JPH0252790A - 熱現像型複写材料 - Google Patents

熱現像型複写材料

Info

Publication number
JPH0252790A
JPH0252790A JP63204425A JP20442588A JPH0252790A JP H0252790 A JPH0252790 A JP H0252790A JP 63204425 A JP63204425 A JP 63204425A JP 20442588 A JP20442588 A JP 20442588A JP H0252790 A JPH0252790 A JP H0252790A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
photosensitive layer
heat
copying material
diazo compound
diazo
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP63204425A
Other languages
English (en)
Inventor
Kotaro Nakamura
中村 孝太郎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP63204425A priority Critical patent/JPH0252790A/ja
Publication of JPH0252790A publication Critical patent/JPH0252790A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C1/00Photosensitive materials
    • G03C1/52Compositions containing diazo compounds as photosensitive substances

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Heat Sensitive Colour Forming Recording (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は複写材料、特にジアゾ化合物(ジアゾニウム塩
)の感光性を利用した熱現像型複写材料に関する。更に
詳しくは、図面やポスターに使用されことに適した熱現
像型複写材料に関する。
〈従来技術〉 ジアゾ化合物の感光性を利用した複写材料として、大別
すると三つのタイプが知られている。
つは湿式現像型として知られているタイプで、支持体上
にジアゾ化合物、カップリング成分を主成分とする感光
層が設けられ、この材料を原稿と重合わせて露光後アル
カリ性の溶液にて現像するものである。二つめは乾式現
像型として知られているタイプで、湿式型と異な、り現
像をアンモニアガスで行うものである。そして三つめは
熱現像型として知られているもので、感光層中に加熱に
よって7ンモニ7ガスを発生させることができる尿素の
ような7ンモニ7ガス発生剤を含有するタイプや感光層
中にトリクロロ酢酸のような加熱によって酸としての性
質を失う酸のアルカリ塩を含有するタイプ、高級脂肪酸
アミドを発色助剤として用い加熱溶融によりジアゾ化合
物及びカップリング成分を活性化させることを利用した
タイプなどがある。
湿式タイプは現像液を使用するために液の補充や廃棄の
手間が掛かること、装置が大きいことなどの保守上の問
題の他、コピー直後が湿っているために加筆がすぐにで
きなかったり、コピー画像が長期保存に耐えないなどい
くつかの問題を持っている。また、乾式タイプは湿式タ
イプと同様に現像液の補充がり5要なこと、発生するア
ンモニアガスを外部に漏らさないようにガス吸収設備が
必要なこと、従って装置が大型化することなどのほかに
、コピー直後にアンモニアの臭いがするなどの問題を持
っている。一方、熱現像タイプは湿式タイプや乾式タイ
プと違い現像液不要のために保守上のメリットを待って
いるものの、従来知られていたタイプはいずれも現像温
度が150°C〜200°Cという高温が必要で、しか
も、温度が±10’C位に制御されないと現像不足にな
ったり色調が変化したりするため、装置コストが高くな
ってしまう問題があった。また、このような高温現像の
ため使用するジアゾ化合物にとっても耐熱性の高いこと
が必要となるが、このような化合物は高濃度形成には不
利になることが多い。低温現像化(90°C〜130°
C)の試みも多くなされているが、材料自体のシェルフ
ライフの低下を伴う欠点があった。
このように熱現像タイプは、湿式や乾式タイプに比べて
保守上のメリットは十分予想されながらいまだにジアゾ
複写システムの主流を占めるに至っていないのが現状で
ある。
さて、上述したような複写材料は、それぞれのシステム
に応じていくつかの欠点を持ってはいるが安価さゆえに
広く利用されてきている。しかしながら、利用者のニー
ズはますます多様化し、それに応えることも急務となっ
てきている。利用者のニーズの一つとして、従来のよう
な白地に有色の画像を得るたけでなく、地肌及び発色画
像の色相を使用目的に合わせて選択したいということが
ある。複写材料を掲示目的として使用する場合には、利
用者に対して注目させる必要性が生じ、従来の複写材料
ではその要望が満たされなくなったためである。
地肌着色の方法については、染料や顔料を感光層塗布液
と共に支持体に塗布するという比較的簡単なものである
が、従来の湿式や乾式の複写材料においては染料や顔料
の選択において困難な点があった。すなわち、現像時に
滲むことを防ぐために水溶性の染料を用いることができ
ない、あるいは、7ンモニ7ガス等の強い塩基によって
現像をするために染料や顔料が分解してしまう等が制約
条件としてあった。
上記制約条件は、熱現像方式では比較的小さいが、この
方式を適用するにはシェルフライフの向上という問題を
解決する必要があった。
従って、本発明の第1の目的は、多種の地肌色が揃えら
れる複写材料を提供することにある。
本発明の第2の目的は、コピー前保存及びコピー後保存
においても地肌色味の変化が少ない複写材料を提供する
ことにある。
本発明の第3の目的は、上記複写材料を用いて露光によ
る潜像形成プロセスと加熱による現像プロセスを組み合
わせた、簡便で保守も容易な画像形成方法を提供するこ
とにある。
く問題点を解決するための手段〉 本発明の上記諸口的は、支持体上にジアゾ化合物、カッ
プリング成分及び発色助剤を含有する熱現像しうる感光
層を設けた複写材料において、該感光層中に有色の染料
及び顔料のうち少なくともいずれか一方を含有させて発
色面の最大可視分光反射濃度値を0.15息上1.0以
下としたことを特徴とする熱現像型複写材料によって達
成された。このとき、該ジアゾ化合物は、マイクロカプ
セル中に含有されており、かつ、該マイクロカプセ・ル
は常圧40〜95℃の沸点をもつ非水溶媒にジアゾニウ
ム塩及び互いに反応して高分子物質を生成する同種また
は異種の化合物を溶解した溶液を、親水性保護コロイド
溶液中に乳化分散後、反応容器を減圧にしながら系を昇
温して油滴表面に壁形成物質を移動させ、かつ油滴表面
で重付加及び重縮合による高分子生成反応を進行させて
壁膜を形成させることにより実質的に溶媒を含まないマ
イクロカプセルを得る方法により製造したもであること
がシェルフライフ向上の点からみて好ましく、高分子物
質は、ポリウレア・ポリウレタンより選ばれる少なくと
も1種により形成されるものであることが低温熱現像を
可能にさせる点から好ましい。
本発明に用いられる有色の染料及び顔料としては、堀口
博著「綜説合成染料」 (三共出版)に詳しぐ記載され
ているが、紙、繊維、塗料工業等で用いられているもの
が使用可能である。また、蛍光を有する有色の染料、顔
料も同様に用いることができる。
具体的には、有色無機顔料としてクロムイエロー、酸化
鉄顔料、モリブデン酸オレンジ、カドミウムレッド、プ
ルシアンブルー、硫化亜鉛化合物、硫化カドミウム化合
物、珪酸塩化合物などがある。
有機顔料としては、7ゾ顔料であるパーマネントイエO
−R,ハンザイエローR,メタニトロ7二リンオレンジ
、レッドトナー、7ウトールオレンジ、ピグメントオレ
ンジR1ベンジジンイエローバルカンフアーストイエロ
ーG1 レイクレノドP1ピラゾロンレッド、リノール
レッドなど、フタ0シアニン顔料であるコパールフタ0
シアニンブルーなど、アントラキノン顔料であるインダ
ストロンブルー、イソジベンザトロンバイオレットなど
がある。染料としては、サフラニン、0−ダミン、マゼ
ンタ、7リザリンレツド、ロージンレッド、クリソンジ
ン、7セタミンオレンジ、オーラミン、キノリン、オイ
クリシンイエロー ファーストライトイエロー スチル
ベンイエロー、7ゾイエロー メタニルイエロー ビク
トリアクリン、7ントラキノングリーン、ナフトールグ
リーン、メチレンブルー、ジアゾブルー、ナフトールブ
ルーフアースドブルー、キシレンブルー、メチサンバイ
オレット、ビスマルクブラウン、クロームブラウンなど
がある。また、蛍光染料としては、ジアミノスチルベン
、ジフェニルブタジェン、テトラフェニルエチレン、フ
ルオロインジンなどがあり、蛍光顔料としては、フルオ
ロール5GA、ルモゲンブリリアントイエロー、ルモゲ
ンしブリリアントグリーンなどがある。
これらの染料及び顔料は、単独もしくは混合して用いる
。その使用量は染料及び顔料の吸光度によって異なるが
、10〜500m9/m2、好ましくは、20〜200
m9/m2 であるが、本発明の効果を得るためには、
発色面の最大可視分光反射濃度が0.15以上1.0以
下であることが必要である。ここ、でいう最大可視分光
反射濃度とは、波長380nmから780nmまでの単
色光を照射したときの吸光度の最大値である。
本発明における感光層の中に含有されるジアゾ化合物と
カップリング成分は、加熱によって互いに接触して発色
するものであり、ジアゾ化合物としては、発色反応前に
特定の波長の光を受けると分解する光分解性の化合物が
使用される。
本発明でいう光分解性のジアゾ化合物は主に芳香族ジア
ゾ化合物を指し、更に具体的には、芳香族ジアゾニウム
塩、ジアゾスルホネート化合物、ジアゾ7ミノ化合物を
指す。普通、ジアゾ化合物の光分解波長はその吸収極大
波長であるといわれている。又、ジアゾ化合物の吸収極
大波長はその化学構造に応じて、200nm位から70
0nm位まで変化することが知られている。(「感光性
ジアゾニウム塩の光分解と化学構造」角田隆弘、山岡亜
夫著 日本写真学会誌29.(4)197〜205頁(
1965) )  すなわち、ジアゾ化合物を光分解性
化合物として用いると、その化学構造に応じた特定の波
長の光で分解する。又、ジアゾ化合物の化学構造を変え
ることにより、同じカップリング成分とカップリング反
応した場合であっても反応後の色素の色相を変化させる
ことができる。
ジアゾ化合物は一般式ArN2 Xで示される化合物で
ある。(式中、Arは置換又は非置換の芳香環を表し、
N2 はジアゾニウム基を表し、×は酸アニオンを表す
。) 本発明では、光分解波長が異なるかあるいは、光分解速
度が異なるジアゾ化合物を用いることにより多色熱現像
型複写材料とすることもできる。
本発明で使用されるジアゾ化合物の具体例としては、例
えば、下記の例が挙げられる。
4−ジアゾ−1−ジメチル7ミノベンゼン、4−ジアゾ
−2−ブトキシ−5−クロル−1−ジメチルアミノベン
ゼン、4−ジアゾ−1−メチルベンジルアミノベンゼン
4−ジアゾ−1−エチルヒドロキシエチル7ミノベンゼ
ン、4−ジアゾ−1−ジエチル7ミノ−3−メトキシベ
ンゼン、4−ジアゾ−1−モルホリノベンゼン、4−ジ
アゾ−1−モルホリノ−2,5−ジブトキシベンゼン、
4−ジアゾ−1−トルイルメルカプト−2,5−ジェト
キシベンゼン、4−ジアゾ−1−ピペラジノ−2−メト
キシ−5−クロルベンゼン、4−ジアゾ−1−(N、N
−ジオクチルアミノカルボニル)ベンゼン、4−ジアゾ
−1(4−tert−オクチルフェノキシ)ベンゼン、
4−ジアゾ−1−(2−エチルヘキサノイルピペリジノ
)−2゜5−ジブトキシベンゼン、4−ジアゾ−1−(
2l 5−ジーtert−7ミルフエノキシーα−ブタ
ノイルピペリジノ)ベンゼン、4−ジアゾ−1−(4−
メトキシ)フェニルチオ−2,5−ジェトキシベンゼン
、4−ジアゾ−1−(4−メトキシ)ベンズ7ミドー2
,5−ジェトキシベンゼン。
4−ジアゾ−1−ピロリジノ−2−メトキシベンゼン 上記ジアゾ化合物とジアゾニウム塩を形成する酸の具体
例としては、例えば、下記の例が挙げられる。
Cn  F 211+I COOH(nは1〜9の整数
)、O7F2m−lSO3H(mは1〜9の整数)、四
フッ化ホウ素、テトラフェニルホウ素、ヘキサフルオロ
リン酸、芳香族カルボン酸、芳香族スルホン酸。
金属ハライド(塩化亜鉛、塩化カドミウム、塩化スズ 
など) 本発明において使用されるジアゾニウム塩を溶解させる
非水溶媒は、ハロゲン化炭化水素、脂肪酸エステル、ケ
トン類、エーテル類より選ばれる少なくとも1種の化合
物であることが好ましく一マイクロカプセルの壁を形成
する高分子物質は、ポリウレタン、ポリウレアより選ば
れる少なくとも1種により形成されるものであることが
好ましい。
本発明に用いられる常圧で40℃以上95℃以下の沸点
をもつ非水溶媒は、溶質であるジアゾニウム塩10重量
部に対して5〜100重量部の割合で使用することが好
ましい。
本発明に用いられる非水溶媒の具体例を下記に列挙する
が、本発明はこれによって限定されるものではない。(
)内は、常圧における沸点を示す。
アセトン(56)、イソ7ミルメチルエーテル(91)
、イソブOビルメチルケトン(94)。
イソ酪酸メチル(92)、エチルイソブチルエーテル(
79)、エチルイソプロピルエーテル(54)、エチル
プロピルエーテル(64)。
塩化t−7ミル(86)、塩化エチレン(84)塩化イ
ソブチル(69)、塩化ブチル(7B)。
塩化エチリデン(57)、塩化ブOピル(46)塩化メ
チレン(42)、ギ酸エチル(54)。
ギ酸プロピル(81)、りOルメチルメチルエーテル(
59)、クロルギ酸メチル(71)。
酢酸エチル(77) 、酢酸メチル(57) 。
四塩化炭素(77)、1.1−ジクロルプロパン(86
)、トリクロルエチレン(87) 。
ブOピオン酸メチル(80)、プロビル二一テル(91
)、メチルクロロホルム(74)。
クロロホルム(61) 本発明のマイクロカプセルは、実質的に非水溶媒を含ま
ないという特徴を有しているものであるが、本発明者ら
はこのマイクロカプセルの中に含まれる非水溶媒を以下
の方法にて定量することを開発し、本発明の「実質的に
含まない」について規定した。
本発明のマイクロカプセルはカプセル液星独で使用され
ることはほとんど無く、カプラーや塩基とともに塗液を
つくり、塗布、乾燥を経て複写材料の膜中に存在させる
という使用形態が一般的である。従って、カプセル液の
段階では数%含まれていた非水溶媒も塗膜中では検出限
界息下になってしまった。
本発明の製造方法にて製造したマイクロカプセル液0.
19を20ccのメスフラスコにはかりとり、メタノー
ルを加えて正確に20ccとした後、30分放置した。
マイクロシリンジにて上記メタノール溶液2CCをはか
りとり、ガスクロマトグラフ質量分析装置(日立製作所
M−808)に注入した。カラムはTENAX3mmφ
X1mを用いた。測定すべき溶媒に応じたm / zビ
ークを使って定量した。。(例えば、酢酸エチルの場合
はm / z = 43 、塩化メチレンの場合は84
のピークを使った。) この測定方法によると本発明のマイクロカプセル液には
0.01〜3.00%の非水溶媒が含まれていた。
本発明に用いられるマイクロカプセルの壁を形成する互
いに反応して高分子物質を生成する同種または異種の化
合物は、ポリウレア、ウレタンが好ましくそれぞれ相当
するモノマーとして芳香族または脂肪族イ、ソシ7ネー
ト化合物から選択される。本発明のジアゾ化合物を含有
させたマイクロカプセルは、相当するモノマーを重合し
得ることができるが、モノマーの使用量は該マイクロカ
プセルの平均粒径0.3μ〜12μ、壁厚0.01〜0
.3になるように決定される。またジアゾ化合物は、0
.05〜5.09/m2塗布することが好ましい。
本発明に用いられるカップリング成分としては塩基性雰
囲気でジアゾ化合物とカップリングして色素を形成する
もので、カルボニル基の隣にメチレン基を有するいわゆ
る活性メチレン化合物、フェノール誘導体、ナフトール
誘導体などがあり、具体例として下記のものが挙げられ
る。
レゾルシン、フロログルシン、2.3−ジヒドロキシナ
フタレン−6−スルホン酸ナトリウム、1−ヒドロキシ
−2−ナフトエ酸モリホリノプ口ピル7ミド、1.5−
ジヒドロキシナフタレン、2.3−ジヒドロキシナフタ
レン、2.3−ジヒドロキシ−6−スルファニルナフタ
レン、2−ヒドロキシ−3−ナフトエ酸モルホリノプロ
ピル7ミド、2−ヒトOキシー3−ナフトエ酸オクチル
7ミド、2−ヒドロキシ−3−ナフトエ酸7ニリド、ベ
ンゾイル7セトニリド、1−フェニル−3−メチル−5
−ピラゾロン、1− (2,4,6−ドリクロロフエニ
ル)−3−7ニリノー5−ピラゾロン、2−(3−α−
(2,5−ジーtert−7ミルフエノキシ)−ブタン
7ミドベンヅ7ミド)フェノール、2,4−ビス−(ベ
ンゾイルアセト7ミノ)トルエン、1,3−ビス−(ピ
バロイル7セト7ミイメチル)ベンゼン これらのカップリング成分は単独でも2掻取上の併用で
も用いることができ、必要に応じて任意の色相を得るこ
ともできる。
本発明の発色助剤として、熱現像時に系を塩基性にして
カップリング反応を促進する目的で、有機塩基を加える
。これらの塩基性物質としては、水難溶性ないしは水不
溶性の塩基性物質や、加熱によりアルカリを発生する物
質が用いられる。
塩基性物質としては、無機及び有機のアンモニウム塩、
有機アミン、7ミド、尿素やチオ尿素及びその誘導体、
チアゾール類、ピロール類、ピリミジン類、ピペラジン
類、グアニジン類、インドール類、イミダゾール類、イ
ミダシリン芙頁、トリアゾール類、モルホリン類、ピペ
リジン類、アミジン類、フォルム7ミジン類、ピリジン
類等の含窒素化合物が挙げられる。これらの塩基性物質
は2種以上併用して用いることができる。
本発明において、ジアゾ化合物1重量部に対してカップ
リング成分は、0.1〜30重量部、塩基性物質は、0
.1〜30重量部の割合で使用することが好ましい。
本発明においては、有機塩基の他にも発色反応を促進さ
せる目的のために発色助剤を加えることができる。
本発明の発色助剤に含まれるものとして、例えば低エネ
ルギーで迅速かつ完全に熱現像が行われるように、感光
層中にフェノール誘導体、ナフトール誘導体、アルコキ
シ置換ベンゼン類、フルコキシ置換ナフタレン類、ヒド
ロキシ化合物、アミド化合物、スルホンアミド化合物を
加えることができる。これらの化合物は、カップリング
成分あるいは、塩基性物質の融点を低下させるか、ある
いは、マイクロカプセル壁の熱透過性を向上させ、その
結果高い発色濃度が得られるものと考えられる。
本発明の発色助剤にはまた、熱融解性物質も含まれる。
熱融解性物質は、常温では固体であって加熱により融解
する融点506C〜150°Cの物質であ、す、ジアゾ
化合物、カップリング成分、或いは塩基性物質を溶かす
物質である。これらの化合物の具体例としては、脂肪酸
7ミド、N置換脂肪酸アミド、ケトン化合物、尿素化合
物、エステル類等が挙げられる。
本発明に用いられるカップリング成分、塩基性物質、そ
の他の発色助剤は、サンドミル等により水溶性高分子と
ともに固体分散して用いるのが良い。本発明の有色の染
料及び顔料はこの工程で添加して用いてもよい。好まし
い水溶性高分子としては、マイクロカプセルを調製する
時に用いられる水溶性高分子が挙げられる(例えば、特
開昭59−190886号参照)。この場合、水溶性高
分子溶液に対してジアゾ化合物、カップリング成分、発
色助剤はそれぞれ5〜40重量%になるように投入され
る。分散された粒子サイズは10μ以下になることが好
ましい。
本発明の複写材料には、コピー後の地肌部の黄着色を軽
減する目的で光重合性組成物等に用いられる遊離基発生
剤(光照射により遊離基を発生する化合物)を加えるこ
とができる。遊離基発生剤としては、芳香族ケトン類、
キノン類、ベンゾイン、ベンゾインエーテル類、7ゾ化
合物、有機ジスルフィド類、7シルオキシムエステル類
などが挙げられる。添加する量、は、ジアゾ化合物1重
量部に対して、遊離基発生剤を0.01〜5重量部が好
ましい。
また同様に黄着色を軽減する目的で、エチレン性不飽和
結合を有する重合可能な化合物(息下、ビニルモノマー
と呼ぶ)を用いることができる。
ビニルモノマーとは、その化学構造中に少なくとも1個
のエチレン性不飽和結合(ビニル基、ビニリデン基等)
を有する化合物であって、モノマーやプレポリマーの化
学形態をもつものである。それらの例として、不飽和カ
ルボン酸及びその塩、不飽和カルボン酸と脂肪族多価ア
ルコールとのエステル、不飽和カルボン酸と脂肪族多価
アミン化合物との7ミド等が挙げられる。ビニルモノマ
ーはジアゾ化合物1重量部に対して0.2〜20重量部
の割合で用いる。
前記遊離基発生剤やビニルモノマーは、ジアゾ化合物と
共にマイクロカプセル中に含有されて用いることが好ま
しい。
本発明では以上の素材の他に酸安定剤としてクエン酸、
酒石酸、シュウ酸、ホウ酸、リン酸、ピロリン酸等を添
加することができる。
本発明の複写材料は、本発明の有色の染料及び顔料と共
にジアゾ化合物を含有したマイクロカプセル、カップリ
ング成分、及び有機塩基、その他の添加物を含有した塗
布液を調製し、紙支持体の上にバー塗布、ブレード塗布
、エフナイフ塗布、グラビア塗布、ロールコーティング
塗布、スプレー塗布、デイツプ塗布、カーテン塗布等の
塗布法により塗布乾燥して国分2.5〜309/m2の
感光層を設ける。本発明の複写材料において、マイクロ
カプセル、カップリング成分、塩基などが上記方法に記
したように同一層に含まれていても良いし、別層に含ま
れるような積層型の構成をとることもできる。 また、
支持体の上に特願昭59−177669号明細書等に記
載した中間層を設けた後感光層を塗布することもできる
本発明の支持体としては、通常の感圧紙や感熱紙、乾式
や湿式のジアゾ復写紙に用いられろ紙支持体などはいず
れも使用することができる他、アルキルケテンダイマー
等の中性サイズ剤によりサイジングされたpH6〜9の
中性紙(特願昭55−14281号記載のもの)、特開
昭57−116687号記載のステキヒトサイズ度とメ
ートル坪量との関係を満たし、かつベック平滑度90秒
以上の紙、特開昭58−136492号に記載の光学的
表面粗さが8μ以下で、かつ厚みが30〜150μの紙
、特開昭58−69091号記載の密度0.99/cm
’以下でかつ光学的接触率が15%以上の紙、特開昭5
8−69097号に記載のカナダ標準濾水度(JIS 
 P8121)で400cc以上に叩解処理したパルプ
より抄造し塗布液のしみこみを防止した紙、特開昭58
−65695号に記載のヤンキーマシーンにより抄造さ
れた原紙の光沢面を塗布面とし発色濃度及び解像力を改
良するもの、特開昭59−35985号に記載の原紙に
コロナ放電処理を施し、塗布適性を改良した紙なども用
いることができる。
また本発明で支持体として使用される合成樹脂フィルム
は、現像過程での加熱に対しても変形が少なく、寸法安
定性を有する公知の材料の中から任意に選択することが
できる。このようなフィルムとしては、ポリエチレンテ
レフタレートやポリブチレンテレフタレート、ポリカー
ボネート等のポリエステルフィルム、三酢酸セルO−ス
フィルム等のセルロース誘導体フィルム1.ポリスチレ
ンフィルム、ボリブ0ピレンフィルム、ポリエチレン等
のポリオレフィンフ・イルム、ポリイミドフィルム等が
挙げられ、これら単体であるいは貼り合わせて用いるこ
とができる。支持体の厚みとしては、20〜200μの
ものが用いられる。
紙、合成樹脂フィルムともに、支持体と塗布層とを強固
に密着させるために下塗りなどの公知の前処理を施すこ
とができる。
本発明の複写材料に画像を形成するには、下記の方法が
好ましい。原稿の像に対応した露光を行い感光層に潜像
形成を行うとともに、この像形成部以外を光照射により
定着させる工程において、露光用光源としては、種々の
蛍光灯、キセノンランプ、水銀灯などが用いられ、この
発光スペクトルが複写材料で用いたジアゾ化合物の吸収
スペクトルにほぼ一致していることが、像形成部以外を
効率よく光定着させることができて好ましい。しかしな
がら、本発明の有色の染料及び顔料のうちその吸収スペ
クトルがジアゾ化合物のそれと近似しているものを使用
する場合には、定着のための光照射時間を長くするか、
用いる光源の照度を大きくすることが必要である。また
、材料の感光層全面を加熱して現像する工程において、
加熱手段としては、熱ペン、サーマルヘッド、赤外線、
高周波、ヒートブロック、ヒートローラー等を用いるこ
とができる。
以下、本発明を実施例によって更に詳述すφが本発明は
これらの実施例によって制限されるものではない。
〈実施例〉 (本発明のカプセル液の調製)=1−モルホリノ−2,
5−ジブトキシベンゼン−4−ジアゾニウムへキサフル
オロリン酸塩3.45部及びキシリレンジイソシアネー
トとトリメチロールプロパン(3:1)付加物18部を
酢酸エチル10部に添加し、加熱溶解した。このジアゾ
化合物の溶液を、−ポリビニルアルコール5.2部が水
58部に溶解されている水溶液に混合し、20℃で乳化
分散し、平均粒径2.5μの乳化液を得た。得られた乳
化液に水10〇一部を加え、攪拌しながら50℃に加温
し、3時間後にジアゾ化合物を芯物質に含有したカプセ
ル液を得た。この反応中容器は水流ポンプにて400m
m89〜500mmH9の減圧下に保った。 前述の測
定方法によりカプセル液中の酢酸エヂルを定量し0゜6
2%の値を得た。
(本発明の複写材料の作成):本発明のカプセル液50
部に、2−ヒドロキシ−3−ナフトエ酸7ニリドを10
部とトリフェニルグアニジン10部を5%ポリビニルア
ルコール水溶液200部に加えてサンドミルで約24時
間分散して得た平均粒径3μmの分散物50部及び40
%炭酸カルシウム分散液10部、及び第1表に示す本発
明の染料、顔料の分散液を加えて塗布液とした。この塗
布液を平滑な紙支持体にコーティングバーを用いて乾燥
重量109/m” になるように塗布し、50℃1分間
乾燥し複写材料A−Eを作成した。
複写材料A−Eにテスト用原稿(トレーシングペーパー
に直径3cmの円を2B鉛筆で均一に黒く塗ったもの)
を上に重ねて蛍光灯により露光した。このとき、蛍光灯
の発光スペクトルは420nmに極大値をもつランプを
使用した。次いで、120°Cに加熱したヒートブロッ
クにより3秒間加熱して画像を形成した。また、シェル
フライフをテストするために、40℃90%RHで24
時間保存した後同様の方法で露光、120℃現像した。
60℃30%RHで24時間保存のテストもおこなった
。各テストによって得られた試料の発色部の濃度をマク
ベス濃度計にて測定、地肌濃度を分光反射スペクトルか
ら読み取った。その結果を表1に示した。
表2には、シェルフライフをテストした結果を示した。
この結果により、本発明の目的が確認できた。
〜以上〜

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)支持体上にジアゾ化合物、カップリング成分及び発
    色助剤を含有する熱現像しうる感光層を設けた複写材料
    において、該感光層中に有色の染料及び顔料のうち少な
    くともいずれか一方を含有させて発色面の最大可視分光
    反射濃度値を0.15以上1.0以下としたことを特徴
    とする熱現像型複写材料。 2)該ジアゾ化合物は、マイクロカプセル中に含有され
    ており、かつ、該マイクロカプセルは常圧40〜95℃
    の沸点をもつ非水溶媒にジアゾニウム塩及び互いに反応
    して高分子物質を生成する同種または異種の化合物を溶
    解した溶液を、親水性保護コロイド溶液中に乳化分散後
    、反応容器を減圧にしながら系を昇温して油滴表面に壁
    形成物質を移動させ、かつ油滴表面で重付加及び重縮合
    による高分子生成反応を進行させて壁膜を形成させるこ
    とにより実質的に溶媒を含まないマイクロカプセルを得
    る方法により製造したもである請求項1に記載の熱現像
    型複写材料。 3)高分子物質は、ポリウレア・ポリウレタンより選ば
    れる少なくとも1種により形成されるものである請求項
    2に記載の熱現像型複写材料。 4)請求項1に記載の複写材料に対して原稿の像に対応
    した露光を行って前記感光層に潜像形成を行うと共にこ
    の像形成部分以外を光照射により定着させる工程と、該
    露光工程後に前記複写材料の感光層全面を加熱して現像
    する工程とを含むことを特徴とする画像形成方法。
JP63204425A 1988-08-17 1988-08-17 熱現像型複写材料 Pending JPH0252790A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63204425A JPH0252790A (ja) 1988-08-17 1988-08-17 熱現像型複写材料

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63204425A JPH0252790A (ja) 1988-08-17 1988-08-17 熱現像型複写材料

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0252790A true JPH0252790A (ja) 1990-02-22

Family

ID=16490327

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63204425A Pending JPH0252790A (ja) 1988-08-17 1988-08-17 熱現像型複写材料

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0252790A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3127067B2 (ja) ジアゾ感熱記録材料
JPH0252790A (ja) 熱現像型複写材料
JP2514073B2 (ja) 熱現像型複写材料
JPH04144784A (ja) 感光感熱記録材料
JPH02949A (ja) 熱現像型複写材料
JPH05142693A (ja) ジアゾ型記録材料
JPH0254250A (ja) 熱現像型複写材料
EP0361898B1 (en) Image-forming by heating recording material containing light-sensitive organic substance
JP2533791B2 (ja) 熱現像型複写材料の画像形成方法
JP2720237B2 (ja) ジアゾ型記録材料
JP3197719B2 (ja) 画像形成方法及びこれに用いる複写材料
JP3213120B2 (ja) ジアゾ感熱記録材料
JPH05305767A (ja) ジアゾ型記録材料
JPH01279239A (ja) 熱現像型複写材料
JPH01248147A (ja) 熱現像型複写材料
JPH0344631A (ja) 熱現像型複写材料
JPH0290148A (ja) 画像形成方法
JPH023371A (ja) 画像形成方法
JPH02950A (ja) 熱現像型複写材料
JPH0222645A (ja) 熱現像型複写材料
JPH0453794A (ja) 感光感熱記録材料
JPH05204089A (ja) ジアゾ型記録材料
JPH0222646A (ja) 熱現像型複写材料
JPH0596856A (ja) ジアゾ型記録材料
JPH0465290A (ja) 感光感熱記録材料