され、
この凹部27には抽出槽26内の液体を外部に流
出させる抽出液排出口28が開設されている。抽
出槽26には空気と水を個別に内部へ送給する
気・液送給路29が設けられている。この気・液
送給路29は空気と水を抽出槽26に送給する過
程で加熱して熱湯とするものであり、抽出槽26
の外周部に放熱フイン30を例えば螺旋状に突出
形成し、抽出槽26とこの放熱フイン30の外周
に、フイン端面と密着または近接させて外嵌した
金属製の外筒31とによつて囲まれた螺旋状の空
間をもつて形成されている。そして、この気・液
送給路29の上流端は、抽出槽26に形成した流
入筒32に接続されて、同筒を通して液体が気・
液送給路29に導入される。また、気・液送給路
29の下流端には、抽出槽26に穿設した連通孔
33を開孔させて、同孔を通して空気と液体が個
別に抽出槽26内へ導入される。また、抽出槽2
6は、抽出槽26自身を加熱し、また気・液送給
路29を通る空気と水を加熱する電熱源34が内
蔵されている。これらの下部抽出チヤンバ25と
外筒31および電熱源34の3者は、断熱ケース
35内に収容されている。
このようにして形成されている下部抽出チヤン
バ25にはバルブ機構36が装着されている。こ
のバルブ機構36は前記抽出槽26の開口部26
aを閉塞するようにして同抽出槽26内に収容さ
れている漏斗37と、この漏斗37の下端に、当
該漏斗37と一体的にして固着され、前記抽出液
排出口28を開閉するバルブ部38とからなつて
いる。この漏斗37はその主要部を剛体によつて
構成しているが、前記開口部26aを閉塞する上
端部が弾性材によつて鍔状に形成されて、可撓性
を有するフランジ部41を形成している。このフ
ランジ部41の外周部は下部抽出チヤンバ25の
上端部に、気密的かつ液密的に開口部26aの周
縁部を閉塞して、漏斗37を上方に向けて開口さ
せている。また、漏斗37の下端部には、抽出槽
26内に貯留されている湯を漏斗37内に導入す
る複数の連通孔40,40…がスリツト状に穿設
されている。従つて、本実施例においては、漏斗
37の上部出入口39を開閉することにより、抽
出槽26の開口部26aを開閉することとなる。
そして、フランジ部41の可撓性により、漏斗3
7とバルブ部38とは一体となつてバルブ部38
の開閉方向すなわち上下方向に可動自在とされて
いる。
更に、抽出槽26の内部には、漏斗37の上端
部下面と抽出槽26の底面との間に、漏斗37お
よびバルブ部38を常に上方へ押上げて、バルブ
部38を抽出液排出口28から開放させる円錐状
コイルばね42が設けられている。前述の如くし
てなる下部抽出チヤンバ25に対して、その真上
には上部抽出チヤンバ43が昇降自在に対設され
ている。この上部抽出チヤンバ43は漏斗37の
上部出入口39に対向させる開口部44aを持つ
抽出槽44を主体としてなり、抽出槽44の天井
部には槽内部を外気と連通させ、かつ、既述した
空気の加圧機構とも連通させるために、導気孔4
5が穿設されている。また前記下部抽出チヤンバ
25と上部抽出チヤンバ43との間にはカートリ
ツジ給・排機構7によつて移送される被抽出物カ
ートリツジ1,1aが前記漏斗37の上面を被う
ように相互間を密封状態にして設けられるように
構成されている。
次に、液体の計量機構23は、第9図に示すよ
うに、多量の水を貯留する貯留タンク46と、1
カツプ相当の量の水を計測する計量タンク47と
を有し、貯留タンク46の底板46aを上部隔壁
とするようにして両タンク46,47を連設し
て、それぞれのタンク46,47の底板46a,
47aの中央部に、液体流出口48,50が穿設
されている。また、この液体流出口48,50に
は、前者液体流出口48に電磁弁49を、後者液
体流出口50に逆止弁51を付設し、更に、計量
タンク47の側壁の上部47bには、加圧空気の
流入口52が形成されている。
第10図は、前記抽出機構20と計量機構23
とに加圧空気を送給し、かつ、計量機構23によ
つて計量された1カツプ相当量の水を抽出機構2
0に送給する機能と、抽出機構20内で湯(抽出
液)を上下に往復動させ、かつ、抽出終了後、抽
出液を取出す機能をもつ、気・液の送給回路を示
したもので、エアーコンプレツサ54を駆動源と
している。すなわち、液体の計量機構23の計量
タンク47から抽出機構20の下部抽出チヤンバ
25に計量した水を送給するための空気流路61
と気・液流路53と、下部抽出チヤンバ25と上
部抽出チヤンバ43との間で湯(抽出液)を往復
させるためにエアーコンプレツサ54から吐出さ
れる加圧空気を、上下の抽出チヤンバ25,43
に交互に送給する空気流路62,65と、気・液
の移動を切換える2個の強制駆動3方弁55,5
6と2個のバランス3方弁57,58と、これら
の弁を介して前記主要機構20,47とエアーコ
ンプレツサ54とを結ぶその他の空気流路59,
60,61,63,64,66および67を有し
ている。すなわち、エアーコンプレツサ54の吐
出口54aは空気流路59を介して上流側の強制
駆動3方弁55の入口55cに接続されている。
この強制駆動3方弁55の一方の出口55aは空
気流路60を介して、下流側の強制駆動3方弁5
6の入口56cに接続されている。強制駆動3方
弁56の一方の出口56aは空気流路61を介し
てバランス3方弁57の入口57aに接続されて
おり、他方の出口56bは空気流路62および
気・液流路53を介して下部抽出チヤンバ25の
流入筒32と接続されている。また、バランス3
方弁57の一方の出口57bは空気流路63を介
して計量タンク47の流入口52と接続されてお
り、他方の出口57cは空気流路64を介して大
気に開放されている。また、強制駆動3方弁55
の他方の出口55bは空気流路65を介してバラ
ンス3方弁58の入口58aに接続されている。
このバランス3方弁58の一方の出口58bは空
気流路66を介して上部抽出チヤンバ43の導気
孔45に接続されており、他方の出口58cは空
気流路67を介して大気に開放されている。
前述のバランス3方弁57,58は第12図に
示す如く形成されている。バランス3方弁57,
58の本体68内には鉛直方向に長い弁室69が
形成されている。この弁室69の下部に前述の入
口57a,58aが形成され、弁室69の上部に
は出口57c,58cが形成されている。また、
入口57a,58aおよび出口57c,58cに
は、それぞれ先細りの円錐形をした弁座70およ
び71が形成されている。入口57a,58aと
出口57c,58cとの間に位置する弁室69の
側壁部には他の出口57b,58bが形成されて
いる。そして、弁室69内には球形の自由弁72
が1個移動自在に内装されている。この球形自由
弁72がそれぞれ弁座70および71に密着する
ことによつて、入口57a,58aおよび出口5
7c,58cが個別に塞がれるようになつてい
る。
次に、本実施例の作用を説明する。
待機状態において、カートリツジ給・排機構7
には、第4図に示すように、ロータリーデイスク
8の各カートリツジ保持部8aがカートリツジ受
領位置9,9aおよび抽出位置10およびカート
リツジ排出位置11に合致した位置で停止し、抽
出機構20においては上部抽出チヤンバ43が第
7図に示す状態から漏斗37のフランジ部41に
密着するまで下降して、バルブ機構36の漏斗3
7を押下げてバルブ部38で抽出液排出口28を
閉塞する。
次に、使用者がレギユラーコーヒーとアメリカ
ンコーヒーのいずれかを選択するが、仮にレギユ
ラーコーヒーを選択したとして本デイスペンサを
起動すると、被抽出物カートリツジ1を収容する
ホツパー22の受板22aが開放され、選択され
た被抽出物カートリツジ1がロータリーデイスク
8のカートリツジ保持部8aに向つて落下する。
カートリツジ保持部8aはロータリーデイスク8
の回転方向側8cを広げて形成されているから、
被抽出物カートリツジ1は容易にカートリツジ保
持部8a内に補給されカートリツジ支承板19の
上に載る。
このようにして、ロータリーデイスク8が被抽
出物カートリツジ1の補給を受けると、先ずカー
トリツジ給・排機構7のロータリーデイスク8が
回転を開始し、カートリツジ保持部8aで補捉さ
れている被抽出物カートリツジ1を抽出位置10
に向けて移動させる。このとき、被抽出物カート
リツジ1はカートリツジ支承板19上を水平面内
で滑りながら移動して、やがて抽出位置10に到
達するようになるが、それまでに、抽出機構20
の上部抽出チヤンバ43は第7図に示す状態に復
帰して、被抽出物カートリツジ1は上下の抽出チ
ヤンバ25,43間に横方向から進入するように
なる。被抽出物カートリツジ1の移動中は、カー
トリツジ保持部8aに延在させた逃げ抑え部8d
が遠心力によつて被抽出物カートリツジ1が外方
に飛び出すのを防止する。
この被抽出物カートリツジ1が抽出位置10に
移動して来るまでの間に、抽出機構20では加熱
部が抽出槽26と放熱フイン30を加熱する。
被抽出物カートリツジ1が抽出機構20の真上
に達し、バルブ機構36の漏斗37上に載ると、
ロータリーデイスク8のカートリツジ保持部8a
の補捉部8bの形状が当該カートリツジ1の形状
と同一であるので被抽出物カートリツジ1は漏斗
37上に同心状態に正確に位置決めされる。
次に、上部抽出チヤンバ43が下降する。上部
抽出チヤンバ43が第8図に示すように降下する
と、同上部抽出チヤンバ43は円錐状コイルばね
42の弾発力に抗してバルブ機構36と被抽出物
カートリツジ1を押し下げるため、漏斗37の下
端に固着したバルブ部38により抽出槽26の抽
出液排出口28を閉塞する。また、他方では被抽
出物カートリツジ1の外周縁部が漏斗37の上面
部と上部抽出チヤンバ43との間で挟圧されて、
密着状態になるので、上下の抽出チヤンバ25,
43相互間は被抽出物カートリツジ1を介して仕
切られ、外部とは気密状態となる。これにより抽
出準備が完了する。
この抽出準備が完了するまでの間に、液体の計
量機構23においては1カツプ相当量の水が計測
されている。すなわち、開閉弁49が開放されて
貯留タンク46内の水が液体流出口48を通して
計量タンク47内に供給され、開閉弁49が閉塞
されたときに計量タンク47による計量が終了す
る。
このようにして抽出準備が終了するとエアーコ
ンプレツサ54から吐出させられた加圧空気が2
個の強制駆動3方弁55,56に達する。このと
きの当該3方弁は共にOFF状態にあり、それぞ
れの導通状態は入口55cと出口55a、入口5
6cと出口56aが連通されており、加圧空気は
両強制駆動3方弁55,56を順に通り、更に空
気流路61を通つてバランス3方弁57の入口5
7aから内部に流入する。この加圧空気の加圧力
によつて、このバランス3方弁57は球形自由弁
72が自重に抗して上昇し、一方では弁座71に
密着して出口57cを閉鎖すると同時に自動的に
入口57aと出口57bを連通する。その後、加
圧空気は第10図矢印Aに示すようにバランス3
方弁57から空気流路63を通つて液体の計量機
構23の計量タンク47の上部に設けた流入口5
2に達し、計量タンク47の内部へ流入して、計
量タンク47内で先に計量された水を逆止弁51
を開いて押し出す。押し出された水は液体流出口
50から気・液流路53に流出し、第10図矢印
Aで示す方向をたどつて流入筒32から下部抽出
チヤンバ25内に流入する。なお、強制駆動3方
弁55がOFF状態にあるときは出口55bが閉
塞されているので、バランス3方弁58を含む空
気流路65,66には加圧空気の圧力は掛らず、
従つて当該3方弁58の出口58bと出口58c
が連通して、前述の如く水が下部抽出チヤンバ2
5に向つて流出したときに、同チヤンバ25内の
空気は、第10図矢印Bに示すように、バルブ機
構36の漏斗37および被抽出物カートリツジ1
を通過して上部抽出チヤンバ43を経て、導気孔
45、空気流路66、バランス3方弁58に達
し、出口58cから空気流路67を通つて大気中
に放出される。流入筒32より気・液送給路29
内に向けて送給された水は、気・液送給路29内
を進行して行く間に、熱源34によつて加熱され
ている抽出槽26と同槽に突設した放熱フイン3
0に接触して瞬時に加熱され、連通孔33から抽
出槽26内に流入し、抽出槽26内で引きつづき
加熱される。抽出槽26内では瞬時に高温蒸気が
充満し、その蒸気は抽出槽26から連通孔40を
通つてバルブ機構36の漏斗37内に流入し、続
いて漏斗37内を上昇し、更にフイルタ3bを通
過して被抽出物カートリツジ1内に流入し、被抽
出物であるコーヒー粉5をこの蒸気で蒸す。被抽
出物カートリツジ1を通過して上部抽出チヤンバ
43の抽出槽44内に達した蒸気は、導気孔4
5、空気流路66、バランス3方弁58および空
気流路67を順に通つて外部へ排出される。
この蒸気蒸しが行なわれると、引きつづいて、
以下の要領でコーヒーの本抽出が開始される。
本抽出においては、上流側の強制駆動3方弁5
5を前記OFF状態のままにして、下流側の強制
駆動3方弁56をON状態に切換えると、入口5
6cと出口56bとが連通して、加圧空気は両強
制駆動3方弁55,56、空気流路62および
気・液流路53を矢印Bに示す方向に進行し、流
入筒32、気・液送給路29および連通孔33を
順に通して抽出槽26内に流入する。この加圧空
気に押圧されて、下部抽出チヤンバ25の抽出槽
26内の熱湯は連通孔40を通つて漏斗37内に
流入し、つづいて、その漏斗37内を上昇して、
更に、水位を高め、漏斗37の上部出入口39か
ら被抽出物カートリツジ1内を通過して上部抽出
チヤンバ43の抽出槽44に達する。被抽出物カ
ートリツジ1を通過するときの熱湯の上昇速度
と、前記熱湯の上昇量は、上下の抽出槽26,4
4間の圧力差によつて調整されており、被抽出物
カートリツジ1内を通過する間は、サイフオン抽
出方式に似た抽出が行なわれ、コーヒー粉5から
有効成分が抽出される。抽出中はコーヒー粉5は
抽出液の中に浸漬状態のまま維持される。
所要時間経過後、強制駆動3方弁55は自動的
にONに切換わり、入口55cと出口55bとが
連通する。これにより加圧空気は強制駆動3方弁
55およびバランス3方弁58を経て上部抽出チ
ヤンバ43に流入するが、他方、下部抽出チヤン
バ25への加圧空気が絶たれるため、バランス3
方弁57は出口57b,57cが連通状態となつ
て同チヤンバ25は気・液送給路29、気・液流
路53、液体の計量機構23の計量タンク47、
空気流路63、バランス3方弁57および空気流
路64を経て大気と連通する。従つて、加圧空気
は第10図の矢印C方向に流れてバランス3方弁
58の入口58aから出口58bに向つて流れ、
導気孔45から上部抽出チヤンバ43内に入る。
この結果、同チヤンバ43内の前記抽出液は加圧
空気の押圧力によつて下方へ押し出され、被抽出
物カートリツジ1を再び通過し、その間、コーヒ
ー粉5の有効成分を再び抽出しつつ下部抽出チヤ
ンバ25内に移動し、ドリツプ抽出方式と同様な
抽出が行なわれる。このようにして一層濃くなつ
たコーヒーは漏斗37内を流下し、漏斗37の下
端の連通孔40を通つて下部抽出チヤンバ25内
に戻る。この過程で下部抽出チヤンバ25内の空
気は、バランス3方弁57を通つて大気中に放出
される。なお、下部抽出チヤンバ25からの空気
の排出は、同チヤンバ25に開閉弁付きの専用排
出口を設けて行なうようにしてもよく、この方式
をとることによつて、次回の抽出に先立つて計量
装置23の計量タンク47で水を計量し貯留する
ことができるようになる。
なお、前記コーヒーの抽出は、下部抽出チヤン
バ25と上部抽出チヤンバ43とに圧送する加圧
空気の量を調整して熱湯が被抽出物カートリツジ
1を通過する速度を制御したり、熱湯が被抽出物
カートリツジ1内を往復する回数を制御したりす
ることにより、熱湯と被抽出物5との接触時間を
適宜変更して調整する。
また、被抽出物カートリツジ1内に熱湯を通過
させる際に、それを段階的に行なうか、連続的に
行なうかは、抽出時に適宜決定するが、例えば、
熱湯の移動中その移動を間歇的に休止すると、静
止状態の熱湯で行なわれるコーヒーの抽出と、移
動状態の熱湯で行なわれるコーヒーの抽出とが交
互に繰返されて、抽出効率が高く、かつ、透明度
の高い味の良いコーヒーが得られる。
このようにして、上部抽出チヤンバ43から下
部抽出チヤンバ25に移行することによつて出来
上つたコーヒーは、両強制駆動3方弁55,56
をOFFとし両チヤンバ25,43を3方弁55,
56を介して大気圧に開放することによつて、次
のようにして取り出される。先ず駆動機構(図示
せず)により上部抽出チヤンバ43を上昇させ、
同チヤンバ43による加圧力を解除して、円錐状
コイルばね42の弾発力によりバルブ機構36全
体を上昇させ、バルブ機構36のバルブ部38を
下部抽出チヤンバ25の抽出液排出口28から離
間させて、同口28を開口し、コーヒーはその排
出口28を通つて外部へ流出する。
抽出位置10において、コーヒーの抽出処理が
終了すると、再びデイスク駆動機構13によつて
ロータリーデイスク8が回転し、出がらしとなつ
た被抽出物カートリツジ1は次のカートリツジ排
出位置11に向つて水平に移動し、被抽出物カー
トリツジ1は同位置11において落下して下方の
排出箱21内に収容される。
出がらしの被抽出物カートリツジ1が排出され
ると上部抽出チヤンバ43が再び下降し、その下
端面を再び漏斗37の上端面に密着させ、このと
き、バルブ部38により下部抽出チヤンバ25の
抽出液排出口28を閉塞して待機状態に戻る。
出がらしの被抽出物カートリツジ1を排出した
ロータリーデイスク8は次期抽出時に、再びカー
トリツジ受領位置9または9aで新たに被抽出物
カートリツジ1,1aの補給を受けることにな
る。
以上の動作が繰返えされることにより、被抽出
物カートリツジ1,1aに対するコーヒーの抽出
が自動的に行なわれる。
第11図は、抽出機構20の他の実施例を示し
ている。この実施例では前記実施例で用いた2個
のバランス3方弁57,58を省いて、先の強制
駆動3方弁55,56の設立位置を代え、第1、
第2の強制駆動3方弁73,74として用いて、
湯水と加圧空気を供給、移動させるようにしたも
のである。すなわち、エアーコンプレツサ54の
吐出口54aは空気流路75を介して第1強制駆
動3方弁73と接続され、この第1強制駆動3方
弁73の一方の出口73bは空気流路76を介し
て液体の計量機構23の計量タンク47の流入口
52と接続されており、他方の出口73cは空気
流路77を介して上部抽出チヤンバ43の導気孔
45と接続されている。また、下部抽出チヤンバ
25および上部抽出チヤンバ43にはそれぞれ空
気排出用の出口25aおよび43aが形成され、
これらの出口25aおよび43aは、第2強制駆
動3方弁74の入口74aおよび74bにそれぞ
れ空気流路78および79を介して連通されてい
る。そして、この第2強制駆動3方弁74の出口
74cは空気流路80を介して大気に開放されて
いる。
本実施例においては、計量タンク47内の水を
下部抽出チヤンバ25内へ送給したり、抽出槽2
6内の熱湯をバルブ機構36および被抽出物カー
トリツジ1を通して上部抽出チヤンバ43の抽出
槽44内へ送給する場合には、一方の第1強制駆
動3方弁73を入口73aと出口73bとが連通
するようにするとともに、他方の第2強制駆動3
方弁74を入口74bと出口74cとが連通する
ようにして、第11図矢印Aに示すように、加圧
空気を送給して、水や熱湯の移動と抽出槽44内
の空気の排除を行なう。逆に、上部抽出チヤンバ
43の抽出槽44内の熱湯を被抽出物カートリツ
ジ1およびバルブ機構36を通して下部貯留チヤ
ンバ25の抽出槽26内へ移動させる場合には、
各第1強制駆動3方弁73および第2強制駆動3
方弁74の導通状態を切換えて、入口73aと出
口73c、入口74aと出口74cを連通させ、
同図矢印Bに示すように加圧空気を送給して、抽
出液の降下と抽出槽26内の空気の排出を行な
う。
また、前記実施例では、カートリツジ給・排機
構7で、ロータリーデイスク8を一方向に回転さ
せる方式を採り、同デイスク8に、複数のカート
リツジ保持部8a,8a…を周方向等間隔位置に
設けたが、第5図に示すようにカートリツジ保持
部8aを1個設けたロータリーデイスク8を間歇
的に正逆回転自在にさせて、1個のカートリツジ
保持部8aをカートリツジ受領位置9、抽出位置
10およびカートリツジ排出位置11の間を間歇
移動させるようにしてもよい。
この場合、ロータリーデイスク8の下方には、
少くとも被抽出物カートリツジの受領位置9から
抽出位置10の間のみに支承板13が同様に設け
られることになり、上部抽出チヤンバ43が下部
抽出チヤンバ25に対して降下して、両チヤンバ
25,43間が閉鎖状態にあるとき、ロータリー
デイスク8の被抽出物カートリツジ保持部8aは
抽出位置10で待機し、被抽出物カートリツジ1
の補給を受けるときには、上部抽出チヤンバ43
が上昇した後に、被抽出物カートリツジ受領位置
9に向けて逆方向に移動し、抽出に際して再び抽
出位置10に向つて正方向に移動し、抽出終了後
は更に正方向に向つて移動して、出がらしをカー
トリツジ排出位置11において排出して再び抽出
位置10に戻つて待機する。
また、下部抽出チヤンバ25に設ける流入筒3
2と連通孔33の上下の位置を入れ換えて、流入
筒32を同抽出チヤンバ25の下部に、連通孔3
3を上部に設けてもよい。
抽出機構20の下部抽出チヤンバ25の抽出槽
26、バルブ機構36、上部抽出チヤンバ43の
抽出槽44を洗浄する場合には、バルブ機構36
と上部抽出チヤンバ43を密着させる待機状態に
おいて、液体の計量機構23および抽出機構20
をコーヒーの抽出時と同様に作動させて、上下の
抽出槽26,44間で熱湯を往復させて内部を洗
浄する。
なお、本発明は前記各実施例に限定されるもの
ではなく、必要に応じて変更することができる。
〔発明の効果〕
本発明のデイスペンサは、コーヒー粉等の被抽
出物をフイルタ等で包装した定形性を有する形で
用い、上下の抽出チヤンバ間で、抽出液を加圧空
気を送給することにより往復させて抽出するもの
であるため、従来装置のように真空ポンプを用い
ることなく所期の目的が達成できて構造を著しく
簡単にすることができる。また、被抽出物の抽出
を上下方向に行き来する抽出液によつて行なうも
ので、あたかもサイフオン抽出方式とドリツプ抽
出方式の両抽出法を交互に行なうことができるか
ら、抽出効率がきわめて高くなり、被抽出物を無
駄なく抽出することができるようになると同時
に、味のよい好みの抽出液が得られる。更に、こ
のデイスペンサではカートリツジ様の被抽出物を
前述の如く使用しているから抽出に際して、計量
の手間が省け、また、こぼれたりすることがない
ので、被抽出物の取扱い性がよく、また抽出液も
抽出の都度加熱する方式を採用しているので、抽
出時間の短縮、省エネルギ化を図ることもでき
る。特に、本発明は抽出液の移送を前述の如く加
圧空気による正圧力のみを利用して行なうもので
あるから、負圧力を利用した従来構造で入用とな
るストレーナ等が不要となり、構成が簡単となる
ことと相俟つて装置のコンパクト化、低コスト化
に過大な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明のデイスペンサの実施例を示し、
第1図は被抽出物カートリツジの給・排機構、抽
出機構を略図的に示した全体構成の斜視図、第2
図は被抽出物カートリツジの一部切断斜視図、第
3図は被抽出物カートリツジの縦断側面図、第4
図はカートリツジ給・排機構の全体平面図、第5
図はカートリツジ給・排機構の他の実施例を示す
斜視図、第6図は第4図に示すカートリツジ給・
排機構に抽出機構と排出機構の2機構を合わせて
示した本発明に係るデイスペンサの展開概略図、
第7図は上部抽出チヤンバを上昇させたときの抽
出機構の縦断側面図、第8図は抽出状態を示す抽
出機構の縦断側面図、第9図は液体の計量機構を
示す縦断側面図、第10図は抽出機構および液体
の計量機構とそれらの配管を示す系統図、第11
図は抽出機構および液体の計量機構の他の実施例
を示す系統図、第12図はバランス3方弁の縦断
側面図である。 1,1a……被抽出物カートリツジ、3a,3
b……フイルタ、4……扁平空間、5……被抽出
物、7……カートリツジ給・排機構、8……ロー
タリーデイスク、9,9a……カートリツジ受領
位置、10……抽出位置、11……カートリツジ
排出位置、20……抽出機構、23……液体の計
量機構、25……下部抽出チヤンバ、26,44
……抽出槽、28……抽出液排出口、29……
気・液送給路、30……放熱フイン、34……熱
源、36……バルブ機構、37……漏斗、38…
…バルブ部、43……上部抽出チヤンバ、47…
…計量タンク、53……気・液流路、54……エ
アーコンプレツサ、55,56……強制駆動3方
弁、57,58……バランス3方弁、59,6
0,61,62,63,64,65,66,67
……加圧空気流路、73……第1強制駆動3方
弁、74……第2強制駆動3方弁、75,76,
77,78,79,80……加圧空気流路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 外周部を非通液性とし、フイルタで被抽出物
    を包装してなる被抽出物カートリツジを積重ねて
    収容するホツパーと、同ホツパーの下方に位置さ
    せて設けられ、前記ホツパー内のカートリツジの
    補給、同カートリツジの抽出機構への供給、抽出
    終了後のカートリツジ排出等、カートリツジ給排
    の一連の工程を順次行なう間歇的に水平回転する
    ロータリーデイスクを主要部とするカートリツジ
    給・排機構と、前記被抽出物カートリツジの供給
    を横方向から受け、上下に対設した抽出チヤンバ
    間で同カートリツジを挟着支持する抽出機構とか
    らなり、該抽出機構は、下部抽出チヤンバに気・
    液の給排部および加熱部を、上部抽出チヤンバに
    は少くとも気体の給排部を設け、上下の抽出チヤ
    ンバの前記気・液の給排部には、切換弁を通じて
    気・液を個別に抽出チヤンバに圧送する加圧機構
    と、液体の計量機構を連設し、定量の湯を上下の
    抽出チヤンバ間で往復させ、被抽出物カートリツ
    ジ内の被抽出物を湯で抽出することを特徴とする
    デイスペンサ。
JP62135625A 1987-05-30 1987-05-30 デイスペンサ Granted JPS63300719A (ja)

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CA000567739A CA1280903C (en) 1987-05-30 1988-05-26 Dispenser
AU16737/88A AU591044B2 (en) 1987-05-30 1988-05-27 Dispenser
GB8812712A GB2205229B (en) 1987-05-30 1988-05-27 Cartridge type beverage brewing apparatus
US07/199,786 US4829889A (en) 1987-05-30 1988-05-27 Dispenser
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