JPH025228Y2 - - Google Patents

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JPH025228Y2
JPH025228Y2 JP1981156347U JP15634781U JPH025228Y2 JP H025228 Y2 JPH025228 Y2 JP H025228Y2 JP 1981156347 U JP1981156347 U JP 1981156347U JP 15634781 U JP15634781 U JP 15634781U JP H025228 Y2 JPH025228 Y2 JP H025228Y2
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JP
Japan
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grate
row
rear end
fixed
support beam
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JP1981156347U
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JPS5866232U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、焼却炉におけるストーカーの改良に
関するものである。
従来、焼却炉の火格子の組立、交換作業、補修
工事には火床下部よりの作業を余儀なくされ、堆
積焼却灰の飛散等により作業環境が非常に悪く、
また、火格子の組立に多くのボルト・ナツトを使
用しているため作業に手間が掛かるだけでなく、
ボルト・ナツトの焼付などのトラブルも生じるな
ど、種々の欠点を伴うものであつた。
本考案は、これら従来の諸欠点を解消し、火格
子の組立、交換等の作業を簡便かつ能率良く行う
ことができるストーカーを提供することを目的と
するものである。
すなわち本考案は、焼却炉内に配備され、複数
の火格子を集合して火格子受梁に支持したストー
カーにおいて、前記火格子の後端部付近上面に交
換工具用穴を形成すると共に、該火格子後端部付
近の一方側面に火格子上面から下面に亘つて切欠
いた凹部を、他方側面に凸部をそれぞれ設けて、
互に隣設する火格子の前記凹部と凸部を合致せし
めるように配設し、これら複数個の火格子を、両
端部に位置する火格子の後端部側面から締め付け
たり、緩めたりできるように火格子受梁に設けら
れた保持部材にて押圧固定して可動火格子列と固
定火格子列を構成し、これら可動火格子列と固定
火格子列を被焼却物の移送方向多段、かつ交互に
配備してなる焼却炉におけるストツカーである。
本考案の実施例を図面によつて説明すると、据
付角度θ1、投射角度θ2の上向きストーカにおいて
可動火格子列1は第1図乃至第3図に示すように
火格子11を集合して、また固定火格子列2は火
格子21を集合して、それぞれ形成されたもので
あり、第4図に示すように被焼却物(図示せず)
の移送方向多段、かつ交互に配備されている。
これらの火格子11,21はその後端部付近の一
方の側面に、該火格子の上面から下面に亘つて切
欠いた溝状の凹部5及び、これと反対側の側面に
凸部4が設けられたものであり、互いに隣接する
火格子の凸部4と凹部5が合致できるようになつ
ている。なお、6は交換工具用穴で火格子の後端
部付近上面に形成させてある。
しかして、可動火格子列1又は固定火格子列2
を組み立てる場合には、各火格子の後端部を、山
形鋼8、ミゾ形鋼9及び端板10からなる火格子
受梁3に挿入すると共にそれぞれの凹凸部を隣接
する火格子の凹凸部と合致させたのち、端板10
に螺合した保持部材であるボルト7を締め付けて
火格子側面に当接押圧することによつて火格子受
梁3に固定することができる。
一方、火格子を交換する場合には前記ボルト7
を緩めて火格子側面から離して、交換するべき火
格子の両側面間に充分な間隔をあけたのち、交換
工具用穴6に工具を挿入し前方に引き出せば簡単
に火格子を取り出すことができる。
なお第3図及び第4図中、矢印11は可動火格
子列1の運動方向及び火格子11又は21交換時の
挿入・引出しの方向を示している。また、火格子
の熱膨張は、火格子受梁3と一体に逃げるように
なつていると共に、該火格子受梁3とその近傍は
火炎に対して上段の火格子で遮断されているので
高温度に加熱されることはない。すなわち、火格
子の組立て時には、予め火格子の熱膨張の分だけ
わずかにボルト7を緩めておくことにより、焼却
炉運転時の火格子の破損や、火格子間の間隙から
被焼却物が落下する問題を解消することができ
る。
上記図示例では前記凹凸部は火格子の上面側か
ら見て山型(へ字状)に形成してあるが、コ字状
にしたり、半円状にすることもできる。
なお、上記実施例(第3図参照)においてボル
ト7と両端の火格子の間に例えば耐熱性の鋼板を
介在配備するのも有効であり、これによつて、こ
れら両端部位置の火格子がボルト7の締付力によ
つて損傷するのを防止することができる。
以上述べたように本考案のストーカーでは、火
格子の低温部分である後端部付近に火格子列組立
て用の所定の凹凸部を設けると共に、火格子上面
に交換工具用穴を形成し、この火格子を複数並列
に並べて形成した火格子列をその両端の側面位置
において押圧固定して、それぞれ可動火格子列と
固定火格子列を構成し、火格子受梁に設けられた
保持部材で締め付けたり、緩めたりすることがで
きるようにしてあるから、各火格子は互に凹凸部
で係合されているので、火格子の一つが列からず
り落ちることなく簡単かつ能率良く火格子の交換
作業を行うことができ、また火格子列の据付時及
び稼動時において確実な締結力を得ることがで
き、火格子間の間隙から被焼却物が落下する問題
もなく、しかも熱膨張により前記凹凸部が損傷す
る心配もなくなるなどの効果があり、特に上向き
ストーカーでは火格子自身の重量の分力が火格子
受梁に働くので、簡単な作業により精度良く火格
子列を組み立てることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は火格子
の斜視図、第2図は可動火格子列の組立状態を示
す正面図、第3図は第2図−線による断面
図、第4図はストーカーの使用状態を示す断面図
である。 1……可動火格子列、11……火格子、2……
固定火格子列、21……火格子、3……火格子受
梁、4……凸部、5……凹部、6……交換工具用
穴、7……ボルト、8……山形鋼、9……ミゾ形
鋼、10……端板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 焼却炉内に配備され、複数の火格子を集合して
    火格子受梁に支持したストーカーにおいて、前記
    火格子の後端部付近上面に交換工具用穴を形成す
    ると共に、該火格子後端部付近の一方側面に火格
    子上面から下面に亘つて切欠いた凹部を、他方側
    面に凸部をそれぞれ設けて、互に隣設する火格子
    の前記凹部と凸部を合致せしめるように配設し、
    これら複数個の火格子を、両端部に位置する火格
    子の後端部側面から締め付けたり、緩めたりでき
    るように火格子受梁に設けられた保持部材にて押
    圧固定して可動火格子列と固定火格子列を構成
    し、これら可動火格子列と固定火格子列を被焼却
    物の移送方向多段、かつ交互に配備してなる焼却
    炉におけるストーカー。
JP15634781U 1981-10-22 1981-10-22 焼却炉における火格子 Granted JPS5866232U (ja)

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JP15634781U JPS5866232U (ja) 1981-10-22 1981-10-22 焼却炉における火格子

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JP15634781U JPS5866232U (ja) 1981-10-22 1981-10-22 焼却炉における火格子

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5866232U JPS5866232U (ja) 1983-05-06
JPH025228Y2 true JPH025228Y2 (ja) 1990-02-08

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ID=29948891

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JP15634781U Granted JPS5866232U (ja) 1981-10-22 1981-10-22 焼却炉における火格子

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54122433A (en) * 1978-02-10 1979-09-22 Martin Feuerungsbau Water grating bar and water grating floor

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54122433A (en) * 1978-02-10 1979-09-22 Martin Feuerungsbau Water grating bar and water grating floor

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Publication number Publication date
JPS5866232U (ja) 1983-05-06

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