JPH0252782B2 - - Google Patents

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JPH0252782B2
JPH0252782B2 JP316384A JP316384A JPH0252782B2 JP H0252782 B2 JPH0252782 B2 JP H0252782B2 JP 316384 A JP316384 A JP 316384A JP 316384 A JP316384 A JP 316384A JP H0252782 B2 JPH0252782 B2 JP H0252782B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
refrigerant
flow path
compressor
expansion valve
evaporator
Prior art date
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Expired
Application number
JP316384A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS60147073A (ja
Inventor
Nobumitsu Moro
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Subaru Corp
Original Assignee
Fuji Heavy Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Heavy Industries Ltd filed Critical Fuji Heavy Industries Ltd
Priority to JP316384A priority Critical patent/JPS60147073A/ja
Publication of JPS60147073A publication Critical patent/JPS60147073A/ja
Publication of JPH0252782B2 publication Critical patent/JPH0252782B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は航空機の地上空調装置に関するもので
ある。
レーダ等の電子装置類を装備した航空機を地上
にて点検、整備を行う場合、電子装置室及び搭乗
員室、旅客機にあつては客室、貨物輸送機にあつ
ては貨物室等をあらかじめ所定の温度、圧力に保
つておく必要があり、その為に航室機の地上点
検、整備を行うべき基地には航空機用地上空調装
置が常時用意されている。
この地上空調装置は、貨物トラツク或はけん引
車にてけん引されるトレーラ等の空調車上に、駆
動源(例えばデイーゼルエンジン等)、これによ
り駆動される冷、暖房系統及び送風系統等を装着
した構造となつている(例えば実公昭56−42092
号公報参照)が、このような地上空調装置は例え
ば数百人乗りの旅客機の客室或は貨物輸送機の貨
物室等のかなり大容積の空間内を迅速に所定温度
とし且つこの所定温度状態を保たねばならないの
で、特に冷房系統は相当大きな冷房能力をもつた
ものでなければならず、従つて装置全体が大型で
且つ重量も重くなつてしまうと言う問題を有して
いる。
本発明は比較的小型の冷房機器にて大なる冷房
能力を得ることのできる装置を提供することによ
り、装置全体の小型化、軽量化及び高能率化をは
かることを目的とするもので、以下本発明を附図
実施例を参照して説明する。
附図は本発明の実施例を示す冷媒系統説明図で
あり、1はコンプレツサ、2はコンデンサ、3は
レシーバタンク、4はドライヤ、5はサイトグラ
スを示し、図示しない動力源(エンジン又は電動
モータ等)によつてコンプレツサ1が回転し、該
コンプレツサ1の吐出口1aより吐出された高
温、高圧の冷媒はコンデンサ2に流入してここで
通常の空冷手段によつて冷却され、コンデンサ2
の出口附近で上記冷媒はほぼ液化し、レシーバタ
ンク3にて気液分離された後液冷媒のみドライヤ
4及びサイトグラス5を通つてサブクーラ6に流
入して該サブクーラ6を通過する間に更に過冷却
されるようになつている。
上記サブクーラ6を通過した冷媒のうち一部
は、冷媒の主流路Aからa点において第1の分岐
流路Bに流れ、サブクーラ用膨張弁61で減圧膨
張して前記サブクーラ6を流通し、前記レシーバ
タンク3からドライヤ4、サイトグラス5を介し
てサブクーラ6を流通する液冷媒の過冷却を行つ
た後主流路のコンプレツサ1への戻り流路A′に
流入しコンプレツサ1に吸入される。
上記分岐点aより第1の分岐流路Bに流れる冷
媒流量は、コンプレツサ1の冷媒吐出量の約5〜
15%即ちほぼ1割程度でサブクーラ6での過冷却
度はほぼ7〜16℃を保持できる程度の構成とす
る。
このようにしてサブクーラ6で過冷却されa点
を通過して主流路Aを流れる冷媒(コンプレツサ
吐出量の約90%の冷媒)の一部は、b点において
第2の分岐流路Cに流入しプリクーラ用膨張弁7
1にて減圧膨張してプリクーラコイル7内を通過
して戻り流路A′に流入する。
第2の分岐流路Cへの冷媒の分岐流量はコンプ
レツサ1の冷媒吐出量のほぼ20%程度に設定さ
れ、残りのほぼ70%の冷媒は、主流路Aを通つて
低温、低圧の混合ガス状態の冷媒が流れる戻り流
路A′部に設けた熱交換部9を通過する間に該戻
り流路A′内を流れる冷媒によつて更に過冷却さ
れた後、膨張弁81を経てエバポレータ8に流入
し、後述する送風系統のブロアによつて送られて
来る空気(外気)を冷却した後戻り流路A′より
コンプレツサ1へと吸い込まれる。
送風系統は、図示は省略しているが、ブロアに
よつて送風ダクト内に吸入した外気をエバポレー
タダクト10内を流通させ、先ずプリクーラコイ
ル7部にて予冷した後エバポレータ8部を通過す
る間に冷却されて冷風となり、該冷風が図示しな
い出口ダクト、連結ダクト等を介して航空機内に
所定圧にて吹き出すよう構成されている。
上記のように構成した本発明によれば、主流路
を流れる冷媒の過冷却を、該冷媒の一部を取り出
し膨張弁を経てサブクーラに流し、冷媒同志の熱
交換によつて行うようにしたことにより、従来コ
ンデンサ通過後の冷媒を更に空冷手段にて過冷却
していたものに比し数十倍の熱伝達率を得ること
ができ、従つて主流路を流れる冷媒のわずか1/10
程度の冷媒を過冷却用として用いるだけで従来よ
りはるかに大なる過冷却効果を確保でき、冷房能
力の著しい向上をはかり得ると共にサブクーラも
極めて小型とすることができる。
又、従来の過冷却手段は、一般に過冷却用熱交
換器(スーパクーラ)をコンデンサの前面に設置
しコンデンサフアンの回転により過冷却用熱交換
器を通過した後の冷却空気がコンデンサを通過す
る構造としているのが普通であるが、本発明では
コンデンサ前面の過冷却用熱交換器がないので、
コンデンサの冷却効率が従来のものよりはるかに
向上し、その冷却効率の向上分だけコンデンサ小
型化することができる。
更に又本発明では冷媒の戻り流路に熱交換部を
設けて主流路を流れる冷媒を戻り流路内を流れる
低圧、低温の戻り冷媒にて更に過冷却するように
しているので、冷房能力は更に一層向上すると共
に、戻り流路内を流れる気液混合ガス状の戻り冷
媒は該熱交換部における熱交換によつて完全にガ
ス化してコンプレツサに戻るので、従来必要であ
つたエバポレータの過熱用冷媒通過機構は全く不
要となり、該過熱用冷媒通過エリア分だけほぼ20
%前後従来装置より小型とすることができ、前記
コンデンサの小型化と相俟つて装置全体の著しい
小型、軽量化をはかり得るものである。
尚冷房機能の調節はコンプレツサ1の回転数の
制御によつて行い得ると共に、第1及び第2の分
岐通路に流量制御弁を設けてこられ分岐通路への
冷媒流量を制御すること等によつてかなりきめ細
かな調節を行うことができる。又通風系統にヒー
タコアを附加することにより冬期の暖房を行ない
得ることは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
附図は本発明の実施例を示す冷媒系統説明図で
ある。 1……コンプレツサ、2……コンデンサ、6…
…サブクーラ、7……プリクーラコイル、8……
エバポレータ、61,71,81……膨張弁、9
……熱交換部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 貨物トラツクのシヤーシフレーム上又はけん
    引車にけん引されるトレーラのフレーム上に、動
    力源、冷媒系統、暖房系統、送風系統及び制御系
    統等を装備搭載し、地上にて航空機の各種電子装
    置室、客室等に冷風又は温風を吐出供給する航空
    機用地上室調装置において、冷房系統のコンプレ
    ツサより吐出しコンデンサにより空冷された後の
    液冷媒を、冷媒の主流路を流れる冷媒の一部が膨
    張弁を経て流通するサブクーラにて過冷却するよ
    う構成し、該サブクーラで過冷却され主流路を流
    れる冷媒を、それぞれ膨張弁を経て通風系統の通
    風ダクト内に設けたプリクーラコイル及びエバポ
    レータに分岐流通させるよう構成すると共に、上
    記膨張弁を経てエバポレータに至る冷媒流路の膨
    張弁より上流側に、コンプレツサへの戻り流路内
    を流れる戻り冷媒によりエバポレータに流入する
    冷媒を冷却する為の熱交換部を設けたことを特徴
    とする航空機用地上空調装置。
JP316384A 1984-01-11 1984-01-11 航空機用地上空調装置 Granted JPS60147073A (ja)

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JPS60147073A JPS60147073A (ja) 1985-08-02
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JPS60147073A (ja) 1985-08-02

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