JPH01204625A - ディスペンサ - Google Patents

ディスペンサ

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Publication number
JPH01204625A
JPH01204625A JP63026614A JP2661488A JPH01204625A JP H01204625 A JPH01204625 A JP H01204625A JP 63026614 A JP63026614 A JP 63026614A JP 2661488 A JP2661488 A JP 2661488A JP H01204625 A JPH01204625 A JP H01204625A
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JP
Japan
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cartridge
extraction
liquid
tray
chamber
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP63026614A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirotatsu Takeuchi
竹内 広達
Akira Takanaka
高中 明
Masanori Nishigori
錦織 正典
Nobuyuki Nozawa
野沢 信之
Toshiro Sato
俊郎 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nitto Kohki Co Ltd
Key Coffee Inc
Original Assignee
Nitto Kohki Co Ltd
Key Coffee Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Nitto Kohki Co Ltd, Key Coffee Inc filed Critical Nitto Kohki Co Ltd
Priority to JP63026614A priority Critical patent/JPH01204625A/ja
Publication of JPH01204625A publication Critical patent/JPH01204625A/ja
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  • Beverage Vending Machines With Cups, And Gas Or Electricity Vending Machines (AREA)
  • Apparatus For Making Beverages (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はコーヒー、紅茶、緑茶等(以下、コーヒー等と
いう)を自動的に抽出するデイスペンサに関する。
〔従来技術とその問題点〕
近年の自動販売機の普及に伴い、コーヒー等を手軽に抽
出するデイスペンサが多数出回っているが、従来のデイ
スペンサは、例えば多山のコーヒー粉と熱間を貯留タン
クに個別に貯留し、抽出に際してコーヒー粉を計16シ
た上でフィルタ上に導びき、続いてこのコーヒー粉へ上
から1カツプ相当母の熱温を貯留タンクから導びいて注
ぎ込み、ドリップ式にコーヒーを抽出するもので、コー
ヒ−の抽出後は、出がらしとなったコーヒー粉をフィル
タと一緒に自動的に廃棄するように構成されている。
斯る従来のデイスペンサは、前述の如くドリップ抽出方
式を採って一応利用に供しているが、欠点がないわけで
はなく、次のような問題点かあっIこ 。
先ず、コーヒー粉をそのまま貯留しているので、メイン
テナンスに当ってコーヒー粉が取扱い難い上、抽出に際
して行なわれる取出し・計量に時間を要し、また、出が
らしの廃棄処理に不便が強いられた。また、多聞のコー
ヒー粉を貯留タンクに貯留する方式ではコーヒー粉の酸
化を早め、味の低下を余儀なくされていた。また、利用
者の嗜好に応じたコーヒーを提供するためには、多種類
のコーヒー粉を貯留しなければならず、コーヒー粉の管
理、取扱いが難しく、デイスペンサ全体が大4()!化
するという問題点があった。更に、礪構上の問題点とし
て、従来のデイスペンサは種々の原因からコンパクトに
まとめることができず、1構も複雑で、生産コストを引
き下げることが困難であったし、例えば真空ポンプを使
用したデイスペンサにJ:っては、−層機構を複雑とし
ていた。
また、コスト上、サイフオン抽出方式を採るデイスペン
サが見られないのが現状で、消費者の嗜好を満足させる
ことができなかったが、自動的なドリップ抽出方式では
コーヒーの抽出効率が悪くなるため、サイフオン抽出方
法を採る場合に比べると多聞のコーヒー粉を使用しなけ
ればならないという不経済な面があった。
〔発明の目的〕
本発明は従来装置の前記欠点を悉く解消することを目的
とし、更に詳しくは予めカートリッジ方式により定形化
したコーヒー粉等を被抽出物として用いて、利用者の嗜
好に応じたコーヒー等を簡゛単かつ迅速に抽出すること
ができるようにし、また、抽出時、あるいはメインテナ
ンス時の取扱いを容易にし、被抽出物の酸化も可能な限
り抑えて、味の低下を防止して、比較的少量の被抽出物
で風味住良な抽出物を効率良く短時間で得ることができ
、更には、機構のコンパクト化を可能とし、かつ、全礪
構の1)1略化を図り、動作の確実性と信頼性の極めて
高いデイスペンサを提案することを目的とするものであ
る。
〔発明の概要〕
本発明のデイスペンサは、上下の間口端面を通液性フィ
ルタで被って被抽出物を包装してなる被抽出物扁平カー
トリッジを水平状態に載置可能なカートリッジ補給部と
、前記補給部から水平落下するカートリッジの抽出機構
への水平搬送、抽出終了後のカー1−リッジの排出位置
への搬送を行なうカートリッジ搬送部と、前記被抽出物
カートリッジの供給を横方向から受け、上下に対設した
抽出チャンバ間で同カートリッジを挟着支持する抽出機
構とからなり、前記カートリッジ補給部は、前記カー1
〜リツジ搬送部と抽出機構を収容するケーシングに対し
て、水平に出没自在に設置され、かつ、開口下端面に対
してカートリッジ載置用爪レバーか出没自在に設けられ
ており、更に、抽出機構は、被抽出物を液体によって抽
出する上下の抽出チャンバと、下部抽出チャンバへの抽
出液の供給、上下の抽出チャンバ間での抽出液の移動、
抽出完了液の機外への排出を司る加圧空気の給排出は構
と、前記抽出液の側m機構を具え、定量の抽出液を上下
の抽出チVンバ間で往復させて、被抽出物カートリッジ
内の被抽出物を抽出するものである。
〔発明の実施例〕
以下、本発明の実施例を第1図ないし第17図に基づい
て説明する。
第1図は本発明の一実施例の全体を示している。
本発明のデイスペンサはケース1の正面に設けられてい
る操作パネル2の所定の押ぼたんを操作することにより
、例えば1分間程度でコーヒーが抽出されるもので、こ
のデイスペンサは、第2図に示すように被抽出物扁平カ
ー1〜リツジ(以下、カートリッジという)5を所定の
位置に向りて移動させる搬送系Aと、同搬送系Aにカー
トリッジ5を1個ずつ補給する補給系B(第4図)と、
コーヒー等を抽出する抽出系Cとによって構成されてい
るが、先ず、カートリッジ5について説明することにづ
−る。
カートリッジ5は、第3図に示すように硬質プラスデッ
クで作られた円形の環状枠体9の上下の両開口部9a、
9bを不織布、濾布、濾紙等の適宜のフィルタ10a、
jobで内部に扁平空間11を形成するようにして塞ぎ
、この扁平空間11内に、被抽出物として中挽のコーヒ
ー粉12が充填されている。なお、環状枠体9は角形で
あってもよいが、外周縁部のシール性を考慮すると円形
に形成するのがよい。
次に搬送系△はカートリッジ5を1個ずつ補給系Bから
受取るカートリッジ受渡し部6と、カートリッジ受渡し
部6より受領したカートリッジ5を抽出系Cに向けて水
平に移動させ、つづいて出がらしとなったカートリッジ
5を排出部8に向けて水平移動させるカートリッジ搬送
部7を主要部として構成されているが詳細については後
述する。
次に、補給系Bは、カートリッジ受渡し部6の真上に位
置して設けられ、デイスペンサ1の正面部右側において
水平方向に振動可能に設けられている。
この補給系Bは第4図から第7図に示すように略扇形を
した扁平なトレイ13を主体として構成されている。こ
のトレイ13の中央部分には底なしのカー]・リッジ収
容部14が設けられ、周域なしのカートリッジ収容部1
4には後述する爪レバー15が当該カートリッジ収容部
14に対して出没自在に設けられている。このトレイ1
3は、デイスペンサの架台16に固定したブラケツ1−
17に立設した鉛直軸18に基端部13aに穿設した孔
19を回動自在に嵌合することにより、’Ir1iij
軸18を中心に水平方向に振動するように支乃されてい
C1第4図実線に示す位置6aと、第4図鎖線に示1位
′l:16bとの間を水平に往復動ツるように設けられ
、同鎖線位置6bではケース1の外部に突出状態となっ
て、この位置でトレイ13にカートリッジ5を投入可能
とし、また実線位置6aではカートリッジ受渡し部6の
真上に達して、カー1〜リツジ5を自然落下さUること
ができるようになっている。
1〜レイ13にはノブ20を設けて手動的に前記両位置
間を自由に移動させることができるように形成されてお
り、また、トレイ13の外側面13bはそれがカートリ
ッジ投入位F(6aに押込まれたときにケース1の外側
面から妄りにあるいは不体裁に出ることのない形状に形
成されている。
トレイ13はその略中心部に穿設した底なしのカートリ
ッジ収容部14を、扁平な円形のカートリッジ5の外径
より大きな内径をもって形成されている。なお、この補
給系Bの機構を理解しやすくするために、第6図および
第7図では補給系Bを裏面から示している。
トレイ1゛3の裏面側には、第6図に示すように底なし
のカートリッジ収容部14の周縁部に環状溝21が形成
されており、その環状溝21内には扁平リング22が左
右いずれの方向にもスライドするにうに設けられている
。この扁平リング22はトレイ13にビス23で固着し
た複数(本実施例では3個)の支承プレート24.24
・・・により、環状溝21内に、落下しないように水平
に支承されている。扁平リング22の下面側には、周方
向3等分位置にそれぞれ枢軸ビン25.25.25が下
方に向けて突設されており、この枢軸ビン25にそれぞ
れ爪レバー15の基部15aを枢着して、爪レバー15
を水平方向に振動自在に支持し、同爪レバー15,15
.15で、底なしのカートリッジ収容部14に収容され
たカートリッジ5を下方から支持している。環状tM2
1の側壁部21aには各爪レバー15が底なしのカー1
−リッジ収容部14内の第4図鎖線位置から第7図実線
位置に突出するまで求心方向に向けて振動する動作を許
容するための窓部26を設け、各爪レバー15は次に説
明する爪レバー駆動機構27によって一斉に駆動するよ
うに設けられている。すなわち、各爪レバー15は枢軸
ビン25に遊1矢したねじりばね28によって、常に当
該レバーの自由端部が底なしのカートリッジ収容部14
内に突出するように弾力的に押圧し、また爪レバー15
の基部15aはその幅を狭くして、環状溝21の側壁部
21aの3個所を等分に切欠いて形成した窓部26から
爪レバー15の自由端部が出没するようにし、かつ、扁
平リング22が第7図において左回転したときに、爪レ
バー15の細幅の基部15aが側壁部21aの窓部26
の縁で擦られて、ねじりばね28の弾発力に抗して同図
反時計方向にIRfJJするようになっている。
また、扁平リング22を自動的に回動するようにするた
めに、扁平リング22に第8図に示すように上向きに突
設したビン29とトレイ13に下向きに突設したビン3
0との間に引張ばね31を張設して、引張ばね31の弾
発力により扁平リング22が第7図時計針方向に回動す
るように付勢し、爪レバー15の自由端部を底なしのカ
ートリッジ収容部14内に突出する位置(第7図実線位
置)まで回動させることができるようになっている。ま
た、同扁平リング22は、下面に突出させてビン32を
設け、このビン32をケース1内に固定した操作プレー
ト33の周縁部に形成した段部33aに対向さけ“、ト
レイ13をケース1の内部に押込む際に、操作プレート
33の段部33aでビン32を押圧するようになってい
る。また、操作プレート33には別の段部33bを設け
、トレイ13がケース1の内部のカートリッジ落下位置
6aまで押込まれたときに、トレイ13の適位置に設け
た段部13Cと当接するようにし、これ以上、トレイ1
3が回動しないようになっている。
1〜レイ13がケース1の内部に完全に押込まれて、カ
ートリッジ落下位置6aまで達すると、ビン32が操作
プレート33の押圧力を受けるに伴って扁平リング22
は引張ばね31の弾発力に抗して作動位置まで回動し、
各爪レバー15は第7図鎖線で示すように底なしのカー
トリッジ収容部14から出て、トレイ13の裏面(下面
)にかくれるようになり、このときカートリッジ5はケ
ース1内のカートリッジ支承板34上に自重で水平状態
で落下するようになっている。
トレイ13と前記操作プレート33との間には、第5図
に示すように、ケース1の内部に押込まれたトレイ13
をカートリッジ落下位置6aに対して正確に位置決めす
るために、圧縮ばね35、ボール36および位置決め穴
37からなるクリック機構が設けられている。
カートリッジ5を所定の位置に向けて搬送させるカート
リッジ搬送部7は、第2図および第9図に示ずように構
成されている。
このカートリッジ搬送部7は、ロータリーディスク38
を主要部としてなり、このロータリーディスク38の外
周部には、カートリッジの補給系Bの前記1〜レイ13
がカートリッジ落下位置6aまで押込まれて、底なしの
カートリッジ収容部14と上下方向に相対したときに、
抽出位置39とカートリッジ排出像@40とに共に相対
するように、3個所にカートリッジ保持部38aが等間
隔をもって上下方向に貫通状態に形成されている。
また、各カートリッジ保持部38aはロータリーディス
ク38の回転方向と反対側の内周部38bが、カートリ
ッジ5の外周形状に合せて(本実施例では円弧)形成さ
れ、カートリッジ5の捕捉部となっている。更に、カー
トリッジ保持部38aには、捕捉部38bに対峙する内
周部分38cを広げているために、カートリッジ5の形
状よりも大きく削り、カートリッジ5の補給を受けや寸
くしている。また、カートリッジ保持部38aの外周縁
の切欠部には、後述するように、ロータリーディスク3
8が間歇回転するときに生ずる遠心力によってカートリ
ッジ5が外方に飛び出さないように、捕捉部38bを延
長して抑え部38dを形成している。
前述したロータリーディスク38は支持軸41を中心と
して第9図の矢印六方向に回転可能に水平に設置されて
おり、ディスク駆動機構42によって、カートリッジ保
持部38aはカートリッジ落下位@6a、抽出位置39
、カートリッジ排出位置40に来た時に一時停止する間
歇回転を反復して行なうように構成されている。このデ
ィスク駆動機構42には、ギヤ伝動機構、ベルト伝動機
構、チェン伝動機構などが採用されているが、本実施例
は下記のようなベルト伝動機構を採っている。而して、
支持軸41に固定された従動ブーリ43と、モータ44
の出力軸に固定された原動プーリ45との間にエンドレ
スベルト46をかけ口し、エンドレスベルト46にはテ
ンションプーリ47を対設して、たるみを除去している
ロータリーディスク38の下方には、少なくともカート
リッジ落下位置6aから抽出位置39にかけての部分の
間においてカートリッジ5を上面に載置して支承する略
円形のカートリッジ支承板34が該ロータリーディスク
38に対向させて水平に固定されている。第9図に示す
ように、このカートリッジ支承板34には、抽出位置3
9とカー1−リッジ排出位置40とに、カートリッジ5
を抽出機構48の下部抽出チ゛ヤンバ50上に載nせし
めるための切欠き34aと、排出部8へ落下させるため
の切欠き34bとが設けられている。カートリッジ落下
位置6aまで押込まれたカートリッジ投入機構6のトレ
イ13のカートリッジ収容部14の開口下部はロータリ
ーディスク38によって閉鎖された状態を維持するが、
カートリッジ保持部38aが前記カートリッジ落下位置
6a、抽出位置39、カー1−リッジ排出部1if40
のいずれとも対向しているときには、カートリッジ収容
部14の当該下端は開かれて、内部に収容されているカ
ートリッジ5が、カートリッジ支承板34の上面に自重
で落下して水平に載るようになっている。抽出位置39
には、後述する抽出系Cの抽出例構4Bの主要部が配設
され、その中、上方に位置さゼて設けた上部抽出チャン
バ49が上下動するように装置され、下方に位置させて
設けた下部抽出チャンバ50はロータリーディスク38
を挟むようにして上部抽出チャンバ49と対向し、抽出
位置39に到達したカートリッジ5を上下の抽出チャン
バ49.50で挟着するように構成されている。また、
カートリッジ(1出位置40にはロータリーディスク3
8の下方に排出箱等からなる排出部8が設りられている
抽出系Cは、前記カートリッジ5を上下方向から挟着し
て抽出作用を行なう抽出機構48を主要部としてなり、
それに、抽出に使用する水を計量供給する液体計ff1
tfi構51と、水を抽出機構48に向けて圧送し、ま
た、同機構内の抽出液を加圧したり排出したりする空気
を加圧する加圧機構52を具えている。
次に、これらの機構を個別に説明する。
抽出機構48はカートリッジ5に対して熱湯を上下方向
に往復させるために、上部抽出チャンバ49と小さな空
気抜き孔をもつ下部抽出チャンバ50によって構成され
ている。
すなわち、この抽出機構48はロータリーディスク38
の下方に先ず、下部抽出チャンバ50を有している。第
10図および第11図に示すように、この下部抽出チャ
ンバ50は金属等の熱伝導性を有する材料によって形成
されている有底の円筒状の抽出槽53を主体としてなり
、間口部53aを上向きにして設けられている。この抽
出槽53の底部中央には、凹部54が形成され、この凹
部54には抽出槽53内の液体を外部に流出させる流出
口3が開設されている。抽出槽53には空気と水を個別
に内部へ送給する気・液送給路55が設けられている。
この気・液送給路55は空気と水を抽出槽53に送給す
る過程で加熱して熱湯とするものであり、抽出槽53の
外周部に放熱フィン56を例えば螺旋状に突出形成し、
抽出槽53ど、この放熱フィン56の外周に、フィン端
面と密着または近接させて外嵌した金ffl’lの外筒
57とによって囲まれた螺旋状の空間をもって形成され
ている。そして、この気・液送給路55の上流端は、抽
出槽53に形成した流入筒58に接続されて、同筒を通
して液体が気・液送給路55に導入される。また、気・
液送給路55の下流端には、抽出機53に穿設した連通
孔59を開孔させて、周孔を通して空気と液体が個別に
抽出槽53内へ導入される。また、抽出槽53は、抽出
槽53自身を加熱し、また気・液送給路55を通る空気
と水を加熱する電熱源60が内蔵されている。これらの
下部抽出チャンバ50と外筒57および電熱源60の3
者は、所熱ケース61内に収容されている。
このようにして形成されている下部抽出ナヤンバ50に
はバルブ機構62が装着されている。
このバルブ1構62は前記抽出槽53の開口部53aを
閉塞するようにして同抽出槽53内に収容されている漏
斗63と、この漏斗63の下端に、当該漏斗63ど一体
的にして固着され、前記流出口3を開閉するバルブ部6
4とからなっている。
この漏斗63はその主要部を剛体によって構成している
が、前記間口部53aを閉塞する上端部が弾性材によっ
て鍔状に形成されて、可撓性を有するフランジ部65を
形成している。このフランジ部65の外周部は下部抽出
ヂャンバ50の上端部に、気密的かつ液密的に間口部5
3aの周縁部を閉塞して、漏斗63を上方に向けて間口
させている。また、漏斗63の下端部には、抽出槽53
内に貯留されている場を漏463内に導入する複数の連
通孔66.66・・・がスリット状に穿設されている。
従って、本実施例においては、漏ミ163の上部出入口
67を開閉することにより、抽出槽53の間口部53a
を聞(T1することとなる。そして、フランジ部65の
可撓性により、漏斗63とバルブ部64とは一体となっ
てバルブ部64の開閉方向すなわち上下方向に動くよう
になっている。
更に、抽出槽53の内部には、漏斗63の上端部下面と
抽出槽53の底面との間に、漏月63およびバルブ部6
4を常に上方へ押上げて、バルブ部64を流出口3から
開放さぜる円錐状コイルばね68が設けられている。前
述の如くしてなる下部抽出ヂャンバ50に対して、その
真上には上部抽出チt!ンバ49が昇降自在に対設され
ている。
この上部抽出チャンバ49は漏斗63の上部出入口67
に対向させる開口部69aを持つ抽出槽69を主体とし
てなり、抽出槽69の大月部には槽内部を外気と連通さ
せ、かつ、既述した空気の加圧空溝52とも連通させる
ために、導気孔70が穿設されている。また前記下部抽
出チャンバ50と上部抽出チャンバ49との間にはカー
1ヘリツジ搬送部7によって移送されるカートリッジ5
が前記漏斗63の上面を被うように相互間を蜜月状態に
して設けられるように構成されている。
次に、液体計量機構51は、第12図に示すように、多
量の水を貯留する貯留タンク71と、1カツプ相当の母
の水を計測するillタンク72とを有し、貯留タンク
71の底板71aを上部隔壁とするようにして両タンク
71.72を3!設して、それぞれのタンク71.72
の底板71a、72aの中央部に、液体流出ロア3.7
4が穿設されている。また、この液体流出ロア3.74
には、前者液体流出ロア3に電磁弁75を、後者液体流
出ロア4に逆止弁76を付設し、更に、計量タンク72
の側壁の上部72bには、加圧空気の流入ロア7が形成
されている。
第13図は、前記抽出機構48と流体泪r!1機構51
とに加圧空気を送給し、かつ、計量機構51によってH
1漬された1カツプ相当怨の水を抽出機構48に送給す
る機能と、抽出機構48内で瀉(抽出液)を上下に廿復
動させ、かつ、抽出終了後、抽出液を取出す機能をもつ
、気・液の送給回路を示したもので、エアーコンプレッ
サ78を駆動源としている。すなわち、液体のit f
fi機構51の計量タンク72から抽出機構48の下部
抽出チャンバ50に計1した水を送給するための空気流
路79と気・液流路80と、下部抽出ヂャンバ50と上
部抽出チャンバ49との間で潟(抽出液)を往復さじる
ためにエアーコンプレッサ78から吐出される加圧空気
を、上下の抽出チャンバ49゜50に交互に送給する空
気流路81.82と、気・液の移動を切換える2個の強
制駆動3方弁83.84と2個のバランス3方弁85,
86と、これらの弁を介して前記主裳機構48.51と
エアーコンプレッサ78とを結ぶその他の空気流路87
.88.89.90.91および92を有している。す
なわち、エアーコンプレッサ78の吐出ロア8aは空気
流路87を介して上流側の強制駆動3方弁83の入口8
3Cに接続されている。
この強制駆動3方弁83の一方の出口83aは空気流路
80を介して、下流側の強制駆動3方弁84の入口84
cに接続されている。強制駆動3方弁84の一方の出口
84aは空気流路79を介してバランス3方弁85の入
口85aに接続されており、他方の出口84bは空気流
路81および気・液流路80を介して下部抽出チャンバ
50の流入筒58と接続されている。また、バランス3
方弁85の一方の出口85bは空気流路89を介して計
量タンク72の流入ロア7と接続されており、他方の出
口85Cは空気流路90を介して大気に開放されている
。また、強制駆動3方弁83の他方の出口83bは空気
流路82を介してバランス3方弁86の入口86aに接
続されている。このバランス3方弁86の一方の出D 
86 bは空気流路91を介して上部抽出チャンバ49
の導気孔70に接続されており、他方の出口86cは空
気流路92を介して人気に開放されている。
前述のバランス3方弁85,86は第14図に示す如く
形成されている。バランス3方弁85゜86の本体93
内には鉛直方向に長い弁室94が形成されている。この
弁室94の下部に前述の入口85a、86aが形成され
、弁室94の上部には出口85c、86Cが形成されて
いる。また、入口85a、86aおよび出口85G、8
6Cには、それぞれ先細りの円錐形をした弁座95およ
び96が形成されている。入口85a、86aと出口8
5c、86cとの間に位置する弁室94の側壁部には他
の出口85b、86bが形成されている。そして、弁室
94内には球形の自由弁97が1個移動自在に内装され
ている。この球形自由弁97がそれぞれ弁座95および
96に密着することによって、入口85a、86aおよ
び出口85c、86cが個別に塞がれるようになってい
る。
次に、本実施例の作用を説明する。
待機状態にJ3いて、補給系86は第4図実線に示すよ
うに、トレイ13をカートリッジ落下位置6aまで押込
lυだ状態で停止しており、カートリッジ搬送部7は、
第9図に示すように、ロータリーディスク38の各カー
トリッジ保持部38aがカートリッジ落下位置6a、抽
出位置3τ〕およびカートリッジ抽出位置40に合致し
た位置で停止し、抽出機構48においては上部抽出ヂャ
ンバ49が第10図に示す状態から漏斗63のフランジ
部65に密着するまで下降して、パルプ機構62の漏斗
63を押下げてバルブ部64で流出口3を閉塞している
次に、利用者は好みのコーヒー粉12が充填されている
カートリッジ5を選択して手元におき、トレイ13のノ
ブ20をもってトレイ13を水平に回動させ、ケース1
の外部に引出してカートリッジ投入位置6bまで移動さ
せる。このとき、1〜レイ13と扁平リング22との間
に張設した引張ばね31は引張られるため、同ばねの弾
発力により扁平リング22は第7図時計針方向に徐々に
回転し、引張ばね31はエネルギーを蓄える。このとき
、扁平リング22に取付けられている各爪レバー15は
ねじりばね28の弾発力により枢軸ビン25を中心に回
動するように付勢され、トレイ13の回動に伴って爪レ
バー15との位置関係が変化してくる窓部26から徐々
に底なしのカートリッジ収容部14内に突出して行き、
前記カートリッジ投入位vf16bにおいて同図実線に
示すように最大突出状態となり、トレイ13はクリック
機構のボール36が位置決め穴37に係合することによ
ってこの位置を保たれる。
そこで、予め用意したカートリッジ5をトレイ13の底
なしのカー(・リッジ収容部14の中に入れ、同部内で
突出状態の前記爪レバー15,15゜15上に載って水
平に支持される。
次に、再びノブ20を持ってカートリッジ5を収めたi
〜レイ13をケース1の内部に向けて水平に押込む。こ
の押込み動作の途中において、扁平リング22の下面に
突設したビン32が操作プレート33の段部33aを押
圧するため扁平リング22は引張りばね31の弾発力に
抗して引かれて第7図左方向に回転する。その後、トレ
イ13の底なしのカートリッジ収容部14がカートリッ
ジ落下位置6aに達すると、各爪レバー15は一斉に底
なしのカートリッジ収容部14からトレイ13の下面に
移動して見えなくなり、各爪レバー15上に載置されて
いたカートリッジ5は当該爪レバー15による支持を失
なってカートリッジ落下位2f6aに合わせて停止して
いるロータリーディスク38のカートリッジ保持部38
aに自重で水平に向って落下する。カートリッジ保持部
38aはロータリーディスク38の回転方向側内周部3
8cを広げて形成されているから、カートリッジ5は容
易にカートリッジ保持部38a内に補給され、カートリ
ッジ支承板34上に載る。このときも、前記クリック灘
構のボール36が別の位置決め穴37内に弾力的に係合
することによりトレイ13はケース1の内部に押込まれ
た状態に保持され、トレイ13がディスベンリ1の外部
に妄りに移動するのを阻止する。
このようにして、ロータリーディスク38がカートリッ
ジ5の補給を受けてから抽出系Cを起動させると、先ず
カートリッジ搬送部7のロータリーディスク38が回転
を開始し、カートリッジ保持部38aで捕捉されている
カートリッジ5を抽出位置39に向けて移動させる。こ
のとき、カートリッジ5はカートリッジ支承板34上を
水平面内で滑りながら移動して、やがて抽出位置39に
到達するようになるが、それまでに、抽出機構48の上
部抽出チャンバ49は第10図に示す状態に復帰して、
カートリッジ5は上下の抽出チャンバ49.50間に横
方向から進入するようになる。カートリッジ5の移動中
は、カートリッジ保持部38aに延在さμた逃げ抑え部
38dが遠心力によってカートリッジ5が外方に飛び出
すのを防止する。
このカートリッジ5が抽出位置39に移動して来るまで
の間に、抽出機構48では加熱部が抽出槽53と放熱フ
ィン56を加熱する。
カートリッジ5が抽出機構48の真上に)ヱし、バルブ
機構62の漏斗63上に載ると、ロータリー7’イスク
38のカートリッジ保持部38aの捕捉部38bの形状
が当該カートリッジ5の形状と同一であるのでカートリ
ッジ5は漏斗63上に同心状態に正確に位置決めされる
次に、上部抽出チャンバ49が下降する。上部抽出チャ
ンバ49が第11図に示すように降下J゛ると、同上部
抽出チャンバ49は円錐状コイルばね68の弾発力に抗
してバルブ機構62とカートリッジ5を押し下げるため
、漏斗63の下端に固着したバルブ部64により抽出槽
53の流出口3を閉塞する。また、他方ではカー1−リ
ッジ5の外周縁部が漏斗63の上面部と上部抽出チャン
バ49との間で挟圧されて、密着状態になるので、上下
の抽出チャンバ49.50相互間はカートリッジ5を介
して仕切られ、外部とは気密状態となる。これにより抽
出準備が完了する。
この抽出準備が完了するまでの間に、液体の計ff1t
1構51においては1カツプ相当1の水が計測されてい
る。すなわち、電磁弁75が開放されて貯留タンク71
内の水が液体流出ロア3を通して計量タンク72内に供
給され、電磁弁75が閉塞されたときに計量タンク72
による計量が終了する。
このよ゛うにして抽出準備が終了するとエアーコンプレ
ツザ78から吐出させられた加圧空気が2個の強制駆動
3方弁83.84に達する。このときの当該3方弁は共
にOFF状態にあり、それぞれの導通状態は入口83G
と出口83a1人口84Cと出口84aが連通されてお
り、加圧空気は両強制駆動3方弁83,84を順に通り
、更に空気流路79を通ってバランス3方弁85の入口
85aから内部に流入する。この加圧空気の加圧力によ
って、このバランス3方弁85は球形白山弁97が自重
に抗して上界し、一方では弁座96に密着して出口85
Cを閉鎖すると同時に自動的に入口85aと出口85b
を連通ずる。その後、加圧空気は第13図矢印Aに示す
ようにバランス3方弁85がら空気流路89を通って液
体の計量機構51の計量タンク72の上部に設けた流入
ロア7に達し、計量タンク72の内部へ流入して、計量
タンク72内で先に計量された水を逆止弁76を開いて
押し出す。押し出された水は液体流出ロア4から気・液
流路80に流出し、第13図矢印Aで示す方向をたどっ
て流入筒58から下部抽出チャンバ50内に流入する。
なお、強制駆動3方弁83がOFF状態にあるときは出
口83bが閉塞されているので、バランス3方弁86を
含む空気流路82.91には加圧空気の圧力は掛らず、
従って当該3方弁86の出口86bと出口86cが連通
して、前述の如く水が下部抽出チャンバ50に向って流
出したときに、同チャンバ50内の空気は、第13図矢
印Bに示すように、バルブ機構62の漏斗63およびカ
ートリッジ5を通過して上部抽出チャンバ49を絆で、
導気孔70、空気流路91、バランス3方弁86に達し
、出口86cがら空気流路92を通って大気中に放出さ
れる。なお、下部抽出チャンバ50内に残る気相の圧力
が異常に高くならないようにするために、同チャンバ5
0内の空気の一部は小さな空気抜ぎ孔より図示しない開
放状態の仕切弁を通して外部に排出するようにするとよ
い。流入筒58より気・液送給路55内に向けて送給さ
れた水は、気・液送給路55内を進行して行く間に、電
熱源60によって加熱されている抽出1f153と同槽
に突設した放熱フィン56に接触して瞬時に加熱され、
連通孔59から抽出槽53内に流入し、抽出槽53内で
引きつづき加熱される。抽出槽53内では瞬時に高温蒸
気が充満し、その蒸気は抽出槽53から連通孔66を通
ってバルブ機構62の漏斗63内に流入し、続いて漏斗
63内を上昇し、更にフィルタ10bを通過してカート
リッジ5内に流入し、被抽出物であるコーヒー粉12を
この蒸気で蒸す。カートリッジ5を通過して上部抽出チ
ャンバ49の抽出槽69内に達した蒸気は、導気孔70
、空気流路91、バランス3方弁86および空気流路9
2を順に通って外部へ排出される。
この蒸気蒸しが行なわれると、引きつづいて、以下の要
領でコーヒーの本抽出が開始される。
本抽出においては、上流側の強制駆動3方弁83を前記
OFF状態のままにして、下流側の強制駆動3方弁84
をON状態に切換えると、入口84cと出口84bとが
連通して、加圧空気は両強制駆動3方弁83.84、空
気流路81および気・液流路80を矢印Bに示す方向に
進行し、流入筒58、気・液送給路55および連通孔5
9を順に通して抽出槽53内に流入する。この加圧空気
に押圧されて、下部抽出チャンバ50の抽出槽53内の
熱湯は連通孔66を通って漏斗63内に流入し、つづい
て、その漏斗63内を上昇して、更に、水位を高め、漏
斗63の上部出入口67からカートリッジ5内を通過し
て上部抽出チャンバ490抽出169に達する。カート
リッジ5を通過するときの熱湯の上讐速度と、前記熱湯
の上昇mは、上下の抽出槽53.69間の圧力差によっ
て調整されており、カートリッジ5内を通過する間は、
サイフオン抽出方式に似た抽出が行なわれ、コーヒー粉
12から有効成分が抽出される。抽出中はコーヒー粉1
2は抽出液の中に浸漬状態のまま維持される。
所要時間経過後、強制駆動3方弁83は自動的にONに
切換わり、入口83cと出口83bとが連通ずる。これ
により加圧空気は強制駆動3方弁83およびバランス3
方弁86を経て上部抽出チャンバ49に流入するが、他
方、下部抽出チャンバ50への加圧空気が絶たれるため
、バランス3方弁85は出口35b、85Cが連通状態
となって同チャンバ50は気・液送給路55、気・液流
路80、液体の計量機構51の計量タンク72、空気流
路89、バランス3方弁85および空気流路90を経て
大気と連通ずる。従って、加圧空気は第13図の矢印C
方向に流れてバランス3方弁86の入口86aから出口
86bに向って流れ、導気孔70から上部抽出チャンバ
49内に入る。
この結果、同チャンバ49内の前記抽出液は加圧空気の
押圧力によって下方へ押し出され、カートリッジ5を再
び通過し、その間、コーヒー粉12の有効成分を再び抽
出しつつ下部抽出チャンバ50内に移動し、ドリップ抽
出方式と同様な抽出が行なわれる。このようにして−層
濃くなったコーヒーは漏斗63内を流下し、漏斗63の
下端の連通孔66を通って下部抽出チャンバ50内に戻
る。この過程で下部抽出チャンバ50内の空気は、バラ
ンス3方弁85を通って大気中に放出される。
なお、下部抽出チャンバ50からの空気の排出は、小さ
な空気抜き孔を通して行なったり、同チャンバ50に!
Fi1rr+弁付きの専用排出口を設けて行なうように
してもよく、この方式をとることによって、次回の抽出
に先立って計量機構51の計はタンク72で水を計潰し
貯留することができるようになる。
なお、前記コーヒーの抽出は、下部抽出チャンバ50と
上部抽出チャンバ49とに圧送する加圧空気の吊を調整
して熱湯がカートリッジ5を通過する速度を制御したり
、熱湯がカートリッジ5内を往復する回数を制御したり
することにより、熱湯と被抽出物であるコーヒー粉12
との接触時間を適宜変更して調整する。
また、カートリッジ5内に熱湯を通過させる際に、それ
を段階的に行なうか、連続的に行なうかは、抽出時に適
宜決定するが、例えば、熱湯の移動中その移動を間歇的
に休止すると、静止状態の熱湯で行なわれるコーヒーの
抽出と、移動状態の熱湯で行なわれるコーヒーの抽出と
が交互に繰返されて、抽出効率が高く、かつ、透明度の
高い味の良いコーヒーが得られる。
このようにして、上部抽出チャンバ49から下部抽出チ
ャンバ5oに移行することによって出来上ったコーヒー
は、両強制駆動3方弁83.84をOFFとし両チャン
バ49.50を3方弁85゜86を介して大気圧に開放
することによって、次のようにして取り出される。先ず
駆動機構(図示せず)により上部抽出チャンバ49を上
背させ、同チャンバ49による加圧力を解除して、円錐
状コイルばね68の弾発力によりバルブ機構62全体を
上昇させ、バルブ機構62のバルブ部64を下部抽出チ
ャンバ50の流出口3からI Imさせて、同口3を間
口し、コーヒーはその流出口3を通って外部へ流出し、
容器4内に充填される。
抽出位置39において、コーヒーの抽出処理が終了する
と、再びディスク駆動機構42によってロータリーディ
スク38が回転し、出がらしとなったカートリッジ5は
次のカートリッジ排出位置4oに向ってカートリッジ支
承板34上を水平に移動し、カートリッジ5は同位置4
0において落下して下方の排出部8内に収容される。
出がらしのカートリッジ5が排出されると上部抽出チャ
ンバ49が再び下降し、その上端面を再び漏斗63の上
端面に密着させ、このとき、バルブ部64により下部抽
出チャンバ50の流出口3を閉塞して待機状態に戻る。
出がらしのカートリッジ5を排出したロータリーディス
ク38は1つのカートリッジ保持部38aが再びカート
リッジ落下位2W6aに達し、次の抽出に備えて別のカ
ートリッジ5の補給を持つ。
以上の動作により、カートリッジ5に対するコーヒーの
抽出が自動的に行なわれる。
その後で、別の品種のコーヒーを抽出する場合には好み
のコーヒーのカートリッジ5を選択して、以下前記と同
様にして操作すればよい。
第15図は補給系Bの他の実施例を示している。
この実施例は前記実施例における各爪レバー15の駆動
方法を変えたものであり、3個の爪レバー15の基部を
トレイ13上に立設した枢軸ビン9Bに枢着し、各爪レ
バー15に円弧状のカム長孔99を形成し、このカム長
孔99に扁平リング22の下面に突設したビン100を
係合させた点では第一実施例と異なるが、その他は前記
実施例と同様に形成されている。
この実施例においては、扁平リング22が引張りばね3
1の弾発力によって第15図時3針方向に回動した状態
にあるときには、同扁平リング22上の各ビン100が
爪レバー15のカム長孔99の基端部99aと係合した
状態にあって、各爪レバー15の自由端部を底なしのカ
ートリッジ収容部14内の作動位置まで突出さぼる(第
15図実線)、また、扁平リング22に突設したビン3
2が操作プレート33で押圧されると、それに伴って第
15図時31針方向に回動する扁平リング22上の各ビ
ン100がカム長孔99の先端部99b側に係合位置を
移動して、各爪レバー15の自由端部を底なしのカート
リッジ収容部14から退かせて、トレイ13の下面にか
くれ、カートリッジ15の落下を許容する。
第16図は、抽出系Cの他の実施例を示している。この
実施例では前記実施例で用いた2個のバランス3方弁8
5.86を省いて、先の強制駆動3方弁83.84の設
置位置を代え、第1、第2の強制駆動3方弁101.1
02として用いて、湯水と加圧空気を供給、移動させる
ようにしたもので前者よりも構造を著しく筒略化して実
用に供している。すなわち、エアーコンブレッザ78の
吐出ロア8aは空気流路103を介して第1強制駆動3
方弁101と接続され、この第1強制駆動3方弁101
の一方の出口101bは空気流路104を介して液体の
、1ヱ機構51の計りタンク72の流入ロア7と接続さ
れており、他方の出口101Cは空気流路105を介し
て上部抽出チャンバ49の導気孔70ど接続されている
。また、下部抽出チャンバ50および上部抽出チャンバ
49にはそれぞれ空気排出用の出口49aおよび50a
が形成され、これらの出口49aおよび50aは、第2
強制駆動3方弁102の入口102aおよび102bに
それぞれ空気流路106お゛よび107を介して連通さ
れている。
そして、この第2強制駆!FIJ 3方弁102の出口
102Cは空気流路108を介して大気に開放されてい
る。
本実施例においては、計量タンク72内の水を小さな空
気扱き孔をもつ下部抽出チャンバ50内へ送給したり、
抽出槽53内の熱湯をバルブ機構62およびカートリッ
ジ5を通して上部抽出ヂャンバ49の抽出槽69内へ送
給する場合には、−方の第1強制駆動3方弁101を入
口101aと出口101bとが連通ずるようにするとと
もに、他方の第2強制駆動3方弁102を入口102b
と出口102cとが連通ずるようにして、第16図矢印
へに示すように、加圧空気を送給して、水や熱湯の移動
と抽出槽69内の空気の排除を行なう。逆に、上部抽出
チャンバ49の抽出槽69内の熱湯をカートリッジ5お
よびバルブ機構62を通して下部貯苗ヂャンバ50の抽
出槽53内へ移動させる場合には、各第1強制駆動3方
弁101および第2強制駆動3方弁102の導通状態を
切換えて、入口101aと出口101C1人口102a
と出口102Cを連通させ、同図矢印Bに示すように加
圧空気を送給して、抽出液の降下と抽出槽53内の空気
の排出を行なう。
なお、前記実施例では、カートリッジ搬送部7で、ロー
タリーディスク38を一方向に回転させる方式を採り、
同ディスク38に、複数のカートリッジ保持部38a、
38a・・・を周方向等間隔位置に3個設けたが、この
実施例では第17図に示すようにカートリッジ保持部3
8aを1個設けたロータリーディスク38を抽出時には
正回転させ、抽出が終ると逆回転させて、1個のカート
リッジ保持部38aをカートリッジ落下位@6aから抽
出位置39へ、更にカートリッジ排出位置40へと間歇
移動させて、待機位置では抽出位置に復帰させる方法を
とっている。
したがって、ロータリーディスク38のカートリッジ保
持部38aがカートリッジ5の補給を受けるときには、
上部抽出チャンバ49が上昇した後に、カートリッジ落
下位W6aに向って逆方向に移動することになり、抽出
に際しては再び抽出位置39に向って正方向に移動し、
抽出終了侵は更に正方向に向って移動して、出がらしを
カートリッジ排出位置40において排出して再び抽出位
置39に戻って待機する。
また、下部抽出チャンバ50に設ける流入筒58と連通
孔59の上下の位置を入れ換えて、流入筒58を同抽出
チャンバ50の下部に、連通孔5つを上部に設けてもよ
い。
抽出機構48の下部抽出チャンバ50の抽出槽53、バ
ルブ機構62、上部抽出チャンバ49の抽出M!69を
洗浄する場合には、バルブ機構62と上部抽出チャンバ
49を密着させる待機状態において、液体のrl ff
i機構51および抽出IIIIM4Bをコーヒーの抽出
時と同様に作動させて、上下の抽出槽53.69間で熱
湯を往復させて内部を洗浄する。
なお、本発明は前記各実施例に限定されるものではなく
、必要に応じて変更することができる。
〔発明の効果〕
本発明のデイスペンサは、コーヒー粉等の被抽出物をフ
ィルタ等で包装した定形性を有する形で用い、上下の抽
出チャンバ間で、抽出液を加圧空気を送給することによ
り往復させて抽出するものであるため、従来装置のよう
に真空ポンプを用いることなく所期の目的が達成できて
構造を著しく簡単にすることができる。また、被抽出物
の抽出を上下方向に往き来する抽出液によって行なうも
ので、あたかもザイフオン抽出方式とドリップ抽出方式
の両抽出法を交互に行なうことができるから、抽出効率
がきわめて高くなり、被抽出物を無駄なく抽出すること
ができるようになると同時に、味のよい好みの抽出液が
得られる。また、カートリッジを1個ずつデイスペンサ
内に投入して抽出に供することができるので、利用者の
嗜好に応じてカートリッジを選択するだけで、好みに応
じた被抽出物を簡単かつ確実に得ることができる。その
カートリッジのデイスペンサ内への投入もトレイをデイ
スペンサ外へ引出し、そのトレイをカートリッジ収容部
内に入れ、同トレイをデイスペンサ内へ再び押込むだけ
でよく、極めて簡単な操作となる。そして、このカート
リッジのデイスペンサ内への投入と他の構成各部との3
!動性を特に考慮する必要がなく、構成も簡単となる。
更に、このデイスペンサぐはカートリッジ様の被抽出物
を前述の如く使用しているから抽出に際して、計量の手
間が省け、また、こぼれたりすることがないので、被抽
出物の取扱い性がよく、また抽出液も抽出の都度加熱す
る方式を採用しているので、抽出時間の短縮、省エネル
ギ化を図ることもできる。
特に、本発明は抽出液の移送を前述の如く加圧空気によ
る正圧力のみを利用して行なうものであるから、負圧力
を利用した従来製造で入用となるス1〜レーナ等が不要
となり、構成が簡単になって装置のコンパクト化、低コ
スト化に絶大な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明のデイスペンサの実施例を示し、第1図は
デイスペンサの概略正面図、第2図はカートリッジの搬
送部、抽出機構を略図的に示した全体構成の斜視図、第
3図はカートリッジの一部切断斜視図、第4図は第1図
のrV−rV棟線上切断した拡大断面図、第5図は第4
図のv−■線上で切断した主要部の縦断側面図、第6図
はトレイと同トレイに設置した爪レバーの操作プレート
を裏面から見た斜視図、第7図はトレイの底面図、第8
図は第7図の■−■線上で切断したリング回動空溝の縦
断側面図、第9図はカートリッジ搬送部の全体平面図、
第10図は上部抽出チャンバを上昇させたときの抽出機
構の縦断側面図、第11図は抽出状態を示す抽出機構の
縦断側面図、第12図は液体の計量機構を示す縦断側面
図、第13図は抽出機構および液体の計量機構とそれら
の配管を示す系統図、第14図はバランス3方弁の縦断
側面図、第15図はカートリッジの補給系の他の実施例
を示す底面図、第16図は抽出機構および液体の計量機
構の伯の実施例を示す系統図、第17図はカートリッジ
搬送部の他の実施例を示す斜視図である。 1・・・デイスペンサ、3・・・流出口、5・・・カー
トリッジ、6・・・カー1〜リッジ受渡し部、6a・・
・カートリッジ落下位置、6b・・・カートリッジ投入
位置、7・・・カートリッジ搬送部、9・・・環状枠体
、10a。 10b・・・フィルタ、11・・・扁平空間、12・・
・コーヒー粉、13・・・トレイ、14・・・カートリ
ッジ収容部、15・・・爪レバー、21・・・環状溝、
22・・・扁平リング、27・・・爪レバー駆動機構、
31・・・引張ばね、32・・・ビン、33・・・操作
プレート、34・・・カートリッジ支承板、39・・・
抽出位置、40・・・カートリッジ排出位置、42・・
・ディスク駆動機構、48・・・抽出機構、49・・・
上部抽出チ1/ンバ、50・・・下部抽出チャンバ、5
1・・・液体mm機構、53゜69・・・抽出槽、55
・・・気・液送給路、56・・・放熱フィン、60・・
・電熱源、62・・・バルブ機構、63・・・漏斗、6
4・・・バルブ部、72・・・計量タンク、78・・・
エアーコンブレツザ、8o・・・気・液流路、81.8
2.87.88.89,90.91゜92.103,1
04,105,106,107゜108・・・空気流路
、83.84・・・強制駆動3方弁、85.86・・・
バランス3方弁、97・・・自由弁、98・・・枢軸ビ
ン、99・・・カム長孔、101・・・第1強制駆動3
方弁、102・・・第1強制駆動3方弁。 第1図 第3図 第4図 第5図 第6図 第7図 畜8図 第9rA 第10図 第11図 第13図 第15図 第16図 第17図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 上下の開口端面を通液性フィルタで被つて被抽出物を包
    装してなる被抽出物扁平カートリッジを水平状態に載置
    可能なカートリッジ補給部と、前記補給部から水平落下
    するカートリッジの抽出機構への水平搬送、抽出終了後
    のカートリッジの排出位置への搬送を行なうカートリッ
    ジ搬送部と、前記被抽出物カートリッジの供給を横方向
    から受け、上下に対設した抽出チャンバ間で同カートリ
    ッジを挟着支持する抽出機構とからなり、前記カートリ
    ッジ補給部は、前記カートリッジ搬送部と抽出機構を収
    容するケーシングに対して、水平に出没自在に設置され
    、かつ、開口下端面に対してカートリッジ載置用爪レバ
    ーか出没自在に設けられており、更に、抽出機構は被抽
    出物を液体によって抽出する上下の抽出チャンバと、下
    部抽出チャンバへの抽出液の供給、上下の抽出チャンバ
    間での抽出液の移動、抽出完了液の機外への排出を司る
    加圧空気の給排出機構と、前記抽出液の計量機構を具え
    ていることを特徴とするディスペンサ。
JP63026614A 1988-02-09 1988-02-09 ディスペンサ Pending JPH01204625A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09305858A (ja) * 1996-05-17 1997-11-28 Apex:Kk 原料パック抽出機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09305858A (ja) * 1996-05-17 1997-11-28 Apex:Kk 原料パック抽出機

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